車両用灯具のレンズホルダ取付構造
【課題】部品点数や組付工数の増加を招くことなく、レンズホルダをヒートシンクにワンタッチで簡単に取り付けることができる車両用灯具のレンズホルダ取付構造を提供すること。
【解決手段】レンズ2と、該レンズ2を保持するレンズホルダ3と、該レンズホルダ3に保持されたリフレクタと、前記レンズホルダ3に取り付けられるヒートシンク5と、該ヒートシンク5上に装着されたLED光源を含んで構成される車両用灯具1の前記レンズホルダ3の取付構造として、前記レンズホルダ3に係止突起3cを形成し、前記ヒートシンク5に係止孔5aを形成し、前記レンズホルダ3の係止突起3cを前記ヒートシンク5の係止孔5aに係止することによって該レンズホルダ3を前記ヒートシンク5に取り付ける構成を採用する。
【解決手段】レンズ2と、該レンズ2を保持するレンズホルダ3と、該レンズホルダ3に保持されたリフレクタと、前記レンズホルダ3に取り付けられるヒートシンク5と、該ヒートシンク5上に装着されたLED光源を含んで構成される車両用灯具1の前記レンズホルダ3の取付構造として、前記レンズホルダ3に係止突起3cを形成し、前記ヒートシンク5に係止孔5aを形成し、前記レンズホルダ3の係止突起3cを前記ヒートシンク5の係止孔5aに係止することによって該レンズホルダ3を前記ヒートシンク5に取り付ける構成を採用する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドランプ等の車両用灯具のレンズを保持するレンズホルダのヒートシンクへの取付構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、省電力で高寿命であるLED(発光ダイオード)を光源として使用する車両用灯具が増えつつある。斯かるLEDを光源とするヘッドランプ等の車両用灯具には、レンズと、該レンズを保持するレンズホルダと、該レンズホルダに保持されたリフレクタと、前記レンズホルダが取り付けられるヒートシンクと、該ヒートシンク上に装着されたLED光源を含んで構成されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−186698号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、光源としてLEDを使用し、該LEDからの熱を放熱するためのヒートシンクを備える車両用灯具においては、レンズとリフレクタを保持するレンズホルダのヒートシンクへの取り付けはネジ結合によって行われていたため、部品点数と組付工数が増加してコストアップを招くという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、部品点数や組付工数の増加を招くことなく、レンズホルダをヒートシンクにワンタッチで簡単に取り付けることができる車両用灯具のレンズホルダ取付構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、レンズと、該レンズを保持するレンズホルダと、該レンズホルダに保持されたリフレクタと、前記レンズホルダに取れ付けられたヒートシンクと、該ヒートシンク上に装着されたLED光源を含んで構成される車両用灯具の前記レンズホルダの取付構造であって、前記レンズホルダに係止突起を形成し、前記ヒートシンクに係止孔を形成し、前記レンズホルダの係止突起を前記ヒートシンクの係止孔に係止することによって該レンズホルダを前記ヒートシンクに取り付けることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記レンズホルダに形成された位置決めピンを前記ヒートシンクに形成された位置決め孔に嵌合させることによって該レンズホルダを前記ヒートシンクに対して位置決めすることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記レンズホルダに形成された複数の位置決め座面を前記ヒートシンクに形成された複数の位置決め座面に当接させることによって該レンズホルダを前記ヒートシンクに対して位置決めすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1記載の発明によれば、レンズホルダに形成された係止突起をヒートシンクに形成された係止孔に係合させて係止することによって、ネジ等の締結部品を用いることなくレンズホルダをヒートシンクにワンタッチで簡単に取り付けることができるため、車両用灯具の部品点数と組付工数を削減してコストダウンを図ることができる。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、レンズホルダに形成された位置決めピンをヒートシンクに形成された位置決め孔に嵌合させることによって、該レンズホルダをヒートシンクに対して周方向に正確に位置決めすることができる。
