説明

鋼板パネルとタイルパネルの平面接合方法

【課題】全て室内側から作業できる鋼板パネルとタイルパネルの平面接合方法を提供する。
【解決手段】幅方向端縁に裏側へ折り曲げて係合片5cが形成されてなる鋼板パネル5と、裏側の幅方向端縁に補強フレーム6cが縦設されてなるタイルパネル6を、平面視面一状に接合する接合方法であって、タイルパネル6の補強フレーム6cに連結フレーム10を固設した後、タイルパネル6を防水パン上に建て付け、その後、浴室1内側から連結フレーム10に対し鋼板パネル5の係合片5cを嵌め込んで接合する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鋼板製の鋼板パネルと、タイルが表面に貼着されてなるタイルパネルとを、平面で面一状に接合する接合方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、種類の異なる壁面パネルを連結する壁面パネルの連結構造として、例えば特許文献1に開示されているような構造が存在し、特許文献1の構造では、先に、鋼板パネルの裏側にパネル取付基材と支持具を取り付けておき、その状態で、裏側に補強フレームを有するボードパネルを平面視面一状に配置させて、鋼板パネル側に取り付けたパネル取付基材および支持具に対してボードパネルの裏側の補強フレームを当接させ、鋼板パネル側の支持具とボードパネル側の補強フレームをボルトで連結するものである。
【特許文献1】特開2006−299775号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記従来の鋼板パネルとボードパネルの連結構造では、裏側でボルトを締め付けて連結する構造であるため、裏側に作業スペースが必要となり、例えば浴室のリフォームを行う現場等では、裏側に躯体との隙間が確保できない場合が多く、鋼板パネルとボードパネルの裏側に作業スペースがなく、連結作業ができない場合が生ずるという問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、裏側にスペースが存在しない場合でも、室内側から良好に接合できる鋼板パネルとタイルパネルの平面接合方法を提供することを目的の1つとし、この目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明は、幅方向端縁に裏側へ折り曲げて係合片が形成されてなる鋼板パネルと、裏側の幅方向端縁に補強フレームが縦設されてなるタイルパネルを、平面視面一状に接合する接合方法であって、前記タイルパネルの補強フレームに連結フレームを固設した後、該タイルパネルを防水パン上に建て付け、その後、室内側から前記連結フレームに鋼板パネルの係合片を嵌め込むことを要旨とする。
【発明の効果】
【0005】
タイルパネルの裏側の補強フレームに連結フレームを固設しておき、この連結フレームを固設したタイルパネルを防水パン上に建て付けた後に、室内側から連結フレームに対し鋼板パネルの幅方向端縁に形成されている係合片を押し込んで、係合片を連結フレームに嵌め込むことができ、室内側から鋼板パネルをタイルパネルに接合させることができるため、裏側に作業スペースが存在しない現場においても鋼板パネルとタイルパネルを良好に平面で接合して、浴室等を形成させることができるものとなる。
【0006】
また、上記鋼板パネルとタイルパネルの平面接合方法において、前記連結フレームは、タイルパネルの補強フレームに固定する固定片と、該固定片から鋼板パネルの方向へ延びる延出片と、該延出片からタイルパネルの表側に向かって斜めに延びる傾斜片と、鋼板パネルの裏面に当接する裏当片で構成されている構造とすることもできる。
こうすれば、連結フレームの固定片をタイルパネルの補強フレームに固定すれば、容易に連結フレームをタイルパネルに取り付けでき、この状態でタイルパネルを防水パン上に建て付けて、室内側から鋼板パネルの係合片をタイルパネルの端縁と連結フレーム間に押し込んで、鋼板パネルの係合片を連結フレームの傾斜片に係合させることができ、この状態で連結フレームの裏当片が鋼板パネルに当接して、鋼板パネルとタイルパネルが平面視面一状に接合されるものとなり、接合作業は室内側から鋼板パネルを連結フレームに押し込むだけの作業であり、室内側から容易に作業を行うことができるものとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、浴室内の構成図であり、浴室1は、洗い場2aを形成する洗い場防水パン2と、浴槽4を載置する浴槽防水パン3が一体成形で構成されており、洗い場防水パン2および浴槽防水パン3の外周側には、複数枚の壁を構成するパネルが建て付けられており、本例の浴室では洗い場2a側に、表面にタイルを貼着したタイルパネル6が建て付けられ、このタイルパネル6の左右両側には、鋼板パネル5,5が連結接合されて壁面が形成されている。なお、タイルパネル6の表面には、水栓7とその上方に鏡8が取り付けられている。
