説明

高光沢印刷物およびその製造方法

【課題】本発明は、高価な箔押し加工以外の方法で、金属光沢を目的とした部分の光沢向上を可能にした高光沢印刷物およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】紙基材(1)上に、少なくとも金属光沢インキからなる印刷層(2)が形成され、該印刷層(2)の全部または任意部分が高光沢部(6)を形成している高光沢印刷物である。また、前記本発明の高光沢印刷物の製造において、紙基材(1)上に、金属光沢インキからなる印刷層(2)を形成し、該印刷層(2)の全部または任意部分が50〜250℃の温度に加熱された空押し版(4)を用いて0.5〜400MPAの圧力で押し付けることにより高光沢印刷物の製造方法とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧品、医薬品、菓子類などの高級紙器に用いる美粧性、高級感に富んだ高光沢印刷物およびその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、化粧品、医薬品、菓子類などの高級紙器に用いる美粧性、高級感に富んだ光沢印刷物として、板紙などの紙基材の表面に印刷層、光沢層、保護層などを設けていた。この光沢層を設ける方法としては、(1)転写箔(ホットスタンプ箔)の箔押し技術(2)印刷インキによる光沢印刷技術(3)プレスコートやフィルム貼りなど表面加工技術などが一般的に用いられていた。
【0003】
前記転写箔(ホットスタンプ箔)の箔押し技術は、通常ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)に剥離層、箔層、接着層を順次積層した転写箔を箔押し機により、板紙などの紙基材の表面に加熱・加圧して転写させる技術である。高光沢感、金属感に富んだ高光沢印刷物が得られるが、転写箔が高価であること、またグラデーションなどの濃度差のある表現を行なうことができない。
【0004】
次に、印刷インキによる光沢印刷技術は、アルミペーストインキ、パールインキなどをオフセット印刷などにより行ない光沢印刷物が得られるが、前述の転写箔(ホットスタンプ箔)の箔押し技術に比較すると、コストは安くなるが、印刷した表面の平滑性が落ちるため高光沢感、金属感に富んだ高光沢印刷物は得られない。
【0005】
次に、プレスコートやフィルム貼りなどの表面加工技術は、板紙など紙基材の表面に印刷層を設け、さらに該印刷層上にプレスコート用ニスをコートしたり、ポリプロピレンフィルムなどをラミネートして、該ニスやフィルム面上に表面が平滑なステンレス製の熱板を重ねて押し付ける平圧プレス方式や熱ロールの間を通過させて行なうシリンダープレス方式により、平滑性をだし高光沢感を持たせるものであるが、専用の機械が必要であること、また原紙全体に熱、圧をかけてしまうため紙の劣化を招き、打ち抜き時の罫線割れの原因になること、さらに圧がそれほど高くないため、その圧で平滑面ができる専用のニスやフィルムが必要である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、このような従来技術の問題点を解決しようとするものであり、高価な箔押し加工以外の方法で、金属光沢を目的とした部分の光沢向上を可能にした高光沢印刷物およびその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、本発明の請求項1に係る発明は、紙基材(1)上に、少なくとも金属光沢インキからなる印刷層(2)が形成され、該印刷層(2)の全部または任意部分が高光沢部(6)を形成していることを特徴とする高光沢印刷物である。
【0008】
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1記載の高光沢印刷物において、前記印刷層(2)上に保護層(3)が設けられていることを特徴とする高光沢印刷物である。
【0009】
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の高光沢印刷物において、前記金
属光沢インキが、少なくとも銅と亜鉛の合金粉末であるブロンズパウダー、或いはアルミペースト、パール顔料などの光沢材料を含むことを特徴とする高光沢印刷物。
【0010】
本発明の請求項4に係る発明は、紙基材(1)上に、少なくとも金属光沢インキからなる印刷層(2)を形成し、該印刷層(2)の全部または任意部分を加熱された空押し版(4)を用いて押し付け、高光沢部(6)を形成することを特徴とする高光沢印刷物の製造方法である。
【0011】
本発明の請求項5に係る発明は、請求項4記載の高光沢印刷物の製造方法において、前記印刷層(2)上に保護層(3)を設けることを特徴とする高光沢印刷物の製造方法である。
【0012】
本発明の請求項6に係る発明は、請求項4又は5記載の高光沢印刷物の製造方法において、前記金属光沢インキが、少なくとも銅と亜鉛の合金粉末であるブロンズパウダー、或いはアルミペースト、パール顔料などの光沢材料を含むことを特徴とする高光沢印刷物の製造方法である。
