説明

M3ムスカリン性アセチルコリン受容体アンタゴニスト

ムスカリン性アセチルコリン受容体アンタゴニストおよびその使用法が提供される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は新規な二環式アミン化合物、医薬組成物、その製法、およびMムスカリン性アセチルコリン受容体介在疾患の治療におけるその使用に関する。
【背景技術】
【0002】
末梢および中枢神経系のコリン作動性ニューロンより放出されるアセチルコリンは、2つの主たるクラスのアセチルコリン受容体−ニコチン性およびムスカリン性アセチルコリン受容体との相互作用を介して多種の生物学的プロセスに影響を与える。ムスカリン性アセチルコリン受容体(mAChR)は、7回膜貫通ドメインを有するG−蛋白結合受容体のスーパーファミリーに属する。M1−M5と称される、mAChRの5種のサブタイプがあり、各々、別個の遺伝子の産物である。これら5種のサブタイプは、各々、独特な薬理学的特性を示す。ムスカリン性アセチルコリン受容体は、脊椎動物の組織に広く分布しており、これらの受容体は阻害作用および興奮作用の両方を介在しうる。例えば、気道、膀胱および胃腸管に見られる平滑筋では、MmAChRは収縮応答を介在する(1989年、The Muscarinic Receptors. The Humana Press、Inc.、Clifton、NJ)。
【0003】
ムスカリン性アセチルコリン受容体の機能不全が種々の病態生理学的状態にて注目されている。例えば、喘息および慢性閉塞性肺疾患(COPD)においては、炎症性症状が、肺平滑筋を供給し、迷走神経刺激の後のアセチルコリン放出の増加を惹起する、副交感神経における阻害性Mムスカリン性アセチルコリン自己受容体機能の喪失をもたらす。このmAChRの機能不全はMmAChRの刺激の亢進によって媒介される気道過敏性をもたらす。同様に、炎症性腸疾患(IBD)における胃腸管の炎症はMmAChR介在の過剰運動性をもたらす(Oprins,J. C. J.、HP. MeijerおよびJ. A. Groot. 2000、Tumor Necrosis Factor−{alpha} Potentiates Ion Secretion Induced by Muscarinic Receptor Activation in the Human Intestinal Epithelial Cell Line HT29cl.19A. Ann NY Acad Sci 915:102−106)。膀胱の過剰収縮による失禁もまた、MmAChRの刺激の亢進によって媒介されることが明らかにされた。かくして、サブタイプ−選択性mAChRアンタゴニストの同定は、これらのmAChR−介在疾患における治療薬として有用である。
【0004】
種々の病態の治療に抗ムスカリン性受容体治療薬を使用することを支持する多数の証拠があるにも拘わらず、臨床において相対的にはほとんど抗ムスカリン性化合物は使用されていない。かくして、MmAChRでの遮断を惹起する能力を有する新規な化合物に対する要求がなおも存在する。喘息、COPD、IBDおよび尿失禁などの、MmAChRの刺激の亢進に付随する症状が、mAChR結合の阻害剤である化合物により利益を受けるであろう。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、ムスカリン性アセチルコリン受容体(mAChR)介在疾患(アセチルコリンがMmAChRに結合するところの疾患)の治療方法であって、有効量の式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩を投与することを含む方法を提供する。
本発明はまた、哺乳動物においてアセチルコリンとその受容体との結合を阻害する方法であって、上記した哺乳動物に有効量の式(I)の化合物を投与することを含む方法に関する。
【0006】
本発明はまた、式(I):
【化1】

式(I)
【0007】
[式中:
Z1は、独立して、HまたはC1−6アルキルであり;
は、独立して、水素、ハロゲン、C1−4アルキル、−C(O)(C1−6アルキル)、−CO(C1−6アルキル)、−C(O)(アリール)または−C(O)[(C1−6アルキル)−アリール]からなる群より選択される置換基であり;
G1は、独立して、CH−CHまたはCH=CHであり;
【0008】
G2は、独立して、C4−7アルキル、あるいは式(a)、(b)または(c):
【化2】

