説明

表示装置及び色味補正方法

【課題】コストをかけずにバックライトの色味のずれを抑制できる表示装置及びそのような表示装置に用いられるバックライトの色味補正方法を提供すること。
【解決手段】表示パネル10の各表示画素が黒表示とされた後(ステップS1)、R LED31a、G LED31b、B LED31cが順次点灯され、各LEDの点灯毎に各LEDから照射される輝度が検出されて、それぞれのLEDから照射される光の輝度を示す信号が電流比較回路44において保持される(ステップS2〜S9)。各LEDから照射される光の輝度を示す信号が保持された後、それぞれのLEDからの光の輝度値に基づいて各LEDへ供給する電流の大きさが補正される(ステップS10)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バックライトを光源として用いる表示装置及びそのような表示装置におけるバックライトの色味補正方法に関する。
【背景技術】
【0002】
液晶表示装置のような非発光型の表示装置は、表示画素がマトリックス状に配列された表示パネルに外部から光を照射することによって表示を行っている。この外部からの光の照射方法としては表示装置の周囲の外光を利用する方法と、表示パネルの背面に光源(バックライト)を配し、バックライトによって表示パネルを照明する方法とがある。一般に、前者の表示装置は反射型の表示装置と呼ばれ、後者の表示装置は透過型の表示装置と呼ばれている。
【0003】
例えば、液晶表示装置に用いられるバックライト装置の設置方式としては、直下型方式やサイドライト方式が一般的である。直下型方式は、液晶パネルの背面に光源としての陰極線管等を設置する方式である。一方、サイドライト方式は、液晶パネルの側面に陰極線管や擬似白色発光ダイオード(LED)等の光源を設置し、この側方に設置された光源からの光を導光板や拡散板等を用いて拡散させて液晶パネルの背面から光を照射する方式である。
【0004】
特に、携帯電話機や情報端末装置(PDA)等の携帯機器においては、表示装置の薄型化及び小型化の傾向が強まり、擬似白色LEDを用いたサイドライト方式が主流になっている。
【0005】
擬似白色LEDは、青色LEDからの青色光をイエローグリーンの光を発する蛍光体に照射し、該青色LEDからの光と蛍光体からの光とを混色させて擬似的な白色光を得るものと、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色のLEDからの光を混色させて擬似的な白色光を得るものとに大別される。青色LEDと蛍光体とを組み合わせて用いる擬似白色LEDは、R,G,Bの3色のLEDを用いるものに比べて鮮やかな表示色が得られないため、近年では、R,G,Bの3色のLEDを用いるものを表示装置用のバックライト装置として適用することが考えられている。
【特許文献1】特開2007−26916号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、R,G,Bの3色のLEDを用いる場合には、R,G,Bの各色のLEDの初期の輝度ばらつきや、寿命による輝度ばらつきによってバックライトからの白色光の色味(例えばホワイトバランス)が所望の色味からずれてしまう場合がありうる。このような経年劣化等による色味のずれを防止するために、R,G,Bの各色のLEDの色味を検出し、各色のLEDに供給する電流量を個別に制御する方法が考えられる。
【0007】
R,G,Bの各色のLEDの色味を検出するためには、例えばカラーセンサと呼ばれるセンサを用いることが考えられる。しかしながら、カラーセンサは高価であり、安価な一般民生品に組み込むことは困難である。
【0008】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、コストをかけずにバックライトの色味のずれを抑制できる表示装置及びそのような表示装置に用いられるバックライトの色味補正方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様の表示装置は、複数の表示画素がマトリクス状に配された表示パネルと、前記各表示画素において階調表示を行うための電圧を印加する表示制御部と、前記各表示画素に混色光を照射するための複数の異なる色の光を照射する複数の発光ダイオードを有するバックライトと、前記複数の発光ダイオードを順次点灯させるように制御するタイミング制御部と、前記複数の発光ダイオードが点灯する毎に、該点灯した発光ダイオードから照射される光の輝度を検出する輝度検出部と、前記検出した各発光ダイオードの輝度に基づいて前記各発光ダイオードから照射される光の輝度を補正する補正部とを具備し、前記表示制御部は、前記輝度検出部が各発光ダイオードの輝度を検出する際には、前記各表示画素に、黒レベルの階調に対応した電圧を印加することを特徴とする。
【0010】
