養毛液
【課題】全ての使用者に効果的に作用する養毛液を提供する。
【解決手段】毛髪の成長を促す養毛液を、反鼻チンキ１００重量部に対して、シベットチンキ２５０重量部、ゴオウチンキ２５０重量部、朝鮮人参乾燥エキス１０重量部、西洋サンザシエキス３重量部、ジオウ乾燥エキス３０重量部を、５０％のエタノール水２００重量部に混合して製造する。例えば、反鼻チンキ１００ｍｇ、シベットチンキ２５０ｍｇ、ゴオウチンキ２５０ｍｇ、朝鮮人参乾燥エキス１０ｍｇ、西洋サンザシエキス３ｍｇ、ジオウ乾燥エキス３０ｍｇ、そして、５０％のエタノール水２００ｍｇとすることができる。
【解決手段】毛髪の成長を促す養毛液を、反鼻チンキ１００重量部に対して、シベットチンキ２５０重量部、ゴオウチンキ２５０重量部、朝鮮人参乾燥エキス１０重量部、西洋サンザシエキス３重量部、ジオウ乾燥エキス３０重量部を、５０％のエタノール水２００重量部に混合して製造する。例えば、反鼻チンキ１００ｍｇ、シベットチンキ２５０ｍｇ、ゴオウチンキ２５０ｍｇ、朝鮮人参乾燥エキス１０ｍｇ、西洋サンザシエキス３ｍｇ、ジオウ乾燥エキス３０ｍｇ、そして、５０％のエタノール水２００ｍｇとすることができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、毛髪の成長を促す養毛液に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
毛髪は身体の一部であることから、青年期を過ぎると年齢と共に徐々に退化する。従って、壮年者の殆どは、青年期に有していた健やかな毛髪を失うことになる。
【０００３】
しかし、健やかな毛髪を蘇らせることができれば、精神的にも見た目にも若返ることができるので、きわめて喜ばしい。こうした観点から、これまで多くの養毛液が、多くの企業などによって開発されてきた（例えば、特許文献１および２参照）。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、これまで開発されてきたいずれの養毛液も、その効き目が充分とは言えない。また、いずれの養毛液も、毛髪等の性質によって効き目に偏りがあり、使用者の全てに効果があるというものでもない。
【０００５】
本発明はこうした点に鑑み創案されたもので、全ての使用者に効果的に作用する養毛液を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
請求項１に記載の養毛液は、毛髪の成長を促す液剤であって、反鼻チンキ１００重量部に対して、シベットチンキ２５０重量部、ゴオウチンキ２５０重量部、朝鮮人参乾燥エキス１０重量部、西洋サンザシエキス３重量部、ジオウ乾燥エキス３０重量部を、５０％のエタノール水２００重量部に混合してなるものである。
【０００７】
請求項２に記載の養毛液は、毛髪の成長を促す液剤であって、反鼻チンキ１００ｍｇ、シベットチンキ２５０ｍｇ、ゴオウチンキ２５０ｍｇ、朝鮮人参乾燥エキス１０ｍｇ、西洋サンザシエキス３ｍｇ、ジオウ乾燥エキス３０ｍｇを、５０％のエタノール水２００ｍｇに混合してなるものである。
【発明の効果】
【０００８】
請求項１に記載の養毛液は、反鼻チンキ１００重量部に対して、シベットチンキ２５０重量部、ゴオウチンキ２５０重量部、朝鮮人参乾燥エキス１０重量部、西洋サンザシエキス３重量部、ジオウ乾燥エキス３０重量部を、５０％のエタノール水２００重量部に混合しているので、各材料の有効成分によって、全ての使用者に優れた養毛効果を発揮する。
【０００９】
請求項２に記載の養毛液は、反鼻チンキ１００ｍｇ、シベットチンキ２５０ｍｇ、ゴオウチンキ２５０ｍｇ、朝鮮人参乾燥エキス１０ｍｇ、西洋サンザシエキス３ｍｇ、ジオウ乾燥エキス３０ｍｇを、５０％のエタノール水２００ｍｇに混合しているので、同様に、各材料の有効成分によって、全ての使用者に優れた養毛効果を発揮する。
