説明

車両用ドアのハーネスカバー

【課題】車両の観音開き式のドアにおける、車両ボディとドア間のワイヤハーネスの取り回し構造において、グロメット孔間に十分な高低差を設定できない場合であって、ハーネスカバーの蛇腹部の伸縮によりワイヤハーネスをドアの開閉に追従させる構成とする場合に、蛇腹部の最大伸張時における潰れ等の変形を防止してドアの大きな開き角度に対応できるようにする。
【解決手段】車両ボディのピラー15とドア11との間に取り付けられるハーネスカバー20の蛇腹部について、その最大伸張時における各山形部の開き角度が鋭角になるように、山形部の設定数と高さ寸法を設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、車両のドアとボディ間のワイヤハーネスの配線に用いられるハーネスカバーに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば貨物車両の後部に設けられた観音開き式(左右両開き式)のドアにおいて、ドアには照明具やウォッシャ噴射ポンプへの電源供給等を行う必要上、当該ドアと車両ボディ間にはワイヤハーネス(電気配線の束)が取り回される。通常ワイヤハーネスは、一端にボディ側グロメット、他端にドア側グロメットを有する筒体状のハーネスカバーに収容された状態で車両ボディとドアとの間を取り回される。ボディ側グロメットは車両ボディの後端面に設けたグロメット孔に取り付けられ、ドア側グロメットはドアの回動基端面に設けたグロメット孔に取り付けられる。
ハーネスカバーを含めてワイヤハーネスは、ドアを閉じた状態では車両ボディ間に挟み込まれてしまうことがなく、ドアを開くときあるいは開いた状態では車両ボディとの間で無理に引っ張られることがないよう従来より様々な工夫がなされている。例えば、下記の特許文献1には、ボディ側のグロメット孔とドア側のグロメット孔との間に十分な高低差を設けることができる場合には、ハーネスカバー及びワイヤハーネスにドア開閉軸線に沿った縦軸部を設けて、この縦軸部をその軸線回りに捩ることによりドア開閉に際して当該ワイヤハーネス及びハーネスカバーが無理な力を受けることなくドア開閉に追従して変位するようにした技術が記載されている。また、下記の特許文献2には、上記のようにボディ側のグロメット孔とドア側のグロメット孔に十分な高低差を設けることができない場合の対策として、ハーネスカバーのボディ側グロメットとドア側グロメットとの間に蛇腹部を設けてドア開閉に際して伸縮させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−151043号公報
【特許文献2】特開2000−217229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、後者のハーネスカバーに蛇腹部を設けてドア開閉に対応させる構成の場合には、ドア開閉角度が大きくなるほど当該蛇腹部の伸縮寸法が大きくなる。このため、ドア開放時に蛇腹部が延びきってその山形部が変形し、その結果ドア閉止時に当該蛇腹部がスムーズに折り畳まれなくなってしまうといったように、当該蛇腹部をスムーズかつ確実に伸縮させることが困難になる問題があった。
そこで、本発明は、ボディ側グロメットとドア側グロメットとの間に蛇腹部を備えるハーネスカバーを用いて車両ボディとドアとの間にワイヤハーネスを取り回す構造において、ドア開閉角度が大きい場合であっても蛇腹部がスムーズに伸縮されるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題は下記の発明により解決される。
第1の発明は、車両ボディとドアとの間においてワイヤハーネスを覆うハーネスカバーであって、内周側にワイヤハーネスを収容する筒体形を有して、その一端にドア側のグロメット孔に装着されるドア側グロメットを備え、他端に車両ボディ側のグロメット孔に装着されるボディ側グロメットを備え、ボディ側グロメットとドア側グロメットとの間に蛇腹部を備え、この蛇腹部について、ドアの開放時における最大伸張時に山形部の開き角度が鋭角になるよう山形部の数と高さ寸法を設定したハーネスカバーである。
第1の発明によれば、車両ボディとドアとの間においてワイヤハーネスがハーネスカバーの内周側を経て配線される。ハーネスカバーは、ボディ側グロメットとドア側グロメットとの間に蛇腹部を備えている。このため、ボディ側グロメットが装着されるボディ側グロメット孔と、ドア側グロメットが装着されるドア側グロメット孔との間に大きな高低差がない場合にも、ドア開閉に追従させて蛇腹部を横方向に伸縮させ、またその内周側に収容したワイヤハーネスをボディ側若しくはドア側に出し入れさせることにより、当該ドアの開閉を阻害することなく、かつ当該ワイヤハーネス及びハーネスカバーを車両ボディとドアとの間に挟み込んでしまうことなく当該ワイヤハーネスを取り回すことができる。
