説明

超音波撮像のための方法およびシステム

【課題】針ガイドなどの機器を誘導する改良された超音波撮像システムおよび方法を提供する。
【解決手段】超音波撮像システム100は、超音波プローブ106と、超音波プローブ106に取り付けられている第1のセンサ122と、機器に取り付けられている第2のセンサ124と、表示デバイス118と、プロセッサ116とを含む。プロセッサ116は、超音波プローブ106を制御し、超音波データを取得するように構成されており、超音波データは、機器の長手方向軸に沿って画定された平面のデータを含む。プロセッサ116は、超音波データに基づいて平面の画像を生成し、表示デバイス118上にその平面の画像を表示するように構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に、機器の長手方向軸に沿って画定された平面の画像を表示する方法およびシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来型の超音波撮像システムは、超音波ビームを送出しかつ調査中の対象物体からの反射ビームを受信する超音波トランスデューサ素子のアレイを含む。印加される電圧の時間遅延(または位相)および振幅を選択することにより、個々のトランスデューサ素子を制御し、好適なベクトル方向に沿って移動しビームに沿って選択された点で集束される最終的な超音波を形成するように結合される超音波を生成することができる。従来型の超音波撮像システムはまた、他の集束方法を用いてもよい。例えば、超音波撮像システムは、トランスデューサ素子を制御し、平面波を発してもよい。複数の発射(firing)を用いて、同一の解剖学的情報を示すデータを取得してもよい。発射の各々のビーム形成パラメータを変更し、最大焦点距離を変化させるか、または他の方法、例えば各ビームの焦点が直前のビームの焦点に対してシフトされた状態で連続ビームを送出することによって、各発射に対する受信データの内容を変化させることができる。印加されたパルスの時間遅延(または位相)を変化させることにより、その焦点を有するビームを移動させて、その対象物体をスキャンすることができる。
【0003】
トランスデューサアレイを使用して反射音響エネルギーを受信するとき、同じ原理が適用される。受信素子で生成される電圧は、最終的な信号が対象物体内の単一の焦点から反射された超音波を示すように合算される。送出モードの場合と同様に、この超音波エネルギーの集束受信は、各受信素子からの信号に別個の遅延およびゲインを与えることにより達成される。受信ビーム形成では、このことは、当該の深さ範囲について適切に集束するために、動的な方法で実施される。
【0004】
従来型の超音波システムを使用し、患者の体内で生検針などの機器を誘導する助けとしてもよい。ある種類の従来型システムによれば、針ガイドが、固定された向きで超音波プローブに取り付けられていてもよい。向きの固定により、超音波プローブが、針を含む領域または体積の超音波データを取得することが可能になる。術者は、次いで、所望の解剖学的領域に針を誘導するために、画像を使用してもよい。しかし、この従来の技術には、いくつかの制限がある。第1にかつ最も顕著なことには、超音波プローブおよび針ガイドが、固定された向きにあるので、術者には、画像と針ガイドの配置を共に最適化する柔軟性がない。例えば、患者の標的構造物を遮る骨などの超音波不透過物質がある可能性がある。これらの超音波不透過物質は、標的構造物の鮮明な画像を取得することも、標的領域の生検材料を安全に獲得することができる位置に超音波プローブ/針ガイドを配置することも困難または不可能にする可能性がある。
【0005】
別の種類の従来型システムによれば、針ガイドおよびまたは超音波プローブの位置を、電磁センサなどの追跡デバイスを用いて追跡することができる。この従来型システムは、通常、予め取得された三次元(以後、「3D」と言う)画像データに対して、針ガイドおよび超音波プローブのリアルタイムの位置を登録する。例えば、針ガイドおよび超音波プローブのリアルタイムの位置は、CT画像に対して登録されてもよい。次に、従来型システムは、ソフトウェアを使用して、予め取得された3D画像上に生検針の経路を示すベクトルを投射してもよい。この技術は、術者が超音波プローブとは無関係に針ガイドを配置することを可能にするが、術者が予め取得されたデータに依拠して針ガイドを配置するので、問題が生じる可能性がある。例えば、3D画像が取得された後に、患者が異なる状態で配置される可能性があり、かつ/または患者の解剖学的構造の相対的な向きが変わっている可能性がある。
【発明の概要】
【0006】
これらおよび他の理由で、針ガイドなどの機器を誘導する改良された超音波撮像システムおよび方法が所望される。
【0007】
前述の欠陥、欠点、問題は、本明細書において対処されており、そのことは、以下の明細書を読み、理解することにより、明らかになるであろう。
【0008】
