説明

4枚羽根回転式複合スケール

【課題】 4枚の羽根8面に異なる8種類の寸尺が記載されており、その羽根を中心軸で回転させる事により、8種類の寸尺を簡単に選べ見やすく使用可能にした4枚羽根回転式複合スケールを提供する。
【解決手段】 本発明の4枚羽根回転式複合スケールは芯となる軸棒、軸棒の両端にあるヘッド部分、軸棒を中心に回転する4枚8種類の異なった寸尺が記載された羽根を回すことにより簡単に選べて使用できる。また、円形、円錐、四角形、四角錐、三角形、三角錐などでデザインされたヘッド部分は軸棒より大きく高さがありスケールが置かれる際にこの両端のヘッド部分が羽根の支えとなり、4枚の羽根を芯棒中心に1枚対3枚に隔てることにより、1枚側の羽根で測る動作を行うことができる。
羽根の固定補機能として軸棒のヘッド部分の片端には凸型のツメがあり、軸棒を左右にスライドさせることで計測可能な形、1枚と3枚に分かれた状態の羽根をロック、ロック解除することが可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は4枚の羽根8面に異なる8種類の寸尺が記載されており、その羽根を中心軸で回転させる事により、8種類の寸尺を簡単に選べ見やすく使用可能にした4枚羽根回転式複合スケールである。
【背景技術】
【0002】
従来の三角スケールは、1/100m、1/200m、1/250、1/300m、1/400m、1/500m、1/600mの縮尺目盛りのうち6種類の縮尺目盛りを設けている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の三角スケールにはそれぞれの面、計6面に異なる6種類の寸尺しか記載されない。
【0004】
また、形を四角形や十字型に変えてスケールの寸尺を2つ増やすとするとスケールのメモリーが読みづらくなり使用しづらくなるという問題点がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の4枚羽根回転式複合スケールは芯となる軸棒、軸棒の両端にあるヘッド部分、軸棒を中心に回転する4枚8種類の異なった寸尺が記載された羽根を回すことにより簡単に選べて使用できることを特徴とする。
【0006】
また、本発明の円形、円錐、四角形、四角錐、三角形、三角錐などでデザインされたヘッド部分は軸棒より大きく高さがありスケールが置かれる際にこの両端のヘッド部分が羽根の支えとなり、4枚の羽根を芯棒中心に1枚対3枚に隔てることにより、1枚側の羽根で測ることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の羽根の固定補機能として軸棒のヘッド部分の片端には凸型のツメがあり、軸棒を左右にスライドさせることで計測可能な形、1枚と3枚に分かれた状態の羽根をロック、ロック解除することが可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、4枚の回転式の羽根があることにより8面に1/100m、1/150m、1/200、1/250m、1/300m、1/400m、1/500m1/100mの70.7%縮小、これら8種類の縮尺目盛りを設けている。
【0009】
本発明では、4枚の羽根を芯棒中心に1枚対3枚に隔てて1枚側の羽根で測ることにより使う縮尺目盛りをより見やすいことを特徴とする。
【0010】
羽根のロック機能を使用することにより使用している最中の縮尺目盛りを形崩さず使用できることを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明を実施するための最良の形態4枚羽根回転式複合スケールについて、以下説明する。
【0012】
図1は羽根がフリーの状態のであり、図2は羽根がロックされた状態を示す図である。
【0013】
図3は上から見た目線を表す断面図である。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明を実施するための最良の形態による4枚羽根回転式複合スケールの羽根がフリー状態での組立て完成図
【図2】本発明を実施するための最良の形態による4枚羽根回転式複合スケールの羽根がロック状態での組立て完成図
【図3】本発明の上面視野角断面図
【図4】本発明を実施するための最良の形態による4枚羽根回転式複合スケールの組立て正面図、右側面図、及び、A−A’線断面図
【図5】本発明の芯棒シャフト正面図、右側面図、及び、B−B’線断面図
【図6】本発明の羽根4パーツ正面図、右側面図
【図7】本発明の羽根パーツ正面図、及び、C−C’線断面図
【図8】本発明の左ヘッドパーツ正面図、右ヘッドパーツ正面図、及び、D−D’線断面図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
芯となる軸棒、軸棒の両端にあるヘッド部分、軸棒を中心に回転する4枚8種類の異なった寸尺が記載された羽根から成る回転式複合スケール。
【請求項2】
4枚の羽根はそれぞれの面、計8面に異なる8種類の寸尺が記載され、羽根を回すことにより簡単に選べて使用できるスケール。
【請求項3】
円形、円錐、四角形、四角錐、三角形、三角錐などでデザインされたヘッド部分は軸棒より大きく高さがある。 請求項1記載のスケールが置かれる際にこの両端のヘッド部分が羽根の支えとなり、4枚の羽根を芯棒中心に1枚対3枚に隔てることにより、1枚側の羽根で測ることを特徴とする。
【請求項4】
前期、羽根の固定補機能として軸棒のヘッド部分の片端には凸型のツメがあり、軸棒を左右にスライドさせることで計測可能な形、1枚と3枚に分かれた状態の羽根をロック、ロック解除することが可能であることを特徴とする請求項1記載のスケール。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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