説明

降雨減衰判定装置及びそれを用いた降雨観測システム並びに降雨減衰判定方法

【課題】 降雨データ取得不能領域を降雨減衰によるものであるか判定する簡易で計算負荷の小さい降雨減衰判定装置及びそれを用いた降雨観測システム並びに降雨減衰判定方法を提供する。
【解決手段】 取得した観測データから減衰係数及び片道経路積算減衰量を計算する減衰演算手段311と、大気減衰等から最小受信感度を計算する最小受信感度演算手段312と、あらかじめ設定した検知限界降雨強度から検知限界反射強度を計算する検知限界演算手段313と、減衰演算手段311、最小受信感度演算手段312及び検知限界演算手段313で求めた値を比較した結果から検知不能領域を推定する検知不能領域推定手段314と、を備えたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、偏波レーダーによる降雨観測時等における簡易な降雨減衰判定装置及びそれを用いた降雨観測システム並びに降雨減衰判定方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、偏波レーダーにより、電波をアンテナから大気中へ射出し、射出された電波が雨に当たってアンテナに帰ってくることで、電波の強さを測定し、降雨位置、降雨強度及び降雨量を推定している降雨観測装置があった。
【0003】
また、マルチパラメータレーダーにより得られる比偏波間位相差、反射因子差、反射因子 に基づき降雨強度の推定式、雨水量の推定式を用い、地上付近の気温 、観測仰角、標準大気の気温減率よりレンジ方向の温度プロファイルを計算し、温度依存性と仰角依存性を考慮した推定式の係数とべき指数を用いて降雨強度と雨水量の3次元分布を推定することで、降雨強度及び雨水量の3次元分布の推定精度を高めたものが開示されている(特許文献1)。
【特許文献1】特開2006−208195号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の技術では、偏波レーダーを用いることで、より正確な降雨強度推定ができるが、非常に強い降雨域の後面等の領域では、大きな降雨減衰が生じるため、降雨データが得られないことがあった。この場合、降雨データが取得できない領域について、他のレーダーにより判定をし、降雨データを得ていた。
【0005】
しかしながら、他のレーダーがカバーできない領域等に関して、降雨減衰によって降雨データの取得が不能となる領域と、無降水領域とを区別し、判定することができず、データ合成や数値モデルへのデータ同化の際に誤差を生じることがあった。
【0006】
本発明は、降雨データ取得不能領域を降雨減衰によるものであるか判定する簡易で計算負荷の小さい降雨減衰判定装置及びそれを用いた降雨観測システム並びに降雨減衰判定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の降雨減衰判定装置は、取得した観測データから減衰係数及び片道経路積算減衰量を計算する減衰演算手段と、大気減衰等から最小受信感度を計算する最小受信感度演算手段と、あらかじめ設定した検知限界降雨強度から検知限界反射強度を計算する検知限界演算手段と、前記減衰演算手段、前記最小受信感度演算手段及び前記検知限界演算手段で求めた値を比較した結果から検知不能領域を推定する検知不能領域推定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
また、前記検知不能領域推定手段は、前記減衰演算手段により計算した片道経路積算減衰量を2倍した値が、前記検知限界演算手段により計算した検知限界反射強度と前記最小受信感度演算手段により計算した最小受信感度との差より大きい場合、所定値以下の降雨強度の降雨が降雨減衰により検知できない検知不能領域であると判断することを特徴とする。
【0009】
さらに、本発明の降雨観測システムは、偏波レーダーの取得した観測データから降雨強度分布を推定する降雨強度分布推定手段と、前記降雨強度分布推定手段の観測結果と前記降雨減衰判定装置の観測結果とから降雨強度分布を降雨減衰による検知不能領域で補正した観測結果を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
さらに、本発明の降雨減衰判定方法は、観測データから比偏波間位相差を導出するステップと、前記比偏波間位相差から片道経路積算減衰量を計算するステップと、レーダー特有の定数及び大気減衰等から最小受信感度を計算するステップと、検知限界反射強度を計算するステップと、前記片道経路積算減衰量を2倍した値が、前記検知限界反射強度と前記最小受信感度との差より大きいか判断するステップと、前記片道経路積算減衰量を2倍した値が、前記検知限界反射強度と前記最小受信感度との差より大きいと判断した場合、所定値以下の降雨強度の降雨が降雨減衰により検知できない検知不能領域であると判断するステップと、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
