説明

車線逸脱警告システム機能を有する走行記録装置

【課題】車線逸脱警告システム機能を有する走行記録装置。
【解決手段】LDWS機能を有する走行記録装置3は、イメージセンサ30、音声センサ31、電子制御ユニット32、車体信号ユニット33、ストレージユニット34、聴覚警告ユニット36、視覚警告ユニット35から構成する。該電子制御ユニットは、更にビデオ入力ユニット321、デジタル信号処理器322、記憶ユニット323、イメージデータ圧縮ユニット324、ストレージインターフェイス325、アナログデジタルユニット326、音声コーデックユニット327から構成する。
イメージセンサから取得したイメージを電子制御ユニット32に入力し、ビデオ入力ユニット321を経由して車線逸脱警告システム(LDWS)における処理と走行記録装置(EDR)の処理をそれぞれ行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、走行データ記録器(EDR)に関し、特に、車線逸脱警告システム(LDWS)機能を有する走行データ記録器であり、車線逸脱警告システム(LDWS)により走行データ記録器(EDR)と一体に合成して使用し、同時に車体信号、車線逸脱回数および事故発生時の周辺状況を記録でき、事故発生の要因が車両要因であるか人為原因であるかを判別することに有利である車両データ記録器(EDR)に関する。
【背景技術】
【0002】
車両は、普及された交通手段であり、近年の使用需要に従い、しばしば各種電子設備、例えば、GPS(global positioning system)、LDWS(Lane Departure Warning System)またはEDR(Event Data Recorder)を装備し、そのうち、該LDWS1は、図1に示すように、イメージセンサ(image sensor)10、例えば、イメージ取得レンズモジュール(imaging lens module)を車内または車両前方に取り付け、車両前方の道路イメージを取得し、取得したイメージをLDWSの電子制御ユニット(ECU,electronic control unit)11に入力し、ビデオ入力ユニット(video input unit)12がデジタル信号処理ユニット(DSP,digital signal processor)13に伝送し、記憶ユニット(RAM unit,random access memory unit)14のデータと合わせて識別処理し、車体信号ユニットのインターフェイス(driver vehicle interface)15から入力された車体信号と照合して危険運転行為であるか否かを判断し、例えば、車体信号から運転者が方向指示灯を点灯させていないにもかかわらず、車両前方の道路イメージが車両進行方向が車線に対して蛇行状態であることを示している場合(例えば、両側車線の間を運行していない)、聴覚警告ユニット(audible warning unit)16および/または視覚警告ユニット(visual warning unit)17から警告を発し、運転者に警告を与え、LDWSの作用機能を発生する。該EDR2は、図2に示すように、イメージセンサ(image sensor)20および/または音声センサ21が車内または車外に取り付けられ、車両前方のイメージおよび/または周囲の音声を取得し、イメージおよび/または音声をEDRのECU(electronic control unit)22に入力する。これらは、イメージ部分が経由するビデオ入力ユニット23、音声部分が経由するアナログデジタルユニット(A/D unit,analog/digit unit)24、音声コーデックユニット(audio codec unit)25,イメージ圧縮ユニット(image compression unit)26から構成され、記憶ユニット27およびストレージインターフェイス(storage unit interface)28、例えば、SDCIを組み合わせ、ストレージユニット(storage unit)29例えば、SDカード(SD card)に記憶し、イメージと音声がEDR2を経由してデータ圧縮処理された後、ストレージユニット29に保存され、システムの電源を停止した後、数秒間の記録(録画および/または録音)を保持することによって、事故発生時に、記録データを証拠として取り出すことができる。上記LDWS1およびEDR 2の構造設計と作用効能は、従来技術であり、且つ本発明の特徴とする所ではないので、ここでは、その技術的内容または電磁回路設計の詳細を記載しない。現在、上記LDWS1およびEDR2は、いずれも個別に存在し、それぞれの使用機能に応じて必要時に個別で取り付け使用することができる。