【0008】
この浴室1の壁面を構成するタイルパネル6と鋼板パネル5の接合部分を拡大した平面断面構成図を図2に示す。
鋼板パネル5は、鋼板製の表面鋼板5aの幅方向両端縁に裏側へ90度折り曲げて端縁片5bが形成され、この端縁片5bの後端で、前側へ向かって約45度に曲げて係合片5cが形成されている。また、表面鋼板5aの裏側には、裏ボード材Bが張り付けられて、鋼板パネル5が構成されている。
一方、タイルパネル6は、下地材6aの表面に多数のタイル6bが貼着されており、下地材6aの裏側の幅方向左右端縁には縦方向に補強フレーム6cが配置されており、また下地材6aの下端側には横方向に下端フレーム6dが、上端側には横方向に上端フレーム6eが配置されている。なお、補強フレーム6cは、16角の角パイプで構成されたものである。
【0009】
このような鋼板パネル5とタイルパネル6を平面視面一状に接合するために、樹脂製のバックアップ材9と、金属製の連結フレーム10が用いられている。
バックアップ材9および連結フレーム10は、ネジ11で予めタイルパネル6の補強フレーム6cに取り付けられて、タイルパネル6の幅方向端縁に連結フレーム10が配置されるものであり、このバックアップ材9と連結フレーム10が取り付けられた状態で、タイルパネル6が洗い場防水パン2上に立設状に建て付けられ、タイルパネル6が建て付けられた状態で、室内側から鋼板パネル5の幅方向端縁の係合片5cが連結フレーム10に嵌め込まれて、タイルパネル6と鋼板パネル5が面一状に接合されるものである。
【0010】
なお、図3には、タイルパネル6の補強フレーム6cにバックアップ材9を取り付ける前の斜視図を示し、図4では、バックアップ材9に対し更に連結フレーム10を取り付ける状態の斜視図を示している。
バックアップ材9は、補強フレーム6cの裏面に当接される角合せ片9aの図2における右端に、浴室の室内側に向かって90度折り曲げて隙間形成片9bが一体形成され、隙間形成片9bの室内側先端には、タイルパネル6のタイル6bの端縁側に当接する傾斜状に折り曲げた先端曲片9cが一体形成されている。
このバックアップ材9は、裏側に両面テープを貼着しておき、その両面テープのシールを剥がして補強フレーム6cに貼り付け固定されるものであり、補強フレーム6cの裏側に角合せ片9aを当接させ、また補強フレーム6cの側面に隙間形成片9bを当接させて、補強フレーム6cに角合せさせて貼着固定することができ、貼着固定した状態では、タイルパネル6のタイル6bの端縁側に先端曲片9cが当接するものである。
【0011】
この先端曲片9cとタイルパネル6のタイル6bの表面間には隙間があり、さらに、バックアップ材9の先端曲片9cと隙間形成片9bの厚み分の幅方向のシリコン用隙間Sが形成されるように構成されている。即ち、バックアップ材9はシリコンを室内側から注入するためのシリコン用隙間Sを作るために、補強フレーム6cに取り付けられるものである。
なお、バックアップ材9は、図3に示すように、その角合せ片9aの下端に、切欠いた切欠き部9dが形成されており、この切欠き部9dが、補強フレーム6cの下端に予め取り付けられる下金具12の上方に配置されて、下端フレーム6dに対してバックアップ材9の下端を合わせた状態で、バックアップ材9が補強フレーム6cに取り付けられるものである。
【0012】
次に、この取り付けられたバックアップ材9の外側に重ね合わせ状に取り付けられる連結フレーム10は、バックアップ材9の角合せ片9aの裏側に重ね合わせて角合せして配置される角合せ片10aと、角合せ片10aから室内側へ90度折り曲げられて延びる固定片10bと、この固定片10bの先端側で鋼板パネル5側へ略90度折り曲げられて延びる延出片10cと、延出片10cの外端側からタイルパネル6の表側のタイル6b方向へ向かって斜めに延びる傾斜片10dと、傾斜片10dの前端で鋼板パネル5側へ向かって折り曲げられた裏当片10eで構成されており、この連結フレーム10は、補強フレーム6cの上端側に固定される上金具13と下端側に固定される下金具12間に至る上下に長い寸法に形成されたものである。
【0013】
この連結フレーム10は、固定片10bに形成されているビス孔10fに側面側からネジ11を入れて、ネジ11を補強フレーム6cに締め付け、これにより補強フレーム6cの側面、即ちタイルパネル6の幅方向端縁にバックアップ材9を介在させて連結フレーム10が固定されるものである。
