説明

転がり軸受

【課題】電食を抑える効果により優れ、更には高強度で、音響特性にも優れる転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪と、外輪と、転動体と、保持器とを備える転がり軸受において、前記転動体が、イットリアを1.5モル以上5モル%以下の割合で含むジルコニア・イットリア成分と、アルミナ成分とを、質量比で、アルミナ成分:ジルコニア・イットリア成分=10〜30質量%:70〜90質量%の割合で含むアルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスからなり、かつ、体積固有抵抗率が1.0×1013Ω・cm以上で、該転動体の表面におけるアルミナ塊の最大径が20μm以下であることを特徴とする転がり軸受。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は転がり軸受に関し、より詳細には、エアコンのファンモータやサーボモータ等のように電食が発生しやすい機器に好適な転がり軸受に関する。
【背景技術】
【0002】
エアコンのファンモータやサーボモータ等の高周波電流が流れる用途では、回転軸を支持する転がり軸受に電食が発生するおそれがあるため、セラミックス製の転動体を用いる場合がある。セラミックスとして窒化珪素や炭化珪素、窒化アルミニウム、ジルコニア等が多用されているが、特許文献1ではジルコニアにアルミナを加えることで、電食防止に加えて曲げ強度を高めることを提案している。また、特許文献2では、ジルコニアにアルミナと希土類元素を加えることで、電食防止に加えて耐摩耗性や耐久性を高めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−5180号公報
【特許文献2】特許第3833465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、電食防止の更なる向上は必至であり、更にはエアコンのファンモータでは静粛性も要求されるが、従来のセラミックス製転動体を用いた転がり軸受では、音響特性が十分とはいえない。
【0005】
そこで、本発明は上記のような従来技術が有する問題点を解決し、電食を抑える効果により優れ、更には高強度で、音響特性にも優れる転がり軸受を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明は下記の転がり軸受を提供する。
(1)内輪と、外輪と、転動体と、保持器とを備える転がり軸受において、
前記転動体が、イットリアを1.5モル以上5モル%以下の割合で含むジルコニア・イットリア成分と、アルミナ成分とを、質量比で、アルミナ成分:ジルコニア・イットリア成分=10〜30質量%:70〜90質量%の割合で含むアルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスからなり、かつ、体積固有抵抗率が1.0×1013Ω・cm以上で、該転動体の表面におけるアルミナ塊の最大径が20μm以下であることを特徴とする転がり軸受。
(2)前記アルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスの曲げ強度が2.0GPa以上であることを特徴とする上記(1)記載の転がり軸受。
(3)前記アルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスの線膨張係数が8.0×10−6/℃〜9.0×10−6/℃であることを特徴とする上記(1)または(2)記載の転がり軸受。
【発明の効果】
【0007】
本発明の転がり軸受は、電食を抑える効果により優れ、更には高強度で、音響特性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明に係る転がり軸受の一例である玉軸受を示す断面図である。
【図2】体積固有抵抗率とアンデロン値との関係を示すグラフである。
【図3】ジルコニア・イットリア成分の配合比率と寿命比との関係を示すグラフである。
【図4】アルミナ塊の最大径の求め方を説明するための図である。
【図5】アルミナ塊の最大径と寿命比との関係を示すグラフである。
【図6】アルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスにおける亀裂の進展形態を説明するための模式図である。
【図7】ジルコニア・イットリア成分の配合比率と曲げ強度との関係を示すグラフである。
【図8】窒化珪素における亀裂の進展形態を説明するための模式図である。
【図9】線膨張係数とアンデロン値との関係を示すグラフである。
【図10】実施例で得られた、体積固有抵抗率とアンデロン値との関係を示すグラフである。
【図11】実施例で得られた、ジルコニア・イットリア成分の配合比率と寿命比との関係を示すグラフである。
【図12】実施例で得られた、アルミナ塊の最大径と寿命比との関係を示すグラフである。
【図13】実施例で得られた、線膨張係数とアンデロン値との関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に関して図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1は、エアコンのファンモータに使用される転がり軸受の一例である玉軸受を示す断面図である。図示されるように、玉軸受1は、内輪10と外輪11との間に、保持器12により複数の玉13を回動自在に保持してなり、軸受空間Sに充填されたグリース組成物(図示せず)をシール14で封止して構成されている。内輪10及び外輪12は、一般的に採用される鉄鋼材料(例えばステンレス鋼や軸受鋼)で形成されている。本発明では、玉13を、イットリアを1.5モル%以上5モル%以下の割合で含有するジルコニア・イットリア成分と、アルミナ成分とを、質量比で、アルミナ成分:ジルコニア・イットリア成分=10〜30質量%:70〜90質量%となるように含有する特定のアルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスで形成する。
【0011】
セラミックス製の玉13として多用されている窒化珪素は、体積固有抵抗率が1012Ω・cm以上であり、ほぼ十分な電気絶縁性を有する。また、アルミナも多用されており、その体積固有抵抗率は1014Ω・cm以上で、最も電気絶縁性が高いとされている。本発明で用いるアルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスは、窒化珪素と同等の体積固有抵抗率を持つジルコニア・イットリアと、アルミナとの複合材料であり、下記の電食試験に示すようにその体積固有抵抗率は1013Ω・cm以上であり、窒化珪素よりも高い電気絶縁性を有し、電食防止効果に優れる。
【0012】
(電食試験)
日本精工株式会社製軸受「呼び番号608」(内輪・外輪はSUJ2)に、表1に示す材料(体積固有抵抗率は表記のとおり)からなる玉を組み込み、試験軸受とした。そして、試験軸受に日本精工株式会社製「NS7グリース」を封入し、回転数:1800min−1、予圧:30N、印加電圧:AC、20kHz、正弦波、負荷電流:14mA、試験時間:200時間にて回転させたときのアンデロン値(H.B)を測定した。また、試験後に試験軸受を分解して、軌道面を観察して電食の有無を確信した。結果を表1及び図2に示す。
【0013】
【表1】

