説明

防水コネクタ

【課題】シール性を確保した上で、端子金具の挿入作業性を向上させる。
【解決手段】端子金具70が一括ゴム栓30の電線挿入孔33を通過した後、電線挿入孔33内に電線90が挿入され、電線挿入孔33の内周面が電線90の外周面に密着することにより、電線90周りのシールがとられる。一括ゴム栓30は、電線90の挿入方向に相互の電線挿入孔33を連通させつつ複数並んで配置されている。互いに隣接する一括ゴム栓30の両対向面間には、電線挿入孔33に連通する空間部35が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、防水コネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の防水コネクタが特許文献1に開示されている。これは、端子金具を挿入可能な複数のキャビティを有するコネクタハウジングと、コネクタハウジングの後端部に取り付けられる1つの一括ゴム栓とを備えている。端子金具は電線の端末部に接続されている。一括ゴム栓には、各キャビティと連通する位置に、複数の電線挿入孔が貫通して形成されている。端子金具は電線挿入孔からキャビティ内に挿入され、端子金具がキャビティ内に正規挿入された状態では、電線挿入孔の内周面に電線の外周面が弾性的に密着し、これによって電線周りのシールがとられるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−166045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来の防水コネクタにおいて、電線挿入孔の孔径を小さくすると、電線挿入孔の内周面が電線の外周面に緊密に密着して、高いシール性を確保することが可能となる。しかるにこの場合、電線挿入孔に端子金具を挿入する際の挿入抵抗が大きくなり、作業性が悪いという問題がある。一方、例えば、一括ゴム栓の前後方向(電線の挿入方向)の厚み寸法を小さくすると、電線挿入孔に対する端子金具の挿入量が減少して、挿入抵抗を小さくできるものの、シール領域が減少するため、シール性の低下を招くおそれがある。
【0005】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、所定のシール性を確保した上で、端子金具の挿入作業性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、電線の端末部に接続される複数の端子金具と、前記各端子金具が挿入される複数のキャビティを有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに取り付けられ、前記各キャビティと連通する複数の電線挿入孔を有する一括ゴム栓とを備え、前記端子金具が前記電線挿入孔を通過した後、前記電線挿入孔内に電線が挿入され、前記電線挿入孔の内周面が前記電線の外周面に密着することにより、前記電線周りのシールがとられる防水コネクタであって、複数の同一又は異なる前記一括ゴム栓が、前記電線の挿入方向に相互の前記電線挿入孔を連通させつつ並んで配置されているところに特徴を有する。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、互いに隣接する前記一括ゴム栓の両対向面間には、それぞれの前記電線挿入孔に連通する空間部が形成されているところに特徴を有する。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記一括ゴム栓が、前記電線の挿入方向の厚み寸法を同一とする複数で構成されているところに特徴を有する。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のものにおいて、前記一括ゴム栓が、前記電線挿入孔の孔径を同一とする複数で構成されているところに特徴を有する。
【発明の効果】
【0010】
<請求項1の発明>
複数の同一又は異なる一括ゴム栓が電線の挿入方向に相互の電線挿入孔を連通させつつ並んで配置されているから、電線挿入孔への挿入時に端子金具にかかる挿入抵抗がそれぞれの一括ゴム栓毎に分散される。その結果、端子金具の挿入抵抗が一気に上昇するのが回避され、挿入作業性が良好となる。また、複数の一括ゴム栓によって所定のシール性が確保される。
【0011】
<請求項2の発明>
互いに隣接する一括ゴム栓の両対向面間には、それぞれの電線挿入孔に連通する空間部が形成されているから、端子金具の挿入抵抗がより小さく抑えられる。
【0012】
<請求項3の発明>
一括ゴム栓が電線挿入方向の厚みを同一とする複数で構成されているため、端子金具の挿入抵抗がそれぞれの一括ゴム栓毎にほぼ均等に分散され、挿入抵抗が急上昇するのがより効果的に回避される。
【0013】
<請求項4の発明>
