説明

通信装置

【課題】 外部機器の状態に関係なく、常に正常な通信を行えるようにする。
【解決手段】 データ通信装置7では、管理装置6との通信中およびその通信を終了して所定時間内は、通信回線8の外部機器(一般電話器又はファクシミリ装置)への接続切り替えを禁止する。また、管理装置6との通信中およびその通信が終了して所定時間内に外部機器がオフフックした場合、管理装置6との通信が終了するまで通信回線8の自己への接続を保持し、管理装置6と通信が終了して外部機器がオンフックした後、通信回線8を外部機器への接続に切り替える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、被管理装置とそれを遠隔管理する管理装置(中央制御装置)との間の通信を仲介する通信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、不特定多数の顧客先に設置された1台あるいは複数台の画像形成装置(被管理装置)を通信装置(通信コントロール装置)および公衆回線等の通信回線を利用して、販売,サービスの拠点にあるサービスセンタなどに設置されている管理装置と接続可能にし、その管理装置により通信回線および通信装置を介して画像形成装置を遠隔管理するようにした遠隔管理システムが一般に知られている(例えば特許文献1,2参照)。
【0003】
このような遠隔管理システムに用いられている通信装置は、画像形成装置を接続する画像形成装置接続手段(被管理装置接続手段)と、その画像形成装置を遠隔管理する管理装置との通信を可能にするための通信回線に接続する回線接続手段と、電話器又はファクシミリ装置等の外部機器を接続する外部機器接続部とを備えている。
【特許文献1】特開平7−58875号公報
【特許文献2】特開平7−123169号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような通信回線を外部機器と共有して使用する通信装置では、通信回線を介した管理装置との通信が終了した後、その通信回線を直ぐに外部機器への接続に切り替えていたため、その通信終了直後に外部機器がオフフックした場合、回線交換機の復旧のための回線開放時間が十分でないため、その復旧前に外部機器がダイヤリングを始めてしまったり、内線交換機の場合には、フッキング状態になってしまったりして正常に通信できないことがあった。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、外部機器の状態に関係なく、常に正常な通信を行えるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は、上記の目的を達成するため、被管理装置を接続する被管理装置接続手段と、上記被管理装置を遠隔管理する管理装置との通信を可能にするための通信回線に接続する回線接続手段と、電話器又はファクシミリ装置等の外部機器を接続する外部機器接続手段とを有する通信装置であって、上記通信回線を当該通信装置又は上記外部機器への接続に切り替える回線接続切替手段を設け、上記回線接続切替手段に、当該通信装置の通信中および該通信の終了後所定時間内は、上記通信回線の上記外部機器への接続切り替えを禁止する手段を備えたものである。
【0006】
また、上記外部機器接続手段に接続された上記外部機器のオンフックとオフフックを検出するフック状態検出手段を設け、上記回線接続切替手段が、当該通信装置の通信中および該通信の終了後所定時間内に上記フック状態検出手段によって上記外部機器のオフフックが検出された場合に、当該通信装置が通信を終了するまで上記通信回線の当該通信装置への接続を保持し、上記フック状態検出手段によって上記外部機器のオンフックが検出された後、上記通信回線を上記外部機器への接続に切り替えるとよい。
【0007】
あるいは、上記外部機器接続手段に接続された上記外部機器のオンフックとオフフックを検出するフック状態検出手段と、当該通信装置の通信中および該通信の終了後所定時間内に上記フック状態検出手段によって上記外部機器のオフフックが検出された場合に、該外部機器に対してビジートーン信号等の所定信号を送出する信号送出手段とを設けてもよい。
さらに、上記所定時間を変更する所定時間変更手段を設けるとよい。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、通信装置が、当該通信装置の通信中および該通信の終了後所定時間内は上記通信回線の上記外部機器への接続切り替えを禁止し、例えば当該通信装置の通信中および該通信の終了後所定時間内に外部機器のオフフックを検出した場合に、当該通信装置が通信を終了するまで通信回線の当該通信装置への接続を保持し、外部機器のオンフックを検出した後、通信回線を外部機器への接続に切り替えるので、外部機器の状態に関係なく、常に正常な通信を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明を実施する通信装置であるデータ通信装置を用いた遠隔管理システムの構成例を示すブロック図である。
