説明

電動式移動棚

【課題】 単位棚の前面に設けた開閉パネルの開閉操作や着脱を容易に行いうるようにする。
【解決手段】 各単位棚における前方の左右1対の支柱13に、パネル前面が支柱13の前方に突出する断面形状を有する上部パネル6と下部パネル7の左右両端部を、互いの対向端同士を所要寸法離間させて取付けるとともに、上下のパネル6、7の対向端部間の左方に縁パネル9を、かつ右方に操作パネル10を、それぞれ設け、かつ縁パネル9と操作パネル10との間に、開閉パネル11を、その左方の側端部に設けた枢着手段20を適宜の部材の係合孔に回動可能に係合することにより、右方向に開閉可能として設ける。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書籍やファイル等を載置して保管する際などに用いられる電動式移動棚に係り、特に、その単位棚の前面のパネルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電動式移動棚においては、各単位棚を左右方向に移動させるスイッチ等を有する操作パネルや制御ユニットを、その操作性及びメンテナンス等の容易性に配慮して、各単位棚の前面に設けているのが一般的である。このように、操作パネルや制御ユニットを単位棚の前面に設けた従来の電動式移動棚としては、例えば実公昭6−32884号公報に開示されているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電動式移動棚は、各単位棚の前面パネルにおける内部に設けた制御ユニットと対向する部分を分割して、その部分を、開閉又は取外し可能な点検パネルとしたものであるが、次のような問題点がある。
【0004】すなわち、点検パネルは、操作パネルを兼ねており、それに設けた操作ボタン等と内部の制御ユニットとがハーネスでつなげられているため、メンテナンス等が行いにくく、かつ点検パネルの開閉が繰返し行なわれると、ハーネスが断線する恐れもある。
【0005】また、点検パネルの左右の寸法が、前面パネルの幅とほぼ等しくなっているため、各単位棚を集合させた状態では、点検パネルの開閉や着脱が難しい。
【0006】さらに、点検パネルは、その左右両側部がヒンジピンにより上下の前面パネルに枢着されているため、点検パネルを開閉する際は、その都度一方のヒンジピンを、また取外す際には両側のヒンジピンを、それぞれ抜き外す必要があり、その作業が面倒である。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、点検用の開閉パネルと操作パネルとを分離するとともに、開閉パネルの取付態様を変更することにより、その開閉操作や着脱を容易に行いうるようにし、もって、制御ユニットのメンテナンス等の作業性を向上させうるようにした電動式移動棚を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。
【0009】(1)床面に敷設したレール上に、複数の単位棚を左右方向に移動可能に載置してなる電動式移動棚において、前記各単位棚における前方の左右1対の支柱に、パネル前面が支柱の前方に突出する断面形状を有する上部パネルと下部パネルの左右両端部を、互いの対向端同士を所要寸法離間させて取付けるとともに、前記上下のパネルの対向端部間における左右両側部のいずれか一方に縁パネルを、かつ他方に操作パネルを、それぞれ左右の支柱に固定して設け、かつ縁パネルと操作パネルとの間に、開閉パネルを、その左右いずれか一方の側端部に設けた枢着手段を適宜の部材の係合孔に回動可能に係合することにより、左右方向に開閉可能として設ける。
【0010】(2)上記(1)項において、枢着手段が、上下の端部が開閉パネルの上下の端面より突出しうる長さの上下方向を向くヒンジロッドと、このヒンジロッドを、その上下の端部が開閉パネルの上下両端より所要の長さ突出するように上下いずれかの方向に常時付勢するばねとからなるものとする。
【0011】(3)上記(2)項において、ヒンジピンに、これと直交する方向を向く操作ピンを取付けるとともに、開閉パネルにおけるヒンジピン挿通側の側端部裏面に形成された内向きの折曲片に、前記操作ピンが挿入可能な開口部を有する水平溝と、それに連続する縦溝とよりなる背面視L字状の係止溝を設ける。
【0012】(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、開閉パネルにおける枢着手段と反対側の側端部の裏面に、開閉パネルの内方の適宜の部材に吸着するマグネットを取付ける。
【0013】(5)上記(4)項において、開閉パネルのマグネット取付け側の側端面に、工具先端の鉤状部を引掛け可能な縦長孔を形成する。