しかも、蛇腹部の各山形部の最大伸張時における開き角度が鋭角(90度よりも小さな開き角度)になるように設定されているため、伸張時における変形(例えば山形部の潰れ)が発生しにくく、従ってドア閉時において各山形部が確実に折り畳まれて縮小する。このように、ハーネスカバーの蛇腹部がドアの開閉動作に追従して確実に伸縮するので、これを大きな角度で開放される例えば観音開き式の車両用ドアであってボディ側グロメット孔とドア側グロメット孔に大きな高低差がない場合に適用してワイヤハーネスを配線することができる。
第2の発明は、第1の発明において、蛇腹部の各山形部の表面にシボ加工処理を施したたハーネスカバーである。第2の発明によれば、ドア閉時において蛇腹部の各山形部が折り畳まれて相互に接触してもシボ加工処理により相互の接触面積が少ないことから、相互に密着等することが未然に防止され、これによりドア開き時における当該蛇腹部のスムーズな伸長動作を確保することができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明に係るハーネスカバーを用いて、車両ボディとドアとの間にワイヤハーネスを取り回す構造である。第3の発明によれば、ボディ側グロメットが装着されるボディ側グロメット孔と、ドア側グロメットが装着されるドア側グロメット孔との間に大きな高低差がない場合にも、ドア開閉に追従させて蛇腹部を横方向に伸縮させ、またその内周側に収容したワイヤハーネスをボディ側若しくはドア側に出し入れさせることにより、当該ドアの開閉を阻害することなく、かつ当該ワイヤハーネス及びハーネスカバーを車両ボディとドアとの間に挟み込んでしまうことなく当該ワイヤハーネスを取り回すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の実施形態に係るハーネスカバーを備えた車両用ドア及び車両の後面図である。本図では、観音開き式ドアが開放された状態が示されている。
【図2】本実施形態に係るハーネスカバーを用いてワイヤハーネスを取り回した車両ボディとドアとの間におけるワイヤハーネス取り回し部周辺の斜視図である。本図では、ヒンジが省略されている。
【図3】ドア閉時におけるワイヤハーネス取り回し部の横断面図である。図中符号Cはヒンジセンタを示し、符号CLはリヤコンビネーションランプを示している。
【図4】ドア開放時におけるワイヤハーネス取り回し部の横断面図である。図中符号Cはヒンジセンタを示し、符号CLはリヤコンビネーションランプを示している。
【図5】ハーネスカバーの蛇腹部を模式的に示した図であり、山形部の縦断面図である。
【図6】ハーネスカバーの蛇腹部の縦断面図である。
【図7】図6の(VII)部拡大図であり、シボ加工処理を施した山形部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
次に、本発明の実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る車両用ドア10を備えた車両1の後部を示している。図示するように本実施形態では、車両用ドア10として左右ドア11,12をそれぞれ左方及び右方へ開放するいわゆる観音開き式のバックドアを例示する。左ドア11は、ヒンジ13,14を介して車両ボディの左ピラー15に回動可能に支持され、右ドア12はヒンジ16,17を介して車両ボディの右ピラー18に回動可能に支持されている。本実施形態では、ヒンジ13,14,16,17にいわゆるアウタヒンジ(ドアの回転中心であるヒンジセンタCがドアの外側に位置するタイプ)が用いられている。このため、左右ドア11,12の開閉角度がインナヒンジを用いた場合に比して大きくなっている。
また、左ドア11と左ピラー15との間、及び右ドア12と右ピラー18との間には、それぞれドアチェックアーム19が掛け渡し状に設けられている。このドアチェックアーム19,19は、左右ドア11,12の開閉に伴ってそれぞれ左右ピラー15,18内から退出し、進入することにより左右ドア11,12を開放途中位置及び最大開放位置に保持する機能を有するもので、本実施形態では公知のものが用いられている。
左右ドア11,12と左右ピラー15,18との間には、それぞれハーネスカバー20を介してワイヤハーネスW/Hが取り回されている。本実施形態では、ワイヤハーネスW/Hに加えてウォッシャホースもこのハーネスカバー20を介して車両ボディ側から左右ドア11,12側に取り回されている。以下、ウォッシャホースを含めて単にワイヤハーネスW/Hと言う。
本実施形態は、上記のハーネスカバー20に特徴を有している。左右ドア11,12においてワイヤハーネスW/Hの取り回し構造及びハーネスカバー20は左右で同じ構成を備えているので、以下図2に示すように左ドア11について説明する。
【0008】
左ドア11と車両ボディの左ピラー15との間において、ドアチェックアーム19の上側にワイヤハーネスW/Hが掛け渡し状態で取り回されている。このワイヤハーネスW/Hは、車両ボディ側から左ドア11側の、例えばワイパモータに電源供給するための配線束で、以下説明する本実施形態のハーネスカバー20の内周側を経て左ピラー15と左ドア11との間に取り回されている。
