説明

調光器及び照明システム

【課題】調光下限時における消費電力を低減し、信頼性の高い調光器および照明システムを提供する。
【解決手段】照明システムは、蛍光灯などの光源を備え照明器具2と、照明器具2の調光レベルを制御する調光信号を出力する調光器1とを備える。調光器1は、ロータリ式の可変抵抗器30と、可変抵抗器30の抵抗値に基づいたデューティ比率のデューティ信号を生成する調光制御回路21と、調光制御回路21からのデューティ信号に応じた調光信号を照明器具2に出力する信号出力回路22とを備える。また調光器1は、可変抵抗器30を操作する調光ツマミ56の操作角度が、消灯位置から調光下限位置の間である場合には、調光制御回路21によるデューティ信号の生成を停止させる調光停止回路23を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明器具の調光レベルを制御するための調光信号を出力する調光器、及び、その調光器を用いた照明システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、照明器具の調光レベルを調整するための調光信号を出力する調光器として、発光ダイオードや放電灯などを光源とする照明器具に接続され、使用者の操作に応じて照明器具に調光信号を出力し、照明器具の調光レベルを調整する調光器がある。また、この種の調光器と、調光器からの調光信号に基づいて、照明器具への電力供給をオン・オフする電源開閉手段とを有し、照明器具の調光レベルを調整する照明システムがある(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
この特許文献1に記載の照明システムにおいては、調光器に設けられた調光ツマミの操作角度に基づいて、デューティ比率の異なる調光信号が調光器から電源開閉手段に出力される。電源開閉手段は、調光信号のデューティ比率に応じて、照明器具への電力供給のオン・オフを切り替え制御し、また照明器具への供給電力を制御することで照明器具の調光レベルを調整する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−185601号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載の照明システムの照明器具は、調光信号のデューティ比率の範囲によって調光レベルが変化する調光領域と、照明器具への電力供給を完全に遮断する消灯領域と、照明器具への電力供給を遮断しない全灯領域とが設けられている。
【0006】
例えば、調光信号のオンデューティ(1周期に対するオン区間の比率)が95%以上の範囲を消灯領域、オンデューティが5%以下の範囲を全灯領域とし、それ以外の範囲は、オンデューティ比率と逆比例するように照明器具の調光レベルが調整される。
【0007】
これにより、調光器の調光ツマミを操作可能な下限から所定の操作角以上操作しなければ照明器具は点灯しないが、調光器から電源開閉手段へはオンデューティが大きな調光信号が出力され続けることとなる。すなわち、照明器具を消灯している際に、調光器における消費電力が大きくなって無駄が発生するという問題があった。
【0008】
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、調光下限時における消費電力を低減し、信頼性の高い調光器および照明システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、所定の範囲内で移動自在に操作可能な操作子を有し、照明器具の調光レベルを調整するための操作手段と、前記操作子の操作に応じて、前記操作子の移動位置に基づいたデューティ比率のデューティ信号を生成する調光制御手段と、前記デューティ信号に応じて、前記照明器具の調光レベルを調整する調光信号を出力する信号出力手段と、前記操作子の操作に応じて、前記調光制御手段によるデューティ信号の生成を停止させる調光停止手段と、前記調光停止手段を含む弱電回路部品が実装された弱電部と、商用電源を前記弱電回路の動作用電源に変換する強電回路部品が実装された電源回路を含む強電部とを備え、前記調光停止手段は、前記操作子の移動位置が、消灯位置と前記照明器具の調光下限に対応する位置との間にあれば、前記調光制御手段によるデューティ信号の生成を停止させることを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明では、請求項1記載の発明おいて、前記調光制御手段は、マイコンを含む電子回路からなり、前記調光停止手段は、前記電子回路への電力供給を遮断することで、前記調光制御手段によるデューティ信号の生成を停止させることを特徴とする。
【0011】
