説明

音声再生装置、音声データ表示方法、及びプログラム

【課題】ユーザが音声再生装置に新しく転送された音楽データの中から、再生を所望する音声データを選定しやすくする音声再生装置、音声データ表示方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】音声再生装置1及び音声データ転送装置30は、外部I/F35及びネットワークI/F36から入力された音楽データ及びタグ情報を記憶部34に記憶し、記憶部34に記憶されたタグ情報に基づいて外部I/F35及びネットワークI/F36から新たに入力されたタグ情報の件数をCPU31の制御によって絞り込み、絞り込まれたタグ情報を表示部8に表示するようにCPU2によって制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、音声再生装置、音声データ表示方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
音声データの転送ツール(例えば、Windows Media(登録商標) Player、I-tune(登録商標)など。)を用いてPC(Personal Computer)などのコンピュータからディジタルオーディオプレーヤ(Digital Audio Player:以下、DAPという。)などへ音楽データを転送し、当該DAPに取り込んだ音楽データを鑑賞することが可能なシステムが知られている。DAPに備える記録媒体の容量が大きい場合、大量の音楽データをDAPへ転送/保存することが可能となる。
【0003】
ユーザは聞きたい音楽データをDAPに転送/保存し、その際、DAPは保存された音楽データのタグ情報(例えば、MP3であれば、ID3情報などの音楽データに関する情報)を抽出し、そのタグ情報を基にアルバム/アーティスト/ジャンルなどといった情報をデータベース化する。
【0004】
データベース化されたタグ情報に基づいて、再生可能な音楽データに関する情報がDAPに備えるディスプレイに表示され、ユーザはこの表示に基づいて鑑賞したい音楽を検索し、再生することができる。
【0005】
また、一度に大量の音楽データがDAPに転送/保存された場合、DAPに新たに保存された音声データの中から再生したいものを選定することは困難になる。そのため、新しく転送/保存された音楽データのタグ情報に「新しく転送された音楽」という付加情報を付加してこれをデータベース化し、新しく転送/保存された音楽データのうち、例えば最新の10曲分の音楽データに関する情報がディスプレイ表示されるようにすることで、再生する音楽を容易に選定することを可能にするシステムが知られている。
【0006】
また、特許文献1には、CD等の可搬性記録媒体からHD(Hard Disk)等の大容量記録媒体へダビングされたデータについて付加情報が自動登録される技術が開示されている。
【特許文献1】特開2006−294236号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記従来システムでは、新しく転送された音楽データのうち、例えば最新の10曲分の音楽データに関する情報が所定のリストとして取り扱われる場合、一度に10曲を超える曲数の音楽データがDAPに転送されると10曲を超えた分の音楽データに関する情報は登録やディスプレイ表示などされないこととなる。つまり、例えば、DAPに音楽データが転送された際に「新しく転送された楽曲」として登録又はそれを表示する場合、新しく転送した音楽データのうち転送順で一部しか登録又は表示されない場合がある。
【0008】
本発明の課題は、ユーザが音声再生装置に新しく転送された音楽データの中から、再生を所望する音声データを選定しやすくする音声再生装置、音声データ表示方法、及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載の発明は、音声再生装置において、
コンテンツデータ及び当該コンテンツデータに関する情報であるコンテンツ関連情報を入力するデータ入力手段と、
前記データ入力手段から入力された前記コンテンツデータ及び前記コンテンツ関連情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記コンテンツ関連情報に基づいて、前記データ入力手段から新たに入力された前記コンテンツ関連情報の件数を絞り込む件数絞込み手段と、
前記件数絞込み手段によって絞り込まれた前記コンテンツ関連情報をリストとして取り扱うように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の音声再生装置において、
ネットワークを介して前記コンテンツ関連情報を取得する通信手段を備え、
