説明

電気メータ向けの電圧変更用デバイス

【課題】高電圧性能、低電圧性能及び/または高電圧過渡事象保護を提供する電気メータ向けの電圧変更用デバイスを提供すること。
【解決手段】本発明の態様は、特定の電源(10)要件をもつ新たなメータ(30)の適格化を提供する。一実施形態では本発明の態様は、ハウジングを有する電気メータ(30)と、該電気メータ(30)が所定の電源(10)要件で動作するように受け取った電圧を変更するために電気メータ(30)に接続された電圧変更用デバイス(20)と、を含んだシステム(100)であって、該電圧変更用デバイス(20)は電気メータ(30)ハウジングの内部あるいは電気メータ(30)ハウジングの外部に配置されているシステム(100)を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する主題は全般的には電圧変更用デバイスに関する。より具体的には本開示は、高電圧性能、低電圧性能及び/または高電圧過渡事象保護を提供する電気メータ向けの電圧変更用デバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に配電は、顧客に対する送電における最後段階である。典型的な配電システム(例えば、変電所、電力ライン、電柱装備の変圧器、分配配線、電気エネルギーメータ、その他)では、配電システムは送電系統(例えば、発電所、変圧器、高電圧送電線、その他)から発生させた電気を搬送すると共に、電気メータを介して顧客にこの電気を供給している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許第5392188号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
産業用途では、適用可能な電源は広い範囲に及んでいる。例えば米国では、産業用途の電源は120ボルト(V)から480Vまでの範囲にある。これらの用途のうちの概ね97パーセントは120V〜277Vのレンジ域内に入る。したがって、480Vのデルタ構成を必要とするのは産業用途のうちの概ね3パーセントだけである。さらに石油産業や灌漑用途のシステムでは、送電線が長いことやモータの始動や停止のためにかなりの過渡事象を伴った480Vが必要である。カナダにおける産業用途電源は600Vを必要とする。また、57V〜120Vを要求する用途は僅かなパーセントに過ぎない。こうしたより低ボリュームでは特定の各電源要件ごとに新たなメータを適格化(qualify)することはコスト的に不可能である。さらに、こうした新たなメータの適格化には大幅な開発時間を必要とすることがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の態様によれば、特定の電源要件を備えた新たなメータの適格化を提供することができる。一実施形態では本発明の態様は、ハウジングを有する電気メータと、該電気メータが所定の電源要件に従って動作するように受け取った電圧を変更するために電気メータに接続された電圧変更用デバイスと、を含んだシステムであって、該電圧変更用デバイスは電気メータハウジングの内部または電気メータハウジングの外部に配置されているシステムを含む。
【0006】
本発明の第1の態様は、ハウジングを有する電気メータと、該電気メータが所定の電源要件に従って動作するように受け取った電圧を変更するために電気メータに接続された電圧変更用デバイスと、を備えたシステムであって、該電圧変更用デバイスは電気メータハウジングの内部または電気メータハウジングの外部に配置されているシステムを提供する。
【0007】
本発明の第2の態様は、電源と、ハウジングの内部に電子基板を含んだ電気メータと、該電気メータが所定の電源要件に従って動作するように該電子基板及び電源に接続させた電源から受け取った電圧を変更するための電圧変更用デバイスと、を備えたシステムであって、該電圧変更用デバイスは電気メータハウジングの内部または電気メータハウジングの外部に配置されているシステムを提供する。
【0008】
本発明のこれら特徴並びにその他の特徴については、本発明の様々な実施形態を描出した添付の図面と関連して提供している本発明の様々な態様に関する以下の詳細な説明からより容易に理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の態様によるシステムの概要図である。
【図2】本発明の態様によるシステムの電圧変更用デバイスのより詳細な概要図である。
【図3】本発明の態様によるシステムの電圧変更用デバイスのより詳細な概要図である。
【図4】本発明の態様によるシステムの電圧変更用デバイスのより詳細な概要図である。
【図5】本発明の態様によるシステムの電圧変更用デバイスのより詳細な概要図である。
