説明

電子機器及び文字表示方法

【課題】より簡単な操作で文字入力が可能となる電子機器及び文字表示方法を提供することを目的とする。
【解決手段】表示部と、一の操作キーに対して数字及び文字が割り当てられる複数の操作キーを備える操作部と、操作キーが操作されたら、当該操作された操作キーに割り当てられる文字を入力された文字として表示部に表示させる制御部と、を有し、制御部は、操作キーが操作され第1の文字及び第2の文字を含む入力文字が入力された場合に、当該入力文字のうち、第2の文字の少なくとも一部が単位を表す文字であると判断した場合、第1の文字を入力する際に操作された操作キーに割り当てられる数字と第2の文字との組み合わせを表示部に表示させることで上記課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、文字入力機能を備える電子機器及び文字表示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
文字入力が可能な電子機器(文字入力装置)としては、文字列を入力する入力部と、入力された文字列の変換候補を表示する表示部と、を備えたものがある。また、特許文献1には、文字変換テーブルを予め記憶しており、文字変換テーブルを参照して、入力された文字列の変換候補を表示部に表示させる電子機器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−366289号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、電子機器による文字入力方法としては、テンキーに複数の文字を対応つけて、その押下回数によって文字を判定する方法がある。例えば、数字の「1」のキーにあ行の複数の文字を対応つけ、「1」のキーが1回押下されたら「あ」、連続して2回押下されたら「い」が入力されたとする方法である。
【0005】
ここで、電子機器は、例えば、数字と文字の組み合わせを入力させる場合、入力モードを切り替えたり、数字と文字の組み合わせの読みを入力したりする必要がある。つまり、「3回」と入力するためには、数字を入力するモードで「3」を入力した後、かな文字を入力するモードで「かい」と入力するか、かな文字を入力するモードで「さんかい」と入力する。そのため、入力モードの切換や、文字入力数が多くなり、操作が手間となる。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、より簡単な操作で文字入力が可能となる電子機器及び文字表示方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電子機器であって、表示部と、一の操作キーに対して数字及び文字が割り当てられる複数の操作キーを備える操作部と、前記操作キーが操作されたら、当該操作された操作キーに割り当てられる文字を入力された文字として前記表示部に表示させる制御部と、を有し、前記制御部は、前記操作キーが操作され第1の文字及び第2の文字を含む入力文字が入力された場合に、当該入力文字のうち、前記第2の文字の少なくとも一部が単位を表す文字であると判断した場合、前記第1の文字を入力する際に操作された操作キーに割り当てられる数字と前記第2の文字との組み合わせを前記表示部に表示させることを特徴とする。
【0008】
ここで、前記制御部は、1つの前記操作キーが連続して操作された回数に応じて、異なる文字を入力された文字として前記表示部に表示させる場合、前記第2の文字の少なくとも一部が単位を表す文字であると判断したら、前記第1の文字を入力する際に操作された操作キーの連続して操作された回数に応じた個数の数字を前記表示に表示させることが好ましい。
【0009】
また、前記制御部は、前記第1の文字を入力する際に操作された操作キーに割り当てられる数字を前記第1の文字に代えて前記表示部に表示させることが好ましい。
【0010】
また、前記表示部は、入力された文字と共に、当該文字の変換候補を表示し、前記制御部は、前記第1の文字を入力する際に操作された操作キーに割り当てられる数字と前記第2の文字との組み合わせを前記変換候補として前記表示部に表示させることが好ましい。
【0011】
また、前記制御部は、前記第2の文字の少なくとも一部が単位を表す文字であると判断すると、当該第2の文字に換えて前記単位に対応する漢字または記号に変換して表示させることが好ましい。
【0012】
また、記制御部は、前記表示部に待ち受け画面が表示された状態で操作キーが操作されると、当該操作キーに割り当てられる文字及び数字を表示させることが好ましい。
【0013】
また、前記制御部は、入力された文字のうち後方の文字を前記第2の文字として単位を表す文字であるか否かを判断することが好ましい。
【0014】
また、前記制御部は、前記操作キーの操作により入力後確定されていない文字を前記第1の文字及び前記第2の文字とすることが好ましい。
