説明

認証システム

【課題】ICタグの認証をスムーズに行うことができる認証システムを提供する。
【解決手段】人50が携帯したICタグ9との間で通信を行うリーダライタユニット3と、人50までの距離を測定する測距装置7と、測距装置7により測定された人50までの測距情報に基づいてリーダライタユニット3の通信可能範囲を制御する制御装置8と、リーダライタユニット3において受信された管理情報の認証を行う認証装置4と、を備える。制御装置8は、測距装置7により測定された人50の測距情報に基づいて、測距装置7の測距範囲内に人50が一人存在すると判別した場合は、リーダライタユニット3の通信範囲が最大となるように制御し、測距装置7の測距範囲内に人50が複数存在すると判別した場合は、リーダライタユニット3の通信範囲が最も近傍に位置する人50のみとなるようにとなるようにリーダライタユニット3の送信電力を制御するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ICタグを利用した認証システムに関わり、特にICタグとしてUHF帯のRFID(Radio Frequency Identification)を利用した認証システムに好適なものである。
【背景技術】
【0002】
近年、RFID等のICタグを利用したシステムが各種提案されている。
ICタグにおける電波の伝達方式としては、ICタグのコイルとリーダのアンテナコイルを磁束結合させて、エネルギー・信号を伝達する電磁誘導方式と、ICタグのアンテナとリーダのアンテナとの間で電波の送受信を行い、エネルギー・信号を伝達する電波方式がある。
電磁誘導方式は、HF帯(例えば13.56MHz)が採用され、電波方式に比べて、エネルギーを効率的に伝達できるという利点がある。一方、電波方式は、UHF帯(例えば433MHz、900MHz帯、2.45GHz)の電波が採用されており、電波を空間に放射して伝達するので、電磁誘導方式に比べてより遠くのタグと通信が可能になるという利点がある。
【0003】
なお、先行技術文献として、特許文献1には、個別の識別子を持ち無線通信を行う質問器および応答器によって構成され、床や壁などに固定的に設置される質問器と、前記質問器と通信可能な範囲に固定的に設置される応答器と、人などの移動する物体に設置される応答器とを備え、前記質問器と前記固定される応答器との間に前記移動する応答器の設置対象である移動する物体や可動物を停止、停留または移動、通過させることが可能な空間を設け、前記移動する応答器の設置対象が前記空間を移動することによって変化する通信状態および通信の内容に応じた動作処理を行うようにした入退場システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−72672公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記したようにUHF帯のRFIDタグを利用して個別認証を行うシステムでは、電磁誘導方式に比べて遠方のRFIDタグの認証を行うことができるものの、リーダライタに備えられている送信機の送信出力を大きくしすぎると、意図しないRFIDタグの情報を読み取る可能性が高くなるという欠点があった。
一方、リーダライトの送信機出力を小さくしすぎると、電波方式の利点が損なわれ、RFIDタグをスムーズに認証することができないという欠点があった。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、ICタグの認証をスムーズに行うことができる認証システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、移動する物体と、該物体の管理情報が記録され当該物体と共に移動するICタグと、該ICタグとの間で通信を行う通信手段と、前記物体までの距離を測定する測距手段と、前記測距手段により測定された前記物体までの測距情報に基づいて前記通信手段の通信可能範囲を制御する制御手段と、前記通信手段において受信された管理情報の認証を行う認証手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、物体までの距離を測距手段により測定し、この測距手段からの測距情報に基づいて、ICタグと通信を行う通信手段の通信可能範囲を制御することで、認証手段において目的とするICタグの認証をスムーズに行うことが可能になる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、前記制御手段は、前記測距手段により測定された前記物体の測距情報に基づいて、前記測距手段の測距範囲内に前記物体が一つ存在すると判別した場合は、前記通信手段の通信範囲が最大となるように制御し、前記測距手段の測距範囲内に前記物体が複数存在すると判別した場合は、前記通信手段の通信範囲に含まれる物体が、前記通信手段の最も近傍に位置する物体のみとなるように前記通信手段の通信範囲を制御することを特徴とする。
測距手段の測距範囲内に存在する物体が一つと判別した場合は、通信手段の通信範囲が最大となるように制御する一方、測距手段の測距範囲内に存在する物体が複数の場合は、通信手段の通信範囲内に含まれる物体が、通信手段の最も近傍に位置する物体のみとなるように通信手段の通信範囲を制御することで、認証手段において目的とするICタグの認証をスムーズに行うことが可能になる。
【0008】
