説明

陳列/販売カートン

改良型の排出特徴部(46、56)を一端部に有するカートン(10)であって、この排出特徴部は、カートンの一体性を保つとともに、カートン内の容器(C)の陳列並びに改善されたアクセス及び販売を可能にする。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[発明の分野]
本発明は、包括的には、物品の収納及び搬送用のカートンに関し、特に、カートン内に収納されている物品又は容器を陳列及び販売するためのディスペンサを画定するために開口特徴部を組み込んだ板紙製カートンに関する。
【背景技術】
【0002】
[関連出願の相互参照]
本発明は、2003年10月15日に出願された米国仮特許出願第60/511,586号の優先権を主張する。
【0003】
[発明の背景]
段ボール、板紙、又は同様の材料からできているカートンは、飲料用缶及び他の食品等、種々のタイプの物品を収納及び搬送するために長年にわたって用いられてきた。例えば、瓶又は缶に入れられた清涼飲料及びビール等の飲料は、通常、板紙製又は段ボール製のカートン内に6パック、8パック、12パック、さらには24パックの構成で包装される。このようなカートンは、瓶又は缶等の容器を収納及び搬送するために用いられているだけでなく、さらに、内部に収容されている物品の排出を可能にするためにカートンの切り離しセクションを含む排出特徴部を備えるように開発されてきた。しかしながら、これらのディスペンサの中には、開封すると内部に収納されている複数の容器、特に瓶又は缶がカートンから転がり出る傾向があるという欠点を有するものがある。代替的に、多くの従来の排出カートンには、一度に取り出すことができる物品の数を制限するためにサイズ又は容積が限られていることが多い排出特徴部又は開口特徴部が設けられているが、これは、カートン内に収納されている容器又は他の物品を容易且つきれいに取り出すことを困難にし得る。さらに、小売業環境では、製品は、消費者が容易にアクセスする(access:手に取る)ことができるだけでなく目立つように陳列されることも重要であるが、従来、小売業者はカートンから容器又は物品を全て取り出して、陳列及び容易なアクセスのために棚に積んでいた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、実質的に一度に1つずつの物品の排出を可能にし、且つ従来技術における上記の問題や他の関連又は無関連の問題に対処する、飲料用缶及び他の同様な物品等、種々のタイプの物品のためのカートンが必要とされていることが分かる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
[発明の概要]
簡潔に述べると、本発明は、包括的には、カートン内に収納されている容器の収納、搬送、陳列、及び排出又は販売用の陳列/販売カートンに関する。カートンは通常、カートンブランクとして最初に形成される板紙、段ボール、又は他の同様の材料から形成される。カートンブランクは、包装機に供給されると、スリーブ状に折り畳まれ、その中に飲料用缶又は瓶、冷凍ビスケットのチューブ等、一連の物品又は容器が充填されるか、又はカートンブランクが物品の周りで折り畳まれるか若しくは物品に巻き付けられる。物品又は容器は通常、鉛直方向に積み重なったほぼ平行な段状に充填され、一般的にはカートン内に2〜3段以上の容器が積み重ねられる。その後、カートンの端部が折り閉じられて接着剤又は他の綴じ付け機構等によって固定され、密閉された陳列/販売カートンが形成される。
【0006】
例示的な一実施形態では、カートンブランクは、第1の折り目に沿って第1のサイドパネルに取り付けられるとともに第1のサイドパネルの向かい側に沿って第2の折り目によって第2のサイドパネルに取り付けられる、トップパネルを含む。サイドパネルはそれぞれ、第3の折り目及び第4の折り目に沿ってボトムパネル折り曲げ部に接続することができ、ボトムパネル折り曲げ部は、密閉カートンのボトムパネルを形成又は画定するように折り畳まれて互いに接着されるように設計される。代替的に、ボトムパネルを第3の折り目によってトップパネルの向かい側で第1のサイドパネルに取り付けることができ、取り付け折り曲げ部が第4の折り目によってトップパネルの向かい側の縁部に沿って第2のサイドパネルに取り付けられる。代替的に、第5の横方向の折り目及び第6の横方向の折り目が、ボトムパネル端部折り曲げ部、サイドパネル端部折り曲げ部、及びトップパネル端部折り曲げ部を画定するように、第1の縦方向の折り目〜第4の縦方向の折り目に垂直な方向にボトムパネル、サイドパネル、及びトップパネルに延びる。端部折り曲げ部は、製品及び容器を内部に充填するためにブランクをスリーブ状に折り畳んだ後でカートンの端部を密閉する重なり合い構成で互いに折り重ねられるようになっている。これらの閉鎖端部の一方はさらに、密閉カートンからの製品又は容器の取り出し又は排出のためにディスペンサが形成される出口端部となる。