請求項3の発明では、請求項1又は2の何れか一項に記載の調光器と、当該調光器からの調光信号に基づいて光源の調光レベルを調整する照明器具とを備え、前記照明器具は、前記調光信号のデューティ比率に基づく調光レベルが調光下限以下の場合には、光源を消灯状態とし、調光レベルが調光下限よりも高い場合には、調光信号のデューティ比率に応じた調光レベルで光源を点灯させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1及び2の発明によれば、操作子が消灯位置と調光下限位置との間にあれば、調光停止手段が調光制御手段によるデューティ信号の生成を停止する。これにより、操作子が消灯位置から動かされ、照明器具が点灯しない調光下限に対応する位置までの間は、調光信号の生成に伴う消費電力を減らすことができる。また、調光器を構成する電子部品への印加電力が低減するので、個々の電子部品の信頼性が向上し、調光器全体の信頼性が向上する。
【0013】
請求項3の発明によれば、操作子が消灯位置と調光下限位置との間にある場合には光源を点灯しない照明器具と、上述の調光器とを備えているので、操作子が消灯位置と調光下限位置との間に位置する際の消費電力を低減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施の形態にかかる照明システムを示す概略回路図である。
【図2】(a)は、同照明システムの調光器を示す概略斜視図であり、(b)は同調光器の正面図である。
【図3】同調光器にかかる電子回路の一例を示す回路図である。
【図4】同照明システムの動作特性を示すグラフである。
【図5】同照明システムの消費電力を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
【0016】
本実施の形態にかかる照明システムは、図1に示すように、例えば光源として蛍光灯を用い、蛍光とを調光点灯させる電子安定器を具備する照明器具2と、信号線L1を介して調光レベルを制御する調光信号を照明器具2へ出力する調光器1とを備える。この調光信号は、例えば、振幅が+12Vのパルス信号であり、周波数は1kHzに設定されている。
【0017】
照明器具2は、光源の点灯・消灯の切り替えを行うとともに、信号線L1を介して入力される調光信号のデューティ比率に基づいて、光源の調光レベルの調整を行う点灯制御回路(図示せず)を備える。照明器具2の点灯制御回路は、調光信号のオンデューティ(調光信号の周期に対するオン区間の比率)が5%以下であれば調光レベルを最大とし、オンデューティが95%以上であれば調光レベルを最小となるように設定されている。また、オンデューティが5%よりも大きく、95%未満の範囲であれば、オンデューティに対する照度レベルが逆比例となるように設定されている。すなわち、オンデューティが95%の点が照明器具2の調光下限であり、オンデューティが95%よりも高い調光信号が入力された場合であっても、オンデューティが95%の時と同じ調光レベルに設定される。
【0018】
これにより、照明器具2は、例えば調光器1を接続しない場合であっても、オンデューティが5%以下の調光信号が入力されていると判断して、光源を点灯させることができる。また、調光器1が故障などによって調光信号の出力が行えなくなった場合であっても、照明器具が消灯することを防ぐことができる。
【0019】
なお、本実施例においては、調光下限時における調光レベルは、光源が消灯する消灯状態に設定している。なおこれらの設定は、調光信号の振幅、周波数、及び、デューティ比による調光レベルに限定するものではなく、使用形態にあわせて適宜の値に設定することが可能である。
【0020】
調光器1は、図2(a)に示すように、JISで規格化されたワイドハンドル型スイッチを埋め込み配設するために用いられる取付枠への取り付けが可能なケース50を備える。ケース50は、合成樹脂により前面が開口した箱状に形成されたボディ51と、ボディ51の開口部に被着される合成樹脂性のカバー52とで構成されている。また、ボディ51の取付突起51aをカバー52に設けられた取付爪52aとを嵌合させることで、カバー52がボディ51に保持される。
【0021】
また調光器1は、調光信号を出力する調光回路基板20と、商用電源ACからの供給電力を整流・降圧する電源回路基板10とを備え、絶縁素材からなる絶縁シート53を介して各基板10、20が重ねられた状態で、ケース50に収納されている。電源回路基板10と調光回路基板20は、接続ケーブル54により電気的に接続されており、電源回路基板10は調光回路基板20にその動作電力を出力している。
【0022】
またカバー52の前面を覆うようにして被着される化粧パネル55と、化粧パネル55の略中央に設けられたハンドル挿通孔55aを通り、後述する可変抵抗器30に取着される調光ツマミ56とが取り付けられている。化粧パネル55及び調光ツマミ56には、調光ツマミの操作量(回転量)を使用者に知らしめるためのガイド表示55b、56aがそれぞれ設けられている。使用者は、各ガイド表示55b、56aを確認しながら調光ツマミ56を回転操作することで、可変抵抗器30の抵抗値を変化させて、照明器具1の調光レベルを調整することができる。なお、本実施の形態においては、調光ツマミ56は、ガイド表示56aが取付状態における最下点を0度として、時計回りに約300度まで回転することができ、回転角度が大きいほど可変抵抗器30の抵抗値が大きくなるよう設定されている。ここで、調光ツマミ56の回転角度が0度の位置を消灯位置、また、300度の位置を全灯位置としており、調光ツマミ56が消灯位置に位置する場合には、照明器具2は消灯状態(調光レベルが0%)に設定される。