【0014】
体積固有抵抗率が1010Ω・cm以下では、アンデロン値のバラツキが大きく、高い値を示しており、軌道面にも電食による痕跡が見られる。これに対し体積固有抵抗が1012Ω・cm程度では、アンデロン値のバラツキが見られるものの、電食の発生は無くなる。そして、体積固有抵抗が1013Ω・cm以上になると、アンデロン値のバラツキが見られず、1.5以下の低い値となり、電食の発生も無い。
【0015】
また、アルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスの剥離形態は、軸受鋼や窒化珪素で見られるような鱗片状の小片が表面から徐々に進行する形態(フィッシュアイ)であるため、割損等の突発的な全損を起こすことがない。但し、下記の寿命試験に示すように、アルミナ成分の配合比率が10〜30質量%の範囲外になると、玉13の表面に剥離や欠けが生じ易くなり、寿命が短くなる。特に、アルミナ成分の配合比率が20〜30質量%においてより長寿命となる。
【0016】
(寿命試験)
アルミナ粒子とジルコニア・イットリア粒子とを、両者の配合比率を変えて混合し、焼結して、アルミナ成分とジルコニア・イットリア成分との配合比率が表1に示すように異なるアルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスを作製し、玉径が3/8インチの玉に加工した。この玉を3個、日本精工株式会社製軸受「呼び番号51305」(内輪・外輪はSUJ2製)に組み込み、試験軸受とした。そして、試験軸受を、荷重4410N、回転数1000min−1、R068油浴潤滑にて回転させ、寿命比(実寿命/計算寿命)を求めた。結果を表2及び図3に示す。
【0017】
【表2】

【0018】
更に、特定のアルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスは、ジルコニア・イットリア成分の配合比率が高いため、ジルコニア・イットリア粒子の凝集がアルミナ粒子の凝集よりも起こり易く、玉13の表面にもジルコニア・イットリア粒子の凝集体(ジルコニア・イットリア塊)の出現頻度が高くなる。そのため、アルミナ粒子の凝集体(アルミナ塊)の出現頻度は低くなるが、製造工程(混合・プレス・焼結)の条件管理や環境によってはアルミナ塊が玉13の表面に出現することがある。しかし、基地組織であるアルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスの硬度がHV1500程度であるのに対し、アルミナ塊の硬度はHV2000程度で、ジルコニア・イットリア塊の硬さ(HV1400程度)よりも大きいため、ジルコニア・イットリア塊よりも応力集中源になり易く、剥離の起点になりやすい。そのため、本発明では、下記のように玉13の表面におけるアルミナ塊の大きさを規定する。
【0019】
即ち、上記の(寿命試験)の後、試験軸受を分解して玉の表面をSEM(2000倍)で観察し、剥離の起点となったアルミナ塊の最大径を測定した。尚、アルミナ塊は、図4に示すように円または楕円で近似し、その最長部分aの長さを測定した。結果を表3及び図5に示すが、アルミナ塊の最大径が20μm以下であれば、寿命比が1を超えて長寿命となる。
【0020】
【表3】