【0011】
請求項3記載の発明によれば、レンズホルダに形成された複数の位置決め座面をヒートシンクに形成された複数の位置決め座面に当接させることによって、該レンズホルダをヒートシンクに対して前後方向に正確に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る車両用灯具の斜視図である。
【図2】本発明に係る車両用灯具の分解斜視図である。
【図3】本発明に係る車両用灯具の正面図である。
【図4】本発明に係る車両用灯具の平面図である。
【図5】本発明に係る車両用灯具の側面図である。
【図6】図3のA−A線断面図である。
【図7】図3のB−B線断面図である。
【図8】図3のC−C線断面図である。
【図9】本発明に係る車両用灯具のレンズホルダの側面図である。
【図10】本発明に係る車両用灯具のレンズホルダの背面図である。
【図11】本発明に係る車両用灯具のレンズホルダの底面図である。
【図12】本発明に係る車両用灯具のヒートシンクの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は本発明に係る車両用灯具の斜視図、図2は同車両用灯具の分解斜視図、図3は同車両用灯具の正面図、図4は同車両用灯具の平面図、図5は同車両用灯具の側面図、図6は図3のA−A線断面図、図7は図3のB−B線断面図、図8は図3のC−C線断面図、図9は同車両用灯具のレンズホルダの側面図、図10は同レンズホルダの背面図、図11は同レンズホルダの底面図、図12は同車両用灯具のヒートシンクの斜視図である。
【0015】
本実施の形態に係る車両用灯具1は、車両前部の左右に設けられるヘッドランプの灯室内に組み込まれるロービーム用ランプであって、その構成は左右で同じであるため、以下、一方の車両用灯具1についてのみ図示及び説明する。
【0016】
車両用灯具1は、左右一対のレンズ(投影レンズ)2と、これらのレンズ2をそれぞれ保持する左右一対のレンズホルダ3と、各レンズホルダ3に保持される左右一対のリフレクタ4と、各レンズホルダ3が取り付けられるヒートシンク5と、該ヒートシンク5上に装着された左右一対のLED光源6を含んで構成されている。
【0017】
上記レンズ2は、非球面の凸レンズであって、アクリル樹脂等の透明樹脂によって構成されており、その外周には複数(図示例では3つ)の係止爪2a(図2及び図7参照)が一体に形成されている。
【0018】
前記各レンズホルダ3は、樹脂にて一体成形されており、図2に示すように、前端に設けられたリング状のホルダ部3Aの外周の複数箇所(レンズ2に形成された前記係止爪2aに対応する3箇所)には周方向に長いスリット状の係止孔3aがそれぞれ形成されている。又、前端のホルダ部3Aから後方(車両後方)に向かって略水平に延びるベース部3Bの左右両側面には係止爪3bがそれぞれ突設されている。尚、各ベース3Bの上面はアルミ蒸着等が施されて反射面を構成している。
【0019】
更に、図6及び図9〜図11に示すように、レンズホルダ3の下部には後方(図6の上方)に向かって略水平に突出する左右一対の係止突起3cが一体に形成されており、両係止突起3cの間には図7及び図9〜図11に示すように上下2本の位置決めピン3dが後方(図7の右方)に向かって一体に突設されている。又、図10に示すように、レンズホルダ3の背面の中間高さ位置の左右には矩形の平坦な位置決め座3eが形成され、下端の幅方向中央には円形の平坦な位置決め座3fが形成されている。
【0020】
前記各リフレクタ4は、光を透過しない不透明樹脂によって一体成形されており、その前方と下方が開口するドーム状を成し、その内面はアルミ蒸着等の反射処理が施されて反射面を形成している。そして、このリフレクタ4の左右の所定箇所(レンズホルダ3に形成された前記係止爪3bに対応する箇所)には矩形の係止孔4a(図2参照)が形成されている。
【0021】
前記ヒートシンク5は、熱伝導性の高いアルミダイカスト等によって一体成形されており、その前面側には左右一対のレンズホルダ3が後述のようにフック方式によってワンタッチで取り付けられる。ここで、図2、図6及び図12に示すように、ヒートシンク5の前面側の左右一対のレンズホルダ3が取り付けられる部分には左右各2つずつの係止孔5aがそれぞれ形成されており、左右方向(幅方向)において各2つの係止孔5aの中間には上下2つのボス5Aがそれぞれ形成されている。そして、図2、図7及び図12に示すように、各ボス5Aには円孔状の位置決め孔5bがそれぞれ貫設されている。
【0022】
又、ヒートシンク5には複数枚の放熱フィン5cが一体に形成されており、その下部の左右にはスライダ5dが外側方に向かって水平且つ一体に突設されている。そして、図2に示すように、ヒートシンク5の水平部の左右には左右一対の前記LED光源6を設置するための平坦な設置面5eがそれぞれ形成されている。尚、図示しないが、ヒートシンク5の各設置面5eの後方には、左右一対の各コネクタ7(図2及び図7参照)を差し込むための矩形孔状のコネクタ差込部が形成されている。ここで、各コネクタ7は、不図示の駆動回路に接続されたコード8の端部に取り付けられている。
