説明

LED点灯装置用チェッカー

【課題】
自身の正常な動作確認を容易に行えて、LED点灯装置を信頼性よく検査できるLED点灯装置用チェッカーを提供する。
【解決手段】
LED点灯装置用チェッカー1は、出力端11から電流を出力可能に形成された電流源2と、直流電流を出力可能に形成された自己診断用電源3と、LED点灯装置12の出力を入力する入力端4と、擬似負荷5と、LED点灯装置12の検査時に擬似負荷5を入力端4に接続させ、自己診断時に擬似負荷5を自己診断用電源3の出力間に接続させる接続手段6と、擬似負荷5に流れる電流を検出する電流検出手段7と、電流検出手段7が検出した電流と予め設定された基準値とを比較して評価する評価手段8と、評価手段8の評価結果を表示する表示手段9と、を具備している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、発光ダイオードを点灯するLED点灯装置を検査するLED点灯装置用チェッカーに関する。
【背景技術】
【0002】
光源として発光ダイオード(LED)を用いた照明装置は、種々の分野で用いられている。その照明装置の1つとして、例えば空港、飛行場等の滑走路や誘導路に設置されるLED式航空標識灯が知られている。このLED式航空標識灯は、LEDを点灯するLED点灯装置を備え、LEDを調光信号に応じて点灯制御している。
【0003】
航空標識灯は、航空機の離着陸や地上走行に必要な視覚的情報を提供し、航空機の安全運航を支える重要な役目を担っている。そのため、例えば数ヶ月に一度の定期検査を行い、LED式航空標識灯の不点灯などの不調状態の有無をチェックしている。この定期検査は、LED式航空標識灯を設置場所から持ち帰り、検査場で行われている。そして、検査用の定電流電源からLED点灯装置に定格電流を供給してLEDの定格点灯状態で所定の検査が行われている(例えば特許文献1参照。)。
【0004】
本出願人は、先に出願した発明(特願2010−145690)において、LED点灯装置の検査が行えるLED点灯ユニット検査装置を出願している。この検査装置は、LED点灯装置のLED駆動出力を評価して、その良否を判断できるようにしたものであり、調査作業を効率化して検査における負担の軽減が図られている。
【0005】
しかし、検査装置は、それ自体が正常に動作していないと、LED点灯装置の良否を判断することができなく、または、判断結果が誤ってしまうことになる。また、検査装置の正常な動作確認がされていないと、判断結果の信頼性に確信を持つことができない。そこで、検査装置においても、定期的にまたは上記検査時などにおいて、出力のチェックなどの動作確認が必要となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2008−210647号公報(第6頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、LED点灯装置の検査装置の動作確認は、それ自体、LED点灯装置の良否を検査するときと同様の手間や時間を要するという問題がある。
【0008】
本実施形態は、自身の正常な動作確認を容易に行えて、LED点灯装置を信頼性よく検査できるLED点灯装置用チェッカーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本実施形態のLED点灯装置用チェッカーは、電流源、自己診断用電源、入力端、擬似負荷、接続手段、電流検出手段、評価手段および表示手段を有して構成される。
【0010】
電流源は、LED点灯装置が接続される出力端を有し、この出力端から電流を出力可能に形成されている。自己診断用電源は、直流電流を出力可能に形成されている。入力端は、LED点灯装置の出力を入力する。
【0011】
接続手段は、LED点灯装置の検査時に擬似負荷を入力端に接続させ、自己診断時に擬似負荷を自己診断用電源の出力間に接続させる。そして、電流検出手段は、擬似負荷に流れる電流を検出する。
【0012】
評価手段は、電流検出手段が検出した電流と予め設定された基準値とを比較して評価し、表示手段は、評価手段の評価結果を表示する。
【発明の効果】
【0013】
本発明の実施形態によれば、自己診断用電源の出力間に擬似負荷を接続し、この擬似負荷に流れる電流と予め設定された基準値とを比較して評価し、その評価結果を表示することにより、LED点灯装置用チェッカーが正常に動作してLED点灯装置を正常に検査できることを確認できることが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施形態を示すLED点灯装置用チェッカーのブロック図である。
【図2】同じく、LED点灯装置用チェッカーの概略平面図である。
【図3】同じく、LED点灯装置用チェッカーの概略側面図である。
【図4】同じく、LED点灯装置用チェッカーの一部分の回路図である。
【図5】同じく、LED点灯装置用チェッカーの残余部分の回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0016】
