説明

車両用収納ボックスのストライカー保持構造

【課題】ストライカーを簡単に仮保持させることができ、しかも迅速かつ確実に表面パネルとインストルメントパネルとに共締め固定できる車両用収納ボックスのストライカー保持構造を提供する。
【解決手段】本発明の車両用収納ボックスのストライカー保持構造では、車両のインストルメントパネル12を覆うカバー部15Aとグローブボックス14用リッド14Bのロック装置14Baと係合するストライカー16とがインストルメントパネル12の取付壁12Aに共締め固定する際にストライカー16をストライカー16の取付部19に保持するためのものであって、ストライカー16を遊嵌状態で保持するためのストライカー保持部19Aがインストルメントパネル12の取付壁12Aに設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用収納ボックスのストライカー保持構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、車両用収納ボックスのストライカー保持構造が知られている(特許文献1等参照)。
【0003】
図1(a)において、符号1は車両のインストルメントである。
【0004】
インストルメント1は、樹脂によって形成されたインストルメントパネル2と、インストルメントパネル2に組み付けられたスピードメータやタコメータなどの計器類、カーステレオやカーナビなどのAV機器、センターボックス3やグローブボックス4などの収納ボックスとによって構成されている。
【0005】
センターボックス3は、収納部3Aと、収納部3Aの開口を蓋するリッド3Bとを有しており、グローブボックス4は、収納部4Aと、収納部4Aの開口を蓋するリッド4Bとを有している。
【0006】
リッド4Bには、ロック装置4Baが設けられており、リッド4Bの裏側には、ロック装置4Baの係合部(図示省略)が突出している。
【0007】
図1(b)において、符号5は本従来例に係る樹脂製のボックスユニットである。
【0008】
ボックスユニット5には、センターボックス3の収納部3Aと、グローブボックス4の収納部4Aと、リッド4B用のヒンジ部5Aと、ボックスユニット5をインストルメントパネル2に固定するための接合片5Bとが一体に形成されている。
【0009】
また、ボックスユニット5の収納部3Aと収納部4Aとの間には、カバー部5Cが形成されている。
【0010】
カバー部5Cには、開口部5Caが形成されており、開口部5Caには、カバー部5Cの裏側からストライカー6が装着されている。
【0011】
図1(b)または図1(c)に示すように、ストライカー6は、取付片7と、取付片7の中央部に立設される略コの字形状の被係合部8とを有している。
【0012】
取付片7は、略長方形状の座板部7Aと、座板部7Aの長手方向一端から延びる固定部7Bと、座板部7Aの長手方向他端から延びる固定部7Cとを有しており、固定部7B,7Cには、それぞれ係合穴7Baとネジ穴7Caとが形成されている。
【0013】
ボックスユニット5のカバー部5Cの裏面側には、開口部5Caを挟んで両側に、係合穴7Baと係合する突起部5Dと、ネジ穴を有するボス部5Eとが形成されている。
【0014】
突起部5Dは固定部7Bの係合穴7Baに対応する位置に設けられており、ボス部5Eは固定部7Cのネジ穴7Caに対応する位置に設けられている。
【0015】
次に、本従来例の車両用収納ボックスのストライカー保持構造におけるボックスユニット5とストライカー6とのインストルメントパネル2への取付方法を説明する。
【0016】
まず、ストライカー6の被係合部8をボックスユニット5の裏側からカバー部5Cの開口部5Caに挿通させる(図2(a)参照)。
【0017】
そして、カバー部5Cにストライカー6の取付片7を裏側から当接させ、固定部7Bの係合穴7Baに突起部5Dを係合させてから、固定部7Cのネジ穴7Caをボス部5Eのネジ穴位置に合わせ、仮止めネジTをボス部5Eに螺合して、ストライカー6をボックスユニット5の裏側に仮装着する(図2(b)参照)。
【0018】