前記件数絞込み手段は、前記通信手段によって取得され前記記憶手段に記憶された前記コンテンツ関連情報に基づいて、前記データ入力手段から新たに入力された前記コンテンツ関連情報の件数を絞り込むこと
を特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の音声再生装置において、
前記件数絞込み手段による絞込み対象は、前記コンテンツ関連情報に基づいた共通する一群のコンテンツを代表するコンテンツを抽出するように絞込みこと
を特徴とする。
【0012】
請求項4に記載の発明は、音声再生装置の音声データ表示方法において、
コンテンツデータ及び当該コンテンツデータに関する情報であるコンテンツ関連情報を入力するデータ入力工程と、
前記データ入力工程で入力された前記コンテンツデータ及び前記コンテンツ関連情報を記憶する記憶工程と、
前記記憶工程に記憶された前記コンテンツ関連情報に基づいて、前記データ入力工程で新たに入力された前記コンテンツ関連情報の件数を絞り込む件数絞込み工程と、
前記件数絞込み工程で絞り込まれた前記コンテンツ関連情報をリストとして取り扱うように制御する制御工程と、
を備えることを特徴とする。
【0013】
請求項5に記載の発明は、プログラムにおいて、
コンピュータを
コンテンツデータ及び当該コンテンツデータに関する情報であるコンテンツ関連情報を入力するデータ入力手段、
前記データ入力手段から入力された前記コンテンツデータ及び前記コンテンツ関連情報を記憶する記憶手段、
前記記憶手段に記憶された前記コンテンツ関連情報に基づいて、前記データ入力手段から新たに入力された前記コンテンツ関連情報の件数を絞り込む件数絞込み手段、
前記件数絞込み手段によって絞り込まれた前記コンテンツ関連情報をリストとして取り扱うように制御する制御手段、
として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、ユーザが音声再生装置に新しく転送された音声データの中から、再生を所望する音声データを選定しやすくする音声再生装置、音声データ表示方法、及びプログラムを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、図面を参照して、本発明の好適な一実施形態について説明する。ただし、発明の範囲は本実施の形態に限定されない。
【0016】
[構成]
まず、構成について説明する。
図1に、音声再生装置と音声データ転送装置との接続関係及び各装置の構成の例を示す。音声再生装置1は、MP3形式等の音声ファイルを再生する機能を有するDAP等のディジタルオーディオプレーヤである。音声データ転送装置30は、MP3形式等の音声ファイルを音声再生装置1へ転送する機能を有するPC等のコンピュータである。音声再生装置1と音声データ転送装置30は、データの入出力が可能なようにUSBケーブル等のケーブルを介して接続される。
【0017】
図1に示すように、音声再生装置1は、CPU2、ROM(Read Only Memory)3、RAM(Random Access Memory)4、記憶部5、音声処理部6、音声データ入力端子7、表示部8、操作部9、割込みコントローラ10、外部I/F11、及び音声データ出力端子12を備えて構成される。
【0018】
CPU2は、ROM3や記憶部5等から制御プログラムや音声データ等を取得し、RAM4に展開し、当該制御プログラムとの協働により各部の動作の集中制御、及び各種演算を行う。
【0019】
ROM3は、不揮発性メモリ等によって構成されるメモリであり、各種制御プログラムやデータを記憶する。
【0020】
RAM4は、揮発性メモリ等から構成されるメモリであり、CPU2による各種制御や演算の為に使用されるワークエリアである。
【0021】
記憶部5は、HD(Hard Disk)等の大容量メモリであり、ファイル化された音声データ(以下、音声ファイルという。)やデータベース化された当該音声ファイルについてのタグ情報等を記憶する。タグ情報とは、音声ファイルに関する情報であり、トラック名、アルバム名、ジャンル名、アーティスト名等を有している。
【0022】
音声処理部6は、音声データ入力端子7から入力されたアナログ音声データをディジタル音声データに変換し、圧縮された音声ファイル(例えば、MP3形式)にエンコードする。また、記憶部5から入力された音声ファイルをデコードし、アナログ音声データに変換し、音声データ出力端子12に出力する。
【0023】
音声データ入力端子7は、CDプレーヤ、MDプレーヤ等の外部の音記録再生装置の他、マイク等の音入力機器に接続するための端子である。
【0024】
表示部8は、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイを備え、このディスプレイ上に各種操作画面を表示する。
【0025】
