説明

間欠受信、セル再選択、およびRACHのためのシステムレベル情報

無線送受信ユニットが、DRX(間欠受信)情報、セル選択情報、およびRACH情報を含む、システムレベル情報を受信するように構成される。システムレベル情報は、システム情報ブロックに割り当てられる、または専用RRCシグナリングを介して通知される、定義パラメータとして受信される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信に関する。
【背景技術】
【0002】
第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)は、改善されたスペクトル効率およびより迅速感のあるユーザ体験を提供するために、新しい技術、新しいネットワークアーキテクチャ、新しい構成、ならびに新しいアプリケーションおよびサービスを無線セルラネットワークに持ち込む、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)プログラムを開始した。
【0003】
無線送受信ユニット(WTRU)が、スリープ、呼出サイクル監視、セル再選択、またはランダムアクセスチャネル(RACH:random access channel)の使用に関する様々な手順を実行できるように、ネットワークは一般に、多数のパラメータをシステム情報メッセージに収容してWTRUに通知する。削減近隣セルリスト(reduced neighbor cell list)、測定レポーティング、およびハンドオーバパラメータを含むが、それらに限定されない、上記のパラメータのいくつかは、WTRUがアクティブ状態にあるときにも使用することができる。スリープ、再選択、またはRACH手順のための手順および方法においてWTRUが使用できるように、すべての必要なパラメータをまとめ、それらをシステム情報メッセージに分類することが必要とされている。
【0004】
コアネットワーク(CN:core network)ドメインシステム情報内において、間欠受信(DRX:discontinuous reception)についての情報は一般に、アイドルモードにおいて、情報要素(IE:information element)(例えばCN_DRX_cycle_length_coefficient)に収容してWTRUに通知される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、DRXは、アイドルモードばかりでなく、アクティブモードにおいても存在する。したがって、アクティブモードのためのDRXサイクル長を通知することは有益である。
【0006】
WTRUは、セル上に長く留まる場合、1組の基準に従ってより良いセルを定期的に探索する。より良いセルが見つかった場合、そのセルが選択される。LTE_IdleとLTE_activeの2つの状態しかもたないLTEシステムでは、WTRUは、LTE_Idle状態のときにだけ、セル再選択を実行することができる。WTRUは、SIB3、SIB4、および/またはSIB11などのシステム情報ブロック(SIB:system information block)に収容して送信される以下のパラメータを含むが、それらに限定されない、システムからブロードキャストされるパラメータを使用する。
・Qhyst1s:RSCPに基づいてサービングセル(serving cell)をランク付けする際に使用される。
・Qhyst2s:Ec/Ioに基づいてサービングセルをランク付けする際に使用される。
・Qqualmin:Ec/Ioに基づいた最小必要品質尺度。
・Qrxlevmin:受信信号電力測定値(例えば受信信号符合電力(RSCP:received signal code power))に基づいた最小必要品質尺度。
・DeltaQrxlevmin:(値Deltaを条件とする)存在する場合、Qrxlevminの実際値は、Qrxlevmin+DeltaQrxlevmin
・UE_TXPWR_MAX_RACH:最大許容UL(アップリンク)TX電力。
・Sintrasrch(任意選択):Squal≦Sintrasearchである場合、周波数内(intra−frequency)近隣セル測定を行い、ここで、Squalは、WTRUによって測定された対応するセルの測定信号対干渉比マイナスQqualminに基づいている。
・Sintersrch(任意選択):Squal≦Sintersearchである場合、周波数間(inter−frequency)近隣セル測定を行う。
・SsearehHCS(任意選択):Squal≦SsearehHCSである場合、階層セル構造(HCS)間(inter−Hierarchical Cell Structure(HCS))/周波数間近隣セル測定を行う。
・SHCS,RAT(任意選択):Squal≦SHCS,RATである場合、HCS(階層セル構造)間/RAT近隣セル測定を行う。
・Slimit,SearchRAT(任意選択):この閾値は、HCSが使用される場合に、セル再選択のための測定ルールにおいて使用される。この閾値は、それを上回った場合に、RAT「m」においてUEがいかなるRAT間(inter−RAT)測定も実行しないことを選択できる、サービングUTRAセルにおけるRAT固有の閾値(dB単位)を指定する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
無線送受信ユニット(WTRU)は、システム情報ブロック(SIB)または個別RRC(無線リソース制御(radio resource control))メッセージ信号の形式をとる、間欠受信(DRX)情報、セル再選択情報、およびランダムアクセスチャネル(RACH)情報などのシステムレベル情報を受信するように構成される。WTRUは、自律的に、受信パラメータを処理し、スリープモード、セル再選択、およびRACHシグネチャ使用に関するその挙動を変更する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】進化型ノードB(evolved Node−B)からシステムレベル情報を受信する無線送受信ユニットのためのプロトコルレイヤスタック構成を示す図である。
【図2】間欠受信(DRX)サイクルを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
「無線送受信ユニット(WTRU)」という用語は、これ以降で言及される場合、ユーザ機器(UE)、移動局、固定もしくは移動加入者ユニット、ページャ、セルラ電話、PDA(携帯情報端末)、コンピュータ、または無線環境において動作可能な他の任意のタイプのユーザデバイスを含むが、それらに限定されない。「基地局」という用語は、これ以降で言及される場合、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)または無線環境において動作可能な他の任意のタイプのインタフェースデバイスを含むが、それらに限定されない。
【0010】
図1は、プロトコルレイヤスタックを備えたWTRU101を示している。プロトコルレイヤスタックは、以下のレイヤ、すなわち、無線リソース制御(RRC)102、無線リンク制御(RLC:radio link control)103、MAC(媒体アクセス制御(medium access control))104、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)105、および物理(PHY)レイヤ106を含む。これらのレイヤエンティティは、単一のプロセッサまたは別個のプロセッサとして実施することができる。WTRU101は、無線ダウンリンク信号111で、eNB(進化型ノードB)121からシステムレベル情報を受信する。システムレベル情報は、システム情報ブロック(SIB)を単位として定義することができ、各SIB内のパラメータは、さらに詳しく説明される様々なプロセスのために、WTRU101によって使用される。パラメータは、情報要素(IE)のグループに分けることができ、それらは、例えば、他のレイヤエンティティの動作を制御するために、RRC 102によって処理することができる。一例では、RRC 102が、DRXパラメータを受信し、その後、DRXサイクルパラメータで指定された期間スリープするようPHY 106に命令することを含む。一般に、WTRU101は、システムレベル情報を受信して処理し、対応する動作を自律的に実行する。
【0011】
システムレベル情報を有するSIBを定義する第1の例では、表1に示されるように、SIB1(システム情報ブロック1)は、情報要素および関連情報によって定義することができる。図1ならびに本明細書に示されるすべての表に示されるIEの各々は、必要性基準に応じてWTRU101に提供されるように定義することができ、必要性基準は、以下のもの、すなわち、必須、必須であってデフォルト値が利用可能、条件値に依存、または任意選択を含むが、それらに限定されない。
【0012】
【表1】