本実施形態のLED点灯装置用チェッカー1は、図1ないし図5に示すように構成される。図1において、LED点灯装置用チェッカー1は、電流源としての可変電流源2、自己診断用電源3、入力端4、擬似負荷5、接続手段6、電流検出手段7、評価手段8、表示手段9および制御手段10を有して形成されている。LED点灯装置用チェッカー1は、LED負荷を点灯する外部のLED点灯装置12を検査するものである。このLED点灯装置12は、例えば、空港、飛行場等の滑走路や誘導路に設置されるLED式航空標識灯に収納されている。可変電流源2は、出力端11を有している。この出力端11および入力端4がそれぞれケーブルによりLED点灯装置12の入力側および出力側に接続されている。入力端4は、LED点灯装置12の出力を入力する入力端子4a,4bとなっている。
【0017】
可変電流源2は、LED点灯装置12を検査するための電源であり、商用交流電源Vsから入力される交流電流をLED負荷の複数の光度比率に応じた交流電流に可変(変換)して出力端11から出力可能に形成されている。出力端11および入力端4にLED点灯装置12が接続された状態で、入力端4の入力端子4a,4b間には、接続手段6により擬似負荷5および電流検出手段7が接続される。擬似負荷5は、LED点灯装置12の種類などに応じた設けられた複数個の擬似負荷5a〜5dからなっている。接続手段6は、LED点灯装置12に応じた擬似負荷5a〜5dを入力端4に接続する。擬似負荷5a〜5dは、それぞれ固定抵抗からなっている。
【0018】
自己診断用電源3は、LED点灯装置用チェッカー1がLED点灯装置12を正常に検査できるか否かの自己診断をするための電源に用いられるものであり、可変電流源2の入力電流を直流に変換して直流電流を出力するように形成されている。自己診断時、自己診断用電源3の出力間には、電流調整用抵抗13を介して、接続手段6により擬似負荷5および電流検出手段7が接続される。電流調整用抵抗13は、擬似負荷5と同様に、LED点灯装置12の種類などに応じた設けられた電流調整用抵抗13a〜13cからなっている。接続手段6は、LED点灯装置12に対応した電流調整用抵抗13a〜13cおよび擬似負荷5a〜5dを接続する。電流調整用抵抗13a〜13cは、電流検出手段7に流れる電流すなわち擬似負荷5a〜5dに流れる電流がほぼ一定値となるようにそれぞれの抵抗値が設定されている。
【0019】
接続手段6は、上述したように、擬似負荷5を自己診断用電源3の出力間または入力端4の入力端子4a,4b間のいずれかに接続させるとともに、擬似負荷5a〜5dおよび電流調整用抵抗13a〜13cを選択して接続するように形成されている。
【0020】
電流検出手段7は、擬似負荷5a〜5dに流れる電流を検出するように形成されている。
【0021】
評価手段8は、電流検出手段7が検出した電流を入力し、当該検出電流と予め設定された基準値とを比較して評価するように形成されている。すなわち、自己診断において、検出電流が基準値の範囲内にあると、LED点灯装置用チェッカー1がLED点灯装置12を正常に検査できると判定し、逆に、検出電流が基準値の範囲外にあると、LED点灯装置用チェッカー1が異常であると判定するものである。また、LED点灯装置12の検査において、検出電流が基準値の範囲内にあると、LED点灯装置12が正常であると判定し、逆に、検出電流が基準値の範囲外にあると、LED点灯装置12が不良であると判定するものである。
【0022】
表示手段9は、評価手段8により得られた評価結果を表示するように形成されている。そして、制御手段10は、接続手段6、電流検出手段7、評価手段8および表示手段9が順次動作するように、それらを制御するように形成されている。評価手段8および制御手段10は、マイコン14に形成されている。評価手段8の比較、判定の処理は、マイコン14のCPU(中央処理装置)において実行される。また、制御手段10による接続手段6、電流検出手段7、評価手段8および表示手段9の一連の動作は、マイコン14のROM(リードオンリーメモリー)に記憶されたプログラムに基づいて実行される。プログラムには、検出電流と比較される基準値が書き込まれている。
【0023】
LED点灯装置用チェッカー1は、図3に示すように、上面側に平面部15a傾斜部15bおよび平面部15cを有する略箱状に形成された本体部15を備えている。この本体部15は、平坦状の底面部15dに設けられた複数個のゴム脚16により床面に設置されている。そして、本体部15の側面15eに可変電流源2の出力端11およびLED点灯装置12の出力を入力する入力端4が並設されている。
【0024】
本体部15の平面部15aおよび傾斜部15bは、操作部位および表示部位となっている。図2に示すように、平面部15aには、可変電流源2の出力電流を調整するためのスライダック(登録商標)17の操作摘み17aが設けられ、傾斜部15bには、表示ランプ付の電源スイッチ18が設けられている。また、傾斜部15bには、可変電流源2の出力電流を表示する電流計19が設けられ、その横には、選択される調光タップの表示部20a〜20cが設けられ、さらにその横には、LED点灯装置12の正常(OK)を表示する表示部21aおよび不良(NG)を表示する表示部21bが設けられている。