【0013】
本発明の請求項7に係る発明は、請求項4乃至6のいずれか1項記載の高光沢印刷物において、前記空押し版(4)が50〜250℃の温度に加熱されていることを特徴とする高光沢印刷物の製造方法である。
【0014】
本発明の請求項8に係る発明は、請求項4乃至7のいずれか1項記載の高光沢印刷物において、前記空押し版(4)が0.5〜400MPAの圧力で押し付けられることを特徴とする高光沢印刷物の製造方法である。
【発明の効果】
【0015】
本発明は紙基材上に、少なくとも銅と亜鉛の合金粉末であるブロンズパウダー、或いはアルミペースト、パール顔料などの光沢材料を含む金属光沢インキからなる印刷層が形成され、該印刷層の全部または任意部分が高光沢部を形成していることにより、高光沢感、金属感に富んだ高光沢印刷物とすることができる。また、前記本発明の高光沢印刷物の製造において、紙基材上に、少なくとも銅と亜鉛の合金粉末であるブロンズパウダー、或いはアルミペースト、パール顔料などの光沢材料を含む金属光沢インキからなる印刷層を形成し、該印刷層の全部または任意部分が50〜250℃の温度に加熱された空押し版を用いて0.5〜400MPAの圧力で押し付けることにより、高価な箔押し加工でなくても、金属光沢を目的とした部分の光沢向上を可能にし、高光沢感、金属感に富んだ高光沢印刷物の製造方法とすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて詳細に説明する。
【0017】
図1は本発明に係る高光沢印刷物の1実施例を示す側断面図であり、図2は本発明に係る高光沢印刷物のその他の実施例を示す側断面図であり、図3は本発明に係る高光沢印刷物の製造方法において、印刷物に空押し版を押し付ける寸前の状態の1実施例を示す側断面図であり、図4は本発明に係る高光沢印刷物の製造方法において、印刷物に空押し版を押し付けた状態の1実施例を示す側断面図であり、図5は本発明に係る高光沢印刷物の製造方法において、印刷物に押し付けた空押し版を引き離した状態の1実施例を示す側断面図である。
【0018】
本発明に係る1実施例の高光沢印刷物は、図1に示すように、紙基材(1)上に、少なくとも金属光沢インキからなる印刷層(2)が形成され、該印刷層(2)の全部(図示せ
ず)、または任意部分が高光沢部(6)を形成していることを特徴とする高光沢印刷物である。また、その他の実施例としては、図2に示すように、該印刷物に耐摩擦性、耐熱性、耐光性などの耐候性をより一層向上させる目的で保護層(3)が設けられている。
【0019】
次に、本発明に係る高光沢印刷物の製造方法は、図3に示すように、紙基材(1)上に、少なくとも金属光沢インキからなる印刷層(2)を形成し、該印刷層(2)の全部(図示せず)または任意部分を加熱された空押し版(4)を用いて、図4に示すように、押し付け、図5に示すように、印刷物に押し付けた空押し版を引き離して任意部分に高光沢部(6)を形成する製造方法である。
【0020】
前記紙基材(1)としては、コートボール、コートマニラ、アイボリー(コート、ノーコート)、両面カードなど多種類の板紙が挙げられるが、その用途によって適宜選定される。また、厚さも100〜600g/m2の範囲内で選択するのが好ましい。
【0021】
前記金属光沢インキとしては、銅と亜鉛の合金粉末であるブロンズパウダー、或いはアルミペースト、天然パールエッセンス、塩基性炭酸鉛、オキシ塩化ビスマス、金属酸化物皮膜雲母などのパール顔料などを光沢材料として使用し、その他にビヒクルとして合成樹脂、溶剤などを配合してインキ化したものを使用する。
【0022】
該金属光沢インキをオフセット印刷方式やグラビア印刷方式などを用いて印刷するが、例えば、オフセット印刷方式で、インキが油性インキタイプ(酸化重合型の乾性油などを主体としたインキをいう)の場合は、前記光沢材料のビヒクルとして、合成樹脂、乾性油(植物油)、溶剤、助剤などが必要である。通常、合成樹脂は、ロジン変性フェノール、石油系樹脂、アルキド樹脂などを用いる。また、乾性油は、あまに油、きり油、大豆油、合成乾性油などを使用する。さらに溶剤は高沸点石油系溶剤などが用いられる。助剤には、粘度調整剤としてコンパンドなど、また乾燥調整剤としては、乾燥剤(ドライヤー)、乾燥抑制剤などを用いる。さらに、紫外線を照射することにより、瞬間的に硬化乾燥する光重合性樹脂、光重合開始剤などをビヒクルとして使用した無溶剤型インキである紫外線硬化型インキ(UVインキ)にして用いることもできる。
【0023】
また、グラビア印刷方式の場合には、有機溶剤型インキタイプが用いられるが、前記光沢材料を分散する樹脂に、例えばポリ塩化ビニル系、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール系、ポリメチルメタクリル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ニトロセルロース系、セルロース誘導体系などの熱可塑性高分子樹脂、またはメラミン系、尿素系などの熱硬化性高分子樹脂を使用することができ、これらから適宜選択される。
