説明

表示装置

【課題】動画ブレの防止及び画面内の輝度分布の均一化を簡素な構成で実現することができる表示装置を提供する。
【解決手段】カウンタ75aからパルス発生回路76aに信号が出力されると同時に、カウンタ75bにも信号が出力され、カウンタ75b〜75hもカウンタ75aと同様な動作を行う。各光源ユニット5a〜5hは、直近で光源ユニットが消灯した時点から、所定時間ずつ遅れて順次消灯し、簡素な構成にて動画ブレを確実に防止することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は映像を表示する表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
表示画面の大きさに比べて室内の占有面積が小さい液晶表示装置は、限られた室内空間を有効に利用することができることから、一般に広く普及している。液晶表示装置は、前キャビネットの内側に配置された映像を表示する液晶表示パネルに、後キャビネットに収容してある光源ユニットからの光を照射して、映像を表示するように構成されている。
【0003】
THX規格及び中国の高清規格には、画面内の輝度分布の均一性が評価項目として挙げられており、液晶表示パネルの画面の輝度分布の均一化を図ることが求められている。画面の輝度分布の均一化を図るためには、画面の輝度分布に応じて光源ユニットの輝度をPWM(Pulse Width Modulation)制御することが考えられる(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−180933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方で液晶表示パネルは、入力されたフレーム画像に基づく映像を所定時間保持するため、いわゆる動画ブレを生じやすく、該動画ブレを解消するために、光源ユニットを間欠的に消灯させる制御も必要となる。
【0006】
しかし画面の輝度分布に応じたPWM制御と間欠的に消灯させる制御とは、いずれも光源ユニットの駆動に対する処理であり、同時的に実現することが難しい。
【0007】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、動画ブレの防止及び画面内の輝度分布の均一化を簡素な構成にて実現することができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る表示装置は、順次的に入力される画像信号に基づいて映像を表示する表示パネルと、該表示パネルに対向して並設されており、前記表示パネルに向けて光を出射する複数の光源ユニットと、入力される画像信号に基づく映像が前記表示パネルに表示される期間を設定する期間設定手段とを備え、前記複数の光源ユニットは、前記期間設定手段にて設定された期間内に間欠的に点灯する表示装置において、前記表示パネルにおける輝度分布に応じて予め定められた電流値を前記複数の光源ユニットそれぞれに設定する電流値設定手段と、前記期間設定手段にて設定された期間における前記複数の光源ユニットそれぞれの消灯開始時点及び消灯時間を設定する消灯時間設定手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
本発明においては、一つの映像が前記表示部に保持(表示)されている間に、複数の光源ユニットそれぞれを所定のタイミングで消灯させると共に表示パネルの輝度分布に応じて、輝度の低い箇所に対向する光源ユニットに高電流を設定し、輝度の高い表示面の箇所に対向する光源ユニットに低電流を設定する。
【0010】
本発明に係る表示装置は、前記消灯時間設定手段は、一の光源ユニットの消灯開始時点から、前記期間設定手段にて設定された期間を前記複数の光源ユニットの数で除算した時間が経過した時点を、前記一の光源ユニットの隣に位置する他の光源ユニットの消灯開始時点に設定するようにしてあることを特徴とする。
【0011】
本発明においては一つの映像が前記表示パネルに表示されている間に光源ユニットそれぞれを並び方向に順次消灯させて、疑似インパルス駆動を実現する。
【0012】
本発明に係る表示装置は、前記電流値設定手段は、前記表示パネルの中央部に対向する光源ユニットに、前記表示パネルの他部に対向する光源ユニットに設定される電流値よりも小さい電流値を設定するようにしてあることを特徴とする。
【0013】
本発明においては、輝度の低い表示パネルの中央部に対向する光源ユニットに高電流を設定し、中央部に比べて輝度の高い表示パネルの箇所に対向する光源ユニットに低電流を設定する。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係る表示装置にあっては、一つの映像が表示パネルに表示されている間に、複数の光源ユニットそれぞれを所定のタイミングで消灯させると共に表示パネルの輝度分布に応じて、輝度の低い表示パネルの箇所に対向する光源ユニットに高電流を設定し、輝度の高い表示パネルの箇所に対向する光源ユニットに低電流を設定するので、動画ブレを防止することができ、また画面内の輝度分布の均一化を簡素な構成で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】実施の形態に係る表示装置の外観を示す斜視図である。