【0013】
表1に示されるように、CN(コアネットワーク)IEは、共通GSM−MAP(モバイルアプリケーションパート(mobile application part)) NAS(非アクセス層(non−access stratum))システム情報と、PS(パケット交換(packet switched))ドメインのためのドメインシステム情報とを含む。これらのIEは、サービングCNおよびドメインシステムについてWTRU 101に通知する。LTEネットワークは、パケット交換(PS)ドメインにおいてのみ動作する。したがって、他のどのようなドメイン情報も維持する必要がない。PSドメイン情報だけが通知されれば良い。
【0014】
LTE仕様では、DRXは、明示モード(explicit mode)と暗黙モード(implicit mode)の両方で動作する。DRXパラメータは、各動作モードに固有のDRXパラメータを伝送できる2つのIEによって通知することができる。IEは、DRX明示モードパラメータとDRX暗黙モードパラメータの両方を伝送することができる。これらのIEは、ドメインシステム情報を用いて通知することができ、または例えばRRC_Connection_Commandメッセージなど、別のメッセージを用いて送信することができる。
【0015】
図2は、1組の連続するDRX信号サイクルを示す図である。DRX信号サイクルにおいて、WTRU101は、アクティブ期間と、その残りのDRXサイクルであるスリープ期間とを有し、スリープ期間によって、WTRU101はバッテリ消費を低減することができる。DRXサイクルを定義するための可変DRXパラメータは、DRXサイクル開始時間と、アクティブ期間長と、DRXサイクル長である。LTEアイドルモードの場合、WTRU101は、アクティブ期間の間だけシステム呼出を監視する。LTEアクティブモードまたはRRC接続モードの場合、WTRU101は、アクティブ期間の間だけデータを受信する。例えば、貧弱なチャネル状態を克服するため、またはLTEアイドルモードからLTEアクティブモードへの遷移時にデータ受信量を増加させるために、DRXパラメータに対する調整が必要になることがある。DRX構成のため、WTRU101がLTEアクティブモードにある場合、ネットワークは、LTEアイドルモードにあるWTRU101と同じまたは異なるパラメータを通知することができる。また、ネットワークは、パラメータをグループ化し、DRXプロファイルID(識別子)を用いてグループを識別することができる。これは、ネットワークが、特定のプロファイルを使用するようにWTRU101に通知することを可能にする。WTRU101によって受信される信号は、RRCまたはMACシグナリングを介することができ、図2に示されるように、DRXサイクル開始時間を提供することができる。
【0016】
表2は、LTEアイドルモードおよびLTEアクティブモードのDRX構成IEと、この実施形態のための関連パラメータの一例を示している。WTRU101は、それらを受信して処理するように構成される。LTEアイドルモードにおけるCN DRXサイクル期間長のためのIEは、WTRU101がアイドルモードにおいて呼出を受信するときに使用するDRXサイクル全体の長さを示す。LTEアクティブモードパラメータのためのIEは、LTEアクティブモードがアイドルモードパラメータと同じか、それともアイドルモードパラメータと異なるかを、WTRU101に通知する。異なる場合、ネットワークは、その後、異なる1組のアクティブモードパラメータを指定することができる。WTRU101がDRXサイクルに同期することを可能にするため、DRXサイクル開始時間のためのIEが定義される。この例では、セルシステムフレーム番号(SFN:system frame number)が、DRXサイクル開始時間のための基準として使用される。利用されるDRXシグナリング方法のタイプを示すために、選択IEであるシグナリング方法選択が、ネットワークによって定義され、WTRU101によって受信され、そのタイプは、表3および表4に関して後でさらに詳しく説明されるように、明示タイプまたは暗黙タイプである。
【0017】
【表2】