【0021】
アルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスは、アルミナ粒子とジルコニア・イットリア粒子を混合・焼結して得られるが、焼結後の冷却過程において両者の体積収縮の差からアルミナ粒子には圧縮応力が負荷され、ジルコニア・イットリア粒子には引張応力が負荷される。その際、残留応力の違いから、図6に模式的に示すように亀裂が迂回して進展し、更に亀裂は強度の低いアルミナ粒子を進展する。そのため、アルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスにおけるアルミナ成分が少ない方が亀裂の進展が妨げられ、結果として高い曲げ強度が得られるようになる。アルミナ成分の配合比率が10〜30質量%である特定のアルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスでは、下記の曲げ強度試験に示すように2.0GPa以上の曲げ強度が得られ、アルミナ成分の比率が20質量%のときにより高い曲げ強度が得られる。
【0022】
(曲げ強度試験)
アルミナ粒子とジルコニア・イットリア粒子とを、両者の配合比率を変えて混合・焼結し、アルミナ成分とジルコニア・イットリア成分との配合比率が表4に示すように異なるアルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスを作製した。そして、JIS R1601(3点曲げ試験)に準拠するインストロン万能試験機を用いて曲げ強度を測定した。結果を表4及び図7に示す。
【0023】
【表4】

【0024】
比較のために、図8に窒化珪素における亀裂の進展形態を示すが、亀裂の進展に際して迂回が少なくなっており、高い曲げ強度が得られない。
【0025】
また、転動体がセラミックス製で、内外輪がSUJ2等の金属製の転がり軸受では、膨張係数の違いから、温度が高くなるほど転動体と内外輪とのクリアランスが大きくなり、予圧が変化して内外輪・転動体のキズ音が発生したり、保持器音が大きくなるなどして音響特性が低下するようになる。そのため、本発明では、下記に示す音響試験から、アルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスの線膨張係数を8.0×10−6/℃〜9.0×10−6/℃とする。
【0026】
(音響試験)
表5に示すように、異なるセラミックス材料の玉を、日本精工株式会社製軸受「呼び番号608」(内輪・外輪はSUJ2製)に組み込み、試験軸受とした。そして、試験軸受を、予圧20N、回転数1800min−1にて回転させ、保持器音の発生の有無及びアンデロン値(H.B)を測定した。また、同じ材料からなる試験片を作製し、線膨張係数を測定した。結果を表5及び図9に示すが、線膨張係数が8.0×10−6/℃以上であれば、内外輪を金属製にしても保持器音の発生がなく、アンデロン値も低く抑えることができる。
【0027】
【表5】