【0007】
カートンの出口端部には概して脆弱ライン又は分離ラインが形成され、これは通常、カートンの出口端部の除去可能な開封セクションのための破断ラインを画定するために、一連のミシン目、切れ目、及び/又は切り込みを含む。これにより、開封セクションを少なくとも部分的にカートンから切り離すか又は除去して、カートンからの容器の取り出し及び/又は排出用のディスペンサ開口を形成することが可能になる。破断ラインの第1の部分は、概して、カートンの出口端部の前を横に、サイドパネル端部折り曲げ部を通って延びてから曲がり、サイドパネル端部折り曲げ部を通ってサイドパネルとトップパネルとの間の第1の折り目及び第2の折り目に向かって上方に曲がり、延びる。その後、破断ラインはトップパネルに延びるセクション又は部分を含む。
【0008】
使用の際には、開封セクションは概して、カートンの出口端部から破断ラインに沿って切り離されて、カートン内に収納されている容器又は製品を取り出すことができるディスペンサ開口を形成する。開封セクションは通常、トップパネルの破断ラインのセクションに沿って後方に、ヒンジ式に取り付けられるか又は枢着されて、再封可能な折り曲げ部を提供するが、必要に応じて破断ラインによってカートンから完全に分離して除去することがさらに可能である。
【0009】
代替的に、破断ラインは、トップパネルのより大きな部分、場合によっては必要又は所望に応じて全部の除去を可能にするように、第1の折り目及び第2の折り目に沿ってさらに延びていてもよい。さらに、破断ラインは、カートンからの製品又は容器の陳列及び引き出し又は取り出しのためのさらに拡大されたディスペンサ開口を提供するために、必要に応じて、サイドパネルのうちトップパネルとサイドパネルとの間の折り目から離間してこの折り目と平行に延びる場所に延びていてもよい。
【0010】
本発明の種々の目的、特徴、及び利点は、添付図面とともに以下の詳細な説明を読めば当業者には明らかとなるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
[発明の詳細な説明]
次に、いくつかの図にわたって同じ符号が同じ部分を示す図面を参照すると、図1〜図4は、缶、瓶、及び同様の製品を収納、搬送、陳列、及び販売するために主に設計される本発明の陳列/販売カートン10/100の例示的な実施形態を示す。例えば、本出願は、清涼飲料及びビール又は他の液体製品を入れるために用いられるタイプの缶及び瓶、並びに冷凍ビスケット、ロール等の種々のタイプの食品の缶又はチューブとともに用いることができる。しかしながら、本発明はさらに、ほぼ円筒形の瓶又は缶以外の種々の他のタイプ又は構成の製品の収納、搬送、陳列及び販売、及び/又は排出に用いられてもよいことも理解されるであろう。さらに、図1及び図3のカートン10/100は内部に2〜3段の容器Cが積み重なって(すなわち、2×6、3×4等の配列で)示されているが、本発明は2段又は3段の容器のみに限定されず、2×4、2×5、2×6、3×4、3×5等を含む様々な異なる配列又は構成の容器の収納、搬送、陳列/販売、及び/又は排出に用いることができることが、当業者には理解されるであろう。
【0012】
図1及び図2に全体的に示す本発明の第1の実施形態では、カートン10は概してカートンブランク11から形成され、カートンブランク11自体は概して、板紙、段ボール、プラスチック、又は包装業界又は包装分野で一般に用いられるような他の同様の材料等、折り畳み可能な材料シートから形成される。図2に全体的に示すように、平坦な展開構成で示すカートンブランク11は、長手方向の第1の折り目14によって第1のサイドパネル13に接続されるとともに、第1の折り目14と平行に長手方向に延びる第2の折り目17によって第2のサイドパネル16に接続される、トップパネル12を含む。第1のサイドパネル13及び第2のサイドパネル16はそれぞれ、図2に全体的に示すように第1の折り目14及び第2の折り目16と平行に長手方向に延びる第3の折り目21及び第4の折り目22それぞれによって、トップパネルの向かい側の縁部が第1のボトムパネル折り曲げ部18及び第2のボトムパネル折り曲げ部19に取り付けられる。ボトム端部フラップ(ボトムパネル端部折り曲げ部)18及び19は概して、重なり合い構成になるように互いに折りたたまれて、通常は接着材料で互いに取り付けられるようになっているが、密閉カートン10のボトムパネル23(図1)を画定及び形成するようにボトムパネル折り曲げ部を互いに係止させるための、嵌合タブ及びスロット(図示せず)が形成されてもよい。
【0013】