一括ゴム栓が電線挿入孔の孔径を同一とする複数で構成されているため、端子金具の挿入抵抗がそれぞれの一括ゴム栓毎にほぼ均等に分散され、挿入抵抗が急上昇するのがより効果的に回避される。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施形態1に係る防水コネクタにおいて、端子金具が挿入される前の状態をあらわす断面図である。
【図2】第1ゴム栓の電線挿入孔内に端子金具の先端部が挿入された状態をあらわす断面図である。
【図3】第2ゴム栓の電線挿入孔内に端子金具の先端部が挿入された状態をあらわす断面図である。
【図4】コネクタハウジングのキャビティ内に端子金具が挿入された状態をあらわす断面図である。
【図5】ゴム栓の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。実施形態1に係る防水コネクタは、コネクタハウジング10と、コネクタハウジング10に取り付けられる一括ゴム栓30と、一括ゴム栓30の抜け止めをなすゴム栓押さえ50と、コネクタハウジング10に収容される複数の端子金具70とを備えている。
【0016】
端子金具70は導電性の金属板を曲げ加工等して一体に成形され、図1に示すように、前後方向に細長い筒状の本体部71と、本体部71の後方に連なるオープンバレル状のバレル部72とからなる。バレル部72には、電線90の端末部が圧着により接続されている。本体部71内には、コネクタハウジング10が図示しない相手コネクタハウジングと嵌合されたときに、相手コネクタハウジングに収容された図示しない相手端子金具の雄タブが挿入されて接続される。そして、本体部71には、後述するランス13に係止される被係止部73が形成されている。
【0017】
コネクタハウジング10は合成樹脂製であって、全体として角ブロック状のハウジング本体11を有している。ハウジング本体11内には、図1に示すように、複数のキャビティ12が前後方向に延出して形成されている。実施形態1の場合、各キャビティ12は、幅方向に3列でかつ高さ方向(図示上下方向)に2段に分かれて配置されている。そして、各キャビティ12内には、後方から端子金具70が挿入される。
【0018】
ハウジング本体11における上段のキャビティ12の上面及び下段のキャビティ12の下面には、撓み可能なランス13が前方に突出して形成されている。各キャビティ12内に端子金具70が正規挿入されると、ランス13が被係止部73を弾性的に係止し、これによって端子金具70がキャビティ12内に一次的に抜け止めされる。実施形態1の場合、各端子金具70は、上下で背合わせ状に配置される。
【0019】
また、ハウジング本体11における上下の各キャビティ12間には、リテーナ80の装着孔14が開口して形成されている。リテーナ80は、装着孔14に差し込まれて幅方向に移動可能とされ、装着孔14に正規深さで挿入されることにより、各端子金具70の本体部71に後方から係止可能に配置される。これにより、各端子金具70がキャビティ12内に二次的に抜け止めされる。
【0020】
また、ハウジング本体11の後端面には、一括ゴム栓30が嵌合状態で収容される収容凹部15が形成されている。ハウジング本体11の後端部は、その前方部分より一周り大きくされ、その内側に、収容凹部15が後面に開口して形成されている。収容凹部15は、ほぼ垂直に切り立って各キャビティ12の後端が臨む奥端面16と、奥端面16の外周縁と直交し、ハウジング本体11の後端部の内側に配置される内周面17とによって区画されている。
【0021】
一括ゴム栓30は、互いに分離された複数で構成され、具体的には、収容凹部15に収容された状態で、前方に配置される前方ゴム栓30Aと、後方に配置される後方ゴム栓30Bとからなる。前方ゴム栓30Aと後方ゴム栓30Bとは互いに同形同大とされ、それぞれ区別されることなく使用可能とされている。
【0022】
前方ゴム栓30Aはシリコンゴム等のゴム製であって、図1及び図5に示すように、扁平マット状のゴム栓本体31を有している。ゴム栓本体31の外周面の前後方向中央部には、1条の外周リップ32が周方向に形成されている。前方ゴム栓30Aが収容凹部15に収容された状態では、外周リップ32が収容凹部15の内周面17に圧縮状態で弾性的に密着するようになっている。ゴム栓本体31内には、複数の電線挿入孔33が前後方向に貫通して形成されている。各電線挿入孔33は、幅方向に3列でかつ上下方向に2段に分かれて配置され、前方ゴム栓30Aが収容凹部15に収容された状態で、各キャビティ12と前後方向に同軸で連通するようになっている。各電線挿入孔33の内周面には、2条の内周リップ34が周方向に形成されている。前後方向について前後の内周リップ34間に外周リップ32が位置している。そして、各電線挿入孔33内に電線90が挿入されると、各内周リップ34が電線90の外周面に圧縮状態で弾性的に密着するようになっている。
【0023】