(a) (b) (c)
で示される基からなる群より選択され;
【0009】
は、独立して、式(d)または(e):
【化3】

(式中、Xは、独立して、結合手、NRまたはC1−4アルキルであり;
【0010】
は、独立して、H,所望により置換されていてもよいC1−6アルキルおよびC1−4アルキル−アリールからなる群より選択され;
Zは、独立して、所望により置換されていてもよいC1−6アルキルおよびC1−6アルキル−Yであるか;あるいはZおよびRまたはZおよびArは一緒になって4−7員環を形成してもよく;
Arは、所望により置換されていてもよいフェニル環、所望により置換されていてもよい5−または6−員の芳香族複素環式環、所望により置換されていてもよい二環式または複素二環式環系、および所望により置換されていてもよい三環式または複素三環式環系からなる群より選択され;
ArおよびArは、各々独立して、所望により置換されていてもよいフェニル環および所望により置換されていてもよい5−または6−員の芳香族複素環式環からなる群より選択され;
【0011】
Yは、独立して、結合手、−NHCO−、−CONH−、−CH−および−(CH(CH−からなる群より選択され、ここでYはO、S、SOまたはCOであり、mおよびnは、m+nの合計が0または1であるように、各々、0または1である;ただし、Rが式(d)の基(Xが結合手である)である場合、Ar中に存在するカルボキサミド部分に対してオルト位にあるいずれの置換基も必然的に水素またはメトキシ基であり;
は、独立して、NR、O、S、−NHC(O)−および−C(O)NH−からなる群より選択され;
tは、独立して、0と3の間にある整数からなる群より選択される)
で示される基である]
で示される新規な化合物、および式(I)の化合物および医薬担体または希釈体を含む医薬組成物を提供する。
【0012】
がアロイルおよびアロイルC1−4アルキルを示す場合、そのアリール部分は所望により置換されていてもよいフェニル環または所望により置換されていてもよい5−または6−員の複素環式環より選択されうる。R基中のアリール部分は、所望により、水素、ハロゲン、アミノ、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルキルアミノ、C1−4ジアルキルアミノ、C1−4アルキルアミド、C1−4アルカノイルまたはRNCO(ここで、RおよびRは、各々、独立して、水素原子およびC1−4アルキル基を示す)から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されていてもよい。
式(I)の化合物中に存在するハロゲン原子はフッ素、塩素、臭素またはヨウ素であってもよい。
【0013】
所望により置換されていてもよい5−または6−員の複素環式芳香族環は、Ar、ArまたはArの基について定義されるように、O、NまたはSから選択される1ないし4個のヘテロ原子を含有しうる。該環が2ないし4個のヘテロ原子を含有する場合、1個はO、NおよびSから選択されることが好ましく、残りのヘテロ原子はNであることが好ましい。5および6−員の複素環基の例として、フリル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、トリアゾリル、トリアジニル、ピリダジル、ピリミジニル、ピラゾリル、イソチアゾリルおよびイソキサゾリルが挙げられる。
【0014】
Arについての二環式、例えば二環式芳香族または複素芳香族の環系の例として、ナフチル、インダゾリル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンズオキサゾリル、ベンズイソキサゾリル、ベンズイソチアゾリル、キノリニル、キノキソリニル、キナゾリニル、シンノリニル、イソキノリニル、ピラゾロ[1,5−a]ピリミジル、ピロロ[3,2−b]ピリジル、ピロロ[3,2−c]ピリジル、チエノ[3,2−b]チオフェニル、1,2−ジヒドロ−2−オキソ−キノリニル、3,4−ジヒドロ−3−オキソ−2H−ベンズオキサジニル、1,2−ジヒドロ−2−オキソ−3H−インドリルが挙げられる。
【0015】
Ar、ArまたはAr環は、各々、独立して、水素またはハロゲン原子、またはヒドロキシ、オキソ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルキレンジオキシ、C1−4アルカノイル、C1−4アルキルスルホニル、C1−4アルキルスルフィニル、C1−4アルキルチオ、RSON(R)−、RNSO−、RN−、RNCO−、ROC(O)−またはRCON(R)−基(ここで、RおよびRの各々は独立して水素原子およびC1−4アルキル基を示すか、またはRは一緒になってC3−6アルキレン鎖を形成する)から選択される1個またはそれ以上の置換基により所望により置換されていてもよい。
【0016】
あるいはまた、ArおよびArは、上記したように、C1−2アルキルまたはRN−基により置換されてもよい1個またはそれ以上の5−または6−員の複素環式環で所望により置換されていてもよく、ここでRおよびRは上記と同意義である。
環中にて相互にオルト位にあるArおよびArの置換基は連結して5−または6−員環を形成してもよい。
【0017】
医薬として用いる場合の式(I)の塩は生理学上許容されなければならないということが理解されよう。適当な生理学上許容される塩は当業者に明らかであり、例えば、無機酸、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸またはリン酸;および有機酸、例えば、コハク酸、マレイン酸、酢酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸、安息香酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸またはナフタレンスルホン酸で形成される酸付加塩を包含する。他の生理学上許容されない塩、例えば、シュウ酸塩は、例えば、式(I)の化合物の単離にて使用され、本発明の範囲内に含まれる。式(I)の化合物の溶媒和物および水和物も本発明の範囲内に含まれる。
式(I)の化合物のある物は1またはそれ以上の当量の酸と酸付加塩を形成しうる。本発明はその範囲内に可能なすべての化学量論的または非化学量論的形態を包含する。
【0018】
本明細書にて用いられる、以下の語は、次のことを意味する:
・「所望により置換されていてもよい」とは、ハロ;ヒドロキシ;ヒドロキシ置換のC1−10アルキル;C1−10アルコキシ、例えばメトキシまたはエトキシ;S(O)’C1−10アルキル(m’は0、1または2である)、例えばメチルチオ、メチルスルフィニルまたはメチルスルホニル;アミノ、モノ&ジ−置換アミノ、例えばNR基;NHC(O)R;C(O)NR;C(O)OH;C(O)OR;S(O)NR;NHS(O)0、C1−10アルキル、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピルまたはt−ブチル;ハロ置換C−10アルキル、例えばCFから選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されていてもよいことをいう。
・「ハロ」は、すべてのハロゲン、すなわち、クロロ、フルオロ、ブロモおよびヨードをいう。
「C1−10アルキル」または「アルキル」は、鎖長を限定しない限り、炭素数1ないし10の直鎖および分岐鎖部分の両方をいい、メチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル等を包含するが、これらに限定されるものではない。
「シクロアルキル」は、本明細書にて、限定されるものではないが、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル等を包含する、好ましくは3ないし8個の炭素を有する環状部分をいうのに用いられる。
【0019】
「アルケニル」は、本明細書にて、いずれの場合にも、鎖長が限定されない限り、限定されるものではないが、エテニル、1−プロペニル、2−プロペニル、2−メチル−1−プロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル等を含む、炭素数2−10の直鎖または分岐鎖部分を意味するのに用いられる。
「アリール」とはフェニルおよびナフチルをいう。
「ヘテロアリール」(それ単独で、または「ヘテロアリールオキシ」または「ヘテロアリールアルキル」のような組み合わせにおける語)は、1個またはそれ以上の環がN、OおよびSからなる群より選択される1個またはそれ以上のヘテロ原子を含有する、ピロール、ピラゾール、フラン、チオフェン、キノリン、イソキノリン、キナゾリニル、ピリジン、ピリミジン、オキサゾール、テトラゾール、チアゾール、チアジアゾール、トリアゾール、イミダゾールまたはベンズイミダゾールなどの5−10員の芳香族環系をいうが、これらに限定されるものではない。
【0020】
「複素環状」(それ単独で、または「複素環状アルキル」のような組み合わせにおける語)は、1個またはそれ以上の環がN、OおよびSからなる群より選択される1個またはそれ以上のヘテロ原子を含有する、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、テトラヒドロピラン、チオモルホリンまたはイミダゾリジンなどの飽和または部分的に不飽和の4−10員の環系をいうが、これらに限定されるものではない。さらには、硫黄は所望によりスルホンまたはスルホキシドに酸化されていてもよい。
「アリールアルキル」または「ヘテロアリールアルキル」または「複素環状アルキル」は、本明細書にて、特に限定されない限り、本明細書にて定義したようなアリール、ヘテロアリールまたは複素環状部分に結合した、上記したようなC1−10アルキルを意味するのに用いられる。
【0021】
本発明の特に好ましい化合物は、以下に具体的に例示かつ明示されているものを包含する:
2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
8−メチル−キノリン−5−カルボン酸(4−{2−[6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−1−(2−フェニルエチル)−1−(フェニルメチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2−ヒドロキシ−2,2−ジフェニルエチル)尿素;
N−[2−({[(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)アミノ]カルボニル}アミノ)エチル]−4−メチルベンゼンスルホンアミド;
1,1−ジメチルエチル N−{[(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)アミノ]カルボニル}−L−フェニルアラニナート;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−(3,3−ジフェニルプロピル)−N−メチル尿素;
【0022】
3−[({[(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)アミノ]カルボニル}アミノ)メチル]ベンゼンスルホンアミドホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2−ヒドロキシ−1,1−ジフェニルエチル)尿素ホルマート;
N,N’−ビス(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)尿素:
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(3−ヒドロキシ−3,3−ジフェニルプロピル)尿素ホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチル−2,2−ジフェニルエチル]尿素ホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(シクロヘキシルメチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[(2−ヒドロキシフェニル)メチル]尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[2−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エチル]尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[(4−フルオロフェニル)メチル]尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[(4−フルオロフェニル)メチル]尿素;
【0023】
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(3−フェニルプロピル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[(4−クロロフェニル)メチル]尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1,1a,6,6a−テトラヒドロシクロプロパ[a]インデン−1−イル)尿素;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−(3−ヒドロキシプロピル)−N−(フェニルメチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−{[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}尿素;
1,1−ジメチルエチル 2−{[(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)アミノ]カルボニル}ベンゾアート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルプロパンアミド;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4−[(フェニルカルボニル)アミノ]ベンズアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2,2−ジフェニルエチル)尿素;
【0024】
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N,1−ビス(フェニルメチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(3,3−ジフェニルプロピル)尿素;
1−ベンジル−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素
1−(1−ナフタレン−1−イル−エチル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素。
【0025】
本発明の好ましい化合物は、以下に具体的に例示かつ明示されているものを包含する:
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2−(4−ピリジニル)アセトアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2−ピリジニルメチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)尿素;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−メチル−N−(フェニルメチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[2−(2−ピリジニル)エチル]尿素;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2−(2−ピリミジニルチオ)アセトアミド;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−キノリンカルボキサミド;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
(2E)−N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4−オキソ−4−フェニル−2−ブテンアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1H−インドール−3−イルメチル)尿素;
【0026】
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N,N−ジメチルフェニルアラニンアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(4−フェニルブチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)尿素;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4−(2−ピリジニル)−1−ピペラジンカルボキサミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[2−(4−ピリジニル)エチル]尿素ホルマート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
【0027】
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピル]尿素ホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−{[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}尿素;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4−(フェニルメチル)−1−ピペラジンカルボキサミド;
N−{5−[(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)アミノ]−5−オキソペンチル}ベンズアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1H−インドール−3−イルメチル)尿素ホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−{[3−(ジメチルアミノ)フェニル]メチル}尿素ホルマート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(4−メチルフェニル)−3−フェニルプロパンアミド;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4,4−ジフェニルブタンアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2−(メチルオキシ)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
【0028】
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1−ナフタレニルメチル)尿素ホルマート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4−(フェニルメチル)−1−ピペラジンカルボキサミドホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2−{3−[ヒドロキシ(3−ピリジニル)メチル]フェニル}エチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]尿素ホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(3−フェニルプロピル)尿素トリフルオロアセタート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[5,8−ビス(メチルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル]尿素ホルマート;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−(3,3−ジフェニルプロピル)−N−プロピル尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(3,3−ジフェニルプロピル)尿素ホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1−メチル−2,2−ジフェニルエチル)尿素ホルマート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2−[(2−メチルフェニル)(フェニル)メチル]ベンズアミド;
【0029】
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4−(ジエチルアミノ)−2,2−ジフェニルブタンアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2−{3−[ヒドロキシ(3−ピリジニル)メチル]フェニル}エチル)尿素ホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1,1−ジメチル−3,3−ジフェニルプロピル)尿素ホルマート;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−(3,3−ジフェニルプロピル)−N−エチル尿素ホルマート;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−メチル−N−(2,2,2−トリフェニルエチル)尿素;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−フェニル−3−{3−[(フェニルメチル)オキシ]フェニル}プロパンアミド;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2−ヒドロキシ−2,2−ジフェニルアセトアミドトリフルオロアセタート;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−エチル−N−(3−ヒドロキシ−3,3−ジフェニルプロピル)尿素ホルマート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2−{ビス[4−(ジメチルアミノ)フェニル]メチル}ベンズアミド;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−3−フェニルプロパンアミドトリフルオロアセタート;
【0030】
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−(3,3−ジフェニルプロピル)−N−(フェニルメチル)尿素ホルマート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2,2−ビス(4−クロロフェニル)アセトアミドトリフルオロアセタート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4−(ジエチルアミノ)−2,2−ジフェニルブタンアミドトリフルオロアセタート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[3−(4−ビフェニリル)−3−(4−クロロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]尿素ホルマート;
1−(4−ブロモ−ベンジル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素;
1−(1,1−ジフェニル−メチル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素;
1−(2−メトキシ−ベンジル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素;
1−(3−メトキシ−ベンジル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素;
1−(4−メトキシ−ベンジル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素;
2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
【0031】
8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
8−メトキシ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
キノキサリン−5−カルボン酸{4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
8−メチル−キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[(1S,4S)−1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル) メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
2,8−ジメチル−キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
1−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−3−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−尿素;
1−((R)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−3−{トランス−4−[(1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−尿素;
【0032】
イソキノリン−1−カルボン酸{トランス−4−[(1S,4R)−2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
アクリジン−9−カルボン酸{トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
2,3−ジヒドロ−ナフタレン−1−カルボン酸{トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
6,7−ジヒドロ−キノリン−8−カルボン酸{トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
9−[2−(トランス−4−{[1−(2−メチル−キノリン−5−イル)−メタノイル]−アミノ}−シクロヘキシル)−エチル]−1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル;
9−(2−{トランス−4−[3−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−ウレイド]−シクロヘキシル}−エチル)−1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル;
9−[2−(トランス−4−{[1−(2−メチル−キノリン−5−イル)−メタノイル]−アミノ}−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル;
(1S,4R)−9−(2−{4−[(1−キノリン−5−イル−メタノイル)−アミノ]−シクロヘキシル}−エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル;
9−(2−{トランス−4−[3−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−ウレイド]−シクロヘキシル}−エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル;
1−(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−3−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−尿素;
【0033】
キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
8−クロロ−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
8−メチル−キノリン−5−カルボン酸(4−{2−[(1S,4R)−6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
2,8−ジメチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
1−(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−3−((R)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−尿素;
1−(トランス−4−{2−[6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−3−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−尿素;
キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−ブチリル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
【0034】
1−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−3−(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−尿素;
8−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
2,8−ジメチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
8−メトキシ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
1−((R)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−3−(4−{2−[(1S,4R)−6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−尿素;
キノリン−5−カルボン酸メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
8−メチル−キノリン−5−カルボン酸メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
2,8−ジメチル−キノリン−5−カルボン酸メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
8−クロロ−キノリン−5−カルボン酸メチル−{4−[(1S,4S)−1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド
およびその医薬上許容される塩。
【0035】
調製方法
式(I)の化合物は、そのいくつかを以下のスキームにて示す、合成操作を用いて得ることができる。これらのスキームで提供される合成は、反応し、適宜保護される置換基を用い、本明細書に挙げる反応と適合性を有する、種々の異なるR、R、G1およびG2を有する式(I)の化合物を生成するのに適用できる。これらの場合には、その後で脱保護し、一般に開示される化合物を得る。二環式のアミンの核が確立されると、これらの式のさらなる化合物が、当該分野にて周知の官応基の相互変換法を用いて調製されうる。スキームは式(I)の化合物だけを説明するが、これは単なる例示を目的とするにすぎない。
【0036】
【化4】