請求項3に記載の発明は、前記通信手段は、UHF帯の電波を利用して前記ICタグとの間で通信を行うことを特徴とする。
ICタグと通信手段との間の通信をUHF帯の電波を利用して行うようにすると、ICタグと通信手段との間の通信範囲を拡大することが可能になる。
請求項4に記載の発明は、前記通信手段は、前記ICタグの位置検出機能を有することを特徴とする。
通信手段にICタグの位置検出機能を設けることで、通信手段においてより正確に目的とするICタグとの間で通信を行うことが可能になる。
請求項5に記載の発明は、前記通信手段は、前記ICタグの移動検出機能を有することを特徴とする。
通信手段にICタグの移動検出機能を設けることで、通信手段においてより正確に目的とするICタグとの間で通信を行うことが可能になる。
【0009】
請求項6に記載の発明は、前記通信手段は、前記ICタグの通過検出機能を有することを特徴とする。
通信手段にICタグの通過検出機能を設けることで、通信手段においてより正確に目的とするICタグとの間で通信を行うことが可能になる。
請求項7に記載の発明は、前記通信手段は、フェーズドアレイアンテナを備えていることを特徴とする。
通信手段のアンテナとして指向性があるフェーズドアレイアンテナを用いるようにすると、最も近傍に位置する物体の方向に通信手段の通信範囲を調整することが可能になる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、物体までの距離を測距手段により測定し、この測距手段からの測距情報に基づいて、ICタグと通信を行う通信手段の通信可能範囲を制御することで、認証手段において目的とするICタグの認証をスムーズに行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施形態に係る認証システムの概略構成を示した図である。
【図2】アンテナ及び距離画像センサセンサの設置例を示した図である。
【図3】本実施形態に係るリーダライタの構成を示したブロック図である。
【図4】本実施形態に係る距離画像センサの構成を示したブロック図である。
【図5】本実施形態に係る画像データ処理装置の構成を示したブロック図である。
【図6】リーダライタの制御処理の一例を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の実施形態に係る認証システムの概略構成を示した図、図2は本実施形態の認証システムのアンテナ及び距離画像センサの配置例を示した図である。
この図1に示す本実施形態に係る認証システム1は、アンテナ2、リーダライタユニット(通信手段)3、認証装置4、距離画像センサ5と画像データ処理装置6とからなる測距装置7、制御装置8、及びUHF帯のRFIDタグ(Radio Frequency Identification)等のICタグ9により構成される。なお、本実施形態ではICタグ9を人50が携帯している場合を例に挙げて説明する。
【0013】
アンテナ2は、UHF帯の電波を受信可能なアンテナであり、例えば図2に示すようにセキュリティを行うビル等の出入口100付近に配置される。
リーダライタユニット3は、UHF帯の電波を利用してICタグ9との間で送受信を行い、アンテナ2でICタグからのID情報を受信した場合は、そのID情報を認証装置4に出力する。なお、リーダライタユニット3の詳細については後述する。
認証装置4は、例えば管理用のパーソナルコンピュータ(以下、「管理パソコン」と称する)により構成され、リーダライタユニット3から伝送されてくるID情報の認証処理を行う。
【0014】
距離画像センサ5は、例えば図2に示すリーダライタユニット3のアンテナ2の近傍、例えば上方に配置され、出入口100付近を移動する人50の状態等を検出する。
画像データ処理装置6は、距離画像センサ5において検出された画像データの処理を行って、距離画像センサ5において検出された人50、或いは人50が携帯しているICタグ9までの距離を演算により算出する。算出した測距情報は、制御装置8へ出力される。
制御装置8もまた、上記した管理パソコンにより構成され、本実施形態の認証システム1全体の制御を行うと共に、画像データ処理装置6からの測距情報に基づいて、リーダライタユニット3の通信可能範囲を制御する。
ICタグ9は、例えば人50等により携帯され、当該ICタグ9を携帯している人50の個人情報が管理情報として記憶されている。なお、本実施形態では移動する物体として人を例に挙げて説明したが、物体は人50に限定されるものでなく、移動する物体であれば適用可能である。移動する物体としては、人の他に例えば自動車やベルトコンベヤ上の物品等が考えられる。
【0015】
図3は、本実施形態に係るリーダライタユニット3の構成を示したブロック図である。
この図3に示すリーダライタユニット3は、PLL(Phase Locked Loop)回路21、電圧制御型発振器(以下、VCO(Voltage-controlled Oscillator)と称する)22、変調器23、可変増幅器24、増幅器25、復調器26、A/Dコンバータ27、インターフェース(I/F)28を備えている。
PLL回路21は、基準周波数となる入力信号と、VCO22から出力されるフィードバック信号との位相差をコントロール電圧としてVCO22に入力することにより、入力信号と出力信号の位相を同期させる。