カートン10はさらに、概して、図1及び図2に示すスロットタイプのハンドルとして形成することができるハンドル24を含むが、「レーストラック」ハンドル又は他の既知のタイプのハンドル構造等、他の種々のタイプのハンドルも含むことができる。密閉カートン10はさらに、概して、第1の閉鎖端部26及び第2の閉鎖端部27を含み、第1の端部26はさらに、カートンのディスペンサ28(図1)が画定される排出又は出口端部となるようになっており、ここを通してカートンから容器Cにアクセスして排出又は取り出しを行うことができる。
【0014】
図2にさらに示すように、カートンブランク11はさらに、平行な長手方向の折り目14、17、21、及び22に直交する方向、すなわち垂直な方向に延びる横方向の第5の折り目31及び第6の折り目32を含む。横方向に延びる第5の折り目及び第6の折り目は、ボトムパネル折り曲げ部18及び19、サイドパネル13及び16、並びにトップパネル12を、ボトムパネル端部折り曲げ部33、第1のサイド端部フラップ(サイドパネル端部折り曲げ部)34及び第2のサイド端部フラップ(サイドパネル端部折り曲げ部)36、並びにトップ端部フラップ(トップパネル端部折り曲げ部)37を含む、一連の端部フラップ(端部折り曲げ部)に折り畳み可能に接続する。
【0015】
使用の際には、ブランク11は、サイドパネル13及び16を第1の折り目14及び第2の折り目17に沿ってトップパネル12に対して折り畳んで端部開口スリーブを形成しながら、ボトムパネル端部折り曲げ部18及び19(図2)を内側に折り畳むことによって、カートン10(図1)になるように形成される。次に、ボトムパネル端部折り曲げ部は概して、接着材料又は糊材料等で互いに取り付けられるか又はシールされるが、係止タブ及び対応する嵌合スロット、又は他の係止開口等、ボトムパネル折り曲げ部に形成される他の取り付け機構を用いることもできる。通常、容器C(図1)はカートンスリーブの一方の端部からカートンスリーブに充填され、これらは通常、図1に38及び39で示す少なくとも2段の容器Cである。本発明のこの実施形態は平行に積み重なった2段の容器の使用を示しているが、本発明は、一段の容器を並べて入れて、又は図3に示すように3段以上の容器を平行に積み重ねて用いることもできることが、当業者には理解されるであろう。
【0016】
カートン10(図1)が完全に充填された後で、カートン10の両端部26及び27にある種々の端部折り曲げ部は概して、閉位置に折り畳まれ、糊又は他の接着材料の塗布、又は係止タブ及び対応する嵌合スロット(図示せず)の使用等によって固定される。例えば、ボトムパネル端部折り曲げ部33を閉位置に折り上げることができ、その後、トップパネル端部折り曲げ部37がボトムパネル端部折り曲げ部の上に折り下げられる。次に、第1のサイドパネル端部折り曲げ部34及び第2のサイドパネル端部折り曲げ部36が、ボトムパネル端部折り曲げ部及びトップパネル端部折り曲げ部の上に側方から折り畳まれ、通常は、カートン10の端部を閉じるために糊又は同様の接着材料がこれらの端部折り曲げ部間に塗布されて、サイドパネル端部折り曲げ部、ボトムパネル端部折り曲げ部、及びトップパネル端部折り曲げ部を互いに固定する。
【0017】
図2に示すように、破断ライン又は脆弱ライン45が、サイドパネル端部折り曲げ部34、36を通り、カートンの出口端部26に隣接してトップパネル12を通って、カートンブランク11に形成される。破断ライン45は概して、カートンブランクの材料に刻まれるか又は他の方法で形成される一連のミシン目、切れ目、刻み目、又は切り込みから形成され、図1に示すようにカートン10の出口端部26にディスペンサ28を画定又は形成する除去可能な開封セクション46を画定する。
【0018】
破断ライン45は概して、最初の又は第1の横部分47を画定するように、カートンの出口端部側の第1のサイドパネル端部折り曲げ部34及び第2のサイドパネル端部折り曲げ部36それぞれを横切って横に延びる。図2に示すように、破断ライン45は、サイドパネル端部折り曲げ部それぞれを横切って第1の点48まで延び、そこで破断ラインが約60°〜90°以下の角度で曲がり、各サイドパネル端部折り曲げ部の長さに沿って延びて、カートンブランク11の横方向の第5の折り目31とほぼ平行に延びる第2の部分49となる。トップパネル端部折り曲げ部37及びトップパネル12に隣接した第3の方向転換点50において、破断ライン45は再び曲がり、第1のサイドパネル13及び第2のサイドパネル16それぞれに沿って第1の折り目14及び第2の折り目17それぞれと平行な方向に、カートンの出口端部26から内側に離間した第4の方向転換点52まで延びる第3の部分51を含む。第4の方向変換点52は、カートンの出口端部26から任意の所定の距離に選択又は形成することができるが、通常は、カートンから容器にアクセスして取り出すために、図1に示すように容器Cの直径の約1つ分以上の距離だけトップパネル及びサイドパネルに沿って出口端部26から離間する。