ハーネスカバー20は、円筒形の蛇腹部21の一端にドア側グロメット22を備え、他端側にボディ側グロメット23を備えた構成のもので、合成ゴムを素材として成形されて概ね円筒形状を有している。このハーネスカバー20は、ドア側グロメット22を左ドア11のグロメット孔11aに取り付け、ボディ側グロメット23を左ピラー15のグロメット孔15aに取り付けて、左ドア11の回動端面と左ピラー15の後端面との間に跨った状態に取り付けられている。このハーネスカバー20の内周側にワイヤハーネスW/Hが変位可能な状態で挿通されている。
このため、図3に示すように左ドア11を閉じた状態ではハーネスカバー20の蛇腹部21は折り畳まれる(縮小する)一方、図4に示すように左ドア11を開放した状態ではハーネスカバー20の蛇腹部21は長く伸びる(伸張する)。
ワイヤハーネスW/Hは、ドア側グロメット22の内周側及びグロメット孔11aを経て左ドア11の内側に取り回されている。左ドア11の内側において、ワイヤハーネスW/Hは、クランプ25に保持されている。クランプ25は、ドアチェックアーム19に支持されている。このため、左ドア11の開閉動作に伴ってドアチェックアーム19が当該左ドア11の内部に進退するとともに、ワイヤハーネスW/Hがクランプ25を介してドアチェックアーム19を一体で変位し、これにより左ドア11の開閉に伴う当該ワイヤハーネスW/Hの余長が左ドア内部に吸収されてハーネスカバー20内で撓み若しくはたるみが発生しないようになっている。
【0009】
ハーネスカバー20の蛇腹部21には、ドア開閉に伴い確実に伸縮がなされるようにするための工夫がなされている。図5に示すように蛇腹部21は、断面山形(逆V字形)の山形部21a〜21aが複数連なった状態に設けられた断面形状を備えている。主としてドア開放時における当該蛇腹部21の伸張以外の変形(例えば潰れ)を防止するため、山形部21a〜21aの設定数cと高さ寸法X(折り畳み時の高さ寸法)との関係について以下説明する条件で設定されて各山形部21aがドア全開時においても鋭角(0°<2θ≦90°)になるように(鈍角にならないように)構成されている。
図5において、ドア全開時における蛇腹部21の伸張長さaとすると、
C=a/(2b)より、Sinθ=b/X=a/(2CX)であり、
従って、X=a/(2C・Sinθ)が得られる。
このことから、ドア全開時における各山形部21aの開き角度を例えば90°とし、山形部21aの設定数cを例えば図示するように5つとする場合(θ=45°、c=5)には、各山形部21aの高さ寸法X=約(a/7)に設定することができる。
このように、ドア全開時における蛇腹部21の伸張長さaに対して、蛇腹部21の山形部21aの設定数cと高さ寸法Xを上記の条件で適切に設定することにより、ドア全開時における蛇腹部21の各山形部21aの開き角度を90°以下に設定することができる。
各山形部21aの開き角度が鋭角(90°以下)であるので、その側方からの外力あるいは衝撃の付加によっても当該各山形部21aの主として潰れ等の変形を防止することができる。ドア全開時における各山形部21aの潰れ等が防止されることにより、当該左ドア11を大きな角度で全開した後、閉じる場合に蛇腹部21が確実に折り畳まれてワイヤハーネスW/Hを左ドア11側にスムーズに進入させて追従させることができ、これにより左ドア11の閉じ状態において当該ワイヤハーネスW/H及びハーネスカバー20を左ピラー15との間に挟み込んでしまうといったトラブルを未然に防止することができる。
【0010】
次に、図6及び図7に示すように蛇腹部21の各山形部21aの表面には、多数の突起部21c〜21cが設けられていわゆるシボ加工処理が施されている。このように表面にシボ加工処理を施すことにより、ドア閉じ状態であって蛇腹部21が強い力で圧縮された状態においても、隣接する山形部21a,21a間の接触面積を低減することができる。このため、例えば高温環境下でバックドア10を長時間閉じ状態に放置した場合であっても山形部21a,21a相互間の固着を防止することができ、これによりその後のドア開放時において当該蛇腹部21をスムーズに伸張させることができ、ひいてはハーネスカバー20の損傷を防止しつつ、ワイヤハーネスW/Hのスムーズな追従動作を実現することができる。
【0011】
以上のように構成した本実施形態のハーネスカバー20によれば、蛇腹部21の山形部21a〜21aの設定数及び各山形部21aの高さ寸法が、バックドア10の開き角度に対応した必要な伸張寸法aに対して適切に設定され、これによりドア全開時における当該蛇腹部21の最大伸張時に各山形部21aの開き角度が例えば90°以下の鋭角になるように設定されている。このことから、ドア開き時において各山形部21aの主として潰れ等の変形を未然に防止して、その後になされるドア閉じ動作時に蛇腹部21のスムーズな折り畳み動作を実現することができ、ひいてはワイヤハーネスW/Hを挟み込み等のトラブルを生ずることなくスムーズに追従させることができる。