【0037】
所望の式(I)の化合物はスキーム1に示されるように調製されうる。化合物3はベンザイン反応を介して2−フルオロブロモベンゼンおよびBoc基などの当該分野にて周知のカルバマート保護基を用いて適宜N−保護されたピロールなどの適当な出発物質から得ることができる。該反応は、THFまたはエーテルなどの適当な溶媒中、マグネシウムまたはアルキルリチウムなどの試薬を用いて行うことができる。化合物5は、適当な非プロトン性溶媒中、トリフルオロ酢酸(TFA)、乾燥HClまたはヨードトリメチルシラン(TMSI)での処置のような標準的方法を用いてBoc基を脱保護することで得られうる。化合物4は、エタノールなどの適当な溶媒中、触媒量の炭素上パラジウムの存在下、水素気体で処置するような当業者に周知の標準的還元条件に化合物3を付すことで調製され得る。化合物6を得るための脱保護は化合物5について記載したのと同様の方法にて行われうる。化合物8は、トリアセトキシホウ水素化ナトリウムなどの適当な試薬を用いる周知の還元アミノ化条件の下で、化合物5または6をアルデヒド7と反応させることで得られ得る。ついで、化合物9が化合物5の調製について記載した条件を用いて化合物8を脱保護することで調製され得る。アミド型の化合物である、式(I)の化合物は、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(HOBt)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC・HCl)およびジイソプロピルエチルアミン(DIEA)/ジクロロメタンなどの当業者に周知の適当なアミドカップリング条件下で、化合物9をカルボン酸10と反応させることで製造され得る。尿素型の化合物である、式(I)の化合物は、化合物9をトリホスゲンまたは4−ニトロフェニルクロロホルマートなどの適当なカップリング試薬と、つづいてアミン11と反応させるか、あるいは化合物9を、DMFなどの適当な溶媒中、ジフェニルホスホリルアジドなどの試薬であるカルボン酸10に暴露することでなされるクルチウス転位を介して系内にて形成されるイソシアナート12と反応させることで製造されうる。
【0038】
【化5】

【0039】
アルデヒド4は、カルボン酸12を、ボラン−THF複合体(BH−THF)などの標準的条件を用いてアルコール14に還元し、つづいてクロロクロム酸ピリジニウム(PCC)、過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウム(TPAP)、スウェーン(Swern)酸化またはデス−マーチン・ペルヨージナン(Dess-Martin periodinane)などの当業者に周知の標準的条件を用いてアルデヒドに酸化することで調製されうる。あるいはまた、Stempらの記載(J. Med. Chem. 2000、43、1878−85)に従って、化合物4を調製してもよい。
【0040】
【化6】

【0041】
適当な2−フルオロブロモベンゼンが入手可能でないならば、化合物3を形成するためのベンザイン反応を、他の1,2−置換のベンゼンを用いて行うことができる:1)置換基Yがヨウ素または臭素のいずれかであり、置換基Zがハロゲンまたはアリールスルホナートのいずれかである場合には、ベンザイン形成反応はマグネシウムまたはアルキルリチウムのいずれかで処理することでなされる;2)2−アミノ安息香酸の場合には、ベンザインは基質を酸性媒体中の亜硝酸イソアミルまたは亜硝酸ナトリウムなどの当該分野にて周知のジアゾ化試薬に供することにより形成されうる。
【0042】
【化7】

【0043】
必要とされる酸8がキノリン−5−カルボン酸型の化合物の場合、スキーム3に示されるように調製されうる。3−アミノ−安息香酸11は、適当なプロペナール12と縮合させることでキノリン−5−カルボン酸8に変換されうる。別に、非売品の酸8はHadleyら(WO00/21951)に記載されるように調製されうる。
【0044】
式(I)の化合物に至るより具体的な製法をスキーム5に示す。1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)を媒介するアミン15と酸16との縮合でアミド17を得た。水素化アルミニウムリチウム(LAH)で還元してアミン18を得、それをEDCおよびHOBtなどの当業者に周知の適当なアミド形成条件下で酸19とカップリングさせて化合物20を得た。
【0045】
【化8】

【0046】
式(I)の化合物に至るより具体的な製法をスキーム6にて示す。化合物21より出発してベンザインを形成し、ピロール22とカップリングさせて化合物23を得た。オレフィンをHで還元し、つづいて該エステルを過水素化物で還元して、ついで得られたアルコールをMnOで酸化してアルデヒド26を得た。CHCHCHMgBrを添加し、つづいてMnOで酸化し、TFAで脱保護して二環状アミン29を得た。アルデヒド30と縮合させ、得られたイミンをNaBH(OAc)3で還元し、TFAで脱保護して第一アミン32を得た。その化合物を、都合よくは、アミド34または尿素36に変換した。
【0047】
【化9】

【0048】
合成例
実施例1
【化10】

1−ベンジル−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素
【0049】
1a){4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル
1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン(J. of Organic Chemistry, 1966, 31, 764-767)(1.237g、8.52ミリモル)の1,2−ジクロロエタン(75mL)中溶液に、[4−(2−オキソ−エチル)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(2.056g、8.52ミリモル)およびトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(2.708g、12.78ミリモル)を添加した。該混合物を室温で一夜攪拌し、ジクロロメタンで希釈した。得られた混合物を飽和水性KCOで洗浄し、ジクロロメタンで抽出し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、溶媒を真空下で除去した。得られた粗製物を移動相として酢酸エチルを用いるシリカ床を介する濾過により精製し、2.681g(85%)の標記化合物を得た。LCMS m/z 371.2(M+H)。
【0050】
1b)4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミン
粗{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル(2.681g、7.23ミリモル)のジクロロメタン(60mL)中溶液に、4.5mLのTFAを添加した。該混合物を室温で一夜攪拌した。溶媒を蒸発させて粗TFA塩を得た。この物質を飽和水性KCOとCHClの間に分配した。該混合物をCHCl(2x)で抽出した。合した有機相をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、溶媒を真空下で除去して標記化合物(1.759g、90%)を得た。LCMS m/z 271.2(M+H)。
【0051】
1c)1−ベンジル−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素
4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミン(137mg、0.51ミリモル)およびベンジルイソシアナート(63μL、0.51ミリモル)のDMF(1.4mL)中混合物を室温で一夜攪拌した。該溶液から固体を沈殿させた。該混合物を濾過し、固体を酢酸エチルおよびヘキサンで洗浄し、標記化合物(131mg、65%)を白色固体として得た。LCMS m/z 404.2(M+H)。
【0052】
実施例2
【化11】

1−(4−ブロモ−ベンジル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素
実施例1cに記載の一般的操作に従って、4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミン(76mg、0.28ミリモル)を4−ブロモ−ベンジルイソシアナート(40μL、0.28ミリモル)とカップリングさせて標記化合物(37mg、28%)を得た。LCMS m/z 482.0(M+H)。
【0053】
実施例3
【化12】

1−(1,1−ジフェニル−メチル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素
4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミン(68mg、0.25ミリモル)およびジフェニルメチルイソシアナート(48μL、0.25ミリモル)のDMF(1.0mL)中混合物を室温で一夜攪拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、水(2x)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒を真空下で除去し、酢酸エチル/ヘキサンから再結晶し、標記化合物(55mg、46%)を得た。LCMS m/z 480.2(M+H)。
【0054】
実施例4
【化13】

1−(1−ナフタレン−1−イル−エチル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素
実施例3に記載の一般的操作に従って、4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミン(75mg、0.28ミリモル)を1−(1−ナフチル)エチルイソシアナート(49μL、0.28ミリモル)とカップリングさせて標記化合物(62mg、52%)を得た。LCMS m/z 468.4(M+H)。
【0055】
実施例5
【化14】

1−(2−メトキシ−ベンジル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素
実施例1cに記載の一般的操作に従って、4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミン(66mg、0.24ミリモル)を2−メトキシ−ベンジルイソシアナート(38μL、0.24ミリモル)とカップリングさせ、標記化合物(72mg、72%)を得た。LCMS m/z 434.4(M+H)。
【0056】
実施例6
【化15】

1−(3−メトキシ−ベンジル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素
実施例1cに記載の一般的操作に従って、4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミン(67mg、0.25ミリモル)を3−メトキシ−ベンジルイソシアナート(36μL、0.25ミリモル)とカップリングさせ、標記化合物(31mg、31%)を得た。LCMS m/z 434.4(M+H)。
【0057】
実施例7
【化16】

1−(4−メトキシ−ベンジル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素
実施例1cに記載の一般的操作に従って、4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミン(77mg、0.28ミリモル)を4−メトキシ−ベンジルイソシアナート(41μL、0.28ミリモル)とカップリングさせ、標記化合物(49mg)を得た。LCMS m/z 434.4(M+H)。
【0058】
実施例8
【化17】