【００１０】
これまでに、上記各材料が毛髪の成長に効果があることは知られていない。また、各材料の有効成分が具体的に毛髪の成長にどのように作用するのかは、現在、発明者らによって解析中である。しかし、これまでに行った臨床試験の結果、男性の頭髪で発毛を確認したのみならず、女性の腕毛にも発毛を確認した。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】本発明に係る養毛液の構成材料を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【００１２】
本発明に係る養毛液の実施形態について、図１を参照して説明する。この養毛液は、毛髪の成長を促す液剤であり、反鼻チンキ１００重量部に対して、シベットチンキ２５０重量部、ゴオウチンキ２５０重量部、朝鮮人参乾燥エキス１０重量部、西洋サンザシエキス３重量部、ジオウ乾燥エキス３０重量部を、５０％のエタノール水２００重量部に容器１の中で混合して製造することができる。
【００１３】
なお、上記「反鼻チンキ」は、マムシから内蔵を取り除き、皮を剥いて長くのばして乾燥したものであり、強心、興奮薬、疲労回復、冷え解消などに効果があるとされている。また、「シベットチンキ」は、雄のジャコウネコ（麝香猫）の生殖器の近くにある麝香腺分泌物を乾燥したもので、強心、中枢興奮作用、血流増加、消炎、鎮痛、脂質代謝促進、体力回復などに効果があるとされている。
【００１４】
また、「ゴオウチンキ」の「ゴオウ（牛黄）」は牛の胆石を乾燥したもので、古来より和漢薬の要薬として重用されており、鎮静、強心、解毒に効果がある。なお、「チンキ」とは、薬品をアルコールに溶かした液体を言う。
【００１５】
「朝鮮人参乾燥エキス」は、朝鮮人参の有効成分を抽出して乾燥させたもので、精神および肉体機能の向上に効果があるとされている。また、「西洋サンザシエキス」は、バラ科のセイヨウサンザシの花、葉、果実を乾燥させたもので、血行、血圧降下、虚弱体質、消化不良、滋養強壮、狭心症、不整脈、下痢、不眠症に効果があるとされている。
【００１６】
さらに、「ジオウ乾燥エキス」は、ゴマオハグサ科のアカヤジオウ、カイケイジオウなどの根であるジオウ（地黄）のエキスを抽出して乾燥させたもので、そのうち、黄ジオウを使用したものは、止血、利水薬に効果があり、乾ジオウと熱ジオウを使用したものは、補血、強壮、強精、解熱薬などに効果があるとされている。
【００１７】
本実施形態に係る養毛液を使用して臨床試験を行った。その結果、多くの男性から発毛の促進を確認することができた。また、女性の腕毛にも発毛を確認することができた。
【実施例１】
【００１８】
本発明に係る養毛液を、表１に示すように、反鼻チンキ１００ｍｇ、シベットチンキ２５０ｍｇ、ゴオウチンキ２５０ｍｇ、朝鮮人参乾燥エキス１０ｍｇ、西洋サンザシエキス３ｍｇ、ジオウ乾燥エキス３０ｍｇを、５０％のエタノール水２００ｍｇに混合して製造した。この養毛液による養毛効果を、臨床試験によって確認することができた。
【００１９】
【表１】
【符号の説明】
【００２０】
１ 容器
【先行技術文献】
【特許文献】
【００２１】
【特許文献１】特許第３４８４６３９号
【特許文献２】特開２００７−３３２１０９号公報
【技術分野】
【０００１】
本発明は、毛髪の成長を促す養毛液に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
毛髪は身体の一部であることから、青年期を過ぎると年齢と共に徐々に退化する。従って、壮年者の殆どは、青年期に有していた健やかな毛髪を失うことになる。
【０００３】