【図2】光源ユニットを略示する正面図である。
【図3】制御装置を略示するブロック図である。
【図4】光源駆動回路を略示するブロック図である。
【図5】垂直同期信号とスイッチとの関係を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下本発明を実施の形態に係る表示装置を示す図面に基づいて詳述する。図1は表示装置の外観を示す斜視図、図2は光源ユニットを略示する正面図である。
【0017】
図において1は液晶及びTFT(Thin Filter Transistor)を備える矩形の表示パネルである。該表示パネル1は、TFTの動作を制御することによって液晶への印加電圧を制御し、光の透過率を調整する。光の透過率を調整することによって、表示パネル1の前面(表示面)10に所定の映像が表示される。
【0018】
表示パネル1は、前保持枠体と後保持枠体と(いずれも図示せず)によって、その周縁部が挟持されており、矩形枠状の前キャビネット2に収容されている。前キャビネット2は前保持枠体及び後保持枠体の周囲に配置されている。前キャビネット2は矩形の開口を備えており、該開口の寸法は表示パネル1に対応した寸法となっている。
【0019】
表示パネル1の後側には、矩形板状のバックライトシャーシ4が配設してある。該バックライトシャーシ4の前部にて、複数の(本実施例においては8個の)光源ユニット5a〜5hが支持されている。光源ユニット5a〜5h及びバックライトシャーシ4は、後キャビネット3に収容されている。なお後キャビネット3の前縁部は図示しない係合凸部を備え、前キャビネット2の後縁部は図示しない係合凹部を備えており、該係合凹部及び係合凸部を係合させて、前キャビネット2と後キャビネット3とが連結してある。
【0020】
光源ユニット5a〜5hは上下に並んでおり、光源ユニット5aは最も上に位置し、光源ユニット5hは最も下に位置する。光源ユニット5a〜5hは、矩形横長の基板50と、該基板50に実装された複数のLED(Light Emitting Diode)51、51、・・・、51とを備えている。LED51、51、・・・、51は、基板50上にて等間隔を空けて横方向に並んでおり、相互に直列接続されている。
【0021】
バックライトシャーシ4の後部には、LED51及び表示パネル1の駆動を制御する制御装置7が設けてある。図3は制御装置7を略示するブロック図である。
【0022】
制御装置7は、マイクロコンピュータ(以下マイコンという)70、図示しない外部機器(チューナ及び記録媒体に記録された映像を再生する再生機器など)から入力されたフレーム画像を処理する画像処理部71、画像処理部71から出力された映像データに基づいて、表示パネル1の駆動を制御するパネル制御部72、マイコン70から入力された指令に基づいて、光源ユニット5の駆動を制御する光源制御部73とを備える。
【0023】
マイコン70には、表示面10における輝度分布に応じて、各光源ユニット5a〜5hに対応する電流値が予め設定してある。マイコン70は、前記電流値を示す信号を光源制御部73に出力する。なおマイコン70は、図示しない操作部からの操作信号に基づいて、各光源ユニット5a〜5hに対応する電流値を記憶する。光源制御部73は、マイコン70から前記電流値を取得し、取得した電流値に基づいて、後述する可変抵抗器78a〜78h(図4参照)の抵抗値を設定する。
【0024】
一般に、表示面10における輝度は、中央部から離れるに従って低下する。そのため表示面10の中央部に対向する光源ユニットに対する電流値が最も低く、中央部から最も離れた表示面10の箇所に対向する光源ユニットに対する電流値が最も高い。
【0025】
例えば、マイコン70は、図2において中央部に位置する光源ユニット5d、5eに対しては32[mA]を設定し、光源ユニット5d、5eの近傍に位置する光源ユニット5b、5c、5f、5gに対しては41[mA]を設定し、中央部から最も離れた光源ユニット5a、5hに対しては60[mA]を設定する。
【0026】
マイコン70は画像処理部71に対して、フレーム画像の寸法と表示パネル1の寸法とを整合させるためのスケーラ設定処理及びフレーム画像の画質を設定するための画質設定処理を行う。
【0027】
画像処理部71は、入力されたフレーム画像に対し、コントラスト補正処理、色補正処理、ガンマ補正処理、倍速処理、スケーラ設定及び画質設定などの映像処理を施す。
【0028】
パネル制御部72は、画像処理部71から順次入力される複数のフレーム画像同士の出力タイミングを調整する。またパネル制御部72は、表示パネル1の駆動を制御する。パネル制御部72は、クロック72aを備えており、該クロック72aの計時結果に基づいて、光源制御部73に垂直同期信号VS及び水平同期信号HSを出力する。なお垂直同期信号VS及び水平同期信号HSはパルス波であり、垂直同期信号のパルス波の周期は、パネル制御部72からフレーム画像が出力される周期に等しい。
【0029】
光源制御部73は光源駆動回路74を備えており、また図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを備え、CPUは、ROMに格納された制御プログラムをRAMに読み込んで実行し、光源駆動回路74を介してLED51の駆動を制御する。