【0014】(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、縁パネルと操作パネルの幅と上下寸法とを、ほぼ等寸とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の電動式移動棚の正面図を示すもので、床面に敷設された左右方向を向く複数のガイドレール(1)上の最左端部の不動の固定単位棚(2)と、この右側方のガイドレール(1)上を左右方向に移動する複数の移動単位棚(3)とからなり、各移動単位棚(3)は、個々に内蔵された駆動機構(図示略)により、単独で移動させることができる。(4)は、隣接する移動単位棚(3)の上端部同士を連結し、それらに給電するパンタグラフである。
【0016】固定単位棚(2)及び各移動単位棚(3)の前面パネル(5)は、上部パネル(6)と下部パネル(7)及びそれらの間の中間パネル(8)とからなり、中間パネル(8)は、さらに縁パネル(9)と操作パネル(10)、及びその間の開閉パネル(11)とよりなっている。
【0017】図2〜図5は、上記中間パネル(8)の取付部の詳細を示している。なお、固定及び移動単位棚(2)(3)の各中間パネル(8)は、固定単位棚(2)の操作パネル(10)が主操作部となっている以外は同一構成となっているため、以下の説明は、1個の移動単位棚(3)の中間パネル(8)の取付部についてのみ説明する。
【0018】図2及び図3に示すように、上記上下のパネル(6)(7)は、横断面形が互いに同形状をなし、それぞれ前板(6a)(7a)と、後方を向く左右の側板(6b)(7b)と、両側板(6b)(7b)の後端縁に連設された内向きの取付片(6c)(下部パネルについては図示略)とからなり、前板(6a)(7a)と両側板(6b)(7b)との角部は、ほぼ45°に折曲して体裁に配慮されている。
【0019】また、上部パネル(6)の下端縁と下部パネル(7)の上端縁には、図5の2点鎖線で示すように、それらの開口端を閉塞しうるように内向き水平に折曲された閉塞片(12)がそれぞれ形成されている。
【0020】上下のパネル(6)(7)は、その左右の取付片(6a)を移動単位棚(3)の前部側の左右1対の支柱(13)(13)の前面にねじ止めすることにより、互いの対向端同士を、中間パネル(8)の上下寸法とほぼ等しい寸法だけ離間させて取付けられている。
【0021】上記中間パネル(8)における縁パネル(9)の断面形状は、上下のパネル(6)(7)の側端部の断面形状と同形をなし、支柱(13)に取付けた際、上下のパネル(6)(7)の側端部の断面形状と同形をなし、支柱(13)に取り付けた際、上下のパネル(6)(7)の外面と同一面に整合するようになっている。
【0022】操作パネル(10)は、その上下寸法及び左右幅が、上記縁パネル(9)とほぼ等寸をなし、かつ後向きに若干凹ませた右半部の前面中央部には、側面視ほぼ前向き台形状に膨出する操作部(14)が形成されている。
【0023】上記操作部(14)の上面には、移動単位棚(3)を左右方向に移動させるための操作ボタン(15)が取付けられ、また、操作部(14)の前面には、操作ボタン(15)を押したときに点灯する表示ランプ(16)が嵌着されている。
【0024】操作ボタン(15)及び表示ランプ(16)は、図示しないハーネスにより後記する制御ユニット(19)に接続されている。
【0025】上記縁パネル(9)と操作パネル(10)は、それらの後端の内向片(9a)(10a)を横断面の形状が縁パネル(9)及び操作パネル(10)の前後寸法よりも小さい概ね倒立L字形をなし、かつ前端縁に内向きの当接片(17a)を備える左右1対のブラケット(17)(17)における後片(17b)(17b)によりそれぞれ挟み込むようにして、左右の支柱(13)の前面にねじ止めされている。
【0026】この取付時において、縁パネル(9)及び操作パネル(10)の前面の内方の端縁に形成された後向片(9b)(10b)の後端が、それぞれ左右のブラケット(17)の当接片(17a)の前面と近接又は当接するようになっている。
【0027】左右のブラケット(17)の後端の対向面間には、垂直の支持板(18)が固着され、その前面には、制御ユニット(19)が取り付けられている。
【0028】上記開閉パネル(11)は、上下のパネル(6)(7)と縁パネル(9)及び操作パネル(10)とにより囲まれる空間部内に収容される大きさとされ、かつ上下左右の端縁は後向きコ字状に折曲してある。
【0029】開閉パネル(11)の左端部における後向きの折曲部内には、上下方向を向くヒンジロッド(20)が、上下の端部を開閉パネル(11)の上下の端面より若干突出させて上下に移動可能に収容されている。
【0030】ヒンジロッド(20)の下端部には、操作ピン(21)が後向きに固着され、この操作ピン(21)は、開閉パネル(11)の後端の内向折曲片(11a)に形成された、内端が開口する水平溝とそれに連続する縦溝とよりなる背面視逆L字状の係止溝(22)に挿通させてある。
【0031】操作ピン(21)と開閉パネル(11)の下端面との間には、圧縮コイルばね(23)が縮設され、これによりヒンジロッド(20)は、常時上向きに付勢されるとともに、操作ピン(21)が係止溝(22)の上端に位置することにより、その上下両端部が開閉パネル(11)の上下の端面より所要長さ突出した状態に保持される。