連結フレーム10の固定片10bがバックアップ材9の隙間形成片9bに重ね合わされてネジ11で固定されると、バックアップ材9の隙間形成材9bから鋼板パネル5側へ延びて連結フレーム10の延出片10cが配置され、連結フレーム10の傾斜片10dの前端とバックアップ材9の隙間形成片9b間には幅方向に隙間が形成されるため、この隙間内に室内側から鋼板パネル5の端縁片5bおよび係合片5cを押し込んでゆくことができ、この時、連結フレーム10の傾斜片10dは外側へ弾性変形して、鋼板パネル5の係合片5cが隙間を通り抜けて、連結フレーム10の傾斜片10dの裏側に配置され、連結フレーム10の傾斜片10dの裏側に係合片5cの前端が略90度の角度で食い込み状態に係合されて、連結フレーム10の傾斜片10dに強固に鋼板パネル5の係合片5cが係合して、室内側への抜け止めがなされる。
【0014】
従って、室内側から鋼板パネル5の端縁片5bおよび係合片5cを、連結フレーム10とバックアップ材9の隙間内に押し込む、或いはたたき込む等すれば、良好に傾斜片10dを弾性変形させて、鋼板パネル5の係合片5cを連結フレーム10の傾斜片10dに係合させることができ、この係合状態では、連結フレーム10の裏当片10eが鋼板パネル5の表面鋼板5aの裏側に当接状態で重ね合わされることとなり、この状態で鋼板パネル5の表面鋼板5aとタイルパネル6のタイル6bの表面が平面視略面一状になるように設定されている。
この接合状態で、鋼板パネル5の端縁片5bとタイルパネル6のタイル6bの端縁間には、シリコン用隙間Sがバックアップ材9により形成されているため、このシリコン用隙間S内に室内側からシリコンを充填させて、両パネルの接合部分をシリコンで良好にシールすることができる。
【0015】
このように、タイルパネル6に対し室内側から鋼板パネル5を嵌め込んで、タイルパネル6と鋼板パネル5を良好に接合することができ、接合作業を室内側から行えるため、タイルパネル6および鋼板パネル5の裏側と躯体との隙間が僅かな現場においても、良好にタイルパネル6と鋼板パネル5を連結させて浴室1を良好に構築してゆくことができるものとなる。
【0016】
なお、タイルパネル6の補強フレーム6cには、先ず、その上端に上金具13がネジ11,11で取り付け固定され、また、タイルパネル6の補強フレーム6cの下端に下金具12がネジ11,11で取り付け固定され、その後に、バックアップ材9と連結フレーム10がネジ11で補強フレーム6cに取り付け固定されるものであり、その状態でタイルパネル6は図5に示すように、洗い場防水パン2の周縁に形成されている壁載置面2b上に建て付けられ、図8に示すように、コーナーフレーム17,17間に取り付けられた天井つなぎ材15に、補強フレーム6cの上端に固定された上金具13を介して補強フレーム6cの上端が固定されるものであり、また、補強フレーム6cの下端側は下金具12を介して洗い場防水パン2に位置決め固定されるものである。
【0017】
なお、下金具12は、図3および図5に示すように、補強フレーム6cの裏面に当接されてネジ11,11で固定される固定片12aと、固定片12aの下端から下方へ垂設された垂下片12bと、垂下片12bの下端で外側へ傾斜したガイド片12cで構成されており、タイルパネル6を洗い場防水パン2の壁載置面2b上に立設させた状態では、タイルパネル6の裏側下端に設けられている下端フレーム6dの裏端に立ち上がる立上片6fと、下金具12の垂下片12b間に、洗い場防水パン2の水切り片2cが立ち上がり、この水切り片2cを、下金具12と下端フレーム6d間に挟み込んだ状態で、タイルパネル6が位置決め固定されるものである。
また、上金具13は、補強フレーム6cの上端裏側に当接されてネジ11,11で固定される固定片13aと、固定片13aの上端で室内側へ水平に折り曲げられた水平片13bと、水平片13bの内端から上方へ垂直に立ち上げられた立上片13cで構成されており、図6には、図5のA方向矢視図を示すが、上金具13は補強フレーム6cよりも横幅が広く形成されており、ネジ11で補強フレーム6cの裏側に上金具13が固定された状態では、上金具13の幅方向端縁は、補強フレーム6cよりも外側へ配置されることとなる。
【0018】
なお、天井つなぎ材15には、補強フレーム6cの端縁を位置決めするための位置決めマーク15aが形成されている。また、上金具13の立上片13cの外側部位に横長状の長孔13dが形成されており、この長孔13d内に室内側からビス14を差し込んで、ビス14を天井つなぎ材15に締め付けて、補強フレーム6cの上端を天井つなぎ材15に連結することができるものである。即ち、室内側からビス14を締め付ける際には、まだ鋼板パネル5は取り付けられていない状態であるため、良好に室内側からビス14を上金具13の長孔13d内に差し込んで、天井つなぎ材15に締め付けることができるものである。
