説明

複写防止印刷物の製造方法

【課題】複写物であることを一見して判読することが可能な複写防止印刷物を容易に製造することが可能な複写防止印刷物の製造方法を提供する。
【解決手段】 模様パターンと、模様パターンをカモフラージュするためのカモフラージュパターンと、を基材上に重ねて形成されてなる複写防止印刷物の製造方法であって、基材上にカモフラージュパターンを印刷形成する第1の印刷工程と、カモフラージュパターン上に模様パターンを印刷形成する第2の印刷工程と、を有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機による偽造を防止する複写防止印刷物の製造方法に関し、目視により一見しただけでは、潜像が見つけられず、かつ、複写機による得られた偽物に複写物であることの痕跡か明確に顕現されるようにした複写防止印刷物の製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、カラー複写機の高性能化に伴い、有価証券、証明書類等の印刷物を容易に複製することが可能となってきている。
【0003】
そこで、カラー複写機による偽造を防止するために、本発明より先に出願された技術文献として、印刷基材の表面に65線スクリーンからなる警告文書10および130線スクリーンからなる背景トーン11を印刷し、次いで、この警告文書10および背景トーン11を含む印刷基材の表面にカモフラージュパターン12を印刷し、警告文書10および背景トーン11をマスクすることで、注意深く観察しても警告文書10を確認することができず、カラー複写機で複写した複写物に警告文書10が現れ、このことにより偽造を有効に防止するようにした印刷物が開示された文献がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、基材1の表面に、150線30%の細かい網点からなる潜像2を印刷するとともに、この潜像2の周囲の白地部分3に85線の粗い網点を印刷することで、肉眼で、例えば、一様に認識されるようにするとともに、複写を行った場合、複写物に潜像2と白地部分3とが明確に区別されて複写されて現れ、このことによりカラー複写機による偽造を有効に防止するようにした印刷物が開示された文献がある(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
また、用紙1の表面に150線10%程度の網点により潜像2を印刷すると同時に、この潜像2の周囲の白地部分に50線10%程度で同濃度の万線により背景3を印刷し、次いで、潜像2および背景3を含む用紙1の表面に、複写再現されない薄色の透明インキにより地紋、彩紋等からなる装飾模様4を重ね刷りし、この印刷物を肉眼で観察すると模様4のみが存在しているように見え、複写機により複写を行った場合、背景3のみが現れ、一見して複写物であることが判明するようにした印刷物が開示された文献がある(例えば、特許文献3参照)。
【特許文献1】特開昭53−142237号公報
【特許文献2】特開昭54−74125号公報
【特許文献3】特開昭60−79991号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した従来の印刷物にあっては、カモフラージュパターンを設けずに、潜像の周囲に地紋や彩紋等を背景として構成すると、印刷濃度、色調または潜像と背景との網点もしくは万線の密度の差により潜像と背景の濃度に差が生じ、潜像が目視により判読されやすくなってしまうといった問題があった。
【0007】
また、従来の印刷物にあっては、潜像を一方向の角度で構成すると、カラー複写機のスキャニング方向によっては、潜像を読み取ることができず、複写物に潜像が複写再現されないといった問題があった。
【0008】
また、従来の印刷物にあっては、潜像および背景とカモフラージュパターンとを異なる色調の色を用いて構成する場合、正確な色調のコントロールが要求され、複写防止に好適な印刷物を容易に得ることが困難であるという問題があった。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、複写物であることを一見して判読することが可能な複写防止印刷物を容易に製造することが可能な複写防止印刷物の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
【0011】
本発明にかかる複写防止印刷物の製造方法は、模様パターンと模様パターンをカモフラージュするためのカモフラージュパターンとを基材上に重ねて形成されてなる複写防止印刷物の製造方法であって、基材上にカモフラージュパターンを印刷形成する第1の印刷工程と、カモフラージュパターン上に模様パターンを印刷形成する第2の印刷工程と、を有することを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明にかかる複写防止印刷物の製造方法において、第1の印刷工程は、複写再現される網点または万線からなる第1のパターンと、複写再現されない編点または万線からなる第2のパターンと、の少なくとも1つのパターンを含むカモフラージュパターンを印刷形成することを特徴とするものである。
【0013】
また、本発明にかかる複写防止印刷物の製造方法において、第2の印刷工程は、複写再現される再現パターンと、複写再現されない非再現パターンと、を含む模様パターンを印刷形成することを特徴とするものである。
【0014】
