説明

調光操作装置

【課題】 各シーン毎の調光制御信号のデータが記憶された制御部に異常が発生した場合のバックアップシステムを備えた調光操作装置において、バックアップシステムを必要最低限の構成として装置の低コスト化、小型化を図る。
【解決手段】 メイン調光制御データのみをバックアップ部10のサブ記憶装置12に記憶し、制御部6に異常が発生した場合はバックアップ部10を作動させ、フェーダ部3aの操作に伴い、サブ記憶装置12に記憶されたメインデータのみを利用して、調光制御による照明演出を行う。バックアップ部10に記憶させるデータは、照明演出に必要な最低限のデータであるため、バックアップ部10を必要最低限の構成とすることができ、且つ、制御部6に異常が発生したとしても、必要最低限の照明演出を、同じフェーダの操作で行うことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スポットライトやフラッドライトなどの各種の演出空間用照明装置(照明負荷)が所要数設置される劇場舞台やTVスタジオなどの演出空間において、それぞれの照明負荷を調光制御するための調光制御信号をシーン毎に予め作成しておき、該調光制御信号を各シーン毎に適時に呼び出して照明演出を行う調光操作装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、スポットライトやフラッドライトなどの照明負荷を調光制御するための調光制御信号をシーン毎に予め設定(作成)するプリセット部と、その調光制御信号に各シーン毎の識別番号を付与しデータとして制御部に記憶させ、その識別番号を指定して対応するシーンの調光制御信号を制御部から呼び出し、信号再生操作手段(フェーダ又はエンコーダなど)の操作で明かりを再生して照明演出を行うようにした調光操作卓が知られている。
また、この種調光操作卓として、前記した制御部に異常が発生した場合のバックアップシステムを備えた調光操作卓も各種提案されている(例えば特許文献1、2など参照)。
【0003】
【特許文献1】特開昭61−296681号公報
【特許文献2】特開平1−186592号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の調光操作卓におけるバックアップシステムは、データの記憶装置(ハードディスク等)や制御装置(CPU等)などからなる制御部を二重化した所謂フルバックアップシステムが主流であり、信頼性が高いという長所を有するものの、装置を二重化するためコストがかかる、装置が大型化するなどの欠点があった。
【0005】
本発明はこのような従来事情に鑑みて成されたもので、その目的とする処は、各シーン毎の調光制御信号のデータが記憶された制御部に異常が発生した場合のバックアップシステムを備えた調光操作卓(調光操作装置)において、該バックアップシステムを必要最低限の構成として、装置の低コスト化、小型化を図ることにある。また、本発明は、通常時の調光制御と、異常時の調光制御を、同じ信号再生操作手段(フェーダ又はエンコーダなど)の操作で行うことができる調光操作装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の目的を達成するために本発明は、照明負荷を調光制御するための調光制御信号をシーン毎に予め設定し、該調光制御信号に各シーン毎の識別番号を付与して記憶すると共に、前記識別番号を指定し対応するシーンの調光制御信号を呼び出して照明演出を行う調光操作装置であって、
前記呼び出された調光制御信号を再生する信号再生操作手段と、
前記各シーン毎の調光制御信号を前記識別番号と共にデータとして主記憶装置に記憶すると共に、指定された識別番号に対応する調光制御信号を出力する制御部と、
前記制御部に異常が発生した場合に該制御部に替わって作動するバックアップ部と、
前記制御部とバックアップ部の作動の切換えを行うための切替手段と、を備え、
前記制御部が、前記各シーン毎の調光制御信号を調光制御データとして前記主記憶装置に記憶すると共に、該調光制御データの一部を前記バックアップ部に送る処理機能を有し、
前記バックアップ部が、前記制御部から送られた前記一部の調光制御データを記憶するサブ記憶装置と、該サブ記憶装置に記憶された前記一部の調光制御データの調光制御信号を出力する処理機能を有し、
前記切替手段の操作による前記バックアップ部の作動により、前記サブ記憶装置に記憶された調光制御データを出力して、前記信号再生操作手段での操作による調光制御を補償するよう形成したことを特徴とする。
【0007】
また、本発明において、信号再生操作手段とは、フェーダ、ベルト式エンコーダ、ロータリエンコーダなどの、この種調光操作の分野で通常用いられる操作手段を包含するものであって、該信号再生操作手段の操作により、前記制御部の作動時と、前記バックアップ部に切り替えての作動時とにおいて、同じ明かりを再生可能に形成したことを特徴とする。
すなわち、同じ信号再生手段により、通常時も、緊急時も、同じ明かりを再生することができる。