【0023】
更に、ヒートシンク5の左右幅内であって、且つ、一方の設置面5eの後方上部には、エーミング調整用ピボットを保持するナット9(図8参照)が取り付けられるナット取付部5Bが車両前方(レンズ2側)に向かって膨出するよう一体に形成されている。このナット取付部5Bは、当該車両用灯具1の重心を通る垂直面上に配置されており、図8に示すように、ナット取付部5Bに保持されたエーミング調整用ピボットを保持するナット9には、エーミング機構のアクチュエータを構成する電動モータ10から車両前方に向かって略水平に延びるロッド11の先端に形成されたボール11aが保持されている。ここで、ヒートシンク5の下部の左右両側部に一体に突設された前記スライダ5dは、図8に示すハウジング12の左右に前後方向に形成された不図示のレールにスライド可能に嵌合保持されている。従って、前記電動モータ10が駆動されてロッド11が前後に進退動すると、車両用灯具1の全体がハウジング12に対して左右のスライダ5dを中心として上下に回動し、この回動によって当該車両用灯具1の上下方向の光軸調整がなされる。
【0024】
又、図12に示すように,ヒートシンク5の前記レンズホルダ3が取り付けられる前面の左右2箇所のそれぞれには、左右2つの係止孔5aの外側2箇所(レンズホルダ3の位置決め座3eに対応する2箇所)には円形の平坦な位置決め座5gが形成され、これら各2の位置決め座5gの幅方向中間下部であって、前記下方のボス5Aの下方位置(レンズホルダ3の位置決め座3fに対応する位置)には円形の1つの位置決め座5gが形成されている。
【0025】
前記各LED光源6は、図7に示すように、熱伝導性及び絶縁性が高いセラミック等から成る矩形平板状のLED基板6a上にLEDチップ6bを実装して構成されている。
【0026】
次に、以上の構成を有する車両用灯具1の組立方法について説明する。
【0027】
レンズホルダ3の左右のリング状のホルダ部3Aのそれぞれには左右の各レンズ2がフック方式によってワンタッチで簡単に取り付けられる。即ち、左右の各レンズ2をレンズホルダ3の左右の各ホルダ部3Aに前方から嵌め込むと、各レンズ2の外周に形成された複数の係止爪2aがレンズホルダ3の各ホルダ部3Aに形成された複数の係止孔3aに係合して係止されるため、前述のように左右の各レンズ2がレンズホルダ3の左右の各ホルダ部3Aにフック方式によってワンタッチで簡単に取り付けられる。
【0028】
又、レンズホルダ3の左右のベース部3B上には左右の各リフレクタ4が上方から嵌め込まれて固定される。即ち、左右の各リフレクタ4をレンズホルダ3の左右のベース部3B上に設置し、これを下方に押し込むと、該リフレクタ4の左右に形成された係止孔4aにレンズホルダ3の左右両側面に形成された係止爪3bが係合して係止されるため、各リフレクタ4が左右の各レンズホルダ3のベース部3Bにそれぞれ固定保持される。
【0029】
ところで、左右のLED光源6は、ヒートシンク5の水平部の左右に形成された設置面5e上に設置され、図2及び図7に示すように金属製のクリップ13の差し込みによってヒートシンク5の各設置面5eに固定されるが、該LED光源6のLED基板6aとヒートシンク5の設置面5eとの間には両者の密着性と熱伝導性を高めるために熱伝導性の高い熱伝導グリースが介装されるが、本発明に係る組立方法においては、LED光源6側、具体的にはLED基板6aの下面に熱伝導性グリースが塗布される。この場合、熱伝導性グリースのLED基板への塗布は、ヒートシンク5との干渉を考慮することなく作業性良くなされる。
【0030】
而して、LED基板6aの下面に熱伝導性グリースが塗布された左右の各LED光源6は、前述のようにヒートシンク5の左右の各設置面5e上に設置され、金属製のクリップ13の差し込みによってヒートシンク5の各設置面5e上に固定される。
【0031】
次に、レンズ2とリフレクタ4が組み付けられた左右の各レンズホルダ3は、ヒートシンク5に前方から嵌め込まれることによってヒートシンク5にワンタッチで簡単に取り付けられる。即ち、各レンズホルダ3は、その後部に突設された上下2本の前記位置決めピン3dを図7に示すようにヒートシンク5の上下2つのボス5Aにそれぞれ形成された位置決め孔5bに前方から差し込むことによってヒートシンク5に対して周方向に位置決めされる。そして、その状態を保持したまま左右の各レンズホルダ3をこれに組み付けられたレンズ2及びリフレクタ4と共に後方へと押し込めば、図6に示すように、各レンズホルダ3に形成された係止突起3cの先端がヒートシンク5の左右に形成された各2つの係止孔5aに係合して係止されるため、前述のようにレンズ2とリフレクタ4が組み付けられた左右の各レンズホルダ3がヒートシンク5にワンタッチで簡単に取り付けられる。このとき、各レンズホルダ3の背面に形成された左右2つの位置決め座3eと幅方向中央下部に形成された1つの位置決め座3f(図10参照)がヒートシンク5の対応する箇所に形成された計3つの位置決め座5f,5g(図12参照)にそれぞれ当接するため、各レンズホルダ3がヒートシンク5に対して前後方向に位置決めされる。