このような降雨減衰判定装置及びそれを用いた降雨観測システム並びに降雨減衰判定方法により、降雨減衰によって降雨データの取得が不能となる領域と、無降水領域とを、簡易に区別し、判定することができるので、データ合成や数値モデルへのデータ同化の際に誤差を生じることがなく、計算負荷も小さくすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の実施の形態を図により説明する。図1は、本発明の実施形態の降雨観測システムの主要構成を示す図である。図中、1は降雨観測システム、2は偏波レーダー、3は演算部、30は降雨強度分布推定手段、31は降雨減衰判定装置、311は減衰演算手段、312は最小受信感度演算手段、313は検知限界演算手段、314は検知不能領域推定手段、4は出力手段である。
【0013】
本実施形態では、偏波レーダー2として、周波数9GHz(波長3cm)を用いたXバンドマルチパラメータレーダーを適用する。図2に示すように、偏波レーダー2は、水平と垂直の二種類の偏波の電波を使用する。これは、雨の強度により雨滴の形状が変化する原理を利用するからである。図3に示すように、雨滴は粒径が大きくなると球状から扁平な形状に変化する。偏波レーダー2は、この形状の変化を、水平と垂直の二種類の偏波の電波により観測することができる。なお、本実施形態ではXバンドマルチパラメータレーダーを適用したが、これに限らず、偏波レーダーであればよい。
【0014】
図4に示すように、まず、アンテナから水平と垂直の二種類の偏波の電波を送信する。これらの電波は、雨滴で反射し、アンテナに受信される。この受信された電波から観測データとして様々なパラメータが取得され、演算部3に出力される。
【0015】
演算部3は、降雨強度分布推定手段30と降雨減衰判定装置31とを有する。
【0016】
降雨強度分布推定手段30は、偏波レーダー2の取得した観測データから降雨強度分布を推定する。
【0017】
降雨減衰判定装置31は、偏波レーダー2の取得した観測データから減衰係数及び片道経路積算減衰量を計算する減衰演算手段311と、偏波レーダー2に依存する定数及び大気減衰から最小受信感度を計算する最小受信感度演算手段312と、あらかじめ設定した検知限界降雨強度から検知限界反射強度を計算する検知限界演算手段313と、減衰演算手段311、最小受信感度演算手段312及び検知限界演算手段313で求めた値を比較した結果から検知不能領域を推定する検知不能領域推定手段314と、を有する。
【0018】
そして、降雨強度分布推定手段30と降雨減衰判定装置31との推定結果から降雨減衰による降雨データ取得不能領域を判定し、その結果を考慮し補正した観測結果の表示データや数値データを出力手段4が出力する。
【0019】
図5は、具体的な降雨観測システムのフローチャートを示す。まず、ステップ1で、偏波レーダー2から観測データを取得する(ST1)。続いて、ステップ2で、観測データの偏波間位相差φDPから比偏波間位相差KDPを導出する(ST2)。偏波間位相差φDPは、図4に示したように、水平偏波と垂直偏波の位相差であり、比偏波間位相差KDPは、水平偏波と垂直偏波の単位距離当たりの位相差である。これらのパラメータ、偏波間位相差φDP及び比偏波間位相差KDPは、偏波レーダー2の制御計算部により求めてもよく、また演算部3により求めてもよい。
【0020】
次に、ステップ3で、降雨強度分布推定手段30により、降雨強度Rを推定する(ST3)。降雨強度Rは、例えば、特許文献1のように、比偏波間位相差KDPや雨から反射して帰ってくる電波の強さを表す反射因子ZHから求めることができる。例えば、本実施形態では、次の式(1)又は式(2)等から求めることができる。
R=cKDPd(r) ・・・(1)
R=eZf(r) ・・・(2)
次に、ステップ4〜ステップ9の降雨減衰判定装置31による降雨減衰判定方法を説明する。
【0021】
ステップ4で、減衰演算手段311により、減衰係数Aと片道経路積算減衰量PIAを計算する(ST4)。まず、減衰係数AHを次の式(3)から求める。
H=αKDPβ ・・・(3)
【0022】
ここで、α及びβを求める手法として、Self-consistent法(Bringi et al.2001, Park et al 2005a,b)及び簡易手法等がある。
【0023】
Self-consistent法は、
H=AH(r,α),β=1.0 ・・・(4)
と仮定し、(αmin,αmax)=(0.025,0.575)の範囲で、αを0.025間隔で動かし、偏波間位相差φDPの観測値と推定値の誤差が小さくなるように最適値αoptを反復して評価する。このαoptを用いてAH(r)を推定する。
【0024】
本実施形態で用いた簡易手法は、(α,β)=(0.293,1.101)とし、AH(r)を評価した。このα及びβは、雨滴形状としてAndsager et al.1999の関係式を採用した場合の数値である。
【0025】