【0025】
上記調光タップは、LED負荷の複数の光度比率を示している。複数の光度比率は、100%,25%,5%であり、このときの可変電流源2の出力電流は、それぞれ6.6A(タップ5),5.2A(タップ4),4.1A(タップ3)である。当該出力電流は、スライダック17により可変され、当該出力電流となったときに表示部20a〜20cが点灯する。
【0026】
そして、平面部15aのスライダック17の操作摘み17aの横には、LED点灯装置用チェッカー1自体の検査結果を表示する表示部22a,22bが設けられている。表示部22aは、LED点灯装置用チェッカー1が正常(OK)あると判定されたときに点灯され、表示部22bは、LED点灯装置用チェッカー1が不良(NG)であるときに点灯される。
【0027】
そして、表示部22a,22bの横には、LED点灯装置12の選択スイッチ23a〜23cが設けられているとともに、マイコン14をリセットするリセットスイッチ24が設けられている。選択スイッチ23a〜23cは、例えば白色光を放射する表示ランプ付きであり、可変電流源2の出力端11およびLED点灯装置12の出力を入力する入力端4に接続されるLED点灯装置12の種類に応じて選択される。また、選択スイッチ23a〜23cは、いずれか1個が選択されるものである。リセットスイッチ24は、例えば白色光を放射する表示ランプ付きである。
【0028】
LED式航空標識灯は、LED負荷の数量や光色などに応じて異なる種類のLED点灯装置12を収納している。そして、本実施形態では、LED点灯装置12として、東芝ライテック(株)製の型名LB1−9D、LU1−9DおよびL1−8Dの3種類を用いている。
【0029】
型名LB1−9Dおよび型名LU1−9DのそれぞれのLED点灯装置12は、可変電流源2から出力された6.6A,5.2A,4.1Aの交流電流が入力されると、それぞれLED負荷を100%,25%,5%で調光点灯させる。型名LB1−9DのLED点灯装置12は、1窓用であり、緑色光、赤色光または黄色光を放射するLED負荷を点灯させ、型名LU1−9DのLED点灯装置12は、2窓用であり、緑色光、赤色光または黄色光を放射するLED負荷を点灯させる。
【0030】
また、型名L1−8DのLED点灯装置12は、定格時に6.6Aの交流電流が入力され、0.66Aの電流を出力して緑色光または黄色光を放射するLED負荷を100%点灯させるものであり、運用時には、4.8Aの交流電流が入力されて、LED負荷に42mAの定電流を流してLED負荷を10%点灯させるものである。この型名L1−8DのLED点灯装置12において、6.6Aの交流電流が入力されると、表示部20aが点灯し、4.8Aの交流電流が入力されると、表示部20cが点灯するものである。
【0031】
表示部20a〜20c、表示部21a,21bおよび表示部22a,22bは、表示手段を形成し、いずれもLED等の光学的手段を用いて表示されるようになっている。そして、表示部20aおよび表示部21は、例えば緑色を表示にし、表示部20bおよび21bは、例えば赤色を表示にしている。
【0032】
また、平面部15cには、開閉蓋25が蝶番26およびパチン錠27により取り付けられている。本体部15の平面部15cの内部は、LED点灯装置12と出力端11および入力端4とを接続するケーブルの収納部となっており、当該ケーブルの取り出しまたは収納のときに開閉蓋25が開閉される。
【0033】
以下、LED点灯装置用チェッカー1の回路構成について、図4および図5を用いて詳述する。
【0034】
図4において、電流源としての可変電流源2は、スライダック17、降圧トランス28および電流計19などを備えて形成されていて、入力側に図示しないコンセントに差し込まれるプラグ29、出力側に出力端11の出力端子11a,11bを有している。スライダック17は、その入力側が電源スイッチ18を介してプラグ29に接続され、その出力側が降圧トランス28の入力側に接続されている。そして、降圧トランス28の出力側が出力端子11a,11bに接続されている。
【0035】
降圧トランス28の一方の出力側および出力端子11aの間には、カレントトランス30が接続されている。また、降圧トランス28の他方の出力側および出力端子11bの間には、カレントトランス31と、限流用の抵抗R1,R2の並列回路とが直列的に接続されている。カレントトランス30の二次側には、電流計19が接続され、カレントトランス31の二次側には、入力検出回路32が接続されている。
【0036】
そして、出力端子11a,11bには、外部のLED点灯装置12が接続される。LED点灯装置12は、図示しないLED負荷を点灯する既知の構成により形成されている。また、LED点灯装置12は、出力端子11a,11bから供給される電流値に応じてLED負荷の光度比率を変化させるように形成されている。