【0030】
図4は光源駆動回路74を略示するブロック図である。光源駆動回路74は、光源ユニット5a〜5hに対応するカウンタ75a〜75h、パルス発生回路76a〜76h、及びスイッチ77a〜77hを備えている。カウンタ75a〜75h、パルス発生回路76a〜76h及びスイッチ77a〜77hはこの順に直列に接続してある。
【0031】
スイッチ77a〜77hは、可変抵抗器78a〜78hを介して電源回路80に接続してあり、またスイッチ77a〜77hは、インバータ79a〜79hを介して、光源ユニット5a〜5hに接続してある。
【0032】
光源制御部73は、マイコン70から取得した各光源ユニット5a〜5hに対応する電流値を示す信号に基づいて、可変抵抗器78a〜78hの抵抗値を設定する。可変抵抗器78a〜78hに設定された抵抗値に応じて、電源回路80からインバータ79a〜79hに前記電流値に対応した電流が入力され、各光源ユニット5a〜5hが点灯する。
【0033】
カウンタ75aには、クロック72aから図示しない分周器を介して垂直同期信号VSが入力されている。カウンタ75aは、垂直同期信号VSの入力をトリガとして、水平同期信号HSのパルス数をカウントする。
【0034】
またカウンタ75aからカウンタ75bに信号が出力され、カウンタ75bからカウンタ75cに信号が出力され、カウンタ75cからカウンタ75dに信号が出力される。
【0035】
またカウンタ75dからカウンタ75eに信号が出力され、カウンタ75eからカウンタ75fに信号が出力され、カウンタ75fからカウンタ75gに信号が出力される。またカウンタ75gからカウンタ75hに信号が出力される。
【0036】
カウンタ75b〜カウンタ75hは、カウンタ75a〜カウンタ75gの出力信号をトリガとして、後述する時間V/n(図5参照)に相当する水平同期信号HSのパルス数をカウントする。
【0037】
カウンタ75aは、所定数の水平同期信号HSのパルス数をカウントしたときに、パルス発生回路76aに信号を出力する。一方カウンタ75b〜カウンタ75hは、時間V/nに相当する水平同期信号HSのパルス数をカウントしたときに、パルス発生回路76b〜76hに信号を出力する。
【0038】
なおカウンタ75a〜カウンタ75hが信号を出力するまでにカウントする水平同期信号HSのパルス数は、光源制御部73のCPUによってカウンタ75a〜カウンタ75hに設定される。またマイコン70は、図示しない操作部からの操作信号に基づいて、カウンタ75a〜カウンタ75hがカウントする前記パルス数を記憶する。光源制御部73のCPUは、マイコン70から前記パルス数を取得する。
【0039】
パルス発生回路76a〜76hは、カウンタ75a〜カウンタ75hの出力信号が入力された場合に、予め定めた期間Lowレベルの信号をスイッチ77a〜77hに出力する。スイッチ77a〜77hは、Lowレベルの信号が入力されている間はオフ状態となり、電源回路80からの電流が遮断され、光源ユニット5a〜5hが消灯する。なお各パルス発生回路76a〜76hがLowレベルの信号を出力する時間は、いずれも同じである。
【0040】
パルス発生回路76a〜76hがLowレベルの信号を出力する時間は、光源制御部73のCPUによってパルス発生回路76a〜76hに設定される。マイコン70は、図示しない操作部からの操作信号に基づいて、パルス発生回路76a〜76hがLowレベルの信号を出力する時間を記憶する。光源制御部73のCPUは、マイコン70から前記Lowレベルの信号を出力する時間を取得する。
【0041】
図5は垂直同期信号VSとスイッチ77a〜77hとの関係を示すタイミングチャートである。図5Aは垂直同期信号VSのパルス波を示しており、図5Aにて示されたVはパルス波間の周期を表している。図5Bはスイッチ77a〜77hのオン状態及びオフ状態を示しており、図5Bにて示されたHはオン状態を表し、Lはオフ状態を表している。またV/nは一のスイッチのオフ状態が開始してから、次のスイッチのオフ状態が開始するまでの時間を示しており、nは光源ユニットの数(本実施例においては8)を示している。
【0042】
カウンタ75aは垂直同期信号VSが入力されてから所定数の水平同期信号HSのパルス数をカウントし、パルス発生回路76aに信号を出力する。パルス発生回路76aは、カウンタ75aの出力信号が入力された場合に、予め定めた期間(例えばパルス発生回路76aから出力される信号のデューティ比が50%となる期間)Lowレベルの信号をスイッチ77aに出力する。
【0043】
図5に示すように、スイッチ77aは、Lowレベルの信号が入力されている間はオフ状態となり、電源回路80からの電流が遮断され、光源ユニット5aが消灯する。
【0044】
カウンタ75aからパルス発生回路76aに信号が出力されると同時に、カウンタ75bにも信号が出力される。カウンタ75bは、カウンタ75aの出力信号が入力されたときに、時間V/nに相当する水平同期信号HSのパルス数をカウントする。
【0045】
時間V/nに相当する前記パルス数をカウントしたときに、カウンタ75bはパルス発生回路76bに信号を出力する。パルス発生回路76bは、カウンタ75aの出力信号が入力された場合に、予め定めた期間Lowレベルの信号をスイッチ77bに出力する。
