説明

食品凍結システム

【課題】 凍結装置に対するラックの搬入、搬出を容易かつ確実に行うことができ、作業性を大幅に向上させることができる食品凍結システムを提供する。
【解決手段】 ラックの脚部を台車のラック載置部に載置した状態で、リフト車の下部フレームを台車のフレーム挿入部に挿入するとともにフォークをラック下部のフォーク挿入部に挿入し、ラック位置規制部でラックの位置を規制するとともに台車保持手段を台車に係合させ、フォークを上昇させてラックをフォーク上に載置してリフト車を移動させ、台車を凍結装置の台車進入部に進入させるとともにラックを凍結処理庫内に挿入し、フォークを下降させるとともに台車の係合を解除した後、台車を台車進入部に残した状態でリフト車を後退させて凍結処理庫内へラックを搬入する。搬出は搬入と逆の操作で行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品凍結システムに関し、詳しくは、冷凍食品を製造する工場において、凍結させる食品を載置したラックを凍結装置内に搬入し、凍結処理後のラックを凍結装置内から搬出し、保管用の冷凍庫に移送するという一連の工程を簡単に行うことができる食品凍結システムに関する。
【背景技術】
【0002】
冷凍食品の製造は、凍結対象製品をトレーに載せ、このトレーを凍結装置用のラックに段積みし、このラックを凍結装置の庫内に搬入し、庫内に低温ガスを導入して凍結対象製品を凍結処理した後、ラックを庫内から搬出するという作業手順で行われている。凍結装置にラックを搬入、搬出する際、庫内底面と床面とに200〜300mm程度の高低差が有るため、専用の台車を使用してラックを移動させる必要がある(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2003−14356号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、凍結処理後のラックを人手で庫内から搬出する作業は容易ではなく、また、ラックにキャスターを取り付けたものでは、キャスターが氷結して動かなくなることがあり、凍結処理後のラックを保管用の冷凍庫に移送するのも面倒であった。
【0004】
そこで本発明は、凍結装置に対するラックの搬入、搬出を容易かつ確実に行うことができ、作業性を大幅に向上させることができる食品凍結システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明の食品凍結システムは、凍結させる食品を保持するラックと、該ラックを載置して搬送する台車と、前記ラックを収納して前記食品を凍結させる凍結装置と、該凍結装置の庫内に前記ラックを搬入・搬出するためのリフト車とを含む食品凍結システムであって、前記ラックは、凍結させる食品を載置する食品載置部と、該載置部の下方に突設した脚部と、該脚部を前記台車上に載置したときに前記載置部下面と前記台車上面との間に前記リフト車のフォークを挿入可能なフォーク挿入部とを有し、前記台車は、前記ラックの脚部を一定位置で載置するラック載置部と、走行用のキャスターと、該キャスターの接地状態で台車の下方に前記リフト車の下部フレームを挿入可能なフレーム挿入部とを有し、前記凍結装置は、前記ラックを収納する凍結処理庫と、該凍結処理庫を開閉する扉と、前記凍結処理庫の下部に前記台車が進入可能な台車進入部と、該台車進入部への台車の進入位置を規制する台車進入位置規制部と、前記凍結処理庫内で前記ラックの脚部を一定位置に保持するラック保持部とを有し、前記リフト車は、走行輪を有する下部フレームと、該下部フレームの基端部から上方に突設したフォーク支持フレームと、該フォーク支持フレームに基端が昇降可能な状態で支持されたフォークと、該フォークをあらかじめ設定した範囲内で昇降させる昇降手段と、前記下部フレームに対して前記台車を係合して保持する台車保持手段と、前記フォークへの前記ラックの載置位置を規制するラック位置規制部とを有し、前記凍結処理庫内への前記ラックの搬入は、凍結処理する食品を食品載置部に載置したラックの脚部を前記台車のラック載置部に載置した状態で、前記リフト車の下部フレームを前記台車のフレーム挿入部に挿入するとともに最下降位置に下降した前記フォークを前記フォーク挿入部に挿入し、前記ラック位置規制部にてフォークに対するラックの位置を規制するとともに前記台車保持手段を台車に係合させた後、前記昇降手段によりフォークを最上昇位置に上昇させてラックをフォーク上に載置した状態で前記リフト車を移動させ、台車を凍結装置の台車進入部に台車進入位置規制部に規制されるまで進入させるとともにラックを凍結処理庫内に挿入し、フォークをラック下面と凍結処理庫底面との間の抜取位置に下降させるとともに台車保持手段による台車の係合を解除した後、台車を台車進入部に残した状態でリフト車を後退させることにより行い、食品の凍結処理を終えたラックの前記凍結処理庫内からの搬出は、前記抜取位置にしたフォークをラック下面と凍結処理庫底面との間に挿入するとともに下部フレームを前記台車のフレーム挿入部に挿入し、前記台車保持手段を台車に係合させるとともにフォークを最上昇位置に上昇させてフォーク上にラックを載置した状態で前記リフト車を後退させ、フォーク上に載置したラックを凍結処理庫内から取り出すとともに下部フレームに係合した台車を台車進入部から抜き取り、次いで、フォークを最下降位置に下降させてラックの脚部を台車のラック載置部に載置し、台車保持手段による台車の係合を解除した後、リフト車を更に後退させることにより行うことを特徴としている。
