非天然アミノ酸、および非天然アミノ酸ポリペプチドを修飾するための促進剤
本明細書では、カルボニル含有化合物とヒドロキシアミン含有化合物との反応からオキシム含有化合物を形成するための促進剤が、記載されている。該オキシム含有化合物、カルボニル含有化合物、およびヒドロキシアミン含有化合物はそれぞれ、非天然アミノ酸、または非天然アミノ酸のポリヌクレオチドであり得る。また、オキシム含有化合物を形成するための上記促進剤の使用、生じるオキシム含有化合物、および上記促進剤を含んでいる反応混合物も開示されている。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(i)芳香族ケトン部分を含んでいる化合物、(ii)ヒドロキシアミン部分を含んでいる化合物、ならびに(iii)2官能性芳香族アミン、オキソアミン誘導体、および以下の構造:
【化1】
(ここで、Rx,RyおよびRzは、Lx−H,Lx−アルキル,Lx−アリール,Lx−ヘテロアリール,Lx−アルケニル,Lx−アルキニル,Lx−アルコキシ,およびLx−アルキルアミンから成る群から選ばれ、LXは結合を示し、C(=O)、C(=NH)、C(=NH)−NHSO、およびSO2である)
を有している化合物から成る群から選ばれる促進剤を含んでいる反応混合物。
【請求項2】
上記芳香族ケトン部分を含んでいる化合物が、アミノ酸またはポリペプチドである、請求項1に記載の反応混合物。
【請求項3】
上記芳香族ケトン部分を含んでいる化合物が、次の構造:
【化2】
(ここで、Rはアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、または置換シクロアルキルであり;
R1はH、アミノ保護基、レジン、アミノ酸、ポリペプチド、またはポリヌクレオチドであり;および
R2はOH、エステル保護基、レジン、アミノ酸、ポリペプチド、またはポリヌクレオチドであり;
各Raは独立して、H,ハロゲン、アルキル、置換アルキル、−N(R’)2、−C(O)kR’(kは1,2,または3である)、−C(O)N(R’)2、−OR’、および−S(O)kR’から成る群から選ばれる)を有している、請求項1に記載の反応混合物。
【請求項4】
上記ヒドロキシアミン部分を含んでいる化合物が、さらにポリマー部分を含んでいる、請求項1に記載の反応混合物。
【請求項5】
上記ヒドロキシアミン部分を含んでいる化合物が、次の構造:
【化3】
(ここで、各Lは独立して、アルキレン、置換アルキレン、アルケニレン、置換アルケニレン、−O−、−O−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S−、−S−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S(O)k−(kは1、2または3である)、−S(O)k(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(O)−、−C(O)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(S)−、−C(S)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)−、−NR’−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(O)N(R’)−、−CON(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−(アルキレンまたは置換アルキレン)NR’C(O)O−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−O−CON(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−CSN(R’)−、−CSN(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)CO−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)C(O)O−、−N(R’)C(O)O−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S(O)kN(R’)−、−N(R’)C(O)N(R’)−、−N(R’)C(O)N(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)C(S)N(R’)−、−N(R’)S(O)kN(R’)−、−N(R’)−N=、−C(R’)=N−N(R’)−、−C(R’)=N−N=、−C(R’)2−N=N−、および−C(R’)2−N(R’)−N(R’)−から選択されるリンカーであり、各R’は独立して、H、アルキル、または置換アルキルである)を有している、請求項1に記載の反応混合物。
【請求項6】
上記促進剤が、2官能性芳香族アミンである、請求項1に記載の反応混合物。
【請求項7】
上記促進剤が、オキソアミン誘導体である、請求項1に記載の反応混合物。
【請求項8】
一般式(III)で示されるアミノ酸の誘導体化方法であって、
アミノ酸と一般式(XXVII)で示される試薬とを、促進剤の存在下において接触させる工程を含んでおり、
一般式(III)が、
【化4】
(ここで、Rはアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、または置換シクロアルキルであり;
R1はH、アミノ保護基、レジン、アミノ酸、ポリペプチド、またはポリヌクレオチドであり;および
R2はOH、エステル保護基、レジン、アミノ酸、ポリペプチド、またはポリヌクレオチドであり;
各Raは独立して、H,ハロゲン、アルキル、置換アルキル、−N(R’)2、−C(O)kR’(kは1,2,または3である)、−C(O)N(R’)2、−OR’、および−S(O)kR’から成る群から選ばれる)であり、
一般式(XXVII)が
【化5】