【0032】
以上のようにして車両用灯具1が組み立てられると、図7に示すように、ヒートシンク5の後部の左右に形成された不図示のコネクタ差込部に左右の各コネクタ7を差し込んでこれを係止すれば、LED光源6がコード8を介して不図示の駆動回路に電気的に接続される。
【0033】
而して、夜間での車両の走行において運転者が不図示の点灯スイッチをON操作すれば、バッテリから電流がコード8を経て左右の各LED光源6へと供給され、各LED光源6のLEDチップ6bが起動されて発光する。すると、各LED光源6からの光は、各リフレクタ4の反射面及びレンズホルダ3のベース3Bの反射面によって反射されてロービーム用に配光された後、車両前方へと進んで左右の各レンズ2を通過することによって集光され、ハウジング12の前面開口部を覆う不図示のアウタレンズを通って前方へと照射される。このとき、各LED光源6のLEDチップ6bが発する熱は、LED基板6aから熱伝導性グリースを経てヒートシンク5へと伝導し、ヒートシンク5の放熱フィン5cから外部に効率良く放熱されるため、LEDチップ6bの温度上昇が抑えられ、該LEDチップ6bに高い発光効率と寿命が確保される。
【0034】
以上において、本発明に係る車両用灯具1においては、各レンズホルダ3に形成された左右一対の係止突起3cをヒートシンク5に左右2つの係止孔5aに係合させて係止することによって、ネジ等の締結部品を用いることなくレンズホルダ3をヒートシンク5にワンタッチで簡単に取り付けることができるため、車両用灯具1の部品点数と組付工数が削減されてコストダウンが図られる。
【0035】
又、本実施の形態によれば、各レンズホルダ3に形成された上下2本の位置決めピン3dをヒートシンク5に形成された上下の位置決め孔5bに嵌合させるようにしたため、該レンズホルダ3をヒートシンク5に対して周方向に正確に位置決めすることができる。
【0036】
更に、本実施の形態によれば、レンズホルダ3に形成された計3つの位置決め座面3e
をヒートシンク5に形成された計3つの位置決め座面5f,5gにそれぞれ当接させるようにしたため、該レンズホルダ3をヒートシンク5に対して前後方向に正確に位置決めすることができる。
【0037】
尚、以上は本発明をヘッドランプのロービーム用ランプに対して適用した形態について説明したが、本発明は、ヘッドランプのハイビーム用ランプの他、ヘッドランプ以外の他の任意の車両用灯具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
【符号の説明】
【0038】
1 車両用灯具
2 レンズ
2a レンズの係止爪
3 レンズホルダ
3A レンズホルダのホルダ部
3B レンズホルダのベース部
3a レンズホルダの係止孔
3b レンズホルダの係止爪
3c レンズホルダの係止突起
3d レンズホルダの位置決めピン
3e,3f レンズホルダの位置決め座
4 リフレクタ
4a リフレクタの係止孔
5 ヒートシンク
5A ヒートシンクのボス
5B ヒートシンクのナット取付部
5a ヒートシンクの係止孔
5b ヒートシンクの位置決め孔
5c ヒートシンクの放熱フィン
5d ヒートシンクのスライダ
5e ヒートシンクの設置面
5f,5g ヒートシンクの位置決め座
6 LED光源
6a LED基板
6b LEDチップ
7 コネクタ
8 コード
9 ナット
10 電動モータ
11 ロッド
11a ロッドのボール
12 ハウジング
13 クリップ
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドランプ等の車両用灯具のレンズを保持するレンズホルダのヒートシンクへの取付構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、省電力で高寿命であるLED(発光ダイオード)を光源として使用する車両用灯具が増えつつある。