【0028】
尚、アルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスの線膨張係数は、ジルコニア・イトリア成分の割合を多くすると高めることができる。しかし、本発明で用いる特定のアルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスでは、ジルコニア・イトリア成分の割合を90質量%以上に高めることができず、線膨張係数を9.0×10−6/℃よりも大きくすることは困難である。そのため、線膨張係数の上限を9.0×10−6/℃とする。
【0029】
また、ジルコニア−イットリア成分中のイットリアの含有量を、3〜5モル%とすることにより組織の緻密化がより高まり、好ましい。
【0030】
玉13の製造に用いるアルミナ粒子及びジルコニア・イットリア粒子は、共に微細粉であることが好ましく、平均粒径1μm以下の微粉であることが好ましい。微細粉、特に平均粒径1μm以下の微粉を用いることにより、焼結後のアルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスの結晶粒が微細になり、剥離した場合でも剥離面積が小さく、凹凸も小さくなる。
【0031】
また、アルミナ粒子及びジルコニア・イットリア粒子における不純物は少ないほど好ましく、一般的な不純物であるSiOやFe、NaOはそれぞれ0.3質量%以下であることが好ましく、より好ましくは0.2質量%、更に好ましくは0.1質量%とする。不純物は焼結性を低下させて機械的強度を低下させ、早期剥離の原因になり疲労寿命を著しく短くする。そのため、それぞれの不純物濃度が0.3質量%を超えると剥離が起こり易くなり、表面粗さが低下して軌道面が損傷しやすくなり、音響寿命を短くするおそれがある。
【0032】
玉13を製造するには、アルミナ粒子とジルコニア・イットリア粒子とを所定割合で混合、成形、焼成し、表面研磨して得られるが、成形はCIP成形(冷間水圧成形)が好ましく、焼結後はHIP処理(熱間等方加圧)を行うことが好ましい。
【0033】
本発明の転がり軸受に封入されるグリースには制限はないが、例えば玉13との親和性を考慮すると、極性を有するエステル系の潤滑油を基油に用いることが好ましい。また、低トルク化を図る必要がある場合は低粘度の基油を用いる。
【実施例】
【0034】
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれにより何ら制限されるものではない。
【0035】
(実施例1〜3、比較例1〜18)
表5に示すように、材質の異なる3/16インチ径の玉を作製した。尚、実施例1〜3、比較例11〜16については、アルミナ成分と、ジルコニア・イットリア成分とを表に示す配合比率とした。また、ジルコニア・イットリア成分中のイットリア含有量は1.5〜5モル%である。更に、セラミックス製の玉の作製では、原料粒子の粉砕、混合、CIP成形、HIP処理、研削加工、研磨加工の各工程を行った。
【0036】
また、同一ロッドから試験片を作製し、体積固有抵抗率及び線膨張係数を測定した。
【0037】
更に、上記の(電食試験)、(寿命試験)、(曲げ試験)及び(音響試験)に従い、寿命比、曲げ強度、電食発生の有無、アンデロン値、保持器音を測定した。
【0038】
結果を表6及び図10〜13に示すが、実施例1〜3のように、アルミナ成分:ジルコニア・イットリア成分=10〜30質量%:70〜90質量%の割合で含むアルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスは、体積固有抵抗率が1013Ω・cm以上で、線膨張係数が8.0×10−6/℃〜9.0×10−6/℃で、曲げ強度も2GPa以上と高くなっており、同材料からなる玉を用いることで、長寿命で、電食の発生もなく、音響特性にも優れた軸受となる。
【0039】
これに対し、比較例1〜6のように、体積固有抵抗率が1010Ω・cmを下回る材料からなる玉を用いると、電食が発生し、アンデロン値も高くなる。また、比較例7〜9、18では、体積固有抵抗率が1012・cm程度であり、電食の発生を抑えるには十分であるが、アンデロン値が高くなっている。比較例10、17は体積固有抵抗率が高く、電食の発生を抑えるには十分であるが、アンデロン値が高くなっている。また、比較例11〜13のようにアルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスにおけるアルミナ成分の含有量が本発明の範囲よりも多くなると、寿命が短くなり、曲げ強度も低下する。また、比較例14〜16のように、玉の表面に存在するアルミナ塊が20μmを超えるようになると、寿命が短くなる。
【0040】
【表6】

【符号の説明】
【0041】
1 玉軸受
10 内輪
11 外輪
12 保持器
13 玉
14 シール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内輪と、外輪と、転動体と、保持器とを備える転がり軸受において、
前記転動体が、イットリアを1.5モル以上5モル%以下の割合で含むジルコニア・イットリア成分と、アルミナ成分とを、質量比で、アルミナ成分:ジルコニア・イットリア成分=10〜30質量%:70〜90質量%の割合で含むアルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスからなり、かつ、体積固有抵抗率が1.0×1013Ω・cm以上で、該転動体の表面におけるアルミナ塊の最大径が20μm以下であることを特徴とする転がり軸受。
【請求項2】
前記アルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスの曲げ強度が2.0GPa以上であることを特徴とする請求項1記載の転がり軸受。
【請求項3】
前記アルミナ−ジルコニア−イットリア系セラミックスの線膨張係数が8.0×10−6/℃〜9.0×10−6/℃であることを特徴とする請求項1または2記載の転がり軸受。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2012−246975(P2012−246975A)
【公開日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−118065(P2011−118065)
【出願日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【出願人】(000004204)日本精工株式会社 (8,378)
【Fターム(参考)】