説明

遊技機用台間機

【課題】遊技者の遊技に支障を来たさないように外部装置の接続を可能にするとともに、主要な機能(遊技媒体の供給動作等)を果たす内蔵ユニットの動作が外部装置の接続によって影響されないようにする遊技機用台間機の提供を目的としている。
【解決手段】本発明の遊技機用台間機10は、遊技機で遊技する遊技者の側に面する前面を備えた筐体3Aと、前記筐体の前面に設けられ、外部装置の給電端子を着脱自在に接続できるとともに、接続された外部装置に対して電力を供給するための外部電源端子36とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、パチンコ機やスロットマシン等(以下、「遊技機」と総称する)が設置されている遊技場に設置され、遊技機間に配設可能な遊技機用台間機に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、パチンコホールのような遊技場では、遊技者の便宜を図るため、遊技機が多数設置された領域(「島」とも称する)において、隣接する遊技機間に、パチンコ球やコイン(遊技媒体)を貸し出すための縦長状の台間機(サンド装置とも称する)が設置されている。この台間機は、各遊技機間に固定設置されるフレームに装着されており、対応する挿入口を通じて紙幣、硬貨、プリペイドカード等が挿入されることにより、実際に遊技媒体を貸し出したり、遊技媒体の貸し出しを促す信号を遊技機に送信するようになっている。
【0003】
ところで、遊技場は、スペースを有効活用するため、多数の遊技機を効率的に設置することが望まれており、これに伴って、前述したような遊技機間に設置される台間機についても、遊技機間の限られたスペースに効率的に設置する必要がある。そのため、台間機は、一般に、遊技機間に形成される遊技機と略同一の高さ寸法の幅の狭いスペースに、例えば、カード処理ユニット、制御ユニット、硬貨処理ユニット、紙幣処理ユニットなどの構成要素が上下に積層配列された構成となっている。
【0004】
また、このように、台間機を遊技機の高さ寸法に対応した高さ寸法で設置すると、場合によっては、台間機の内部空間に空きスペースが発生することがある。また、このような空きスペースは特に操作性の悪い台間機の下側部分に生じてしまう。そして、そのような空きスペースは、見栄えを良くするため、一般に、化粧パネルなどによってその前面側が覆われる。
【0005】
しかしながら、遊技場のスペースを有効活用するという観点からすれば、前述したような台間機内部に生じる空きスペースは無駄なスペースであり、したがって、従来からこのような空きスペースの有効利用を図ることが試みられている。例えば、特許文献1では、台間機の下側部分の空きスペースの有効利用を図りつつ、遊技者の便宜を図るため、台間機の下側部分に携帯電話機の充電装置を設置している。
【特許文献1】特開2004−33466号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1等のように、充電装置などの外部装置を台間機に設置してしまうと、外部装置が台間機の前面から突出してしまって遊技者の遊技の邪魔になる虞があり、あるいは、外部装置が台間機の前面から突出しないように台間機の前面を加工するなどの工夫を施さなければならず、コストが余計にかかるといった問題も生じ得る。
【0007】
また、特許文献1では、台間機の背面に中継器が設けられ、この中継器に対して、台間機の各種ユニットと充電装置を組み込むユニットとが電気的に接続されるとともに、中継器を介して各ユニット間の信号の送受信が行なわれている。したがって、充電装置を通じて定格以上の電流が発生して中継器に流れ込んだ場合、その中継器の動作により台間機自体に動作不良が発生し、あるいは、台間機自体の故障発生に直結する虞がある。
【0008】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、遊技者の遊技に支障を来たさないように外部装置の接続を可能にするとともに、主要な機能(遊技媒体の供給動作等)を果たす内蔵ユニットの動作が外部装置の接続によって影響されないようにする遊技機用台間機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、請求項1に記載された遊技機用台間機は、遊技機で遊技する遊技者の側に面する前面を備えた筐体と、前記筐体の前面に設けられ、外部装置の給電端子を着脱自在に接続できるとともに、接続された外部装置に対して電力を供給するための外部電源端子とを備えることを特徴とする。