斯かるLEDを光源とするヘッドランプ等の車両用灯具には、レンズと、該レンズを保持するレンズホルダと、該レンズホルダに保持されたリフレクタと、前記レンズホルダが取り付けられるヒートシンクと、該ヒートシンク上に装着されたLED光源を含んで構成されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−186698号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、光源としてLEDを使用し、該LEDからの熱を放熱するためのヒートシンクを備える車両用灯具においては、レンズとリフレクタを保持するレンズホルダのヒートシンクへの取り付けはネジ結合によって行われていたため、部品点数と組付工数が増加してコストアップを招くという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、部品点数や組付工数の増加を招くことなく、レンズホルダをヒートシンクにワンタッチで簡単に取り付けることができる車両用灯具のレンズホルダ取付構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、レンズと、該レンズを保持するレンズホルダと、該レンズホルダに保持されたリフレクタと、前記レンズホルダに取れ付けられたヒートシンクと、該ヒートシンク上に装着されたLED光源を含んで構成される車両用灯具の前記レンズホルダの取付構造であって、前記レンズホルダに係止突起を形成し、前記ヒートシンクに係止孔を形成し、前記レンズホルダの係止突起を前記ヒートシンクの係止孔に係止することによって該レンズホルダを前記ヒートシンクに取り付けることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記レンズホルダに形成された位置決めピンを前記ヒートシンクに形成された位置決め孔に嵌合させることによって該レンズホルダを前記ヒートシンクに対して位置決めすることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記レンズホルダに形成された複数の位置決め座面を前記ヒートシンクに形成された複数の位置決め座面に当接させることによって該レンズホルダを前記ヒートシンクに対して位置決めすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1記載の発明によれば、レンズホルダに形成された係止突起をヒートシンクに形成された係止孔に係合させて係止することによって、ネジ等の締結部品を用いることなくレンズホルダをヒートシンクにワンタッチで簡単に取り付けることができるため、車両用灯具の部品点数と組付工数を削減してコストダウンを図ることができる。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、レンズホルダに形成された位置決めピンをヒートシンクに形成された位置決め孔に嵌合させることによって、該レンズホルダをヒートシンクに対して周方向に正確に位置決めすることができる。
【0011】
請求項3記載の発明によれば、レンズホルダに形成された複数の位置決め座面をヒートシンクに形成された複数の位置決め座面に当接させることによって、該レンズホルダをヒートシンクに対して前後方向に正確に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る車両用灯具の斜視図である。
【図2】本発明に係る車両用灯具の分解斜視図である。
【図3】本発明に係る車両用灯具の正面図である。
【図4】本発明に係る車両用灯具の平面図である。
【図5】本発明に係る車両用灯具の側面図である。
【図6】図3のA−A線断面図である。
【図7】図3のB−B線断面図である。
【図8】図3のC−C線断面図である。
【図9】本発明に係る車両用灯具のレンズホルダの側面図である。
【図10】本発明に係る車両用灯具のレンズホルダの背面図である。
【図11】本発明に係る車両用灯具のレンズホルダの底面図である。
【図12】本発明に係る車両用灯具のヒートシンクの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は本発明に係る車両用灯具の斜視図、図2は同車両用灯具の分解斜視図、図3は同車両用灯具の正面図、図4は同車両用灯具の平面図、図5は同車両用灯具の側面図、図6は図3のA−A線断面図、図7は図3のB−B線断面図、図8は図3のC−C線断面図、図9は同車両用灯具のレンズホルダの側面図、図10は同レンズホルダの背面図、図11は同レンズホルダの底面図、図12は同車両用灯具のヒートシンクの斜視図である。
【0015】
本実施の形態に係る車両用灯具1は、車両前部の左右に設けられるヘッドランプの灯室内に組み込まれるロービーム用ランプであって、その構成は左右で同じであるため、以下、一方の車両用灯具1についてのみ図示及び説明する。
【0016】
車両用灯具1は、左右一対のレンズ(投影レンズ)2と、これらのレンズ2をそれぞれ保持する左右一対のレンズホルダ3と、各レンズホルダ3に保持される左右一対のリフレクタ4と、各レンズホルダ3が取り付けられるヒートシンク5と、該ヒートシンク5上に装着された左右一対のLED光源6を含んで構成されている。
【0017】
上記レンズ2は、非球面の凸レンズであって、アクリル樹脂等の透明樹脂によって構成されており、その外周には複数(図示例では3つ)の係止爪2a(図2及び図7参照)が一体に形成されている。
