説明

赤外線吸収能繊維及び赤外線吸収能付与染色方法

【課題】小ロット生産を実現できる染色による方法を採用しても更なる高性能な赤外線吸収能を実現するための多量な黒色染料を必要とはせず、さらに、黒色系以外の色彩にも染色できる赤外線吸収能付与染色方法を提供する。
【解決手段】染料MordantBlack 601(商品名:山田化学工業株式会社製)、染料C.I.Mordant Black 7、染料C.I.Mordant Black 11及び染料C.I.MordantBlack 51から選ばれる金属媒染染料に染料C.I.Acid Blue-158及び染料C.I.Acid Blue-193から選ばれるクロム含金染料を配合した染浴にナイロン又はウール繊維を浸漬して鉄媒染することによって波長800〜1000nmにおける赤外線反射率が30%以下になる染色加工を施す赤外線吸収能付与染色方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、赤外線撮影における衣服の透過を防止できる赤外線吸収能繊維及び赤外線吸収能付与染色方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
周知の通り、スポーツ選手の活躍を記録目的に撮影することは一般に認められた行為である。一方、可視光の少ない状態での被写体の撮影を可能にするカメラの開発も進み、高性能な赤外線カメラが実用化されている。
【0003】
そして、身体にフィットしたユニホームを着用した競技選手の活躍を前記赤外線カメラで撮影する行為に対しては、透撮を防止するために赤外線を透過させないユニホームの開発が切望され、近赤外線領域の吸収が高い染料を使用して繊維を染色する方法や赤外線吸収剤を合成繊維に練り込んだり、コーティングする方法等により、繊維に赤外線を吸収する性能を付与する技術開発が進んでおり、具体的には、透視盗撮ブロック・ショーツ(商品名:SUNPLAY IR BIKINI:株式会社三愛と旭化成繊維株式会社の共同開発素材)や透過撮影防止インナー(商品名:SHOTGUARDinner short:株式会社クレーマージャパン製)として商品化されている。
【0004】
また、前記染色による方法では、近赤外線領域の吸収が黒色染料よりも大きい特性を持つ染料と他の染料を組み合わせて染色することにより、近赤外線吸収程度として、750から900nmでの生地の分光反射率が40%以下、900nmを越え1200nmの範囲で55%以下、および1200を越え1500nmの範囲で65%以下である近赤外線吸収加工方法が提案され(例えば、特許文献1参照)、前記練り込む方法では、衣服を構成する布帛の少なくとも一部を、繊維中または繊維表面に赤外線吸収材を混練または付着させた構造の赤外線吸収特性を有する赤外線吸収繊維素材を少なくともその一部に使用した赤外線吸収布帛によって縫製して赤外線撮影時に衣服の透けを防止する赤外線吸収衣服(例えば、特許文献2参照)や人体に密着使用される下着等に用いられる布帛面に適宜手段によって金属、炭化物、金属炭化物又はセラミックを素材とする薄膜を形成して該薄膜によって赤外線を反射又は吸収して透撮防止を可能にした透撮防止用布帛又は衣類が提案されている(例えば、特許文献3)。
【0005】
【特許文献1】特開平9−291463号公報
【特許文献2】特開2000−178809号公報
【特許文献3】特開2005−42252号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、前記近赤外線吸収加工方法では、近赤外線吸収程度が分光反射率として750から900nmにおいて40%以下、900nmを越え1200nmの範囲において55%以下、および1200を越え1500nmの範囲において65%以下であるから、十分な透撮防止効果は得られず、さらに分光反射率を抑える(赤外線吸収能を高める)ためには、黒色染料を多量に必要とし、生地の染色が黒色系になるという問題点があった。また、前記赤外線吸収衣服や透撮防止用布帛又は衣類においては、紡糸の段階で赤外線吸収剤を練込・付着させて当該練込・付着繊維糸により赤外線吸収繊維素材を製造しているので、練込・付着繊維糸を大量に生産してストックして受注に対応できるようにしておく必要があり、赤外線吸収能繊維の小ロット生産には不向きであるという問題点があった。
【0007】
そこで、本発明は、小ロット生産を実現できる染色による方法を採用しても更なる高性能な赤外線吸収能を実現するための多量な黒色染料を必要とはせず、さらに、黒色系以外の色彩にも染色できる赤外線吸収能付与染色方法を得ることを技術的課題として、その具現化をはかるべく研究・実験を重ねた結果、金属媒染染料を用いて鉄媒染によって染色すれば、染色された染料構造中に鉄キレートを有して有効な赤外線吸収能を持ち、さらに、金属媒染染料とクロム含金染料との組合せにより、高性能な赤外線吸収能を発揮すると共に、可視部の色相を調整できてカラーレンジが広がるという刮目すべき知見を得、前記技術的課題を達成したものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記技術的課題は、次の通りの本発明によって解決できる。
【0009】
即ち、本発明に係る赤外線吸収能繊維は、金属媒染染料を用いて鉄媒染によって染色してなるものである。
【0010】
また、本発明に係る赤外線吸収能繊維は、金属媒染染料にクロム含金染料を配合して鉄媒染によって染色してなるものである。
【0011】
また、本発明は、前記赤外線吸収能繊維において、クロム含金染料を染料C.I.Acid Blue-158又は染料C.I.Acid Blue-193としたものである。
【0012】
また、本発明は、前記いずれかの赤外線吸収能繊維において、金属媒染染料が構造式(1)
【化1】