(ここで、各Lは独立して、アルキレン、置換アルキレン、アルケニレン、置換アルケニレン、−O−、−O−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S−、−S−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S(O)k−(kは1、2または3である)、−S(O)k(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(O)−、−C(O)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(S)−、−C(S)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)−、−NR’−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(O)N(R’)−、−CON(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−(アルキレンまたは置換アルキレン)NR’C(O)O−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−O−CON(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−CSN(R’)−、−CSN(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)CO−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)C(O)O−、−N(R’)C(O)O−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S(O)kN(R’)−、−N(R’)C(O)N(R’)−、−N(R’)C(O)N(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)C(S)N(R’)−、−N(R’)S(O)kN(R’)−、−N(R’)−N=、−C(R’)=N−N(R’)−、−C(R’)=N−N=、−C(R’)2−N=N−、および−C(R’)2−N(R’)−N(R’)−から選択されるリンカーであり、各R’は独立して、H、アルキル、または置換アルキルである)であり、
上記促進剤が、2官能性芳香族アミン、オキソアミン誘導体、および以下の構造:
【化6】
(ここで、Rx,RyおよびRzは、Lx−H,Lx−アルキル,Lx−アリール,Lx−ヘテロアリール,Lx−アルケニル,Lx−アルキニル,Lx−アルコキシ,およびLx−アルキルアミンから成る群から選ばれ、Lxは結合を示し、C(=O),C(=NH),C(=NH)−NH,SO,およびSO2である)
を有している化合物から成る群から選ばれる、方法。
【請求項9】
上記Rがアルキルである、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
上記RがCH3ある、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
上記促進剤が、構造:H2N−NH−C(O)−Rb(ここで、Rbはアルキル、置換アルキル、NH−NH2、Hおよびアルコキシである)を有している、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
上記Rbが、アルキルまたはアルコキシである、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
上記促進剤が、図5に示される6,7,8,10および20として識別される化合物から成る群から選ばれる、請求項8に記載の方法。
【請求項14】
上記促進剤が、2官能性芳香族アミンである、請求項8に記載の方法。
【請求項15】
上記2官能性芳香族アミンが、次の2官能性芳香族アミン:
【化7】
から成る群から選ばれる、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
上記促進剤がオキソアミン誘導体である、請求項8に記載の方法。
【請求項17】
上記オキソアミンが、次のオキソアミン誘導体:
【化8】
から成る群から選ばれる、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
上記PEG基の分子量が、約1,000Da〜約40,000Daの間である、請求項8に記載の方法。
【請求項19】
上記アミノ酸を、一般式(XXVII)で示される試薬と、略室温において水溶液中で接触させる、請求項8に記載の方法。
【請求項20】
上記アミノ酸を、一般式(XXVII)で示される試薬と、pHが約4〜約10の間の水溶液中で接触させる、請求項8に記載の方法。
【請求項21】
上記アミノ酸の一般式(XXVII)で示される試薬に対するモル比が、約1:2、1:1、1.5:1、1.5:2、2:1、1:1.5、2:1.5、および1.5:1〜2:1の間から成る群から選ばれる、請求項8に記載の方法。
【請求項22】
上記一般式(III)で示されるアミノ酸が、インビボでのポリヌクレオチドの翻訳中に、部位特異的に組み込まれている、請求項8に記載方法。
【請求項23】
誘導体化されたアミノ酸が、一般式(XI−A):
【化9】
(ここで、RはH、アルキル、置換アルキル、シクロアルキルまたは置換シクロアルキルであり;
R1はH、アミノ保護基、レジン、アミノ酸、ポリペプチド、またはポリヌクレオチドであり;および
R2はOH、エステル保護基、レジン、アミノ酸、ポリペプチド、またはポリヌクレオチドであり;
各Raは、独立してH、ハロゲン、アルキル、または置換アルキル、−N(R’)2、−C(O)kR’(kは1,2、または3である)、−C(O)N(R’)2、−OR’、および−S(O)kR’から成る群から選ばれ、
R5は、L−Xであり、
XはPEGであり;および、