また、上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様の色味補正方法は、非発光型の表示装置の光源として用いられるバックライトから照射される白色光の色味を補正する色味補正方法であって、前記表示装置が有する表示パネルの各表示画素を黒表示とし、前記白色光を照射するための複数の異なる色の光を照射する複数の発光ダイオードを順次点灯させ、前記複数の発光ダイオードを点灯させる毎に、該点灯した発光ダイオードの輝度を検出し、前記検出した各発光ダイオードの輝度に基づいて前記各発光ダイオードから照射される光の輝度を補正することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、コストをかけずにバックライトの色味のずれを抑制できる表示装置及びそのような表示装置に用いられるバックライトの色味補正方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置の一例としての液晶表示装置の全体構成を示す図である。図1に示す表示装置は、表示パネル10と、LCD制御部20と、バックライト30と、バックライト制御部40とを有している。
【0013】
表示パネル10は、薄膜トランジスタ(TFT)と液晶層等からなる表示画素がマトリクス状に配されて構成されている。各表示画素は、LCD制御部20からの電圧印加を受けて光の透過率を変化させる特性を有し、バックライト30から照射される光を透過させることで階調表示を行う。LCD制御部20は、外部から入力される表示データに基づいて表示パネル10の各表示画素に対して電圧印加を行う。
【0014】
バックライト30は、表示パネル10の背面側に配置され、表示パネル10の背面側から白色光を照射する。バックライト制御部40は、バックライト30の動作を制御する。
【0015】
図2は、バックライト30の構成を示す図である。図2に示すように、バックライト30は、光源としての白色LED31と、導光板32と、反射板33と、フォトセンサ34とを有している。
【0016】
白色LED31は、導光板32の側面に設置され、バックライト制御部40からの電流供給を受けて発光する。ここで、白色LED31は、バックライト制御部40からの電流供給を受けて赤色(R)の光を発するR LED31aと、バックライト制御部40からの電流供給を受けて緑色(G)の光を発するG LED31bと、バックライト制御部40からの電流供給を受けて青色(B)の光を発するB LED31cとを有し、これら各LEDからの光を混色させることで擬似的な白色光を生成するようになされている。
【0017】
導光板32は、白色LED31によって生成される白色光を表示パネル10の側に光路変更するとともに、この光路変更した白色光を表示パネル10の表示面に対して均一輝度となるように拡散させる。反射板33は、白色LED31によって生成され、導光板32に入射しなかった白色光を導光板32の方向に反射させる。
【0018】
フォトセンサ34は、導光板32の、R LED31a、G LED31b、B LED31cが設置される面と対向する面に設置され、R LED31a、G LED31b、B LED31cの発光光の色味補正の際に、R LED31a、G LED31b、B LEDからの光を個別に検出する。フォトセンサ34は、例えばフォトダイオードやフォトトランジスタ等の入射光の輝度に応じた電流を出力する素子から構成されている。
【0019】
ここで、白色LED31及びフォトセンサ34を導光板32の側面に配置することにより、バックライト30の厚さを薄くすることが可能である。また、R LED31a、G LED31b、B LEDからの光を直接光で検出することが可能である。
【0020】
図3は、バックライト制御部40の内部の構成を示した図である。図3に示すように、バックライト制御部40は、R LED電流制御回路41aと、G LED電流制御回路41bと、B LED電流制御回路41cと、タイミング制御回路42と、信号増幅回路43と、電流比較回路44とを有している。
【0021】
R LED電流制御回路41aは、タイミング制御回路42からのタイミング制御信号に従って、R LED31aを発光させるための電流をR LED31aに供給する。G LED電流制御回路41bは、タイミング制御回路42からのタイミング制御信号に従って動作し、G LED31bを発光させるための電流をG LED31bに供給する。B LED電流制御回路41cは、タイミング制御回路42からのタイミング制御信号に従って動作し、B LED31cを発光させるための電流をB LED31cに供給する。
【0022】
タイミング制御回路42は、R LED電流制御回路41a、G LED電流制御回路41b、B LED電流制御回路41c、及びフォトセンサ34の動作タイミングを決定するためのタイミング信号を出力する。タイミング信号は、例えばハイレベルのときに各LED電流制御回路及びフォトセンサ34を動作状態とし、ローレベルのときに各LED電流制御回路及びフォトセンサ34を非動作状態とする。
【0023】
ここで、本実施形態においては、液晶表示装置として通常の動作をさせる場合には、R LED電流制御回路41aと、G LED電流制御回路41bと、B LED電流制御回路41cとを同一タイミングで動作させる。一方、R LED31a、G LED31b、B LED31cの発光光の色味補正の際には、R LED電流制御回路41aと、G LED電流制御回路41bと、B LED電流制御回路41cとをそれぞれ異なるタイミングで動作させる。
【0024】
信号増幅回路43は、フォトセンサ34から入力されるR LED31a、G LED31b、B LED31cのそれぞれの発光光の輝度を示す信号を増幅して電流比較回路44に出力する。
【0025】