片道経路積算減衰量PIAは、次の式(5)から求められる。
【数1】

【0026】
なお、図6に示す理論値による距離に対するグラフから片道経路積算減衰量PIAを求めてもよい。ここで、括弧内の数値は、降雨強度(mm/h)を表す。
【0027】
次に、ステップ5で、最小受信感度演算手段312により最小受信感度dBZ0(r)を計算する(ST5)。最小受信感度dBZ0(r)は、レーダー特有の定数C及び大気減衰Lから次の式(6)により計算する。
dBZ0(r)=C+20logr+2Lr ・・・(6)
【0028】
次に、ステップ6で、検知限界演算手段313により検知限界反射強度dBZCを計算する(ST6)。検知限界反射強度dBZCは、検知限界降雨強度RCから次の式(7)及び式(8)により計算する。
C=aRCb ・・・(7)
dBZC(r)=10logZC ・・・(8)
【0029】
なお、本実施形態では、dBZC(r)はディスドロメータで測定された多数の雨滴粒径分布から散乱計算によって独自に求めたZ−R関係(ZC=422RC1.22,Z≦35(Park et al 2005a,b))から推定した。
【0030】
また、図7に示す理論値による距離に対するグラフから最小受信感度dBZ0(r)及び検知限界反射強度dBZCを求めてもよい。ここで、()内の数値は、降雨強度(mm/h)を表す。
【0031】
次に、ステップ7で、片道経路積算減衰量PIAを2倍した値が、検知限界反射強度dBZCと最小受信感度dBZ0(r)との差より大きいか判断する(ST7)。
【0032】
すなわち、ステップ4において求めた片道経路積算減衰量PIAと、ステップ5において求めた最小受信感度dBZ0(r)と、ステップ6において求めた検知限界反射強度dBZCとを次の式(9)に代入し、比較する。
【0033】
2PIA(r)≧dBZC−dBZ0(r) ・・・(9)
ステップ7において、片道経路積算減衰量PIAを2倍した値が、検知限界反射強度dBZCと最小受信感度dBZ0(r)との差より大きい場合、ステップ8で、所定値RC以下の降雨強度の降雨が降雨減衰により検知できない検知不能領域と判断する(ST8)。
【0034】
また、ステップ7において、片道経路積算減衰量PIAを2倍した値が、検知限界反射強度dBZCと最小受信感度dBZ0(r)との差より小さい場合、ステップ9で、ステップ3において求めた推定降雨強度Rを採用する(ST9)。
【0035】
次に、ステップ10で、ステップ3、ステップ8及びステップ9において求めた推定降雨強度R及び降雨減衰による検知不能領域の結果を表示データや数値データとして出力する(ST10)。
【0036】
図8及び図9は、本実施形態による観測結果及び従来の観測結果を示す図である。
【0037】
図9は、従来の観測結果を示すもので、データのない領域は、降雨減衰による検知不能領域か、無降雨領域なのか判断することができなかった。これに対して、本実施形態による観測結果は、図8に示すように、降雨減衰による検知不能領域Aを表示することができるので、降雨減衰による検知不能領域か、無降雨領域なのか判断することができる。
【0038】
なお、本実施形態では、ステップ1〜10の順序で降雨観測システムのフローチャートを説明したが、実行する順序はこれに限らない。例えば、ステップ3はステップ2〜ステップ10の間であれば、いつ実行してもよい。また、ステップ4、ステップ5及びステップ6の順序もどの順序でもよい。特に、ステップ5及びステップ6は、ステップ1やステップ2の前にあらかじめ計算しておいてもよい。
【0039】
このように降雨減衰判定装置31は、取得した観測データから減衰係数及び片道経路積算減衰量を計算する減衰演算手段311と、大気減衰等から最小受信感度を計算する最小受信感度演算手段312と、あらかじめ設定した検知限界降雨強度から検知限界反射強度を計算する検知限界演算手段313と、減衰演算手段311、最小受信感度演算手段312及び検知限界演算手段313で求めた値を比較した結果から検知不能領域を推定する検知不能領域推定手段314と、を備えたので、降雨減衰によって降雨データの取得が不能となる領域を判定することができる。
【0040】
また、検知不能領域推定手段314は、減衰演算手段311により計算した片道経路積算減衰量を2倍した値が、検知限界演算手段313により計算した検知限界反射強度と最小受信感度演算手段312により計算した最小受信感度との差より大きい場合、所定値以下の降雨強度の降雨が降雨減衰により検知できない検知不能領域であると判断するので、降雨減衰によって降雨データの取得が不能となる領域を簡易に判定することができ、計算負荷も小さくすることができる。
【0041】
さらに、降雨観測システム1は、偏波レーダー2の取得した観測データから降雨強度分布を推定する降雨強度分布推定手段30と、降雨強度分布推定手段30の観測結果と降雨減衰判定装置31の観測結果とから降雨強度分布を降雨減衰による検知不能領域で補正した観測結果を出力する出力手段4とを備えるので、降雨減衰によって降雨データの取得が不能となる領域と、無降水領域とを、簡易に区別し、判定することができ、データ合成や数値モデルへのデータ同化の際に誤差を生じることがなく、計算負荷も小さくすることができる。