【0037】
プラグ29が差し込まれるコンセントには、商用交流電源(AC100V)Vsが供給されており、コンセントにプラグ29が差し込まれて電源スイッチ18がオンされることにより、スライダック17に商用交流電源Vsが印加されて商用交流電源Vsからの交流電流が供給される。このとき、電流計19は、商用交流電源Vsから動作電源が供給されて動作する。
【0038】
スライダック17は、出力端子11a,11bからLED負荷の複数の光度比率に応じた交流電流が出力されるように可変される。複数の光度比率100%,25%,5%に対して、出力端子11a,11bから6.6A,5.2A,4.1Aの交流電流が出力される。スライダック17は、電流計19に表示される電流値が前記交流電流となるように可変される。
【0039】
そして、出力端子11a,11bから交流電流が出力されると、当該交流電流に応じた検出信号が入力検出回路32からマイコン14に入力する。こうして、可変電流源2は、外部のLED点灯装置12が接続される出力端11を有し、この出力端11からLED負荷の複数の光度比率に応じた交流電流が出力可能に形成されている。
【0040】
自己診断用電源3は、AC−DCアダプター33およびDC−DCコンバーター34を有して構成されている。AC−DCアダプター33は、その入力側が電源スイッチ18を介してプラグ29に接続され、商用交流電源(AC100V)Vsを直流電源(DC25V)に変換するように形成されている。DC−DCコンバーター34は、AC−DCアダプター33から出力された直流電源を入力し、直流電流を出力し、出力電圧が例えば12Vとなっている。
【0041】
そして、AC−DCアダプター33の出力間には、電源スイッチ18の表示ランプ35が接続されている。表示ランプ35は、電源スイッチ18のオンオフ状態を表示する。こうして、自己診断用電源3は、可変電流源2の入力電流を直流電流に変換して出力するように形成されている。
【0042】
そして、自己診断用電源3の出力間、すなわちDC−DCコンバーター34の出力間には、擬似負荷5a〜5d、電流調整用抵抗13a〜13c、電流検出抵抗36、電流検出回路37,38およびフォトカプラ39の一次回路39aが接続手段6を形成しているリレー40a,40b、リレー41〜45により接続される。また、LED点灯装置12の出力を入力する入力端4の入力端子4a,4b間に、電流検出用抵抗13a〜13cを除く上記の構成がリレー40a,40b、リレー41〜45により接続される。
【0043】
図5に示すように、リレー40a,40b、リレー41〜45を切り替えるリレー回路46〜51およびスイッチ回路52〜57は、接続手段6を形成し、自己診断用電源3のAC−DCアダプター33の正極側およびマイコン14の間に接続されている。そして、マイコン14からスイッチ回路52〜57にそれぞれ動作電源が供給されると、それぞれのスイッチ回路52〜57がそれぞれのリレー回路46〜51を付勢(動作)させる。これにより、それぞれのリレー40a,40b、リレー41〜45が切り替わる。なお、スイッチ回路52〜57は、符号を付さないバッファを介してマイコン14に接続されている(以下のスイッチ回路においても同様である。)。
【0044】
マイコン14は、5V電源58から動作電源が供給されて動作する。この5V電源58は、自己診断用電源3のAC−DCアダプター33の出力電圧(DC24V)から形成されている。そして、5V電源58およびマイコン14の間には、動作モニター59およびスイッチ回路60が接続されている。マイコン14は、動作すると、スイッチ回路60に動作電源を供給して動作モニター59を動作させる。動作モニター60の視認により、マイコン14の動作が確認される。また、5V電源58およびマイコン14の間には、選択スイッチ23a〜23cが接続されている。
【0045】
AC−DCアダプター33の負極側およびマイコン14の間には、リセットスイッチ24が接続されている。そして、AC−DCアダプター33の正極側およびマイコン14の間には、それぞれスイッチ回路61〜64を介して表示ランプ65および表示ランプ66a〜66cが接続されている。表示ランプ65は、リセットスイッチ24の表示ランプであり、表示ランプ66a〜66cは、選択スイッチ23a〜23cの表示ランプとなっている。
【0046】
マイコン14は、待機時、スイッチ回路61にハイ信号を出力して表示ランプ65を点灯させる。そして、リセットスイッチ24が瞬時オンされると、スイッチ回路61にロウ信号を出力して表示ランプ65を消灯させ、マイコン14のリセット終了後に再びハイ信号を出力して表示ランプ65を点灯させる。
【0047】
また、マイコン14は、選択スイッチ23a〜23cが選択されると、それらに対応しているスイッチ回路62〜64にハイ信号を出力し、スイッチ回路62〜64に接続されている表示ランプ66a〜66cを点灯させる。なお、マイコン14に動作電源が供給された当初は、選択スイッチ23a〜23cのいずれか1個例えば表示ランプ66cを点灯させている。