【発明の効果】
【0006】
本発明の食品凍結システムによれば、簡単な操作でラックの搬入、搬出を行うことができ、凍結処理後のラックを冷凍庫に移送する作業も容易に行うことができる。また、ラックの搬入、搬出時間を短縮できるので、庫内からの冷気の流出を抑えることができ、庫内の温度上昇を抑えて消費エネルギーの削減を図れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1乃至図6は本発明の食品凍結システムの一形態例を示すもので、凍結装置の凍結処理庫内にラックを搬入する手順を示している。また、図7はリフト車と台車との関係を示す平面図である。
【0008】
図1及び図7に示すように、本形態例に示す食品凍結システムは、凍結させる食品を保持するラック11と、該ラック11を載置して移送、搬送する台車21と、前記ラック11を収納して前記食品を凍結させる凍結装置31と、該凍結装置31の凍結処理庫内32に前記ラック11を搬入・搬出するためのリフト車41とで構成されている。
【0009】
前記ラック11は、金属製の縦材12と横材13とを組み合わせて形成されたもので、上部には、凍結させる食品をトレー14を介して載置する食品載置部15が形成され、この食品載置部15の下方には4本の脚部16が突設している。そして、この脚部16を前記台車21上に載置したときに、前記食品載置部15の下面と前記台車21上面との間に前記リフト車41のフォーク42を挿入可能なフォーク挿入部17が形成される。
【0010】
前記台車21は、金属製の形材22を四方組みしたものであって、上面の四隅部には前記ラック11の脚部16を一定位置で載置するためのラック載置部23となる凹部がそれぞれ設けられ、底面の四隅部には走行用のキャスター24がそれぞれ設けられている。そして、このキャスター24を接地させた状態で、台車21の下方には、前記リフト車41の下部フレーム43を挿入可能なフレーム挿入部25が形成される。
【0011】
前記凍結装置31は、前記ラック11を収納して食品の凍結処理を行う凍結処理庫32を有するもので、凍結処理庫の前面開口には開閉扉33が設けられ、凍結処理庫32の下部には、前記台車21が進入可能な台車進入部34を形成するための4本の脚部35が突設している。さらに、凍結処理庫32の下面には、台車進入部34への台車21の進入位置を規制する台車進入位置規制部36が突設され、凍結処理庫32の底面上には、前記ラック11の脚部16を一定位置に保持するラック保持部37が設けられている。
【0012】
前記リフト車41は、4個の走行輪44を有する略コ字状で、台車21のフレーム挿入部25より幅狭の下部フレーム43と、この下部フレーム43の基端部から上方に突設したフォーク支持フレーム45と、フォーク支持フレーム45に基端部が昇降可能な状態で支持されたコ字状で、ラック11のフォーク挿入部17より幅狭のフォーク42と、このフォーク42をあらかじめ設定した範囲内で昇降させる昇降手段46と、前記下部フレーム43に対して前記台車21を係合して保持する台車保持手段47と、前記フォーク42への前記ラック11の載置位置を規制するラック位置規制部48と、リフト車41を移動させる際に使用する把手部49とを有している。
【0013】
昇降手段46は、ハンドル46aを一方向に回転させてフォーク42の基部に連結したチェーンをドラムに巻き取ることによってフォーク42を上昇させ、ハンドル46aを他方向に回転させてドラムからチェーンを繰り出すことによってフォーク42を下降させる機構を有している。また、フォーク42の昇降範囲は、昇降手段46又はフォーク支持フレーム45に設けた規制部材により、最上昇位置と最下降位置とがあらかじめ設定されている。
【0014】
台車保持手段47は、下部フレーム43に回動可能に設けられた回動部材の基端部に操作ペダル47aを設けるとともに、回動部材の先端部に係合部材47bを設けたものであって、操作ペダル47aを踏むことによって係合部材47bが台車21との係合位置に上昇し、図示しない解除レバーの操作によって係合部材47bが非係合位置に下降するように形成されている。
【0015】
ラック位置規制部48は、フォーク42の上面に突設した小突起により形成されており、このラック位置規制部48がラック11の横材13と当接することによってフォーク42の所定位置にラック11を載置できるようにしている。また、前記台車保持手段47は、ラック11がフォーク42の所定位置にあるときに、下部フレーム43に対して台車21を固定した状態にできるように形成されている。