【図6】本発明の態様によるシステムの電圧変更用デバイスのより詳細な概要図である。
【図7】本発明の態様によるシステムの電圧変更用デバイスのより詳細な概要図である。
【0010】
本発明の図面は縮尺どおりでないことに留意されたい。これらの図面は本発明の典型的な態様の描写のみを目的としており、したがってこれらが本発明の趣旨を限定すると見なすべきではない。これらの図面では、同じ要素に対して図面間で同じ番号付けをしている。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の態様は、特定の電源要件を備えた新たなメータの適格化を提供することができる。一実施形態では本発明の態様は、ハウジングを有する電気メータと、該電気メータが所定の電源要件に従って動作するように受け取った電圧を変更するために電気メータに接続された電圧変更用デバイスと、を含んだシステムであって、該電圧変更用デバイスは電気メータハウジングの内部または電気メータハウジングの外部に配置されているシステムを含む。
【0012】
例えば上で言及したように、産業用途の電源は120V〜480Vの範囲にある。しかし、これらの用途のうちの概ね97パーセントだけが120V〜277Vを要求する。120V〜480V電源ではなく120V〜277V電源を設計する方が費用対効果がより高い。本発明の態様による電圧変更用デバイスによれば、120V〜480Vの用途について120V〜277V電源の使用が可能となる。さらに480Vデルタシステムが要求される石油産業や灌漑用途においては、多くの場合に過電圧が起こる可能性があり、このために電圧過渡事象の問題が生じる。本明細書に記載した電圧変更用デバイスによれば高電圧過渡事象に対する保護が提供される。したがって各用途ごとの特定の電源要件を有する新たなメータを完全に再適格化することは必要がない。
【0013】
図1及び2を見ると、本発明の態様によるシステム100の概要図を示している。電源10を電圧変更用デバイス20に接続させることがある。電圧変更用デバイス20は、電気メータ30の電子基板(図示せず)に接続させることがある。図示していないが電気メータ30はハウジングを含む。以下で説明することにするが、電圧変更用デバイス20は電気メータ30の所定の電源要件に従った動作を可能にする。図示していないが、電圧変更用デバイス20は電気メータ30のハウジング内部に配置させることも、電気メータ30の外部に配置させることもあることを理解されたい。
【0014】
システム100について3相電源システムに関連して説明することにする。したがって、3本のライン(すなわち、3つの位相)によって電源10を電圧変更用デバイス20に接続している。抵抗器108を含んだ任意選択の中性ライン107を表している。追加のライン(アダプタ端子)101によって電圧変更用デバイス20を電気メータ30に接続している。本明細書で説明するが、このアダプタ端子101はメータ30に対して電圧のフィードバック及び給電分離を提供する。
【0015】
本明細書に記載したようにシステム100を3相電源システムに適用しているが、システム100の用途は現在知られている任意の電源システムや今後開発されるであろう電源システムにも適用し得ることを理解されたい。
【0016】
ここで図2を見ると、システム100の電圧変更用デバイス20に関するより詳細な概要図を示している。システム100(また、電圧変更用デバイス20)は、第1の位相102、第2の位相104及び第3の位相106を含むように表している。中性用に追加のワイヤが存在することがある、ただし明瞭にする目的で中性ワイヤは省略してある。アダプタ端子101によって電圧変更用デバイス20を電気メータ30(図1)に接続している。本明細書で説明するようにアダプタ端子101はメータ30に対して電圧のフィードバック及び供給分離を提供する。
【0017】
図2から分かるように電圧変更用デバイス20は、第1の位相102及び第2の位相104に接続させたサージ保護回路40を含む。サージ保護回路40は、少なくとも1つのバリスタ44と直列に結合されたサージ抵抗器42を含む。図2には2つのバリスタ44を含むサージ保護回路40を表しているが、サージ保護回路40は任意の数のバリスタ44を含み得ることを理解されたい。バリスタ44は、金属酸化物バリスタを含むことや、現在知られている任意のタイプや今後開発されるであろうタイプのバリスタを含むことができる。バリスタ44は、高電圧により生成された電流を回路の別の部分にシャントして逃がすことによる過剰な過渡事象電圧からの保護のために用いられる。
【0018】
電圧変更用デバイス20は、サージ保護回路40と直列に結合された電磁気干渉(EMI)ろ過デバイス60を含む。EMIとは、電圧変更用デバイス20の内部において回路の有効な実行の中断、妨害または制限によって電気回路の動作に悪影響を及ぼす可能性がある外乱のことである。使用され得るEMIろ過デバイスの例には、コモンモードチョーク、xコンデンサ、あるいはインダクタ/コンデンサ(「LC」)フィルタが含まれる。しかし当技術分野で知られるような別のEMIろ過デバイスを用いることもできる。