操作部9は、音声の再生、再生停止、早戻し、早送り、音量調整などの操作を行うための操作部である。操作部9は、ユーザによる音声再生装置1に備える図示しないボタン等の操作に応じて操作信号を生成し、割込みコントローラ10に出力する。
【0026】
割込みコントローラ10は、操作部9から操作信号が入力されると、CPU2の処理中に割込でその操作信号を出力する。
【0027】
外部I/F11は、音声再生装置1が外部機器との間でデータをやりとりするためのUSB端子やネットワークインタフェース等を備えるインタフェースである。外部I/F11は、音声データを保持する音声データ転送装置30などの装置や、インターネットなどのネットワークに接続するためのネットワーク機器等の外部機器にケーブルを介して接続され、当該装置等から出力されたデータを入力し、記憶部5に記録する。また、記憶部5に記録されたデータを出力する。
【0028】
音声データ出力端子12は、スピーカやヘッドフォン等の音声出力機器と接続するための端子である。
【0029】
音声データ転送装置30は、CPU31、ROM32、RAM33、記憶部34、ネットワークI/F36、及び外部I/F35を備えて構成される。
【0030】
CPU31は、ROM32や記憶部34等から取得した制御プログラム等をRAM33に展開し、当該制御プログラムとの協働により各部の動作の集中制御、及び各種演算を行う。
【0031】
ROM32は、不揮発性メモリ等によって構成されるメモリであり、音声データ転送装置30の制御に関するプログラムや各種データを記憶する。
【0032】
RAM33は、揮発性メモリ等から構成されるメモリであり、CPU31による各種制御や演算の為に使用されるワークエリアである。
【0033】
記憶部34は、HD等の大容量メモリであり、外部I/F35、ネットワークI/F36等から入力した音声データ等を記憶する。
【0034】
外部I/F35は、音声データ転送装置30が外部機器との間でデータをやりとりするためのUSB端子等を備えるインタフェースである。外部I/F35は、音声再生装置1等の音声データを再生する装置にケーブルを介して接続され、記憶部34に記憶されたデータを出力し、音声再生装置1等からデータを入力する。また、音楽CD等の記録媒体に記録されたデータを外部から入力する。
【0035】
ネットワークI/F36は、NIC(Network Interface Card)等から構成され、ネットワーク40の通信規約に適応したデータ伝送形式でサーバ41とのデータ通信を行うものである。
【0036】
ネットワーク40は、LAN(Local Area Network)、MAN(Metropolitan Area Network)、WAN(Wide Area Network)、又はインターネットから構築される通信網である。
【0037】
サーバ41は、ネットワーク40に適応する通信規約により接続され、過去及び現在までに市販された音楽CDに収録された音楽に関する情報(曲順、曲の再生時間、シングルカットされているか否か、アーティスト名等を含む。)をデータベース化したCDDB(CD Database)42を有する。
【0038】
[動作]
次いで、動作について説明する。
図2に、アルバムCDに記録された音楽データを音声データ転送装置30が音声再生装置1へ転送する際にCPU31が行う処理の制御フローの例を示す。この処理は、アルバムCDに記録された音楽データが音声データ転送装置30に備える記憶部34に記憶され、CPU31が図示しない操作部等から音楽データの転送開始の制御信号を受信した際に開始する。
【0039】
まず、転送される音楽データが記憶されていたアルバムCDに関する情報であるアルバム情報(例えば、アルバム名、収録曲数等)が記憶部34から取得され(ステップS1)、RAM33に格納される(ステップS2)。
【0040】
次いで、転送される音楽データに関する情報であるタグ情報が記憶部34から取得され(ステップS3)、RAM33に格納される(ステップS4)。
【0041】
次いで、音楽データの転送先である音声再生装置1に備える記憶部5に記憶されたDBからタグ情報が取得される(ステップS5)。
【0042】
次いで、ステップS4にてRAM33に格納されたタグ情報とステップS5にて取得されたタグ情報を比較した結果、一致するタグ情報がある場合(ステップS7;Yes)、すなわち、転送される音楽データのうち、既に音声再生装置1に格納されている音楽データがある場合、当該音楽データは代表曲である旨を示す情報である代表曲情報がタグ情報に付加され、当該タグ情報及び音楽データが外部I/F35を介して音声再生装置1へ転送され(ステップS8)、この処理は終了する。
【0043】
ここで代表曲とは、転送される音楽データのうち、共通の一群を構成する楽曲を代表する楽曲、例えば、アルバムに対するシングルカット曲や、アルバムの最初の楽曲、アルバムタイトルと同一名称の楽曲などである。