【0016】
なお、昇降手段46や台車保持手段47は、任意の機構及び構造で形成することが可能であり、例えば、リフト車41が電動で走行するように形成されている場合は、昇降手段46や台車保持手段47も電動としてスイッチ操作で作動するように形成することができる。
【0017】
次に、凍結装置の凍結処理庫内にラックを搬入する手順を説明する。まず、図1に示すように、凍結処理する食品をトレー14を介して食品載置部15に載置したラック11の脚部16が台車21のラック載置部23に載置され、一定の位置関係で保持されている状態で、フォーク42を最下降位置に下降させた状態のリフト車41をラック11に正対させる。
【0018】
次に、リフト車41を前進させ、図2に示すように、下部フレーム43を台車21のフレーム挿入部25に挿入するとともに、フォーク42をラック11の下部のフォーク挿入部17に挿入する。下部フレーム43及びフォーク42は、ラック位置規制部48がラック11の下部横材13の外面に当接し、各挿入部25,17への挿入量が規制されることにより、ラック11及び台車21に対するリフト車41の位置関係は常に一定の状態となる。
【0019】
図2に示す状態で、台車保持手段47の操作ペダル47aを踏み込んで係合部材47bを非係合位置から上昇させ、係合部材47bを台車21の下部に係合させて台車21をリフト車41に対して固定した状態とする。次に、昇降手段46のハンドル46aを一方向に回転させてフォーク42を上昇させ、図3に示すように、フォーク42にラック11を載置した状態とし、フォーク42を最上昇位置まで上昇させる。
【0020】
図3の状態でリフト車41を凍結装置31に向けて前進させ、図4に示すように、台車21と一緒に下部フレーム43を凍結装置31下部の台車進入部34に進入させるとともに、ラック11を凍結処理庫32内に挿入する。このときのリフト車41の前進位置は、フォーク支持フレーム45の前面が凍結処理庫32の前面に当接することによって規制される。これにより、台車21の先端が台車進入位置規制部36に当接した状態となり、ラック11の脚部16は、凍結処理庫32底面のラック保持部37の上方に位置した状態となる。
【0021】
図4の状態でハンドル46aを他方向に所定量回転させ、図5に示すように、フォーク42をラック11下面と凍結処理庫32底面との間の抜取位置に下降させ、脚部16がラック保持部37に保持させる。そして、係合部材47bを非係合位置に戻して台車21との係合を解除した後、リフト車41を後退させる。
【0022】
リフト車41を後退させると、図6に示すように、ラック11は、脚部16がラック保持部37に保持されて凍結処理庫32内の所定位置に収まった状態となり、台車保持手段47との係合が解除された台車21は、凍結装置31下部の所定位置に置かれた状態となる。この状態で開閉扉33を閉じ、凍結処理庫32内に低温ガスを導入してラック11に保持された食品の凍結処理を行う。
【0023】
食品の凍結処理を終えたら、フォーク42を前記抜取位置に上昇させたリフト車41を、開閉扉33を開いた凍結装置31に向けて前進させ(図6の状態)、フォーク42をラック11下面と凍結処理庫32底面との間に挿入するとともに、下部フレーム43を台車21のフレーム挿入部25に挿入し、フォーク支持フレーム45の前面を凍結処理庫32の前面に当接させる(図5の状態)。このとき、ラック11は脚部16がラック保持部37に保持されており、台車21は先端が台車進入位置規制部36に当接していることにより、ラック11と台車21とは、ラック11を凍結処理庫32内に搬入したときの位置関係を保っている。
【0024】
次に、操作ペダル47aを踏み込んで係合部材47bを台車21に係合させ、台車21をリフト車41に固定した状態とする。続いて、ハンドル46aを一方向に回転させてフォーク42を最上昇位置まで上昇させ、フォーク42にラック11を載置した状態とする(図4の状態)。この状態でリフト車41を後退させることにより、ラック11は凍結処理庫32内から取り出され、台車21は、下部フレーム43と一緒に台車進入部34から抜き取られる(図3の状態)。
【0025】
そして、ハンドル46aを他方向に回転させてフォーク42を最下降位置まで下降させる。これにより、ラック11の脚部16が台車21のラック載置部23に載置された状態となる(図2の状態)。続いて、係合部材47bを非係合位置に戻して台車21との係合を解除した後、リフト車41を後退させる(図1の状態)。
【0026】
これにより、凍結処理された食品を保持した状態のラック11が台車21の所定位置に載置された状態となるので、台車21のキャスター24を利用することにより、軽い力でラック11を保管用の冷凍庫に移送することができる。台車21は、食品の凍結処理を行うときに凍結処理庫32の外に置かれているので、キャスター24が氷結することはなく、冷凍庫への移送は容易に行うことができる。なお、リフト車41に台車21を係合させた状態(図2の状態)で、リフト車41によってラック11及び台車21を冷凍庫に移送することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】ラックを凍結装置に搬入する前の状態を示す説明図である。