【0046】
図5に示すように、スイッチ77bは、Lowレベルの信号が入力されている間はオフ状態となり、電源回路80からの電流が遮断され、光源ユニット5bが消灯する。すなわち、光源ユニット5aが消灯した時点から、時間V/n遅れた時点で光源ユニット5bの消灯が開始される。
【0047】
カウンタ75bからパルス発生回路76bに信号が出力されると同時に、カウンタ75cにも信号が出力され、カウンタ75c〜75hもカウンタ75bと同様な動作を行う。その結果、各光源ユニット5c〜5hは、直近で光源ユニットが消灯した時点から、時間V/nずつ遅れて順次消灯する。
【0048】
以上のように、光源ユニット5a〜5hは、順次消灯を開始し、所定時間消灯した後に点灯する疑似インパルス駆動を行う。また時間V/nずつ遅れるので、パネル制御部72から表示パネル1にフレーム画像が出力される周期において、各光源ユニット5a〜5hが消灯する。
【0049】
実施の形態に係る表示装置にあっては、一つのフレーム画像に基づく映像が表示パネル1に表示されている間に、各光源ユニット5a〜5hを所定のタイミングで消灯させると共に表示面10における輝度分布に応じて、輝度の低い表示面10の箇所に対向する光源ユニットに高電流を設定し、輝度の高い表示面10の箇所に対向する光源ユニットに低電流を設定するので、動画ブレを防止することができ、また画面内の輝度分布の均一化を簡素な構成で実現することができる。
【0050】
また一つのフレーム画像に基づく映像が表示パネル1に表示されている間に、バックライトシャーシ4に上下に並設された光源ユニット5a〜5hを並び方向に順次消灯させて、疑似インパルス駆動を実現することができるので、動画ブレを確実に防ぐことができ、ユーザは疲労感を感じることなく、快適に動画を長時間視聴することができる。
【0051】
また輝度の低い表示面10の中央部に対向する光源ユニットに高電流を設定し、中央部に比べて輝度の高い表示面の箇所に対向する光源ユニットに低電流を設定するので、表示面10における輝度の均一化を図ることができる。
【0052】
また各パルス発生回路76a〜76hがLowレベルの信号を出力する時間は、いずれも同じである。すなわち疑似インパルス駆動を行うために、パルス発生回路76a〜76hから出力される信号のデューティ比は一つで足りるので、複雑な処理を行うことなく、疑似インパルス駆動を実現することができる。
【0053】
なお実施の形態に係る表示装置の光源ユニットはLEDを備えているが、LEDに代えて蛍光管その他の光源を備えても良い。
【0054】
以上説明した実施の形態は本発明の例示であり、本発明は特許請求の範囲の記載に基づいて定められる範囲内において種々変更した形態で実施することができる。
【符号の説明】
【0055】
1 表示パネル(表示部)
10 表示面
5a〜5h 光源ユニット
50 基板
51 LED
4 バックライトシャーシ(支持部)
7 制御装置
70 マイコン
73 光源制御部
74 光源駆動回路
71 画像処理部
72 パネル制御部
72a クロック
75a〜75h カウンタ
76a〜76h パルス発生回路
77a〜77h スイッチ
78a〜78h 可変抵抗器
79a〜79h インバータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
順次的に入力される画像信号に基づいて映像を表示する表示パネルと、該表示パネルに対向して並設されており、前記表示パネルに向けて光を出射する複数の光源ユニットと、入力される画像信号に基づく映像が前記表示パネルに表示される期間を設定する期間設定手段とを備え、前記複数の光源ユニットは、前記期間設定手段にて設定された期間内に間欠的に点灯する表示装置において、
前記表示パネルにおける輝度分布に応じて予め定められた電流値を前記複数の光源ユニットそれぞれに設定する電流値設定手段と、
前記期間設定手段にて設定された期間における前記複数の光源ユニットそれぞれの消灯開始時点及び消灯時間を設定する消灯時間設定手段と
を備えることを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記消灯時間設定手段は、
一の光源ユニットの消灯開始時点から、前記期間設定手段にて設定された期間を前記複数の光源ユニットの数で除算した時間が経過した時点を、前記一の光源ユニットの隣に位置する他の光源ユニットの消灯開始時点に設定するようにしてあること
を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記電流値設定手段は、
前記表示パネルの中央部に対向する光源ユニットに、前記表示パネルの他部に対向する光源ユニットに設定される電流値よりも小さい電流値を設定するようにしてあること
を特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−227394(P2011−227394A)
【公開日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−99026(P2010−99026)
【出願日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】