【0008】
また、本発明に係る調光操作装置は、前記調光制御データが、各シーン毎のメインとなる照明演出を行うためのメイン調光制御データと、各シーン毎に細分化された照明演出を行うためのサブ調光制御データであり、
前記制御部から前記バックアップ部に送られる前記一部の調光制御データが、前記メイン調光制御データであって、
通常の状態においては前記制御部の作動により、前記信号再生操作手段の操作に基づき、前記メイン調光制御データと前記サブ調光制御データを適時に呼び出して各シーン毎に細分化された照明演出を行い、
前記制御部に異常が発生した場合は、前記切替手段で前記バックアップ部を作動させ、前記信号再生操作手段の操作に基づき、前記メイン調光制御データを呼び出して、各シーン毎のメインとなる照明演出を補償するよう構成したことを特徴とする。
【0009】
また本発明は、前記制御部において、前記一部の調光制御データの修正および/または削除がなされた際に、該修正、削除が前記バックアップ部にも反映されるよう構成したことを特徴とする。また、本発明は、前記照明負荷が一又は複数の演出空間用照明装置であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
以上説明したように本発明は、一部の調光制御データのみをバックアップ部のサブ記憶装置に記憶し、制御部に異常が発生した場合は該バックアップ部を作動させ、信号再生操作手段(フェーダ又はエンコーダ)の操作により、該サブ記憶装置に記憶された前記一部のデータを利用して、調光制御による照明演出を行うことができる。ここで、バックアップ部に記憶させるデータは、照明演出に必要な最低限のデータであることは言うまでもない。よって、バックアップ部を必要最低限の構成として、装置の低コスト化、小型化を図ると共に、制御部に異常が発生したとしても必要最低限の照明演出を行うことができる新規な調光操作装置を提供することができた。
制御部の作動時(通常時)と、バックアップ部に切り替えての作動時(異常発生時)において、調光制御の元となるデータは、制御部の主記憶装置に記憶されたデータ、又はバックアップ部のサブ記憶装置に記憶されたデータのいずれかであるが、これらデータに基づき明かりを再生するための信号再生操作手段(フェーダ又はエンコーダ)は同一のものであり、同一のフェーダ又はエンコーダを用いて、同じ明かりを再生することが可能になる。
【0011】
制御部に記憶させる調光制御データを、各シーン毎のメインとなる照明演出を行うためのメイン調光制御データと、各シーン毎に細分化された照明演出を行うためのサブ調光制御データとし、バックアップ部に記憶させるデータ(照明演出に必要な最低限のデータ)を、前記メイン調光制御データとすることが好ましい。
この場合、通常の状態においては、メイン調光制御データとサブ調光制御データを適時に呼び出し、信号再生操作手段の操作に基づき、各シーン毎に細分化された照明演出を行うことができる。一方、制御部に異常が発生した場合は、メイン調光制御データを呼び出し、信号再生操作手段の操作に基づき、各シーン毎のメインとなる照明演出を、通常時と同じように行うことができる。
【0012】
制御部において、前記一部の調光制御データ(メイン調光制御データ)の修正および/または削除がなされた際に、該修正、削除が前記バックアップ部にも反映されるようにした場合、前記効果をより実効あるものとし得る。
【0013】
照明負荷として複数の演出空間用照明装置(スポットライトやフラッドライトなど)を用いる場合、制御部やバックアップ部もその分だけ高集積化、大型化するようになるが、前記したようにバックアップ部は必要最低限の構成で済むので、前述した効果をより実効あるものとし得るなど、多くの効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明に係る調光操作装置の実施形態の一例を図面に基づいて説明する。
図1は本例の調光操作装置を構成する調光操作卓1の概略平面図、図2はその調光操作卓1におけるフェーダ部(信号再生操作部)3aと制御部6、バックアップ部10、切替手段14,15,16との関係を示す概略構成図である。
【0015】
調光操作卓1は、複数の照明負荷30の明るさや色を変化させる調光制御をするための調光制御信号をシーン毎に予め設定(作成)し、該調光制御信号に各シーン毎の識別番号を付与して記憶すると共に、その識別番号を指定して対応するシーンの調光制御信号を呼び出し、フェーダ部3aの各フェーダ(信号再生操作手段)の操作により、各シーン毎の照明演出を行うもので、操作パネル上に、プリセット部2、フェーダ部3a、記憶操作部3b、呼び出し操作部3c、その他各種の操作部4、調光制御の監視画面等として機能する表示部5、後述する切替手段を構成する切替スイッチ14などが適所に配されている。
【0016】