【0048】
そして、AC−DCアダプター33の正極側およびマイコン14の間には、調光タップの表示部20a〜20cがそれぞれに接続されたスイッチ回路67〜69を介して、LED点灯装置12の評価結果の表示部21a,21bがそれぞれに接続されたスイッチ回路70,71を介して、自己診断の評価結果の表示部22a,22bがそれぞれに接続されたスイッチ回路72,73、反転回路74、論理積(AND)回路75、論理積(AND)回路76、上限レベル判定回路77、下限レベル判定回路78および平均値変換回路79を介して、それぞれ接続されている。
【0049】
マイコン14は、入力検出回路32から入力される電流値に応じて表示部20a〜20cを点灯させるように制御する。すなわち、可変電流源2の出力電流が定格の6.6Aになると、スイッチ回路67を動作させて表示部20aを点灯させる。また、可変電流源2の出力電流が5.2Aになると、スイッチ回路68を動作させて表示部20bを点灯させ、出力電流が4.1Aになると、スイッチ回路69を動作させて表示部20cを点灯させる。また、選択スイッチ23cが選択されているときには、出力電流が4.8Aになると、スイッチ回路69を動作させて表示部20cを点灯させる。さらに、マイコン14は、入力検出回路32から入力される電流値に応じて、後述するように、接続手段6を制御するものである。
【0050】
そして、マイコン14は、LED点灯装置12の検査において、その評価結果が正常であると判定すると、スイッチ回路70にハイ信号を出力して表示部21aを点灯させる。また、前記評価結果が不良であると判定すると、スイッチ回路71にハイ信号を出力して表示部21bを点灯させる。
【0051】
そして、マイコン14は、自己診断において、その評価結果が正常であると判定すると、ハイ信号を論理積回路75に出力する。また、マイコン14は、常時、動作信号例えばDC5Vを平均値変換回路79に出力している。平均値変換回路79で平均化された動作信号は、それぞれ上限レベル判定回路77および下限レベル判定回路78に入力される。そして、上限レベル判定回路77は、動作信号が第1の所定値例えば3V以上であると正常と判断してハイ信号を出力し、下限レベル判定回路78は、動作信号が第2の所定値例えば1V以上であると正常と判断してハイ信号を出力する。論理積回路76は、上限レベル判定回路77および下限レベル判定回路78からハイ信号が出力されると、ハイ信号を論理積回路75に出力する。
【0052】
論理積回路75は、論理積回路76からのハイ信号を入力している状態で、自己診断の評価結果のハイ信号が入力されると、ハイ信号をスイッチ回路72に出力して表示部22aを点灯させる。また、論理積回路75は、論理積回路76からのハイ信号が入力されなく、または、自己診断の評価結果のハイ信号が入力されないと、ロウ信号を出力する。反転回路74からのハイ信号がスイッチ回路73に入力し、表示部22bが点灯する。
【0053】
マイコン14は、CPU(中央処理装置)80、ROM(リードオンリーメモリー)81およびRAM(ランダムアクセスメモリー)82を備え、ROM81に記憶されたプログラムに基づいてCPU80が各種演算し、上記制御をするものである。そして、スイッチ回路52〜57を動作させて接続手段6により擬似負荷5および電流検出手段7を自己診断用電源3の出力間またはLED点灯装置12の出力を入力する入力端4に接続させる。
【0054】
図4において、マイコン14は、5V電源58から動作電源が供給されて正常に動作すると、自己診断を行うものである。まず、自己診断用電源3のDC−DCコンバーター34の出力間に擬似負荷5aおよび調整用抵抗13aを接続させる。すなわち、マイコン14は、各スイッチ回路52,53,55,56,57に動作電源を供給する。これにより、各リレー回路46,47,49,50.51が動作して、それぞれリレー40a,40b,41,43,44,45が切り替わるものである
【0055】
そして、擬似負荷5aには、DC−DCコンバーター34から出力される直流電流が流れる。この擬似負荷5aに流れる電流は、検出抵抗36を介して電流検出回路37により検出される。電流検出回路37で検出された電流は、フォトカプラ39の一次回路39aに入力され、一次回路39aからフォトカプラ39の二次回路39bに入力される。そして、平均値変換回路82で変換された電流の平均値および波高値変換回路83で変換された電流の波高値がそれぞれマイコン14に入力される。
【0056】