次に、ボックスユニット5をインストルメントパネル2の装着位置に嵌め込み、インストルメントパネル2の取付壁2Aにストライカー6を当接させる。
【0019】
そして、カバー部5Cのネジ穴5Cbと、取付片7の中央板部7Aネジ穴7Aaと、取付壁2Aに形成された螺穴2Aaとの位置を合わせて、インストルメント1の前面側からネジSにより螺合して、カバー部5Cとストライカー6とインストルメントパネル2の取付壁2Aとを共締めする(図2(c)参照)。
【0020】
このように、ストライカー6の被係合部8は、カバー部5Cの開口部5Caを裏側から貫通してカバー部5Cの表側に突出しており、リッド4Bの閉成時には、リッド4Bの裏側から突出しているロック装置4Baの係合部(図示省略)と係合するようになっている。
【0021】
この他に、ストライカーの取付作業性の向上を図る発明としては、ストライカーのインストルメントパネルへの取り付けに関して、取付部品を少なくすることによって取り付けを簡素化し、取付作業性を高めることができる開閉体のロック構造が特許文献1に記載されている。
【特許文献1】特開平11−247511号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0022】
ところで、一般に、ストライカー6には、リッド4Bの開閉に伴い比較的大きな力が加わるので、ストライカー6を樹脂製のカバー部5Cだけに固定したのでは強度的に不十分であり、本従来例のように、インストルメントパネル2の取付壁2Aと共締めして固定するのが望ましい。
【0023】
この際、ストライカー6を最前面側に設ければ装着しやすいが、この場合にはストライカー6全体がインストルメントパネル2の表面側に露出するので、インストルメント1の見映えを損なってしまう。
【0024】
そこで、本従来例と同様に、ストライカー6の取付片7をカバー部5Cの裏側に配置して、ストライカー6の被係合部8をカバー部5Cの開口部5Caに貫通させて前面側に突出させる場合には、ボックスユニット5をインストルメントパネル2に装着する際に、被係合部8をボックスユニット5の前側から手で押さえるなどして、ストライカー6を保持しつつボックスユニット5をインストルメントパネル2に装着しなければならず、組み付け作業中にストライカー6を落とす可能性があるなど作業性が悪い。
【0025】
本従来例の車両用収納ボックスのストライカー保持構造では、仮止めネジTにより、予めボックスユニット5の裏側の所定位置にストライカー6を仮装着してから、ボックスユニット5をインストルメントパネル2に装着するので、ストライカー6の落下の問題はないが、ボックスユニット5およびストライカー6の構造が複雑になり、製造コストの上昇を招くだけではなく、仮止めネジTによる仮装着の工程を必要とするので、作業工程数が増大し、作業効率が低下する問題があった。
【0026】
そこで、本発明では、ストライカーを簡単に仮保持させることができ、しかも迅速かつ確実に表面パネルとインストルメントパネルとに共締め固定できる車両用収納ボックスのストライカー保持構造を提供することを目的にしている。
【課題を解決するための手段】
【0027】
上記目的を達成するための請求項1の発明は、車両のインストルメントパネルを覆うカバー部と収納ボックス用蓋体のロック装置に係合するストライカーとを前記インストルメントパネルに設けられた取付壁に共締め固定する際に前記ストライカーを該ストライカーの取付予定位置に保持する車両用収納ボックスのストライカー保持構造であって、
前記ストライカーを遊嵌状態で保持するための保持部が前記インストルメントパネルの取付壁に設けられている車両用収納ボックスのストライカー保持構造を特徴としている。
【0028】
そして、請求項2の発明は、前記カバー部を前記インストルメントパネルに装着する際に、前記ストライカーが前記取付壁と前記カバー部とに狭持されると共に前記ストライカーに設けられた被案内部が前記取付壁に設けられた案内部によって案内されることにより前記ストライカーが正規の取付位置に案内される請求項1に記載の車両用収納ボックスのストライカー保持構造を特徴としている。
【発明の効果】
【0029】