ある実施形態では、超音波撮像システムが、超音波プローブと、超音波プローブに取り付けられている第1のセンサと、機器に取り付けられている第2のセンサと、表示デバイスと、超音波プローブ、第1のセンサおよび第2のセンサと電子通信するプロセッサとを含む。プロセッサは、第1のセンサから第1のデータを受信するように構成されており、第1のデータは、超音波プローブに関する位置および向きの情報を含む。プロセッサは、第2のセンサから第2のデータを受信するように構成されており、第2のデータは、機器に関する位置および向きの情報を含む。プロセッサは、超音波プローブを制御して超音波データを取得するように構成されており、超音波データは、機器の長手方向軸に沿って画定された平面のデータを含む。プロセッサは、超音波データを取得するとき、第1のデータおよび第2のデータを使用するように構成されている。プロセッサは、超音波データに基づいて平面の画像を生成し、平面の画像を表示デバイス上に表示するように構成されている。
【0009】
別の実施形態では、超音波撮像の方法が、第1のデータを取得するステップであり、第1のデータは超音波プローブに関する位置および向きの情報を含む、取得するステップを含む。本方法は、第2のデータを取得するステップであり、第2のデータは機器に関する位置および向きの情報を含む、取得するステップを含む。本方法は、第1のデータおよび第2のデータを使用して、機器の長手方向軸に沿って画定された平面のデータを含む超音波データを超音波プローブで取得するステップを含む。本方法は、超音波データに基づいて平面の画像を生成するステップを含む。本方法は、その画像を表示するステップを含む。本方法はまた、その画像を使用して、機器を配置するステップを含む。
【0010】
別の実施形態では、超音波撮像の方法が、超音波プローブの位置および向きを追跡するステップを含む。本方法は、機器を移動させている間に、機器の位置および向きを追跡するステップを含む。本方法は、機器の長手方向軸に沿って画定された平面の超音波データを取得するステップを含み、平面の位置は、超音波プローブの位置および向きならびに機器の位置および向きに基づいて判定される。本方法は、超音波データに基づいて平面の複数の画像を生成するステップと、平面の複数の画像を動的画像の一部として表示するステップとを含む。
【0011】
本発明の種々の他の特徴、目的、および利点が、添付図面およびその詳細な説明から当業者に明らかにされるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】ある実施形態による超音波撮像システムの概略図である。
【図2】ある実施形態による超音波撮像システムの概略図である。
【図3】ある実施形態に基づく部分分解図の生検針およびセンサ組立体の概略図である。
【図4】ある実施形態に基づく完成図の生検針およびセンサ組立体の概略図である。
【図5】ある実施形態による超音波プローブおよびセンサの詳細な斜視図を概略的に表した図である。
【図6】ある実施形態による方法の流れ図である。
【図7】機器の長手方向軸に沿って画定された平面の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下の詳細な説明では、本明細書の一部を成す、実践され得る特定の実施形態が例証として示されている添付図面を参照する。これらの実施形態は、当業者がこの実施形態を実践することを可能にするのに十分に詳細に記載されており、他の実施形態が利用されてもよいこと、およびこの実施形態の範囲から逸脱することなく、論理的変更、機械的変更、電気的変更、および他の変更が施されてもよいことが理解されるべきである。したがって、以下の詳細な説明は、本発明の範囲を限定していると見なされるべきではない。
【0014】
図1は、ある実施形態による超音波撮像システム100の概略図である。超音波撮像システム100は、送信ビームフォーマ101と、超音波プローブ106の内部のトランスデューサ素子(図示せず)を駆動して、身体(図示せず)内にパルス超音波信号を発するトランスミッタ102とを含む。種々の形状の超音波プローブおよびトランスデューサ素子が使用されてもよい。パルス超音波信号は、血球または筋肉組織のような身体内の構造物により後方散乱し、トランスデューサ素子に戻るエコーを生成する。エコーは、超音波プローブ106内のトランスデューサ素子により電気信号すなわち超音波データに変換され、この電気信号は、受信機108により受信される。他の実施形態によれば、超音波プローブ106は、送信ビーム形成および/または受信ビーム形成の全部または一部を行う電子回路を含むことができる。他の実施形態によれば、例えば、送信ビームフォーマ101、トランスミッタ102、受信機108および受信ビームフォーマ110の全部または一部は、超音波プローブ106の内部に配設されていてもよい。また、用語「スキャン」または「スキャニング」は、本開示において、超音波信号を送受信する過程を通して超音波データを取得することを指すために使用されている可能性がある。本開示の目的上、用語「超音波データ」は、超音波システムにより取得されかつ/または処理されたデータを含む可能性がある。さらに、また、用語「データ」は、本開示において、1つまたは複数のデータセットのいずれかを指すために使用されている可能性がある。受信されたエコーを表す電気信号は、超音波データを出力する受信ビームフォーマ110を通過する。ユーザインターフェース115を使用して、患者データの入力を制御すること、スキャニングパラメータまたは表示パラメータを変更すること等を含めて、超音波撮像システム100の動作を制御してもよい。
【0015】
