説明

誘導具

【課題】粘着テープに方向を示す凸部をつけた誘導具を提供する。
【解決手段】粘着テープの表面に方向を示す凸部を設けたことを特徴とする誘導具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【00001】
本発明は、粘着テープに凸部をつけた誘導具に関するものである。
【背景技術】
【00002】
従来、視覚障害者用の展示ブロック等の床面誘導設備は存在した。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【00003】
そのために、次のような問題点があった。
(イ)ブロック単体で方角や方向を認識させることが困難である。
(ロ)利用者の触覚によってしか知覚することができない。
(ハ)設置するのに手間がかかり、設置スペースも制約される。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【00004】
粘着テープに方向を示す凸部を設けることで、触覚による方向認識を可能とする。テープを発光あるいは畜光テープとする。以上を特徴とする誘導具である。
【発明の効果】
【00005】
触覚・視覚で認識できるため、誘導という目的をきわめて高い可能性で実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【00006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
粘着テープ(1)の表面に方向を示す凸部(2)を一定の間隔をおいて複数個設ける。
本発明は以上のような構成で、これを使用するときは、床面や壁面に利用者を誘導し たい方向に矢印(2)を向けて設置する。利用者は周囲が暗い状況でも矢印(2)を直 接触って正しい方向を知覚し、移動する事ができる。
粘着テープ(1)に発光または畜光テープを使用すれば利用者の視覚による認知をさ らに確実なものにできる。
【図面の簡単な説明】
【00007】
【図1】本発明の斜視全体図
【図2】本発明の斜視図(一部)
【図3】本発明の平面図(一部)
【図4】本発明の側面図(一部)
【符号の説明】
【00008】
1 粘着テープ
2 方向を示す凸部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
粘着テープの表面に方向を示す凸部を設けたことを特徴とする誘導具。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2007−297894(P2007−297894A)
【公開日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−150652(P2006−150652)
【出願日】平成18年4月28日(2006.4.28)
【出願人】(506183328)
【Fターム(参考)】