【0023】
電源回路基板10は、ケース50に収納された状態でボディ51の背面に設けられた開口部から露出し、電力線L2が接続される接続端子11を備え、電力線L2を介して商用電源ACに接続されている。また電源回路基板10には、商用電源ACの供給電力である交流電力を、例えば12Vの直流電力に変換するAC−DC変換回路(図示せず)が実装されている。
【0024】
調光回路基板20は、ロータリ式の可変抵抗器30を含む複数の回路部品が実装されており、図1に示されるように、各回路部品により構成される調光制御回路21、信号出力回路22、調光停止回路23、及び、降圧回路24を備える。また、調光回路基板20には、電源回路基板10からの供給電力として、例えば12Vの直流電力が入力されている。
【0025】
調光制御回路21は、降圧回路24によって例えば5Vまで降圧された電力をその動作電力として動作し、可変抵抗器30の抵抗値に基づいたデューティ比率のパルス波からなるデューティ信号を出力するマイコン21aを備える。マイコン21aは、可変抵抗器30の抵抗値が、例えば、調光ツマミ56の回転角度が30度以下となる抵抗値の場合には、デューティ信号のオンデューティを95%に設定する。またマイコン21aは、調光ツマミ56の回転角度が270度以上となる場合には、デューティ信号のオンデューティを5%とし、それ以外では、デューティ信号のオンデューティが回転角度に逆比例となるように設定する(図4を参照)。
【0026】
信号出力回路22は、調光制御回路21からのデューティ信号に応じて、照明器具2の調光レベルを変化させるための調光信号を出力する。この調光信号は、調光制御回路21からのデューティ信号と同じデューティ比率に設定されたパルス波であり、振幅は電源回路基板10からの入力電圧である12Vに設定されている。
【0027】
調光停止回路23は、可変抵抗器30の抵抗値が、調光ツマミ56の回転角度が30度における抵抗値以下であれば、調光制御回路21によるデューティ制御を停止させ、信号線L1には調光信号におけるHレベルと同じ電圧値の電圧を印加する。これにより、照明器具2にはオンデューティが100%となる調光信号が入力されている状態となり、照明器具2は、調光レベルを0%として光源を消灯させる。
【0028】
図5のグラフは、調光つまみ56の操作角度に対する調光器1における消費電力特性を示しており、本実施の形態にかかる調光器1の消費電力を破線、従来の調光器1の消費電力を実線で表している。上述のように、調光ツマミ56の回転角度が30度以下である場合には、調光停止回路23により調光制御回路21のデューティ制御が停止されるので、調光ツマミ56の回転角度が30度以下の場合において、従来の調光器の消費電力よりも低い消費電力となる。
【0029】
次に、調光器1の調光制御回路21、信号出力回路22、調光停止回路23、降圧回路24、及び、周辺回路の具体回路について、図3を用いて説明を行う。電圧Vccは、電源回路基板10からの入力電圧であり、ここでは+12Vに設定されている。また、調光信号を出力する出力端子25、25の間には、ノイズなどによる誤作動を防止するため、調光信号のインピーダンスを下げるための抵抗R5が接続されている。
【0030】
また、出力端子25、25の間には、抵抗R5を介してNPN型のトランジスタからなるスイッチング素子Q1が接続され、スイッチング素子Q1のコレクタ側端子には抵抗R5、エミッタ側端子には出力端子25の接地側が接続されている。
【0031】
降圧回路24は、レギュレータICを用いて構成されており、電源回路基板10からの入力電圧Vccを、調光制御回路21の動作電圧となる電圧Vdd(例えば+5V)まで降圧している。また、降圧回路24は、出力電圧Vddをオン・オフするための制御端子CTLが設けられており、端子からの入力がLレベルの場合にはオフ状態となって、電圧Vddの出力を停止する。
【0032】
調光制御回路21のマイコン21aは、電圧Vddがその動作電力として印加され、マイコン21aには、可変抵抗器30の調整位置に応じた比較電圧が入力される。またマイコン21aは、入力された比較電圧に基づいて出力するデューティ信号のデューティ比率を設定する。なお可変抵抗器30には、抵抗R1及びツェナーダイオードZDによる電圧Vddと略等しいツェナー電圧が印加され、マイコン21aからの逆流を防止するためのダイオードD1が接続されている。
【0033】
信号出力回路22は、ドライブICなどからなる駆動回路22aと、抵抗R6を介して駆動回路22aの出力端子がエミッタ側端子に接続されるスイッチング素子Q2とを備える。スイッチング素子Q2は、入力電圧Vccがエミッタ側端子からコレクタ側端子に印加され、駆動回路22aの出力がベース側端子に入力されるよう接続され、エミッタ側端子とベース側端子との間は抵抗R7を介して接続されている。