2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド
【0059】
8a){4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル
実施例1aに記載の操作に従って、1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン(J. of Organic Chemistry, 1966, 31, 764-767の記載に従って製造)(825mg、5.73ミリモル)を[4−(2−オキソ−エチル)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(1.38g、5.73ミリモル)とトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(1.81g、8.57ミリモル)の存在下にて反応させて粗製物を得た。メタノール/ジクロロメタン(5/95、v/v)で溶出するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーに付して標記化合物(1.52g、72%)を得た。LCMS m/z 369(M+H)。
【0060】
8b)4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミン
{4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル(760mg、2.14ミリモル)およびヨードトリメチルシラン(455μL、3.2ミリモル)のクロロホルム(10mL)中混合物を室温で2時間攪拌した。溶媒を真空下で除去し、粗製物(0.89g)を得、それを次の工程にてさらに精製することなく使用した。
【0061】
8c)2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド
4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミン(150mg、0.59ミリモル)、DIEA(514μL、2.95ミリモル)および2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(145mg、0.65ミリモル)のクロロホルム(15mL)中混合物に、EDC(113mg、0.55ミリモル)およびHOBT(8mg、0.059ミリモル)を添加した。該混合物を室温で一夜攪拌した。溶媒を真空下で除去して粗製物を得た。アセトニトリル/水/0.1%TFA(10/90v/vないし70/30v/v、10分間)で溶出するギルソン(Gilson)HPLCに付して精製し、所望の生成物(232mg、90%)を得た。LCMS: m/z 438(M+H)。
【0062】
実施例9
【化18】

8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド
実施例8cに記載の一般的操作に従って、4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミン(150mg、0.59ミリモル)を8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(167mg、0.65ミリモル)とカップリングさせ、標記化合物(18mg)を得た。LCMS 472(M+H)。
【0063】
実施例10
【化19】

8−メトキシ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド
実施例8cに記載の一般的操作に従って、4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミン(150mg、0.59ミリモル)を8−メトキシ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(165mg、0.64ミリモル)とカップリングさせ、標記化合物(266mg、96%)を得た。LCMS 468(M+H)。
【0064】
実施例11
【化20】

キノキサリン−5−カルボン酸{4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド
実施例8cに記載の一般的操作に従って、4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミン(100mg、0.37ミリモル)をキノキサリン−5−カルボン酸(71mg、0.41ミリモル)とカップリングさせて標記化合物(117mg、74%)を得た。LCMS 425(M+H)。
【0065】
実施例12
【化21】

キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド
【0066】
12a)[トランス−4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル−メタノイル)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルの調製
トランス−4−[({[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)メチル]シクロヘキサンカルボン酸(1.9g、7.6ミリモル)のTHF(10mL)中溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(1.2mL、7.6ミリモル)を添加した。該混合物を室温で30分間攪拌し、1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン(1.0g、6.9ミリモル)を添加した。得られた溶液を室温で3時間攪拌し、EtOAc(50mL)で希釈し、HO(30mL)およびブライン(30mL)で洗浄した。有機相を集め、NaSO上で乾燥させ、濾過して濃縮した。ついでフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル、1:1)に付して標記化合物(1.8g、67%)を得た:LCMS(ES) m/z 385(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.01(m,2H)、1.42(m,4H)、1.46(s,9H)、1.63(m,2H)、1.85(m,3H)、2.12(m,2H)、2.42(m,1H)、3.00(m,2H)、4.58(s,br,1H)、5.19(s,br,1H)、5.60(s,br,2H)、7.17(m,2H)、7.27(m,2H)。
【0067】
12b)1−(トランス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル−メタノンの調製
[トランス−4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル−メタノイル)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.95g、2.5ミリモル)のCHCl(20mL)中溶液に、トリフルオロ酢酸(1.9mL、25ミリモル)を添加した。該溶液を室温で4時間攪拌し、CHCl(30mL)を、つづいてEt3N(5mL)を添加した。得られた混合物をHO(30mL)、NaOH(1N、30mL)およびブライン(30mL)で洗浄した。有機相を集め、KCO上で乾燥させ、濾過して濃縮し、標記化合物(0.57g、82%)を得た;LCMS(ES) m/z 285(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.95(m,2H)、1.42(m,4H)、1.58(m,2H)、1.83(m,3H)、2.13(m,2H)、2.32(m,1H)、2.56(m,2H)、5.19(s,1H)、5.58(s,2H)、7.17(m,2H)、7.27(m,2H)。
【0068】
12c)C−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシル}−メチルアミンの調製
1−(トランス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル−メタノン(0.25g、0.88ミリモル)のTHF(2.0mL)中溶液に、水素化アルミニウムリチウム(THF中1.0N、2.6mL、2.6ミリモル)を添加した。該溶液をマイクロ波反応器を用いて80℃で60分間加熱し、それをNaSO飽和水溶液と混合した。得られた混合物をセライトを介して濾過した。有機相を集め、KCO上で乾燥させ、濾過して濃縮し、標記化合物(0.21g、88%)を得た:LCMS(ES) m/z 271(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.88(m,4H)、1.30(m,6H)、1.82(m,4H)、1.97(m,2H)、2.12(m,2H)、2.52(m,2H)、4.15(s,2H)、7.13(m,2H)、7.22(m,2H)。
【0069】
12d)キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミドの調製
C−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシル}−メチルアミン(30mg、0.111ミリモル)のCHCl(2.0mL)中溶液を5−キノリンカルボン酸(21.1mg、0.122ミリモル)、EDC(23.4mg、0.122ミリモル)、HOBt(1.5mg、0.011ミリモル)およびEt3N(0.109mL、0.777ミリモル)と混合した。該溶液を20時間攪拌して濃縮した。得られた残渣をDMSOに溶かし、ついで逆相HPLCに付して精製し、標記化合物(67.5mg、93%)を得た:LCMS(ES) m/z 426(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.05(m,4H)、1.61(m,4H)、1.84(m,4H)、2.63(m,4H)、3.40(m,2H)、5.07(s,2H)、7.44(s,4H)、8.01(m,3H)、8.54(m,1H)、9.17(m,1H)、9.52(d,1H)。
【0070】
実施例13
【化22】

8−メチル−キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド
標記化合物を、実施例12dの実験的操作に従って、C−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシル}−メチルアミンおよび8−メチル−キノリン−5−カルボン酸より調製した(收率97%):LCMS(ES) m/z 440(M+H);1H−NMR(CDCl) δ 1.04(m,4H)、1.61(m,4H)、1.85(m,4H)、2.63(m,2H)、2.72(m,2H)、2.95(s,3H)、3.40(m,2H)、5.05(s,2H)、7.44(s,4H)、7.87(d,1H)、7.99(m,2H)、9.33(m,1H)、9.60(d,1H)。
【0071】
実施例14
【化23】

2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[(1S,4S)−1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド
標記化合物を、実施例12dの実験的操作に従って、C−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシル}−メチルアミンおよび2−メチル−キノリン−5−カルボン酸から調製した(收率77%):LCMS(ES) m/z 440(M+H);1H−NMR(CDCl) δ 1.01(m,4H)、1.61(m,4H)、1.83(m,4H)、2.65(m,4H)、3.07(s,3H)、3.38(m,2H)、5.07(s,2H)、7.45(s,4H)、7.73(d,1H)、7.96(m,2H)、8.45(m,1H)、9.35(d,1H)。
【0072】
実施例15
【化24】

8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド
標記化合物を、実施例12dの実験的操作に従って、C−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシル}−メチルアミンおよび8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸より調製した(收率79%):LCMS(ES) m/z 474(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.00(m,4H)、1.59(m,4H)、1.82(m,4H)、2.60(m,2H)、2.68(m,2H)、3.02(s,3H)、3.35(m,2H)、5.05(s,2H)、7.43(s,4H)、7.66(d,1H)、7.76(d,1H)、7.88(d,1H)、9.07(d,1H)。
【0073】
実施例16
【化25】

2,8−ジメチル−キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド
標記化合物を、実施例12dの実験的操作に従って、C−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシル}−メチルアミンおよび2,8−ジメチル−キノリン−5−カルボン酸より調製した(收率83%):LCMS(ES) m/z 454(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.05(m,4H)、1.62(m,4H)、1.84(m,4H)、2.76(m,4H)、2.91(s,3H)、3.13(s,3H)、3.38(m,2H)、5.06(s,2H)、7.43(s,4H)、7.81(m,2H)、9.43(m,1H)、10.44(m,1H)。
【0074】
実施例17
【化26】

1−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−3−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−尿素
C−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシル}−メチルアミン(30mg、0.111ミリモル)のCHCl(2.0mL)中溶液を1−[(1S)−1−イソシアナトエチル]ナフタレン(24mg、0.122ミリモル)と混合し、室温で3時間攪拌した。該溶液を濃縮し、DMSOに溶かして濾過した。逆相HPLCを介して精製し、標記化合物(39.2mg、76%)を得た:LCMS(ES) m/z 468(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.72(m,4H)、1.02(m,2H)、1.51(m,8H)、1.66(d,3H)、2.45(m,2H)、2.64(m,3H)、2.81(m,1H)、2.92(m,1H)、4.84(s,1H)、4.90(s,1H)、5.45(s,br,1H)、7.40(s,4H)、7.52(m,4H)、7.82(d,1H)、7.91(d,1H)、8.10(d,1H)。
【0075】
実施例18
【化27】

1−((R)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−3−{トランス−4−[(1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−尿素
標記化合物を、実施例17の実験的操作に従って、C−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシル}−メチルアミンおよび1−[(1S)−1−イソシアナトエチル]ナフタレンより調製した(收率80%):LCMS(ES) m/z 468(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.71(m,4H)、1.00(m,2H)、1.55(m,8H)、1.68(d,3H)、2.49(m,2H)、2.67(m,3H)、2.81(m,1H)、2.93(m,1H)、4.92(s,1H)、4.94(s,1H)、5.41(s,br,1H)、7.41(s,4H)、7.53(m,4H)、7.83(d,1H)、7.92(d,1H)、8.08(d,1H)。
【0076】
実施例19
【化28】