【0010】
この請求項1に記載された遊技機用台間機は、外部装置の給電のために筐体の前面に外部電源端子だけしか設けられていない構成となっている。すなわち、給電のための装置(充電器など)が筐体の前面から突出するような構成になっていない。そのため、遊技者の遊技を妨げないで済むとともに、筐体に大きな加工を施さなくて済み、究極的には、筐体が必要とする幅を小さくすることも可能になる(台間機の小型化が可能になる)。
【0011】
なお、上記構成において、遊技媒体としては、例えば遊技機がパチンコ機やスロットマシンなどの場合、パチンコ球やコインなどを挙げることができる。また、外部装置としては、携帯電話やオーディオ機器など、遊技機による遊技と平行して楽しめる装置や、遊技の時間を利用して作業が行なえる様々な装置が挙げられる。
【0012】
また、請求項2に記載された遊技機用台間機は、請求項1に記載された遊技機用台間機において、前記外部電源端子が前記筐体の前面の下部に設けられていることを特徴とする。
【0013】
この請求項2に記載された遊技機用台間機によれば、請求項1に記載された遊技機用台間機と同様の作用効果を得ることができるとともに、特に筐体の前面下部に生じ易い空きスペースを有効利用することができる。
【0014】
また、請求項3に記載された遊技機用台間機は、請求項1または請求項2に記載された遊技機用台間機において、前記筐体の内部に配設される少なくとも1つのユニットと、電力を供給するための電源部とを更に備え、前記電源部は、電力を供給するために前記ユニットと前記外部電源端子とに対して電気的に接続されていることを特徴とする。
【0015】
この請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2に記載された遊技機用台間機と同様の作用効果を得ることができるとともに、筐体の内部に配設されるユニットへの給電と外部電源端子を介した給電とを1つの電源部で行なうことができるため、台間機の動作の安定化、更には省スペース化を図ることができる。
【0016】
また、請求項4に記載された遊技機用台間機は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載された遊技機用台間機において、前記電源部から前記外部電源端子に接続された外部装置へと流れる電流値が所定の閾値を超えるときに前記電源部と前記外部電源端子との間の電気的な接続を遮断する電気接続遮断手段を更に備えることを特徴とする。
【0017】
この請求項4に記載された遊技機用台間機によれば、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載された遊技機用台間機と同様の作用効果を得ることができるとともに、電源部から外部電源端子に接続された外部装置へと流れる電流値が所定の閾値を超えるときに電気接続遮断手段によって電源部と外部電源端子との間の電気的な接続が遮断されるため、外部装置に対して所定以上の電力が供給されることにより台間機の内蔵ユニットの動作が不安定になるといった事態を回避することができる。すなわち、外部装置よりも台間機の内蔵ユニットの動作を優先させた制御動作が可能となり、台間機の動作の安定化を図り、遊技者が遊技を行なう際に最も重要な台間機の主要な機能(すなわち、遊技媒体の供給動作)に悪影響を与えないで済む(外部装置の接続によって内蔵ユニットの動作に悪影響が及ばないようにすることができる)。
【0018】
なお、上記構成において、電気接続遮断手段は、所定以上の電流が流れることによりそれ自体が切断されて電気的な接続を絶つヒューズのような単一の電気素子であっても良く、あるいは、電気回路の開閉を行なう電気素子とこれを電気的に制御する制御部とから成る複合的な構造であっても良い。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、遊技者の遊技に支障を来たさないように外部装置の接続を可能にするとともに、主要な機能(遊技媒体の供給動作等)を果たす内蔵ユニットの動作が外部装置の接続によって影響されないようにする遊技機用台間機を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図1には、パチンコホール等の遊技場H内に列を成す1つの島Iを形成するように設置された複数の遊技機2(図では、パチンコ機)の設置例が示されている。図示のように、各遊技機2間には、遊技機2における遊技に必要な遊技媒体の供給を可能にする遊技機用台間機10が設置されている。なお、遊技機は、遊技者に遊技を提供する装置であり、例えば、パチンコ機、パチスロ機、スロットマシン機、カードゲーム機等であっても良い。