VCO22は、PLL回路21からのコントロール電圧に応じてUHF帯の周波数を発振する。変調器23は、VCO22の発振出力に所定の変調を施して出力する。
可変増幅器24は、変調器23において変調を施した送信信号を増幅する増幅器であり、その送信出力は、アンテナ2を介して送信される。また可変増幅器24の送信出力は、制御装置8により制御可能に構成される。
増幅器25は、アンテナ2により受信した受信電波を増幅する。復調器26は、増幅器25において増幅された受信電波を復調する。復調器26において復調された復調信号は、A/Dコンバータ27においてアナログ信号からデジタル信号に変換される。I/F28は、A/Dコンバータ27においてデジタル信号に変換された復調データを外部装置である認証装置4に出力する。
【0016】
図4は、本実施形態に係る距離画像センサの構成を示したブロック図である。
この図4に示す距離画像センサ5は、二次元スキャナ31、制御部32、レーザ投光部33、ビームスプリッタ34、レーザ受光部35、測距計測部36、距離値算出部37、I/F38を備えている。
二次元スキャナ31は、例えばプレーナ型アクチュエータにより構成される。制御部32は、二次元スキャナ31及びレーザ投光部33の制御を行う。レーザ投光部33は、レーザ光を発光するためのレーザ素子や制御部32からの制御信号に基づいてレーザ素子を駆動するレーザドライバ等を備えている。レーザ投光部33から出射されたレーザ光は、ビームスプリッタ34を介して二次元スキャナ31に入力される。
【0017】
レーザ受光部35は、レーザ光を受光するための受光素子や、受光素子からの受光信号を増幅するプリアンプ等を備えている。
測距計測部36は、レーザ受光部35において受光された受信信号を検出するための検出回路や、レーザ投光部33における投光タイミングからレーザ受光部35における受光タイミング迄の時間を計測するための時間計測回路等を備えている。
距離値算出部37は、測距計測部36の時間計測回路により計測された時間データに基づいて距離値を算出する。
I/F38は、距離値算出部36により算出された算出値を画像データ処理装置6に対して出力する。
【0018】
図5は、画像データ処理装置の構成を示したブロック図である。
この図5に示す画像データ処理装置6は、画像生成部41、画像抽出部42、画像判定部43を備えている。画像生成部41、距離画像センサ5から入力される距離値に基づいて画像を生成する。具体的には、距離画像センサ5の二次元スキャナ31により走査された各画素において取得された距離値を、二次元スキャナ31による各走査毎に記憶し、各画素において距離値の最も大きい値、即ち最も遠い距離値により生成される画像を背景画像として記億する。そして、この各画素における最も遠い距離値を基準として、この距離値と、新たに取得された距離値との差分を求めることにより差分画像を生成する。
画像抽出部42は、画像生成部41により生成された差分画像に基づいて物体画像を抽出する。この画像抽出部42は、差分画像のうち、一定の距離値の画素が集中している箇所を物体として抽出するものであり、この抽出した物体画像の距離値と座標位置とを記憶する。ここで、物体とは通路100を通過する人50や人が所持するカバンなどの物体を意味する。
【0019】
画像判定部43は、画像抽出部42により抽出された画像に基づいて物体等を判定する。また、画像判定部43は、画像抽出部42の物体画像の座標位置をフレームごとに比較し、時間あたりの移動量を算出することにより、物体の移動速度を検出したり、物体の速度方向を検出したりすることが可能とされる。そして、この物体の移動方向を検出することにより、例えば物体が通路100の入口側から出口側に向かう方向に移動しているか、或いは逆方向に移動しているかを判断することも可能である。
画像判定部43は、画像抽出部42により抽出された物体画像の判定を行う。例えば抽出された物体画像が人であるか否かの判定を行う。このとき、画像判定部43では、画像抽出部42のデータの連続性から人の輪郭を判定したり、或いはある一定の高さを持った人の部位をICタグ9が存在する可能性がある部分と判定したりする。
画像判定部43の判定結果、及び物体までの距離情報は、図1に示した制御装置8に出力される。これにより、図1に示した制御装置8がリーダライタユニット3の制御を行う。
【0020】
図6は、制御装置が実行するリーダライタの制御処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、先ずステップS1において、データ処理装置6の画像判定部43からの情報を取得する。次にステップS2において、取得した情報から測定された物体が人であるか否かの判定を行い、人であると判定した場合は、次にステップS3において、人が一人であるか否かの判定を行う。ここで、人が一人であると判定した場合は、ステップS4において、リーダライタユニット3の送信出力を最大にセットする。つまり、リーダライタユニット3の受信可能範囲に余裕を持たせた状態で送受信動作を行うようにする。
一方、ステップS3において、人が一人でないと判定した場合、即ち複数の人が存在すると判定した場合は、ステップS5において、取得した物体までの距離情報に基づいて、当該基準位置(例えばゲート位置)から各人までの距離うち、当該基準位置に近い方から二番目の位置にいる人の位置を元に、リーダライタユニット3の送受信出力の調整(制御)を行い、基準位置に最も近い一人の人との間でのみ送受信動作が行われるように制御する。
【0021】