【0019】
このようにして、タイルパネル6の下端を下金具12を介して洗い場防水パン2の壁載置面2b上に固定し、上金具13を介してタイルパネル6の上端を天井つなぎ材15に連結して、良好にタイルパネル6を建て付け固定することができ、このタイルパネル6を建て付けた後に、室内側から前述した如く鋼板パネル5の係合片5cを連結フレーム10の傾斜片10dに嵌め込んで、タイルパネル6に鋼板パネル5を室内側から接合することができるものである。この接合状態の上金具13を含む平面拡大構成図を図7に示す。
【0020】
このように本例では、タイルパネル6の裏側の補強フレーム6cに対し、その補強フレーム6cの上端に上金具13を固定させ、更に補強フレーム6cの下端に下金具12を固定させ、更に補強フレーム6cの上金具13と下金具12間にバックアップ材9を取り付け、更にバックアップ材9の外側にネジで連結フレーム10を補強フレーム6cに固定させておき、この状態でタイルパネル6を洗い場防水パン2の壁載置面2b上に下金具12で位置決め固定して立設させ、上金具13にビス14を通して天井つなぎ材15に連結して、タイルパネル6の下端は洗い場防水パン2に、上端は天井パネル16の天井つなぎ材15に連結して、タイルパネル6を建て付けておき、その後に室内側から鋼板パネル5の端縁を連結フレーム10に嵌め込み状に接合させることができ、裏側にスペースが存在しない場合でも全ての作業を室内側から良好に行うことができるものであり、良好にタイルパネル6に鋼板パネル5を接合して浴室を構築できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】浴室内の正面構成図である。
【図2】浴室の壁面を構成するタイルパネルと鋼板パネルの接合状態を示す平面拡大断面構成図である。
【図3】タイルパネルの裏側の補強フレームにバックアップ材を取り付ける前の分解斜視図である。
【図4】バックアップ材に重ね合わせて更に連結フレームを取り付ける状態の斜視構成図である。
【図5】上金具と下金具およびバックアップ材および連結フレームを取り付けたタイルパネルを、防水パンと天井パネル間に建て付けた状態の縦断面構成図である。
【図6】上金具の部分を拡大して示す図5のA方向矢視図である。
【図7】上金具および天井つなぎ材を含む接合部分の平面拡大構成図である。
【図8】天井つなぎ材の取り付け構造を示す斜視構成図である。
【符号の説明】
【0022】
1 浴室
2 洗い場防水パン
2a 洗い場
2b 壁載置面
2c 水切り片
3 浴槽防水パン
4 浴槽
5 鋼板パネル
5a 表面鋼板
5b 端縁片
5c 係合片
6 タイルパネル
6a 下地
6b タイル
6c 補強フレーム
6d 下端フレーム
6e 上端フレーム
9 バックアップ材
9a 角合せ片
9b 隙間形成片
9c 先端曲片
10 連結フレーム
10a 角合せ片
10b 固定片
10c 延出片
10d 傾斜片
10e 裏当片
11 ネジ
12 下金具
12a 固定片
12b 垂下片
12c ガイド片
13 上金具
13a 固定片
13b 水平片
13c 立上片
13d 長孔
14 ビス
15 天井つなぎ材
15a 位置決めマーク
16 天井パネル
B 裏ボード材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
幅方向端縁に裏側へ折り曲げて係合片が形成されてなる鋼板パネルと、裏側の幅方向端縁に補強フレームが縦設されてなるタイルパネルを、平面視面一状に接合する接合方法であって、
前記タイルパネルの補強フレームに連結フレームを固設した後、該タイルパネルを防水パン上に建て付け、その後、室内側から前記連結フレームに鋼板パネルの係合片を嵌め込む
ことを特徴とする鋼板パネルとタイルパネルの平面接合方法。
【請求項2】
前記連結フレームは、タイルパネルの補強フレームに固定する固定片と、該固定片から鋼板パネルの方向へ延びる延出片と、該延出片からタイルパネルの表側に向かって斜めに延びる傾斜片と、鋼板パネルの裏面に当接する裏当片で構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のタイルパネルの平面接合方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−84870(P2009−84870A)
【公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−255908(P2007−255908)
【出願日】平成19年9月28日(2007.9.28)
【出願人】(000000479)株式会社INAX (1,429)
【Fターム(参考)】