イソキノリン−1−カルボン酸{トランス−4−[(1S,4R)−2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド
トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミン(40mg、0.15ミリモル)のCHCl(5mL)中溶液をイソキノリン−1−カルボン酸(28mg、0.16ミリモル)、EDC(28mg、0.15ミリモル)、HOBT(2mg、0.015ミリモル)およびDIEA(0.129mL、0.742ミリモル)と混合した。得られた混合物を室温で一夜攪拌し、濾過して濃縮した。逆相HPLCに付して精製し、標記化合物(6mg、10%)を得た:LCMS(ES) m/z 426(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.1(m,2H)、1.3(m,4H)、1.4(m,2H)、1.8(m,2H)、2.12(m,2H)、2.28(m,4H)、2.42(m,1H)、3.94(m,1H)、4.30(s,2H)、7.19(m,2H)、7.25(m,1H)、7.70(m,2H)、7.78(d,1H)、7.86(d,1H)、7.99(d,1H)、8.4(d,1H)、9.6(d,1H)。
【0077】
実施例20
【化29】

アクリジン−9−カルボン酸{トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミンおよびアクリジン−9−カルボン酸より調製した(收率7%):LCMS(ES) m/z 476(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.9(m,2H)、1.31(m,7H)、1.47(m,2H)、1.81(d,2H)、2.20(m,2H)、2.28(m,2H)、4.26(m,3H)、6.10(d,1H)、7.22(m,2H)、7.31(m,2H)、7.55(m,2H)、7.77(m,2H)、8.02(d,2H)、8.18(d,2H)。
【0078】
実施例21
【化30】

2,3−ジヒドロ−ナフタレン−1−カルボン酸{トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド
トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミン(60mg、0.22ミリモル)のCHCl(3mL)中溶液を塩化ナフタレン−1−カルボニル(0.037mL、0.24ミリモル)およびEt3N(0.1mL、0.72ミリモル)と混合した。得られた混合物を室温で一夜攪拌して濃縮した。逆相HPLCに付して精製し、標記化合物(34mg、36%)を得た:LCMS(ES) m/z 425(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.22(m,6H)、1.57(m,3H)、1.69(m,2H)、2.10(d,2H)、2.62(m,2H)、2.77(m,2H)、3.96(m,1H)、5.03(s,2H)、6.01(d,1H)、7.43(m,5H)、7.53(m,3H)、7.88(m,2H)、8.21(d,1H)。
【0079】
実施例22
【化31】

6,7−ジヒドロ−キノリン−8−カルボン酸{トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミンおよびキノリン−8−カルボン酸より調製した(44%):LCMS(ES) m/z 426(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.33(m,9H)、1.77(d,2H)、2.18(m,6H)、4.04(m,1H)、4.21(s,2H)、7.18(m,2H)、7.25(m,2H)、7.48(t,1H)、7.67(t,1H)、7.95(d,1H)、8.28(d,1H)、8.90(m,2H)。
【0080】
実施例23
【化32】

9−[2−(トランス−4−{[1−(2−メチル−キノリン−5−イル)−メタノイル]−アミノ}−シクロヘキシル)−エチル]−1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル
【0081】
23a)1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6,9−ジカルボン酸9−tert−ブチルエステル6−メチルエステルの調製
[5−(メトキシカルボニル)−2−(トリメチルシリル)フェニル]−(フェニル)ヨードニウムトリフラート(7.1g、12.7ミリモル)およびピロール−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(10.6mL、63.4ミリモル)のCHCl(100mL)中溶液を0℃に冷却し、Bu4NFのTHF溶液(16.5mL、THF中1M、16.5ミリモル)を添加した。該混合物を30分間攪拌した。水を該混合物に加え、該生成物をCHClで抽出した。合した有機相を集め、MgSO上で乾燥させて濃縮した。ついでフラッシュクロマトグラフィーに付して標記化合物(3.0g、78.7%)を得た:LCMS(ES) m/z 302(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.37(s,9H)、3.89(s,3H)、5.52(s,br,2H)、6.89(s,br,2H)、7.34(m,1H)、7.71(m,1H)、7.89(s,1H)。
【0082】
23b)1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステルの調製
1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6,9−ジカルボン酸9−tert−ブチルエステル6−メチルエステル(1g、3.31ミリモル)のCHCl(40mL)中溶液をTFA(2.25mL、29.2ミリモル)と0℃で混合した。該混合物を室温で一夜攪拌し、EtOAc(15mL)で希釈して濃縮した。得られた残渣をNaOH水溶液(2N、20mL)、HO(50mL)およびブライン(50mL)で抽出した。有機相を集め、NaSO上で乾燥させ、濃縮して標記化合物(0.5g、75%)を得た:LCMS(ES) m/z 202(M+H)
【0083】
23c)9−[2−(トランス−4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル
1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル(0.5g、2.48ミリモル)の1,2−ジクロロエタン(25mL)中溶液を3,3−ジメチル−N−[4−(2−オキソ−エチル)−シクロヘキシル]−ブチロアミド(0.6g、2.49ミリモル)およびNaB(OAc)3H(0.84g、3.96ミリモル)と混合した。該混合物を室温で一夜攪拌し、CHCl(30mL)で希釈した。該溶液をNaHCO飽和水溶液(50mL)およびブライン(50mL)で抽出した。有機相を集め、MgSO上で乾燥させ、濃縮して標記化合物(0.9g、85%)を得た;MS(ES) m/z 427(M+H)
【0084】
23d)9−[2−(トランス− 4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステルの調製
標記化合物を、実施例23bの操作に従って、9−[2−(トランス−4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステルより調製した(36%):LCMS(ES) m/z 327(M+H)
【0085】
23e)9−[2−(トランス−4−{[1−(2−メチル−キノリン−5−イル)−メタノイル]−アミノ}−シクロヘキシル)−エチル]−1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステルの調製
標記化合物を、実施例19の操作に従って、9−[2−(トランス− 4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステルおよびキノリン−5−カルボン酸より調製した(收率73%):LCMS(ES) m/z 496(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.19(m,5H)、1.58(m,2H)、1.71(m,2H)、2.14(m,2H)、2.87(m,2H)、3.07(s,3H)、3.97(m,4H)、5.52(m,2H)、6.35(d,1H)、7.15(m,2H)、7.61(d,1H)、7.69(d,1H)、7.95(m,2H)、8.06(d,2H)、8.15(s,1H)、8.59(d,1H)、9.35(d,1H)。
【0086】
実施例24
【化33】

9−(2−{トランス−4−[3−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−ウレイド]−シクロヘキシル}−エチル)−1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル
標記化合物を、実施例17の操作に従って、9−[2−(トランス− 4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステルおよび1−((S)−1−イソシアナト−エチル)−ナフタレンより調製した(50%):LCMS(ES) m/z 524(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.90(m,3H)、1.27(m,2H)、1.50(m,4H)、1.65(d,3H)、1.75(m,1H)、1.88(m,1H)、2.71(m,2H)、3.35(m,1H)、3.91(m,1H)、3.96(s,3H)、4.40(s,br,1H)、5.35(m,2H)、5.55(m,1H)、7.03(m,2H)、7.55(m,5H)、7.78(m,1H)、7.88(m,1H)、8.00(m,1H)、8.07(d,1H)、8.13(d,1H)。
【0087】
実施例25
【化34】

9−[2−(トランス−4−{[1−(2−メチル−キノリン−5−イル)−メタノイル]−アミノ}−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル
【0088】
25a)9−[2−(トランス−4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステルの調製
9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル(0.4g、0.94ミリモル)のエタノール(5mL)中溶液を10%Pd/C(45mg)と混合した。該混合物を、H(55psi)の存在下、室温で3時間攪拌し、セライトを介して濾過し、濃縮して標記化合物(0.24g、60%)を得た:LCMS(ES) m/z 429(M+H)
【0089】
25b)9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステルの調製
標記化合物を、実施例23bの操作に従って、9−[2−(トランス−4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステルより調製した(60%):LCMS(ES) m/z 329(M+H)
【0090】
25c)9−[2−(トランス−4−{[1−(2−メチル−キノリン−5−イル)−メタノイル]−アミノ}−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステルの調製
標記化合物を、実施例19の操作に従って、9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステルおよび2−メチル−キノリン−5−カルボン酸より調製した(收率26%):LCMS(ES) m/z 498(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.08(m,2H)、1.27(m,3H)、1.60(m,4H)、1.73(m,2H)、2.11(m,2H)、2.71(m,2H)、2.79(m,2H)、3.05(s,3H)、3.94(m,1H)、3.98(s,3H)、5.12(s,2H)、6.6(m,1H)、7.56(d,1H)、7.69(d,1H)、7.93(m,2H)、8.12(s,1H)、8.18(d,1H)、8.50(s,1H)、9.35(d,1H)。
【0091】
実施例26
【化35】

(1S,4R)−9−(2−{4−[(1−キノリン−5−イル−メタノイル)−アミノ]−シクロヘキシル}−エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル
標記化合物を、実施例19の操作に従って、9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステルおよびキノリン−5−カルボン酸より調製した(收率92%):LCMS(ES) m/z 484(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.09(m,2H)、1.27(m,3H)、1.58(m,4H)、1.72(m,2H)、2.14(m,2H)、2.72(m,2H)、2.78(m,2H)、3.94(m,1H)、3.97(s,3H)、5.12(s,2H)、6.37(d,1H)、7.56(d,1H)、7.95(m,3H)、8.12(m,1H)、8.18(d,1H)、8.56(d,1H)、9.23(d,1H)、9.43(d,1H)。
【0092】
実施例27
【化36】