【図2】リフト車をラック及び台車に向けて前進させた状態を示す説明図である。
【図3】ラックをフォークに載置した状態を示す説明図である。
【図4】ラックを凍結処理庫内に挿入した状態を示す説明図である。
【図5】ラックを凍結処理庫のラック保持部に保持させた状態を示す説明図である。
【図6】ラックを凍結装置に搬入した後の状態を示す説明図である。
【図7】リフト車と台車との関係を示す平面図である。
【符号の説明】
【0028】
11…ラック、12…縦材、13…横材、14…トレー、15…食品載置部、16…脚部、17…フォーク挿入部、21…台車、22…形材、23…ラック載置部、24…キャスター、25…フレーム挿入部、31…凍結装置、32…凍結処理庫、33…開閉扉、34…台車進入部、35…脚部、36…台車進入位置規制部、37…ラック保持部、41…リフト車、42…フォーク、43…下部フレーム、44…走行輪、45…フォーク支持フレーム、46…昇降手段、46a…ハンドル、47…台車保持手段、47a…操作ペダル、47b…係合部材、48…ラック位置規制部、49…把手部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
凍結させる食品を保持するラックと、該ラックを載置して搬送する台車と、前記ラックを収納して前記食品を凍結させる凍結装置と、該凍結装置の庫内に前記ラックを搬入・搬出するためのリフト車とを含む食品凍結システムであって、
前記ラックは、凍結させる食品を載置する食品載置部と、該載置部の下方に突設した脚部と、該脚部を前記台車上に載置したときに前記載置部下面と前記台車上面との間に前記リフト車のフォークを挿入可能なフォーク挿入部とを有し、
前記台車は、前記ラックの脚部を一定位置で載置するラック載置部と、走行用のキャスターと、該キャスターの接地状態で台車の下方に前記リフト車の下部フレームを挿入可能なフレーム挿入部とを有し、
前記凍結装置は、前記ラックを収納する凍結処理庫と、該凍結処理庫を開閉する扉と、前記凍結処理庫の下部に前記台車が進入可能な台車進入部と、該台車進入部への台車の進入位置を規制する台車進入位置規制部と、前記凍結処理庫内で前記ラックの脚部を一定位置に保持するラック保持部とを有し、
前記リフト車は、走行輪を有する下部フレームと、該下部フレームの基端部から上方に突設したフォーク支持フレームと、該フォーク支持フレームに基端が昇降可能な状態で支持されたフォークと、該フォークをあらかじめ設定した範囲内で昇降させる昇降手段と、前記下部フレームに対して前記台車を係合して保持する台車保持手段と、前記フォークへの前記ラックの載置位置を規制するラック位置規制部とを有し、
前記凍結処理庫内への前記ラックの搬入は、凍結処理する食品を食品載置部に載置したラックの脚部を前記台車のラック載置部に載置した状態で、前記リフト車の下部フレームを前記台車のフレーム挿入部に挿入するとともに最下降位置に下降した前記フォークを前記フォーク挿入部に挿入し、前記ラック位置規制部にてフォークに対するラックの位置を規制するとともに前記台車保持手段を台車に係合させた後、前記昇降手段によりフォークを最上昇位置に上昇させてラックをフォーク上に載置した状態で前記リフト車を移動させ、台車を凍結装置の台車進入部に台車進入位置規制部に規制されるまで進入させるとともにラックを凍結処理庫内に挿入し、フォークをラック下面と凍結処理庫底面との間の抜取位置に下降させるとともに台車保持手段による台車の係合を解除した後、台車を台車進入部に残した状態でリフト車を後退させることにより行い、
食品の凍結処理を終えたラックの前記凍結処理庫内からの搬出は、前記抜取位置にしたフォークをラック下面と凍結処理庫底面との間に挿入するとともに下部フレームを前記台車のフレーム挿入部に挿入し、前記台車保持手段を台車に係合させるとともにフォークを最上昇位置に上昇させてフォーク上にラックを載置した状態で前記リフト車を後退させ、フォーク上に載置したラックを凍結処理庫内から取り出すとともに下部フレームに係合した台車を台車進入部から抜き取り、次いで、フォークを最下降位置に下降させてラックの脚部を台車のラック載置部に載置し、台車保持手段による台車の係合を解除した後、リフト車を更に後退させることにより行う、
ことを特徴とする食品凍結システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−262725(P2006−262725A)
【公開日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−82034(P2005−82034)
【出願日】平成17年3月22日(2005.3.22)
【出願人】(000231235)大陽日酸株式会社 (642)
【Fターム(参考)】