【0032】ヒンジロッド(20)の上端部の突出長は、操作ピン(21)を係止溝(22)の下端まで押し下げた際に、開閉パネル(11)の上端面と同一面、又はその若干下方に位置するような長さとしてある。
【0033】開閉パネル(11)における右端部後面の折曲片(11a)の上下部には、図3に示すように、右方のブラケット(17)の前端の当接片(17a)に吸着可能なマグネット(24)が取付けられている。
【0034】開閉パネル(11)を、上下のパネル(6)(7)と縁パネル(9)及び操作パネル(10)とにより囲まれた空間部に取付けるには、予め組付けておいたヒンジロッド(20)の下側の突出端部を、操作ピン(21)を係止溝(22)より外した状態で、まず、下部パネル(6)の上端の閉塞片(12)に穿設しておいた係合孔(図示略)に上方より挿入する。
【0035】ついで、ヒンジロッド(20)を、その上端が開閉パネル(11)の上端面とほぼ同じ位置となるまで押し下げた状態で、開閉パネル(11)の左端部を空間部内に挿入し、上部パネル(6)の下端の閉塞片(12)に予め穿設しておいた係合孔(図示略)にヒンジロッド(20)の上端を整合させながら、操作ピン(21)を係止溝(22)内に挿入しその上端に位置させる。
【0036】これにより、ヒンジロッド(20)の上端部が上部パネル(6)の閉塞片(12)の係合孔に突入し、開閉パネル(11)の左端部は、ヒンジロッド(20)を介して上下のパネル(6)(7)に水平回動自在に枢着される。
【0037】開閉パネル(11)を閉じると、その右端側の裏面に設けたマグネット(24)がブラケット(17)の当接片(17a)に吸着するため、その状態に保持される。
【0038】制御ユニット(19)のメンテナンス等のために、開閉パネル(11)を開く際には、例えば図2の2点鎖線で示すように、開閉パネル(11)の右端面に縦長孔(25)を穿設しておき、操作パネル(10)との隙間より挿入した工具(26)の先端の鉤状部を縦長孔(25)に引掛けて前方に引くことにより開くことができる。
【0039】このような縦長孔(25)を形成したり、工具(26)を使用したりする代わりに、開閉パネル(11)の右端部の前面に適宜形状の把手を設けてもよいことは勿論である。
【0040】また、開閉パネル(11)を取外す際は、それを開いた状態で、上記取付時と逆の手順で行えばよい。
【0041】上記実施形態の電動式移動棚においては、固定単位棚(2)及び各移動単位棚(3)の前面パネル(5)の中央部の中間パネル(8)は、左方の縁パネル(9)と右方の操作パネル(10)、及び中央の開閉パネル(11)とからなり、かつ開閉パネル(11)にはハーネス等が接続されておらず、それを単独で開閉しうるので、内部の制御ユニット(19)のメンテナンス等の作業性が向上する。
【0042】また開閉パネル(11)の左右両側方に縁パネル(9)と操作パネル(10)を配設し、その左右寸法を前面パネル(5)の幅よりも小としてあるため、各移動単位棚(3)を側方に集合させた状態でも、開閉パネル(11)の開閉や取外しを支障なく行うことができ、かつ両端部がヒンジピンにより枢着されている従来の点検パネルに比して、開閉や取外し作業も容易である。
【0043】さらに、縁パネル(9)と操作パネル(10)との左右及び上下寸法、並びに支柱(13)に対する取付態様が同じであるため、移動棚の設置形態等に応じてそれらを左右反対に取付けることもできる。
【0044】本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、開閉パネル(11)は左開きとしてあるが、ヒンジロッド(20)を右側に設けて右開きとしてもよい。
【0045】また、左右のブラケット(17)を省略し、縁パネル(9)及び操作パネル(10)を支柱(13)に直接取付けるようにしてもよい。この際、操作パネル(10)の内側部に、開閉パネル(11)のマグネット(24)吸着用の内向片を設ければよい。
【0046】操作ピン(21)、圧縮コイルばね(23)及び係止溝(22)を上下反対向きとして開閉パネル(11)の上部側に設け、ヒンジロッド(20)を常時下向きに付勢するようにしてもよい。
【0047】移動単位棚(3)の幅によっては、縁パネル(9)を省略して左方にも操作パネル(10)を設け、左右いずれの操作パネル(10)からでも単位棚(3)を移動させうるようにすることもある。
【0048】上記実施形態では、ヒンジロッド(20)の上下の端部を、それぞれ上下のパネル(6)(7)の対向端の閉塞片(12)に枢着しているが、例えば縁パネル(9)の内方の端縁の上下部に内向き水平の支持片を設け、これに穿設した係合孔に嵌合して枢着するようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、操作パネルと開閉パネルとは分離され、開閉パネルを単独で開閉しうるので、ハーネス等に妨げられることなく、その後方に設けた制御ユニットのメンテナンス等を容易に行うことができる。また、開閉パネルは、縁パネルと操作パネルとの間に配設されているため、単位棚を集合させた状態でも支障なく開閉しうる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、ばねに抗してヒンジロッドを上下いずれかの方向に移動させるだけで、その上下いずれか一方の突出端部が係合孔より外れ、開閉パネルを簡単に取外すことができる。また、取付けも容易である。