【0019】
この図2の実施形態では、電圧変更用デバイス20は過電圧保護モジュール70を含む。過電圧保護モジュール70は、所定の電源要件を超える電圧の受け取りに応答して電気メータ30(図1)に対するパワーをオフに切替えるように構成されている。例えば120V〜480Vのメータは、480Vを超える電圧が存在しているときに保護のために電源電圧をオフに切替えてスイッチパワーモードにすることがある。
【0020】
過電圧保護モジュール70の内部には過電圧検出回路72があって、過電圧の発生を検出している。過電圧検出回路72は過電圧の発生に応答して過電圧保護モジュール70をオンに切替える。図2に示した実施形態では過電圧保護モジュール70は、並列に電気的に接続させたバリスタ73、ダイオード74及び金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)75と直列に電気的に接続されたダイオード71を含む。過電圧保護モジュール70はさらにコンデンサ76を含む。しかし、過電圧保護モジュールは所定の電源要件を超える過電圧に応答して電気メータ(図1)に対するパワーのオフ切替えに必要な任意のデバイスを含むことを理解されたい。
【0021】
電圧フィードバックのために少なくとも1つの追加の抵抗器77を設けることがある。例えばアダプタ端子101を介して第1の位相102の電圧フィードバックをメータ30(図1)に提供するための追加の抵抗器77を図2に示している。この追加の抵抗器77によってさらに、給電分離を提供するための第1の位相102から分離した単独端子101が提供される。第3の位相106に関する電圧のフィードバック及び給電分離を提供するために第2の追加の抵抗器78も設けられることがある。この実施形態では、第2の位相104はEMIろ過デバイス60を通過すると共に、基準電位として用いられる。このことは半波整流システムにおいて当てはまることが多い。
【0022】
ここで図3を見ると、図2の電圧変更用デバイス20に対する代替的な実施形態の詳細概要図を示している。この実施形態では、第2の位相104向けに第3の追加の抵抗器79を設けている。第1の位相102向けの第1の追加の抵抗器77や第3の位相106向けの第2の追加の抵抗器78の場合と同様に、この第3の追加の抵抗器79は第2の位相104向けに電圧のフィードバック及び給電分離を提供する。この実施形態ではその第2の位相104はEMIろ過デバイス60を通過する。
【0023】
ここで図4を見ると、電圧変更用デバイス20に対する代替的な実施形態の詳細概要図を示している。この実施形態では電圧変更用デバイス20は、EMIろ過デバイス60と直列に結合された高電圧モジュール80(または、逓降回路)を含む。高電圧モジュール80は、所定の電源要件を超える電圧の受け取りに応答して受け取った電圧を低下させるように構成されている。例えば、そのメータを120V〜277Vメータとすることがあり、かつその電圧変更用デバイス20はメータが600Vラインなどより高電圧のラインと適合するように構成させている。
【0024】
高電圧モジュール80の内部にあるバック(buck)制御回路82は、その電圧をメータ30と適合した電圧レベルまで調節しかつ低下させる。例えば600Vラインに接続させた120V〜277Vメータの場合では、電圧変更用デバイス20の内部にあるバック制御回路82によって、その電圧を120V〜277Vメータに適合した電圧まで低下させている。バック変換器が2つのスイッチ(ダイオード81及びスイッチ83)と、インダクタ84と、コンデンサ85と、を含むことは当業者であれば理解されよう。この2つのスイッチ81、83は、電圧を低下させるようにインダクタ84の充電とインダクタ84の放電とを交替させる。高電圧モジュール80内には、当技術分野で周知の別の構成のバック変換器も利用し得ることを理解されたい。
【0025】
図4から分かるように、高電圧モジュール80は追加のダイオード86及び追加のコンデンサ87などの別の電気回路構成要素を含むことがある。これらのことを半波整流素子を呼ぶことがある。しかし、高電圧モジュール80は所定の電源要件を超える電圧に応答して電気メータ(図1)に対する電圧を低下させるのに必要な任意のデバイスを含み得ることを理解されたい。
【0026】