また、本発明にかかる複写防止印刷物の製造方法において、第1の印刷工程は、ロールトゥロールにて行うことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、複写物であることを一見して判読することが可能な複写防止印刷物を柔軟な工程で容易に製造することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本実施形態における複写防止印刷物について図面を参照して説明する。
【0017】
図1〜図7は本実施形態の複写防止印刷物を適用した定期券の一例を示す図である。
【0018】
図1は定期券に形成される模様パターン10を示す図であり、図2はこの模様パターン10をカモフラージュするカモフラージュパターン20を示す図である。
【0019】
図1に示すように、模様パターン10は、定期券の略中央に位置するように形成される×印状の再現パターン11およびこの再現パターン11の周囲一面を覆うように形成される非再現パターン12によって構成され、再現パターン11は、例えば、3つの領域11a、11bおよび11cによって構成されている。
【0020】
図3は図1中、A部を拡大した部分拡大図である。図3に示すように、再現パターン11の領域11aは、図1中、略左右方向に延びる万線からなり、領域11bは、図1中、略天地方向に延びる万線からなり、領域11cは、領域11bと同様に天地方向に延びる万線からなる。これらの万線は、複写機によって複写された場合、複写再現される太さを有する。一方、非再現パターン12は、複写再現されない大きさの網点からなる。
【0021】
すなわち、模様パターン10は、複写再現される再現パターン11と複写再現されない非再現パターン12とからなり、複写機により複写した場合に×印状の再現パターン11のみが複写物に再現されるようにしたものである。
【0022】
図2に示すように、カモフラージュパターン20は、例えば、波状の地紋を複写再現される網点により構成したものであり、図4に示すように、図2中、B部を拡大して示すと、不連続な点を連ねて波状の地紋が構成されている。なお、図4の不連続な点は網点の大きさを表すものではない。
【0023】
本定期券は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等からなる基材の表面および裏面にそれぞれ図示しない受像層および磁気記録層を設け、受像層の上に模様パターン10およびカモフラージュパターン20を重ねて印刷したものである。なお、カモフラージュパターン20は複写再現されない網点により構成してもよい。
【0024】
この定期券には、さらに裏面の磁気記録層上に注意書等の文字が印刷されて納品され、模様パターン10およびカモフラージュパターン20が印刷された表面に、後に駅などで乗車区間や有効期間等が印字され発券され、使用可能な定期券となる。
【0025】
図5に示すように模様パターン10がカモフラージュパターン20によりカモフラージュされた定期券が得られ、この定期券が複写されると、図6に示すようにカモフラージュパターン20および模様パターン10の複写再現される再現パターン11が再現されるとともに、模様パターン10の複写再現されない非再現パターン12が消失して得られる。したがって、複写再現される再現パターン11により複写物であることを一見して判読することができるとともに、複写再現される再現パターン11の角度が図3に示すように異なることから、複写機の読み取り方向に依存することなく複写再現される再現パターン11aと再現パターン11b、11cとのうちの何れかのパターンを強調して複写再現することができる。
【0026】
また、模様パターン10およびカモフラージュパターン20はどちらを先に印刷形成してもよいので、柔軟な工程を構成することができる。
【0027】
再現パターン11を網点からなるように構成した場合には複写機の読み取り方向に依存することがないため、安定した再現パターン11を得ることができる。再現パターン11を万線からなるように構成すると、万線は、複写機の読み取り方向との関係で、その方向によって再現性にばらつきがあるが、複写機の読み取り方向と万線の方向とが一致した場合には網点よりも鮮明なパターンを再現することができ、本実施形態においては、再現パターン11の万線が略直角に形成するようにしているから、一方の万線が不鮮明であっても他方の万線を鮮明に再現させることができ、複写物であることを明確に示すことができる。
【0028】
また、再現パターン11は、文字、図形または記号を構成するとよい。これら文字、図形または記号を用いてたとえば「複写物」や「COPY」の文字が複写再現されるようにすることで、複写物であることを明確に表すことができる。
【0029】
さらに、カモフラージュパターン20は、複写再現されない網点または万線からなる潜像を含むものでもよい。定期券が複写されると、この潜像は複写物に周囲のカモフラージュパターン20に対し白抜き状態で現れる。このため、さらに情報を付加することができるので、例えば、ロゴマーク等を潜像化することで、より複写物であることを明確に表すことができる。
【0030】
複写再現される再現パターン11の万線は、65〜100線、15〜30%、複写再現されない非再現パターン12の網点は、133〜250線、10〜40%が好ましく、本実施例においては、65線、20%の万線と175線、20%の網点により構成している。
【0031】