超音波撮像システム100はまた、超音波プローブ106と電子通信するプロセッサ116を含む。プロセッサ116は、送信ビームフォーマ101と、トランスミッタ102と、およびしたがって超音波プローブ106内のトランスデューサ素子により発せられる超音波信号とを制御してもよい。プロセッサ116はまた、超音波データを処理して、表示デバイス118上に表示するための画像にしてもよい。ある実施形態によると、プロセッサ116はまた、RF超音波データを復調しかつ生超音波データを生成する複雑な復調器(図示せず)を含むことができる。プロセッサ116は、超音波データ上で複数の選択可能な超音波モダリティに基づく1つまたは複数の処理動作を実施するようになされていてもよい。超音波データは、エコー信号が受信される際のスキャニング時間中に、リアルタイムで処理されてもよい。本開示の目的上、用語「リアルタイム」は、いかなる計画的遅延もなく実施される手続きを含むように定義される。さらにまたはあるいは、超音波データは、スキャニング時間中に一時的にバッファ(図示せず)内に格納され、通電動作またはオフライン操作で、リアルタイム未満で処理されてもよい。本発明のいくつかの実施形態は、処理タスクを処理するために複数のプロセッサ(図示せず)を含むことができる。例えば、RF信号を復調およびデシメーションするために第1のプロセッサを使用し、一方、画像を表示する前に、データをさらに処理するために第2のプロセッサを使用することができる。他の実施形態は、異なる構成のプロセッサを使用して、上述の処理タスクを処理してもよいことを理解されたい。
【0016】
超音波撮像システム100は、例えば10Hzから30Hzのフレームレートで、超音波データを継続的に取得してもよい。超音波データから生成される画像が、同様のフレームレートでリフレッシュされてもよい。他の実施形態は、異なるレートで超音波データを取得し、表示してもよい。例えば、いくつかの実施形態は、スキャンされている領域または体積のサイズおよび意図する用途に応じて、10Hz未満のまたは30Hzより大きいフレームレートで超音波データを取得してもよい。メモリ(図示せず)が、取得された超音波データの処理されたフレームを格納するために含まれていてもよい。ある実施形態では、メモリは、超音波データの少なくとも数秒の長さのフレームを格納するのに十分な容量とすることができる。超音波データのフレームは、その取得順序または取得時間に従って読み出しやすいように格納される。メモリは、任意の知られているデータ記憶媒体を含むことができる。
【0017】
適宜、本発明の実施形態は、造影剤を利用して実施されてもよい。造影画像法は、マイクロバブルを含む超音波造影剤の使用時に、身体内の解剖学的構造および血流の改良された画像を生成する。造影剤を使用している間に超音波データを取得した後、画像分析は、調和成分および線形成分を分離すること、調和成分を増強すること、増強された調和成分を利用することにより超音波画像を生成することを含む。受信信号からの調和成分の分離は、適切なフィルタを使用して実施される。超音波撮像のための造影剤の使用は当業者には周知であり、したがって、さらに詳細に記載されない。
【0018】
本発明の種々の実施形態では、超音波データが、様々なモード関連モジュール(例えば、Bモード、カラードップラー(Color Doppler)、Mモード、カラーMモード、スペクトルドップラー(spectral Doppler)、TVI、歪み、歪みレート等)により処理されて、画像フレームの2Dデータセットまたは3Dデータセット等を形成してもよい。例えば、1つまたは複数のモジュールが、Bモード、カラードップラー、Mモード、カラーMモード、スペクトルドップラー、TVI、歪み、歪みレート、およびそれらの組合せ等を生成してもよい。画像ビームおよび/または画像フレームが格納され、データがメモリ内に取得された時間を示すタイミング情報が記録されてもよい。モジュールは、例えば、スキャン変換動作を実施して、ビーム空間座標から表示空間座標へ画像フレームを変換するスキャン変換モジュールを含むことができる。ある処置が患者に施されている間に、メモリから画像フレームを読み出しかつその画像フレームをリアルタイムで表示する映像プロセッサモジュールが設けられてもよい。映像プロセッサモジュールが、画像が読み出され表示される画像メモリ内に画像フレームを格納してもよい。
【0019】
ある実施形態によれば、超音波撮像システム100はまた、界磁発生器(field generator)120を含む。界磁発生器120は、電磁場を発生させるために電流を通すようになされている一組または複数組のコイルを含むことができる。超音波撮像システム100はまた、超音波プローブ106に取り付けられている第1のセンサ122と、生検針126に取り付けられている第2のセンサ124とを含む。他の実施形態によれば、第2のセンサ124は、生検針以外の機器に取り付けられていてもよい。プロセッサ116は、第1のセンサ122および第2のセンサ124と電子通信する。第1のセンサ122および第2のセンサ124は各々、電磁センサを含むことができる。ある実施形態によれば、第1のセンサ122および第2のセンサ124は各々、互いに直交して配設されている3組のコイルを含む。例えば、第1の組のコイルがx軸に沿って配設されていてもよく、第2の組がy軸に沿って配設されていてもよく、第3の組がz軸に沿って配設されていてもよい。界磁発生器120からの電磁場により、3つの直交コイルの各々に異なる電流が誘導される。コイルの各々に誘導される電流を検出することにより、第1のセンサ122および第2のセンサ124の両方に関して位置および向きの情報が決定されてもよい。