【0042】
さらに、降雨減衰判定方法は、観測データから比偏波間位相差を導出するステップ(ST2)と、比偏波間位相差から片道経路積算減衰量を計算するステップ(ST4)と、レーダー特有の定数及び大気減衰等から最小受信感度を計算するステップ(ST5)と、検知限界反射強度を計算するステップ(ST6)と、片道経路積算減衰量を2倍した値が、検知限界反射強度と前記最小受信感度との差より大きいか判断するステップ(ST7)と、片道経路積算減衰量を2倍した値が、検知限界反射強度と前記最小受信感度との差より大きいと判断した場合、所定値以下の降雨強度の領域は降雨減衰による検知不能領域であると判断するステップ(ST8)と、を有するので、降雨減衰によって降雨データの取得が不能となる領域を簡易に判定することができ、計算負荷も小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の実施形態の降雨観測システムの主要構成を示す図である。
【図2】水平偏波と垂直偏波を示す図である。
【図3】雨滴の形状変化を示す図である。
【図4】偏波レーダーによる電波の伝搬、散乱の概念図である。
【図5】本実施形態の降雨観測システムのフローチャートを示す図である。
【図6】距離に対する片道経路積算減衰量PIAを示すグラフである。
【図7】距離に対する検知限界反射強度dBZC及び最小受信感度dBZ0(r)を示すグラフである。
【図8】本実施形態の観測データを示す図である。
【図9】従来の観測データを示す図である。
【符号の説明】
【0044】
1…降雨観測システム、2…偏波レーダー、3…演算部、30…降雨強度分布推定手段、31…降雨減衰判定装置、311…減衰演算手段、312…最小受信感度演算手段、313…検知限界演算手段、314…検知不能領域推定手段、4…出力手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
取得した観測データから減衰係数及び片道経路積算減衰量を計算する減衰演算手段と、大気減衰等から最小受信感度を計算する最小受信感度演算手段と、あらかじめ設定した検知限界降雨強度から検知限界反射強度を計算する検知限界演算手段と、前記減衰演算手段、前記最小受信感度演算手段及び前記検知限界演算手段で求めた値を比較した結果から検知不能領域を推定する検知不能領域推定手段と、を備えたことを特徴とする降雨減衰判定装置。
【請求項2】
前記検知不能領域推定手段は、前記減衰演算手段により計算した片道経路積算減衰量を2倍した値が、前記検知限界演算手段により計算した検知限界反射強度と前記最小受信感度演算手段により計算した最小受信感度との差より大きい場合、所定値以下の降雨強度の降雨が降雨減衰により検知できない検知不能領域であると判断することを特徴とする請求項1に記載の降雨減衰判定装置。
【請求項3】
偏波レーダーの取得した観測データから降雨強度分布を推定する降雨強度分布推定手段と、前記降雨強度分布推定手段の観測結果と前記降雨減衰判定装置の観測結果とから降雨強度分布を降雨減衰による検知不能領域で補正した観測結果を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の降雨減衰判定装置を用いた降雨観測システム。
【請求項4】
観測データから比偏波間位相差を導出するステップと、前記比偏波間位相差から片道経路積算減衰量を計算するステップと、レーダー特有の定数及び大気減衰等から最小受信感度を計算するステップと、検知限界反射強度を計算するステップと、前記片道経路積算減衰量を2倍した値が、前記検知限界反射強度と前記最小受信感度との差より大きいか判断するステップと、前記片道経路積算減衰量を2倍した値が、前記検知限界反射強度と前記最小受信感度との差より大きいと判断した場合、所定値以下の降雨強度の降雨が降雨減衰により検知できない検知不能領域であると判断するステップと、を有することを特徴とする降雨減衰判定方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−98001(P2009−98001A)
【公開日】平成21年5月7日(2009.5.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−269957(P2007−269957)
【出願日】平成19年10月17日(2007.10.17)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り 研究集会:日本気象学会2007年度春季大会 主催者:日本気象学会 開催日:2007年5月16日(水)
【出願人】(501138231)独立行政法人防災科学技術研究所 (29)
【出願人】(507343741)
【Fターム(参考)】