【0024】
さらに、前記樹脂を溶解する有機溶剤としては、樹脂を溶解、あるいは分散することが可能であれば特に限定されるものではないが、例えば、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類のうち単独または任意に配合したものを使用することができる。
【0025】
次に、このような金属光沢インキからなる印刷層(2)を紙基材(1)上に形成する方法は、前述のオフセット印刷方式やグラビア印刷方式の他に、板グラビア印刷方式、シルクスクリーン印刷方式、フレキソ印刷方式などの印刷方式やグラビアロールコーティング方式、リバースロールコーティング方式、ナイフコーティング方式、ブレードコーティング方式などの各種コーティング方式も適宜使用することができる。
【0026】
次に、前記保護層(3)は、該印刷層(2)に耐摩擦性、耐熱性、耐光性などの耐候性
を持たせる目的で施されるものであるが、金属光沢インキからなる印刷層(2)の発色効果を阻害しないものであれば、特に制約されるものではないが、例えば、ニトロセルロース、ヒドロキシセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、スチレン−マレイン酸共重合体、ポリエステル樹脂、ABS樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリルポリオール樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂などの単体、またはそれらの共重合体樹脂などを使用することができる。
【0027】
また、該保護層(3)の各機能性を高めるために、保護膜自体の機能を低下させることがない範囲で滑材、ワックス、研磨剤などの各種添加剤を加えることも可能である。
【0028】
このような樹脂を塗工液にして、印刷層(2)上に形成する方法は、前述と同様にオフセット印刷方式やグラビア印刷方式、板グラビア印刷方式、シルクスクリーン印刷方式、フレキソ印刷方式などの印刷方式やグラビアロールコーティング方式、リバースロールコーティング方式、ナイフコーティング方式、ブレードコーティング方式などの各種コーティング方式も適宜使用することができる。
【0029】
次に、本発明に係る高光沢印刷物の製造方法は、図3に示すように、厚さが100〜600g/m2範囲内のコートボール、コートマニラ、アイボリー(コート、ノーコート)、両面カードなどいずれかの板紙からなる紙基材(1)上に、銅と亜鉛の合金粉末であるブロンズパウダー、或いはアルミペースト、天然パールエッセンス、塩基性炭酸鉛、オキシ塩化ビスマス、金属酸化物皮膜雲母などのパール顔料などの1種類またはいずれかを混合した光沢材料と、ロジン変性フェノール、石油系樹脂、アルキド樹脂などいずれかの樹脂と、あまに油、きり油、大豆油、合成乾性油などのいずれかの乾性油とからなる金属光沢インキをオフセット印刷方式などにより印刷層(2)を形成し、該印刷層(2)の全部(図示せず)または任意部分を50〜250℃の範囲内で適宜選択した温度に加熱されている空押し版(4)を用いて、図4に示すように、0.5〜400MPAの範囲内のいずれかの圧力で押し付け、押し付けられた部分の金属光沢インキからなる印刷層(2)が平滑になり、図5に示すように、印刷物に押し付けた空押し版(4)を引き離して任意部分に高光沢部(6)を形成する製造方法である。
【0030】
また、前記光沢材料を分散する樹脂に、ポリ塩化ビニル系、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール系、ポリメチルメタクリル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ニトロセルロース系、セルロース誘導体系などの熱可塑性高分子樹脂、またはメラミン系、尿素系などのいずれかの熱硬化性高分子樹脂を使用し、さらに、前記樹脂を溶解する有機溶剤として、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類のうち単独または任意に配合したものを使用して作製した金属光沢インキをグラビア印刷方式により、印刷層(2)を形成し、該印刷層(2)の全部(図示せず)または任意部分を50〜250℃の範囲内で適宜選択した温度に加熱されている空押し版(4)を用いて、図4に示すように、0.5〜400MPAの範囲内のいずれかの圧力で押し付け、図5に示すように、印刷物に押し付けた空押し版(4)を引き離して任意部分に高光沢部(6)を形成する製造方法でも構わない。
【0031】
尚、前記印刷層(2)に空押し版(4)を押し付ける方法は、通常の箔押し(ホットスタンプ)に使用されている平圧式または輪転式の箔押機を用いることができる。図3に示すように、熱源が内蔵されている金属製の治具(5)に空押し版(4)を取り付けて機械本体に装備して使用する。
