説明

遊技用携帯端末及び遊技システム

【課題】遊技者同士の親交を深めるために有用な遊技用携帯端末、及び遊技システムを提供すること。
【解決手段】遊技用携帯端末1は、遊技情報を計数する計数手段213と、計数された遊技情報を記憶する記憶手段231と、他の遊技用携帯端末1との間で直接、遊技情報を送受信するための通信手段25と、他の遊技用携帯端末1から受信した遊技情報を表示する遊技情報表示手段151と、を備え、直接無線通信が可能な他の遊技用携帯端末1との間で遊技情報の送受信が可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信機能を備えた遊技用携帯端末を含む遊技システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、自分が遊技している遊技機の遊技情報のほかに、他の遊技者の遊技情報を表示可能なデータ表示装置を備える遊技システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、遊技者の中には、このようなデータ表示装置で表示される遊技情報だけでは満足せず、それ以外の他の遊技情報を自分でカウントしながら遊技を楽しむ遊技者も存在していることが知られている。
【0003】
しかしながら、上記のような従来のデータ表示システム等では、他の遊技者との関わりが希薄で、各遊技者が自分の遊技の中で自己完結してしまっていることから、早々と遊技に飽きてしまう場合があるという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平09−075537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、遊技者同士の親交を深めるために有用な遊技用携帯端末、及び遊技システムを提供することを目的とする発明である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、遊技機での遊技に関する遊技情報を送受信する遊技用携帯端末であって、
前記遊技情報を計数する計数手段と、
前記計数手段が計数した前記遊技情報を記憶する記憶手段と、
他の遊技用携帯端末との間で前記遊技情報を送受信するための通信手段と、
他の遊技用携帯端末から受信した前記遊技情報を表示する遊技情報表示手段と、を備え、
前記通信手段は、直接無線通信が可能な他の遊技用携帯端末との間で前記記憶手段が記憶する前記遊技情報を自動的に送受信することを特徴とする遊技用携帯端末として把握される。
【0007】
本発明の一態様は、前記遊技用携帯端末を少なくとも2台以上含み、
異なる遊技用携帯端末の間の遊技情報の送受信を可能とした遊技システムとして把握される。
【0008】
本発明に係る遊技用携帯端末を利用すれば、近くにいる他の遊技者との間で遊技情報のやり取りが可能になる。知っている人がいない場合にも、たまたま近くで遊技している人と遊技情報を共有できるようになるので、自己完結に陥るおそれが少なく遊技の興趣が高まる。
【0009】
特に、この遊技用携帯端末は、前記通信手段の通信範囲に位置する近くの携帯端末との間で通信を行う。例えて言うならば、この遊技用携帯端末は、たまたま、すれ違った他人と情報交換するような感覚で遊技情報をやり取り(送受信)する。この遊技用携帯端末を活用して遊技すれば、知り合いがいなくても他の遊技者と触れ合うことができる。この遊技用携帯端末は、遊技上の知人や友人作りのきっかけを与えてくれる遊技支援端末と言える。
【0010】
本発明に係る遊技用携帯端末が他の携帯端末とやり取りする遊技情報としては、各小役の入賞回数や確率、チャンス目の発生回数や確率等がある。
また、他の携帯端末との通信方法としては、ブルートゥースや、ジグビー等の無線通信がある。
なお、前記遊技用携帯端末が他の遊技用携帯端末と直接、無線通信するとは、互いの通信エリアの中に他方の遊技用携帯端末が位置しており、中継装置やインターネット等の通信回線を介在することなく無線で通信を行うことを意味している。
【0011】
本発明における好適な一態様の遊技用携帯端末は、遊技情報を計数するために遊技者が操作する操作手段を備え、
前記計数手段は、前記操作手段による操作に応じて遊技情報を計数する。
