説明

車輌用灯具の洗浄装置における取付構造

【課題】 部品点数の削減による製造コストの低減を図ると共に洗浄装置のバンパーへの取付を強固かつ容易に行えるようにする。
【解決手段】 バンパー100に洗浄装置1が取り付けられピストン3が出し入れされる取付孔101を形成し、ブラケット7にバンパーの一方の面に接する押さえ部8b、8b、・・・を有し弾性変形可能な複数の係合部8、8、・・・と押さえ部にそれぞれ対向して位置されバンパーの他方の面に接する当て面部9a、9a、・・・とを設け、バンパーにおける取付孔の開口縁を係合部の押さえ部と当て面部とによって挟持して洗浄装置をバンパーに取り付けるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は車輌用灯具の洗浄装置における取付構造についての技術分野に関する。詳しくは、洗浄装置のブラケットにバンパーを挟持する押さえ部と当て面部を設けて洗浄装置のバンパーへの取付を強固かつ容易に行えるようにする技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
車輌用灯具、例えば、車輌用前照灯の表面を洗浄する洗浄装置がある。
【0003】
洗浄装置には、洗浄水が供給されるシリンダーにピストンが摺動自在に支持され該ピストンの先端部に洗浄水を噴射する噴射ノズルが取り付けられ、ピストン及び噴射ノズルが車体のバンパーに形成された開口部(取付孔)から突出されたときに噴射ノズルから洗浄水が車輌用前照灯に対して噴射される。
【0004】
このような洗浄装置には、バンパーに取り付けられるブラケットが設けられている。
【0005】
従来の洗浄装置にあっては、例えば、ブラケットが略角筒状に形成され、ブラケットにおける外周面の4つの面のうちの2面の先端部に弾性変形可能な係合部が設けられ、他の2面の先端部が接触端部とされていた(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
特許文献1に記載された洗浄装置にあっては、係合部を弾性変形させた状態でバンパーの取付孔にブラケットを挿入し、弾性復帰した係合部をバンパーの一方の面に接触させて係合し、接触端部をバンパーの他方の面に接触させることによりバンパーに取り付けられる。
【0007】
【特許文献1】特開2003−182536号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところが、特許文献1に記載された従来の洗浄装置にあっては、係合部と接触端部がバンパーに略90°離隔した位置で接触されるため、バンパーに固定するには不十分であり、他の部分をネジ止めする必要があった。
【0009】
従って、部品点数が多く製造コストが高いと共に取付作業も面倒であると言う不都合が生じている。
【0010】
そこで、本発明車輌用灯具の洗浄装置における取付構造は、上記した問題点を克服し、部品点数の削減による製造コストの低減を図ると共に洗浄装置のバンパーへの取付を強固かつ容易に行えるようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明車輌用灯具の洗浄装置における取付構造は、上記した課題を解決するために、バンパーに洗浄装置が取り付けられピストンが出し入れされる取付孔を形成し、ブラケットにバンパーの一方の面に接する押さえ部を有し弾性変形可能な複数の係合部と押さえ部にそれぞれ対向して位置されバンパーの他方の面に接する当て面部とを設け、バンパーにおける取付孔の開口縁を係合部の押さえ部と当て面部とによって挟持して洗浄装置をバンパーに取り付けるようにしたものである。
【0012】
従って、本発明車輌用灯具の洗浄装置における取付構造にあっては、押さえ部と当て面部が対向した位置でそれぞれバンパーの両面に接触される。
【発明の効果】
【0013】
本発明車輌用灯具の洗浄装置における取付構造は、先端側に噴射ノズル及びノズルカバーが取り付けられたピストンと該ピストンが摺動自在に支持されたシリンダーと車体のバンパーに取り付けられるブラケットとを備えた車輌用灯具の洗浄装置における取付構造であって、バンパーには洗浄装置が取り付けられピストンが出し入れされる取付孔が形成され、ブラケットにはバンパーの一方の面に接する押さえ部を有し弾性変形可能な複数の係合部と押さえ部にそれぞれ対向して位置されバンパーの他方の面に接する当て面部とが設けられ、バンパーにおける取付孔の開口縁が係合部の押さえ部と当て面部とによって挟持されて洗浄装置がバンパーに取り付けられるようにしたことを特徴とする。
【0014】
従って、洗浄装置のバンパーへの取付を強固に行うことができると共に洗浄装置のバンパーへの取付を容易に行うことができる。
【0015】