調光制御信号をシーン毎に予め設定しておき、その調光制御信号を各シーン毎に呼び出し、フェーダ等の操作で明かりを再生するための構成は、この種調光操作卓において公知であるため詳述しないが、プリセット部2におけるプリセット操作手段としての複数のフェーダ又はエンコーダ(図示省略)により、各照明負荷30の調光制御信号を設定してシーン毎の調光制御信号とし、この調光制御信号に対し、記憶操作部3bの各記憶操作スイッチ(図示省略)により各シーン毎の識別番号を付与して制御部6に記憶する。そして、呼び出し操作部3cの各呼び出しスイッチ(図示省略)により前記識別番号を指定し、フェーダ部3aの各フェーダ(図示省略)の操作で、対応するシーンの調光制御信号を制御部6から出力し明かりを再生するようになっている。
【0017】
制御部6は、プリセット部2で設定され記憶操作部3bで識別番号が付与された各シーン毎の調光制御信号を受け取り、データとして主記憶装置7に記憶すると共に、呼び出し操作部3cから送られた識別番号に対応する調光制御信号のデータを主記憶装置7から読み出し、その調光制御信号を、フェーダ部3aの各フェーダの操作に伴い、調光制御信号切替ボード16を介して照明負荷30に送る制御装置8を備える。また、制御装置8は、前記した調光制御データの一部のデータのみを、通信処理装置9を介してバックアップ部10に送るための処理機能を有する。
【0018】
バックアップ部10は、制御部6に異常が発生した場合(緊急時)に制御部6に替わって作動するもので、制御部6から送られてきた一部の調光制御データを受け取る通信処理装置11と、そのデータをサブ記憶装置12に記憶すると共に、フェーダ部3aの操作に伴い、対応する調光制御信号のデータをサブ記憶装置12から読み出し、調光制御信号切替ボード16を介して照明負荷30に送るサブ制御装置13を備える。
【0019】
切替手段は、制御部6とバックアップ部10の作動の切換えを行うためのもので、切替スイッチ14、フェーダ信号切替ボード15、調光制御信号切替ボード16などから構成される。切替スイッチ14はその切換えを手動操作で行うためのもので、制御部6に異常などが発生し(緊急時)切替操作がなされた際に、緊急時スイッチ信号をフェーダ信号切替ボード15と調光制御信号切替ボード16に送るようになっている。
【0020】
フェーダ信号切替ボード15は、フェーダ部3aから送られてくるフェーダ信号を、通常時は制御部6に送る一方、切替スイッチ14から緊急時スイッチ信号を受信すると、前記フェーダ信号をバックアップ部10に送るようになっている。
【0021】
調光制御信号切替ボード16は、通常時は、制御部6から送られてくる調光制御信号を入力部17で受信し、出力部18を介して照明負荷30に送る一方、切替スイッチ14からの緊急時スイッチ信号を受信すると、制御部6から送られてくる信号(異常信号など)を切り離し、バックアップ部10から送られてくる調光制御信号(正常な信号)を入力部19で受信し、該正常な信号を、出力部18を介して照明負荷30に送るようになっている。
【0022】
本例において、前記した調光制御データは、各シーン毎のメインとなる照明演出を行うためのメイン調光制御データと、各シーン毎に細分化された照明演出を行うためのサブ調光制御データである。
メイン調光制御データは、図3(a)に示すように、制御部6の主記憶装置7において、ページ1に区画された領域に記憶される。サブ調光制御データは、図3(b),(c)に示すように、制御部6の主記憶装置7において、ページ2,ページ3に区画された領域に記憶される。
また本例において、制御部6からバックアップ部10に送られる一部の調光制御データは、前記したメイン調光制御データであり、前記したように、制御部6の通信処理装置9と、バックアップ部10の通信処理装置11との間で、データ通信とそのバックアップ(ミラーリング)が行われるようになっている。
【0023】
さらに、プリセット部2やフェーダ部3aなどの操作に基づき、制御部6において、メイン調光制御データの修正や削除などがなされた場合、制御装置8、通信処理装置9,11、サブ制御装置13により、前記修正や削除などがバックアップ部10においても自動的に反映され、サブ記憶装置12に記憶されたメイン調光制御データの修正、削除などが自動的になされるようになっている。
【0024】
照明負荷30は、スポットライト、フラッドライト、その他の、劇場舞台やTVスタジオなどで用いられる演出空間用照明装置である。
【0025】
以上の構成になる本例の調光操作装置による調光操作方法を説明すれば、通常の状態においては、図5に示すように、フェーダ部3aから出力されたフェーダ信号は制御部6に入力し、制御部6の作動により、前記したメイン調光制御データとサブ調光制御データを適時に呼び出して、各シーン毎に細分化された照明演出が行われる。
一方、制御部6に異常が発生した場合(緊急時)は、切替スイッチ14を操作してスイッチ信号をフェーダ信号切替ボード15と調光制御信号切替ボード16に送り、フェーダ部3aから出力されたフェーダ信号をバックアップ部10に入力させ、バックアップ部10の作動により、前記したメイン調光制御データのみを呼び出して、各シーン毎のメインとなる照明演出のみ行うことができる。