【0032】
以上のように、本発明の高光沢印刷物の製造方法により、高価な箔押し加工以外の方法
で、金属光沢を目的とした部分の光沢を上げることができた。さらに、同様に、熱圧をかけることにより加工する、浮き出し加工(エンボス)と同時に加工することにより、コストアップを最小限に金属光沢部分と浮き出し加工(エンボス)部分を作製することができるようになる。
【実施例】
【0033】
以下に、本発明の高光沢印刷物およびその製造方法について、具体的にいくつかの実施例を挙げて、さらに詳しく説明する。
【0034】
<実施例1>
紙基材(1)としては、坪量310g/m2でL判半才のコートボール(商品名:マリコート 北越製紙株式会社製)の表面に、オフセット印刷方式で、オフセット用の金インキ(商品名:ゴールドキングレオ 東洋インキ製造株式会社製)を用いて印刷層(2)を形成した。
【0035】
次に、図3に示すように、文字・図柄が彫刻された空押し版(4)を金属製の治具(5)に取り付けた平圧式の箔押機(機械名:SP126BMA ボブスト社製)を用いて温度120℃、圧10MPAの加工条件で、図4に示すように、該印刷層(2)の任意部分を押し付けた後、図5に示すように、空押し版(4)を引き離して任意部分に高光沢部(6)を有する高光沢印刷物を得た。
【0036】
<実施例2>
実施例1において、印刷層(2)上にニトロセルロース系オフセット二スからなる保護層(3)を設けた以外は実施例1と同様にして作製したところ高光沢部(6)を有する高光沢印刷物を得た。
【0037】
以下に、本発明の比較例について説明する。
【0038】
<比較例1>
実施例1において、印刷層(2)上に空押し版(4)を押し付けることは除いた以外は実施例1と同様にして作製したところ光沢が非常に不足した印刷物であった。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明に係る高光沢印刷物の1実施例を示す側断面図である。
【図2】本発明に係る高光沢印刷物のその他の実施例を示す側断面図である。
【図3】本発明に係る高光沢印刷物の製造方法において、印刷物に空押し版を押し付ける寸前の状態の1実施例を示す側断面図である。
【図4】本発明に係る高光沢印刷物の製造方法において、印刷物に空押し版を押し付けた状態の1実施例を示す側断面図である。
【図5】本発明に係る高光沢印刷物の製造方法において、印刷物に押し付けた空押し版を引き離した状態の1実施例を示す側断面図である。
【符号の説明】
【0040】
1・・・紙基材
2・・・印刷層
3・・・保護層
4・・・空押し版
5・・・治具
6・・・高光沢部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
紙基材上に、少なくとも金属光沢インキからなる印刷層が形成され、該印刷層の全部または任意部分が高光沢部を形成していることを特徴とする高光沢印刷物。
【請求項2】
前記印刷層上に保護層が設けられていることを特徴とする請求項1記載の高光沢印刷物。
【請求項3】
前記金属光沢インキが、少なくとも銅と亜鉛の合金粉末であるブロンズパウダー、或いはアルミペースト、パール顔料などの光沢材料を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の高光沢印刷物。
【請求項4】
紙基材上に、少なくとも金属光沢インキからなる印刷層を形成し、該印刷層の全部または任意部分を加熱された空押し版を用いて押し付け、高光沢部を形成することを特徴とする高光沢印刷物の製造方法。
【請求項5】
前記印刷層上に保護層を設けることを特徴とする請求項4記載の高光沢印刷物の製造方法。
【請求項6】
前記金属光沢インキが、少なくとも銅と亜鉛の合金粉末であるブロンズパウダー、或いはアルミペースト、パール顔料などの光沢材料を含むことを特徴とする請求項4又は5記載の高光沢印刷物の製造方法。
【請求項7】
前記空押し版が50〜250℃の温度に加熱されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項記載の高光沢印刷物の製造方法。
【請求項8】
前記空押し版が0.5〜400MPAの圧力で押し付けられることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項記載の高光沢印刷物の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−21736(P2007−21736A)
【公開日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−202620(P2005−202620)
【出願日】平成17年7月12日(2005.7.12)
【出願人】(000003193)凸版印刷株式会社 (10,630)
【Fターム(参考)】