このように構成された請求項1の発明では、インストルメントパネルの取付壁に保持部が設けられているので、カバー部をインストルメントパネルに取り付ける際に、手でストライカーを保持する必要がなく、組み付け作業性がよい。
【0030】
しかも、ストライカーを取付壁の保持部に保持させる際に、ストライカーが遊嵌状態で保持されるので、ストライカーを保持部に引っ掛けるだけで容易に保持させることができる。
【0031】
また、保持部がインストルメントパネルの取付壁に形成されているので、ストライカーを保持部に保持させた際に、ストライカーが安定に保持され保持部から脱落し難く、ストライカーとカバー部との取り付け作業性がよい。
【0032】
さらに、カバー部とストライカーとがインストルメントパネルの取付壁に共締めされるので、ストライカーがカバー部と取付壁とに狭持され、ストライカーをインストルメントパネルに強固に固定できる。
【0033】
そして、請求項2の発明では、カバー部をインストルメントパネルに装着した際に、ストライカーが取付壁とカバー部とに狭持されると共に、ストライカーに設けられた被案内部が取付壁に設けられた案内部によって案内されることによりストライカーが正規の取付位置に案内されるので、スムーズな螺合が可能となり、取り付け作業性がよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0034】
本発明に係る実施の形態の実施例に基づいて本発明を説明する。
【実施例】
【0035】
〈構成〉
図3(a)において、符号11は車両のインストルメントである。
【0036】
インストルメント11は、樹脂によって形成されたインストルメントパネル12と、インストルメントパネル12に組み付けられた、スピードメータやタコメータなどの計器類、カーステレオやカーナビなどのAV機器、センターボックス13やグローブボックス14などの収納ボックスとによって構成されている。
【0037】
センターボックス13は、収納部13Aと、収納部13Aの開口を蓋するリッド13Bとを有しており、グローブボックス14は、収納部14Aと、収納部14Aの開口を蓋するリッド14Bとを有している。
【0038】
リッド14Bには、ロック装置14Baが設けられており、リッド14Bの裏側には、ロック装置14Baの係合部(図示省略)が突出している。
【0039】
図3(b)において、符号15は本実施例に係る樹脂製のボックスユニットである。
【0040】
ボックスユニット15には、センターボックス13の収納部13Aと、ボックスユニット15をインストルメントパネル12に固定するための接合片15Bとが一体形成されている。
【0041】
本実施例に係るグローブボックス14の収納部14Aとリッド14B用のヒンジ部12Bとは、インストルメントパネル12に一体形成されている。
【0042】
また、ボックスユニット15の収納部13A下部表側には、カバー部15Aが形成されている。
【0043】
図3(c)において、符号16は本実施例に係るストライカーである。
【0044】
ストライカー16は、取付片17と、取付片17の中央部に立設される略コの字形状の被係合部18とを有している。
【0045】
カバー部15Aには、略矩形形状の切欠部15Aaが形成されており、切欠部15Aaには、カバー部15Aの裏側からストライカー16が装着され、取付ネジSによって固定されている。
【0046】
図4に示すように、カバー部15Aには、切欠部15Aaの両側に一対のネジ穴15Ab,15Abが形成されている。
【0047】
また、ストライカー16の取付片17は、略長方形状の座板部17Aと、座板部17Aの長手方向両端部から延びる一対の固定部17B,17Bとを有している。
【0048】
座板部17Aには、略コの字形状の被係合部18の一対の終端部が座板部17Aの長手方向に沿って、それぞれ接合されており、幅手方向下端部に一対の切欠部17Aa,17Aaが形成されている。
【0049】
固定部17B,17Bには、カバー部15Aの一対のネジ穴15Ab,15Abに対応する位置にネジ穴17Bb,17Bbがそれぞれ形成されている。
【0050】
ストライカー16の長手方向両端縁上部には、一対の被案内突起17Ba,17Baが互いに遠ざかる向きに突出形成されている。