撮像システム100に示されている実施形態によれば、第1のセンサ122は、超音波プローブ106に取り付けられている。プロセッサ116は、第1のセンサ122からのデータに基づいて、超音波プローブ106の位置および向きを判定することができる。同様に、プロセッサ116は、そのように、第2のセンサ124から受信されたデータに基づいて、生検針126の位置および向きを判定することができる。界磁発生器および電磁センサを使用して電磁場内の電磁センサの位置および向きを追跡することは当業者には周知であり、したがって、さらに詳細に記載されない。図1の実施形態は界磁発生器および電磁センサを使用するが、他の実施形態が超音波プローブおよび機器に関する位置および向きの情報を入手する他の方法を使用してもよいことが、当業者に理解されるはずである。例えば、実施形態では、複数の発光ダイオード(LED)または反射器が超音波プローブにも機器にも取り付けられるシステム、および三角測量もしくは他の方法によりLEDまたは反射器の位置を判定するために使用されるカメラのシステムを含めて、光学追跡システムが使用されてもよい。
【0020】
図2は、ある実施形態による図1からの超音波撮像システム100の概略図である。簡単にするために、図1および図2内の同一の構成要素を特定するのに共通の参照番号が使用される。さらに、図1に関して前述された構成要素は、図2に関して詳細に記載されない可能性がある。
【0021】
図2を参照すると、プロセッサ116は、カート型の超音波撮像システム119内に配設されている。第1のセンサ122は、超音波プローブ106に取り付けられている。第2のセンサ124は、生検針126に取り付けられている。生検針126の長手方向軸127が、点線で示されている。ある実施形態によれば、長手方向軸127は、生検針126に沿って配向されていてもよい。換言すれば、長手方向軸127は、所与の向きからの生検針126の挿入経路を示している可能性がある。超音波プローブ106は、三次元超音波データを取得することができる超音波プローブを含むことができる。超音波プローブ106は、可能な取得体積の範囲内で、いかなる位置および向きの平面の超音波データも取得することができる可能性がある。図2に示されている超音波プローブ106は、高さ方向および方位の両方に十分に可動の素子のアレイを備えた、マトリクス型の三次元超音波プローブである。他の実施形態は、異なるベクトルに沿って超音波データを収集するためにアークにより走査される一列または複数列の素子を備えた、機械式走査(mechanical swept)超音波プローブなどの他の型の超音波プローブを使用してもよい。
【0022】
表示デバイス118は、平坦なパネルLCDスクリーンであってもよい。図2は、ある実施形態による、第1の部分130、第2の部分132、第3の部分134、および第4の部分136の4つの部分に分割されている表示デバイス118を示す。表示部118上に示されている部分のサイズ、向きおよび数は、ユーザが設定できるようになっていてもよい。他の実施形態は、表示デバイス118のように部分に分割されていない表示デバイスを使用してもよい。例えば、他の実施形態は、様々な数の部分に分割されておりかつ/または部分が異なる方法で構成されている可能性がある表示デバイスを使用してもよい。ある実施形態による表示デバイス118の4つの部分上に示されている画像の種類に関する追加の情報が、以下に詳細に記載されるであろう。ある実施形態によれば、界磁発生器120は、カート128に取り付けられて示されている。
【0023】
図3は、ある実施形態による部分分解図の、図1および図2の生検針126およびセンサ組立体156の概略図である。
【0024】
図4は、ある実施形態による完成図の、図3の生検針126およびセンサ組立体156の概略図である。
【0025】
図3および図4の両方を参照すると、生検針126は、シース152とスタイレット154とを含む。シースは16ゲージ管であってもよい。スタイレット154は、シース152の内径内に嵌合する大きさに作製されている18ゲージ管であってもよい。センサ組立体156は、センサ延長装置160に接続されている第2のセンサ124を含む。第2のセンサ124は、互いに直交角度で配設されている3つ以上のコイルを含んでいてもよい。センサ延長装置160は、電磁センサ156からの信号を送る3本以上の電線を含むことができる。また、生検針126は、スタイレット154をシース152の内側に固定するようになされている歯止め162を含む。また、歯止め162は、センサ組立体156に係合するようになされている。また、生検針126の長手方向軸127は、点線で概略的に示されている。生検針126のシース152およびスタイレット154はどちらも、略円筒形の構造物である。長手方向軸127は、生検針126が図4のように組み立てられている場合、スタイレット154およびシース152の中心を通過する軸を含むように画定されている。前述の通り、(図1に示されている)生検針126などの生検針が、センサで追跡される可能性がある機器のまさに一例である。他の実施形態は、カテーテルおよび焼勺電極(ablation electrode)を含む非限定的なリストから選択される機器を含むことができる。生検針以外の機器を使用する実施形態では、用語「長手方向軸」は、機器の長い方向に配向されておりかつ一般に機器内の中心にある軸を含むように定義される可能性がある。患者の体内に挿入されるように設計されている機器では、用語「長手方向軸」はまた、患者の体内に挿入されるように機器が設計されている経路に沿って配向されている軸を含むように定義される。