【0034】
スイッチング素子Q2は、ダイオードD2を介して接続されるコンパレータICの出力がHレベルの場合には、駆動回路21aの出力に応じてオン・オフが制御される。これにより、調光制御回路21のマイコン21aで生成されたデューティ信号は増幅され、調光信号として出力端子25から照明器具2に出力される。
【0035】
調光停止回路23は、電圧Vccが抵抗R2、R3により分圧された電圧が基準電圧側に入力されるコンパレータICを有し、コンパレータICの比較電圧側には、可変抵抗器30の抵抗値に応じた比較電圧が入力される。抵抗R2、R3は、調光ツマミ56の回転角度が30度である場合、すなわち、調光ツマミ56が調光下限位置である場合に、マイコン21aに入力される比較電圧と、抵抗R2、R3による電圧Vccの分圧が等しくなるように設定されている。またコンパレータICは、電圧Vccを出力電圧とし、出力電圧は降圧回路24の制御端子CTLに入力される。
【0036】
これにより、調光ツマミ56の回転角度が30度以下の場合には、コンパレータICからの出力はLレベルとなり、降圧回路24の出力が遮断され、調光制御回路21はその動作電力を失うので、信号出力回路22へのデューティ信号の出力が停止される。また、コンパレータICからの出力がLレベルになると、スイッチング素子Q2がオン状態となるので、出力端子25には入力電圧Vccが印加される。すなわち、照明器具2へは、オンデューティが100%である調光信号が出力された状態となり、照明器具2の光源の調光レベルは最小に設定され、照明器具2の光源は消灯状態となる。
【0037】
また、降圧回路24の出力が遮断された状態では、コンパレータICからの出力電圧がスイッチング素子Q1のベース側端子に入力されず、スイッチング素子Q1がオフ状態となるので、出力インピーダンスを下げるための抵抗R5が開放される。これにより、抵抗R5で消費されていた電力を低減することができる。
【0038】
このようにして、調光ツマミ56の回転角度が30度以下の場合には、調光制御回路21、信号出力回路22、及び、抵抗R5による消費電力を低減させることができ、調光器1全体の消費電力を低減することができる。
【0039】
なお、本実施の形態においては、可変抵抗器30としてロータリ式の可変抵抗器を用いて、調光ツマミ56を回転させるようにしているが、スライド式の可変抵抗器を用いるようにしてもよい。スライド式の可変抵抗器を用いる場合には、調光ツマミ56の回転角度を、スライド式の可変抵抗器を操作するための操作子における移動量に置き換えることで、上述のような消費電力の低減が可能であ。
【符号の説明】
【0040】
1 調光器
2 照明器具
20 調光回路基板(弱電部)
21 調光制御回路
22 信号出力回路(信号出力手段)
23 調光停止回路(調光停止手段)
30 可変抵抗器(操作手段)
56 調光ツマミ(操作手段)
AC 商用電源

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の範囲内で移動自在に操作可能な操作子を有し、照明器具の調光レベルを調整するための操作手段と、
前記操作子の操作に応じて、前記操作子の移動位置に基づいたデューティ比率のデューティ信号を生成する調光制御手段と、
前記デューティ信号に応じて、前記照明器具の調光レベルを調整する調光信号を出力する信号出力手段と、
前記操作子の操作に応じて、前記調光制御手段によるデューティ信号の生成を停止させる調光停止手段と、
前記調光停止手段を含む弱電回路部品が実装された弱電部と、
商用電源を前記弱電回路の動作用電源に変換する強電回路部品が実装された電源回路を含む強電部とを備え、
前記調光停止手段は、前記操作子の移動位置が、消灯位置と前記照明器具の調光下限に対応する位置との間にあれば、前記調光制御手段によるデューティ信号の生成を停止させることを特徴とする調光器。
【請求項2】
前記調光制御手段は、マイコンを含む電子回路からなり、
前記調光停止手段は、前記電子回路への電力供給を遮断することで、前記調光制御手段によるデューティ信号の生成を停止させることを特徴とする請求項1記載の調光器。
【請求項3】
請求項1又は2の何れか一項に記載の調光器と、
当該調光器からの調光信号に基づいて光源の調光レベルを調整する照明器具とを備え、
前記照明器具は、前記調光信号のデューティ比率に基づく調光レベルが調光下限以下の場合には、光源を消灯状態とし、調光レベルが調光下限よりも高い場合には、調光信号のデューティ比率に応じた調光レベルで光源を点灯させることを特徴とする照明システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−150981(P2011−150981A)
【公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−13351(P2010−13351)
【出願日】平成22年1月25日(2010.1.25)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】