説明

鳥の丸焼きを変形させる方法と胸肉の調理方法

【課題】従来の鳥の丸焼きでは胸と胴体の内臓を取った状態の中に食材を入れるか、そのまま味をつけて調理するか又は解体して調理する方法しかなく、従来の鳥の丸焼きでは焼き上がるまで時間が掛かった。胸の部分は美味しくないと言う事で一部ペットフードもしくは廃棄処分になっていた。
【解決手段】変形にする方法により、今までに無い形になり、新しい食感が得られ、味付けも簡単にでき、焼き上がるまでの時間が短縮出きる。胸部分の新しい調理方法により美味しくすることが出きる。これによって不味とされた胸肉部分が廃棄処分されずにすみます

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鳥の丸焼きを変形させる方法と胸肉の調理方法に関する
【背景技術】
【0002】
鶏のむね肉の消費を促すことのできる処理方法と言う方法がある
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−267154
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上に述べた方法では時間と手間が掛かりすぎる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
鳥の胸の皮及びももの皮を切らずに肉の部分と皮の部分を分裂させ、胸と胴体の接合部分を羽の付け根まで切断し皮を切らないように胸の部分を開いていき、首の部分を胸の内側に返す。これをひっくり返して鳥の変形が出来る。これによって鳥を解体せずに調理が出来ます。
【発明の効果】
この姿にする事により鳥ではない形になります。そして満遍なく全体に味付けが出来る様に成り、胸肉の付け根に切れ目を入れる事により胸肉に空洞が出来ます。その中に色々な食材が入ります。これによって今まで美味しくないと言われた胸の部分が美味しくなります。この方法は胸の部分だけに成っても出来ます。本体は皮を除去していないので、肉と皮の間に味付けが出来ます。これによって、たとえば、胸部分はチーズ味、羽部分は塩味、モモ肉は醤油味など一度に3種類の味が楽しめます。
焼き方はオーブン、スチームオーブン、炭焼きなど従来の形より胸部分が開いてるため火が通り易く早く焼ける様に成ります。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の実施形態を示す概観図
【図2】胸肉と胴体と皮を示す図
【図3】胸肉と胴体を開いた図
【図4】独立させ胸の部分を空洞にした図
【発明を実施するための形態】
【0007】
1は胸肉の部分で2は鳥皮で3はモモ肉で1と2と3を人差し指で皮を切らないように剥がしていく
【0008】
4の部分は胸肉1と胴体5の部分の繋ぎ部分で4の部分を首の所まで切断して行きそのまま持ち上げて返して平に成る様にする、この状態で好きな味付けをしても良い。
【0009】
これをひっくり返すと図1の状態になり7の部分に切れ目を入れ、そこへ指を入れて空間を作る。
【0010】
7と8の空間の間をハサミなどで切断して袋を作りそこへ好きな食材を入れ2の皮を、蓋をするように被せる。
【0011】
ここで好きな味付けをしてスチームオーブンなどで焼くととても美味しく出来上がります。
【0012】
胸の部分を独立させた場合は竹串などで塞ぐか余った鳥の皮で包む。
【符号の説明】
【0013】
1 胸の部分
2 皮の部分
3 モモの部分
4 胸と胴体の繋ぎ部分
5 胴体の部分
6 羽の部分
7 胸の部分に切れ目を入れる部分
8 首の部分
9 ハサミを入れる部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
鳥の胸の皮及びももの皮を切らずに肉の部分と皮の部分を分裂させ、胸と胴体の接合部分を羽の付け根まで切断し皮を切らないように胸の部分を開く方法及び首の部分を胸の内側に返す方法
【請求項2】
請求項1記載に対して胴体及び胸の付け根に切れ目を入れ出来た空洞の中に色々な食材を入れて調理する法方
【請求項3】
独立した胸の部分に切れ目を入れ空洞の中に色々な食材を入れて加工及び調理する方法

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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