【0019】
図2に示す第4の方向転換点52において、破断ライン又は脆弱ライン45は、約70°〜90°の角度で曲がり、概してトップパネル部分又は脆弱ライン53を含み、これは破断ラインの一部として、又は破断ライン45とは別に形成することができ、トップパネルを横切って、第5の横方向の折り目31及びカートンの出口端部26とほぼ平行な方向に延びる。破断ライン45のうち横に延びるトップパネル部分53は概して、ディスペンサ開口56を形成又は画定するために除去可能な開封セクション46を矢印54及び54’(図1)の方向に枢動させることができるヒンジライン又はピボットラインを画定し、ディスペンサ開口56は概して、図1に示すようにカートン内からの容器Cにアクセスして排出又は販売するために、容器の直径の約1つ分以上の大きさである。
【0020】
さらに、除去可能な開封セクション46には、サイドパネル端部折り曲げ部それぞれに形成される破断ライン45の第2の部分49間に横に延びて、破断ラインの下側又は第1の横部分47から離間してこれとほぼ平行に延びる折り目57(図2)を形成することができる。したがって、折り目57及び破断ライン45の第1の横部分47は、除去可能な開封セクション46の把持若しくは係合部分又は指フラップ(指折り曲げ部)58を画定する。使用の際には、ユーザは係合部分58を押すことによって、破断ライン45の下側横部分47に沿って破断ライン45のミシン目を分離した後で、除去可能な開封セクションを矢印54の方向に引き上げ、すなわち上方に枢動させて、カートンのディスペンサ開口を形成して開けることができる。その後、所望であれば、除去可能な開封セクションを矢印54’の方向に下方に枢動させて、必要又は所望に応じてディスペンサ開口を再封することができ、その際、係合部分58が、除去可能な開封セクションを把持してその開位置と閉位置との間で動かすことができるタブ又は他の部分を提供する。破断ライン45のミシン目をその横に延びるトップパネル部分53に沿って分離することによって、除去可能な開封部分を完全に分離することも可能である。
【0021】
したがって、本発明の破断ラインは、開封セクションが少なくとも部分的に除去されると一度に1つ又は複数の容器又は製品の取り出しを可能にするとともに、消費者による内部の製品の容易な陳列及び取り出しも可能にする、下から上に斜めに開く開口特徴部(angled bottom to top opening feature)を画定する。さらに、ディスペンサ28の構造は、カートン内の製品又は容器の可視性を高めることができるが、排出が望まれないうちは容器がカートンから転がり落ちないようにする、ほぼL字形の構成で延びるフロントリテーナ部分又はセクション61及び62を含む。
【0022】
図3及び図4は、一度に1つずつの製品の取り出しを可能にするために下から上に斜めに開く開口特徴部を有するように設計される、本発明のカートン100の別の例示的な実施形態を示す。図4に示すように、カートンは概して、通常は板紙、段ボール、合成又は他の同様のカートン材料から形成されるカートンブランク111から形成される。この実施形態では、カートンブランクは概して、長手方向に延びる第1の折り目116及び第2の折り目117それぞれに沿って第1のサイドパネル113及び第2のサイドパネル114に接続されるトップパネル112を含む。第1のサイドパネル113はさらに、長手方向の第3の折り目119に沿ってボトムパネル118に折り畳み可能に接続され、第2のサイドパネル114は、長手方向に延びる第4の折り目122によってボトムパネル取り付けフラップ(折り曲げ部)121に接続される。使用の際には、ボトムパネル折り曲げ部121は、内側に折り曲げられて、糊又は他の同様の接着材料等によってボトムパネル118に取り付けられるか、又は係止タブ及びスロット(図示せず)によってボトムパネルとともに係止されて、内部に製品を収容するための端部開口スリーブを形成してもよい。図1及び図2に関して上述したように、製品は通常、平行な段状の配列で横倒しで端部開口カートンスリーブ内に収容される。
【0023】
横方向に延びる第5の折り目123及び第6の折り目124は、カートン110の各端部126及び127においてトップパネル、サイドパネル、及びボトムパネルの端部に延びる。図3に示すように、カートン110の第1の端部126は概して、カートンの出口端部として画定され、この出口端部にはディスペンサ開口129を有するディスペンサ128が画定され、この出口端部を通してカートンから容器Cにアクセスして容器Cを排出することができる。図4に示すように、ボトムパネル端部折り曲げ部131、トップパネル端部折り曲げ部132、並びに第1のサイドパネル端部折り曲げ部133及び第2のサイドパネル端部折り曲げ部134はそれぞれ、カートンの各端部において、横方向の第5の折り目123及び第6の折り目124に沿ってボトムパネル、トップパネル、並びに第1のサイドパネル及び第2のサイドパネルに取り付けられる。ボトムパネル、サイドパネル、及びトップパネルがスリーブ状又はチューブ状に折り畳まれて製品が充填された後で、ボトムパネル131、トップパネル132、及びサイドパネル133、134は概して、カートンの向かい合った端部126及び127をシールして閉じるために閉鎖構成になるように内側に折り畳まれ、通常は糊などの接着材料又は他の取り付け機構で、フラップ(折り曲げ部)をその閉状態で固定するように取り付けられる。