請求項2に記載した発明にあっては、上記ブラケットに周方向に延び外方へ張り出されバンパーの上記他方の面に接触されるフランジ部を設け、該フランジ部の一部を上記当て面部として設けたので、当て面部が互いにフランジ部の他の部分によって周方向において連結されるため、当て面部の剛性が高く、洗浄装置のバンパーへの取付を強固に行うことができる。
【0016】
請求項3に記載した発明にあっては、上記ブラケットを略角筒状に形成し、ブラケットの外周面における4つの面にそれぞれ上記係合部を設けたので、4つの箇所においてバンパーが挟持され、洗浄装置のバンパーに対する強固な固定状態を確保することができると共に洗浄装置のバンパーに対する位置ずれを防止することができる。
【0017】
請求項4に記載した発明にあっては、上記バンパーの上記一方の面が外面とされ他方の面が内面とされ、洗浄装置が取付孔に外方から挿入されてバンパーに取り付けられ、上記係合部に、洗浄装置の取付孔に対する挿入方向と反対方向へ行くに従って外側へ変位され挿入時に取付孔の開口縁に摺動される傾斜部を設けたので、洗浄装置の取付孔に対する挿入を円滑に行うことができる。
【0018】
請求項5に記載した発明にあっては、上記バンパーに、ピストンの取付孔に対する突出方向に開口され少なくともノズルカバーが配置される配置凹部を形成したので、バンパーに取り付けられた状態における洗浄装置の外方への突出量が小さく、見栄えの向上を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下に、本発明車輌用灯具の洗浄装置における取付構造の最良の形態を添付図面に従って説明する。以下に示す最良の形態は、本発明車輌用灯具の洗浄装置における取付構造を車輌用前照灯の洗浄装置における取付構造に適用したものである。尚、本発明の適用範囲は車輌用前照灯の洗浄装置における取付構造に限られることはなく、本発明は、車輌に備えられる全ての照明灯の洗浄装置における取付構造に広く適用することができる。
【0020】
洗浄装置1は、車体のバンパー100に取り付けられ、該バンパー100に形成された取付孔101から一部が突出可能な構成とされている(図1参照)。取付孔101は、例えば、矩形状に形成されている。
【0021】
洗浄装置1は、シリンダー2と該シリンダー2に摺動自在に支持されたピストン3とを備えている。
【0022】
シリンダー2の後端部にはバックキャップ4が取り付けられ、該バックキャップ4は連結パイプ部4aを有している(図1及び図2参照)。連結パイプ部4aは図示しない車輌内部に配管されているホースを介して圧力ポンプに連結され、該圧力ポンプは車体の内部に固定された状態で図示しない洗浄水タンクに連結されている。
【0023】
シリンダー2の内部には図示しない引張コイルバネが配置され、該引張コイルバネによってピストン3がシリンダー2に対してバックキャップ4側へ付勢されている。
【0024】
ピストン3の先端部にはホルダ5が取り付けられている。
【0025】
ホルダ5にはノズルカバー6が取り付けられている。ノズルカバー6はホルダ5を覆う閉塞部6aと該閉塞部6aの内面から突出された連結アーム6b、6bとから成る。連結アーム6b、6bは、それぞれホルダ5に連結されている。
【0026】
シリンダー2の先端側にはブラケット7が、例えば、ポリアセタール等の樹脂材料によって一体に設けられている。ブラケット7は略角筒状に形成されている。
【0027】
ブラケット7の外周面7aには、その4つの面にそれぞれ係合部8、8、・・・が設けられている。係合部8はブラケット7の外周面部が後方に開口するコ字状に切り欠かれることにより、その内側に設けられている。係合部8は外周面7aと同一平面上に位置されたベース部8aと該ベース部8aの前縁から外方へ突出された押さえ部8bとベース部8aの両側縁からそれぞれ外方へ突出された傾斜部8c、8cとから成り、該傾斜部8c、8cはそれぞれ押さえ部8bに近付くに従って外方へ変位するように傾斜されている。
【0028】
係合部8、8、・・・は、上記したように、後方に開口するコ字状に切り欠かれた部分の内側に位置されており、各後縁部を支点とするように弾性変形可能とされている。
【0029】
ブラケット7の前端寄りの位置にはフランジ部9が設けられている。フランジ部9は外周面7aから外方へ張り出された形状に形成され、係合部8、8、・・・の押さえ部8b、8b、・・・との間にバンパー100の厚みと略同じ間隔を有した状態で設けられている。フランジ部9は、係合部8、8、・・・の押さえ部8b、8b、・・・に対向して位置する部分(図2及び図3において1点鎖線で囲んだ各部分)が、それぞれ当て面部9a、9a、・・・として設けられている。
【0030】
ブラケット7の内部には噴射ノズル10、10が配置されている(図1参照)。
【0031】
以上のように構成された洗浄装置1は、上記したように、バンパー100に取り付けられて固定される。洗浄装置1のバンパー100への取付は以下のようにして行われる。