【0003】
近年、多数のテロ事件が発生し、欧米の危機意識が絶え間なく向上し、安全監視制御システムを介せば、効率的に犯罪防止および関連証拠収集でき、安全監視制御製品が持続的に成長し、車両用モバイルデジタルビデオレコーダ(MDVR,mobile digital video recorder)、即ち、車上に取り付けた小型コンピュータ監視制御安全システムは、国外で既に大型バスまたは各小、中学校等の学校車両に使用されている。また、MDVRは、更に、その他のシステムと結合し、用途に応じて公告、証明、警告、放送、インターネット、衛星ナビゲーション等の多機能を使用でき、安全装置も1つのサービス装置となっている。MDVRは、通常、DVRを利用して各種監視測定設備に連接し、小型のイメージセンサまたは音声センサ(例えば、小型マイクロフォン)、バックミラーディスプレイ、車両ディスプレイ、クラクション、リモートコントローラおよびGPS受信器等の設備を組み合わせて使用する。また、MDVRは、基本的に1つまたは複数のストレージ装置を設置し、デジタル方式によって動画イメージおよび/または音声データ(画像音声データと称する)を記録し、即時記録方式を採用し、画像音声データをストレージ装置に保存し、長期保存または以後のデータ検索用とし、ストレージ装置のコストおよび空間を節約することができる。DVRが採用する圧縮技術は既に相当成熟し、且つ圧縮率が高く、非常に長い時間連続して用いることができる。上記から分かるように、本発明のEDRと上記従来のEDR2またはMDVR等は、その構造と作用効果が基本的に類似しており、更に、その内部機能を拡張し、MDVRとして使用でき、且つ該拡張機能の技術は、現在電子関連技術を利用し達成できるものであるので、本発明でEDRと称するものは、MDVRを含むものである。上記DVRまたはMDVRは、いずれも既に成熟した製品であり、ここでは、その細部構造および使用機能を詳細に説明しない。
【0004】
しかしながら、上記従来のLDWS 1およびEDR 2(またはMDVR)は、いずれも個別の技術であって、1つのLDWS 1は、車線逸脱警告の作用機能しか有しておらず、走行記録(デジタル画像記録)機能を達成することができない。従来のEDR2(またはMDVR)は、現在、走行記録のみと有するか、または更に、公告、証明、警告、放送、インターネット、衛星ナビゲーション等の多機能を有するが、車線逸脱警告の作用機能を有していない。従って、車両が車線逸脱警告および走行記録の作用機能を具備しようとする場合、それぞれLDWS1とEDR2の二組の個体を取り付け、且つ使用する設備、例えば、図1、図2がそれぞれ示すようなイメージセンサ10,20もそれぞれに取り付ける必要がある。車両内部の空間は有限であるので、それぞれの個別の装備とするとそれぞれ取り付けが面倒になる。また、それぞれ使用するイメージセンサ10,20が同等の構造体であり、それぞれ取り付け、製造または取り付けのコストが増加し、LDWS1およびEDR2の量産化および普及化に不利である。特に、従来のLDWS1は、車線逸脱警告機能のみを有し、走行記録機能を達成できず、走行が既に危険運転行為であると判断され、聴覚および視覚警告が発生されても、該危険運転行為が記録されず、警告の後、その危険運転行為により自己が発生した時、ただEDR2の記録データにより該自己が車両要因か人為要因により起こったかが判別し難く、事後の責任帰属または賠償の判断に多くの困難を生じさせ、LDWS1とEDR2の使用効率を相対して低減させる。
【特許文献1】特開2006−31365号公報
【特許文献2】特許第3684395号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、LDWS(Lane Departure Warning System)とEDR(Event Data Recorder)を一体に結合し、該LDWSとEDRがそれぞれの使用機能を有すると共に、更に、同時に車体信号、車線逸脱回数および自己発生時の周辺状況を記録し、ストレージ装置中に保存して事故発生が車両要因か人為要因により起こったかを判別することに有利であり、EDRの使用機能および効果を向上し、それぞれLDWSとEDRを取り付ける面倒を回避するLDWS機能を有する走行記録装置を提供することにある。
【0006】