この場合には、従来のデータ表示装置では集計されないような遊技情報を他の遊技者との間でやり取りできるようになる。
【0012】
本発明における好適な一態様の遊技用携帯端末は、他の遊技用携帯端末との間で遊技情報の送受信を許可する許可条件を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された許可条件を満たした場合に遊技情報の送受信を許可する許可手段と、を備え、
前記通信手段は、前記許可手段が遊技情報の送受信を許可した状態で遊技情報を自動的に送受信する。
【0013】
例えば、他の遊技者の遊技用携帯端末に向けて送信する遊技情報の情報の量あるいは価値と、他の遊技者側から受信する遊技情報の情報量等と、の間に差がある場合、遊技者間に不公平感が生じるおそれがある。情報量等の差が顕著である場合には、情報量等が多い方の遊技者が遊技情報のやり取りを望まないことも多い。そこで、上記のように許可条件を設定すれば、やり取りする情報量等の差に起因して遊技者間に不公平感が生じるおそれを未然に抑制できる。
【0014】
本発明における好適な一態様の遊技用携帯端末の許可条件は、遊技時間を示す情報に基づいた条件である。
一般的に言って、獲得できる遊技情報の情報量等は遊技時間に略比例している。そこで、遊技時間に関係する許可条件を設定すれば、遊技情報をやり取りする双方の間で生じるおそれがある情報の量あるいは価値の差を抑制できる。なお、遊技時間を示す情報としては、累計ゲーム数や特定役の入賞回数、遊技場での滞在時間等がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】実施例における、携帯端末(遊技用携帯端末)のおもて面を示す正面図。
【図2】実施例における、携帯端末の背面を示す正面図。
【図3】実施例における、携帯端末の電気的構成を示すブロック図。
【図4】実施例における、遊技システムを示す説明図。
【図5】実施例における、スロットマシンを示す正面図。
【図6】実施例における、スロットマシンの役、入賞図柄、利益を示す説明図。
【図7】実施例における、携帯端末が表示するカウント画面を例示する正面図。
【図8】実施例における、携帯端末が表示する設定画面を例示する正面図。
【図9】実施例における、携帯端末が表示する新着データ画面を例示する正面図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例)
本例は、遊技場で利用される携帯端末1(遊技用携帯端末)、及びこの携帯端末1を含む遊技システム10に関する例である。この内容について、図1〜図9を用いて説明する。
【0017】
本例の携帯端末1は、図1及び図2のごとく、厚さ1cm程度の平板状の端末である。そのおもて面(図1参照。)側には、液晶表示部151の表示画面150が配置され、その上下には、スピーカ131及びメニューボタン121が配置されている。携帯端末1の背面(図2参照。)側には、カメラ(撮像手段)11(図3参照。)のレンズ開口部111が設けられている。また、携帯端末1の外周側面には、各種のボタン群12(図1及び図2では図示略。)が配置されている。
【0018】
液晶表示部151は、他の携帯端末1から受信した遊技情報を表示する遊技情報表示手段としての機能を備えている。この液晶表示部151の表示画面150には、シート状のタッチパネル153(図3参照。)が積層されている。タッチパネル153は、表示画面150との組み合わせにより、遊技に関する遊技情報を計数するため、遊技情報のやり取りに関する許可条件を設定するための操作手段としての機能を実現する。
【0019】
携帯端末1の内部には、図3のごとく、制御部20をなす電気回路が形成された制御基板が収容されている。この制御基板に対しては、CCD素子やレンズ等が基板に実装されたカメラ(撮像手段)11、スピーカ131のほか、ボタン群12、タッチパネル153、液晶表示部151等が電気的に接続されている。
【0020】
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)21、記憶素子であるROM(Read Only Memory)22・RAM(Random Access Memory)23、及び入出力インタフェースをなすI/O(Input/Output)部24、通信手段を構成する無線通信モジュール25、スピーカ131を駆動するオーディオモジュール26等を備えている。