【0026】
ある実施形態によれば、図4の完全に組み立てられた生検針126およびセンサ組立体156に示されている通り、第2のセンサ124は、生検針126の遠位端164から固定距離の所に配置されていてもよい。電磁場内に配置されると、第2のセンサ124は、センサ延長装置160を通り(図1に示されている)プロセッサ116に至る、第2のセンサ124の位置および向きに関するデータに依存するようになされている。図4のように生検針およびセンサ組立体156が完全に組み立てられると、第2のセンサ124は、スタイレット154およびシース152に対して既知の位置にある。したがって、また、電磁センサ156からのデータは、スタイレット154およびシース152の位置および向きを判定するのに使用されてもよい。プロセッサ116は、複数の異なるサンプル時間に第2のセンサ124の位置および向きを計算することにより、機器、この場合は生検針126の位置および向きを追跡してもよい。
【0027】
図5は、ある実施形態による図2の超音波撮像システム100からの超音波プローブ106および第1のセンサ122の詳細な斜視図を概略的に表した図である。第1のセンサ122は、第1のセンサ122が超音波プローブ106に容易に取り付けられるかまたはそれから除去されることを可能にするブラケット172により、超音波プローブ106に取り付けられていてもよい。ある実施形態によれば、第1のセンサ122は、第1の電磁センサ部分174と第2の電磁センサ部分176とを含む。第1の電磁センサ部分174および第2の電磁センサ部分176からの信号を使用し、既知の電磁場内に配置されたときに超音波プローブ106の位置および向きを判定してもよい。(図1に示されている)プロセッサ116は、ある時間帯に亘って、複数回、第1のセンサ122の位置および向きを計算することにより、超音波プローブ106の位置および向きを追跡してもよい。
【0028】
図6は、ある実施形態による方法の流れ図である。個々のブロックは、方法200に従って実施され得るステップを示す。付加的な実施形態は、異なる順序で示されているステップを実施してもよく、かつ/または付加的な実施形態は、図6に示されていない追加のステップを含むことができる。方法200の技術的効果は、生検針の長手方向軸に沿って画定された平面の画像を表示すること、および標的領域を貫通する第2の平面の第2の画像を表示することである。
【0029】
例示的実施形態によれば、方法200は、図2に示されている超音波撮像システム100などの超音波撮像システムを用いて実施されてもよい。図2および図6の両方を参照すると、ステップ202において、ユーザは、生検針126および超音波プローブ106を配置する。ユーザは患者の生検材料を獲得しようとしているので、ユーザは、生検材料が所望される標的領域を示す位置に超音波プローブ106を配置してもよい。さらに、ユーザは、標的領域から生検材料を獲得するのに最良と思われる位置に生検針126を配置することにより開始してもよい。ユーザが、生検針126を配置している間に超音波プローブ106を用いて患者を能動的にスキャニングしている場合、ユーザは、リアルタイムの動的超音波画像を使用して、生検針126を最初に配置する助けとしてもよい。
【0030】
ステップ204において、プロセッサ116は、超音波プローブ106の位置および向きを示す第1のデータを入手する。ステップ206において、プロセッサ116は、生検針126の位置および向きを示す第2のデータを取得する。本明細書に前述されている通り、第1のセンサ122は、超音波プローブ106に取り付けられており、第2のセンサ124は、生検針に取り付けられている。プロセッサ116は、前述された界磁発生器120から発せられる既知の強度および向きの電磁場内で、超音波プローブ106および生検針126の両方の位置および向きを計算してもよい。プロセッサ116はまた、第1のセンサ122から受信された信号を第2のセンサ124から受信された信号と比較することにより、生検針126に対する超音波プローブ106の相対位置を計算することができる。
【0031】
ステップ208において、プロセッサ116は、超音波プローブ106を制御し、生検針126の長手方向軸127に沿って画定された平面の超音波データを取得する。プロセッサ116は、超音波プローブ106に対する長手方向軸127に沿って画定された平面の位置を判定するために、第1のセンサ122および第2のセンサ124から取得されたデータを利用する。生検針などの機器の長手方向軸に沿って画定された平面の例が、図7に関して以下で検討される。
【0032】
ステップ210において、プロセッサ116は、超音波プローブ106を制御し、第2の超音波データを取得する。ある実施形態によれば、第2の超音波データは、標的領域を貫通する第2の平面のデータを含む。標的領域は、例えば、方法200の開始前に特定されてもよい。例えば、ある実施形態によれば、ユーザは、超音波プローブ106を用いて取得された画像上に標的領域の位置を指示してもよい。プロセッサ116は、次いで、画像が取得されたら、スクリーン上に指示された標的領域に関する情報を、超音波プローブ106の位置および向きを示す第1のセンサ122からの第1のデータと相互に関連付けることができる。ある実施形態によれば、ユーザは、方法200の開始前に標的領域を特定してもよい。