しかし、健やかな毛髪を蘇らせることができれば、精神的にも見た目にも若返ることができるので、きわめて喜ばしい。こうした観点から、これまで多くの養毛液が、多くの企業などによって開発されてきた（例えば、特許文献１および２参照）。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、これまで開発されてきたいずれの養毛液も、その効き目が充分とは言えない。また、いずれの養毛液も、毛髪等の性質によって効き目に偏りがあり、使用者の全てに効果があるというものでもない。
【０００５】
本発明はこうした点に鑑み創案されたもので、全ての使用者に効果的に作用する養毛液を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
請求項１に記載の養毛液は、毛髪の成長を促す液剤であって、反鼻チンキ１００重量部に対して、シベットチンキ２５０重量部、ゴオウチンキ２５０重量部、朝鮮人参乾燥エキス１０重量部、西洋サンザシエキス３重量部、ジオウ乾燥エキス３０重量部を、５０％のエタノール水２００重量部に混合してなるものである。
【０００７】
請求項２に記載の養毛液は、毛髪の成長を促す液剤であって、反鼻チンキ１００ｍｇ、シベットチンキ２５０ｍｇ、ゴオウチンキ２５０ｍｇ、朝鮮人参乾燥エキス１０ｍｇ、西洋サンザシエキス３ｍｇ、ジオウ乾燥エキス３０ｍｇを、５０％のエタノール水２００ｍｇに混合してなるものである。
【発明の効果】
【０００８】
請求項１に記載の養毛液は、反鼻チンキ１００重量部に対して、シベットチンキ２５０重量部、ゴオウチンキ２５０重量部、朝鮮人参乾燥エキス１０重量部、西洋サンザシエキス３重量部、ジオウ乾燥エキス３０重量部を、５０％のエタノール水２００重量部に混合しているので、各材料の有効成分によって、全ての使用者に優れた養毛効果を発揮する。
【０００９】
請求項２に記載の養毛液は、反鼻チンキ１００ｍｇ、シベットチンキ２５０ｍｇ、ゴオウチンキ２５０ｍｇ、朝鮮人参乾燥エキス１０ｍｇ、西洋サンザシエキス３ｍｇ、ジオウ乾燥エキス３０ｍｇを、５０％のエタノール水２００ｍｇに混合しているので、同様に、各材料の有効成分によって、全ての使用者に優れた養毛効果を発揮する。
【００１０】
これまでに、上記各材料が毛髪の成長に効果があることは知られていない。また、各材料の有効成分が具体的に毛髪の成長にどのように作用するのかは、現在、発明者らによって解析中である。しかし、これまでに行った臨床試験の結果、男性の頭髪で発毛を確認したのみならず、女性の腕毛にも発毛を確認した。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】本発明に係る養毛液の構成材料を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【００１２】
本発明に係る養毛液の実施形態について、図１を参照して説明する。この養毛液は、毛髪の成長を促す液剤であり、反鼻チンキ１００重量部に対して、シベットチンキ２５０重量部、ゴオウチンキ２５０重量部、朝鮮人参乾燥エキス１０重量部、西洋サンザシエキス３重量部、ジオウ乾燥エキス３０重量部を、５０％のエタノール水２００重量部に容器１の中で混合して製造することができる。
【００１３】
なお、上記「反鼻チンキ」は、マムシから内蔵を取り除き、皮を剥いて長くのばして乾燥したものであり、強心、興奮薬、疲労回復、冷え解消などに効果があるとされている。また、「シベットチンキ」は、雄のジャコウネコ（麝香猫）の生殖器の近くにある麝香腺分泌物を乾燥したもので、強心、中枢興奮作用、血流増加、消炎、鎮痛、脂質代謝促進、体力回復などに効果があるとされている。
【００１４】