この遠隔管理システムは、遠隔管理(遠隔診断)を前提とした複数台の画像形成装置(複写装置等)1〜5と通信可能に接続されるデータ通信装置7と、そのデータ通信装置7と通信回線(例えば公衆回線)8を介して通信可能に接続される管理装置6とを備え、管理装置6が、通信回線8およびデータ通信装置7を介して各画像形成装置1〜5を遠隔管理できるようにしたものである。
【0010】
データ通信装置7は、通信回線8に接続され、管理装置6からの指令信号を画像形成装置1〜5へ選択的に送信したり、逆に画像形成装置1〜5からの各種通報を通信回線8を経由して管理装置6へ送信する。
このデータ通信装置7は、24時間通電を行っていて、通常画像形成装置1〜5の電源がオフになっている夜間でも、管理装置6との通信を可能にしている。このデータ通信装置7と各画像形成装置1〜5とは、シリアル通信インタフェースRS−485によりマルチドロップ接続されていて、データ通信装置7からのポーリング,セレクティングにより各画像形成装置1〜5との通信を行っている。
【0011】
図2は、図1のデータ通信装置7の構成例を示すブロック図である。
このデータ通信装置7は、メイン制御部(マイクロコンピュータ)を構成するCPU11,RAM12,ROM13,リアルタイムクロック回路(RTC)14と、被管理装置接続手段である画像形成装置I/F15と、回線接続手段,外部機器接続手段,回線接続切替手段,フック状態検出手段,および信号送出手段としての機能を果たすNCU(網制御装置)16と、変復調手段であるモデム17と、アナログスイッチ18とによって構成されている。
【0012】
CPU11は、ROM13内の制御プログラムによって次のような制御を行う。つまり、複数台の画像形成装置1〜5を制御したり、NCU16により、通信回線8経由で管理装置6に対する指令信号の送受信を制御したり、画像形成装置1〜5からの各種通報により、通信回線8経由で管理装置6に対して発呼を行ったり、通信回線8を被管理装置である画像形成装置1〜5側に接続するか、外部機器である一般電話器(TEL)又はファクシミリ装置(FAX)側に接続するかの切り替え制御(その回線切り替えタイミングの制御を含む)を行うなど、このデータ通信装置7全体を統括的に制御する中央処理装置である。このCPU11は、所定時間変更手段としての機能を果たす。
【0013】
RAM12は、CPU11がデータ処理を行う際に使用するワークメモリ、管理装置6および複数台の画像形成装置1〜5の一方から他方への送信データや、複数台の画像形成装置1〜5の中から1台を特定するそれぞれのディバイスコード(識別番号)およびIDコード,管理装置6の電話番号,回線接続が成功しなかった場合の再発呼回数(リトライ回数),再発呼間隔などを記憶するメモリであり、電源がオフになっても記憶内容を保持するようになっている。
ROM13は、CPU11が使用する制御プログラムを含む各種固定データを格納している読み出し専用メモリである。
【0014】
リアルタイムクロック回路14は、時刻情報を発生するものであり、CPU11がそれを読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
画像形成装置I/F15は、遠隔管理対象となる各画像形成装置1〜5と接続する。
モデム17は、管理装置6へデータを送信するとき、そのデータを通信回線8に流せる形に変調する。また、管理装置6から送られてくる変調されたデータを受信したとき、そのデータを復調する。
【0015】
モデム17とCPU11とは、送信データ(TX),受信データ(RX)のデータ線、および送信可能信号(CTS),送信要求信号(RTS),データセットレディ信号(DSR),キャリア検出信号(DCD)の信号線によって接続されており、モデム17はCPU11からの送信要求信号(RTS)およびキャリア検出信号(DCD)に従って制御する。
【0016】
また、NCU16とモデム17とは、受信データ(RXA)および送信データ(TXA)の信号線によって接続されている。受信データ(RXA)は管理装置6のモデムにより変調されたアナログ信号、送信データ(TXA)はモデム17によって変調されたアナログ信号である。
アナログスイッチ18は、CPU11からの制御信号(指示)によってモデム17へ出力する信号を切り替える。
【0017】
図3は、図2のNCU16の構成例を示すブロック図である。
NCU16は、保護回路51,ループ電流検出回路52,リンギング検出回路53,ライン切替回路54,ループ形成回路55,ハイインピダンストランス56,DTMF検出回路57,直流供給/ループ検出回路58,およびビジートーン送出回路59等によって構成されている。
保護回路51は、通信回線8からのノイズから装置を保護するための回路である。
ループ電流検出回路52は、ループ形成回路55により形成されるループ回線(直流ループ)に流れる電流を検出するものであり、図示しない両方向性のフォトカプラ等からなる。
【0018】
リンギング検出回路53は、通信回線8からの呼び出し信号(リンギング)を検出するものである。