電流比較回路44は、信号増幅回路43から入力されるR LED31a、G LED31b、B LED31cのそれぞれの発光光の輝度を示す信号に基づいて、R LED31a、G LED31b、B LED31cからの光を混合した結果として適正な白色が得られるように、R LED電流制御回路41a、G LED電流制御回路41b、B LED電流制御回路41cが出力する電流の大きさを補正する。
【0026】
以下、本実施形態におけるバックライト30の白色光の色味補正方法について説明する。図4は、色味補正の処理の流れについて示すフローチャートである。図4の処理は、液晶表示装置の電源投入時やスタンバイ状態からの復帰時、電源遮断時等に行われる。
【0027】
色味補正の際に、まず、LCD制御部20は、表示パネル10の各表示画素が黒表示となるように電圧印加を行う(ステップS1)。即ち、LCD制御部20は、表示パネル10の各表示画素に黒レベルに対応した電圧を印加して各表示画素を黒表示させる。このように表示パネル10の各表示画素を黒表示とすることにより、各表示画素を介した表示パネル10からバックライト30への外光の入射を防止してLCDの色味の補正を正確に行うことが可能である。
【0028】
表示パネル10の各表示画素を黒表示とした後、タイミング制御回路42は、R LED電流制御回路41aが動作状態、G LED電流制御回路41b及びB LED電流制御回路41cが非動作状態となるようにタイミング制御信号を設定する。これにより、R LED31aを点灯状態、G LED31b及びB LED31cを消灯状態とする(ステップS2)。
【0029】
R LED31aが点灯状態となると、R LED31aからの赤色光はフォトセンサ34において受光される。フォトセンサ34は、R LED31aからの赤色光の輝度に応じた信号(R輝度信号)を信号増幅回路43に出力する。信号増幅回路43は、フォトセンサ34からのR輝度信号を所定の増幅率で増幅して電流比較回路44に入力する。電流比較回路44は、信号増幅回路43から入力されたR輝度信号を保持する(ステップS3)。
【0030】
R輝度信号の保持が終了した後、タイミング制御回路42は、R LED電流制御回路41aが非動作状態となるようにタイミング制御信号を設定する。これを受けてR LED電流制御回路41aは、R LED31aへの電流供給を終了し、R LED31aを消灯させる(ステップS4)。
【0031】
R LED31aを消灯させた後、タイミング制御回路42は、G LED電流制御回路41bが動作状態、R LED電流制御回路41a及びB LED電流制御回路41cが非動作状態となるようにタイミング制御信号を設定する。これにより、G LED31bを点灯状態、R LED31a及びB LED31cを消灯状態とする(ステップS5)。
【0032】
G LED31bが点灯状態となると、G LED31bからの緑色光はフォトセンサ34において受光される。フォトセンサ34は、G LED31bからの緑色光の輝度に応じた信号(G輝度信号)を信号増幅回路43に出力する。信号増幅回路43は、フォトセンサ34からのG輝度信号をR輝度信号と同一の所定の増幅率で増幅して電流比較回路44に入力する。電流比較回路44は、信号増幅回路43から入力されたG輝度信号を保持する(ステップS6)。
【0033】
G輝度信号の保持が終了した後、タイミング制御回路42は、G LED電流制御回路41bが非動作状態となるようにタイミング制御信号を設定する。これを受けてG LED電流制御回路41bは、G LED31bへの電流供給を終了し、G LED31bを消灯させる(ステップS7)。
【0034】
G LED31bを消灯させた後、タイミング制御回路42は、B LED電流制御回路41cが動作状態、R LED電流制御回路41a及びG LED電流制御回路41bが非動作状態となるようにタイミング制御信号を設定する。これにより、B LED31cを点灯状態、R LED31a及びG LED31bを消灯状態とする(ステップS8)。
【0035】
B LED31cが点灯状態となると、B LED31cからの青色光はフォトセンサ34において受光される。フォトセンサ34は、B LED31cからの青色光の輝度に応じた信号(B輝度信号)を信号増幅回路43に出力する。信号増幅回路43は、フォトセンサ34からのB輝度信号をR、G輝度信号と同一の所定の増幅率で増幅して電流比較回路44に入力する。電流比較回路44は、信号増幅回路43から入力されたB輝度信号を保持する(ステップS9)。
【0036】
B輝度信号の保持が終了した後、電流比較回路44は、R輝度信号によって示される輝度値と、G輝度信号によって示される輝度値と、B輝度信号によって示される輝度値をそれぞれ予め定められた適正な白色におけるR,G,Bの輝度値と比較する。この比較の結果から、電流比較回路44は、予め定められた適正な白色が得られるように各LED電流制御回路を制御する(ステップS10)。具体的には、予め定められた適正な白色の輝度値に対し、最も低い輝度値を示した色のLEDを基準とし、適正な白色が得られるような所定の掛け率を掛けた輝度値で他の2つのLEDが点灯するようにLED電流制御回路の出力電流を補正する。例えば、Gの輝度値が最も低い場合には、R LED電流制御回路41aの出力電流をR/G倍し、B LED電流制御回路41cの出力電流をB/G倍する。
【0037】