【0024】
図4にさらに示すように、破断ライン140又は脆弱ライン若しくは分離ラインは、切断、切り込み、刻み込み、又は他の方法でカートンブランクに一連の切り込み、刻み目、切れ目、又はミシン目を形成すること等によって、カートンブランクの出口端部260に形成される。破断ラインは、第1の折り目116及び第2の折り目117に隣接してトップパネル112に沿って延びて、カートン110(図3)のディスペンサ128を画定するためのカートンの除去可能な開封セクション141を形成する。図4に示すように、破断ライン140は、最初に第1のサイドパネル端部折り曲げ部133及び第2のサイドパネル端部折り曲げ部134を横切って横に延びて、第1のサイドパネル端部折り曲げ部及び第2のサイドパネル端部折り曲げ部それぞれを横切って第1の方向転換点143間に延びる下側部分、横部分、又は第1の部分142を画定し、第1の方向転換点143において、破断ラインは曲がって第1のサイドパネル端部折り曲げ部及び第2のサイドパネル端部折り曲げ部それぞれに沿って上方に湾曲して又は斜めに延びる。破断ラインは、サイドパネル端部折り曲げ部それぞれに沿って、第1の方向転換点143から第2の方向転換点144まで斜め上方に延びることができる。代替的に、図4に示すように、破断ラインは、第1の中間点146まで斜めに延びることができ、その後でわずかに曲がって、第2の方向転換点144に達するまで横方向の第5の折り目123とほぼ平行に延びることができる。方向転換点144に達すると、破断ラインは概して、再び曲がり、トップパネルと第1のサイドパネル及び第2のサイドパネルそれぞれとの間の第1の折り目116及び第2の折り目117に向かって斜めに延びる。
【0025】
図示のように、破断ラインは通常、第1の方向転換点143又は中間点146それぞれと第1の折り目116及び第2の折り目117に隣接する第2の方向転換点144との間に概ね延びる傾斜部分又は曲線部分147を含み、その角度は、所望に応じて除去可能な開封セクション141又はディスペンサ開口129のサイズを変えるために最大約90°まで変えることができる。さらに、傾斜部分147はさらに、ブランク111(図4)から形成されるカートン100(図3)内の容器にアクセスするために必要及び所望に応じて、図2に示し上記した実施形態のように、第1のサイドパネル及び第2のサイドパネルに沿って少なくとも部分的に延びることができる。図4にさらに示すように、破断ライン140はさらに、概して、図4に破線148で示すように第1の折り目116及び第2折り目117に沿って、又はこれらに隣接してこれらと平行に概ね延ばして、トップパネルの長さ分だけ延ばすことができる。その結果、除去可能なセクション141はこのように、図3に示すようにカートン内からの容器の全段にアクセスして取り出すことを可能にするためにカートンの長さにほぼ沿って延びるディスペンサ開口129を画定するように、トップパネルのほぼ全体を含むことができる。
【0026】
さらに、除去可能なセクション141の前部には、第1のサイドパネル端部折り曲げ部133及び第2のサイドパネル端部折り曲げ部134(図4)で破断ラインの横部分142とほぼ平行に第1の中間点146間に延びる、折り目149を形成することができる。折り目149は、除去可能な開封セクションの指折り曲げ部又は係合部分151を画定する。使用の際には、ユーザはこの内側フラップ(折り曲げ部)又は係合部分151を押すことによって、破断ラインの下側横部分142に沿って破断ラインの切り離し又は分離を開始する。カートン100を開くには、ユーザは、除去可能な開封セクション141を把持し、図3に示す矢印152の方向に引き上げ、すなわち上方に動かすことで、破断ライン140に沿ってカートンの残りの部分から除去可能なセクションを分離してディスペンサ開口129を形成することができる。
【0027】