【0044】
また、ステップS4にてRAM33に格納されたタグ情報とステップS5にて取得されたタグ情報を比較した結果、一致するタグ情報がない場合(ステップS7;No)、すなわち、転送される音楽データと同じ音楽データは音声再生装置1に格納されていない場合、転送される音楽データに対応するタグ情報に基づいてネットワーク40を介してサーバ41に備えるCDDB42が検索され、転送される音楽データのうち、その音楽がシングルカットされている音楽データに関する情報が取得され、記憶部34に記憶される(ステップS9)。
【0045】
次いで、ステップS9の検索結果から得られた情報に基づいて、転送される音楽データのうちシングルカットされている音楽データに対応するタグ情報に代表曲情報が付加され、当該タグ情報及び音楽データが外部I/F35を介して音声再生装置1へ転送され(ステップS10)、この処理は終了する。
【0046】
本実施の形態では、転送される音楽データと同じ音楽データが音声再生装置1に格納されていない場合にのみ、シングルカットされている音楽データをCDDB42から検索することとしたが、この形式に限定されず、常にCDDB42を検索し、シングルカットされている音楽データに関する情報を取得することとしても良い。
【0047】
また、代表曲として設定される条件は、転送される音楽データの数を絞りこむことができればよく、アルバムCDに1曲目に収録されている、人気ランキングの上位にランキングされているといった情報に基づいて設定されることとしても良い。代表曲を設定するための情報は、必要に応じてネットワーク40を介してCDDB42等の音楽に関する情報が登録されたデータベースや記憶部5等から取得される。
【0048】
図3は、音声再生装置1に新たに転送された音楽データのうち、代表曲として設定された音楽データに関する情報が表示部8に表示される際にCPU2が行う処理の制御フローを示すフローチャートである。この処理は、新たに転送され記憶部5に記憶された音楽データのうち、代表曲として設定されている音楽データに関する情報を表示部8に表示するように、CPU2が図示しない操作部等から制御信号を受信した際に開始する。
【0049】
まず、新しく転送された音楽データのタグ情報が記憶部5から取得される(ステップS21)。次いで、取得されたタグ情報のうち、代表曲情報を含むタグ情報が有する情報が表示部8に表示され(ステップS22)、この処理は終了する。
【0050】
以上の処理によれば、代表曲情報を含むタグ情報が有する情報のみ表示部8に表示されることとしたが、この形式に限定されない。例えば、新たに転送された全ての音楽データに対応するタグ情報が有する情報が表示され、代表曲として設定されているものは代表曲であることが認識できるように表示されるようにしてもよい。
【0051】
図4は、新たに転送された音楽データが代表曲であるか否かが認識できるように表示部8に表示された表示画面のイメージである。図4に示すように、表示画面Aには、新しく転送された音楽データに対応するタグ情報が有する情報のうち、音楽データのファイル名が一覧表示されている。そして、各ファイル名の先頭には代表曲であるか否かを示すためのマークが表示されている。ファイル名A1の先頭には代表曲ではないことを示すマークが表示されている。ファイル名A2の頭には代表曲であることを示すマークが表示されている。
【0052】
また、本実施の形態では、タグ情報に代表曲情報を付加する処理を行う音声データ転送装置30と代表曲情報に基づいてタグ情報を表示する音声再生装置1を異なる構成としたがこの形態に限定されず、一つの構成としても良い。すなわち、音楽データ及びタグ情報が音声再生装置1に新たに転送され、記憶部5に記憶された後、以前から記憶部5に記憶されていたタグ情報及び外部I/F11を介してサーバ41に備えるCDDB42を検索して得られた情報等に基づいて、代表曲情報をタグ情報に付加し、記憶部5に記憶することとしても良い。
【0053】
[実施例の効果]
以上のように本実施の形態によれば、音声再生装置1及び音声データ転送装置30は、音楽データ及びタグ情報を入力する外部I/F35及びネットワークI/F36と、外部I/F35及びネットワークI/F36から入力された音楽データ及びタグ情報を記憶する記憶部34と、タグ情報を表示する表示部8と、記憶部34に記憶されたタグ情報に基づいて、外部I/F35及びネットワークI/F36から新たに入力されたタグ情報の件数を絞り込むCPU31と、CPU31によって絞り込まれたタグ情報を表示部8に表示するように制御するCPU2と備える。
【0054】
このような構成とすることで、音声データ転送装置30から音声再生装置1へ音楽データが転送された際に、音声再生装置1のユーザが新規に転送した複数の楽曲のうち所定の条件により抽出された代表曲が登録又は表示部8に表示されるため、大量の音楽データが転送されてもユーザは新規に転送された一群の楽曲を容易に把握することができる。