【0015】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、文字表示方法であって、一の操作キーに対して数字及び文字が割り当てられている複数の操作キーを備える操作部に入力された操作に基づいて、表示部に文字を表示させる文字表示方法であって、前記操作キーが操作されたら、当該操作された操作キーに割り当てられる文字を入力された第1の文字及び第2の文字を含む入力文字として表示させる文字表示ステップと、前記入力文字を表示させた後、検出した第2の文字の少なくとも一部が単位を表す文字であるかを判定する判定ステップと、第2の文字の少なくとも一部が単位を表す文字であるかを判定したら、前記第1の文字を入力する際に操作された操作キーに割り当てられる数字と前記第2の文字との組み合わせを前記表示部に表示させる表示ステップとを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明にかかる電子機器及び文字表示方法は、より簡単な操作で数字と文字との組み合わせを入力することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】図1は、本発明の携帯端末装置の外観を示す正面図である。
【図2】図2は、図1に示す携帯端末装置の機能の概略構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、携帯端末装置の処理動作の一例を示すフロー図である。
【図4】図4は、携帯端末装置の動作を説明するための説明図である。
【図5】図5は、携帯端末装置の動作を説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下においては、電子機器として携帯電話端末を例として説明するが、本発明の適用対象は携帯電話端末に限定されるものではなく、入力部を備える各種装置、例えば、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ、ゲーム機等に対しても本発明は適用できる。
【0019】
図1は、本発明の携帯端末装置の外観を示す正面図である。携帯端末装置1は、無線通信機能を備えた携帯電話機である。携帯端末装置1は、筐体1Cが第1筐体1CAと第2筐体1CBとで開閉可能に構成された、折り畳み式の携帯電話機である。なお、図1は、携帯端末装置1を開いた状態である。
【0020】
第1筐体1CAには、表示部として、図1に示すメインディスプレイ2Mが設けられる。メインディスプレイ2Mは、所定の画像として、携帯端末装置1が受信を待機している状態のときに待ち受け画面を表示したり、携帯端末装置1の操作を補助するために用いられるメニュー画面を表示したりする。また、図1に示すように、第1筐体1CAには、携帯端末装置1の通話時に音声を発するレシーバ6が設けられている。
【0021】
第2筐体1CBには、通話相手の電話番号や、メール作成時等に文字や数字を入力するためテンキー3aを含む複数のキーで構成された操作キー3が複数設けられている。また、第2筐体1CBには、メインディスプレイ2Mに表示されるメニューの選択及び決定や画面のスクロール等を容易に実行するための方向及び決定キー4が設けられる。なお、操作キー3及び方向及び決定キー4は、携帯端末装置1の操作部28(図2参照)を構成する。また、第2筐体1CBには、携帯端末装置1の通話時に音声を受け取るマイク5が設けられている。
【0022】
また、第1筐体1CAと第2筐体1CBとは、ヒンジ18で連結されている。これによって、第1筐体1CA及び第2筐体1CBは、ヒンジ18を中心として共に回動して、互いに遠ざかる方向及び互いに接近する方向に回動できるように構成される。第1筐体1CAと第2筐体1CBとが互いに遠ざかる方向に回動すると携帯端末装置1が開き、第1筐体1CAと第2筐体1CBとが互いに接近する方向に回動すると携帯端末装置1が閉じる。
【0023】
次に、携帯端末装置1の機能と制御部との関係を説明する。図2は、図1に示す携帯端末装置の機能の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように携帯端末装置1は、主制御部22と、記憶部24と、通信部26と、操作部28と、入力データ取得部29と、音声処理部30と、表示部32と、表示制御部33と、を有する。
【0024】
主制御部22は、携帯端末装置1の全体的な動作を統括的に制御する処理部、例えばCPU(Central Processing Unit)である。すなわち、携帯端末装置1の各種の処理が、操作部28の操作や携帯端末装置1の記憶部24に保存されるソフトウェアに応じて適切な手順で実行されるように、通信部26、表示部32等の動作を制御する。主制御部22は、記憶部24に保存されているプログラム(例えば、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、主制御部22は、文字入力アプリケーション(すぐ文字アプリケーション)を用いて、文字入力処理を行う。なお、主制御部22による文字入力処理については、後ほど説明する。
【0025】
記憶部24には、主制御部22での処理に利用されるソフトウェアやデータが保存されている。具体的には、文字入力処理を行うアプリケーションのソフトウェアや、メールの送受信を行うアプリケーションソフトウェアや、文字変換の際に変換候補の抽出に用いられる辞書データ等が保存されている。また、記憶部24には、複数の操作キー3のそれぞれに割り当てられる、文字と数字との対応付けが記憶されている。