また、模様パターン10およびカモフラージュパターン20の何れか一方を、変色インキにより印刷形成すれば、定期券が複写物(偽造物)であることを、一見しただけで確認することができる。
【0032】
次に、本実施形態における定期券を構成する模様パターン10およびカモフラージュパターン20用の印刷用インキの組成の具体例を以下に説明する。
【0033】
本実施形態における定期券は、模様パターン10およびカモフラージュパターン20の二色刷りから構成され、模様パターン10とカモフラージュパターン20とを同系色で構成した場合(定期券A)、異系色で構成した場合(定期券B)、及び、異系色でカモフラージュパターン20に変色インキを用いた場合(定期券C)の三種類の実施例について説明する。
【0034】
以下の実施例において、何れの定期券A〜Cは、複写再現される再現パターン11の万線は、65線、20%、複写再現されない非再現パターン12の網点は、175線、20%のとなるように設定した。
【0035】
(1)模様パターン10とカモフラージュパターン20に同系色(赤)を用いた定期券A。
〔カモフラージュパターン印刷用インキの組成〕
FD赤金 3.6重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:東洋インキ株式会社)
FDキNC 1.1重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:東洋インキ株式会社)
RNCスミ 0.2重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:株式会社T&K TOKA)
RNCメジウム 95.1重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:株式会社T&K TOKA)
〔模様パターン印刷用インキの組成〕
FD赤金 60.9重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:東洋インキ株式会社)
FDキNC 6.3重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:東洋インキ株式会社)
RNCスミ 0.2重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:株式会社T&K TOKA)
RNCメジウム 32.6重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:株式会社T&K TOKA)
【0036】
(2)模様パターン10とカモフラージュパターン20に異系色(緑+茶)を用いた定期券B。
〔緑系のカモフラージュパターン印刷用インキの組成〕
BF白ベース緑737 30.0重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:株式会社T&K TOKA)
RNCメジウム 70.0重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:株式会社T&K TOKA)
〔茶系の模様パターン印刷用インキの組成〕
RNC418−41茶 50.0重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:株式会社T&K TOKA)
RNCメジウム 50.0重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:株式会社T&K TOKA)
【0037】
(3)模様パターン10とカモフラージュパターン20に異系色(緑+茶)でカモフラージュパターン20に変色インキ用いた定期券C。
〔緑系変色インキのカモフラージュパターン印刷用インキの組成〕
UVベストキュアーSTPWグリーンW 25.0重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:株式会社T&K TOKA)
UVベストキュアーSTPメジウムW 75.0重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:株式会社T&K TOKA)
〔茶系の模様パターン印刷用インキの組成〕
RNC418−41茶 50.0重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:株式会社T&K TOKA)
RNCメジウム 50.0重量部 (紫外線硬化型オフセットインキ:株式会社T&K TOKA)
【0038】
上記の組成の各インキを用いて、図7に示すようなオフセット印刷機により模様パターン10およびカモフラージュパターン20を形成した。図7において、給紙部31から20m/minの速度で供給されるPETフィルム39は圧胴36およびブランケット35によって印刷が施される。ブランケット35には版胴34が圧接回転され、版胴34には、インキ供給装置32からインキが供給され、湿し水供給装置33から湿し水が供給される。印刷されたPETフィルム39はUV乾燥器37において乾燥され、巻取部38に巻き取られる。UV乾燥器37は、例えば、アイグラフィックス(株)製のUV乾燥装置(M084−L31:メタルハライドランプ使用、120W/cm×2灯、照射距離140mm)が用いられる。
【0039】