ライン切替回路54は、通信回線8を図2のモデム17あるいは外付けの一般電話器(TEL)又はファクシミリ装置(FAX)への接続に切り替えるものである。
ループ形成回路55は、オフフックして回線をつかんでループ回線を形成し、通信回線8との間でモデム信号(音声帯域信号)の送受信を行うものである。
ハイインピダンストランス56は、管理装置6から送られてくるDTMF信号をNCU16内のDTMF検出回路57又はモデム17内のDTMF検出回路で検出できるようにするために、そのDTMF信号を抽出するものである。
【0019】
ここで、DTMF信号は、ループ形成回路55によってループ回線が補足されている時、あるいはラインL1,L2に接続された一般電話器(TEL)又はファクシミリ装置(FAX)によりループ回線が補足された時のいずれにおいても、DTMF信号が取り出せるよう、ハイインピーダンストランス56を介してモデム17へ供給される。また、ループ形成回路55によってループ回線を形成してモデム17によってデータ通信を行うモード(通常のコマンドモード)と、モデム17内のDTMF検出回路によってDTMF信号を検出するモード(DTMF検出モード)は、アナログスイッチ18によるモデム17への出力信号の切り替えによって選択することができる。
【0020】
ライン切替回路54には、通信回線8から一般電話器又はファクシミリ装置が切り離された際、直流電源を供給する直流供給/ループ検出回路58が接続されている。この直流供給/ループ検出回路58は、一般電話器又はファクシミリ装置がオフフックした時にループ回線に流れる電流を検出する機能も持つ。その機能により、オフフックとオンフックを検出することが可能である。
直流供給/ループ検出回路58には、後述するタイミングでビジートーンを送出するビジートーン送出回路59(信号送出手段)が接続されている。
【0021】
以下、このデータ通信装置7によるこの発明に関わる制御について、図4も参照して具体的に説明する。
図4は、図3に示したNCU16の動作例を示すタイミングチャートである。
データ通信装置7が管理装置6と通信(モデム17を用いた通信)中は、ライン切替回路54により、一般電話器又はファクシミリ装置は通信回線8から切り離されており、直流供給/ループ検出回路58に接続されている。このとき、一般電話器又はファクシミリ装置がオフフックしても、データ通信装置7は管理装置6と通信を継続する。つまり、通信回線8の一般電話器又はファクシミリ装置への接続切り替えを禁止する。
【0022】
データ通信装置7が管理装置6との通信を終了した後、一般電話器又はファクシミリ装置がオフフック中であれば、ライン切替回路54は引き続き一般電話器又はファクシミリ装置をローカル給電側である直流供給/ループ検出回路58側に接続し(通信回線8の一般電話器又はファクシミリ装置への接続切り替えを禁止し)、一般電話器又はファクシミリ装置がオンフックした後、ライン切替回路54を一般電話器又はファクシミリ装置と通信回線8が接続されるようにする。
【0023】
また、データ通信装置7が管理装置6との通信を終わってから一定時間(この時間は通常4秒程度となり、交換機が回線を復旧するのに必要な時間である)以内に一般電話器又はファクシミリ装置がオフフックした場合でも、ライン切替回路54は一般電話器又はファクシミリ装置をローカル給電側である直流供給/ループ検出回路58側に接続したままとし、一般電話器又はファクシミリ装置がオンフックするまでその状態を保つ。そして、オンフックした後、ライン切替回路54は通信回線8を一般電話器又はファクシミリ装置側の接続に切り替える。
【0024】
これにより、データ通信装置7が管理装置6との通信を終了すると同時に、ライン切替回路54を一般電話器又はファクシミリ装置が通信回線8と接続される側に接続した場合、たまたまそのタイミングで、一般電話器又はファクシミリ装置がオフフックしたような場合、交換機側から見ると、交換機を復旧するのに十分な時間オンフックされることがないため、交換機が復旧せずに、一般電話器又はファクシミリ装置が正常に発信できないというようなケースを無くすことができる。
【0025】
また、一般電話器又はファクシミリ装置を直流供給/ループ検出回路58側に接続中に一般電話器又はファクシミリ装置がオフフックされたとき、ビジートン送出回路59から一般電話器又はファクシミリ装置に対してビジートーンを送出することにより、一般電話器又はファクシミリ装置のオペレータは、回線がビジーで発信できない状態であることが判る。
さらに、データ通信装置7が通信終了後ライン切替回路54に接続切り換えを行わせない一定時間であるが、これは設置された回線の環境(終話時に何秒以上オンフックが続けば交換機が復旧するかの交換機の仕様)に合わせて可変設定可能とする。この可変設定は、データ通信装置7の図示しない操作部あるいは画像形成装置1〜5のいずれかの操作部上の操作によって発行する信号によって行える。
【0026】