【0026】
通信部26は、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間でCDMA方式等による無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信及び情報通信を行う。
【0027】
操作部28は、例えば、電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キー、発信キー等、各種の機能が割り当てられた操作キー3と、方向及び決定キー4とで構成され、これらのキーがユーザの操作により入力されると、その操作内容に対応する信号を発生させる。なお、操作キー3を構成するテンキー3aは、12個のキーで構成され、それぞれのキーが数字キーと文字キーとの両方の機能を備えている。テンキー3aは、押下されると、押下されたことに対応する信号を発生させる。なお、テンキー3aを構成するそれぞれのキーには、数字を入力するモードの(つまり、数字キーとしての機能を実行する)とき、1から9、0、*または#の入力が割り振られている。また、テンキー3aを構成する数字の1から9が割り振られたそれぞれのキーには、文字を入力するモードの(つまり、文字キーの機能を実行する)とき、あ行からら行の文字の入力が割り振られており、数字の0が割り振られたキーには「わ」、「を」、「ん」の入力が割り振られている。また、*が割り振られたキーまたは#が割り振られたキーには、濁点、半濁点、長音、句読点等の各種記号の入力が割り振られている。そして、発生した信号は、ユーザの指示として入力データ取得部29へ入力される。
【0028】
入力データ取得部29は、操作部28から発生した信号と、入力の設定に基づいて、制御信号を生成し、生成した制御信号を主制御部22に入力する。なお、入力の設定は、記憶部24に記憶されている。
【0029】
入力データ取得部29は、文字を入力するモードの場合は、テンキー3aの各キーの操作回数に基づいて、各キーに割り当てられている文字から1つの文字を抽出し、入力された文字情報として主制御部22に出力する。ここで、これらのキーに割り振られた文字は、所定の配列順番が設定されている。具体的には、あ行及び1が割り振られている「1あ」キーは、「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」、「ぁ」、「ぃ」、「ぅ」、「ぇ」、「ぉ」、という配列順番が設定されている。また、配列順番は、トグルになっている。つまり、キーに割り当てられた文字は、循環するように設定されており、「ぉ」の次は「あ」となり、その後上記の配列順番が繰り返される設定となっている。
【0030】
また、入力データ取得部29及び主制御部22は、テンキー3aの押下を検出し、押下の回数に基づいて配列順番の文字の中で表示させる(選択する)文字を決定する。入力データ取得部29は、同じテンキー3aが連続して押下された場合、つまり、直前と同じテンキー3a(正確には、テンキー3aの中の1つのキー)が押下された場合は、押下回数に基づいて配列順番の中で表示させる文字(入力候補文字)を選択する。つまり、入力データ取得部29は、直前に入力されたと判断した文字の情報を更新し、次の順番の文字を入力された文字とする制御信号を主制御部22に入力する。また、入力データ取得部29及び主制御部22は、異なるテンキー3aが押下された場合、つまり、直前に押下されたテンキー3aとは異なるテンキー3a(正確には、テンキー3aの中の1つのキー)が押下された場合は、直前に押下されたテンキー3aに対応する文字が確定されたと判断し、押下されたテンキー3aの配列順番が先頭の文字を表示させる。つまり、入力データ取得部29及び主制御部22は、直前に押下されたテンキー3aと異なるテンキー3aが押下された場合は、直前に押下されたテンキー3aに対応する文字を決定し、次の文字の入力を開始する。なお、後述するが、入力された文字は、その後変換の対象となり、変換が完了して、入力文字として最終確定される。
【0031】
また、入力データ取得部29は、数字を入力するモードの場合は、テンキー3aの各キーの操作に基づいて、各キーに割り当てられている数字を、数字情報(数字の文字情報)として主制御部22に出力する。例えば、キーの「1」が押下されたら、「1」を入力された文字と判定し制御信号を主制御部22に入力する。また、キーの「1」が2回連続押下されたら、「1」を入力された文字と判定した制御信号を2回主制御部22に入力する。つまり、「11」が入力されたと判断する。
【0032】
なお、入力データ取得部29は、テンキー3aの各キーの操作を、文字を入力するモードと、数字を入力するモードとの両方と判断し、同じ操作に対して、文字情報と数字情報を生成して主制御部22に出力することもできる。
【0033】
また、入力データ取得部29は、入力された文字(入力を検出した文字)の情報を記憶部24に一次的に記憶させる。つまり、操作者によって操作部28に入力され、入力データ取得部29で検出した入力の履歴を記憶部24で記憶させる。なお、記憶部24の一部の機能を入力データ取得部29と共有し、入力データ取得部29に記憶させるようにしてもよい。