このようにすれば、リーダライタユニット3の近辺に存在する人が一人だけの場合は、リーダライタユニット3から出力されるUHF帯の電波の送信出力を大きくすることで、人50がICタグ9を携帯している場合は、携帯しているICタグ9のID情報をより確実に受信することが可能になるので、認証装置4においてICタグ9の認証をスムーズに行うことができる。
また、リーダライタユニット3の近辺に複数の人が存在する場合は、リーダライタユニット3から出力されるUHF帯の電波の送信出力を調整して、最も近くにいる人50が携帯しているICタグ9との間でのみ通信を行うようにすることで、意図しない人のICタグ9ID情報を受信してしまうといったことを防止することが可能になり、認証装置4においてICタグ9の認証をスムーズに行うことができる。
【0022】
なお、上記図3に示したリーダライタユニット3の構成はあくまでも一例であり、本実施形態の認証システム1では他の構成のリーダライタユニットを適用することも勿論可能である。例えばリーダライタユニット3として、本件特許出願人が先に提案したリーダライタユニット(特開2010−108148、特開2010−113669、特開2010−134834等)を適用すれば、リーダライタユニットにおいてICタグ9の位置検出や移動検出、通過検出機能を付加すれば、リーダライタユニット3において、ICタグ9の位置や移動方向(近づく・遠ざかる)、通過時間などの検出を行うことが可能になる。したがって、この場合は、測距装置6による測定結果とリーダライタユニット3の検出結果のマッチッングを図ることでリーダライタユニット3において、より正確に目的とするICタグ9との間で通信を行うことが可能になり、認証装置4において適合する人だけを確実に認証することが可能になる。
【0023】
また、リーダライタユニット3のアンテナ2として指向性を有するフェーズドアレイアンテナを用いるようにすると、最も近くに位置する人の方向にリーダライタユニット3の通信範囲を調整することができるという利点がある。
また本実施形態では、UHF帯の電波を利用してICタグ9との間で通信を行うリーダライトユニット3を例に挙げて説明したが、HF帯を利用した電磁誘導方式のリーダライタユニットにも適用可能である。
【符号の説明】
【0024】
1 認証システム、2 アンテナ、3 リーダライタユニット、4 認証装置、5 距離画像センサ、6 画像データ処理装置、7 測距装置、8 制御装置、9 ICタグ、21 PLL回路、22 VCO、23 変調器、24 可変増幅器、25 増幅器、26 復調器、27 A/Dコンバータ、28 38 I/F、31 二次元スキャナ、32 制御部、33 レーザ投光部、34 ビームスプリッタ、35 レーザ受光部、36 測距計測部、37 距離値算出部、41 画像生成部、42 画像抽出部、43 画像判定部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動する物体と、
該物体の管理情報が記録され当該物体と共に移動するICタグと、
該ICタグとの間で通信を行う通信手段と、
前記物体までの距離を測定する測距手段と、
前記測距手段により測定された前記物体までの測距情報に基づいて前記通信手段の通信可能範囲を制御する制御手段と、
前記通信手段において受信された管理情報の認証を行う認証手段と、
を備えたことを特徴とする認証システム。
【請求項2】
前記制御手段は、前記測距手段により測定された前記物体の測距情報に基づいて、前記測距手段の測距範囲内に前記物体が一つ存在すると判別した場合は、前記通信手段の通信範囲が最大となるように制御し、前記測距手段の測距範囲内に前記物体が複数存在すると判別した場合は、前記通信手段の通信範囲に含まれる物体が、前記通信手段の最も近傍に位置する物体のみとなるように前記通信手段の通信範囲を制御することを特徴とする請求項1に記載の認証システム。
【請求項3】
前記通信手段は、UHF帯の電波を利用して前記ICタグとの間で通信を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の認証システム。
【請求項4】
前記通信手段は、前記ICタグの位置検出機能を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の認証システム。
【請求項5】
前記通信手段は、前記ICタグの移動検出機能を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の認証システム。
【請求項6】
前記通信手段は、前記ICタグの通過検出機能を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の認証システム。
【請求項7】
前記通信手段は、フェーズドアレイアンテナを備えていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の認証システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−79101(P2012−79101A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−223817(P2010−223817)
【出願日】平成22年10月1日(2010.10.1)
【出願人】(000004651)日本信号株式会社 (720)
【Fターム(参考)】