9−(2−{トランス−4−[3−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−ウレイド]−シクロヘキシル}−エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル
標記化合物を、実施例17の操作に従って、9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステルおよび1−((S)−1−イソシアナト−エチル)−ナフタレンより調製した(收率41%):LCMS(ES) m/z 526(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.89(m,5H)、1.07(m,1H)、1.27(m,2H)、1.49(m,5H)、1.64(m,3H)、1.79(m,1H)、1.88(m,1H)、2.66(m,4H)、3.37(m,1H)、3.97(s,3H)、4.92(m,2H)、5.59(m,1H)、7.55(m,4H)、7.77(d,1H)、7.89(d,1H)、8.06(d,1H)、8.15(m,2H)。
【0093】
実施例28
【化37】

2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
【0094】
28a)2−エチル−1−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル−プロパン−1−オンの調製
標記化合物を、実施例23bの操作に従って、6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−カルボン酸tert−ブチルエステルより調製した(收率77%):LCMS(ES) m/z 431(2M+H)
【0095】
28b)(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルの調製
標記化合物を、実施例23cの操作に従って、2−エチル−1−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル−プロパン−1−オンより調製した(收率39%):LCMS(ES) m/z 441(M+H)
【0096】
28c)1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−メチル−プロパン−1−オンの調製
標記化合物を、実施例23bの操作に従って、(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルより調製した(收率97%):LCMS(ES) m/z 341(M+H)
【0097】
28d)2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミドの調製
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−メチル−プロパン−1−オンおよび2−メチル−キノリン−5−カルボン酸より調製した(收率69%):LCMS(ES) m/z 510(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.09(m,2H)、1.27(m,8H)、1.61(m,4H)、1.74(m,2H)、2.13(m,2H)、2.38(m,1H)、2.71(m,2H)、2.81(m,2H)、3.06(s,3H)、3.56(m,1H)、4.0(m,1H)、5.14(s,2H)、6.48(d,1H)、7.20(m,1H)、7.58(d,1H)、7.70(d,1H)、7.95(m,2H)、8.06(d,1H)、8.53(d,1H)、9.37(d,1H)。
【0098】
実施例29
【化38】

1−(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−3−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−尿素
標記化合物を、実施例17の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−メチル−プロパン−1−オンおよび1−((S)−1−イソシアナト−エチル)−ナフタレンより調製した(收率51%):LCMS(ES) m/z 538(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.7(m,1H)、0.9(m,3H)、1.0(m,1H)、1.20(m,1H)、1.30(m,6H)、1.47(m,3H)、1.57(m,2H)、1.75(d,4H)、1.86(m,1H)、2.06(m,1H)、2.66(d,3H)、3.29(m,1H)、3.54(m,2H)、4.96(s,2H)、5.47(d,1H)、7.57(m,5H)、7.81(m,1H)、7.89(d,1H)、8.00(m,2H)、8.10(d,1H)。
【0099】
実施例30
【化39】

キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−メチル−プロパン−1−オンおよびキノリン−5−カルボン酸より調製した(收率60%):LCMS(ES) m/z 496(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.10(m,2H)、1.20(m,1H)、1.31(m,8H)、1.61(m,4H)、1.73(m,2H)、2.12(m,2H)、2.72(m,2H)、2.80(m,2H)、3.56(m,1H)、3.97(m,1H)、5.13(s,2H)、6.43(d,1H)、7.58(d,1H)、7.95(m,3H)、8.07(m,2H)、8.56(d,1H)、9.23(m,1H)、9.46(d,1H)。
【0100】
実施例31
【化40】

8−クロロ−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−メチル−プロパン−1−オンおよび8−クロロ−キノリン−5−カルボン酸より調製した(收率79%):LCMS(ES) m/z 530(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.10(m,2H)、1.20(m,3H)、1.28(d,6H)、1.58(m,2H)、1.65(m,2H)、1.70(d,2H)、2.12(m,2H)、2.68(m,2H)、2.81(d,2H)、3.56(m,1H)、3.9(m,1H)、5.17(s,2H)、6.30(d,1H)、7.56(m,1H)、7.66(m,1H)、7.78(m,1H)、7.87(m,1H)、7.97(m,1H)、8.07(m,1H)、9.00(m,1H)、9.22(m,1H)。
【0101】
実施例32
【化41】

8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−メチル−プロパン−1−オンおよび8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸より調製した(收率63%):LCMS(ES) m/z 544(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.10(m,2H)、1.21(m,3H)、1.28(d,6H)、1.61(m,4H)、1.70(m,2H)、2.10(m,2H)、2.70(m,2H)、2.77(m,2H)、2.93(s,3H)、3.58(m,1H)、3.95(m,1H)、5.15(s,2H)、6.34(d,1H)、7.58(m,3H)、7.80(d,1H)、8.05(m,2H)、8.85(d,1H)。
【0102】
実施例33
【化42】

8−メチル−キノリン−5−カルボン酸(4−{2−[(1S,4R)−6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−メチル−プロパン−1−オンおよび8−メチル−キノリン−5−カルボン酸より調製した(收率74%):LCMS(ES) m/z 510(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.10(m,2H)、1.21(m,3H)、1.27(d,6H)、1.58(m,4H)、1.71(m,2H)、2.10(m,2H)、2.71(m,2H)、2.79(m,2H)、2.92(s,3H)、3.58(m,1H)、3.95(m,1H)、5.13(s,2H)、6.47(d,1H)、7.57(d,1H)、7.80(m,2H)、7.88(m,1H)、8.05(d,2H)、9.33(d,1H)、9.44(d,1H)。
【0103】
実施例34
【化43】

2,8−ジメチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−メチル−プロパン−1−オンおよび2,8−ジメチル−キノリン−5−カルボン酸より調製した(收率91%):LCMS(ES) m/z 524(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.10(m,2H)、1.22(m,3H)、1.27(d,6H)、1.60(m,4H)、1.73(m,2H)、2.10(m,2H)、2.71(m,2H)、2.79(m,2H)、2.90(s,3H)、3.08(s,3H)、3.57(m,1H)、3.92(m,1H)、5.12(s,2H)、6.51(d,1H)、7.57(d,1H)、7.69(m,1H)、7.77(m,2H)、8.05(d,2H)、9.37(d,1H)。
【0104】
実施例35
【化44】

1−(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−3−((R)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−尿素
標記化合物を、実施例17の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−メチル−プロパン−1−オンおよび1−((R)−1−イソシアナト−エチル)−ナフタレンより調製した(收率48%):LCMS(ES) m/z 538(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.80(m,5H)、1.10(m,2H)、1.22(m,1H)、1.27(d,6H)、1.50(m,6H)、1.64(m,2H)、1.76(m,1H)、1.88(m,1H)、2.66(s,3H)、3.36(m,1H)、3.55(m,1H)、4.97(m,2H)、5.56(d,1H)、7.55(m,5H)、7.78(m,1H)、7.88(d,1H)、8.00(m,2H)、8.14(d,1H)。
【0105】
実施例36
【化45】

2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
【0106】
36a)1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6,9−ジカルボン酸9−tert−ブチルエステル6−メチルエステルの調製
1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6,9−ジカルボン酸tert−ブチルエステル6−メチルエステル(0.47g、1.56ミリモル)のエタノール(8mL)中溶液をPd/C(10%、74mg)と混合した。該混合物をH(55psi)の存在下室温で一夜攪拌し、セライトを介して濾過し、濃縮して標記化合物(0.46g、98%)を得た:LCMS(ES) m/z 607(2M+H)
【0107】
36b)6−ヒドロキシメチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−カルボン酸9−tert−ブチルエステルの調製
1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6,9−ジカルボン酸9−tert−ブチルエステル6−メチルエステル(0.52g、1.71ミリモル)のTHF(20mL)中溶液を過水素化物(6.8mL、THF中1.0M溶液、6.8ミリモル)と0℃にて混合した。該混合物を外界温度で2時間攪拌し、HCl(10ml、1N)と混合し、ブライン(50mL)で希釈し、EtOAc(50mL)で抽出した。有機相を集め、NaSO上で乾燥させて濃縮し、標記化合物(0.47g、100%)を得た:LCMS(ES) m/z 276(M+H)
【0108】
36c)6−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−カルボン酸tert−ブチルエステルの調製
6−ヒドロキシメチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−カルボン酸9−tert−ブチルエステル(0.47g、1.70ミリモル)のCHCl(20mL)中溶液をデス−マーティン・ペルヨージナン(Dess-Martin periodinane)(0.75g、1.77ミリモル)と混合した。該混合物を室温で2時間攪拌して濃縮した。ついでフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc、4:1)に付して標記化合物(0.40g、85%)を得た:MS(ES) m/z 274(M+H)
【0109】
36d)6−(1−ヒドロキシ−ブチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−カルボン酸tert−ブチルエステルの調製
6−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−カルボン酸9−tert−ブチルエステル(0.40g、1.46ミリモル)のTHF(20mL)中溶液を塩化プロピルマグネシウム(2.2mL、THF中2.0M、4.4ミリモル)と0℃にて混合した。該混合物を室温で一夜攪拌し、ブライン(50mL)で希釈してEtOAc(50mL)で抽出した。合した有機相をNaSO上で乾燥させて濃縮した。コンビフラッシュシステムを介して精製し、標記化合物(0.33g、71%)を得た:LCMS(ES) m/z 318(M+H)
【0110】
36e)6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−カルボン酸tert−ブチルエステルの調製
標記化合物を、実施例36cの操作に従って、6−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−カルボン酸9−tert−ブチルエステルより調製した(91%):LCMS(ES) m/z 316(M+H)
【0111】
36f)1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル)−ブタン−1−オンの調製
標記化合物を、実施例23bの操作に従って、6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−カルボン酸tert−ブチルエステルより調製した(收率63%):LCMS(ES) m/z 431(2M+H)
【0112】
36g){トランス−4−[2−(6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−カルバミン酸tert−ブチルエステルの調製
標記化合物を、実施例23cの操作に従って、1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル)−ブタン−1−オンより調製した(收率57%):LCMS(ES) m/z 441(M+H)
【0113】
36h)1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−ブタン−1−オンの調製
標記化合物を、実施例23bの操作に従って、{トランス−4−[2−(6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−カルバミン酸tert−ブチルエステルより調製した(收率98%):LCMS(ES) m/z 341(M+H)
【0114】
36I)メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミドの調製
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−ブタン−1−オンおよび2−メチル−キノリン−5−カルボン酸より調製した(收率53%):LCMS(ES) m/z 510(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.09(m,4H)、1.27(m,4H)、1.60(m,4H)、1.76(m,2H)、1.83(m,2H)、2.10(m,2H)、2.70(m,2H)、2.78(m,2H)、2.99(m,2H)、3.06(s,3H)、4.0(m,1H)、5.12(s,2H)、6.49(d,1H)、7.57(d,1H)、7.69(d,1H)、7.94(m,2H)、8.07(m,2H)、8.53(d,1H)、9.36(d,1H)。
【0115】
実施例37
【化46】