本発明のもう1つの目的は、該LDWSとEDRの二者の間の関連同一構成要素、例えば、イメージセンサ等を、該LDWSとEDRの二者の間で共有し、取り付け作業を簡易化し、それぞれ取り付ける面倒およびコスト及び車内占有スペースを低減し、製造コストを低減し、LDWSおよびEDRの量産化および普及に有利であるLDWS機能を有する走行記録装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の車線逸脱警告システム(LDWS)機能を有する走行記録装置は、少なくとも少なくとも1つのイメージセンサ、電子制御ユニット、車体信号インターフェイス、少なくとも1つのストレージユニット、および/または聴覚警告ユニット、または視覚警告ユニットから構成され、そのうち、イメージセンサは、車両前方イメージを取得し、取得したイメージを電子制御ユニットに入力し、電子制御ユニットは、ビデオ入力ユニット、デジタル信号処理器(DSP)、記憶ユニット、イメージ圧縮ユニット、ストレージインターフェイス、アナログデジタルユニット、および音声コーデックユニットから構成され、イメージセンサが取得したデータはビデオ入力ユニットを経由して入力された後、2分され、一方でデジタル信号処理器に伝送され、記憶ユニットの保存データと合わせて、処理判別され、同時に車体信号インターフェイスから入力された車体信号と合わせて危険運転行為であるか否かを判断し、危険運転行為である場合、聴覚警告ユニットおよび/または視覚警告ユニットを経由して警告を発して運転者に警告し、もう一方で、同時にイメージ圧縮ユニットを経由し、記憶ユニットの保存データと合わせて、更にストレージインターフェイスを経由し、ストレージ装置に記憶し、該電子制御ユニットが車体信号、車線逸脱回数、事故発生時の周囲の状況を同時に記録し、ストレージ装置に保存する。
【発明の効果】
【0008】
上記から分かるように、本発明の車線逸脱警告システム機能を有する走行記録装置3は、それぞれ車線逸脱警告システム(LDWS)の作用機能と走行記録装置(EDR)の作用機能を達成するだけではなく、更に、同時に車体信号、車線逸脱回数および事故発生時の周囲の状況を記録し、事故発生後にデータを読み取り、事故の発生が車両要因であるか、人為要因であるかを判断することに有利であるので、走行記録装置(EDR)の使用性能および効率を向上でき、また、そのうち、該車線逸脱警告システム(LDWS)と走行記録装置(EDR)の二者の間の同一構成要素、例えば、イメージセンサは、イメージセンサ30を共用でき、1つのハウジング(図示せず)を利用し、車線逸脱警告システム(LDWS)と走行記録装置(EDR)の全ての関連部材、即ち電子制御ユニット32を組み立て、組み立ておよび取り付け作業を簡易化でき、車線逸脱警告システム(LDWS)と走行記録装置(EDR)をそれぞれ別個に取り付ける面倒と費用を支出することを回避し、相対してコストを低減し、本発明の車線逸脱警告システム機能を有する走行記録装置3の量産化および普及に有利である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明をより明確にするため、好適な実施例を挙げ、下記の図面に合わせ、本発明の構造とその技術的特徴を詳細に説明する。
【0010】
本発明の以下に示す実施例は、LDWSとEDR(またはMDVR)を一体に結合した構成と機能について説明する。ここで、LDWSまたはEDRのその他の構造または機能には格別の制約はなく、LDWSまたはEDRの関連構成または機能は、多くの変更、修正、同等の効果の変更が可能である。例えば、イメージセンサおよび音声センサ(マイクロフォン等)の構造形態と取り付け数などには制約はなく、イメージセンサは、CMOS(Complementary Metal-Oxide- Semiconductor)または高画質のCCD (Charge Coupled Device)形態を採用でき、またはイメージセンサを採用しLDWSおよびEDRのイメージ取得機能を兼ね備えることもでき、または一体に合成して使用する電子制御ユニット(ECU)のその他の作用機能は制限せず、公告放送機能を増加または各種関連する監視制御設備、例えば、小型イメージセンサ、音声センサ、バックミラーディスプレイ、車両用ディスプレイ、クラクション、リモートコントローラおよびGPS受信器等と接続でき、または、使用するイメージ圧縮方式およびストレージ装置の構造等は制限なく、例えば、異なるストレージ装置、例えば、SDカード(SD card)またはハードディスク等を選択使用でき、当業者であれば分かるように、本発明が開示するLDWS機能を有する走行記録装置の構造は、以下に開示する実施例の構造に制限されるものではない。
【0011】