【0032】
洗浄装置1をバンパー100の取付孔101に前側から挿入する。洗浄装置1を取付孔101に挿入していくと、ブラケット7に設けられた係合部8、8、・・・の傾斜部8c、8c、・・・が取付孔101の開口縁とそれぞれ摺接され、係合部8、8、・・・がそれぞれ内側へ変位するように弾性変形されていく(図3参照)。
【0033】
洗浄装置1をさらに取付孔101に挿入していくと、係合部8、8、・・・の前縁が取付孔101の後側開口縁に一致され、弾性変形されていた係合部8、8、・・・が弾性復帰して押さえ部8b、8b、・・・がそれぞれバンパー100の後面に接すると共にフランジ部9がバンパー100の前面に接する(図1参照)。
【0034】
従って、バンパー100における取付孔101の開口縁が、係合部8、8、・・・の押さえ部8b、8b、・・・とフランジ部9の当て面部9a、9a、・・・とによって挟持され、洗浄装置1がバンパー100に固定される(図1及び図4参照)。
【0035】
洗浄装置1がバンパー100に固定された状態において、洗浄水タンクから洗浄水がシリンダー2の内部に圧送されてくると、シリンダー2の内圧が高まりピストン3が引張コイルバネの付勢力に抗してシリンダー2から突出されていき、これに伴って、噴射ノズル10、10及びノズルカバー6が一体となって車体の外側へ突出される。
【0036】
ピストン3がシリンダー2から突出され、シリンダー2内の洗浄水の水圧が所定以上の値になると、シリンダー2の内部に設けられた図示しないチェックバルブが開放され、洗浄水が噴射ノズル10、10に流入され該噴射ノズル10、10から図示しない前照灯のレンズカバーへ向けて洗浄水が噴射される。
【0037】
洗浄水タンクからの洗浄水のシリンダー2への供給が停止されると、水圧の低下に伴いチェックバルブが閉塞され、ピストン3、噴射ノズル10、10及びノズルカバー6が引張コイルバネの付勢力によって移動され洗浄前の元の位置に戻る。
【0038】
以上に記載した通り、洗浄装置1にあっては、バンパー100の取付孔101に挿入されて係合部8、8、・・・が弾性変形され、弾性変形されていた係合部8、8、・・・が弾性復帰して取付孔101の開口縁が押さえ部8b、8b、・・・と当て面部9a、9a、・・・とによって挟持されてバンパー100に取り付けられて固定される。
【0039】
従って、対向する位置にある押さえ部8b、8b、・・・と当て面部9a、9a、・・・とによって取付孔101の開口縁が挟持されて洗浄装置1がバンパー100に取り付けられるため、洗浄装置1のバンパー100への取付を強固に行うことができ、洗浄装置1を取付孔101に挿入するだけで洗浄装置1がバンパー100に固定されるため、洗浄装置1のバンパー100への取付を容易に行うことができる。
【0040】
また、当て面部9a、9a、・・・はフランジ部9の一部として設けられ、当て面部9a、9a、・・・が互いにフランジ部9の他の部分によって周方向において連結されているため、当て面部9a、9a、・・・の剛性が高く、洗浄装置1のバンパー100への取付を強固に行うことができる。
【0041】
さらに、洗浄装置1のバンパー100への固定をネジ止めにより行う必要がないため、部品点数の削減による製造コストの低減を図ることができる。
【0042】
尚、上記には、フランジ部9の一部を当て面部9a、9a、・・・として設けた例を示したが、当て面部9a、9a、・・・は係合部8、8、・・・の押さえ部8b、8b、・・・に対向して位置されていればよく、当て面部9a、9a、・・・を互いにフランジ部9の他の部分によって周方向において連結されていない状態で設けることも可能である。
【0043】
洗浄装置1にあっては、ブラケット7を略角筒状に形成し、外周面7aにおける4つの面にそれぞれ係合部8、8、・・・を設けているため、4つの箇所においてバンパー100における取付孔101の開口縁が挟持され、洗浄装置1のバンパー100に対する強固な固定状態を確保することができると共に洗浄装置1のバンパー100に対する位置ずれを防止することができる。
【0044】
尚、係合部8、8、・・・は、洗浄装置1のバンパー100に対する固定状態の安定化を図ることができる範囲で任意の数を設けることが可能である。また、係合部8、8、・・・は、洗浄装置1のバンパー100に対する固定状態の安定化及びブラケット7の一定以上の剛性を確保できる範囲で任意の大きさに形成することが可能である。
【0045】
洗浄装置1にあっては、係合部8、8、・・・に洗浄装置1の取付孔101に対する挿入時に該取付孔101の開口縁に摺動される傾斜部8c、8c、・・・を設けているため、洗浄装置1の取付孔101に対する挿入を円滑に行うことができる。
【0046】