【0018】
前記各レンズホルダ3は、樹脂にて一体成形されており、図2に示すように、前端に設けられたリング状のホルダ部3Aの外周の複数箇所(レンズ2に形成された前記係止爪2aに対応する3箇所)には周方向に長いスリット状の係止孔3aがそれぞれ形成されている。又、前端のホルダ部3Aから後方(車両後方)に向かって略水平に延びるベース部3Bの左右両側面には係止爪3bがそれぞれ突設されている。尚、各ベース3Bの上面はアルミ蒸着等が施されて反射面を構成している。
【0019】
更に、図6及び図9〜図11に示すように、レンズホルダ3の下部には後方(図6の上方)に向かって略水平に突出する左右一対の係止突起3cが一体に形成されており、両係止突起3cの間には図7及び図9〜図11に示すように上下2本の位置決めピン3dが後方(図7の右方)に向かって一体に突設されている。又、図10に示すように、レンズホルダ3の背面の中間高さ位置の左右には矩形の平坦な位置決め座3eが形成され、下端の幅方向中央には円形の平坦な位置決め座3fが形成されている。
【0020】
前記各リフレクタ4は、光を透過しない不透明樹脂によって一体成形されており、その前方と下方が開口するドーム状を成し、その内面はアルミ蒸着等の反射処理が施されて反射面を形成している。そして、このリフレクタ4の左右の所定箇所(レンズホルダ3に形成された前記係止爪3bに対応する箇所)には矩形の係止孔4a(図2参照)が形成されている。
【0021】
前記ヒートシンク5は、熱伝導性の高いアルミダイカスト等によって一体成形されており、その前面側には左右一対のレンズホルダ3が後述のようにフック方式によってワンタッチで取り付けられる。ここで、図2、図6及び図12に示すように、ヒートシンク5の前面側の左右一対のレンズホルダ3が取り付けられる部分には左右各2つずつの係止孔5aがそれぞれ形成されており、左右方向(幅方向)において各2つの係止孔5aの中間には上下2つのボス5Aがそれぞれ形成されている。そして、図2、図7及び図12に示すように、各ボス5Aには円孔状の位置決め孔5bがそれぞれ貫設されている。
【0022】
又、ヒートシンク5には複数枚の放熱フィン5cが一体に形成されており、その下部の左右にはスライダ5dが外側方に向かって水平且つ一体に突設されている。そして、図2に示すように、ヒートシンク5の水平部の左右には左右一対の前記LED光源6を設置するための平坦な設置面5eがそれぞれ形成されている。尚、図示しないが、ヒートシンク5の各設置面5eの後方には、左右一対の各コネクタ7(図2及び図7参照)を差し込むための矩形孔状のコネクタ差込部が形成されている。ここで、各コネクタ7は、不図示の駆動回路に接続されたコード8の端部に取り付けられている。
【0023】
更に、ヒートシンク5の左右幅内であって、且つ、一方の設置面5eの後方上部には、エーミング調整用ピボットを保持するナット9(図8参照)が取り付けられるナット取付部5Bが車両前方(レンズ2側)に向かって膨出するよう一体に形成されている。このナット取付部5Bは、当該車両用灯具1の重心を通る垂直面上に配置されており、図8に示すように、ナット取付部5Bに保持されたエーミング調整用ピボットを保持するナット9には、エーミング機構のアクチュエータを構成する電動モータ10から車両前方に向かって略水平に延びるロッド11の先端に形成されたボール11aが保持されている。ここで、ヒートシンク5の下部の左右両側部に一体に突設された前記スライダ5dは、図8に示すハウジング12の左右に前後方向に形成された不図示のレールにスライド可能に嵌合保持されている。従って、前記電動モータ10が駆動されてロッド11が前後に進退動すると、車両用灯具1の全体がハウジング12に対して左右のスライダ5dを中心として上下に回動し、この回動によって当該車両用灯具1の上下方向の光軸調整がなされる。
【0024】
又、図12に示すように,ヒートシンク5の前記レンズホルダ3が取り付けられる前面の左右2箇所のそれぞれには、左右2つの係止孔5aの外側2箇所(レンズホルダ3の位置決め座3eに対応する2箇所)には円形の平坦な位置決め座5gが形成され、これら各2の位置決め座5gの幅方向中間下部であって、前記下方のボス5Aの下方位置(レンズホルダ3の位置決め座3fに対応する位置)には円形の1つの位置決め座5gが形成されている。
【0025】
前記各LED光源6は、図7に示すように、熱伝導性及び絶縁性が高いセラミック等から成る矩形平板状のLED基板6a上にLEDチップ6bを実装して構成されている。
【0026】
次に、以上の構成を有する車両用灯具1の組立方法について説明する。
【0027】
レンズホルダ3の左右のリング状のホルダ部3Aのそれぞれには左右の各レンズ2がフック方式によってワンタッチで簡単に取り付けられる。即ち、左右の各レンズ2をレンズホルダ3の左右の各ホルダ部3Aに前方から嵌め込むと、各レンズ2の外周に形成された複数の係止爪2aがレンズホルダ3の各ホルダ部3Aに形成された複数の係止孔3aに係合して係止されるため、前述のように左右の各レンズ2がレンズホルダ3の左右の各ホルダ部3Aにフック方式によってワンタッチで簡単に取り付けられる。