図3は、本発明の一実施例のシステム構成のブロック図である。本発明のLDWS機能を有する走行記録装置3は、少なくとも1つのイメージセンサ30、および/または音声センサ(audio sensor)31、例えば、マイクロフォンを具え、電子制御ユニット(ECU,electronic control unit)32、車体信号インターフェイス(driver vehicle interface)33、少なくとも1つのストレージユニット(storage unit)34、例えば、SDカード(SD card)またはハードディスクを具え、聴覚警告ユニット(audible warning unit)35、および/または視覚警告ユニット(visual warning unit)36を具える。
そのうち、該電子制御ユニット(ECU)32は、更にビデオ入力ユニット(video input unit)321、デジタル信号処理器(DSP,digital signal processor)322、記憶ユニット(RAM unit,random access memory unit)323、イメージデータ圧縮ユニット(image compression unit)324、ストレージインターフェイス(storage unit interface)325、アナログデジタルユニット(A/D unit,analog/digit unit)326、および/または音声コーデックユニット(audio codec unit)327から構成する。
【0012】
該イメージセンサ30は、車内に取り付けて車両前方のイメージを取得し、取得したイメージを電子制御ユニット(ECU)32に入力し、その取得したイメージデータは、ビデオ入力ユニット321を経由して入力された後、車線逸脱警告システム(LDWS)における処理と走行記録装置(EDR)の処理をそれぞれ行う。
即ち、取得したイメージデータは、一方でデジタル信号処理器(DSP)322に伝送され、記憶ユニット323の保存データと合わせて処理判別し、同時に車体信号インターフェイス33から入力された車体信号を結合して、危険運転行為であるか否かを判断し、危険運転行為である場合、例えば、車体信号が、運転者が左右方向指示キーを点灯させていないが車両前方の道路イメージが、走行方向が車線に対して蛇行状態を呈していれば(両側車線の間を走行していない)、聴覚警告ユニット36および/または視覚警告ユニット35を経由して警告を発して運転者に警告し、車線逸脱警告システム(LDWS)の作用機能を達成する。
また、一方では、同時にイメージデータ圧縮ユニット324を経由して記憶ユニット323の保存データと合わせ、さらに、ストレージインターフェイス325、例えば、SDCIを経由し、ストレージ装置34、例えば、SDカード(SD card)に保存し、システム停止後、数秒間の記録(録画/録音)を持続し、事故発生時に記録データを証拠として提供して、走行記録装置(EDR)の作用機能を達成する。
【0013】
該音声センサ31、例えば、小型マイクロフォンは、車内または車外に取り付けられて周囲の音声を取得し、イメージセンサ30と合わせて同一ステップで、取得した音声を電子制御ユニット(ECU)32に入力してアナログデジタルユニット(A/D unit)326と音声コーデックユニット327を経由し、更にイメージ圧縮ユニット324を経由し、記憶ユニット323の保存データと合わせて、更にストレージインターフェイス325を経由してストレージ装置34、SDカード(SD card)に保存され、システムの電源停止後、数秒間の記録(録画および/または録音)を保持し、事故発生時の記録データを証拠として提出できるようにし、イメージセンサ30が取得したイメージを同一ステップでストレージ装置34、例えば、SDカードに保存し、走行記録装置(EDR)の作用機能を達成する。
【0014】
上記から分かるように、本発明の車線逸脱警告システム機能を有する走行記録装置3は、それぞれ車線逸脱警告システム(LDWS)の作用機能と走行記録装置(EDR)の作用機能を達成するだけではなく、更に、同時に車体信号、車線逸脱回数および事故発生時の周囲の状況を記録し、事故発生後にデータを読み取り、事故の発生が車両要因であるか、人為要因であるかを判断することに有利であるので、走行記録装置(EDR)の使用性能および効率を向上でき、また、その該車線逸脱警告システム(LDWS)と走行記録装置(EDR)の二者の間の同一構成要素、例えば、イメージ取得にはイメージセンサ30を共用でき、1つのハウジング(図示せず)内に車線逸脱警告システム(LDWS)と走行記録装置(EDR)の全ての関連部材、即ち電子制御ユニット32を組み込むことにより、組み立ておよび取り付け作業を簡易化でき、車線逸脱警告システム(LDWS)と走行記録装置(EDR)をそれぞれ別個に取り付ける面倒と費用を支出することを回避してコストを低減し、本発明の車線逸脱警告システム機能を有する走行記録装置3の量産化および普及に有利である。
