説明

送信制御プログラム、通信装置および送信制御方法

【課題】論理ネットワーク内で適切に負荷を分散する。
【解決手段】ノードNは、特定情報の送信を求める要求を、論理ネットワーク100のトポロジによらずノードNから受信する(S20)。ノードNは、子ノードN〜NとノードN自身の中から、ノードNよりは子ノードN〜Nを優先して、特定情報の送信に関与する責任ノードを選択し、各責任ノードに特定情報の一部または全部(部分特定情報)を対応づける。責任ノードとして選択した責任子ノードN〜Nがある場合、ノードNは、各責任子ノードに対応づけた部分特定情報をそれぞれノードNに送信するよう求める要求を各責任子ノードに送信する(S30〜S32)。ノードNを介して要求を受けたノードN〜Nも同様に動作するが、ノードN〜Nのように自分自身を責任ノードとして選択した場合は、自らに対応づけた部分特定情報をノードNに送信する(S41、S42)。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータに、
前記コンピュータの属する論理ネットワークに属する要求ノードから、特定情報の送信を求める第1の要求を、前記論理ネットワークのトポロジによらず直接的に、または前記論理ネットワークの前記トポロジにおいて前記コンピュータに相当するノードに入って来るパス上の1つ以上の他のノードを介して、受信し、
前記論理ネットワークの前記トポロジにおいて前記コンピュータに相当する前記ノードから出て行くエッジにより前記コンピュータと論理的に接続された1つ以上の子ノードと、前記コンピュータの中から、前記コンピュータよりは前記1つ以上の子ノードを優先して、前記特定情報の送信に関与する1つ以上の責任ノードを選択し、
各責任ノードに前記特定情報の一部または全部である部分特定情報を対応づけ、
前記コンピュータを前記責任ノードとして選択した場合は、前記コンピュータに対応づけた部分特定情報を、前記要求ノードに送信し、
前記1つ以上の子ノードのうち前記責任ノードとして選択した責任子ノードがある場合は、前記責任子ノードに対応づけた部分特定情報を前記要求ノードに送信するよう求める第2の要求を、前記責任子ノードに送信する
ことを含む処理を実行させるプログラム。
【請求項2】
各責任ノードに前記部分特定情報を対応づける処理は、前記責任子ノードが1つ以上ある場合は、各責任子ノードについて、
前記論理ネットワークの前記トポロジにおいて当該責任子ノードを根ノードとする部分グラフに含まれるノードの使用可能リソースの合計量を示す使用可能合計リソース情報を参照し、
前記特定情報のうち、前記使用可能合計リソース情報が示す量以下のリソースで送信可能な部分を、当該責任子ノードに対応づける
ことを含むことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記プログラムが前記コンピュータに実行させる前記処理は、
各子ノードについて、
前記論理ネットワークの前記トポロジにおいて当該子ノードを根ノードとする部分グラフに含まれるノードのリソースの合計量を示す合計リソース情報を、当該子ノードから受信し、
受信した前記合計リソース情報を当該子ノードと対応づけて記憶し、
前記コンピュータのリソースの量と、各子ノードから受信して記憶した前記合計リソース情報が示す前記合計量との合計を算出し、
算出した前記合計を示す新たな合計リソース情報を、前記論理ネットワークの前記トポロジにおいて前記コンピュータに相当する前記ノードの親ノードに送信し、
前記責任子ノードが1つ以上ある場合は、各責任子ノードについて、当該責任子ノードと対応づけて記憶した前記合計リソース情報から、前記使用可能合計リソース情報を取得すること
をさらに含む、
ことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記第1の要求は、期限に関する第1の制約条件を指定する第1の期限情報を含み、
前記コンピュータを前記責任ノードとして選択した場合における、前記コンピュータに対応づけた前記部分特定情報を前記要求ノードに送信する処理は、前記第1の制約条件を満たすタイミングで行われ、
前記責任子ノードがある場合、前記プログラムが前記コンピュータに実行させる前記処理は、さらに、
当該責任子ノードと前記コンピュータとの間の通信にかかる通信時間と前記第1の制約条件を用いて、期限に関する第2の制約条件を算出し、
前記第2の制約条件を指定する第2の期限情報を、当該責任子ノードに送信する前記第2の要求に含める
ことを含む、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項5】
前記第1の要求は、第1のビットレートを指定する第1のビットレート情報を含み、
前記プログラムが前記コンピュータに実行させる前記処理は、各責任ノードに第1のビットレートの少なくとも一部を割り当てることをさらに含み、
前記コンピュータを前記責任ノードとして選択した場合における、前記コンピュータに対応づけた前記部分特定情報を前記要求ノードに送信する処理は、前記コンピュータに割り当てたビットレートで行われ、
前記責任子ノードがある場合、前記プログラムが前記コンピュータに実行させる前記処理は、当該責任子ノードに割り当てた第2のビットレートを示す第2のビットレート情報を、当該責任子ノードに送信する前記第2の要求に含めることさらに含む、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項6】
通信装置であって、
前記通信装置の属する論理ネットワークに属する要求ノードから、特定情報の送信を求める第1の要求を、前記論理ネットワークのトポロジによらず直接的に、または前記論理ネットワークの前記トポロジにおいて前記通信装置に相当するノードに入って来るパス上の1つ以上の他のノードを介して、受信する受信手段と、
前記論理ネットワークの前記トポロジにおいて前記通信装置に相当する前記ノードから出て行くエッジにより前記通信装置と論理的に接続された1つ以上の子ノードと、前記通信装置の中から、前記通信装置よりは前記1つ以上の子ノードを優先して、前記特定情報の送信に関与する1つ以上の責任ノードを選択する選択手段と
各責任ノードに前記特定情報の一部または全部である部分特定情報を対応づける対応づけ手段と、
前記通信装置を前記選択手段が前記責任ノードとして選択した場合は、前記通信装置に対応づけた部分特定情報を、前記要求ノードに送信し、前記1つ以上の子ノードのうち前記選択手段が前記責任ノードとして選択した責任子ノードがある場合は、前記責任子ノードに対応づけた部分特定情報を前記要求ノードに送信するよう求める第2の要求を、前記責任子ノードに送信する送信手段と、
を備える通信装置。
【請求項7】
通信装置が実行する方法であって、
前記通信装置の属する論理ネットワークに属する要求ノードから、特定情報の送信を求める第1の要求を、前記論理ネットワークのトポロジによらず直接的に、または前記論理ネットワークの前記トポロジにおいて前記通信装置に相当するノードに入って来るパス上の1つ以上の他のノードを介して、受信し、
前記論理ネットワークの前記トポロジにおいて前記通信装置に相当する前記ノードから出て行くエッジにより前記通信装置と論理的に接続された1つ以上の子ノードと、前記通信装置の中から、前記通信装置よりは前記1つ以上の子ノードを優先して、前記特定情報の送信に関与する1つ以上の責任ノードを選択し、
各責任ノードに前記特定情報の一部または全部である部分特定情報を対応づけ、
前記通信装置を前記責任ノードとして選択した場合は、前記通信装置に対応づけた部分特定情報を、前記要求ノードに送信し、
前記1つ以上の子ノードのうち前記責任ノードとして選択した責任子ノードがある場合は、前記責任子ノードに対応づけた部分特定情報を前記要求ノードに送信するよう求める第2の要求を、前記責任子ノードに送信する
ことを特徴とする方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図13】
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【公開番号】特開2012−175684(P2012−175684A)
【公開日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−38973(P2011−38973)
【出願日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【出願人】(000005223)富士通株式会社 (25,993)
【Fターム(参考)】