【0034】
音声処理部30は、マイク5に入力される音声信号やレシーバ6から出力される音声信号の処理を実行する。
【0035】
表示部32は、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro−Luminescence)パネル等で構成された表示パネル(上述したメインディスプレイ2M等)を備え、主制御部22から表示制御部33を介して供給される映像データに応じた映像、画像データに応じた画像を表示パネルに表示させる。
【0036】
なお、本実施形態では、主制御部22、入力データ取得部29、音声処理部30、表示制御部33を別々に設けたが、携帯端末装置は、これらの各部を一体で設けてもよい。また、演算処理部を共通とし、各機能をアプリケーションとして、実行するようにしてもよい。
【0037】
次に、携帯端末装置1の動作、操作部28に入力される操作と、主制御部22における処理について説明する。ここで、図3は、携帯端末装置の処理動作の一例を示すフロー図である。図3に示すフロー図は、待受画面の表示中に操作キー3が押下された場合の処理の一例を示すフロー図である。ここで、また、待受画面とは、電話の発着信を待ち受けている状態の画面、または、アプリケーションプログラムの起動を待ち受けている状態の画面である。換言すると、待受画面は、携帯端末装置1が提供する各種機能画面へ画面が変わる前の画面である。なお、待受画面は、例えば、デスクトップ画面、ホーム画面、または、壁紙と呼ばれることもある。また、本実施形態の主制御部22は、待受画面表示中に、テンキー3aが操作されると、テンキー3aの操作を文字入力と判断した場合と、数字入力と判断した場合の両方について検出し、検出した文字を表示させる文字入力アプリケーションを起動させる。つまり、数字を入力するモードと文字を入力するモードの両方を平行して実行する文字入力アプリケーションを実行する。また、図3に示す処理は、基本的に、主制御部22が各部の動作を処理することで実行される。また、テンキー3aの操作により入力される数字と文字との対応関係は、予め記憶部24に記憶されている。
【0038】
まず、携帯端末装置1の主制御部22は、ステップS12として、待受け画面を表示させる。その後、主制御部22は、ステップS14として、テンキー3aが押下されたかを判定する。つまり、主制御部22は、ユーザによるテンキー3aの操作をテンキー3a及び入力データ取得部29により検出したかを判定する。主制御部22は、ステップS14で、待受画面の表示中にテンキー3aが押下されていない(No)つまり、操作部28および入力データ取得部29で操作を検出していないと判定したら、ステップS14に進む。つまり、主制御部22は、待受画面の表示時は、テンキー3aが押下されたかを繰り返し判定する。
【0039】
また、主制御部22は、ステップS14で、待受画面の表示中にテンキー3aが押下された(Yes)つまり、操作部28および入力データ取得部29で操作を検出ししたと判定したら、ステップS16として、文字入力アプリケーションを起動する。
【0040】
主制御部22は、ステップS16で文字入力アプリケーションを起動させたら、ステップS18として、表示部32に文字入力画面に対応する文字を表示させる。ここで、文字入力画面とは、入力された文字(つまり、操作部28の操作を文字入力として検出した場合の検出結果)を表示させる画面である。つまり、主制御部22は、ユーザによるテンキー3aの操作により入力された文字を文字入力画面に表示させる。
【0041】
その後、主制御部22は、ステップS20として、表示部32に数値入力画面に対応する数値を表示させる。ここで、数値入力画面とは、入力された数字(つまり、操作部28の操作を数字入力として検出した場合の検出結果)を表示させる画面である。つまり、主制御部22は、ユーザによるテンキー3aの操作により入力された数値を数値入力画面に表示させる。ステップS18とステップS20の処理を行うことで、表示部32には、テンキー3aの操作を、文字入力として検出した場合の検出結果と、数値入力として検出した場合の検出結果の両方が表示される。
【0042】
主制御部22は、ステップS20で数値入力画面に対応する数値を表示させたら、ステップS22として、後方のn文字を抽出する。つまり、主制御部22は、入力を文字入力として検出した検出結果の最後方からn文字分の文字を抽出する。なお、ここで、n文字は、設定により決まる文字数である。また、抽出対象のn文字は、複数の文字数、つまり、nを1とした場合、2とした場合、3とした場合のそれぞれについて抽出するようにしてもよい。また、抽出の対象となる文字は、変換が決定していない文字である。
【0043】
主制御部22は、ステップS22で抽出を行ったら、ステップS24として抽出文字があるかを判定する。主制御部22は、ステップS24で抽出文字なし(No)と判定したら、ステップS34に進む。また、主制御部22は、ステップS24で抽出文字あり(Yes)と判定したら、ステップS26として、抽出文字が単位変換可能であるかを判定する。つまり、抽出した文字が単位を表わす文字(文字、文字列)であるかを判定する。