Lは任意に存在し、存在している場合にはアルキレン、置換アルキレン、アルケニレン、置換アルケニレン、−O−、−O−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S−、−S−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S(O)k−(kは1、2または3である)、−S(O)k(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(O)−、−C(O)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(S)−、−C(S)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)−、−NR’−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(O)N(R’)−、−CON(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−CSN(R’)−、−CSN(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)CO−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)C(O)O−、−S(O)kN(R’)−、−N(R’)C(O)N(R’)−、−N(R’)C(S)N(R’)−、−N(R’)S(O)kN(R’)−、−N(R’)−N=、−C(R’)=N−、−C(R’)=N−N(R’)−、−C(R’)=N−N=、−C(R’)2−N=N−、および−C(R’)2−N(R’)−N(R’)−から成る群から選ばれるリンカーであり、各R’は独立してH,アルキル、または置換アルキルである)
を有しているアミノ酸を含有している少なくとも1つのオキシムを含んでいる、請求項8に記載の方法。
【請求項24】
請求項23に記載の誘導体化されたアミノ酸。
【請求項25】
上記アミノ酸が、成長ホルモンのスーパーファミリーの1員である治療用タンパク質に組み込まれる、請求項24に記載の誘導体化されたアミノ酸。
【請求項26】
上記治療用タンパク質が、ヒト成長ホルモンである、請求項25に記載の誘導体化されたアミノ酸。
【請求項1】
(i)芳香族ケトン部分を含んでいる化合物、(ii)ヒドロキシアミン部分を含んでいる化合物、ならびに(iii)2官能性芳香族アミン、オキソアミン誘導体、および以下の構造:
【化1】
(ここで、Rx,RyおよびRzは、Lx−H,Lx−アルキル,Lx−アリール,Lx−ヘテロアリール,Lx−アルケニル,Lx−アルキニル,Lx−アルコキシ,およびLx−アルキルアミンから成る群から選ばれ、LXは結合を示し、C(=O)、C(=NH)、C(=NH)−NHSO、およびSO2である)
を有している化合物から成る群から選ばれる促進剤を含んでいる反応混合物。
【請求項2】
上記芳香族ケトン部分を含んでいる化合物が、アミノ酸またはポリペプチドである、請求項1に記載の反応混合物。
【請求項3】
上記芳香族ケトン部分を含んでいる化合物が、次の構造:
【化2】
(ここで、Rはアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、または置換シクロアルキルであり;
R1はH、アミノ保護基、レジン、アミノ酸、ポリペプチド、またはポリヌクレオチドであり;および
R2はOH、エステル保護基、レジン、アミノ酸、ポリペプチド、またはポリヌクレオチドであり;
各Raは独立して、H,ハロゲン、アルキル、置換アルキル、−N(R’)2、−C(O)kR’(kは1,2,または3である)、−C(O)N(R’)2、−OR’、および−S(O)kR’から成る群から選ばれる)を有している、請求項1に記載の反応混合物。
【請求項4】
上記ヒドロキシアミン部分を含んでいる化合物が、さらにポリマー部分を含んでいる、請求項1に記載の反応混合物。
【請求項5】
上記ヒドロキシアミン部分を含んでいる化合物が、次の構造:
【化3】
(ここで、各Lは独立して、アルキレン、置換アルキレン、アルケニレン、置換アルケニレン、−O−、−O−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S−、−S−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S(O)k−(kは1、2または3である)、−S(O)k(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(O)−、−C(O)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(S)−、−C(S)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)−、−NR’−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(O)N(R’)−、−CON(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−(アルキレンまたは置換アルキレン)NR’C(O)O−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−O−CON(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−CSN(R’)−、−CSN(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)CO−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)C(O)O−、−N(R’)C(O)O−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S(O)kN(R’)−、−N(R’)C(O)N(R’)−、−N(R’)C(O)N(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)C(S)N(R’)−、−N(R’)S(O)kN(R’)−、−N(R’)−N=、−C(R’)=N−N(R’)−、−C(R’)=N−N=、−C(R’)2−N=N−、および−C(R’)2−N(R’)−N(R’)−から選択されるリンカーであり、各R’は独立して、H、アルキル、または置換アルキルである)を有している、請求項1に記載の反応混合物。