【0021】
各台間機10は、主に、現金やカード(プリペイドカード、ICカード等)を投入することで、メダルやパチンコ玉のような遊技媒体を貸し出す機能を有する。図2には、遊技機2間に設置固定されたフレームに対して着脱可能な台間機10の一構成例が示されている。本実施形態に係る台間機10は、縦長の箱状に形成されており、遊技機2間に設置固定される断面コの字型のフレーム(遊技者側からは、通常は見えないようになっている)100に対して例えば着脱可能なユニット部3と、このユニット部3の下方側に配置され、ユニット部3と同様の幅を有する縦長の箱状に形成された電源供給部30とを備えている。
【0022】
ユニット部3は、略長方体形状に構成された縦長状の本体(筐体)3A内に、以下に説明するカード処理ユニット5、紙幣処理ユニット7、テンキー操作ユニット19を収容している。記カード処理ユニット5は、本体3Aの前面パネル3B(遊技機2で遊技する遊技者の側に面する)に形成されるカード挿入口5aを備えており、例えば、金額情報が記載されたカード(プリペイドカード、ICカード等)を挿入することで、内部に設置されているリーダライタが駆動され、金額情報の読取り、書換えが行われると共に、金額情報が書き換えられたカードの返却、発行、或いは金額が0になった際のカードの回収が可能となっている。遊技者は、カードに記載された金額情報の範囲内で、パチンコ玉やメダル等の遊技媒体の貸し出し処理を受け、遊技を行うことができる。
【0023】
紙幣処理ユニット7は、本体3Aの前面パネル3Bに形成される紙幣挿入口7aを備えており、紙幣を挿入することで、内部に設置されているセンサによって真偽判断処理が成され、前記カードの場合と同様、挿入された金額の範囲内で、パチンコ玉やメダル等の遊技媒体の貸し出し処理を受け、遊技を行うことができる。なお、遊技で全ての金額を使用しなかった場合、カード処理ユニット5において、予めストック部に収納されているカードに対して金額情報を書き込んで、その発行が可能な構成となっている。
【0024】
テンキー操作ユニット19は、画像表示部(液晶ディスプレイによって構成される)11、テンキー12、赤外線受光素子13、及び、場合によっては、人体を認証するための撮像素子14等を備えている。なお、図面においては、赤外線受光素子13と撮像素子14は、画像表示部11の上方の同じ位置に設置されている。
【0025】
画像表示部11は、例えば、遊技場の各種情報、二次元バーコード、金額情報等が表示される。テンキー12は、例えば、遊技者が所有するICカードの暗証番号を入力したり、画像表示部11に表示される各種情報をスクロールさせたり、遊技で使用する金額情報等を入力する際に押下される。赤外線受光素子13は、例えば、遊技場の管理者が赤外線リモコンによって、ユニット部3を取り外す際の着脱装置を作動(ロック機構の解除)させるのに用いられ、撮像素子14は、人体を識別するための情報、例えば、当該サンド装置1に隣接する遊技機で遊技者が遊技をしているかいないかの情報等を取得するのに用いられる。
【0026】
なお、ユニット部3は、以上説明した各ユニット5,7,19以外の構成部材を含んでいても良く、例えば、遊技者に異常や所定の状態を報知するためのパイロットランプ18等が設置されている。
【0027】
各ユニット5,7,19は、ユニット部3の内部に設置されたCPUユニット20によってその動作が制御される。図3に示されるように、CPUユニット20は、電源供給部30側に電気的に接続されており、後述するように電源供給部30から電源が供給されるようになっているとともに、例えば外部との間で各種データの送受信が可能となっている。
【0028】
一方、電源供給部30内には、ユニット部3の内部に収容されるカード処理ユニット5、紙幣処理ユニット7、テンキー操作ユニット19などに電力を供給すべく外部電源120から供給される電圧等を制御する電源基板31と、通信制御ユニット32とが設置されている。通信制御ユニット32は、通信方式の変換制御(シリアル/パラレル変換制御)や送受信先の振り分け制御を行なう機能を有しており、通信コネクタ34,35を介して、それぞれホストコンピュータ130もしくは外部端子基板、島ユニットや島コントローラなど、および、隣接する遊技機2との間で各種データの送受信を実行する。