前方ゴム栓30Aの前後両面における各電線挿入孔33の開口縁部には、前後一対の空間部35が開口して形成されている。前後の空間部35は、互いに同形同大とされ、前方ゴム栓30Aの前後両端から内周リップ34の基端にかけて同径で短く延びる断面円形の周面によって区画されている。空間部35の内径は両内周リップ34間の谷部の内径より大きくされ、空間部35内には充分なクリアランスが確保されている。なお、前方ゴム栓30Aは、前後方向の中央を境として前後対称な形状とされている。
【0024】
上述したように、後方ゴム栓30Bの構造は、前方ゴム栓30Aの構造と同様とされる。このため、図1ないし図4では、後方ゴム栓30Bと前方ゴム栓30Aとの共通構造部位に同一の符号を付してある。
また、前方ゴム栓30Aは収容凹部15の前半部に収容され、後方ゴム栓30Bは収容凹部15の後半部に収容されている。前方ゴム栓30A及び後方ゴム栓30Bのそれぞれの前後厚みを加算した値は、収容凹部15の深さ寸法(ハウジング本体11の後面から収容凹部15の奥端面16までの前後方向の距離)とほぼ同じとされている。
【0025】
ゴム栓押さえ50は合成樹脂製であって、ハウジング本体11の後端部に外嵌されるキャップ状の形態とされている。ゴム栓押さえ50には、図1に示すように、ハウジング本体11の後面及び後方ゴム栓30Bの後面に当接可能な平板状の押さえ本体51が形成されている。押さえ本体51の前後厚みは、前方ゴム栓30A(後方ゴム栓30Bも同じ)の前後厚みとほぼ同じとされている。そして、押さえ本体51内には、後方ゴム栓30Bの各電線挿入孔33と連通する位置に、複数の電線遊挿孔52が前後方向に貫通して形成されている。各電線遊挿孔52内には、端子金具70が遊嵌状態で通過した後、電線90が遊嵌状態で挿入されるようになっている。
【0026】
実施形態1に係る防水コネクタの構造は上述の通りであり、続いて、組み付け手順等について説明する。ハウジング本体11の収容凹部15には後方から前方ゴム栓30A及び後方ゴム栓30Bが順次挿入される。次いで、ハウジング本体11の後端部にはゴム栓押さえ50が取り付けられる。これにより、図1に示すように、前方ゴム栓30A及び後方ゴム栓30Bが互いに前後に重ね合わされた状態で収容凹部15内に抜け止め保持される。また、各キャビティ12、前方ゴム栓30Aの各電線挿入孔33、後方ゴム栓30Bの各電線挿入孔33、及びゴム栓押さえ50の各電線遊挿孔52が前後に同軸で連通して配置される。さらに、前方ゴム栓30Aの後面と後方ゴム栓30Bの後面とが互いに当接するとともに、前方ゴム栓30Aの電線挿入孔33と後方ゴム栓30Bの電線挿入孔33との間に、前方ゴム栓30Aの後方の空間部35と後方ゴム栓30Bの前方の空間部35とが互いに整合状態で連通し円筒状の空間となる。
【0027】
続いて、コネクタハウジング10のハウジング本体11の各キャビティ12内には後方から電線90付きの端子金具70が挿入される。各端子金具70は、ゴム栓押さえ50の電線遊挿孔52から後方ゴム栓30Bの電線挿入孔33及び前方ゴム栓30Aの電線挿入孔33を順次経て対応するキャビティ12内に挿入される。
【0028】
図2に示すように、端子金具70が後方ゴム栓30Bの電線挿入孔33内に挿入されると、端子金具70の本体部71が内周リップ34を圧縮しつつ電線挿入孔33の内周面を摺動し、電線挿入孔33の内周面と端子金具70との間に挿入抵抗(摺動抵抗)が発生する。このとき、本体部71によって傾倒された後方ゴム栓30Bの内周リップ34は空間部35内に進入し、前方ゴム栓30Aの内周リップ34が後方ゴム栓30Bの内周リップ34に当接するのが回避される。そして、後方ゴム栓30Bの電線挿入孔33内に本体部71の先端部が挿入される間、前方ゴム栓30Aの電線挿入孔33の内周面は実質的に変形されることはなく、ほぼ自然状態に保たれる。つまり、このときの挿入抵抗は、後方ゴム栓30Bの前後厚み(電線挿入孔33の前後長)に依存し、前方ゴム栓30Aと後方ゴム栓30Bとが前後で一体に連結されてなる一括ゴム栓の前後厚みには依存しない。したがって、端子金具70の本体部71が後方ゴム栓30Bに挿入されたときに、挿入抵抗が急激に上昇することはない。
【0029】
さらに、図3に示すように、端子金具70の本体部71は後方ゴム栓30Bの電線挿入孔33から前方ゴム栓30Aの電線挿入孔33に移行する。端子金具70が前方ゴム栓30Aと後方ゴム栓30Bとの間における空間部35を通過するとき、空間部35の内周面には端子金具70が接触しないため、ここで挿入抵抗が上昇するのが阻止される。また、端子金具70の本体部71が前方ゴム栓30Aの電線挿入孔33内に挿入されると、前方ゴム栓30Aの前後厚みに依存する挿入抵抗が発生するものの、これは後方ゴム栓30Bの前後厚みに依存する挿入抵抗とは別個に発生するため、全体の挿入抵抗が格別に大きくなることはない。
【0030】