【0055】
また、新たに転送する音楽データから代表曲を選定し設定する処理は、ユーザが設定操作をすることなく行われるため、ユーザが設定操作をする手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】音声再生装置と音声データ転送装置との接続関係及び各装置の構成を示すブロック図である。
【図2】アルバムCDに記録された音楽データを音声データ転送装置が音声再生装置へ転送する際に音声データ転送装置が行う処理のフローチャートである。
【図3】音声再生装置に新たに転送された音声データのうち、代表曲として設定された音声データに関する情報が表示部に表示される際にCPUが行う処理の制御フローを示すフローチャートである。
【図4】新たに転送された音楽データが代表曲であるか否かが認識できるように表示部に表示された表示画面のイメージである。
【符号の説明】
【0057】
1 音声再生装置
2 CPU
3 ROM
4 RAM
5 記憶部
6 音声処理部
7 音声データ入力端子
8 表示部
9 操作部
10 割込みコントローラ
11 外部I/F
12 音声データ出力端子
30 音声データ転送装置
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 記憶部
35 外部I/F
36 ネットワークI/F
40 ネットワーク
41 サーバ
42 CDDB

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツデータ及び当該コンテンツデータに関する情報であるコンテンツ関連情報を入力するデータ入力手段と、
前記データ入力手段から入力された前記コンテンツデータ及び前記コンテンツ関連情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記コンテンツ関連情報に基づいて、前記データ入力手段から新たに入力された前記コンテンツ関連情報の件数を絞り込む件数絞込み手段と、
前記件数絞込み手段によって絞り込まれた前記コンテンツ関連情報をリストとして取り扱うように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする音声再生装置。
【請求項2】
ネットワークを介して前記コンテンツ関連情報を取得する通信手段を備え、
前記件数絞込み手段は、前記通信手段によって取得され前記記憶手段に記憶された前記コンテンツ関連情報に基づいて、前記データ入力手段から新たに入力された前記コンテンツ関連情報の件数を絞り込むこと
を特徴とする請求項1に記載の音声再生装置。
【請求項3】
前記件数絞込み手段による絞込み対象は、前記コンテンツ関連情報に基づいた共通する一群のコンテンツを代表するコンテンツを抽出するように絞込みこと
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の音声再生装置。
【請求項4】
音声再生装置において、
コンテンツデータ及び当該コンテンツデータに関する情報であるコンテンツ関連情報を入力するデータ入力工程と、
前記データ入力工程で入力された前記コンテンツデータ及び前記コンテンツ関連情報を記憶する記憶工程と、
前記記憶工程に記憶された前記コンテンツ関連情報に基づいて、前記データ入力工程で新たに入力された前記コンテンツ関連情報の件数を絞り込む件数絞込み工程と、
前記件数絞込み工程で絞り込まれた前記コンテンツ関連情報をリストとして取り扱うように制御する制御工程と、
を備えることを特徴とする音声データ表示方法。
【請求項5】
コンピュータを
コンテンツデータ及び当該コンテンツデータに関する情報であるコンテンツ関連情報を入力するデータ入力手段、
前記データ入力手段から入力された前記コンテンツデータ及び前記コンテンツ関連情報を記憶する記憶手段、
前記記憶手段に記憶された前記コンテンツ関連情報に基づいて、前記データ入力手段から新たに入力された前記コンテンツ関連情報の件数を絞り込む件数絞込み手段、
前記件数絞込み手段によって絞り込まれた前記コンテンツ関連情報をリストとして取り扱うように制御する制御手段、
として機能させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−226354(P2008−226354A)
【公開日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−63700(P2007−63700)
【出願日】平成19年3月13日(2007.3.13)
【出願人】(000003595)株式会社ケンウッド (1,981)
【Fターム(参考)】