【請求項6】
上記促進剤が、2官能性芳香族アミンである、請求項1に記載の反応混合物。
【請求項7】
上記促進剤が、オキソアミン誘導体である、請求項1に記載の反応混合物。
【請求項8】
一般式(III)で示されるアミノ酸の誘導体化方法であって、
アミノ酸と一般式(XXVII)で示される試薬とを、促進剤の存在下において接触させる工程を含んでおり、
一般式(III)が、
【化4】
(ここで、Rはアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、または置換シクロアルキルであり;
R1はH、アミノ保護基、レジン、アミノ酸、ポリペプチド、またはポリヌクレオチドであり;および
R2はOH、エステル保護基、レジン、アミノ酸、ポリペプチド、またはポリヌクレオチドであり;
各Raは独立して、H,ハロゲン、アルキル、置換アルキル、−N(R’)2、−C(O)kR’(kは1,2,または3である)、−C(O)N(R’)2、−OR’、および−S(O)kR’から成る群から選ばれる)であり、
一般式(XXVII)が
【化5】
(ここで、各Lは独立して、アルキレン、置換アルキレン、アルケニレン、置換アルケニレン、−O−、−O−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S−、−S−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S(O)k−(kは1、2または3である)、−S(O)k(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(O)−、−C(O)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(S)−、−C(S)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)−、−NR’−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(O)N(R’)−、−CON(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−(アルキレンまたは置換アルキレン)NR’C(O)O−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−O−CON(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−CSN(R’)−、−CSN(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)CO−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)C(O)O−、−N(R’)C(O)O−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S(O)kN(R’)−、−N(R’)C(O)N(R’)−、−N(R’)C(O)N(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)C(S)N(R’)−、−N(R’)S(O)kN(R’)−、−N(R’)−N=、−C(R’)=N−N(R’)−、−C(R’)=N−N=、−C(R’)2−N=N−、および−C(R’)2−N(R’)−N(R’)−から選択されるリンカーであり、各R’は独立して、H、アルキル、または置換アルキルである)であり、
上記促進剤が、2官能性芳香族アミン、オキソアミン誘導体、および以下の構造:
【化6】
(ここで、Rx,RyおよびRzは、Lx−H,Lx−アルキル,Lx−アリール,Lx−ヘテロアリール,Lx−アルケニル,Lx−アルキニル,Lx−アルコキシ,およびLx−アルキルアミンから成る群から選ばれ、Lxは結合を示し、C(=O),C(=NH),C(=NH)−NH,SO,およびSO2である)
を有している化合物から成る群から選ばれる、方法。
【請求項9】
上記Rがアルキルである、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
上記RがCH3ある、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
上記促進剤が、構造:H2N−NH−C(O)−Rb(ここで、Rbはアルキル、置換アルキル、NH−NH2、Hおよびアルコキシである)を有している、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
上記Rbが、アルキルまたはアルコキシである、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
上記促進剤が、図5に示される6,7,8,10および20として識別される化合物から成る群から選ばれる、請求項8に記載の方法。
【請求項14】
上記促進剤が、2官能性芳香族アミンである、請求項8に記載の方法。
【請求項15】
上記2官能性芳香族アミンが、次の2官能性芳香族アミン:
【化7】
から成る群から選ばれる、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
上記促進剤がオキソアミン誘導体である、請求項8に記載の方法。
【請求項17】
上記オキソアミンが、次のオキソアミン誘導体:
【化8】