【0033】
このように、ある実施形態によれば、プロセッサ116は、標的領域の位置に関する事前情報を用いてもよい。プロセッサ116は、次いで、超音波プローブ106内のトランスデューサ素子を制御し、ステップ210の間に標的領域を貫通する第2の平面の第2の超音波データを取得するために、超音波プローブ106のリアルタイムの位置および向きに関するフィードバックを使用してもよい。ある実施形態によれば、標的領域を貫通する第2の平面は、生検針126の長手方向軸127に沿って画定された平面に対してある角度で配置されてもよい。プロセッサ116は、次いで、ステップ212において、ステップ208において取得された超音波データに基づいて、生検針126の長手方向軸127に沿って画定された平面の画像を生成してもよい。ステップ214において、プロセッサ116は、ステップ210において取得されたデータに基づいて、標的領域を貫通する第2の平面の画像を生成する。ステップ216において、プロセッサ116は、表示デバイス118上で生検針126の長手方向軸127に沿って画定された平面の画像を表示する。次に、ステップ218において、プロセッサ116は、表示デバイス118上で標的領域を貫通する第2の平面の画像を表示する。
【0034】
ステップ220において、プロセッサ116は、追加の超音波データの取得が所望されているかどうかを判定する。ある実施形態によれば、ユーザが患者をスキャンし続ける場合、プロセッサ116は、追加の超音波データが所望されていると判定する可能性がある。ステップ220において追加の超音波データが所望されている場合、ある実施形態によれば、方法200は、ステップ202に進み、ステップ202、204、206、208、210、212、214、216、218および220が、追加の時間で実施される。ステップ208およびステップ210において取得される超音波データは、ステップ202、204、206、208、210、212、214、216、218および220を経る各連続的な繰返しの間に、より最近の時間帯を反映していることを、当業者は理解するはずである。ある実施形態によれば、生検針の長手方向軸に沿って画定された平面の画像は、ステップ202、204、206、208、210、212、214、216、218および220の各連続的な繰返しの間に、ステップ216において、生検針の長手方向軸に沿って画定された平面の更新された画像で置き換えられてもよい。同様に、標的領域を貫通する第2の平面の画像は、ステップ202、204、206、208、210、212、214、216、218および220の各連続的な繰返しの間に、ステップ218において、標的領域を貫通する第2の平面の更新された画像で置き換えられてもよい。方法200が、複数回、ステップ202、204、206、208、210、212、214、216、218および220を経てループを実行するある実施形態によれば、その結果は、生検針の長手方向軸に沿って画定された平面の動的画像の生成および表示、ならびに標的領域を貫通する平面の動的画像の生成および表示であってもよい。本開示の目的上、用語「動的画像」は、経時的に異なる点で取得される複数の画像またはフレームを含むループを包含するように定義される。表示されると、時間と共に領域がどのように変化するかを示すため、動的画像が有用であり得る。
【0035】
目的とする生検針126の軌跡が表示されるので、生検針の長手方向軸に沿って画定された平面の動的画像が有用であり得る。したがって、ユーザは、この表示を使用して、生検針126または他の機器を正確に配置してもよい。例えば、生検針126が患者の解剖学的構造の1つまたは複数の極めて重要な領域を横断する可能性があることを、長手方向軸に沿って画定された平面の画像が示している場合、ユーザは、患者の身体を穿孔する前に生検針126を再配置したいと望む可能性がある。さらに、ユーザは、所望の組織サンプルを獲得することができるように生検針126の配置の助けとするために、標的領域を貫通する第2の平面を示す動的画像を使用してもよい。ある実施形態によれば、線などの標識が、生検針126の長手方向軸127に沿って画定された平面の画像上に示されてもよい。この標識は、操作者が生検針を配置する助けとするために、針のリアルタイムの追跡を示してもよい。同様に、ある実施形態によれば、強調表示された領域などの第2の標識が、生検針または他の機器が第2平面を横断すると考えられる場所を示している、標的領域を貫通する第2平面の画像上に示されてもよい。ただ2つの平面、すなわち長手方向軸に沿って画定された平面および標的領域を貫通する第2平面からデータを取得することにより、各画像に関してより大量の超音波データが取得される方法と比較して、より良好な解像度および/またはより速いリフレッシュレートの両方/どちらかを備えた動的超音波画像を生成することが可能である。より高い解像度および/またはより高いフレームレートにより、ユーザが機器を迅速に正確に操作して、申し分のない位置に進入させることが可能になる。ある実施形態によれば、動的画像のリフレッシュレートは、患者の身体を穿孔する前に、生検針の現在位置に関して動的画像からのリアルタイムのフィードバックをユーザが入手することができるように十分に速い可能性がある。リアルタイムのフィードバックにより、周囲の傷つきやすい組織を損傷する可能性なしに、所望の組織の生検を容易にする位置にユーザが生検針を迅速に正確に配置することが可能になるため、術者にとって、生検針の配置時にリアルタイムのフィードバックを入手することは、有利である可能性がある。