【0044】
主制御部22は、ステップS26で抽出文字が単位に変化可能ではない(No)と判定したら、ステップS34に進む。また、主制御部22は、ステップS26で抽出文字が単位に変換可能である(Yes)と判定したら、ステップS28として、単位以前の入力を数値に変換する。つまり、主制御部22は、単位に変換可能と判定した文字(第2の文字)よりも前に入力された文字(第1の文字)を当該文字の入力(つまり、当該文字の入力のためのテンキー3aの操作)に対応する数字に変換する。なお、第1の文字、第2の文字は、1文字の場合も複数文字の場合もある。
【0045】
主制御部22は、ステップS28で文字を対応する数値に変換したら、ステップS30として、数値+単位変換候補を作成する。つまり、主制御部22は、ステップS26で抽出した文字(第2の文字)を単位に変換し変換文字と、ステップS28で第1の文字を数字入力に対応して変換させた数値とを組み合わせて、数値と単位との組み合わせた変換候補を作成する。
【0046】
主制御部22は、ステップS30で変換候補を作成したら、ステップS32として、変換候補ボックスに数値+単位変換候補を表示させる。ここで、変換候補ボックスとは、入力された文字に基づいた変換候補を表示させる表示領域である。
【0047】
主制御部22は、ステップS32の処理を行ったら、または、ステップS24、ステップS26でNoと判定したら、ステップS34として、変換候補ボックスに一般変換候補を表示させる。ここで、一般変換候補は、テンキー3aの操作が文字入力操作であると判定して検出した文字(文字列)から作成した変換候補である。なお、一般変換候補には、検出した文字に一部文字を補完した文字列を変換対象として作成した予測変換候補も含む。また、一般変換候補は、複数作成しても、1つでもよい。主制御部22は、テンキー3aへの操作を文字入力モードとして検出して作成した文字列に基づいて一般変換候補を作成したら、変換ボックスに表示させる。
【0048】
主制御部22は、ステップS34で一般変換候補を変換ボックスに表示させたら、ステップS36として、変換候補が選択されたかを判定する。つまり、主制御部22は、変換候補ボックスに表示させている変換候補が、入力文字の変換として選択され決定されたかを判定する。なお、決定操作には、方向及び決定キー4の決定キーの押下を割り当てることができ、変換候補の選択操作には、方向及び決定キー4の方向キーの押下を割り当てることができる。
【0049】
主制御部22は、ステップS36で変換候補の選択がない(No)と判定したら、ステップS38として、テンキー3aが押下されたか検出する。ここで、主制御部22は、ステップS36で変換候補が選択されない状態(決定キーが押下されない状態)で一定時間経過するか、テンキー3aの押下を検出したら、変換候補の選択がないと判定する。
【0050】
主制御部22は、ステップS38でテンキーが押下された(Yes)、文字入力、数字入力の操作があったと判定したら、ステップS18に進み、その後、上述した処理を繰り返す。また、主制御部22は、ステップS38で、でテンキー3aが押下されていない(No)、つまり、新たな入力はないと判定したら、ステップS36に進む。主制御部22は、このように、選択候補が選択されるか、テンキー3aが押下されるまで、ステップS36とステップS38の処理を繰り返す。
【0051】
主制御部22は、ステップS36で変換候補が選択された(Yes)と判定したら、ステップS40として、変換候補を入力文字として確定する。つまり、選択された文字列を入力された文字として確定し、変換候補を作成する対象から除外する。その後、主制御部22は、処理を終了する。
【0052】
なお、主制御部22は、変換候補が選択され、入力文字として確定された後も、文字入力を継続させ、ステップS18からステップS40の処理を繰り返すことで、文章を入力することができる。また、主制御部22は、ステップS40の処理が実行されたら、数値入力ではなく、文字入力であると判定し、数値入力画面は、表示させず、文字入力画面と変換候補ボックスのみを表示させるようにしてもよい。さらに、主制御部22は、入力検出中に、ユーザが数字入力を行っていると判定したら、図3に示す処理を終了し、数値入力画面のみを表示させるようにしてもよい。
【0053】
次に、図4及び図5を用いて、図3の処理をより詳細に説明する。ここで、図4及び図5は、携帯端末装置の動作を説明するための説明図である。なお、図4に示す説明図は、「3回」を入力する場合の入力例であり、図5に示す説明図は、「331個」を入力する場合の入力例である。
【0054】