【0015】
本発明のLDWS機能を有する走行記録装置3中、車線逸脱警告システム(LDWS)と走行記録装置(EDR)の間の電子回路の結合構成およびLDWSとEDRのそれぞれのシステムの作用機能を達成できる電子回路の構造設計等は、現在の関連電子技術により達成できるものであり、ここでは、その詳細な電子構造を記載しない。
【0016】
なお、本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない均等の範囲内で各種の変動や潤色を加えることができることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】従来の車線逸脱警告システム(LDWS)のシステム作用機能の構造ブロック説明図である。
【図2】従来の走行記録装置のシステム作用機能の構造ブロック説明図である。
【図3】本発明のシステム作用機能の構造ブロック説明図である。
【符号の説明】
【0018】
3 LDWS機能を有する走行記録装置
30 イメージセンサ
31 音声センサ
32 電子制御ユニット
321 ビデオ入力ユニット
322 デジタル信号処理器
323 記憶ユニット
324 イメージ圧縮ユニット
325 ストレージインターフェイス
326 アナログデジタルユニット
327 音声コーデックユニット
33 車体信号インターフェイス
34 ストレージ装置
35 聴覚警告ユニット
36 視覚警告ユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つのイメージセンサ、電子制御ユニット、車体信号インターフェイス、少なくとも1つのストレージユニット、聴覚警告ユニットおよび/または視覚警告ユニットから構成され、
該イメージセンサは、車両前方イメージを取得し、取得したイメージを電子制御ユニットに入力し、
電子制御ユニットは、ビデオ入力ユニット、デジタル信号処理器(DSP)、記憶ユニット、イメージ圧縮ユニット、ストレージインターフェイス、アナログデジタルユニット、および音声コーデックユニットから構成され、
イメージセンサが取得したデータがビデオ入力ユニットを経由して入力された後、2分されて一方はデジタル信号処理器に伝送され、記憶ユニットの保存データと合わせて処理判別され、同時に車体信号インターフェイスから入力された車体信号と照合して危険運転行為であるか否かを判断し、危険運転行為である場合、聴覚警告ユニットおよび/または視覚警告ユニットを経由して警告を発して運転者に警告し、もう一方はイメージ圧縮ユニットを経由し、記憶ユニットの記憶データと合わせて、更にストレージインターフェイスを経由して前記ストレージユニットに記憶し、
さらに、該電子制御ユニットが車体信号、車線逸脱回数、事故発生時の周囲の状況を同時に記録し、該ストレージユニットに保存する車線逸脱警告システム(LDWS)機能を有する走行記録装置。
【請求項2】
更に、1つ以上の音声センサを設けて、取得した音声をイメージセンサの取得したデータと合わせて、同一ステップで電子制御ユニットに入力して該ストレージユニットに保存する請求項1記載の車線逸脱警告システム(LDWS)機能を有する走行記録装置。
【請求項3】
前記電子制御ユニットが更に、アナログデジタルユニットと音声コーデックユニットを具え、音声センサから取得した音声が電子制御ユニットに入力された後、先ずアナログデジタルユニットと音声コーデックユニットを経由し、更にイメージ圧縮ユニットを経由して記憶ユニットの記憶データと合わせ、更に、ストレージインターフェイスを経由して該ストレージユニットに保存する請求項2記載の車線逸脱警告システム(LDWS)機能を有する走行記録装置。
【請求項4】
前記ストレージユニットがメモリーカードである請求項1記載の車線逸脱警告システム(LDWS)機能を有する走行記録装置。
【請求項5】
前記走行記録装置がイメージセンサにより車両前方のイメージを取得する請求項1記載の車線逸脱警告システム(LDWS)機能を有する走行記録装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−251929(P2009−251929A)
【公開日】平成21年10月29日(2009.10.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−98882(P2008−98882)
【出願日】平成20年4月7日(2008.4.7)
【出願人】(508007879)創研光電股▲ふん▼有限公司 (1)
【Fターム(参考)】