【0021】
ROM22は、CPU21に実行させる各種の処理プログラムを記憶している。
RAM23は、CPU21のワークエリアや一時書き込みにも利用される読み書き可能な記憶素子である。本例のRAM23は、遊技者の操作に応じて計数された遊技情報を記憶する記憶手段231としての機能を備えている。
【0022】
制御部20は、ROM22から読み出したプログラムをCPU21に実行させることにより、液晶表示部151の表示を制御する表示制御手段211、遊技情報を計数する計数手段213、遊技情報の送受信の許可条件を設定する設定手段215、遊技情報の送受信を許可する許可手段217としての機能を実現する。
【0023】
以上のような構成の本例の携帯端末1は、図4のごとく、同仕様の他の携帯端末1との組み合わせにより遊技システム10を形成している。この遊技システム10では、半径約10mの通信距離(無線通信が可能なエリア)に属する携帯端末1同士が通信可能な状態となり、遊技情報のやり取りが可能になる。
【0024】
ここで、本例の携帯端末1を利用するスロットマシン5を簡単に説明しておく。スロットマシン5は、図5のごとく、図柄525を変動表示するリール52を3基備え、図柄表示窓51に設定された複数本の入賞ライン511〜515に沿って停止表示された図柄の組み合わせに応じて入賞を与える遊技機である。
【0025】
このスロットマシン5では、図6のごとく、2種類のボーナス役(BB役、RB役)のほか、15枚役や9枚役等の4種類の小役、リプレイ役が設定されている。同図では、左列に各役の名称を、中列に各役に対応する図柄525の組合せである入賞図柄を、右列に入賞に応じて遊技者に付与される利益を示してある。
【0026】
スロットマシン5では、スタートレバー62の操作に応じて各リール52の図柄変動が一斉に開始される。各リール52に対応して個別に設けられたストップボタン61を操作すると、対応するリール52を1基ずつ順番に停止できる。3基のリール52全てが停止したとき、いずれかの入賞ライン511〜515に沿って図6の入賞図柄のうちのいずれかが成立していれば、対応する役の入賞となり、その役に応じて設定された利益が付与される。例えば、BB役が入賞すると遊技者にとって最も有利なBB状態が発生し、小役2が入賞すると9枚のメダルが付与される。
【0027】
次に、このスロットマシン5を遊技する際の携帯端末1の利用について説明する。スロットマシン5を遊技する際、遊技者は、携帯端末1を利用して遊技情報を計数できる。遊技情報の計数は、携帯端末1の表示画面150に図7のカウント画面31を表示させた状態で実施可能である。
【0028】
このカウント画面31は、累計ゲーム数表示欄311、及び役毎の入賞回数表示欄313が配置されていると共に、表示画面150の切換ボタンである設定ボタン315、受信データ一覧ボタン316、新着ボタン317が下段に配置された画面である。設定ボタン315は、遊技する遊技機の登録や、遊技情報をやり取りする際の許可条件の設定等を実施する設定画面32(図8)を表示させるための切換ボタンである。受信データ一覧ボタン316は、当日受信した遊技情報(同一遊技者の遊技情報については最新のもの)を全て表示する遊技データ一覧画面(図示略)を表示させるための切換ボタンである。新着ボタン317は、新着の遊技情報を表示する新着データ画面33(図9)を表示させるための切換ボタンである。
【0029】
累計ゲーム数表示欄311、及び入賞回数表示欄313に対しては、右側または下側に上下の矢印ボタン319が配置されている。矢印ボタン319のうち、4種類の小役に対応する矢印ボタンについては、黄、緑、赤、青色というように小役の図柄色に対応する色で塗り分けされている。例えば、累計ゲーム数表示欄311に対応する上向きの矢印ボタン319が操作されると、記憶手段231に記憶された累計ゲーム数が1回加算されると共に、それに応じて、累計ゲーム数表示欄311の累計ゲーム数が1回カウントアップされる。
【0030】