【0051】請求項3記載の発明によれば、ヒンジピンの上下方向の操作性が向上するとともに、操作ピンを係止溝に沿って移動させることにより、開閉パネルの着脱を容易に行うことができる。
【0052】請求項4記載の発明によれば、開閉パネルは、単にマグネットにより閉状態に保持されるので、従来のヒンジピンにより枢着したものに比して、その開閉が容易となる。
【0053】請求項5記載の発明によれば、開閉パネルの前面に、開閉用の把手等の突部を設ける必要がないので、体裁が向上する。
【0054】請求項6記載の発明によれば、縁パネルと操作パネルを左右入れ換えて取付けることができ、かつその際に体裁が損なわれることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す正面図である。
【図2】同じく、移動単位棚の前面の要部の斜視図である。
【図3】同じく、図2のIII−III線の横断平面図である。
【図4】同じく、開閉パネルの一部の背面図である。
【図5】同じく、図4のV−V線の縦断側面図である。
【符号の説明】
(1)ガイドレール
(2)固定単位棚
(3)移動単位棚
(4)パンタグラフ
(5)前面パネル
(6)上部パネル
(7)下部パネル
(6a)(7a)前板
(6b)(7b)側板
(6c)取付片
(8)中間パネル
(9)縁パネル
(10)操作パネル
(9a)(10a)内向片
(9b)(10b)後向片
(11)開閉パネル
(11a)内向折曲片
(12)閉塞片
(13)支柱
(14)操作部
(15)操作ボタン
(16)表示ランプ
(17)ブラケット
(17a)当接片
(17b)後片
(18)支持板
(19)制御ユニット
(20)ヒンジロッド
(21)操作ピン
(22)係止溝
(23)圧縮コイルばね
(24)マグネット
(25)縦長孔
(26)工具

【特許請求の範囲】
【請求項1】 床面に敷設したレール上に、複数の単位棚を左右方向に移動可能に載置してなる電動式移動棚において、前記各単位棚における前方の左右1対の支柱に、パネル前面が支柱の前方に突出する断面形状を有する上部パネルと下部パネルの左右両端部を、互いの対向端同士を所要寸法離間させて取付けるとともに、前記上下のパネルの対向端部間における左右両側部のいずれか一方に縁パネルを、かつ他方に操作パネルを、それぞれ左右の支柱に固定して設け、かつ縁パネルと操作パネルとの間に、開閉パネルを、その左右いずれか一方の側端部に設けた枢着手段を適宜の部材の係合孔に回動可能に係合することにより、左右方向に開閉可能として設けたことを特徴とする電動式移動棚。
【請求項2】 枢着手段が、上下の端部が開閉パネルの上下の端面より突出しうる長さの上下方向を向くヒンジロッドと、このヒンジロッドを、その上下の端部が開閉パネルの上下両端より所要の長さ突出するように上下いずれかの方向に常時付勢するばねとからなるものとした請求項1記載の電動式移動棚。
【請求項3】 ヒンジピンに、これと直交する方向を向く操作ピンを取付けるとともに、開閉パネルにおけるヒンジピン挿通側の側端部裏面に形成された内向きの折曲片に、前記操作ピンが挿入可能な開口部を有する水平溝と、それに連続する縦溝とよりなる背面視L字状の係止溝を設けたことを特徴とする請求項2記載の電動式移動棚。
【請求項4】 開閉パネルにおける枢着手段と反対側の側端部の裏面に、開閉パネルの内方の適宜の部材に吸着するマグネットを取付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電動式移動棚。
【請求項5】 開閉パネルのマグネット取付け側の側端面に、工具先端の鉤状部を引掛け可能な縦長孔を形成したことを特徴とする請求項4記載の電動式移動棚。
【請求項6】 縁パネルと操作パネルの幅と上下寸法とを、ほぼ等寸としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電動式移動棚。

【図1】
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【図3】
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【図2】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2002−248022(P2002−248022A)
【公開日】平成14年9月3日(2002.9.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2001−48167(P2001−48167)
【出願日】平成13年2月23日(2001.2.23)
【出願人】(000000561)株式会社岡村製作所 (1,415)
【Fターム(参考)】