で表される染料MordantBlack 601(商品名:山田化学工業株式会社製)、染料C.I.Mordant Black 7、染料C.I.Mordant Black 11及び染料C.I.MordantBlack 51から選ばれるものである。
【0013】
また、本発明は、前記いずれかの赤外線吸収能繊維において、波長800〜1000nmにおける赤外線反射率が30%以下となっているものである。
【0014】
また、本発明に係る赤外線吸収能付与染色方法は、金属媒染染料を用いた染浴にナイロン又はウール繊維を浸漬して鉄媒染することによって波長800〜1000nmにおける赤外線反射率が30%以下になる染色加工を施すものである。
【0015】
また、本発明は、前記赤外線吸収能付与染色方法において、金属媒染染料が構造式(1)
【化2】


で表される染料MordantBlack 601(商品名:山田化学工業株式会社製)、染料C.I.Mordant Black 7、染料C.I.Mordant Black 11及び染料C.I.MordantBlack 51から選ばれるものである。
【0016】
また、本発明に係る赤外線吸収能付与染色方法は、金属媒染染料にクロム含金染料を配合した染浴にナイロン又はウール繊維を浸漬して鉄媒染することによって波長800〜1000nmにおける赤外線反射率が30%以下になる染色加工を施すものである。
【0017】
さらに、本発明は、前記赤外線吸収能付与染色方法において、金属媒染染料が構造式(1)
【化3】


で表される染料MordantBlack 601(商品名:山田化学工業株式会社製)、染料C.I.Mordant Black 7、染料C.I.Mordant Black 11及び染料C.I.MordantBlack 51から選ばれる染料であり、クロム含金染料が染料C.I.Acid Blue-158及び染料C.I.Acid Blue-193から選ばれる染料である。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、繊維を金属媒染染料を用いて鉄媒染によって染色したので、染色された染料構造中に鉄キレートを有するから、更なる高性能な赤外線吸収能を発揮することができ、さらに、金属媒染染料とクロム含金染料との組合せによって、加えて可視部の色相を調整することができるので、黒色系以外の色彩にも染色することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
実施の形態1.
【0021】
本実施の形態に係る赤外線吸収能繊維は、金属媒染染料を用いて鉄媒染によって、黒系の色に染色したものであり、鉄媒染によって染色された染料構造中に鉄キレートを有しているので、波長800nm付近において特に有効な赤外線吸収能を発揮する。
【0022】
また、前記金属媒染染料にクロム含金染料を配合して鉄媒染によって染色すれば、クロム含金染料との相乗効果により波長800〜1000nm付近に効果的な赤外線吸収能を有することとなるので、波長800〜1000nmにおける透撮に対して有効に防止することができ、さらに、金属媒染染料とクロム含金染料との組合せによって可視部の色相を調整することができるので、染色においてカラーレンジが広がって青色系や紺色系の色彩にも染色することができる。
【0023】
前記金属媒染染料は、構造式(1)
【化4】