図2に示した実施形態と同様に、電圧フィードバックのために少なくとも1つの追加の抵抗器77を設けることがある。例えばアダプタ端子101を介して第1の位相102の電圧フィードバックをメータ30(図1)に提供するための追加の抵抗器77を図4に示している。追加の抵抗器77はさらに、電圧フィードバックの電圧分割比を上昇させる。この追加の抵抗器77によってさらに、給電分離を提供するための第1の位相102から分離した単独端子101が提供される。第3の位相106に関する電圧のフィードバック及び給電分離を提供するために第2の追加の抵抗器78も設けられることがある。この実施形態ではその第2の位相104はEMIろ過デバイス60を通過しない。
【0027】
ここで図5を見ると、図4の電圧変更用デバイス20に対する代替的な実施形態の詳細概要図を示している。この実施形態では、第2の位相104向けに第3の追加の抵抗器79を設けている。第1の位相102向けの第1の追加の抵抗器77や第3の位相106向けの第2の追加の抵抗器78の場合と同様に、この第3の追加の抵抗器79は第2の位相104向けに電圧のフィードバック及び給電分離を提供する。この実施形態ではその第2の位相104はEMIろ過デバイス60を通過する。
【0028】
ここで図6を見ると、電圧変更用デバイス20に対する代替的な実施形態の詳細概要図を示している。この実施形態では電圧変更用デバイス20は、EMIろ過デバイス60と直列に結合されたブースト変換器などの低電圧モジュール90(または、逓昇回路)を含む。低電圧モジュール90は、所定の電源要件を満たさない電圧の受け取りに応答して受け取った電圧を上昇させるように構成されている。例えば差分ユニットは57V〜120V電源を必要とすることがあり、これによって差分ユニットが120V〜277Vメータに適合しなくなる。
【0029】
低電圧モジュール90内部にある制御回路92によって、電源10(図1)からの入力供給電圧を調節し、メータ30(図1)の所定の電源要件に適合した電圧を送達している。低電圧モジュール90内部の構成要素によって、電源10(図1)からの電圧をメータ30(図1)の所定の電源要件まで上昇させるブースト変換器が形成されている。ブースト変換器が2つのスイッチ(スイッチ93及びダイオード94)と、インダクタ95と、コンデンサ96と、を含むことは当業者であれば理解されよう。この2つのスイッチ93、94は、電圧を上昇させるようにインダクタ95の充電とインダクタ95の放電の間を交替する。低電圧モジュール90には当技術分野で知られるような別の構成のブースト変換器を使用し得ることを理解されたい。
【0030】
図6から分かるように低電圧モジュール90は、追加のダイオード97及び追加のコンデンサ98などの別の電気回路構成要素を含むことがある。これらのことを半波整流素子と呼ぶことがある。しかし低電圧モジュール90は、所定の電源要件を満たさない電圧の受け取りに応答して電気メータ(図1)に対する電圧を上昇させるのに必要な任意のデバイスを含み得ることを理解されたい。
【0031】
図2に示した実施形態と同様に、電圧フィードバック向けに少なくとも1つの追加の抵抗器77を設けることがある。例えばアダプタ端子101を介して第1の位相102の電圧フィードバックをメータ30(図1)に提供するための追加の抵抗器77を図6に示している。追加の抵抗器77はさらに、電圧フィードバックの電圧分割比を上昇させる。この追加の抵抗器77によってさらに、給電分離を提供するための第1の位相102から分離した単独端子101が提供される。第3の位相106に関する電圧のフィードバック及び給電分離のために第2の追加の抵抗器78も設けられることがある。この実施形態ではその第2の位相104はEMIろ過デバイス60を通過しない。
【0032】
ここで図7を見ると、図6の電圧変更用デバイス20に対する代替的な実施形態の詳細概要図を示している。この実施形態では、第2の位相104向けに第3の追加の抵抗器79を設けている。第1の位相102向けの第1の追加の抵抗器77や第3の位相106向けの第2の追加の抵抗器78の場合と同様に、この第3の追加の抵抗器79は第2の位相104向けの電圧のフィードバック及び給電分離を提供する。この実施形態ではその第2の位相104はEMIろ過デバイス60を通過する。
【0033】
図示していないが、電圧変更用デバイス20が図4〜5に示した実施形態と図6〜7に示した実施形態との組み合わせを含むことがあり得ることを理解されたい。すなわち電圧変更用デバイス20は、受け取った電圧をメータ30の所定の電源要件まで上昇または低下させることが可能なバック−ブースト変換器またはsepic変換器を含むことがある。
【0034】
本明細書で使用する用語法は特定の実施形態を記述することのみを目的としたものであり、本発明を限定しようとする意図はない。本明細書で使用する場合に、「a」、「an」及び「the」を伴った単数の形態はその複数の形態をも同様に含むように意図している(ただし、コンテクストによりそうでないことが明瞭である場合を除く)。さらに、本明細書で使用した場合の「comprises(を含む)」及び/または「comprising(を含んだ)」という用語は、記述した特徴、整数、ステップ、操作、要素及び/または成分の存在を指定するものであるが、1つまたは複数の別の特徴、整数、ステップ、操作、要素、成分及び/またはこれらから成る群の存在または追加を排除しないことを理解されたい。