【0018】
表3は、明示的DRXシグナリングにおいて使用される情報要素の例示的な構成の概要を示している。選択IEとして、DRX構成モードは、完全構成(Full Configuration)モードまたは事前定義構成(Predefined configuration)モードを指示することができる。完全構成モードの場合、ネットワークは、DRXパラメータのすべてをWTRU101に提供する。事前定義構成モードでは、WTRU101は、ネットワークによって事前定義されたデフォルトDRXパラメータを使用する。DRXプロファイルID情報要素は、異なるDRXプロファイルを定義するために使用することができ、異なるDRXプロファイルは、3GPPハンドオーバまたは非3GRRハンドオーバを含む様々な手順中に、DRX長および他のパラメータを変更するために使用することができる。
【0019】
【表3】

【0020】
表4は、暗黙的DRXシグナリングにおいて使用される情報要素の例示的な構成の概要を示している。表4に示されているように、暗黙的DRX状態および遷移リストは、WTRU101へのシグナリングにおいて、DRX状態の最大数当たり1つの、多数のインスタンスを有することができる。上で説明された明示的DRXと同様に、事前構成または完全構成のいずれかのDRX構成モードのために、選択IEが存在する。完全構成モードのもとでは、トリガ機構IEのトリガアップ1、トリガダウン1、およびトリガダウン2が定義される。トリガアップ1 IEは、WTRU101が隣の上位レベルDRX状態(すなわちより長いDRXサイクル)に移動することを表す。トリガダウン1 IEは、WTRU 101が隣の下位レベルDRX状態(すなわちより短いDRXサイクル)に移動することを表す。トリガダウン2 IEの場合、WTRU101は、最短DRXサイクルであるレベル1に移動するトリガ機構を受信する。これらのトリガIEの各々について、トリガリング機構の選択IEは、表5に要約されたような、タイマまたは測定イベントを含む。タイマトリガ機構が適用される場合、タイマ値IEである暗黙的DRXトリガリングタイマを含むことができる。測定イベントトリガの場合、トラフィック量測定イベントおよび/または周波数間、周波数内、RAT間、RAT内測定イベントに基づいた、暗黙的DRXトリガリングイベントIEを含むことができ、測定イベントのために使用される閾値のためのIEも含むことができる。
【0021】
【表4】