【0036】
図2および方法200を参照すると、ある実施形態によれば、第1の平面の動的画像は、表示デバイス118の第1の部分130に表示されてもよく、第2の平面の動的画像は、第2の部分132に示されてもよい。追加の平面の超音波データが取得される実施形態によれば、静的画像または動的画像のどちらかが、表示デバイス118の第3の部分134または第4の部分136に示されてもよい。図2は、表示デバイス118が部分に分割されてもよい1つの例示的方法を示しているに過ぎないことを理解されたい。
【0037】
図6を参照すると、ステップ220において、追加の超音波データが所望されていないと判定された場合、方法200は、ユーザが生検針126を行使して標的領域の生検材料を獲得するステップ222に進む。別の実施形態によれば、ユーザは、ステップ202、204、206、208、210、212、214、216、218および220の連続的な繰返しの間の任意の時点で、生検材料を獲得してもよい。
【0038】
図7は、機器の長手方向軸に沿って画定された平面の一例の概略図である。超音波プローブ300が、可能な取得体積302と共に示されている。図7に示されている実施形態によれば、可能な取得体積302は、4つのおおよそ台形の側面と、長方形形状の底面とを含む。機器304が、可能な取得体積302の外部に示されている。機器304の長手方向軸306が、点線で概略的に示されている。機器304の長手方向軸306に沿って画定された平面308が示されている。ある実施形態によれば、超音波プローブ300は、方位および高さ方向の両方に移動することができる三次元マトリクスプローブであってもよい。超音波プローブ300は、平面308の超音波データを取得するように制御されてもよい。例えば、図6に示されている方法200などある方法と共に用いられるとき、異なる時点で取得された平面308の超音波データを使用し、その平面の動的画像を生成および表示してもよい。平面308は、機器304の長手方向軸306に沿って画定された1つの可能な平面を示しているに過ぎないことを理解されたい。
【0039】
機器304が生検針である実施形態によれば、平面308の超音波データを使用し、生検針の潜在的な軌跡を示す画像を生成してもよい。ユーザが機器304を操作したとき、機器304の長手方向軸に沿って画定された平面308の更新された超音波データセットが取得されてもよく、平面308の更新された画像が表示されてもよい。平面308は長手方向軸306に沿って画定されているので、機器304がユーザにより操作されているときにも、平面308の更新された超音波データセットが表示されて、機器304の潜在的な軌跡を示し得ることを理解されたい。ある実施形態によれば、平面308は、機器304が操作されているときにも、機器304に対する固定的関係を有するように画定される可能性がある。他の実施形態によれば、各連続的な取得の間、超音波プローブ300は、機器304に対する異なる平面の超音波データを取得するように制御される可能性がある。しかし、ある実施形態によれば、平面の各々は、平面308と同様の方法で、機器304の長手方向軸306に沿って画定される。
【0040】
本書は、最良の形態を含めて本発明を開示し、また、任意のデバイスまたはシステムを作製することおよび使用することならびに任意の組み入れられた方法を実施することを含めて、当業者が本発明を実践することを可能にするために例を使用している。本発明の特許性のある範囲は、その特許請求の範囲により定められ、当業者に思い付く他の例を含み得る。そのような他の例は、それらが特許請求の範囲の文言と異ならない構造要素を有する場合、またはそれらが特許請求の範囲の文言とごく僅かしか異ならない等価の構造要素を含む場合、特許請求の範囲内に入るものとする。
【符号の説明】
【0041】
100 超音波撮像システム
101 送信ビームフォーマ
102 トランスミッタ
106、300 超音波プローブ
108 受信機
110 受信ビームフォーマ
115 ユーザインターフェース
116 プロセッサ
118 表示デバイス
119 カート型の超音波撮像システム
120 界磁発生器
122 第1のセンサ
124 第2のセンサ
126 生検針
127 (生検針の)長手方向軸
128 カート
130 (表示デバイスの)第1の部分
132 (表示デバイスの)第2の部分
134 (表示デバイスの)第3の部分
136 (表示デバイスの)第4の部分
152 シース
154 スタイレット
156 センサ組立体、電磁センサ
160 センサ延長装置
162 歯止め
164 (生検針の)遠位端
172 ブラケット
174 第1の電磁センサ部分
176 第2の電磁センサ部分
302 可能な取得体積
304 機器
306 (機器の)長手方向軸
308 平面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
超音波プローブ(106)と、
前記超音波プローブ(106)に取り付けられている第1のセンサ(122)と、
機器(304)に取り付けられている第2のセンサ(124)と、