で表される染料MordantBlack 601(商品名:山田化学工業株式会社製)、染料C.I.Mordant Black 7、染料C.I.Mordant Black 11及び染料C.I.MordantBlack 51から選択するのが好ましい。また、クロム含金染料は、染料C.I.Acid Blue-158と染料C.I.Acid Blue-193とのいずれかを使用するのが好ましい。これにより、波長800〜1000nmにおける赤外線反射率が30%以下となっている赤外線吸収能繊維を得ることができる。
【0024】
実施の形態2.
【0025】
本実施の形態の係る赤外線吸収能付与染色方法は、金属媒染染料を用いた染浴にナイロン又はウール繊維を浸漬して鉄媒染することによって、波長800〜1000nmにおける赤外線反射率が30%以下になる染色加工をするものである。
【0026】
また、金属媒染染料にクロム含金染料を配合した染浴にナイロン又はウール繊維を浸漬して鉄媒染するのがより好ましい。
【実施例】
【0027】
実施例1:水200mlに染料MordantBlack 601(商品名:山田化学工業株式会社製)0.16gと酢酸0.08gとを入れた染浴に6ナイロンジャージ4gを浸漬し、攪拌しながら昇温沸騰させて30分間保持した後、硫酸第一鉄(7水塩)0.06gを添加し、引き続き、30分間沸騰させた。次いで、染浴を温度60℃まで冷却した後、染浴から6ナイロンジャージを取り出して水洗・乾燥させて赤外線吸収能繊維を得た。染料MordantBlack 601の染色濃度は4%o.w.fであった。
【0028】
前記赤外線吸収能繊維をスペクトル測定方法によって830nmと1000nmにおける赤外線反射率を測定したところ、830nmにおいて7.6%、1000nmにおいて20.3%であった。また、染色されたナイロンジャージは黒色に染まっていた。
【0029】
前記スペクトル測定方法は、分光高度計(V-570:日本分光株式会社製)を使用してサンプル染色布を白色板に密着させて貼付して当該サンプル染色布表面をスペクトル測定する方法によった。
【0030】
実施例2:水200mlに染料C.I.MordantBlack 7を0.12gと酢酸0.08gとを入れた染浴に6ナイロンジャージ4gを浸漬し、攪拌しながら昇温沸騰させて30分間保持した後、硫酸第一鉄(7水塩)0.06gを添加し、引き続き、30分間沸騰させた。次いで、染浴を温度60℃まで冷却した後、染浴から6ナイロンジャージを取り出して水洗・乾燥させて赤外線吸収能繊維を得た。染料C.I.MordantBlack 7の染色濃度は3%o.w.fであった。
【0031】
前記赤外線吸収能繊維を実施例1と同じスペクトル測定方法によって830nmと1000nmにおける赤外線反射率を測定したところ、830nmにおいて20.9%、1000nmにおいて29.0%であった。また、染色されたナイロンジャージは黒色に染まっていた。
【0032】
実施例3:水200mlに染料C.I.MordantBlack 11を0.12gと酢酸0.08gとを入れた染浴に6ナイロンジャージ4gを浸漬し、攪拌しながら昇温沸騰させて30分間保持した後、硫酸第一鉄(7水塩)0.06gを添加し、引き続き、30分間沸騰させた。次いで、染浴を温度60℃まで冷却した後、染浴から6ナイロンジャージを取り出して水洗・乾燥させて赤外線吸収能繊維を得た。染料C.I.MordantBlack 11の染色濃度は3%o.w.fであった。
【0033】
前記赤外線吸収能繊維を実施例1と同じスペクトル測定方法によって830nmと1000nmにおける赤外線反射率を測定したところ、830nmにおいて23.2%、1000nmにおいて28.5%であった。また、染色されたナイロンジャージは茶色に染まっていた。
【0034】
実施例4:水200mlに染料C.I.MordantBlack 51を0.16gと酢酸0.08gとを入れた染浴に6ナイロンジャージ4gを浸漬し、攪拌しながら昇温沸騰させて30分間保持した後、硫酸第一鉄(7水塩)0.06gを添加し、引き続き、30分間沸騰させた。次いで、染浴を温度60℃まで冷却した後、染浴から6ナイロンジャージを取り出して水洗・乾燥させて赤外線吸収能繊維を得た。染料C.I.MordantBlack 51の染色濃度は4%o.w.fであった。
【0035】
前記赤外線吸収能繊維を実施例1と同じスペクトル測定方法によって830nmと1000nmにおける赤外線反射率を測定したところ、830nmにおいて11.5%、1000nmにおいて18.6%であった。また、染色されたナイロンジャージは黒色に染まっていた。
【0036】
実施例5:水200mlに染料MordantBlack 601を0.04gと染料C.I.Acid Blue-193を0.12gと酢酸0.04gとを入れた染浴に6ナイロンジャージ4gを浸漬し、攪拌しながら昇温沸騰させて30分間保持した後、硫酸第一鉄(7水塩)0.02gを添加し、引き続き、30分間沸騰させた。次いで、染浴を温度60℃まで冷却した後、染浴から6ナイロンジャージを取り出して水洗・乾燥させて赤外線吸収能繊維を得た。染料MordantBlack 601の染色濃度は1%o.w.f、染料C.I.Acid Blue-193の染色濃度は3%o.w.fであった。
【0037】
前記赤外線吸収能繊維を実施例1と同じスペクトル測定方法によって830nmと1000nmにおける赤外線反射率を測定したところ、830nmにおいて13.5%、1000nmにおいて25.3%であった。また、染色されたナイロンジャージは暗い紺色に染まっていた。
【0038】
実施例6:水200mlに染料MordantBlack 601を0.04gと染料C.I.Acid Blue-158を0.12gと酢酸0.04gとを入れた染浴に6ナイロンジャージ4gを浸漬し、攪拌しながら昇温沸騰させて30分間保持した後、硫酸第一鉄(7水塩)0.02gを添加し、引き続き、30分間沸騰させた。次いで、染浴を温度60℃まで冷却した後、染浴から6ナイロンジャージを取り出して水洗・乾燥させて赤外線吸収能繊維を得た。染料MordantBlack 601の染色濃度は1%o.w.f、染料C.I.Acid Blue-193の染色濃度は3%o.w.fであった。
【0039】
前記赤外線吸収能繊維を実施例1と同じスペクトル測定方法によって830nmと1000nmにおける赤外線反射率を測定したところ、830nmにおいて16.2%、1000nmにおいて22.5%であった。また、染色されたナイロンジャージは暗い紺色に染まっていた。
【0040】
比較例1:透視盗撮ブロック・ショーツ(商品名:SUNPLAY IR BIKINI:株式会社三愛と旭化成繊維株式会社の共同開発素材)を実施例1と同じスペクトル測定方法によって830nmと1000nmにおける赤外線反射率を測定した。
【0041】
一重部分における赤外線反射率が830nmにおいて57.1%、1000nmにおいて94.7%、二重部分における赤外線反射率が830nmにおいて56.2%、1000nmにおいて89.6%であった。
【0042】
比較例2:透過撮影防止インナー(商品名:SHOTGUARO inner short:株式会社クレーマージャパン製)を実施例1と同じスペクトル測定方法によって830nmと1000nmにおける赤外線反射率を測定した。
【0043】
一重部分における赤外線反射率が830nmにおいて46.2%、1000nmにおいて49.7%、股の部分における赤外線反射率が830nmにおいて47.3%、1000nmにおいて50.8%であった。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明によれば、従来の830nmと1000nmにおける赤外線反射率が830nmにおいて46.2〜57.1%、1000nmにおいて49.7〜94.7%の赤外線吸収能に対して更なる赤外線吸収能を付与した繊維を染色方法により得ることができるから、高性能な赤外線吸収能繊維を必要に応じて生産する小ロット生産に対応することができると共に、黒色系以外に青色系や紺色系の色彩に染色することができるから、小・中学生や高校生の女子用赤外線吸収能ユニホームの製造に活用できる。
【0045】
従って、本発明の産業上利用性は非常に高いといえる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属媒染染料を用いて鉄媒染によって染色してなる赤外線吸収能繊維。
【請求項2】
金属媒染染料にクロム含金染料を配合して鉄媒染によって染色してなる赤外線吸収能繊維。
【請求項3】
クロム含金染料が染料C.I.Acid Blue-158又は染料C.I.Acid Blue-193である請求項2記載の赤外線吸収能繊維。
【請求項4】
金属媒染染料が構造式(1)
【化1】