まず、主制御部22は、入力データ取得部29により、表示部32のメインディスプレイ2Mに、図4の画面60に示すような待受画面を表示させる状態で、テンキー3a、具体的には、テンキー3aのうち「3」の入力が割り当てられたキー(以下「「3」のキー」という。他のキーも同様に「の入力が割り当てられた」を省略する。)の押下を検出する。主制御部22は、テンキー3aの押下を検出したら、文字入力アプリケーションを実行すると、表示部32のメインディスプレイ2Mに図4に示す画面60aを表示させる。ここで、画面60aは、入力された文字(つまり、操作部28の操作を文字入力として検出した場合の検出結果)を表示させる文字入力画面62と、入力された文字に基づいた変換候補を表示させる変換候補ボックス(変換候補表示画面)64と、入力された数字(操作部28の操作を数字入力として検出した場合の検出結果)を表示させる数値入力画面66とで構成される。ここで、図4の画面60aは、「3」のキーが押下されているため、文字入力画面62には、「3」のキーの押下により入力されたと判定する文字である「さ」が表示される。また、変換候補ボックス64には、入力文字「さ」に基づいて作成された変換候補として「30分」、「作成」、「酒井」の3つの一般変換候補が表示される。さらに、数値入力画面66には、「3」のキーの押下により入力されたと判定する数字である「3」が表示される。
【0055】
その後、ユーザにより、テンキー3aの「2」のキー、「1」のキーが順次押下されると、主制御部22は、表示部32のメインディスプレイ2Mに図4に示す画面60bを表示させる。図4の画面60bは、「2」のキー、「1」のキーが順次押下されているため、文字入力画面62には、「2」のキー、「1」のキーの押下により入力されたと判定する文字である「か」「あ」が「さ」の後ろに表示される。つまり文字入力画面62には、「さかあ」が表示される。また、変換候補ボックス64には、入力文字「さかあ」に基づいて作成された一般変換候補として「差かあ」、「さかあ」、「サカア」の3つの変換候補が表示される。さらに、数値入力画面66には、「2」のキー、「1」のキーの順次押下により入力されたと判定する数字「21」が「3」の後ろに追加され「321」が表示される。
【0056】
その後、ユーザによりテンキー3aの「1」のキーが押下されると、主制御部22は、表示部32のメインディスプレイ2Mに図4に示す画面60cを表示させる。図4の画面60cは、「1」のキーが押下されているため、文字入力画面62には、「1」のキーの押下により入力されたと判定する文字である「い」が「あ」に替えて表示される。また、変換候補ボックス64には、入力文字「さかい」に基づいて作成された一般変換候補として「境」、「堺」、「酒井」の3つの変換候補が表示される。また、「さかい」を構成する後ろの2文字である「かい」は、回数の単位である「回」、階数の単位である「階」に変換することができる。これにより、文字「さ」を数値「3」に変換し、単位を組み合わせた「3回」、「3階」が数値+単位変換候補として変換候補ボックス64に表示される。また、数値入力画面66には、「1」のキーの順次押下により入力されたと判定する数字「1」が「321」の後ろに追加され「3211」が表示される。
【0057】
このように、携帯端末装置1は、文字入力モードで入力された文字のうち、後方の文字を第2の文字として抽出し、抽出した文字より前の文字を第1の文字とし、第2の文字が単位に変換可能な場合は、第1の文字の入力が、数字入力モードで入力された場合の数字に変換して、数字と単位を組み合わせた変換候補を作成する。これにより、「3回」と入力したい場合も文字列で「さんかい」、つまりテンキー3aを「3000211」しなくても対応する数値を入力するだけで、「3回」を入力することができる。また、数字入力モードで「3」を入力し、文字入力モードで「かい」と入力し「回」と変換する必要もなくなる。これにより、ユーザが所望する文字列をより簡単な操作で入力することができる。
【0058】
なお、上記実施形態では、数値に変換する部分、つまり第1の文字を「3」または「さ」の1文字としたが、本発明はこれに限定されない。ここで、図5は、「331個」を入力する場合の例である。図5に示す例では、まずユーザによりテンキー3aのキー「3」「1」「1」「2」「2」「2」「2」の順で押下されると、主制御部22は、表示部32のメインディスプレイ2Mに図5に示す画面70aを表示させる。図5の画面70aは、文字入力画面72には、キーの押下により入力されたと判定する文字である「さいけ」が表示される。また、変換候補ボックス74には、入力文字「さいけ」に基づいて作成された一般変換候補として「債権」、「再建」、「採決」の3つの変換候補が表示される。また、数値入力画面76には、キーの順次押下により入力されたと判定する数字「3112222」が表示される。
【0059】
その後ユーザによりテンキー3aの「2」のキーが押下されると、主制御部22は、表示部32のメインディスプレイ2Mに図5に示す画面70bを表示させる。図5の画面70bは、「2」のキーが押下されているため、文字入力画面72には、「2」のキーの押下により入力されたと判定する文字である「こ」が「け」に替えて表示される。また、変換候補ボックス74には、入力文字「さいこ」に基づいて作成された一般変換候補として「最古」、「西湖」の2つの変換候補が表示される。また、「さいこ」を構成する後ろの1文字である「こ」は、個数の単位である「個」、戸数の単位である「戸」に変換することができる。これにより、文字「さい」を数値「311」に変換し、単位を組み合わせた「311個」、「311戸」が数値+単位変換候補として変換候補ボックス74に表示される。また、数値入力画面76には、「2」のキーの順次押下により入力されたと判定する数字「2」が「3112222」の後ろに追加され「31122222」が表示される。