【0035】
この記載では、本発明(最適の形態を含む)を開示するため、並びに当業者による任意のデバイスやシステムの製作と使用及び組み込んだ任意の方法の実行を含む本発明の実施を可能にするために例を使用している。本発明の特許性のある範囲は本特許請求の範囲によって規定していると共に、当業者により行われる別の例を含むことができる。こうした別の例は、本特許請求の範囲の文字表記と異ならない構造要素を有する場合や、本特許請求の範囲の文字表記と実質的に差がない等価的な構造要素を有する場合があるが、本特許請求の範囲の域内にあるように意図したものである。
【符号の説明】
【0036】
10 電源
20 電圧変更用デバイス
30 電気メータ
40 サージ保護回路
42 サージ抵抗器
44 バリスタ
60 電磁気干渉(EMI)ろ過デバイス
70 過電圧保護モジュール
71 ダイオード
72 過電圧検出回路
73 バリスタ
74 ダイオード
75 金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)
76 コンデンサ
77 追加の抵抗器
78 追加の抵抗器
79 追加の抵抗器
80 高電圧モジュール
81 スイッチ
82 バック制御回路
83 スイッチ
84 インダクタ
85 コンデンサ
86 ダイオード
87 追加のコンデンサ
90 低電圧モジュール
92 制御回路
93 スイッチ
94 ダイオード
95 インダクタ
96 コンデンサ
97 ダイオード
98 コンデンサ
100 システム
101 アダプタ端子
102 第1の位相
104 第2の位相
106 第3の位相
107 中性ライン
108 抵抗器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジングを有する電気メータ(30)と、
電気メータ(30)が所定の電源(10)要件に従った動作をするように受け取った電圧を変更するために電気メータ(30)に接続された電圧変更用デバイス(20)であって、電気メータ(30)ハウジングの内部または電気メータ(30)ハウジングの外部に配置されている電圧変更用デバイス(20)と、
を備えるシステム(100)。
【請求項2】
前記電気メータ(30)は、電圧フィードバックと電気メータ(30)用の電源(10)とを分離接続するように構成されたアダプタ端子(101)を含む、請求項1に記載のシステム(100)。
【請求項3】
前記電圧変更用デバイス(20)は過電圧過渡事象保護モジュールを含む、請求項2に記載のシステム(100)。
【請求項4】
前記過電圧過渡事象保護モジュールは、所定の電源(10)要件を超える受け取り電圧に応答して電気メータ(30)へのパワーをオフに切替えるように構成された回路を含む、請求項3に記載のシステム(100)。
【請求項5】
前記電圧変更用デバイス(20)は高電圧逓降モジュールを含む、請求項2に記載のシステム(100)。
【請求項6】
前記高電圧逓降モジュールは、所定の電源(10)要件を超える受け取り電圧に応答して該受け取った電圧を低下させるように構成された回路を含む、請求項5に記載のシステム(100)。
【請求項7】
前記電圧変更用デバイス(20)は低電圧逓昇モジュールを含む、請求項2に記載のシステム(100)。
【請求項8】
前記低電圧逓昇モジュールは、所定の電源(10)要件を満たさない受け取り電圧に応答して該受け取った電圧を上昇させるように構成された回路を含む、請求項7に記載のシステム(100)。
【請求項9】
前記電圧変更用デバイス(20)はバック−ブースト変換器を含む、請求項2に記載のシステム(100)。
【請求項10】
前記バック−ブースト変換器は、所定の電源(10)要件を超える受け取り電圧に応答して該受け取った電圧を低下させ、かつ所定の電源(10)要件を満たさない受け取り電圧に応答して該受け取った電圧を上昇させるように構成された回路を含む、請求項9に記載のシステム(100)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−42649(P2013−42649A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−173524(P2012−173524)
【出願日】平成24年8月6日(2012.8.6)
【出願人】(390041542)ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ (6,332)
【Fターム(参考)】