で表される染料MordantBlack 601(商品名:山田化学工業株式会社製)、染料C.I.Mordant Black 7、染料C.I.Mordant Black 11及び染料C.I.MordantBlack 51から選ばれる染料である請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の赤外線吸収能繊維。
【請求項5】
波長800〜1000nmにおける赤外線反射率が30%以下である請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の赤外線吸収能繊維。
【請求項6】
金属媒染染料を用いた染浴にナイロン又はウール繊維を浸漬して鉄媒染することによって波長800〜1000nmにおける赤外線反射率が30%以下になる染色加工を施すことを特徴とする赤外線吸収能付与染色方法。
【請求項7】
金属媒染染料が構造式(1)
【化2】


で表される染料MordantBlack 601(商品名:山田化学工業株式会社製)、染料C.I.Mordant Black 7、染料C.I.Mordant Black 11及び染料C.I.MordantBlack 51から選ばれる染料である請求項6記載の赤外線吸収能付与染色方法。
【請求項8】
金属媒染染料にクロム含金染料を配合した染浴にナイロン又はウール繊維を浸漬して鉄媒染することによって波長800〜1000nmにおける赤外線反射率が30%以下になる染色加工を施すことを特徴とする赤外線吸収能付与染色方法。
【請求項9】
金属媒染染料が構造式(1)
【化3】


で表される染料MordantBlack 601(商品名:山田化学工業株式会社製)、染料C.I.Mordant Black 7、染料C.I.Mordant Black 11及び染料C.I.MordantBlack 51から選ばれる染料であり、クロム含金染料が染料C.I.Acid Blue-158及び染料C.I.Acid Blue-193から選ばれる染料である請求項8記載の赤外線吸収能付与染色方法。

【公開番号】特開2009−62652(P2009−62652A)
【公開日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−232761(P2007−232761)
【出願日】平成19年9月7日(2007.9.7)
【出願人】(596054467)朝倉染布株式会社 (7)
【出願人】(000179306)山田化学工業株式会社 (29)
【Fターム(参考)】