【0029】
また、電源基板31は、外部電源120と協働して電力を供給するための電源部を構成し、遊技者が所有する携帯端末などに対して充電を可能にする充電ユニットとしての機能も備えている。この機能を実現するため、電源基板31は、前面パネル3Bから露出する外部電源端子としての充電ジャック36に電気的に接続されており、充電ジャック36には所定の充電用の端子を差し込むことができるようになっている。
【0030】
具体的に、充電ジャック36は、電源供給部30が位置する前面パネル3B(遊技機2を扱う遊技者の側に面する前面)の下部に設けられており、遊技者が所有する携帯端末などの外部装置の給電端子(例えば、給電ケーブルの接続端子)を着脱自在に接続できるとともに、接続された外部装置に対して外部電源120からの電力を電源基板31を介して供給することができる。なお、充電ジャック36は、本実施形態ではピン穴形状を成しているが、USBや接続ピンの形態を成していても良い。
【0031】
また、外部装置としては、携帯電話やオーディオ機器など、遊技機による遊技と平行して楽しめる装置や、遊技の時間を利用して作業が行なえる様々な装置が挙げられる。図4には外部装置としての携帯電話200が示されている。図示のように、携帯電話200には充電器210が着脱自在に接続されるようになっており、この充電器210を介して充電ジャック36から携帯電話200に対して充電を行なえるようになっている。
【0032】
具体的には、充電器210は、図5に示されるように、充電器本体部210aと、充電器本体部210aから延びる給電ケーブル215と、給電ケーブル215の端部に設けられ且つ充電ジャック36に対して機械的に着脱自在に且つ電気的に接続される接続端子(給電端子)217とを有して成る。この場合、接続端子217は、例えば製造コストが安価なイヤホン端子形状(例えば、直径が2.5mmまたは3.5mm等)を成している。このような端子形態を成すことにより、USBよりも信号送線の本数を削減でき、量産性を更に向上させることができる。
【0033】
また、充電器210の充電器本体部210aは、4つの種類の異なる(例えば、製造メーカーが異なる)携帯電話を個別に着脱できる4個の携帯電話接続端子220,222,224,226を有している。このような構成によれば、1つの充電器210で複数のキャリア(携帯電話)に対応可能となるため、必要最低限の部品で済み、コストを削減できるとともに、量産性を向上させることができる。
【0034】
また、図3に示されるように、台間機10は、電源基板31から充電ジャック36に接続された外部装置へと流れる電流値が所定の閾値を超えるときに電源基板31と充電ジャック36との間の電気的な接続を遮断する電気接続遮断手段39を更に備えている。この電気接続遮断手段39は、任意の周知の電気的構造をとることができるが、具体的に、本実施形態においては、電源基板31と充電ジャック36との間の電気経路に介挿されており、所定以上の電流が流れることによりそれ自体が切断されて電気的な接続を絶つヒューズ(例えば、携帯電話の場合には、充電時に0.5A〜0.8Aの電流が流れるため、0.8A〜1A程度で切断されるヒューズなど)のような単一の電気素子として構成されている。あるいは、電気接続遮断手段39は、電気回路の開閉を行なう電気素子とこれを電気的に制御する制御部とから成る複合的な構造をとることもできる。その場合、前記電気素子の開閉を制御する制御部は例えば電源基板31に設けられる。あるいは、CPUユニット20によって制御されても良い。
【0035】
また、本実施形態では、外部装置が充電ジャック36に接続されている状態を検出してそれを遊技者に報知する報知手段が設けられていても良い。そのような報知手段では、外部装置が充電ジャック36に接続されている状態が検出センサにより検出され、その検出信号によりCPUユニット20がパイロットランプ18を点灯させるといった構成が考えられる。また、防犯対策として、外部装置が充電ジャック36に接続されている時間が例えばCPUユニット20内のタイマにより計測され、何らかの報知が行なわれても良い。
【0036】