【0022】
【表5】

【0023】
【表6】

【0024】
DRXサイクルを定義するためにWTRU101に提供される付加的なIEは、DRXサイクル長と、アクティブ期間長と、アクティブ期間位置と、アクティブ期間開始サブフレームを含むことができる。DRXサイクル長IEの場合、パラメータは、LTEアクティブモードのためのDRXサイクル長をシステムフレーム単位で表し、このDRXパラメータがLTEアイドルモードパラメータと異なるかどうかを表す。アクティブ期間長IEは、LTEアクティブモードのためのアクティブデューティサイクル長をサブフレーム単位で表し、パラメータがLTEアイドルモードパラメータと異なるかどうかを表す。アクティブ期間位置IEは、アクティブデューティ期間がDRXサイクルの最初にあるか、それとも最後にあるかを表し、パラメータがLTEアイドルモードパラメータと異なるかどうかを表す。アクティブ期間がフレーム境界で開始しない場合、アクティブ期間開始サブフレームIEは、アクティブ期間が開始するサブフレーム番号を提供する。
【0025】
別の実施形態では、セル選択および再選択のためのパラメータが定義され、例えばSIB3で、または3GPP仕様で定義された他のSIBの1つで送信される。これらのパラメータを受信して処理すると、WTRU101は、セル選択/再選択動作を自律的に実行する。表6および表7は、セル選択および再選択パラメータを含むIEの構成例の概要を示している。
【0026】
【表7】

【0027】
【表8】

【0028】
表6に見られるように、禁止表現(barring representation)のための選択IEの場合、「アクセス制限パラメータリスト」IEまたは「すべてに対するアクセス制限パラメータ」IEが選択される。「アクセス制限パラメータリスト」IEが適用される場合、それぞれの公衆陸上モバイルネットワーク(PLMN:public land mobile network)に割り当てられたWTRUのためのアクセス制限パラメータを指定するために多数のIEが利用可能であり、PLMNは、MIB(マスタ情報ブロック(master information block))の「重複PLMNリスト」IEの「重複PLMN」IEで識別される。「代替的なすべてに対するアクセス制限パラメータ」IEが選択された場合、1組の共通アクセス制限パラメータがWTRU 101に示され、それは、「重複PLMN」IEのうちのすべてのPLMNに適用される。1つのPSドメインが存在するので、CSドメインのためのパラメータは指定されない。
【0029】
表7に示されるように、WTRU101は、RSRPおよび/またはRSRQに基づいたセル選択および再選択品質測定のためのIE、選択候補セルのRAT(無線アクセス技術)のためのIE、ならびに再選択時間パラメータを表すTreslection IEを受信することができる。Qhyst IEに関して、WTRU101は、以下のスケーリングファクタ、すなわち、速度依存スケーリングファクタ、周波数間速度依存スケーリングファクタ、およびRAT間速度依存スケーリングファクタを表すIEを受信することができる。WTRU101は、ネットワークによって再選択を禁じられた近隣セルのリストを表す近隣セルブラックリストIEを受信することができる。
【0030】
WTRU 101は、セル選択/再選択のために受信信号測定を行う前に、UTRANセルまたはGERANセルの最小信号電力をそれぞれ表すUTRAN_min IEまたはGERAN_Minを受信して処理することができる。WTRU101は、バイアスセル測定を表すQoffset1 IEおよびQoffset2 IEを受信することができる。
【0031】
【表9】

【0032】
【表10】

【0033】
【表11】

【0034】
【表12】

【0035】
【表13】

【0036】
【表14】

【0037】
【表15】

【0038】
別の実施形態では、RACH動作を自律的に実行するためにWTRU101によって受信され処理される、PHYランダムアクセスチャネル(PRACH)のためのシステムレベル情報が、IE内のパラメータによって定義され、SIB5または別の3GPP指定SIBに含められる。表8〜表10は、そのようなIEおよび関連情報の構成例の概要を示している。
【0039】
表8に示されるように、PRACHシステム情報IEは、1からPRACH最大数までの多数のインスタンスを有して含まれることができる。RACHのためのPRACH情報IEは、表9に要約された複数のIEを含む。RACH非専用シグネチャIEは、WTRU 101に割り当てられた専用シグネチャおよび非専用シグネチャを表し、表10に要約された複数のIEを含む。RACH応答ウィンドウIEは、WTRU101に送信される多数のRACH応答がその間に受信されるサブフレームの数に関して、WTRU101に通知を行う。PHYダウンリンク制御チャネル(PDCCH:PHY downlink control channel))情報IEである「PDCCH情報」は、PRACHのためのPDCCHパラメータをWTRU101に提供し、表12に要約されたIEを含む。表11に要約されたIEを含む、RA−RNTI(ルーティング領域−無線ネットワーク一時識別(routing area−radio network temporary identification))リストIEは、ルーティング領域のためのRNTI情報をWTRU101に提供する。
【0040】
【表16】