マイコン14のCPU(中央処理装置)80は、電流の平均値および波高値を型名LB1−9DのLED点灯装置12に対応して予め設定されたそれぞれの基準値と比較し、電流の平均値および波高値がそれぞれの所定の基準値の範囲内であるか否かを判定する。そして、電流の平均値および波高値がそれぞれの所定の基準値の範囲内であると判定すると、論理積回路75に所定期間例えば4〜6秒に亘ってハイ信号を出力する。これにより、論理積回路75からスイッチ回路72にハイ信号が出力されて、自己診断の表示部22aが所定期間に亘って点灯し、正常(OK)が報知される。また、電流の平均値および波高値がそれぞれの所定の基準値の範囲内にないと判定すると、所定期間に亘ってハイ信号を出力しない。これにより、反転回路74からハイ信号がスイッチ回路73に出力されて、自己診断の表示部22bが所定期間に亘って点灯し、不良(NG)が報知される。
【0057】
なお、基準値は、プログラムに書き込まれるに限らず、例えばROM81に記憶させてROM81から読み出すようにしてもよい。
【0058】
マイコン14は、前記所定期間の経過後、自動的にリセットし、DC−DCコンバーター34の出力間に擬似負荷5bおよび調整用抵抗13bを接続させる。すなわち、マイコン14は、各スイッチ回路52,55,57に動作電源を供給する。これにより、各リレー回路46,49,51が動作して、それぞれリレー40a,40b,43,45が切り替わるものである
【0059】
そして、上述同様に、擬似負荷5bに流れる電流の平均値および波高値が型名LU1−9DのLED点灯装置12に対応して予め設定されたそれぞれの基準値と比較され、電流の平均値および波高値がそれぞれの所定の基準値の範囲内であるか否かを判定する。そして、電流の平均値および波高値がそれぞれの所定の基準値の範囲内であると判定されると、自己診断の表示部22aが所定期間に亘って点灯され、電流の平均値および波高値がそれぞれの所定の基準値の範囲内でないと判定されると、自己診断の表示部22bが所定期間に亘って点灯される。
【0060】
次に、マイコン14は、DC−DCコンバーター34の出力間に擬似負荷5cおよび調整用抵抗13bを接続させる。すなわち、マイコン14は、各スイッチ回路64,55,57に動作電源を供給する。これにより、各リレー回路48,49,51が動作して、それぞれリレー42,43,45が切り替わるものである。
【0061】
擬似負荷5cに流れる電流は、電流検出回路38により検出されてフォトカプラ39に入力され、平均値変換回路82で平均値に変換され、波高値変換回路83で波高値に変換される。
【0062】
そして、上述したように、擬似負荷5cに流れる電流の平均値および波高値は、マイコン14において、型名L1−8DのLED点灯装置12の定格時に対応して予め設定されたそれぞれの基準値と比較されて、それぞれの所定の基準値の範囲内であるか否かが判定される。そして、電流の平均値および波高値がそれぞれの所定の基準値の範囲内であると判定されると、自己診断の表示部22aが所定期間に亘って点灯され、電流の平均値および波高値がそれぞれの所定の基準値の範囲内でないと判定されると、自己診断の表示部22bが所定期間に亘って点灯される。
【0063】
次に、マイコン14は、DC−DCコンバーター34の出力間に擬似負荷5dおよび調整用抵抗13cを接続させる。すなわち、マイコン14は、スイッチ回路55に動作電源を供給する。これにより、リレー回路51が動作して、リレー43が切り替わる。そして、擬似負荷5dに流れる電流は、電流検出回路38により検出されてフォトカプラ39に入力され、平均値変換回路82で平均値に変換され、波高値変換回路83で波高値に変換される。
【0064】
そして、マイコン14において、擬似負荷5dに流れる電流の平均値および波高値は、型名L1−8DのLED点灯装置12の運用時に対応して予め設定されたそれぞれの基準値と比較され、電流の平均値および波高値がそれぞれの所定の基準値の範囲内であるか否かを判定される。そして、電流の平均値および波高値がそれぞれの所定の基準値の範囲内であると判定されると、自己診断の表示部22aが所定期間に亘って点灯され、電流の平均値および波高値がそれぞれの所定の基準値の範囲内でないと判定されると、自己診断の表示部22bが所定期間に亘って点灯される。
【0065】
このように、評価手段8および制御手段10からなるマイコン14は、接続手段6、電流検出手段7および表示手段9を順次制御し、擬似負荷5に流れる電流を予め設定された基準値と比較して評価し、LED点灯装置用チェッカー1が種類の異なるLED点灯装置12を正常に検査できるか否かの自己診断を行うように形成されている。なお、制御手段10は、接続手段6、電流検出手段7、評価手段8および表示手段9にそれぞれ設けられるようにしてもよい。
【0066】
次に、本実施形態の作用について述べる。
【0067】
電源スイッチ18がオンされて、商用交流電源Vsから可変電流源2に入力電流が入力されると、自己診断用電源3から5V電源58に電源が供給される。そして、5V電源58からマイコン14に動作電源が供給されて、マイコン14が動作する。
【0068】
マイコン14は、動作中、動作信号を平均値変換回路79に出力する。動作信号が正常の範囲内であれば、論理積回路76から論理積回路75にマイコン14が正常に動作していることを示すハイ信号が出力される。
【0069】