このように、このような通信回線8を外部機器(一般電話器又はファクシミリ装置等)と共有して使用するデータ通信装置7では、管理装置6との通信中およびその通信を終了して所定時間(交換機が復旧する一定時間)内は、通信回線8の一般電話器又はファクシミリ装置への接続切り替えを禁止する。また、管理装置6との通信中およびその通信が終了して所定時間内に一般電話器又はファクシミリ装置がオフフックした場合、管理装置6との通信が終了するまで通信回線8の自己への接続を保持し、管理装置6と通信が終了して一般電話器又はファクシミリ装置がオンフックした後、通信回線8を外部機器への接続に切り替える。
【0027】
したがって、データ通信装置7が管理装置6との通信を終了した直後に、外部機器がオフフックした場合でも、回線交換機の復旧のための回線開放時間が十分でないために、その復旧前に外部機器がダイヤリングするというようなことがなく、外部機器が誤発信したり、交換機が誤ってフッキング状態になってしまったりすることがなくなる。よって、外部機器の状態に関係なく常に正常な通信を行うことができる。
【0028】
また、管理装置6との通信中に外部機器がオフフックした場合に、外部機器に対してビジートーン(他の信号でも)を送出するので、オペレータは回線使用中であると認識でき、再発呼などのリカバリ処理を実施されるため、利便性が向上する。
さらに、上記一定時間を変更可能にすれば、交換機の仕様(設置環境)に合わせた運用が可能となり、無駄な待ち時間がなくなり、一層利便性が向上する。
【産業上の利用可能性】
【0029】
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、外部機器の状態に関係なく、常に正常な通信を行える通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】この発明を実施した画像形成装置管理システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のデータ通信装置7の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のNCU16の構成例を示すブロック図である。
【図4】図3に示したNCU16の動作例を示すタイミング図である。
【符号の説明】
【0031】
1〜5:画像形成装置 6:管理装置 7:データ通信装置 8:通信回線
11:CPU 12:RAM 13:ROM 15:画像形成装置I/F
16:NCU 17:モデム 18:アナログスイッチ 51:保護回路
52:ループ電流検出回路 53:リンギング検出回路 54:ライン切替回路
55:ループ形成回路 56:ハイインピダンストランス 57:DTMF検出回路
58:直流供給/ループ検出回路 59:ビジートーン送出回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被管理装置を接続する被管理装置接続手段と、前記被管理装置を遠隔管理する管理装置との通信を可能にするための通信回線に接続する回線接続手段と、電話器又はファクシミリ装置等の外部機器を接続する外部機器接続手段とを有する通信装置であって、
前記通信回線を当該通信装置又は前記外部機器への接続に切り替える回線接続切替手段を設け、
前記回線接続切替手段は、当該通信装置の通信中および該通信の終了後所定時間内は、前記通信回線の前記外部機器への接続切り替えを禁止する手段を有することを特徴とする通信装置。
【請求項2】
請求項1記載の通信装置において、
前記外部機器接続手段に接続された前記外部機器のオンフックとオフフックを検出するフック状態検出手段を設け、
前記回線接続切替手段は、当該通信装置の通信中および該通信の終了後所定時間内に前記フック状態検出手段によって前記外部機器のオフフックが検出された場合に、当該通信装置が通信を終了するまで前記通信回線の当該通信装置への接続を保持し、前記フック状態検出手段によって前記外部機器のオンフックが検出された後、前記通信回線を前記外部機器への接続に切り替えることを特徴とする通信装置。
【請求項3】
請求項1記載の通信装置において、
前記外部機器接続手段に接続された前記外部機器のオンフックとオフフックを検出するフック状態検出手段と、当該通信装置の通信中および該通信の終了後所定時間内に前記フック状態検出手段によって前記外部機器のオフフックが検出された場合に、該外部機器に対して所定信号を送出する信号送出手段とを設けたことを特徴とする通信装置。
【請求項4】
請求項3記載の通信装置において、
前記所定信号は、ビジートーン信号であることを特徴とする通信装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信装置において、
前記所定時間を変更する所定時間変更手段を設けたことを特徴とする通信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−235293(P2007−235293A)
【公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−51576(P2006−51576)
【出願日】平成18年2月28日(2006.2.28)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】