【0041】
表9に示されるように、WTRU101は、周波数分割複信(FDD:frequency division duplex)動作および時分割複信(TDD:time division duplex)動作のためのPRACH情報パラメータを受信する。FDDの場合、WTRU101は、搬送波帯域幅の最低周波数端から開始する範囲内にある整数値を表す、PRACH周波数位置IEを受信することができる。代替として、整数値は、搬送波周波数の中央に中心をおく負値と正値の間の範囲をとることができる。WTRU 101によって受信されるさらなるパラメータは、PRACHバーストタイプIE(例えば、通常、拡張、または反復バーストタイプ)、および使用中のターボ符号(turbo code)を識別するためのチャネル符号化パラメータIEを含む。TDDの場合、WTRU101は、PRACHフレーム構造タイプIE、および例えば通常または拡張バーストタイプを表すPRACHバーストタイプIEを受信することができる。
【0042】
【表17】

【0043】
表10に示されるように、WTRU101は、専用RACHシグネチャのためのグループG1、連続もしくはビットマップ非専用(consecutive or bit−mapped non−dedicated)RACHシグネチャのためのグループG2、またはスモールメッセージ連続もしくはビットマップ非専用(small message consecutive or bit−mapped non−dedicated)RACHシグネチャのためのグループG3に従って定義された、1組のRACHパラメータを受信することができる。各RACHチャネルは一般に、その生成/導出が3GPP規格で規定された、巡回Z−C符号(cyclical Z−C code)の64個のランダムアクセスシグネチャを有する。システム情報の場合、シグネチャは、そのインデックス(0,...,63)によって識別することができる。
【0044】
シグネチャインデックスの観点からシグネチャがすべて連続的であるランダムアクセスシグネチャグループの場合、ランダムアクセスシグネチャグループは、[開始インデックスa,範囲]によって定義することができる。その場合、シグネチャは連続的であるので、WTRU 101は、定義されたグループ内のシグネチャを知っており、それらを選択する。例えば、WTRU 101は、利用可能専用シグネチャG1 IE、値8を有するシグネチャの数IE、および値8を有する開始シグネチャインデックスIEを受信し、その場合、WTRU101は、RACHシグネチャグループが[8−15]であることを導出することができる。
【0045】
しかし、グループ内のランダムアクセスシグネチャが連続的でない場合、上で説明されたシグネチャインデックスマッピングIEは、シグネチャマップIEとして表10に示される、代替的なビットマップシグネチャインデックスによって置き換えられる。ビットマップシグネチャマッピングの場合、WTRU101は、事前定義されたシグネチャマップに従ってランダムアクセスシグネチャグループ内の1組の利用可能なシグネチャを表すビット列を受信する。シグネチャマップIEは、64ビットを有する、または最初の開始インデックスaおよび範囲内の後続するビットマップを有するビットマップを使用する。
【0046】
【表18】