カウント画面31の設定ボタン315が操作されると、図8の設定画面32に切換表示される。設定画面32は、登録エリア321及び許可条件設定エリア325が形成されていると共に、カウント画面31に復帰するための戻るボタン329が配置された画面である。
【0031】
登録エリア321は、自分の遊技機に関する情報を入力するエリアであり、このエリアには、台番入力欄322、及び機種入力欄323が配置されている。登録エリア321への情報入力に応じて、記憶手段231に記憶された各遊技情報がリセットされ、その後、戻るボタン329の操作に応じてゼロスタートのカウント画面(図示略)に切換表示される。
【0032】
許可条件設定エリア325は、遊技情報のやり取り(送受信)を許可する条件(許可条件)を設定するためのエリアである。このエリアには、遊技情報をやり取りしたい相手方の機種を設定する交換機種設定欄326、及び遊技情報のやり取りを許可する累計ゲーム数の下限を設定する許可ゲーム数設定欄327が配置されている。交換機種設定欄326及び許可ゲーム数設定欄327に設定された条件が遊技情報をやり取りするための許可条件となる。図8に例示するごとく、交換機種設定欄326に「全て」、許可ゲーム数設定欄327に「1000」が入力された場合であれば、自己の累計ゲーム数が1000ゲーム以上となったときに機種は問わずに他の携帯端末1との間で遊技情報をやり取りしても良い旨の許可条件が満たされる。
【0033】
なお、本例では、実際に他の携帯端末1との間の遊技情報のやり取りが実現するためには、自分の携帯端末1及び当該他の携帯端末1の双方が、双方の許可条件をクリアしている必要がある。例えば、携帯端末Aで1000ゲーム以上の許可条件が設定され、携帯端末Bで2000ゲーム以上の許可条件が設定されていれば、携帯端末A及びBがいずれも2000ゲーム以上となったときに初めて携帯端末A−B間の遊技情報のやり取りが可能になり、その後、遊技情報のやり取りが自動的に行われる。
【0034】
また、カウント画面31(図7)の新着ボタン317が操作されると、図9の新着データ画面33に切換表示される。新着データ画面33は、新着の遊技情報を表示する新着情報表示欄331が、新着件数分だけ配置される画面である。さらに、下段には、カウント画面31に復帰させる戻るボタン333、指定した遊技者をブラックリストに登録するためのブラックリスト登録ボタン339が配置されている。何れかの新着情報表示欄331の遊技者の氏名をタッチ操作して選択状態を設定した後、ブラックリスト登録ボタン339を操作すると、遊技情報のやり取りを拒否するブラックリストにその遊技者を登録できる。
【0035】
ここで、新着情報として表示される遊技情報について説明する。新着情報としては、新規の新着情報と、更新の新着情報と、に大別される。新規の新着情報は、許可条件が充足されたことでやり取りが可能となった遊技情報である。更新の新着情報は、前回の新着情報の後、累計ゲーム数が500ゲーム増える毎に送信されてくる遊技情報である。
【0036】
以上のように、本例の携帯端末1を利用して遊技すれば、他の遊技者との間で遊技情報のやり取りが可能である。知っている人が遊技場にいないような場合であっても、たまたま近くで遊技している他の遊技者と遊技情報をやり取りできるので、遊技者が自分の遊技のみに自己完結してしまうおそれが少なくなっている。
【0037】
なお、携帯端末1の間でやり取りする遊技情報としては、本例に代えて、あるいは加えて、各小役の入賞確率や、チャンス目の発生回数や確率等の遊技情報であっても良い。
携帯端末1としては、本例において説明したような機能を実現した専用機であっても良いが、ゲーム機やスマートフォン等、所定のソフトウェアをインストールすることで上記の機能を実現できる汎用機であっても良い。
【0038】
本例は、遊技情報のやり取りを許可する許可条件として、遊技時間を示す情報である累計ゲーム数に基づく条件を設定した例である。本例に代えて、遊技時間を示す情報となり得る特定役の入賞回数や、遊技場での滞在時間や、累積のメダル投入数等に基づく許可条件を設定することも良い。
【0039】