また、「ゴオウチンキ」の「ゴオウ（牛黄）」は牛の胆石を乾燥したもので、古来より和漢薬の要薬として重用されており、鎮静、強心、解毒に効果がある。なお、「チンキ」とは、薬品をアルコールに溶かした液体を言う。
【００１５】
「朝鮮人参乾燥エキス」は、朝鮮人参の有効成分を抽出して乾燥させたもので、精神および肉体機能の向上に効果があるとされている。また、「西洋サンザシエキス」は、バラ科のセイヨウサンザシの花、葉、果実を乾燥させたもので、血行、血圧降下、虚弱体質、消化不良、滋養強壮、狭心症、不整脈、下痢、不眠症に効果があるとされている。
【００１６】
さらに、「ジオウ乾燥エキス」は、ゴマオハグサ科のアカヤジオウ、カイケイジオウなどの根であるジオウ（地黄）のエキスを抽出して乾燥させたもので、そのうち、黄ジオウを使用したものは、止血、利水薬に効果があり、乾ジオウと熱ジオウを使用したものは、補血、強壮、強精、解熱薬などに効果があるとされている。
【００１７】
本実施形態に係る養毛液を使用して臨床試験を行った。その結果、多くの男性から発毛の促進を確認することができた。また、女性の腕毛にも発毛を確認することができた。
【実施例１】
【００１８】
本発明に係る養毛液を、表１に示すように、反鼻チンキ１００ｍｇ、シベットチンキ２５０ｍｇ、ゴオウチンキ２５０ｍｇ、朝鮮人参乾燥エキス１０ｍｇ、西洋サンザシエキス３ｍｇ、ジオウ乾燥エキス３０ｍｇを、５０％のエタノール水２００ｍｇに混合して製造した。この養毛液による養毛効果を、臨床試験によって確認することができた。
【００１９】
【表１】
【符号の説明】
【００２０】
１ 容器
【先行技術文献】
【特許文献】
【００２１】
【特許文献１】特許第３４８４６３９号
【特許文献２】特開２００７−３３２１０９号公報
【特許請求の範囲】
【請求項１】
毛髪の成長を促す養毛液であって、
反鼻チンキ１００重量部に対して、シベットチンキ２５０重量部、ゴオウチンキ２５０重量部、朝鮮人参乾燥エキス１０重量部、西洋サンザシエキス３重量部、ジオウ乾燥エキス３０重量部を、５０％のエタノール水２００重量部に混合してなる養毛液。
【請求項２】
毛髪の成長を促す養毛液であって、
反鼻チンキ１００ｍｇ、シベットチンキ２５０ｍｇ、ゴオウチンキ２５０ｍｇ、朝鮮人参乾燥エキス１０ｍｇ、西洋サンザシエキス３ｍｇ、ジオウ乾燥エキス３０ｍｇを、５０％のエタノール水２００ｍｇに混合してなる養毛液。
【請求項１】
毛髪の成長を促す養毛液であって、
反鼻チンキ１００重量部に対して、シベットチンキ２５０重量部、ゴオウチンキ２５０重量部、朝鮮人参乾燥エキス１０重量部、西洋サンザシエキス３重量部、ジオウ乾燥エキス３０重量部を、５０％のエタノール水２００重量部に混合してなる養毛液。
【請求項２】
毛髪の成長を促す養毛液であって、
反鼻チンキ１００ｍｇ、シベットチンキ２５０ｍｇ、ゴオウチンキ２５０ｍｇ、朝鮮人参乾燥エキス１０ｍｇ、西洋サンザシエキス３ｍｇ、ジオウ乾燥エキス３０ｍｇを、５０％のエタノール水２００ｍｇに混合してなる養毛液。
【図１】
【公開番号】特開２０１０−２１５５７９（Ｐ２０１０−２１５５７９Ａ）
【公開日】平成２２年９月３０日（２０１０．９．３０）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００９−６５６８２（Ｐ２００９−６５６８２）
【出願日】平成２１年３月１８日（２００９．３．１８）
【出願人】（５０７１７１０１８）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２２年９月３０日（２０１０．９．３０）
【国際特許分類】
【出願日】平成２１年３月１８日（２００９．３．１８）
【出願人】（５０７１７１０１８）
【Ｆターム（参考）】
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