【0051】
また、インストルメントパネル12には、取付壁12Aが形成されており、この取付壁12Aには、ストライカー16とボックスユニット15のカバー部15Aとを取り付ける取付部19が形成されている。
【0052】
取付部19には、ストライカー16を取付予定位置に保持するストライカー保持部19Aと、下リブ19Bと、案内部19Cと、ネジ受部Nとが設けられている。
【0053】
ストライカー保持部19Aは、表側に前壁部19Abと、前壁部19Abの両端縁から裏側に向かって延びる一対の側壁部19Aa,19Aaとを有しており、断面形状が略コの字形状を呈している。
【0054】
これらの一対の側壁部19Aa,19Aaには、ストライカー16に形成された一対の切欠部17Aa,17Aaが遊嵌される。
【0055】
また、前壁部19Abには上方に延びる舌片が形成されおり、ストライカー16が前側に倒れて、ストライカー保持部19Aから脱落するのを防止している。
【0056】
下リブ19B,19Bは、取付部19の、ボックスユニット15装着時にストライカー16の固定部17B,17B下端縁に当接する位置にそれぞれ膨出形成されている。
【0057】
案内部19Cは、横リブ19Caと、横リブ19Caの上方に案内突起19Cbとを有しており、横リブ19Ca,19Caは、取付部19の、ボックスユニット15装着時にストライカー16の両側端縁に当接する位置にそれぞれ膨出形成されている。
【0058】
案内突起19Cb,19Cbは、横リブ19Ca,19Caの上方にそれぞれ膨出形成されており、ボックスユニット15装着時に、これらの案内突起19Cb,19Cbと横リブ19Ca,19Caとの間に、ストライカー16の一対の被案内突起17Ba,17Baが案内されるようになっている。
【0059】
〈ストライカー16の取付方法〉
図5に示すように、まず、ストライカー16の下端部に設けられた一対の切欠部17Aa,17Aaをストライカー保持部19Aの一対の側壁部19Aa,19Aaにそれぞれ遊嵌させて、ストライカー16をストライカー保持部19Aに保持させる。
【0060】
次に、ストライカー16の被係合部18をカバー部15Aの切欠部15Aaに挿通させ、ボックスユニット15のカバー部15Aをストライカー16の前側から覆い被せて、カバー部15Aをストライカー16に当接させる。
【0061】
そして、取付ネジS,Sを、カバー部15Aのネジ穴15Ab,15Ab、ストライカー16のネジ穴17Bb,17Bbにそれぞれ貫通させて、取付部19のネジ受部N,Nの螺穴にそれぞれ螺着する。
【0062】
〈作用効果〉
インストルメントパネル12の取付壁12Aにストライカー保持部19Aが設けられているので、ボックスユニット15をインストルメントパネル12に取り付ける際に、手でストライカー16を保持する必要がなく、組み付け作業性がよい。
【0063】
しかも、ストライカー16を取付壁12Aのストライカー保持部19Aに保持させる際に、図6に示すように、ストライカー16が遊嵌状態で保持されるので、ストライカー16をストライカー保持部19Aに引っ掛けるだけで容易に保持させることができる。
【0064】
また、ストライカー保持部19Aがインストルメントパネル12の取付壁12Aに形成されているので、ストライカー16をストライカー保持部19Aに保持させた際に、ストライカー16が安定に保持され、ストライカー16とボックスユニット15との取り付け作業性がよい。
【0065】
さらに、カバー部15Aとストライカー16とがインストルメントパネル12の取付壁12Aに共締めされるので、ストライカー16がカバー部15Aと取付壁12Aとに狭持され、ストライカー16をインストルメントパネル12に強固に固定できる。
【0066】
また、本実施例では、従来例のような仮止めネジTによる仮止め工程がなく、仮止めに必要となる構成も必要としないので、取付に使用される部材数が削減され、組み付け作業の作業効率が上昇するだけでなく、製造コストも削減できる。
【0067】