そして、マイコン14は、初期に動作すると、自己診断用電源3のDC−DCコンバーター34の出力間に擬似負荷5aを接続させる。そして、擬似負荷5aに流れる電流の平均値および波高値を型名LB1−9DのLED点灯装置12に対応して予め設定されたそれぞれの基準値と比較する。そして、電流の平均値および波高値がそれぞれの基準値の範囲内であれば、正常(OK)を示す表示部22aを点灯させ、電流の平均値および波高値がそれぞれの基準値の範囲外であれば、不良(NG)を示す表示部22bを点灯させる。表示部22aおよび表示部22bのそれぞれの点灯は、所定期間例えば4〜6秒に亘る。表示部22aおよび表示部22bの点灯をチェックすることにより、LED点灯装置用チェッカー1が型名LB1−9DのLED点灯装置12を正常に検査できるか否かを確認できる。
【0070】
次に、マイコン14は、DC−DCコンバーター34の出力間に擬似負荷5bを接続させ、擬似負荷5bに流れる電流の平均値および波高値を型名LU1−9DのLED点灯装置12に対応して予め設定されたそれぞれの基準値と比較する。そして、上記同様に、表示部22aまたは表示部22bを所定期間に亘って点灯させる。これにより、LED点灯装置用チェッカー1が型名LU1−9DのLED点灯装置12を正常に検査できるか否かを確認できる。
【0071】
次に、マイコン14は、DC−DCコンバーター34の出力間に擬似負荷5cを接続させ、擬似負荷5cに流れる電流の平均値および波高値を型名L1−80のLED点灯装置12の定格時に対応して予め設定されたそれぞれの基準値と比較する。そして、上記同様に、表示部22aまたは表示部22bを所定期間に亘って点灯させる。これにより、LED点灯装置用チェッカー1が型名L1−80のLED点灯装置12の定格時における検査を正常に行うことができるか否かを確認できる。
【0072】
次に、マイコン14は、DC−DCコンバーター34の出力間に擬似負荷5dを接続させ、擬似負荷5dに流れる電流の平均値および波高値を型名L1−80のLED点灯装置12の運用時に対応して予め設定されたそれぞれの基準値と比較する。そして、上記同様に、表示部22aまたは表示部22bを所定期間に亘って点灯させる。これにより、LED点灯装置用チェッカー1が型名L1−80のLED点灯装置12の運用時における検査を正常に行うことができるか否かを確認できる。
【0073】
こうして、LED点灯装置用チェッカー1は、容易に自己の正常な動作確認を行うことができて、これにより、種類の異なるLED点灯装置12を正常に検査可能である。
【0074】
LED点灯装置12の検査時、LED点灯装置12は、ケーブルにより定電流源の出力端11およびLED点灯装置12の出力を入力する入力端4に接続される。そして、型名LB1−90のLED点灯装置12の場合には、選択スイッチ23aを瞬時オンする。マイコン14は、スイッチ回路52,53に動作電源を供給してリレー回路46,47を動作させる。これにより、リレー40a,40b,41が切り替わって、擬似負荷5aがLED点灯装置12の出力を入力する入力端4の入力端子4a,4b間に接続される。
【0075】
また、型名LU1−90のLED点灯装置12の場合には、リセットスイッチ24をオンした後、選択スイッチ23bを瞬時オンする。マイコン14は、スイッチ回路52に動作電源を供給してリレー回路47を動作させる。これにより、リレー40a,40bが切り替わって、擬似負荷5bがLED点灯装置12の入力端4の入力端子4a,4b間に接続される。
【0076】
そして、型名L1−80のLED点灯装置12の場合には、リセットスイッチ24をオンした後、選択スイッチ23cを瞬時オンする。マイコン14は、入力検出回路32から入力される電流値に応じてリレー42を切り替える。すなわち、スライダック17を可変することにより、電流計19に表示された電流値が定格時の6.6A(タップ5、光度比率100%)になると、スイッチ回路54に動作電源を供給してリレー回路48を動作させる。これにより、リレー42が切り替えわって擬似負荷5cが入力端4の入力端子4a,4b間に接続される。このとき、表示灯20aを点灯させる。また、電流計19に表示された電流値が運用時の4.8A(タップ3、光度比率10%)になると、スイッチ回路54に動作電源を供給しない。これにより、擬似負荷5dが入力端4の入力端子4a,4b間に接続される。このとき、表示灯20cを点灯させる。
【0077】
また、型名LB1−90および型名LU1−90のLED点灯装置12を検査するときには、LED点灯装置12に入力される入力電流が順次6.6A(タップ5、光度比率100%)、5.2A(タップ4、光度比率25%)、4.1A(タップ3、光度比率5%)に変化される。このとき、電流計19に流れる電流が前記入力電流となるようにスライダック17が可変される。そして、当該電流となると、当該電流に対応した表示灯20a〜20cが点灯される。
【0078】