この実施形態では、ディスペンサ開口129は、容器Cの上段全体を露出させることで容器Cに容易且つ迅速にアクセスして容器Cを取り出すことを可能にするように、トップパネルとほぼ同じサイズとして、すなわちトップパネル112がカートンから実質的に除去されるものとして示されている。除去可能な開封セクション141はさらに、カートンから切り離す、すなわち完全に除去することができるため、この場合、カートンは小売業環境等において陳列及び排出又は販売カートンとして用いられる。代替的に、図3に示すように、トップパネルを本質的に完全に除去することで、カートン100内に収納されている容器Cの全てにアクセスすることができ、次の容器が前方位置に落下するか又は転がり落ちてアクセス及び取り出しをさらに容易にすることができ、それと同時に、カートン内の容器がカートンから落下しないよう保持されたままその可視性を高めることができる。しかしながら、図3に破線153で示すような1つ又は複数の折り目又は破断ライン又は脆弱ラインを、トップパネルの複数の離間した場所に沿って形成することも可能である。これにより、カートン内に収容されている容器へのアクセスを制御するために必要に応じて、トップパネル112の一部を部分的にのみ除去することが可能となり、カートンが再封される場合、除去可能なセクションを下ろして矢印152’で示すように閉位置に戻すことができる。
【0028】
本発明は、その種々の好ましい実施形態及び/又は特徴に関して上述したが、添付の特許請求の範囲に記載の本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、多くの変形、変更、付加、及び削除を行うことができることが当業者には理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の陳列/販売カートンの例示的な一実施形態の斜視図である。
【図2】図1による陳列/販売カートンが形成されるカートンブランクの平面図である。
【図3】本発明の陳列/販売カートンのさらなる代替的な実施形態の斜視図である。
【図4】図3の陳列/販売カートンが形成されるカートンブランクの平面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上段及び下段を有する少なくとも2段の複数の容器のための密閉カートンを形成するブランクであって、
a)第1の折り目によって第1のサイドパネルの一縁部に接続される第1のボトムパネル折り曲げ部、第2の折り目によって一縁部が前記第1のサイドパネルの対向縁部に接続されるトップパネル、第3の折り目によって一縁部が前記トップパネルの対向縁部に接続される第2のサイドパネル、及び第4の折り目によって前記第2のサイドパネルの前記対向縁部に接続される第2のボトルパネル折り曲げ部と、
b)第5の折り目によって前記第1のサイドパネルの一端部に接合される第1のサイドパネル端部折り曲げ部、及び第6の折り目によって前記第2のサイドパネルの対応端部に接合される第2のサイドパネル端部折り曲げ部、並びに第7の折り目によって前記トップパネルに接続されるトップパネル端部折り曲げ部と、
c)前記第1のサイドパネル端部折り曲げ部及び前記第2のサイドパネル端部折り曲げ部を横切って第1の点まで延びる破断ラインであって、前記第1の点で曲がり、前記第1のサイドパネル端部折り曲げ部及び前記第2のサイドパネル端部折り曲げ部に沿って前記第5の折り目及び前記第6の折り目それぞれに向かって、前記トップパネル端部折り曲げ部の近くの第2の点まで長手方向に延び、該第2の点で曲がり、前記第2の折り目及び前記第3の折り目に隣接して前記サイドパネルに沿って、前記トップパネルを横切って延びる脆弱ラインと交わるさらなる点まで延びる、破断ラインと
を備え、d)前記破断ラインは、前記密閉カートンが前記ブランクから形成されるとディスペンサ開口を形成するように前記密閉カートンの除去可能な開封セクションを画定する、上段及び下段を有する少なくとも2段の複数の容器のための密閉カートンを形成するブランク。
【請求項2】
前記第1のサイドパネル端部折り曲げ部及び前記第2のサイドパネル端部折り曲げ部を横切って前記破断ラインの前記第1の点と前記第2の点との間に延びて、前記除去可能な開封セクションに折り曲げ部を画定する折り目をさらに備える、請求項1に記載の上段及び下段を有する少なくとも2段の複数の容器のための密閉カートンを形成するブランク。
【請求項3】
請求項1に記載のブランクをカートンに形成する方法であって、
a)筒を形成するように第1のボトムパネル折り曲げ部及び第2のボトムパネル折り曲げ部を互いに取り付けるステップと、
b)前記筒に容器を充填するステップと、
c)前記筒の各端部において前記第1のトップパネル折り曲げ部及び第2のトップパネル折り曲げ部に折り畳み可能に取り付けられるボトムパネル端部折り曲げ部、サイドパネル端部折り曲げ部、及びトップパネル端部折り曲げ部を、互いに取り付けるステップと
を含む、ブランクをカートンに形成する方法。
【請求項4】
前記容器は、横倒しで前記筒に充填されて上段及び下段を形成し、前記上段の前記容器はそれぞれ、前記下段の対応する容器の真上に配置される、請求項3に記載のブランクをカートンに形成する方法。