【0060】
このように、第1の文字は、複数の桁数の数値に変換できる文字とすることもできる。これにより、上記場合では、「さんびゃくじゅういち」または「さんいちいち」と文字で入力することなく数値の「311」を入力することができる。このように、複数桁の数値と単位とを組み合わせて入力する場合は、より顕著な効果を得ることができる。
【0061】
また、単位は、上述した「回」、「個」や、「円」、「時間」、「分」等の漢字に変換できる単位に限定されず、種々の単位を対象とすることができる。例えば、メートル(m)、キログラム(kg、キロ)、ドル等のカタカナや、アルファベットで変換される単位も対象とすることができる。
【0062】
例えば、「250キロ」と入力したい場合は、「2502299999」とすることで、変換可能となる。具体的には、入力文字では「かなわきろ」となり、「きろ」が単位として認識され「かなわ」が「250」に変換される。この場合も「にひゃくごじゅうきろ」と入力する必要がないため、操作部28の操作回数を減らすことができる。また、入力モードを数字入力モードから文字入力モードに切り替える必要がなくなるため、入力が簡単になる。また、単位の変換も「キロ」ではなく「kg」に変換してもよい。また、単位を記号に変換してもよい。
【0063】
ここで、上記実施形態では、いずれも入力された文字(入力文字)のうち、後方の文字を第2の文字として抽出して、当該第2の文字の少なくとも一部が単位を表す文字(単位に変換可能な文字)であるかを判定したが、これには限定されない。携帯端末装置1は、入力文字のうち、前方の文字を第2の文字とし、当該第2の文字に含まれない後方の文字を第1の文字として抽出し、第2の文字が単位に変換可能であるかを判定してもよい。例えば、テンキー3aを「44444*9993」の順で押下し、入力文字として「どるさ」と入力された場合、入力文字の前方の「どる」を第2の文字として抽出し、「どる」を通貨の単位「ドル($)」に変換し、「どる」の後方の「さ」を数値として入力された場合の「3」に変換し、変換候補(及び/または表示させる文字)として「$3」を生成してもよい。このように、入力文字の後方に加え、または、代えて、前方も第2の文字の候補として抽出することで、単位を前に表示させる表記の場合も単位と数値の組み合わせを簡単に入力することが可能となる。ここで、携帯端末装置1は、入力文字の後方を第2文字として抽出する処理と、入力文字の前方を第2文字として抽出する処理を一緒して処理しても、別々、または平行に処理してもよい。また、前方、後方いずれか一方のみを抽出するか、両方抽出するかを設定によって切換可能としてもよい。
【0064】
なお、本実施形態では、主制御部22において、待受画面の表示時にテンキー3aが操作されたかを繰り返し判定したが、本発明はこれに限定されず、テンキー3a及び入力データ取得部29から、テンキー3aの操作を検出した信号を取得したら、文字入力アプリケーションを起動させるようにしてもよい。
【0065】
また、本実施形態では、文字入力アプリケーションの起動時に、文字入力画面と、数値入力画面の両方を表示させたが、文字入力画面のみを表示させるようにしてもよい。なお、文字入力アプリケーションのように、待受画面の表示時のテンキー3aの操作で文字入力と、数値入力の両方を並列で実行する場合は、文字入力と数字入力の双方に対応させるため、文字入力が、仮名文字なのか、カタカナなのか、数字なのか等の切換操作に手間がかかったり、切換を割り当てるためのキーを設ける必要があったりする。これに対して、携帯端末装置1は、モードを切り換える必要がないため、簡単な操作で数字と単位との組み合わせを入力することができる。
【0066】
また、本実施形態では、待受画面の表示時にテンキー3aの操作を検出したら起動させる文字入力アプリケーションの実行時に行う処理として説明したが、これには限定されない。また、メール作成機能により、テキスト入力画面を起動させた場合も同様の処理を行うようにしてもよい。つまり、入力された操作を文字入力、数字入力の両方で検出し、両方の検出結果を表示させている場合に限定されず、文字入力としての検出結果を表示させている場合に、上述した処理を行うようにしてもよい。つまり、テキスト入力時に、仮名文字入力が設定されている場合でも、入力された文字の後方部分(第2の文字)に単位への変換が可能な文字(文字列)があると判定したら、その文字よりも前の部分(第1の文字)を数値入力に変換し、数値と単位の組合せとして表示させてもよい。
【0067】
また、上記実施形態では、数値と単位の組合せを変換候補として表示させたがこれにも限定されない。例えば、文字入力画面に表示する文字列の第1の文字を数値に自動変換するようにしてもよい。
【0068】