以上説明したように、本実施形態に係る遊技機用台間機10は、携帯電話200などの外部装置の給電のために筐体の前面に外部電源端子として充電ジャック36だけしか設けられていない構成となっている。すなわち、給電のための装置(充電器など)が筐体の前面から突出するような構成になっていない。そのため、遊技者の遊技を妨げないで済むとともに、筐体に大きな加工を施さなくて済み、究極的には、筐体が必要とする幅を小さくすることも可能になる(台間機10の小型化が可能になる)。
【0037】
また、本実施形態の遊技機用台間機10は、充電ジャック36が筐体の前面の下部に設けられている。そのため、特に筐体の前面下部に生じ易い空きスペースを有効利用することができる。
【0038】
また、本実施形態の遊技機用台間機10では、筐体の内部に配設されるユニットへ5,7,19の給電と充電ジャック36を介した給電とを1つの電源部31で行なうことができるため、台間機10の動作の安定化、更には省スペース化を図ることができる。
【0039】
また、本実施形態の遊技機用台間機10では、電源基板31から充電ジャック36に接続された外部装置へと流れる電流値が所定の閾値を超えるときに電気接続遮断手段39によって電源基板31と外部電源端子との間の電気的な接続が遮断されるため、外部装置に対して所定以上の電力が供給されることにより台間機10の内蔵ユニット5,7,19の動作が不安定になるといった事態を回避することができる。すなわち、外部装置よりも台間機10の内蔵ユニット5,7,19の動作を優先させた制御動作が可能となり、台間機10の動作の安定化を図り、遊技者が遊技を行なう際に最も重要な台間機10の主要な機能(すなわち、遊技媒体の供給動作)に悪影響を与えないで済む(外部装置の接続によって内蔵ユニットの動作に悪影響が及ばないようにすることができる)。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の遊技機用台間機の配置構成の一例を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る台間機の斜視図である。
【図3】台間機の内部構成の概略的なブロック図である。
【図4】外部装置としての携帯電話を充電器に接続した状態を示す図である。
【図5】充電器の概略構成図である。
【符号の説明】
【0041】
3A 本体(筐体)
5,7,19 ユニット
31 電源基板(電源部)
36 充電ジャック(外部電源端子)
39 電気接続遮断手段
200 携帯電話(外部装置)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技機で遊技する遊技者の側に面する前面を備えた筐体と、
前記筐体の前面に設けられ、外部装置の給電端子を着脱自在に接続できるとともに、接続された外部装置に対して電力を供給するための外部電源端子と、
を備えることを特徴とする遊技機用台間機。
【請求項2】
前記外部電源端子が前記筐体の前面の下部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用台間機。
【請求項3】
前記筐体の内部に配設される少なくとも1つのユニットと、
電力を供給するための電源部と、
を更に備え、
前記電源部は、電力を供給するために前記ユニットと前記外部電源端子とに対して電気的に接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機用台間機。
【請求項4】
前記電源部から前記外部電源端子に接続された外部装置へと流れる電流値が所定の閾値を超えるときに前記電源部と前記外部電源端子との間の電気的な接続を遮断する電気接続遮断手段を更に備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の遊技機用台間機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−259643(P2008−259643A)
【公開日】平成20年10月30日(2008.10.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−104270(P2007−104270)
【出願日】平成19年4月11日(2007.4.11)
【出願人】(598098526)アルゼ株式会社 (7,628)
【出願人】(391065769)株式会社セタ (89)
【Fターム(参考)】