マイコン14は、擬似負荷5a〜5dに流れる電流の平均値および波高値と、LED点灯装置12に対応して予め設定されたそれぞれの検査用基準値と比較する。そして、電流の平均値および波高値がそれぞれの検査用基準値の範囲内であれば、正常(OK)を示す表示部21aを点灯させ、電流の平均値および波高値がそれぞれの検査用基準値の範囲外であれば、不良(NG)を示す表示部21bを点灯させる。表示部21aおよび表示部21bの点灯をチェックすることにより、LED点灯装置12が正常に動作するか否かを確認することができる。
【0079】
なお、検査用基準値は、プログラムに書き込まれていてもよく、例えばROM81に記憶させていてもよい。
【0080】
本実施形態によれば、自己診断用電源3の出力間に擬似負荷5を接続し、擬似負荷5に流れる電流とLED点灯装置12に対応して予め設定された基準値とを比較して評価し、その評価結果が自己診断の表示部22a,22bに表示されるので、LED点灯装置用チェッカー1が正常に動作してLED点灯装置12を正常に検査できることを確認することができ、LED点灯装置12の検査結果に対する信頼性を向上させることができるという効果を有する。
【0081】
また、不良(NG)の擬似負荷5があっても、正常な擬似負荷5に対応するLED点灯装置12を検査することができるという効果を有する。
【0082】
また、評価手段ユおよび制御手段10からなるマイコン14は、可変電流源2に商用交流電源Vsから入力電流が入力されたときに、接続手段6により擬似負荷5を自己診断用電源3の出力間に接続させて、電流検出手段7および表示手段9による一連の制御動作をさせるので、LED点灯装置用チェッカー1が正常に動作しているか否かの自己診断を容易にできるという効果を有する。
【0083】
また、LED点灯装置12の種類に対応して設けられた複数個の擬似負荷5a〜5dは、電流検出手段7の電流検出回路37,38が検出する電流が略一定となるように電流調整用抵抗13a〜13cを介して自己診断用電源3の出力間に接続されるので、擬似負荷5に流れる電流の平均値および波高値とそれぞれ比較される基準値の数量を最小限にすることができて、マイコン14における演算処理の負担を軽減できるとともに演算処理を迅速に行うことができるという効果を有する。
【0084】
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【符号の説明】
【0085】
1…LED点灯装置用チェッカー、2…電流源としての可変電流源、3…自己診断用電源、4…入力端、5…擬似負荷、6…接続手段、7…電流検出手段、8…評価手段、9…表示手段、11…出力端、13…電流調整用抵抗

【特許請求の範囲】
【請求項1】
LED点灯装置が接続される出力端を有し、この出力端から電流を出力可能に形成された電流源と;
直流電流を出力可能に形成された自己診断用電源と;
前記LED点灯装置の出力を入力する入力端と;
擬似負荷と;
前記LED点灯装置の検査時に前記擬似負荷を前記入力端に接続させ、自己診断時に前記擬似負荷を前記自己診断用電源の出力間に接続させる接続手段と;
前記擬似負荷に流れる電流を検出する電流検出手段と;
この電流検出手段が検出した電流と予め設定された基準値とを比較して評価する評価手段と;
この評価手段の評価結果を表示する表示手段と;
を具備していることを特徴とするLED点灯装置用チェッカー。
【請求項2】
被検査用のLED点灯装置に対して電流を供給可能な電流源と;
直流電流を出力可能な自己診断用電源と;
前記電流源または前記自己診断用電源から給電される擬似負荷と;
この擬似負荷に流れる電流と予め設定された基準値とを比較して評価する評価手段と;
この評価手段の評価結果を表示する表示手段と;
を具備し、前記LED点灯装置の検査時には、前記電流源から前記LED点灯装置を介して前記擬似負荷に給電し、自己診断時には、前記自己診断用電源から前記擬似負荷に給電して前記評価手段の評価結果を得るようにしたことを特徴とするLED点灯装置用チェッカー。
【請求項3】
前記擬似負荷は、前記LED点灯装置の種類に対応して設けられた複数個からなり、前記擬似負荷に流れる電流が略一定となるように電流調整用抵抗を介して前記自己診断用電源から給電されることを特徴とする請求項1または2記載のLED点灯装置用チェッカー。
【請求項4】
前記電流源に入力電流が入力されたときに、前記擬似負荷が前記自己診断用電源から給電され、前記擬似負荷に流れる電流と予め設定された基準値とを比較して評価し、その評価結果を表示する一連の動作が自動的に行われることを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載のLED点灯装置用チェッカー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−98293(P2013−98293A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−238688(P2011−238688)
【出願日】平成23年10月31日(2011.10.31)
【出願人】(000003757)東芝ライテック株式会社 (2,710)
【Fターム(参考)】