さらに、図6に示すように、ボックスユニット15をインストルメントパネル12に装着した際に、ストライカー16の取付片17が取付部19のネジ受部Nとボックスユニット15のカバー部15Aとに狭持されると共に、ストライカー16の一対の被案内突起17Ba,17Baが案内部19C,19Cによってそれぞれ案内されて、ストライカー16が正規の取付位置に案内されるので、スムーズな螺合が可能となり、取り付け作業性がよい。
【0068】
しかも、ボックスユニット15をインストルメントパネル12に装着した状態では、取付部19の横リブ19Ca,19Caがそれぞれ固定部17B,17Bの両側端縁にほぼ当接するので、一方のネジ穴に取付ネジSを螺合する際に、ストライカー6の、このネジ穴回りの回動が防止され、他方のネジ穴の位置がずれることなくスムーズに螺合できる。
【0069】
以上、図面を参照して、本発明に係る実施の形態の実施例を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【0070】
【図1】図(a)は従来例に係る車両のインストルメントの正面図、図(b)はインストルメントパネルの一部と、インストルメントパネルに装着されたボックスユニットとの斜視図、図(c)はボックスユニットを裏側から見た斜視図である。
【図2】図1(c)のA−A断面の断面図であり、従来例の車両用収納ボックスのストライカー保持構造におけるボックスユニットのインストルメントパネルへの取付工程を示す図である。
【図3】図(a)は実施例に係る車両のインストルメントの正面図、図(b)はインストルメントパネルの一部と、インストルメントパネルに装着されたボックスユニットとの斜視図、図(c)はカバー部の拡大図である。
【図4】実施例の車両用収納ボックスのストライカー保持構造を示すボックスユニットとストライカーと取付壁との分解斜視図である。
【図5】実施例の車両用収納ボックスのストライカー保持構造におけるボックスユニットとストライカーと取付壁との取付方法を示す図である。
【図6】実施例の車両用収納ボックスのストライカー保持構造におけるボックスユニットとストライカーと取付壁との取付方法を示す図であり、図(a)はストライカーを取付壁に仮保持した状態の斜視図、図(b)は図(a)のB−B断面の断面図である。
【図7】図(a)は取付壁にストライカーを仮保持した状態でボックスユニットを装着した状態の斜視図、図(b)は図(a)のC−C断面の断面図である。
【符号の説明】
【0071】
12 インストルメントパネル
12A 取付壁
14 グローブボックス(収納ボックス)
14B リッド(収納ボックス用蓋体)
14Ba ロック装置
15A カバー部
16 ストライカー
19A ストライカー保持部(保持部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のインストルメントパネルを覆うカバー部と収納ボックス用蓋体のロック装置に係合するストライカーとを前記インストルメントパネルに設けられた取付壁に共締め固定する際に前記ストライカーを該ストライカーの取付予定位置に保持する車両用収納ボックスのストライカー保持構造であって、
前記ストライカーを遊嵌状態で保持するための保持部が前記インストルメントパネルの取付壁に設けられていることを特徴とする車両用収納ボックスのストライカー保持構造。
【請求項2】
前記カバー部を前記インストルメントパネルに装着する際に、前記ストライカーが前記取付壁と前記カバー部とに狭持されると共に前記ストライカーに設けられた被案内部が前記取付壁に設けられた案内部によって案内されることにより前記ストライカーが正規の取付位置に案内されることを特徴とする請求項1に記載の車両用収納ボックスのストライカー保持構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−992(P2010−992A)
【公開日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−163685(P2008−163685)
【出願日】平成20年6月23日(2008.6.23)
【出願人】(000004765)カルソニックカンセイ株式会社 (3,404)
【Fターム(参考)】