【0028】
又、レンズホルダ3の左右のベース部3B上には左右の各リフレクタ4が上方から嵌め込まれて固定される。即ち、左右の各リフレクタ4をレンズホルダ3の左右のベース部3B上に設置し、これを下方に押し込むと、該リフレクタ4の左右に形成された係止孔4aにレンズホルダ3の左右両側面に形成された係止爪3bが係合して係止されるため、各リフレクタ4が左右の各レンズホルダ3のベース部3Bにそれぞれ固定保持される。
【0029】
ところで、左右のLED光源6は、ヒートシンク5の水平部の左右に形成された設置面5e上に設置され、図2及び図7に示すように金属製のクリップ13の差し込みによってヒートシンク5の各設置面5eに固定されるが、該LED光源6のLED基板6aとヒートシンク5の設置面5eとの間には両者の密着性と熱伝導性を高めるために熱伝導性の高い熱伝導グリースが介装されるが、本発明に係る組立方法においては、LED光源6側、具体的にはLED基板6aの下面に熱伝導性グリースが塗布される。この場合、熱伝導性グリースのLED基板への塗布は、ヒートシンク5との干渉を考慮することなく作業性良くなされる。
【0030】
而して、LED基板6aの下面に熱伝導性グリースが塗布された左右の各LED光源6は、前述のようにヒートシンク5の左右の各設置面5e上に設置され、金属製のクリップ13の差し込みによってヒートシンク5の各設置面5e上に固定される。
【0031】
次に、レンズ2とリフレクタ4が組み付けられた左右の各レンズホルダ3は、ヒートシンク5に前方から嵌め込まれることによってヒートシンク5にワンタッチで簡単に取り付けられる。即ち、各レンズホルダ3は、その後部に突設された上下2本の前記位置決めピン3dを図7に示すようにヒートシンク5の上下2つのボス5Aにそれぞれ形成された位置決め孔5bに前方から差し込むことによってヒートシンク5に対して周方向に位置決めされる。そして、その状態を保持したまま左右の各レンズホルダ3をこれに組み付けられたレンズ2及びリフレクタ4と共に後方へと押し込めば、図6に示すように、各レンズホルダ3に形成された係止突起3cの先端がヒートシンク5の左右に形成された各2つの係止孔5aに係合して係止されるため、前述のようにレンズ2とリフレクタ4が組み付けられた左右の各レンズホルダ3がヒートシンク5にワンタッチで簡単に取り付けられる。このとき、各レンズホルダ3の背面に形成された左右2つの位置決め座3eと幅方向中央下部に形成された1つの位置決め座3f(図10参照)がヒートシンク5の対応する箇所に形成された計3つの位置決め座5f,5g(図12参照)にそれぞれ当接するため、各レンズホルダ3がヒートシンク5に対して前後方向に位置決めされる。
【0032】
以上のようにして車両用灯具1が組み立てられると、図7に示すように、ヒートシンク5の後部の左右に形成された不図示のコネクタ差込部に左右の各コネクタ7を差し込んでこれを係止すれば、LED光源6がコード8を介して不図示の駆動回路に電気的に接続される。
【0033】
而して、夜間での車両の走行において運転者が不図示の点灯スイッチをON操作すれば、バッテリから電流がコード8を経て左右の各LED光源6へと供給され、各LED光源6のLEDチップ6bが起動されて発光する。すると、各LED光源6からの光は、各リフレクタ4の反射面及びレンズホルダ3のベース3Bの反射面によって反射されてロービーム用に配光された後、車両前方へと進んで左右の各レンズ2を通過することによって集光され、ハウジング12の前面開口部を覆う不図示のアウタレンズを通って前方へと照射される。このとき、各LED光源6のLEDチップ6bが発する熱は、LED基板6aから熱伝導性グリースを経てヒートシンク5へと伝導し、ヒートシンク5の放熱フィン5cから外部に効率良く放熱されるため、LEDチップ6bの温度上昇が抑えられ、該LEDチップ6bに高い発光効率と寿命が確保される。
【0034】
以上において、本発明に係る車両用灯具1においては、各レンズホルダ3に形成された左右一対の係止突起3cをヒートシンク5に左右2つの係止孔5aに係合させて係止することによって、ネジ等の締結部品を用いることなくレンズホルダ3をヒートシンク5にワンタッチで簡単に取り付けることができるため、車両用灯具1の部品点数と組付工数が削減されてコストダウンが図られる。
【0035】
又、本実施の形態によれば、各レンズホルダ3に形成された上下2本の位置決めピン3dをヒートシンク5に形成された上下の位置決め孔5bに嵌合させるようにしたため、該レンズホルダ3をヒートシンク5に対して周方向に正確に位置決めすることができる。
【0036】
更に、本実施の形態によれば、レンズホルダ3に形成された計3つの位置決め座面3e