【0026】
以上、本発明の実施形態の一例を図面に基づいて説明したが、本発明は図示例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において各種の変更が可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明に係る調光操作装置を構成する調光操作卓の実施形態例を示す平面図。
【図2】調光操作装置の制御部、バックアップ部、切替手段などの関係を示す概略ブロック図。
【図3】メイン調光制御データとサブ調光制御データの一例を示す記憶領域の概念図。
【図4】制御部とバックアップ部との間でメイン調光制御データのミラーリングを行う際の概念図。
【図5】通常時のフェーダ信号、調光制御信号の流れを示すブロック図。
【図6】緊急時のスイッチ信号、フェーダ信号、調光制御信号の流れを示すブロック図。
【符号の説明】
【0028】
1: 調光操作卓
2:プリセット部
3a:フェーダ部
3b:記憶操作部
3c:呼び出し操作部
6:制御部
7:主記憶装置
8:制御装置
9:通信処理装置
10:バックアップ部
11:通信処理装置
12:サブ記憶装置
13:サブ制御装置
14:切替スイッチ(切替手段)
15:フェーダ信号切替ボード(切替手段)
16:調光制御信号切替ボード(切替手段)
30:照明負荷

【特許請求の範囲】
【請求項1】
照明負荷を調光制御するための調光制御信号をシーン毎に予め設定し、該調光制御信号に各シーン毎の識別番号を付与して記憶すると共に、前記識別番号を指定し対応するシーンの調光制御信号を呼び出して照明演出を行う調光操作装置であって、
前記呼び出された調光制御信号を再生する信号再生操作手段と、
前記各シーン毎の調光制御信号を前記識別番号と共にデータとして主記憶装置に記憶すると共に、指定された識別番号に対応する調光制御信号を出力する制御部と、
前記制御部に異常が発生した場合に該制御部に替わって作動するバックアップ部と、
前記制御部とバックアップ部の作動の切換えを行うための切替手段と、を備え、
前記制御部が、前記各シーン毎の調光制御信号を調光制御データとして前記主記憶装置に記憶すると共に、該調光制御データの一部を前記バックアップ部に送る処理機能を有し、
前記バックアップ部が、前記制御部から送られた前記一部の調光制御データを記憶するサブ記憶装置と、該サブ記憶装置に記憶された前記一部の調光制御データの調光制御信号を出力する処理機能を有し、
前記切替手段の操作による前記バックアップ部の作動により、前記サブ記憶装置に記憶された調光制御データを出力して、前記信号再生操作手段での操作による調光制御を補償するよう形成したことを特徴とする調光操作装置。
【請求項2】
前記信号再生操作手段がフェーダ又はエンコーダであって、該信号再生操作手段の操作により、前記制御部の作動時と、前記バックアップ部に切り替えての作動時とで、同じ明かりを再生可能に形成したことを特徴とする請求項1に記載の調光操作装置。
【請求項3】
前記調光制御データが、各シーン毎のメインとなる照明演出を行うためのメイン調光制御データと、各シーン毎に細分化された照明演出を行うためのサブ調光制御データであり、
前記制御部から前記バックアップ部に送られる前記一部の調光制御データが、前記メイン調光制御データであって、
通常の状態においては前記制御部の作動により、前記信号再生操作手段の操作に基づき、前記メイン調光制御データと前記サブ調光制御データを適時に呼び出して各シーン毎に細分化された照明演出を行い、
前記制御部に異常が発生した場合は、前記切替手段で前記バックアップ部を作動させ、前記信号再生操作手段の操作に基づき、前記メイン調光制御データを呼び出して、各シーン毎のメインとなる照明演出を補償するよう構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の調光操作装置。
【請求項4】
前記制御部において、前記一部の調光制御データの修正および/または削除がなされた際に、該修正、削除が前記バックアップ部にも反映されるよう構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の調光操作装置。
【請求項5】
前記照明負荷が一又は複数の演出空間用照明装置であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の調光操作装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−166033(P2008−166033A)
【公開日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−351942(P2006−351942)
【出願日】平成18年12月27日(2006.12.27)
【出願人】(391004104)株式会社毎日放送 (4)
【出願人】(390032573)丸茂電機株式会社 (17)
【Fターム(参考)】