尚、上記には、洗浄装置1を取付孔101に対して前方から挿入して固定する例を示したが、係合部をフランジ部より前側に設けることにより、洗浄装置を取付孔101に対して後方から挿入して固定することも可能である。この場合には、係合部の傾斜部の傾斜方向が逆方向となる。
【0047】
上記のように、係合部をフランジ部より前側に設けることにより、洗浄装置を取付孔101に対して後方から挿入して固定することも可能であるが、洗浄装置1のように、前後方向の幅(厚み)が小さなフランジ部9を係合部8、8、・・・より前側に設けた場合には、洗浄装置1がバンパー100に取り付けられた状態においてバンパー100からの前方(外方)への突出量が小さいため、見栄えの向上を図ることができる。
【0048】
尚、バンパー100に固定された状態における洗浄装置1の前方への突出量を小さくするために、図5に示すように、バンパー100に段差102を設けて前方に開口された配置凹部103を形成し、該配置凹部103にノズルカバー6が配置されるようにすることもできる。この場合には、例えば、ノズルカバー6の外面とバンパー100の外面(前面)とを略同一平面上に位置させることができる。
【0049】
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】図2乃至図5と共に本発明の最良の形態を示すものであり、本図は、洗浄装置がバンパーに固定された状態を一部を断面にして示す平面図である。
【図2】ノズルカバーを取り外した状態で示す洗浄装置の斜視図である。
【図3】洗浄装置がバンパーの取付孔に挿入されている途中の状態を一部を断面にして示す平面図である。
【図4】洗浄装置がバンパーに固定された状態を示す斜視図である。
【図5】洗浄装置が配置凹部を有するバンパーに固定された状態を一部を断面にして示す平面図である。
【符号の説明】
【0051】
100…バンパー、101…取付孔、103…配置凹部、1…洗浄装置、2…シリンダー、3…ピストン、6…ノズルカバー、7…ブラケット、7a…外周面、8…係合部、8b…押さえ部、8c…傾斜部、9…フランジ部、9a…当て面部、10…噴射ノズル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端側に噴射ノズル及びノズルカバーが取り付けられたピストンと該ピストンが摺動自在に支持されたシリンダーと車体のバンパーに取り付けられるブラケットとを備えた車輌用灯具の洗浄装置における取付構造であって、
バンパーには洗浄装置が取り付けられピストンが出し入れされる取付孔が形成され、
ブラケットにはバンパーの一方の面に接する押さえ部を有し弾性変形可能な複数の係合部と押さえ部にそれぞれ対向して位置されバンパーの他方の面に接する当て面部とが設けられ、
バンパーにおける取付孔の開口縁が係合部の押さえ部と当て面部とによって挟持されて洗浄装置がバンパーに取り付けられるようにした
ことを特徴とする車輌用灯具の洗浄装置における取付構造。
【請求項2】
上記ブラケットに周方向に延び外方へ張り出されバンパーの上記他方の面に接触されるフランジ部を設け、
該フランジ部の一部を上記当て面部として設けた
ことを特徴とする請求項1に記載の車輌用灯具の洗浄装置における取付構造。
【請求項3】
上記ブラケットを略角筒状に形成し、
ブラケットの外周面における4つの面にそれぞれ上記係合部を設けた
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車輌用灯具の洗浄装置における取付構造。
【請求項4】
上記バンパーの上記一方の面が外面とされ他方の面が内面とされ、
洗浄装置が取付孔に外方から挿入されてバンパーに取り付けられ、
上記係合部に、洗浄装置の取付孔に対する挿入方向と反対方向へ行くに従って外側へ変位され挿入時に取付孔の開口縁に摺動される傾斜部を設けた
ことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の車輌用灯具の洗浄装置における取付構造。
【請求項5】
上記バンパーに、ピストンの取付孔に対する突出方向に開口され少なくともノズルカバーが配置される配置凹部を形成した
ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の車輌用灯具の洗浄装置における取付構造。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2008−94242(P2008−94242A)
【公開日】平成20年4月24日(2008.4.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−277847(P2006−277847)
【出願日】平成18年10月11日(2006.10.11)
【出願人】(000001133)株式会社小糸製作所 (1,575)
【Fターム(参考)】