ステップS10の色味補正の終了後、タイミング制御回路42は、各LED電流制御回路が動作状態となるようにタイミング制御信号を設定し、各LEDを点灯させる。これにより、通常の表示動作に移行する。つまり、例えば外部から入力される表示データに基づいて表示パネル10の各表示画素に対して電圧印加を行うといった表示動作に移行する。
【0038】
以上説明したように、本実施形態によれば、高価なカラーセンサを用いずにフォトダイオード等の安価なフォトセンサによって、白色LEDを構成するR,G,Bの各LEDの輝度を検出することが可能である。これにより、バックライトからの白色光の色味を適切に補正することが可能である。また、色味の補正に先立って表示パネルの各表示画素を黒表示とすることにより、補正の際に、外光の影響を除去してより正確な色味の補正を行うことが可能である。また、ユーザにとっては、各LEDを順次点灯していくことによる不自然な表示を見ることがないという効果もある。
【0039】
上述の実施形態では、各表示画素に照射される白色光の色味(例えばホワイトバランス)が適正となるように各LEDから照射される光の輝度を調整する場合について説明したが、各表示画素に照射される光は白色光に限定されるものではなく、各表示画素に照射される光が、それぞれが異なる色を発光する複数の光源からの混色光であれば適宜本発明を適用することが可能である。各表示画素に照射される混色光の色味が適正となるように各LEDから照射される光の輝度を調整することができる。また、光源には、陰極線管などLED以外の発光光源を使用してもよい。
【0040】
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
【0041】
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上述したような課題を解決でき、上述したような効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の一実施形態に係る表示装置の一例としての液晶表示装置の全体構成を示す図である。
【図2】バックライトの構成を示す図である。
【図3】バックライト制御部の内部の構成を示した図である。
【図4】色味補正の処理の流れについて示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0043】
10…表示パネル、20…LCD制御部、30…バックライト、31…白色LED、31a…R LED、31b…G LED、31c…B LED、32…導光板、33…反射板、34…フォトセンサ、40…バックライト制御部、41a…R LED電流制御回路、41b…G LED電流制御回路、41c…B LED電流制御回路、42…タイミング制御回路、43…信号増幅回路、44…電流比較回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の表示画素がマトリクス状に配された表示パネルと、
前記各表示画素において階調表示を行うための電圧を印加する表示制御部と、
前記各表示画素に混色光を照射するための複数の異なる色の光を照射する複数の発光ダイオードを有するバックライトと、
前記複数の発光ダイオードを順次点灯させるように制御するタイミング制御部と、
前記複数の発光ダイオードが点灯する毎に、該点灯した発光ダイオードから照射される光の輝度を検出する輝度検出部と、
前記検出した各発光ダイオードの輝度に基づいて前記各発光ダイオードから照射される光の輝度を補正する補正部と、
を具備し、
前記表示制御部は、前記輝度検出部が各発光ダイオードの輝度を検出する際には、前記各表示画素に、黒レベルの階調に対応した電圧を印加することを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記混色光が白色光であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記補正部は、前記白色光のホワイトバランスを調整することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記複数の発光ダイオードと前記輝度検出部とは互いに対向して配置されることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の表示装置。
【請求項5】
非発光型の表示装置の光源として用いられるバックライトから照射される混色光の色味を補正する色味補正方法であって、
前記表示装置が有する表示パネルの各表示画素を黒表示とし、
前記混色光を照射するための複数の異なる色の光を照射する複数の発光ダイオードを順次点灯させ、
前記複数の発光ダイオードを点灯させる毎に、該点灯した発光ダイオードの輝度を検出し、
前記検出した各発光ダイオードの輝度に基づいて前記各発光ダイオードから照射される光の輝度を補正する、
ことを特徴とする色味補正方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−151024(P2009−151024A)
【公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−327796(P2007−327796)
【出願日】平成19年12月19日(2007.12.19)
【出願人】(000001443)カシオ計算機株式会社 (8,748)
【Fターム(参考)】