【0047】
【表19】

【0048】
【表20】

【0049】
上で言及されたSIB以外では、LTEネットワークは、別のRAT(3GPPまたは非3GPP)からLTEへのハンドオーバ中にLTEシステムに入るときに、WTRU101が読み取って使用することができる、いくつかの構成パラメータを伝送できる、SIB16メッセージも送信することができる。代替として、LTEシステムは、LTEから他のRAT(3GPPまたは非3GPP)へのハンドオーバ中に非3GPP RATに適用可能なパラメータを伝送する、SIB16メッセージまたは他の何らかの類似した専用RRCメッセージを送信することができる。そのようなメッセージは、ハンドオーバ手順の直前に、LTEシステムにおそらく伝送することができる。このSIB16は、言及されたDRXパラメータのいくつかのようなパラメータ、いくつかのRACHおよび再選択パラメータ、ならびにWTRU101にシステムについての何らかの知識を与えることができる他の任意の物理層パラメータの組合せを含むことができる
実施形態
1.無線送受信ユニット(WTRU)によって実施されるシステムレベル情報を処理する方法であって、
WTRUの間欠受信(DRX)動作モードのための情報要素(IE)として定義される複数のパラメータとしてシステムレベル情報を受信するステップと、
DRX動作を自律的に実行するために受信パラメータを処理するステップと
を含む方法。
【0050】
2.DRX暗黙モード情報を有するIEを受信するステップをさらに含む実施形態1に記載の方法。
【0051】
3.DRX明示モード情報を有するIEを受信するステップをさらに含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0052】
4.ドメインシステムIEを受信するステップをさらに含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0053】
5.DRXプロファイル識別子IEを受信するステップをさらに含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0054】
6.コアネットワーク(CN)サイクル期間長IEを受信するステップをさらに含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0055】
7.DRXサイクル時間IEを受信するステップをさらに含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0056】
8.DRXサイクル長IEを受信するステップをさらに含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0057】
9.アクティブデューティサイクル長IEを受信するステップをさらに含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0058】
10.アクティブデューティ期間のためのDRXサイクル位置IEを受信するステップをさらに含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0059】
11.DRXアクティブ期間の開始のためのサブフレーム番号IEを受信するステップをさらに含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0060】
12.DRXプロファイルID IEを受信するステップをさらに含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0061】
13.DRX情報は、暗黙的DRX遷移ライフスパンを含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0062】
14.DRX情報は、コアネットワークDRXプロファイルIDを含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0063】
15.DRX情報は、トリガアップ機構を含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0064】
16.DRX情報は、トリガダウン機構を含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0065】
17.DRX情報は、サブフレームによって測定されるDRXサイクル長およびアクティブデューティサイクル長を含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0066】
18.システム情報ブロック内のIEを受信するステップをさらに含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0067】
19.SIBは、パケット交換ドメイン固有のアクセス制限パラメータを含む先行する実施形態のいずれかに記載の方法。
【0068】
20.無線送受信ユニット(WTRU)によって実施されるシステムレベル情報を処理する方法であって、
WTRUのセル選択動作モードのための情報要素(IE)として定義される複数のパラメータとしてシステムレベル情報を受信するステップと、
セル選択動作を自律的に実行するために受信パラメータを処理するステップと、
を備える方法。
【0069】
21.IEは、セル選択品質測定を含む実施形態20に記載の方法。
【0070】
22.IEは、RAT識別情報を含む実施形態20〜21のいずれかに記載の方法。
【0071】
23.IEは、WTRUがセル測定を開始する閾値としての最小受信信号電力についての情報を含む実施形態20〜22のいずれかに記載の方法。
【0072】
24.IEは、セル測定を実行するためのバイアス値情報を含む実施形態20〜23のいずれかに記載の方法。
【0073】
25.バイアス値情報は、セル負荷に基づく実施形態20〜24のいずれかに記載の方法。
【0074】
26.IEは、アイドルモードにおいてWTRUが2つの連続測定の間に維持する時間値パラメータを含む実施形態20〜25のいずれかに記載の方法。
【0075】
27.IEは、好ましいRAT選択についての優先順位情報を含む実施形態20〜26のいずれかに記載の方法。
【0076】
28.無線送受信ユニット(WTRU)によって実施されるシステムレベル情報を処理する方法であって、
WTRUの物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)動作モードのための情報要素(IE)として定義される複数のパラメータとしてシステムレベル情報を受信するステップと、
PRACH動作を自律的に実行するために受信パラメータを処理するステップと
を備える方法。
【0077】
29.IEは、PRACHシステム情報を含む実施形態28に記載の方法。
【0078】
30.PRACHシステム情報は、WTRUに送信される多数の応答がその間にわたって非専用シグネチャによって受信されるRACH応答ウィンドウ値を含む実施形態28〜29に記載の方法。
【0079】
31.PRACHシステム情報は、PDCCH情報およびRA−RNTI情報を含む実施形態28〜30に記載の方法。
【0080】
32.PRACHシステム情報は、PRACH周波数位置情報、PRACHバーストタイプ情報、およびチャネル符号化パラメータのうちの少なくとも1つを含む実施形態28〜31に記載の方法。
【0081】
33.PRACHシステム情報は、PRACHバーストタイプパラメータおよびPRACHフレーム構造パラメータのうちの少なくとも一方を含む実施形態28〜32に記載の方法。