【請求項5】
前記容器は、円筒状であり、横倒しで前記筒に充填されて上段、下段、及び前記上段と前記下段との間の容器の少なくとも1つの中間段を形成する、請求項3に記載の密閉カートン。
【請求項6】
上段及び下段を含む互いに重なった複数段の複数の容器のための密閉カートンであって、
トップパネル、2つのサイドパネル、少なくとも1つのボトムパネル、及び出口端部を含む2つの閉鎖端部と、なお、前記トップパネル、前記2つのサイドパネル、及び前記少なくとも1つのボトムパネルは、長手方向の折り目によって分離され、
前記閉鎖端部それぞれにあり、前記トップパネルの端部折り曲げ部、前記2つのサイドパネルの端部折り曲げ部、及び前記少なくとも1つのボトムパネルの端部折り曲げ部を画定する、横方向の折り目と、
該密閉カートンの前記出口端部に形成され、前記密閉カートンの前記出口端部側の前記サイドパネルの前記端部折り曲げ部を横切って第1の点まで延び、その後で曲がり、前記端部折り曲げ部それぞれを通って第2の点まで延び、該第2の点で曲がり、前記トップパネルと前記サイドパネルとの間の前記長手方向の折り目と平行に第3の点まで延び、該第3の点で前記トップパネルに向かって曲がり、前記密閉カートンに蝶着されるようになっている開封セクションを画定する、破断ラインと
を備え、前記上段は上段端部容器を含み、前記下段は下段端部容器を含み、前記上段端部容器及び前記下段端部容器は前記密閉カートンの前記出口端部と接触する、上段及び下段を含む互いに重なった複数段の複数の容器のための密閉カートン。
【請求項7】
前記トップパネルを横切って前記サイドパネル間に延び、前記破断ラインと交わる脆弱ラインをさらに備える、請求項6に記載の上段及び下段を含む互いに重なった複数段の複数の容器のための密閉カートン。
【請求項8】
前記容器は、横倒しで前記筒に充填されて上段及び下段を形成し、前記上段の前記容器はそれぞれ、前記下段の対応する容器の真上に配置される、請求項6に記載の上段及び下段を含む互いに重なった複数段の複数の容器のための密閉カートン。
【請求項9】
前記容器は、円筒状であり、横倒しで前記筒に充填されて上段、下段、及び前記上段と前記下段との間の容器の少なくとも1つの中間段を形成する、請求項6に記載の上段及び下段を含む互いに重なった複数段の複数の容器のための密閉カートン。
【請求項10】
上段及び下段を含む重なった平行な段の複数の円筒状容器のための密閉カートンであって、
トップパネル、2つのサイドパネル、少なくとも1つのボトムパネル、及び出口端部を含む2つの閉鎖端部と、なお、前記トップパネル、前記2つのサイドパネル、及び前記少なくとも1つのボトムパネルは、平行な折り目によって分離され、
前記閉鎖端部それぞれにあり、前記トップパネルのトップパネル端部折り曲げ部、前記2つのサイドパネルのサイドパネル端部折り曲げ部、及び前記少なくとも1つのボトムパネルのボトムパネル端部折り曲げ部を画定する、横方向の折り目と、
排出開口を形成する除去可能な開封セクションを画定する一続きの破断ラインであって、前記排出開口は、前記サイドパネル端部折り曲げ部を横切って、前記トップパネル及び前記出口端部側の前記トップパネル端部折り曲げ部及び前記サイドパネル端部折り曲げ部に沿って延び、且つ容器の直径の少なくとも1つ分の距離だけ前記トップパネルに沿って延びて、該密閉カートン内の前記容器へのアクセスを可能にし、前記除去可能な開封セクションは、該密閉カートンに蝶着されるようになっている、一続きの破断ラインと
を備え、前記上段は上段端部容器を含み、前記下段は下段端部容器を含み、前記上段端部容器及び前記下段端部容器は該密閉カートンの前記出口端部と接触する、上段及び下段を含む重なった平行な段の複数の円筒状容器のための密閉カートン。
【請求項11】
前記第1のサイドパネル端部折り曲げ部及び前記第2のサイドパネル端部折り曲げ部を横切って前記破断ラインの前記第1の点と前記第2の点との間に延びて、前記除去可能な開封セクションに折り曲げ部を画定する折り目をさらに備える、請求項10に記載の上段及び下段を含む重なった平行な段の複数の円筒状容器のための密閉カートン。
【請求項12】
前記ボトムパネルは、重なり合った関係で折り畳まれて該ボトムパネルを形成する第1のボトムパネル折り曲げ部及び第2のボトムパネル折り曲げ部を備える、請求項10に記載の上段及び下段を含む重なった平行な段の複数の円筒状容器のための密閉カートン。
【請求項13】
前記容器は、円筒状であり、横倒しで前記筒に充填されて上段、下段、及び前記上段と前記下段との間の容器の少なくとも1つの中間段を形成する、請求項10に記載の上段及び下段を含む重なった平行な段の複数の円筒状容器のための密閉カートン。
【請求項14】
上段及び下段を含む積み重なった2段以上の複数の容器のための密閉カートンであって、