その後、図4に示すように、端子金具70がキャビティ12内に正規挿入されると、本体部71の被係止部73にランス13が弾性的に係止され、端子金具70がキャビティ12内に抜け止めされる。さらに、リテーナ80がハウジング本体11の装着孔14に正規深さで挿入されることにより、端子金具70がキャビティ12内に確実に抜け止め保持される。このとき、一括ゴム栓30の電線挿入孔33内には電線90が挿入され、前方ゴム栓30Aの内周リップ34と後方ゴム栓30Bの内周リップ34とが電線90の外周面に前後に分かれて密着する。したがって、前方ゴム栓30Aと後方ゴム栓30Bの双方の前後厚みに相当するシール領域が確保される。
【0031】
以上説明したように、本実施形態によれば、一括ゴム栓30が前後方向(電線90の挿入方向)に相互の電線挿入孔33を連通させつつ並んで配置される前方ゴム栓30A及び後方ゴム栓30Bによって構成されるから、電線挿入孔33への挿入時に端子金具70にかかる挿入抵抗が前方ゴム栓30A及び後方ゴム栓30Bのそれぞれに分散される。その結果、端子金具70の挿入抵抗が一気に上昇するのが回避され、電線挿入孔33内に端子金具70を挿入する際の作業性が良好となる。また、前方ゴム栓30A及び後方ゴム栓30Bの双方のシール領域によって所定のシール性が確保される。
【0032】
また、前方ゴム栓30Aの後面と後方ゴム栓30Bの前面との間(互いに隣接する一括ゴム栓30の両対向面間)には、それぞれの電線挿入孔33に連通する空間部35が形成されているから、端子金具70の挿入抵抗がより小さく抑えられる。
【0033】
また、前方ゴム栓30Aと後方ゴム栓30Bの双方の前後厚みが同一とされているため、端子金具70の挿入抵抗が前方ゴム栓30Aと後方ゴム栓30Bのそれぞれにほぼ均等に分散され、挿入抵抗が急上昇するのがより効果的に回避される。しかも、前方ゴム栓30Aと後方ゴム栓30Bの双方の電線挿入孔33の孔径も同一とされているため、挿入抵抗が急上昇するのがよりいっそう効果的に回避される。
【0034】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)一括ゴム栓が電線の挿入方向に離れつつ複数並んで配置されるものであってもよい。
(2)一括ゴム栓が電線の挿入方向に3つ以上並んで配置されるものであってもよい。
(3)一括ゴム栓から空間部を省略することも可能である。
(4)端子金具は前方に雄タブを突成させた雄端子金具であってもよい。
(5)上記実施形態の場合、複数の一括ゴム栓は互いに同一のものであったが、本発明によれば、複数の一括ゴム栓は互いに異なるもの(材質の相違、孔径等の形状の相違を含む)であってもよい。
【符号の説明】
【0035】
10…コネクタハウジング
12…キャビティ
30…一括ゴム栓
30A…前方ゴム栓
30B…後方ゴム栓
33…電線挿入孔
35…空間部
50…ゴム栓押さえ
70…端子金具
90…電線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電線の端末部に接続される複数の端子金具と、前記各端子金具が挿入される複数のキャビティを有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに取り付けられ、前記各キャビティと連通する複数の電線挿入孔を有する一括ゴム栓とを備え、前記端子金具が前記電線挿入孔を通過した後、前記電線挿入孔内に電線が挿入され、前記電線挿入孔の内周面が前記電線の外周面に密着することにより、前記電線周りのシールがとられる防水コネクタであって、
複数の同一又は異なる前記一括ゴム栓が、前記電線の挿入方向に相互の前記電線挿入孔を連通させつつ並んで配置されていることを特徴とする防水コネクタ。
【請求項2】
互いに隣接する前記一括ゴム栓の両対向面間には、それぞれの前記電線挿入孔に連通する空間部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。
【請求項3】
前記一括ゴム栓が、前記電線の挿入方向の厚み寸法を同一とする複数で構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の防水コネクタ。
【請求項4】
前記一括ゴム栓が、前記電線挿入孔の孔径を同一とする複数で構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の防水コネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−54899(P2013−54899A)
【公開日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−192178(P2011−192178)
【出願日】平成23年9月3日(2011.9.3)
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)
【Fターム(参考)】