【0082】
34.IEは、RACH非専用プリアンブルおよびシグネチャ情報を含む実施形態28〜33に記載の方法。
【0083】
35.RACH非専用プリアンブルおよびシグネチャ情報は、以下のパラメータ、すなわち、シグネチャの数、開始シグネチャインデックス、シグネチャマップのうちの少なくとも1つを含む実施形態28〜34に記載の方法。
【0084】
36.IEは、RACH専用プリアンブルおよびシグネチャ情報を含む実施形態28〜35に記載の方法。
【0085】
37.RACH専用プリアンブルおよびシグネチャ情報は、以下のパラメータ、すなわち、シグネチャの数、開始シグネチャインデックスのうちの少なくとも一方を含む実施形態28〜36に記載の方法。
【0086】
38.RA−RNTI情報は、以下のパラメータ、すなわち、RA−RNTI符号、バースト開始サブフレーム番号、および次バースト間隔のうちの少なくとも1つを含む実施形態31に記載の方法。
【0087】
39.PDCCH情報は、以下のパラメータ、すなわち、PDCCHフォーマットおよびPDCCHスクランブリング符号のうちの少なくとも一方を含む実施形態31に記載の方法。
【0088】
40.無線送受信ユニット(WTRU)であって、
WTRUの間欠受信(DRX)動作モードのための情報要素(IE)として定義される複数のパラメータとしてシステムレベル情報を受信するように構成され、DRX動作を自律的に実行するために受信パラメータを処理するようにさらに構成されるプロセッサ
を備えたWTRU。
【0089】
41.無線送受信ユニット(WTRU)であって、
WTRUのセル選択動作モードのための情報要素(IE)として定義される複数のパラメータとしてシステムレベル情報を受信するように構成され、セル選択動作を自律的に実行するために受信パラメータを処理するようにさらに構成されるプロセッサ
を備えたWTRU。
【0090】
42.無線送受信ユニット(WTRU)であって、
WTRUのPRACH動作モードのための情報要素(IE)として定義される複数のパラメータとしてシステムレベル情報を受信するように構成され、PRACH動作を自律的に実行するために受信パラメータを処理するようにさらに構成されるプロセッサ
を備えたWTRU。
【0091】
上では特徴および構成要素が特定の組合せで説明されたが、各特徴または構成要素は、他の特徴および構成要素を伴わずに単独で使用することができ、または他の特徴および構成要素を伴うもしくは伴わない様々な組合せで使用することができる。本明細書で提供された方法またはフローチャートは、汎用コンピュータまたはプロセッサによって実行される、コンピュータ読取り可能記憶媒体に含まれるコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実施することができる。コンピュータ読取り可能記憶媒体の例は、ROM(リードオンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよび着脱可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD−ROMディスクおよびDVD(デジタル多用途ディスク)などの光媒体を含む。
【0092】
適切なプロセッサは、例を挙げれば、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)回路、他の任意のタイプのIC(集積回路)、ならびに/または状態機械を含む。
【0093】
ソフトウェアと連携するプロセッサは、無線送受信ユニット(WTRU)、ユーザ機器(UE)、端末、基地局、無線ネットワークコントローラ(RNC)、または任意のホストコンピュータにおいて使用される無線周波数トランシーバを実施するために使用することができる。WTRUは、カメラ、ビデオカメラモジュール、ビデオフォン、スピーカフォン、バイブレーションデバイス、スピーカ、マイクロフォン、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、キーボード、Bluetooth(登録商標)モジュール、FM(周波数変調)ラジオユニット、LCD(液晶表示)ディスプレイユニット、OLED(有機発光ダイオード)ディスプレイユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、および/または任意の無線LANもしくはUWB(超広帯域)モジュールなど、ハードウェアおよび/またはソフトウェアで実施されるモジュールと併せて使用することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線送受信ユニット(WTRU)によって実施されるシステムレベル情報を処理する方法であって、
前記WTRUの間欠受信(DRX)動作モードのための情報要素(IE)として定義された複数のパラメータとして、前記システムレベル情報を受信するステップと、
前記受信パラメータを処理して、DRX動作を自律的に実行するステップと
を備えることを特徴とする方法。
【請求項2】
DRX暗黙モード情報を有するIEを受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
DRX明示モード情報を有するIEを受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
ドメインシステムIEを受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
DRXプロファイル識別子IEを受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
コアネットワーク(CN)サイクル期間長IEを受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
DRXサイクル時間IEを受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
DRXサイクル長IEを受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
アクティブデューティサイクル長IEを受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
アクティブデューティ期間のためのDRXサイクル位置IEを受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項11】
DRXアクティブ期間の開始のためのサブフレーム番号IEを受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項12】
DRXプロファイルID IEを受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記DRX情報は、暗黙的DRX遷移ライフスパンを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記DRX情報は、コアネットワークDRXプロファイルIDを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記DRX情報は、トリガアップ機構を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記DRX情報は、トリガダウン機構を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記DRX情報は、サブフレームによって測定されるDRXサイクル長およびアクティブデューティサイクル長を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項18】