表示デバイス(118)と、
前記超音波プローブ(106)、前記第1のセンサ(122)および前記第2のセンサ(124)と電子通信するプロセッサ(116)とを備え、前記プロセッサ(116)が、
前記超音波プローブ(106)に関する位置および向きの情報を含む第1のデータを前記第1のセンサ(122)から受信し、
前記機器(304)に関する位置および向きの情報を含む第2のデータを前記第2のセンサ(124)から受信し、
前記機器(304)の長手方向軸(127)に沿って画定された平面のデータを含む超音波データを取得するように前記超音波プローブ(106)を制御するように構成されており、前記プロセッサ(116)が、前記超音波データを取得するとき前記第1のデータおよび前記第2のデータを使用し、
前記超音波データに基づいて、前記平面の画像を生成し、
前記表示デバイス118上で前記平面の前記画像を表示するように構成されている、超音波撮像システム(100)。
【請求項2】
前記第1のセンサ(122)および前記第2のセンサ(124)により検出可能な電磁場を発するように構成されている界磁発生器(120)をさらに含む、請求項1記載の超音波撮像システム(100)。
【請求項3】
前記第1のセンサ(122)が電磁センサである、請求項2記載の超音波撮像システム(100)。
【請求項4】
前記プロセッサ(116)が、前記第1のデータを使用し、第2の超音波データを取得するように前記超音波プローブ(106)を制御するようにさらに構成されており、前記第2の超音波データが、標的領域を貫通する第2の平面のデータを含み、前記第2の平面が前記平面とは異なる、請求項1記載の超音波撮像システム(100)。
【請求項5】
前記プロセッサ(116)が、前記第2の超音波データに基づいて、第2の画像を生成するようにさらに構成されており、前記第2の画像が、前記第2の平面の画像を含む、請求項4記載の超音波撮像システム(100)。
【請求項6】
前記プロセッサ(116)が、前記平面の前記画像が表示されている間に、前記表示デバイス(118)上に前記第2の画像を表示するようにさらに構成されている、請求項5記載の超音波撮像システム(100)。
【請求項7】
前記プロセッサ(116)が、前記超音波プローブ(106)を制御し、第3の超音波データを取得するようにさらに構成されており、前記第3の超音波データが、前記機器(304)の前記長手方向軸(127)に沿って画定された第3の平面のデータを含み、前記第3の平面が、前記平面に対してある角度で配設されている、請求項6記載の超音波撮像システム(100)。
【請求項8】
前記超音波プローブ(106)が、三次元超音波データを取得することができる超音波プローブを含む、請求項1記載の超音波撮像システム(100)。
【請求項9】
前記機器(304)が生検針(126)を含む、請求項1記載の超音波撮像システム(100)。
【請求項10】
超音波プローブ(106)と、
前記超音波プローブ(106)に取り付けられている第1のセンサ(122)と、
機器(304)に取り付けられている第2のセンサ(124)と、
表示デバイス(118)と、
前記超音波プローブ(106)、前記第1のセンサ(122)および前記第2のセンサ(124)と電子通信するプロセッサ(116)とを備え、前記プロセッサ(116)が、
前記超音波プローブ(106)の位置および向きを追跡し、
前記機器(304)を移動させている間に、前記機器の位置および向きを追跡し、
前記機器(304)の長手方向軸(127)に沿って画定された平面の超音波データを取得するように構成されており、前記平面の前記位置が、前記超音波プローブ(106)の前記位置および前記向きならびに前記機器(304)の前記位置および前記向きに基づいて判定され、前記プロセッサ(116)が、
前記超音波データに基づいて、前記平面の複数の画像を生成し、
前記表示デバイス(118)上で前記平面の前記複数の画像を動的画像の一部として表示するように構成されている、超音波撮像システム(100)。
【請求項11】
前記プロセッサ(116)が、前記平面の前記複数の画像をリアルタイムで表示するようにさらに構成されている、請求項10記載の超音波撮像システム(100)。
【請求項12】
前記機器(304)が生検針(126)を含む、請求項10記載の超音波撮像システム(100)。
【請求項13】
前記プロセッサ(116)が、前記機器(304)の前記長手方向軸に沿って画定された第2の平面の第2の超音波データを取得するようにさらに構成されており、前記第2の平面の前記位置および前記向きが、前記超音波プローブ(106)の前記位置および前記向きならびに前記機器(304)の前記位置および前記向きに基づいて判定される、請求項10記載の超音波撮像システム(100)。
【請求項14】
前記プロセッサ(116)が、前記第2の超音波データに基づいて、前記第2の平面の第2の複数の画像を生成するようにさらに構成されている、請求項13記載の超音波撮像システム(100)。
【請求項15】
前記プロセッサ(116)が、前記第2の平面の前記第2の複数の画像を第2の動的画像の一部として表示するようにさらに構成されている、請求項14記載の超音波撮像システム(100)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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