をヒートシンク5に形成された計3つの位置決め座面5f,5gにそれぞれ当接させるようにしたため、該レンズホルダ3をヒートシンク5に対して前後方向に正確に位置決めすることができる。
【0037】
尚、以上は本発明をヘッドランプのロービーム用ランプに対して適用した形態について説明したが、本発明は、ヘッドランプのハイビーム用ランプの他、ヘッドランプ以外の他の任意の車両用灯具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
【符号の説明】
【0038】
1 車両用灯具
2 レンズ
2a レンズの係止爪
3 レンズホルダ
3A レンズホルダのホルダ部
3B レンズホルダのベース部
3a レンズホルダの係止孔
3b レンズホルダの係止爪
3c レンズホルダの係止突起
3d レンズホルダの位置決めピン
3e,3f レンズホルダの位置決め座
4 リフレクタ
4a リフレクタの係止孔
5 ヒートシンク
5A ヒートシンクのボス
5B ヒートシンクのナット取付部
5a ヒートシンクの係止孔
5b ヒートシンクの位置決め孔
5c ヒートシンクの放熱フィン
5d ヒートシンクのスライダ
5e ヒートシンクの設置面
5f,5g ヒートシンクの位置決め座
6 LED光源
6a LED基板
6b LEDチップ
7 コネクタ
8 コード
9 ナット
10 電動モータ
11 ロッド
11a ロッドのボール
12 ハウジング
13 クリップ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
レンズと、該レンズを保持するレンズホルダと、該レンズホルダに保持されたリフレクタと、前記レンズホルダに取り付けられるヒートシンクと、該ヒートシンク上に装着されたLED光源を含んで構成される車両用灯具の前記レンズホルダの取付構造であって、
前記レンズホルダに係止突起を形成し、前記ヒートシンクに係止孔を形成し、前記レンズホルダの係止突起を前記ヒートシンクの係止孔に係止することによって該レンズホルダを前記ヒートシンクに取り付けることを特徴とする車両用灯具のレンズホルダ取付構造。
【請求項2】
前記レンズホルダに形成された位置決めピンを前記ヒートシンクに形成された位置決め孔に嵌合させることによって該レンズホルダを前記ヒートシンクに対して位置決めすることを特徴とする請求項1記載の車両用灯具のレンズホルダ取付構造。
【請求項3】
前記レンズホルダに形成された複数の位置決め座面を前記ヒートシンクに形成された複数の位置決め座面に当接させることによって該レンズホルダを前記ヒートシンクに対して位置決めすることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用灯具のレンズホルダ取付構造。
【請求項1】
レンズと、該レンズを保持するレンズホルダと、該レンズホルダに保持されたリフレクタと、前記レンズホルダに取り付けられるヒートシンクと、該ヒートシンク上に装着されたLED光源を含んで構成される車両用灯具の前記レンズホルダの取付構造であって、
前記レンズホルダに係止突起を形成し、前記ヒートシンクに係止孔を形成し、前記レンズホルダの係止突起を前記ヒートシンクの係止孔に係止することによって該レンズホルダを前記ヒートシンクに取り付けることを特徴とする車両用灯具のレンズホルダ取付構造。
【請求項2】
前記レンズホルダに形成された位置決めピンを前記ヒートシンクに形成された位置決め孔に嵌合させることによって該レンズホルダを前記ヒートシンクに対して位置決めすることを特徴とする請求項1記載の車両用灯具のレンズホルダ取付構造。
【請求項3】
前記レンズホルダに形成された複数の位置決め座面を前記ヒートシンクに形成された複数の位置決め座面に当接させることによって該レンズホルダを前記ヒートシンクに対して位置決めすることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用灯具のレンズホルダ取付構造。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公開番号】特開2012−119260(P2012−119260A)
【公開日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−270297(P2010−270297)
【出願日】平成22年12月3日(2010.12.3)
【出願人】(000002303)スタンレー電気株式会社 (2,684)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年12月3日(2010.12.3)
【出願人】(000002303)スタンレー電気株式会社 (2,684)
【Fターム(参考)】
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