1−(トランス−4−{2−[6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−3−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−尿素
標記化合物を、実施例17の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−ブタン−1−オンおよび1−((S)−1−イソシアナト−エチル)−ナフタレンより調製した(收率63%):LCMS(ES) m/z 538(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.65(m,1H)、0.85(m,3H)、1.06(m,4H)、1.28(m,2H)、1.48(m,2H)、1.59(m,4H)、1.71(m,3H)、1.81(m,3H)、2.03(m,1H)、2.65(d,3H)、2.97(m,2H)、3.25(m,1H)、5.03(s,2H)、5.40(m,1H)、7.56(m,5H)、7.84(m,1H)、7.91(m,1H)、8.06(m,3H)。
【0116】
実施例38
【化47】

キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−ブチリル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−ブタン−1−オンおよびキノリン−5−カルボン酸より調製した(收率34%):LCMS(ES) m/z 496(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.11(m,2H)、1.31(m,6H)、1.60(m,4H)、1.78(m,4H)、2.16(m,2H)、2.81(m,4H)、2.99(t,2H)、3.99(m,1H)、5.12(s,2H)、6.18(d,1H)、7.57(m,1H)、7.94(m,2H)、8.00(m,1H)、8.07(m,2H)、8.61(d,1H)、9.25(d,1H)、9.44(d,1H)。
【0117】
実施例39
【化48】

8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−ブタン−1−オンおよびキノリン−8−クロロ−2−メチル−5−カルボン酸より調製した(收率34%):LCMS(ES) m/z 544(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.10(m,4H)、1.22(m,4H)、1.61(m,4H)、1.73(m,2H)、1.85(m,2H)、2.14(m,2H)、2.76(m,4H)、2.85(s,3H)、2.99(t,2H)、3.95(m,1H)、5.09(s,2H)、5.90(d,1H)、7.44(d,1H)、7.50(d,1H)、7.56(d,1H)、7.78(d,1H)、8.07(m,2H)、8.66(d,1H)。
【0118】
実施例40
【化49】

8−メチル−キノリン−5−カルボン酸(4−{2−[6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−ブタン−1−オンおよびキノリン−8−メチル−5−カルボン酸より調製した(收率87%):LCMS(ES) m/z 510(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.12(m,4H)、1.27(m,4H)、1.59(m,4H)、1.75(m,2H)、1.83(m,2H)、2.12(m,2H)、2.70(m,2H)、2.79(m,2H)、2.94(s,3H)、3.01(t,2H)、3.97(m,1H)、5.12(s,2H)、6.22(d,1H)、7.55(d,1H)、7.77(m,2H)、7.87(m,1H)、8.07(m,2H)、9.39(t,2H)。
【0119】
実施例41
【化50】

2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
【0120】
41a)1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−フェニル−エタノンの調製
標記化合物を、実施例36d、36e、36f、36fおよび36hの操作に従って、6−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−カルボン酸tert−ブチルエステルおよびPhCHMgBrより調製した:LCMS(ES) m/z 389(M+H)
【0121】
41b)2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミドの調製
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−フェニル−エタノンおよびキノリン−2−メチル−5−カルボン酸より調製した(收率75%):LCMS(ES) m/z 558(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.07(m,1H)、1.27(m,4H)、1.57(m,4H)、1.69(m,2H)、2.08(m,2H)、2.70(m,2H)、2.77(m,2H)、3.04(s,3H)、3.95(m,1H)、4.32(s,2H)、5.11(s,2H)、6.70(d,1H)、7.28(m,3H)、7.39(m,2H)、7.54(d,1H)、7.67(d,1H)、7.89(m,2H)、8.12(m,2H)、8.48(m,1H)、9.32(d,1H)。
【0122】
実施例42
【化51】

キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−フェニル−エタノンおよびキノリン−5−カルボン酸より調製した(收率83%):LCMS(ES) m/z 544(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.07(m,1H)、1.27(m,4H)、1.57(m,4H)、1.73(m,2H)、2.11(m,2H)、2.70(m,2H)、2.77(m,2H)、3.96(m,1H)、4.32(s,2H)、5.12(s,2H)、6.48(d,1H)、7.30(m,3H)、7.39(m,2H)、7.55(d,1H)、7.93(m,3H)、8.13(m,2H)、8.54(d,1H)、9.21(d,1H)、9.42(d,1H)。
【0123】
実施例43
【化52】

8−クロロ−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−フェニル−エタノンおよびキノリン−8−クロロ−カルボン酸より調製した(收率81%):LCMS(ES) m/z 578(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.07(m,1H)、1.24(m,4H)、1.57(m,4H)、1.71(m,2H)、2.13(m,2H)、2.67(m,2H)、2.77(m,2H)、3.96(m,1H)、4.32(s,2H)、5.13(s,2H)、6.20(d,1H)、7.34(m,3H)、7.39(m,2H)、7.61(m,3H)、7.81(d,1H)、8.12(m,2H)、8.86(d,1H)、9.14(d,1H)。
【0124】
実施例44
【化53】

1−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−3−(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−尿素
標記化合物を、実施例17の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−フェニル−エタノンおよび1−((S)−1−イソシアナト−エチル)−ナフタレンより調製した(收率28%):LCMS(ES) m/z 586(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.65(m,1H)、0.9(m,3H)、1.05(m,1H)、1.28(m,1H)、1.52(m,7H)、1.69(d,3H)、1.87(m,1H)、2.64(m,2H)、2.71(m,2H)、3.26(m,1H)、4.30(s,2H)、5.04(s,2H)、5.42(d,1H)、7.32(m,4H)、7.39(m,1H)、7.56(m,5H)、7.82(d,1H)、7.91(d,1H)、8.07(m,3H)。
【0125】
実施例45
【化54】

8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−フェニル−エタノンおよびキノリン−8−クロロ−2−メチル−5−カルボン酸より調製した(收率26%):LCMS(ES) m/z 592(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.08(m,1H)、1.27(m,4H)、1.57(m,4H)、1.69(m,2H)、2.11(m,2H)、2.76(m,4H)、2.90(s,3H)、3.96(m,1H)、4.32(s,2H)、5.12(s,2H)、6.03(d,1H)、7.33(m,3H)、7.40(m,2H)、7.50(d,1H)、7.56(m,2H)、7.81(d,1H)、8.13(m,2H)、8.78(d,1H)。
【0126】
実施例46
【化55】

8−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−フェニル−エタノンおよびキノリン−8−メチル−5−カルボン酸より調製した(收率93%):LCMS(ES) m/z 558(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.05(m,1H)、1.23(m,4H)、1.56(m,4H)、1.73(m,2H)、2.11(m,2H)、2.71(m,2H)、2.77(m,2H)、2.94(s,3H)、3.96(m,1H)、4.32(s,2H)、5.12(s,2H)、6.31(d,1H)、7.33(m,3H)、7.40(m,2H)、7.55(d,1H)、7.80(m,2H)、7.89(m,1H)、8.13(m,2H)、9.40(d,1H)、9.43(d,1H)。
【0127】
実施例47
【化56】

2,8−ジメチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−フェニル−エタノンおよびキノリン−2,8−ジメチル−5−カルボン酸より調製した(收率59%):LCMS(ES) m/z 572(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.05(m,1H)、1.23(m,4H)、1.57(m,4H)、1.73(m,2H)、2.10(m,2H)、2.73(m,4H)、2.93(s,3H)、3.08(s,3H)、3.94(m,1H)、4.32(s,2H)、5.00(s,2H)、6.28(d,1H)、7.30(m,3H)、7.38(m,2H)、7.55(d,1H)、7.65(d,1H)、7.74(m,2H)、8.10(m,2H)、9.32(d,1H)。
【0128】
実施例48
【化57】

8−メトキシ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド
標記化合物を、実施例19の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−フェニル−エタノンおよび8−メトキシ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸より調製した(收率33%):LCMS(ES) m/z 588(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 1.11(m,1H)、1.23(m,4H)、1.57(m,4H)、1.73(m,2H)、2.10(m,2H)、2.75(m,4H)、3.10(s,3H)、3.94(m,1H)、4.12(s,3H)、4.33(s,2H)、5.09(s,2H)、6.19(d,1H)、7.19(m,31H)、7.31(m,3H)、7.40(m,2H)、7.54(d,1H)、7.68(d,1H)、7.82(d,1H)、8.12(m,2H)、9.40(d,1H)。
【0129】
実施例49
【化58】