トップパネル、2つのサイドパネル、少なくとも1つのボトムパネル、及び出口端部を含む2つの閉鎖端部と、なお、前記トップパネル、前記2つのサイドパネル、及び前記少なくとも1つのボトムパネルは、前記サイドパネルそれぞれから前記トップパネルを分離する平行な折り目によって分離され、
前記閉鎖端部それぞれから離間しており、前記トップパネルの端部折り曲げ部、前記2つのサイドパネルの端部折り曲げ部、及び前記少なくとも1つのボトムパネルの端部折り曲げ部を画定する、横方向の折り目と、
該密閉カートンの前記出口端部側の前記サイドパネルの前記端部折り曲げ部に形成され、且つ所望の距離だけ前記サイドパネルそれぞれを通り、そこで曲がって前記トップパネルを横切って延び、該密閉カートンの前記出口端部側で除去可能な開封セクションを画定する、一続きの脆弱ラインであって、前記除去可能な開封セクションの少なくとも一部は、一度に1つ又は複数の容器を排出するために前記サイドパネル折り曲げ部それぞれにディスペンサ開口を形成するように、該脆弱ラインに沿って前記密閉カートンから分離可能である、一続きの脆弱ラインと
を備える、上段及び下段を含む積み重なった2段以上の複数の容器のための密閉カートン。
【請求項15】
前記容器は、横倒しで前記筒に充填されて上段及び下段を形成し、前記上段の前記容器はそれぞれ、前記下段の対応する容器の真上に配置される、請求項14に記載の上段及び下段を含む積み重なった2段以上の複数の容器のための密閉カートン。
【請求項16】
前記容器は、円筒状であり、横倒しで前記筒に充填されて上段、下段、及び前記上段と前記下段との間の容器の少なくとも1つの中間段を形成する、請求項14に記載の上段及び下段を含む積み重なった2段以上の複数の容器のための密閉カートン。
【請求項17】
前記ボトムパネルは、重なり合った関係で折り畳まれて該ボトムパネルを形成する第1のボトムパネル折り曲げ部及び第2のボトムパネル折り曲げ部を備える、請求項14に記載の上段及び下段を含む積み重なった2段以上の複数の容器のための密閉カートン。
【請求項18】
前記第1のサイドパネル端部折り曲げ部及び前記第2のサイドパネル端部折り曲げ部を横切って前記破断ラインの前記第1の点と前記第2の点との間に延びて、前記除去可能な開封セクションに折り曲げ部を画定する折り目をさらに備える、請求項14に記載の上段及び下段を含む積み重なった2段以上の複数の容器のための密閉カートン。
【請求項19】
前記破断ラインのうち前記トップパネルを横切って延びる部分は、前記密閉カートンのディスペンサ開口を形成するように前記除去可能な開封セクションが枢着されるヒンジを画定する、請求項14に記載の上段及び下段を含む積み重なった2段以上の複数の容器のための密閉カートン。
【請求項20】
積み重なった2段以上の複数の容器のための密閉カートンを形成するブランクであって、
トップパネル、2つのサイドパネル、少なくとも1つのボトムパネル、及び出口端部を含む2つの閉鎖端部と、なお、前記トップパネル、前記2つのサイドパネル、及び前記少なくとも1つのボトムパネルは、平行な折り目によって分離され、
前記閉鎖端部それぞれから離間しており、前記トップパネルの端部折り曲げ部、前記2つのサイドパネルの端部折り曲げ部、及び前記少なくとも1つのボトムパネルの端部折り曲げ部を画定する、横方向の折り目と、
前記密閉カートンの出口端部にディスペンサを形成して1つ又は複数の容器を排出するように、前記出口端部側で少なくとも前記サイドパネル端部折り曲げ部を通って、且つ前記サイドパネルの少なくとも一部を通ってそこに沿って延びる、破断ラインと
を備え、前記破断ラインは、ほぼ水平な部分及びほぼ垂直な部分が前記サイドパネル及び折り曲げ部それぞれを通り、前記サイドパネルの端部それぞれに向かって、該サイドパネルの端部それぞれに入り、且つ該サイドパネルの端部それぞれに沿って進んで、前記ディスペンサを形成する除去可能な開封セクションを画定する、一続きのミシン目ラインを含む、積み重なった2段以上の複数の容器のための密閉カートンを形成するブランク。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2007−508217(P2007−508217A)
【公表日】平成19年4月5日(2007.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−535583(P2006−535583)
【出願日】平成16年10月12日(2004.10.12)
【国際出願番号】PCT/US2004/033565
【国際公開番号】WO2005/037663
【国際公開日】平成17年4月28日(2005.4.28)
【出願人】(504075588)グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド (137)
【Fターム(参考)】