また、上記実施形態では、文字入力及び数字(数値)入力を行うキーとしてテンキー3aを用いたが、これに限定されない。操作部としては、1つのキーに数字と文字の両方が割り当てられている操作キーを備える種々の操作部を用いることができる。また、操作キーの構成も押下を検出する物理キーに限定されない。例えば、操作部をタッチパネルとし、タッチパネルに表示させた操作キーへの操作を検出するようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0069】
以上のように、本発明にかかる電子機器及び文字表示方法は、文字入力機能を有する装置、入力された文字を表示させる方法に用いることに有用である。
【符号の説明】
【0070】
1 携帯端末装置
1C 筐体
1CA 第1筐体
1CB 第2筐体
2M メインディスプレイ
3 操作キー
4 方向及び決定キー
5 マイク
6 レシーバ
18 ヒンジ
22 主制御部(CPU)
24 記憶部(メモリ)
26 通信部
28 操作部
29 入力データ取得部
30 音声処理部
32 表示部
33 表示制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部と、
一の操作キーに対して数字及び文字が割り当てられる複数の操作キーを備える操作部と、
前記操作キーが操作されたら、当該操作された操作キーに割り当てられる文字を入力された文字として前記表示部に表示させる制御部と、を有し、
前記制御部は、前記操作キーが操作され第1の文字及び第2の文字を含む入力文字が入力された場合に、当該入力文字のうち、前記第2の文字の少なくとも一部が単位を表す文字であると判断した場合、前記第1の文字を入力する際に操作された操作キーに割り当てられる数字と前記第2の文字との組み合わせを前記表示部に表示させることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記制御部は、1つの前記操作キーが連続して操作された回数に応じて、異なる文字を入力された文字として前記表示部に表示させる場合、前記第2の文字の少なくとも一部が単位を表す文字であると判断したら、前記第1の文字を入力する際に操作された操作キーの連続して操作された回数に応じた個数の数字を前記表示に表示させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1の文字を入力する際に操作された操作キーに割り当てられる数字を前記第1の文字に代えて前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記表示部は、入力された文字と共に、当該文字の変換候補を表示し、
前記制御部は、前記第1の文字を入力する際に操作された操作キーに割り当てられる数字と前記第2の文字との組み合わせを前記変換候補として前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項5】
前記制御部は、前記第2の文字の少なくとも一部が単位を表す文字であると判断すると、当該第2の文字に換えて前記単位に対応する漢字または記号に変換して表示させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項6】
前記制御部は、前記表示部に待ち受け画面が表示された状態で操作キーが操作されると、当該操作キーに割り当てられる文字及び数字を表示させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項7】
前記制御部は、入力された文字のうち後方の文字を前記第2の文字として単位を表す文字であるか否かを判断することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項8】
前記制御部は、前記操作キーの操作により入力後確定されていない文字を前記第1の文字及び前記第2の文字とすることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項9】
一の操作キーに対して数字及び文字が割り当てられている複数の操作キーを備える操作部に入力された操作に基づいて、表示部に文字を表示させる文字表示方法であって、
前記操作キーが操作されたら、当該操作された操作キーに割り当てられる文字を入力された第1の文字及び第2の文字を含む入力文字として表示させる文字表示ステップと、
前記入力文字を表示させた後、検出した第2の文字の少なくとも一部が単位を表す文字であるかを判定する判定ステップと、
第2の文字の少なくとも一部が単位を表す文字であるかを判定したら、前記第1の文字を入力する際に操作された操作キーに割り当てられる数字と前記第2の文字との組み合わせを前記表示部に表示させる表示ステップとを有することを特徴とする文字表示方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−63955(P2012−63955A)
【公開日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−207333(P2010−207333)
【出願日】平成22年9月15日(2010.9.15)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】