上記の定期券A〜Cのいずれの定期券においても模様パターン10の複写再現される再現パターン11および複写再現されない非再現パターン12が目立たないようにカモフラージュパターン20によってカモフラージュされ、目視により一見しただけでは、複写再現される再現パターン11が確認されなかった。
【0040】
この定期券A〜Cを下記の三種類のカラー複写機で複写し、その複写物を目視により評価した。
【0041】
富士ゼロックス(株)製 A−color 935キャノン(株)製 PIXEL CLC500リコー(株)製 PRETER 750
【0042】
上記の三種類のカラー複写機を用いて定期券A〜Cを複写すると、図6に示すように、カモフラージュパターン20および模様パターン10の複写再現される再現パターン11が再現されるとともに、模様パターン10の複写再現されない非再現パターン12が消失して得られた。
【0043】
また、定期券Cにおいては、カモフラージュパターン20が青色に変色して複写されるとともに、模様パターン10の複写再現される再現パターン11が、茶色に複写され、複写物(偽造物)であることを、カモフラージュパターン20と模様パターン10のコントラストの差により、一見しただけで確認することができた。
【0044】
このように、本実施形態における複写防止印刷物は、基材上に互いに重ならない、複写再現される再現パターンおよび複写再現されない非再現パターンを有する模様パターンと、模様パターンをカモフラージュするためのカモフラージュパターンと、を基材上に重ねて印刷形成して構成される。このため、模様パターンがカモフラージュパターンによりカモフラージュされた複写防止印刷物を得ることになり、当該印刷物を複写すると、カモフラージュパターンおよび模様パターンの複写再現される再現パターンが再現される。したがって、複写再現される再現パターンにより複写物であることを一見して判読することができる。
【0045】
また、複写再現される再現パターンの万線を、一部の領域の万線が、残りの領域の万線と異なる角度をなすようにすれば、好ましくは、互いに略直角をなすようにすれば、一方の領域の万線が不鮮明であっても、もう一方の領域の万線を鮮明に再現することができる。
【0046】
また、再現パターンは、文字、図形または記号を構成するとよい。これら文字、図形または記号を用いて複写物(偽造物)であることを明確に表すことができる。
【0047】
さらに、カモフラージュパターンが、複写再現されない網点または万線からなる潜像を有するようにすれば、複写防止印刷物が複写された時、この潜像が白抜き状態で複写されて現れる。
【0048】
また、模様パターンおよびカモフラージュパターンの何れか一方を、変色インキにより形成すれば、印刷物が複写物(偽造物)であることを、一見しただけで確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本実施形態の複写防止印刷物(定期券)を構成する模様パターンの例を示す図である。
【図2】本実施形態の複写防止印刷物(定期券)を構成するカモフラージュパターンの例を示す図である。
【図3】図1のA−A線の拡大図である。
【図4】図2のB−B線の拡大図である。
【図5】本実施形態の複写防止印刷物(定期券)の複写前の状態を示す図である。
【図6】本実施形態の複写防止印刷物(定期券)の複写後の状態を示す図である。
【図7】本実施形態の複写防止印刷物(定期券)を印刷するための印刷装置の概略構成図である。
【符号の説明】
【0050】
10 模様パターン
11 再現パターン
11a、11b、11c 領域
12 非再現パターン
20 カモフラージュパターン
31 給紙部
32 インキ供給装置
33 湿し水供給装置
34 版胴
35 ブランケット
36 圧胴
37 UV乾燥器
38 巻取部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
模様パターンと前記模様パターンをカモフラージュするためのカモフラージュパターンとを基材上に重ねて形成されてなる複写防止印刷物の製造方法であって、
前記基材上に前記カモフラージュパターンを印刷形成する第1の印刷工程と、
前記カモフラージュパターン上に前記模様パターンを印刷形成する第2の印刷工程と、を有することを特徴とする複写防止印刷物の製造方法。
【請求項2】
前記第1の印刷工程は、
複写再現される網点または万線からなる第1のパターンと、複写再現されない編点または万線からなる第2のパターンと、の少なくとも1つのパターンを含むカモフラージュパターンを印刷形成することを特徴とする請求項1記載の複写防止印刷物の製造方法。
【請求項3】
前記第2の印刷工程は、
複写再現される再現パターンと、複写再現されない非再現パターンと、を含む模様パターンを印刷形成することを特徴とする請求項1記載の複写防止印刷物の製造方法。
【請求項4】
前記第1の印刷工程は、ロールトゥロールにて行うことを特徴とする請求項1記載の複写防止印刷物の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−69613(P2007−69613A)
【公開日】平成19年3月22日(2007.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−280274(P2006−280274)
【出願日】平成18年10月13日(2006.10.13)
【分割の表示】特願平8−231142の分割
【原出願日】平成8年8月30日(1996.8.30)
【出願人】(000162113)共同印刷株式会社 (488)
【Fターム(参考)】