説明

重力発電装置

【課題】大きなダム等を造らずに水の落差がある場所では、高さによって下に落ち切るまで、何段階にも利用出来、あらゆる場所で発電することが出来る、小規模な発電設備を提供する。
【解決手段】水を重量として受ける為の水車1を複数段に設置しスプロケットとチェーン4で回転力をつなぎ、その回転力が後返りしないようにウォームギヤー6で一旦受けて、それをVプーリーとVベルト8等を用いた倍速機7で4〜5段階に倍速をかけて高速回転として発電機9を廻して発電する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水を重量として利用し発電をするものである。
【背景技術】
【0002】
従来は、ダムを造り水を溜めて、膨大な水量と落差力によってタービンを廻している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
水が重力(引力)によって落ちてくる場所は、大中小取り混ぜ、あらゆる場所で発電することが出来る。小規模な設備で発電出来るので、大きなダム等を造る必要が無い。
勿論大きな設備をすれば、大発電が出来る。
【発明の効果】
【0004】
水が落差している場所では、高さによって下に落ち切るまで、何段階にも利用出来、莫大なエネルギーを生むことが出来、海抜0になるまで何回でも利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の使用状態を示す断面図である。
【発明を実施する為の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)堰又は滝より落下する水を水車に受ける。
(ロ)受けた水が外にこぼれないように外壁を設ける。
(ハ)さらに、ゴムヒダで水がこぼれないようにする。
車軸のゴムヒダは水抜けを良くする為。
(ニ)動力が始まれば、倍速機につないで発電する。
【符号の説明】
【0007】
1 水車
2 外壁
3 ゴムヒダ
4 スプロケット及びチェーン
5 クラッチ
6 ウォームギヤー
7 倍速機
8 Vプーリー及びVベルト、又は、スプロケット及びチェーン 対比率10対1相当
9 発電機

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水車で水の重量を全部生かす
【請求項2】
水車を何段階にも受けて、チェーン等で回転力をつなぐ。落差の限りつなぐ。
【請求項3】
水車の回転スピードはあまり速くはないが、莫大な力で回転するこの力を一旦ウォームギヤーで受ける。これは、力が後返りしないようにする。
そして、4段階〜5段階の倍速機で倍速し、発電機につなぐ。
倍速機は、スプロケットとチェーンか、あるいは、VプーリーVベルトでもよい。併用も可。
実験では、倍速機で倍速し高速回転を得られ、発電機につなぎ発電も出来ました。
大規模もよし、小規模もよし、いかなる規模でも発電できる。
水量に合わせて出来る。倍速機の対比は、1段10:1相当。
【請求項4】
水車の水受け、又、抜け方の効率を良くしてある。
水車に外壁を設け、水車の外輪部分にゴムヒダを付け、水受けと空気抜きと両方を兼ねている。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2012−13071(P2012−13071A)
【公開日】平成24年1月19日(2012.1.19)
【国際特許分類】
【公開請求】
【出願番号】特願2011−137801(P2011−137801)
【出願日】平成23年6月4日(2011.6.4)
【出願人】(511152223)
【Fターム(参考)】