システム情報ブロック内のIEを受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記SIBは、パケット交換ドメイン固有のアクセス制限パラメータを含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
【請求項20】
無線送受信ユニット(WTRU)によって実施されるシステムレベル情報を処理する方法であって、
前記WTRUのセル選択動作モードのための情報要素(IE)として定義される複数のパラメータとして前記システムレベル情報を受信するステップと、
セル選択動作を自律的に実行するために前記受信パラメータを処理するステップと
を備えることを特徴とする方法。
【請求項21】
前記IEは、セル選択品質測定を含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記IEは、RAT識別情報を含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記IEは、前記WTRUがセル測定を開始する閾値としての最小受信信号電力についての情報を含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
【請求項24】
前記IEは、セル測定を実行するためのバイアス値情報を含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
【請求項25】
前記バイアス値情報は、セル負荷に基づくことを特徴とする請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記IEは、アイドルモードにおいて前記WTRUが2つの連続測定の間に維持する時間値パラメータを含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
【請求項27】
前記IEは、好ましいRAT選択についての優先順位情報を含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
【請求項28】
無線送受信ユニット(WTRU)によって実施されるシステムレベル情報を処理する方法であって、
前記WTRUの物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)動作モードのための情報要素(IE)として定義される複数のパラメータとして前記システムレベル情報を受信するステップと、
PRACH動作を自律的に実行するために前記受信パラメータを処理するステップと
を備えることを特徴とする方法。
【請求項29】
前記IEは、PRACHシステム情報を含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記PRACHシステム情報は、前記WTRUに送信される多数の応答がその間にわたって非専用シグネチャによって受信されるRACH応答ウィンドウ値を含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記PRACHシステム情報は、PDCCH情報およびRA−RNTI情報を含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
【請求項32】
前記PRACHシステム情報は、PRACH周波数位置情報、PRACHバーストタイプ情報、およびチャネル符号化パラメータのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
【請求項33】
前記PRACHシステム情報は、PRACHバーストタイプパラメータおよびPRACHフレーム構造パラメータのうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
【請求項34】
前記IEは、RACH非専用プリアンブルおよびシグネチャ情報を含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項35】
前記RACH非専用プリアンブルおよびシグネチャ情報は、以下のパラメータ、すなわち、シグネチャの数、開始シグネチャインデックス、シグネチャマップのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記IEは、RACH専用プリアンブルおよびシグネチャ情報を含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項37】
前記RACH専用プリアンブルおよびシグネチャ情報は、以下のパラメータ、すなわち、シグネチャの数、開始シグネチャインデックスのうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項34に記載の方法。
【請求項38】
RA−RNTI情報は、以下のパラメータ、すなわち、RA−RNTI符号、バースト開始サブフレーム番号、および次バースト間隔のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項31に記載の方法。
【請求項39】
前記PDCCH情報は、以下のパラメータ、すなわち、PDCCHフォーマットおよびPDCCHスクランブリング符号のうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項31に記載の方法。
【請求項40】
無線送受信ユニット(WTRU)であって、
前記WTRUの間欠受信(DRX)動作モードのための情報要素(IE)として定義される複数のパラメータとしてシステムレベル情報を受信するように構成され、DRX動作を自律的に実行するために前記受信パラメータを処理するようにさらに構成されるプロセッサ
を備えたことを特徴とするWTRU。
【請求項41】
無線送受信ユニット(WTRU)であって、
前記WTRUのセル選択動作モードのための情報要素(IE)として定義される複数のパラメータとしてシステムレベル情報を受信するように構成され、セル選択動作を自律的に実行するために前記受信パラメータを処理するようにさらに構成されるプロセッサ
を備えたことを特徴とするWTRU。
【請求項42】
無線送受信ユニット(WTRU)であって、
前記WTRUのPRACH動作モードのための情報要素(IE)として定義される複数のパラメータとしてシステムレベル情報を受信するように構成され、PRACH動作を自律的に実行するために前記受信パラメータを処理するようにさらに構成されるプロセッサ
を備えたことを特徴とするWTRU。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2010−536256(P2010−536256A)
【公表日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−520248(P2010−520248)
【出願日】平成20年8月4日(2008.8.4)
【国際出願番号】PCT/US2008/072129
【国際公開番号】WO2009/020926
【国際公開日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.GSM
【出願人】(510030995)インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド (229)
【Fターム(参考)】