このように、バックドア10を大きな角度で開閉させても蛇腹部21の潰れ等の変形が防止されることから、従来のワイヤハーネスW/H及びハーネスカバーに縦軸部を設けてその捩りを利用した取り回し構造に依らなくとも、従ってドア側グロメット孔とボディ側グロメット孔との間に十分な高低差を設けることができない場合であっても、例示したハーネスカバー20を用いることにより、アウタヒンジ13〜17によりバックドア10の開閉角度が大きく設定された車両1についてワイヤハーネスW/Hをバックドア10の開閉動作にスムーズに追従させることができるようになる。
また、ハーネスカバー20の蛇腹部21には、ドア閉じ時の対策として各山形部21aの表面に多数の突起部21c〜21cが形成されていわゆるシボ加工処理が施されているので、ドア閉じ状態において隣接する山形部21a,21a相互の接触面積を小さくしてその密着を防止することができ、これにより当該蛇腹部21の損傷等を防止してその耐久性を高めるとともに、スムーズな伸張動作を確保してワイヤハーネスW/Hをドア開放動作に一層確実に追従させることができるようになる。
さらに、左右ドア11,12の内部において、ワイヤハーネスW/Hを保持するクランプ25がドアチェックアーム19に支持されているので、ドア開閉に伴いワイヤハーネスW/Hをドアチェックアーム19と一体で変位させることができ、この点でも当該ワイヤハーネスW/Hをバックドア10の開閉動作に一層確実に追従させることができる。
【0012】
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、観音開き式のバックドア10を例示したが、1枚の横開き式若しくは跳ね上げ式のバックドアについても同様に適用することができ、さらには水平方向若しくは上下方向に回動させて開閉させるフロントドアあるいはサイドドアについても例示したハーネスカバー20を用いることにより同様の作用効果を得ることができる。
また、図5に示したように山形部21aの設定数cを5つとし、その最大開き角度(2θ)を90°とする構成を例示したが、例えば45°程度に設定することもできる。要は、観音開き式のバックドア10の最大開き角度に必要な蛇腹部21の最大伸張寸法aに対して、山形部21aの設定数cと高さ寸法Xと最大開き角度(2θ)は、例示した条件下で任意に設定することができる。
さらに、蛇腹部21の各山形部21aの表面に施したシボ加工処理は省略してもよい。
また、クランプ25を省略して、ドア内におけるワイヤハーネスW/Hの変位をドアチェックアーム19の変位とは分離した構成としてもよい。
【符号の説明】
【0013】
1…車両
W/H…ワイヤハーネス
C…ヒンジセンタ
10…車両用ドア(観音開き式バックドア)
11…左ドア
12…右ドア
13,14,16,17…アウタヒンジ
15…左ピラー
18…右ピラー
19…ドアチェックアーム
20…ハーネスカバー
21…蛇腹部、21a…山形部、21c…突起部(シボ加工)
22…ドア側グロメット
23…ボディ側グロメット
25…クランプ


【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両ボディとドアとの間においてワイヤハーネスを覆うハーネスカバーであって、内周側に前記ワイヤハーネスを収容する筒体形を有して、その一端に前記ドア側のグロメット孔に装着されるドア側グロメットを備え、他端に前記車両ボディ側のグロメット孔に装着されるボディ側グロメットを備え、該ボディ側グロメットと前記ドア側グロメットとの間に蛇腹部を備え、
該蛇腹部について、前記ドアの開放時における最大伸張時に山形部の開き角度が鋭角になるよう該山形部の設定数と高さ寸法を設定したハーネスカバー。
【請求項2】
請求項1記載のハーネスカバーであって、前記蛇腹部の各山形部の表面にシボ加工処理を施したハーネスカバー。
【請求項3】
請求項1又は2記載のハーネスカバーを用いて、車両ボディとドアとの間にワイヤハーネスを取り回す構造。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−170287(P2012−170287A)
【公開日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−30967(P2011−30967)
【出願日】平成23年2月16日(2011.2.16)
【出願人】(000110321)トヨタ車体株式会社 (1,272)
【出願人】(000005290)古河電気工業株式会社 (4,457)
【出願人】(391045897)古河AS株式会社 (571)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】