なお、本例では、2台の携帯端末1で設定された2つの許可条件が、その2台の携帯端末1の双方でクリアされたときに、遊技情報のやり取りを可能にした例である。本例では、上記のごとく、例えば、携帯端末Aで1000ゲーム以上、携帯端末Bで2000ゲーム以上の許可条件が設定されていれば、携帯端末A及びBがいずれも2000ゲーム以上となったときに初めて遊技情報のやり取りが可能になる。これに代えて、携帯端末Aが1000ゲーム以上になったときに携帯端末Bに向けて遊技情報を送信する一方、携帯端末Bについては、2000ゲーム以上になったときに初めて遊技情報を携帯端末Aに向けて送信するようにしても良い。
【0040】
なお、本例では、遊技情報を手動で集計しているが、これに代えて、遊技情報を自動集計しても良い。例えば、ゲームの実行や、役の入賞に応じて、信号を無線出力する遊技機であれば、携帯端末1側でその信号を受信することにより遊技情報を集計できる。さらに、図柄表示窓51を見込むように携帯端末1を構えた状態で遊技を行い、図柄表示窓51の図柄変動や停止図柄を画像認識することでゲームの開始や役の入賞を検出し、遊技情報を自動集計することもできる。なお、図柄表示窓51を見込むように携帯端末1を構えた状態での遊技を容易にするためには、例えば、遊技者の衣服の胸ポケットの外側に引っかけるためのフック等を携帯端末1に取り付けておくことも良い。
【0041】
以上、実施例のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形あるいは変更した技術を包含している。
【符号の説明】
【0042】
1…携帯端末(遊技用携帯端末)、10…遊技システム、11…カメラ(撮像手段)、150…表示画面、151…液晶表示部(遊技情報表示手段)、153…タッチパネル(操作手段)、20…制御部、21…CPU、211…表示制御手段、213…計数手段、215…設定手段、217…許可手段、22…ROM、23…RAM、231…記憶手段、24…I/O部、25…無線通信モジュール(通信手段)、31…カウント画面、32…設定画面、33…新着データ画面、5…スロットマシン、61…ストップボタン、62…スタートレバー、638…液晶表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技機での遊技に関する遊技情報を送受信する遊技用携帯端末であって、
前記遊技情報を計数する計数手段と、
前記計数手段が計数した前記遊技情報を記憶する記憶手段と、
他の遊技用携帯端末との間で前記遊技情報を送受信するための通信手段と、
他の遊技用携帯端末から受信した前記遊技情報を表示する遊技情報表示手段と、を備え、
前記通信手段は、直接無線通信が可能な他の遊技用携帯端末との間で前記記憶手段が記憶する前記遊技情報を自動的に送受信することを特徴とする遊技用携帯端末。
【請求項2】
遊技情報を計数するために遊技者が操作する操作手段を備え、
前記計数手段は、前記操作手段による操作に応じて遊技情報を計数することを特徴とする請求項1に記載の遊技用携帯端末。
【請求項3】
他の遊技用携帯端末との間で遊技情報の送受信を許可する許可条件を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された許可条件を満たした場合に遊技情報の送受信を許可する許可手段と、を備え、
前記通信手段は、前記許可手段が遊技情報の送受信を許可した状態で遊技情報を自動的に送受信することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技用携帯端末。
【請求項4】
前記許可条件は、遊技時間を示す情報に基づいた条件であることを特徴とする請求項3に記載の遊技用携帯端末。
【請求項5】
請求項1〜4の何れか1項に記載の遊技用携帯端末を少なくとも2台以上含み、
異なる遊技用携帯端末の間の遊技情報の送受信を可能とした遊技システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−70971(P2013−70971A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−214710(P2011−214710)
【出願日】平成23年9月29日(2011.9.29)
【出願人】(000108937)ダイコク電機株式会社 (893)
【Fターム(参考)】