から成る群から選ばれる、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
上記PEG基の分子量が、約1,000Da〜約40,000Daの間である、請求項8に記載の方法。
【請求項19】
上記アミノ酸を、一般式(XXVII)で示される試薬と、略室温において水溶液中で接触させる、請求項8に記載の方法。
【請求項20】
上記アミノ酸を、一般式(XXVII)で示される試薬と、pHが約4〜約10の間の水溶液中で接触させる、請求項8に記載の方法。
【請求項21】
上記アミノ酸の一般式(XXVII)で示される試薬に対するモル比が、約1:2、1:1、1.5:1、1.5:2、2:1、1:1.5、2:1.5、および1.5:1〜2:1の間から成る群から選ばれる、請求項8に記載の方法。
【請求項22】
上記一般式(III)で示されるアミノ酸が、インビボでのポリヌクレオチドの翻訳中に、部位特異的に組み込まれている、請求項8に記載方法。
【請求項23】
誘導体化されたアミノ酸が、一般式(XI−A):
【化9】
(ここで、RはH、アルキル、置換アルキル、シクロアルキルまたは置換シクロアルキルであり;
R1はH、アミノ保護基、レジン、アミノ酸、ポリペプチド、またはポリヌクレオチドであり;および
R2はOH、エステル保護基、レジン、アミノ酸、ポリペプチド、またはポリヌクレオチドであり;
各Raは、独立してH、ハロゲン、アルキル、または置換アルキル、−N(R’)2、−C(O)kR’(kは1,2、または3である)、−C(O)N(R’)2、−OR’、および−S(O)kR’から成る群から選ばれ、
R5は、L−Xであり、
XはPEGであり;および、
Lは任意に存在し、存在している場合にはアルキレン、置換アルキレン、アルケニレン、置換アルケニレン、−O−、−O−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S−、−S−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−S(O)k−(kは1、2または3である)、−S(O)k(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(O)−、−C(O)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(S)−、−C(S)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)−、−NR’−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−C(O)N(R’)−、−CON(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−CSN(R’)−、−CSN(R’)−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)CO−(アルキレンまたは置換アルキレン)−、−N(R’)C(O)O−、−S(O)kN(R’)−、−N(R’)C(O)N(R’)−、−N(R’)C(S)N(R’)−、−N(R’)S(O)kN(R’)−、−N(R’)−N=、−C(R’)=N−、−C(R’)=N−N(R’)−、−C(R’)=N−N=、−C(R’)2−N=N−、および−C(R’)2−N(R’)−N(R’)−から成る群から選ばれるリンカーであり、各R’は独立してH,アルキル、または置換アルキルである)
を有しているアミノ酸を含有している少なくとも1つのオキシムを含んでいる、請求項8に記載の方法。
【請求項24】
請求項23に記載の誘導体化されたアミノ酸。
【請求項25】
上記アミノ酸が、成長ホルモンのスーパーファミリーの1員である治療用タンパク質に組み込まれる、請求項24に記載の誘導体化されたアミノ酸。
【請求項26】
上記治療用タンパク質が、ヒト成長ホルモンである、請求項25に記載の誘導体化されたアミノ酸。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公表番号】特表2009−515881(P2009−515881A)
【公表日】平成21年4月16日(2009.4.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−540156(P2008−540156)
【出願日】平成18年11月8日(2006.11.8)
【国際出願番号】PCT/US2006/043472
【国際公開番号】WO2007/056448
【国際公開日】平成19年5月18日(2007.5.18)
【出願人】(508048481)アンブルックス,インコーポレイテッド (22)
【氏名又は名称原語表記】Ambrx,Inc.
【住所又は居所原語表記】10975 North Torrey Pines Road,Suite 100,La Jolla,California 92037,United States of America
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年4月16日(2009.4.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年11月8日(2006.11.8)
【国際出願番号】PCT/US2006/043472
【国際公開番号】WO2007/056448
【国際公開日】平成19年5月18日(2007.5.18)
【出願人】(508048481)アンブルックス,インコーポレイテッド (22)
【氏名又は名称原語表記】Ambrx,Inc.
【住所又は居所原語表記】10975 North Torrey Pines Road,Suite 100,La Jolla,California 92037,United States of America
【Fターム(参考)】
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