1−((R)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−3−(4−{2−[(1S,4R)−6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−尿素
標記化合物を、実施例17の操作に従って、1−{9−[2−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−イル}−2−フェニル−エタノンおよび1−((R)−1−イソシアナト−エチル)−ナフタレンより調製した(收率51%):LCMS(ES) m/z 586(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.65(m,1H)、0.85(m,3H)、1.05(m,1H)、1.28(m,1H)、1.51(m,7H)、1.68(d,3H)、1.86(m,1H)、2.66(m,4H)、3.27(m,1H)、4.30(s,2H)、4.98(s,2H)、5.42(d,1H)、7.32(m,4H)、7.39(m,1H)、7.56(m,5H)、7.83(d,1H)、7.91(d,1H)、8.01(m,1H)、8.07(m,2H)。
【0130】
実施例50
【化59】

キノリン−5−カルボン酸メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド
【0131】
51a)メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミンの調製
[トランス−4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル−メタノイル)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.20g、0.52ミリモル)のTHF(2.0mL)中溶液に、水素化アルミニウムリチウム(THF中1.0N、1.56mL、1.56ミリモル)を添加した。該溶液をマイクロ波反応器を用いて100℃で60分間加熱し、それをNaSO飽和水溶液と混合した。得られた混合物をセライトを介して濾過した。有機相を集め、NaOH上で乾燥させ、濾過し、濃縮して標記化合物(0.11g、77%)を得た。;LCMS(ES) m/z 285(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.91(m,4H)、1.19(m,2H)、1.29(m,1H)、1.45(m,2H)、1.79(m,4H)、1.95(d,2H)、2.10(m,2H)、2.44(m,5H)、4.15(s,2H)、7.14(m,2H)、7.21(m,2H)。
【0132】
51b)キノリン−5−カルボン酸メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミドの調製
標記化合物を、実施例12dの実験的操作に従って、メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミンおよびキノリン−5−カルボン酸より調製した(收率92%):LCMS(ES) m/z 440(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.89(m,1H)、1.03(m,1H)、1.20(m,1H)、1.38(m,1H)、1.62(m,5H)、1.87(m,3H)、2.61(m,2H)、2.71(m,2H)、2.88(s,2H)、3.05(m,1H)、3.22(s,1H)、3.57(m,1H)、4.95(s,1H)、5.07(s,1H)、7.37(s,2H)、7.45(s,2H)、7.74(m,1H)、7.92(m,1H)、8.06(m,1H)、8.56(m,1H)、8.78(m,1H)、9.30(m,1H)。
【0133】
実施例51
【化60】

8−メチル−キノリン−5−カルボン酸メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド
標記化合物を、実施例12dの実験的操作に従って、メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミンおよび8−メチル−5−キノリンカルボン酸より調製した(收率93%):LCMS(ES) m/z 454(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.89(m,1H)、1.03(m,1H)、1.20(m,1H)、1.38(m,1H)、 1.62(m,5H)、1.87(m,3H)、2.61(m,2H)、2.69(m,2H)、2.88(s,2H)、2.99(s,3H)、3.05(m,1H)、3.22(s,1H)、3.56(m,1H)、4.96(s,1H)、5.08(s,1H)、7.36(s,2H)、7.45(s,2H)、7.66(m,1H)、7.88(m,1H)、7.95(m,1H)、8.47(m,1H)、9.30(m,1H)。
【0134】
実施例52
【化61】

2,8−ジメチル−キノリン−5−カルボン酸メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド
標記化合物を、実施例12dの実験的操作に従って、メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミンおよび2,8−ジメチル−5−キノリンカルボン酸より調製した(收率74%):LCMS(ES) m/z 468(M+H);1H−NMR(CDCl)δ 0.88(m,1H)、1.02(m,1H)、1.19(m,1H)、1.38(m,1H)、 1.61(m,5H)、1.85(m,3H)、2.59(m,2H)、2.68(m,2H)、2.86(s,1H)、2.95(s,3H)、3.13(s,3H)、 3.07(m,1H)、3.20(s,2H)、3.55(m,1H)、4.95(s,1H)、5.08(s,1H)、7.38(m,2H)、7.45(s,2H)、7.62(m,1H)、7.76(m,1H)、7.86(m,1H)、8.77(m,1H)。
【0135】
実施例53
【化62】

8−クロロ−キノリン−5−カルボン酸メチル−{4−[(1S,4S)−1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド
標記化合物を、実施例12dの実験的操作に従って、メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミンおよび8−クロロ−5−キノリンカルボン酸より調製した(收率90%):LCMS(ES) m/z 474(M);1H−NMR(CDCl)δ 0.89(m,1H)、1.02(m,1H)、1.19(m,1H)、1.38(m,1H)、 1.61(m,5H)、1.86(m,3H)、2.60(m,2H)、2.69(m,2H)、2.86(s,2H)、3.01(m,1H)、3.23(s,1H)、3.56(m,1H)、4.99(s,1H)、5.10(s,1H)、7.38(s,2H)、7.42(s,2H)、7.49(m,1H)、7.71(m,1H)、7.96(m,1H)、8.38(m,1H)、9.23(m,1H)。
【0136】
実施例54
【化63】

8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド
標記化合物を、実施例12dの実験的操作に従って、メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミンおよび8−クロロ−2−メチル−5−キノリンカルボン酸より調製した(收率97%):LCMS(ES) m/z 488(M);1H−NMR(CDCl)δ 0.87(m,1H)、1.01(m,1H)、1.18(m,1H)、1.38(m,1H)、 1.61(m,5H)、1.85(m,3H)、2.59(m,2H)、2.68(m,2H)、2.86(s,1H)、3.02(s,3H)、3.08(m,1H)、3.22(s,2H)、3.55(m,1H)、4.97(s,1H)、5.09(s,1H)、7.38(m,2H)、7.46(s,2H)、7.53(m,1H)、7.68(m,1H)、7.99(m,1H)、8.47(m,1H)。
【0137】
加えて、実施例17(尿素)の、あるいは実施例12(アミノ)のいずれかの操作に従って、以下の化合物(実施例55−136)を合成し、試験した:
【表1−1】

【表1−2】

【表1−3】

【表1−4】

【表1−5】

【表1−6】

【表1−7】

【表1−8】

【0138】
生物学的実施例
本発明の化合物のMmAChRでの阻害活性を以下に示すインビトロおよびインビボ機能アッセイで測定する:
【0139】
カルシウム動員による受容体の活性化の阻害の分析
CHO細胞上で発現されるmAChRの刺激を、以前に記載されるように(Sarau,H. M.、R. S. Ames、J. Chambers、C. Ellis、N. Elshourbagy、J. J. Foley、D. B. Schmidt,R. M. Muccitelli、O. Jenkins、P. R. Murdock、N. C. Herrity、W. Halsey、G. Sathe、A. I. Muir、P. Nuthulaganti、G. M. Dytko、P. T. Buckley、S. Wilson、D. J. Bergsma、およびD. W. Hay. 1999 Identification, molecular cloning, expression, and characterization of a cysteinyl leukotriene receptor. Mol Pharmacol 56:657−663)、受容体活性化カルシウム動員をモニター観察することで分析した。MmAChRを安定的に発現するCHO細胞を96ウェルの黒壁/透明底のプレートに置いた。18時間ないし24時間後に、培地を吸引し、100μlの負荷培地(アール塩(Earl's salt)、0.1%RIA等級のBSA(Sigma, St. Louis MO)および4μMのフルオ−3−アセトキシメチルエステルの蛍光性指示染料(Fluo−3 AM、Molecular Probes、Eugene、OR)を含むEMEM)と置き換え、37℃で1時間インキュベートした。ついで、この染料含有の培地を吸引し、新たな培地(Fluo−3 AM不含)と置き換え、細胞を37℃で10分間インキュベートした。ついで、細胞を3回洗浄し、100μlのアッセイバッファー(0.1%ゼラチン(Sigma)、120mM NaCl、4.6mM KCl、1mM KHPO、25mM NaHCO、1.0mM CaCl、1.1mM MgCl、11mM グルコース、20mM HEPES(pH7.4))中、37℃で10分間インキュベートした。50μlの化合物(1x10−11−1x10−5M アッセイの終わり)を加え、該プレートを37℃で10分間インキュベートした。プレートを、ついで、染色負荷細胞が6ワットのアルゴンレーザーからの励起光(488nm)に暴露されるところの、蛍光強度プレートリーダー(FLIPR、Molecular Probes)中に置いた。0.1%BSA含有のバッファー中に調製された、50μlのアセチルコリン(0.1−10nM最終)を、50μl/秒の速度で添加して細胞を活性化させた。細胞質のカルシウム濃度の変化としてモニターされるカルシウム動員を566nmでの発光強度の変化として測定した。発光強度の変化は細胞質のカルシウムレベルと直接関連付けられる(Sullivan, E.、E. M. TuckerおよびI. L. Dale. 1999 Measurement of [Ca2+] using the Fluorometric Imaging Plate Reader(FLIPR). Methods Mol Biol 114: 125-133)。96個すべてのウェルより発光された蛍光を冷却式CCDカメラを用いて同時に測定する。データポイントを刻々と合わせる。ついで、このデータをプロットし、GraphPad PRISMソフトウェアを用いて解析した。
【0140】
メタコリン誘発の気管支収縮
メタコリンに対する気道応答を覚醒状態の非拘束BalbCマウス(一群6匹)にて測定した。気圧プレチスモグラフィーを用い、メタコリンでの気管支攻撃の間に生じる気道抵抗の変化と相関することが分かっている単位のない尺度のポウズの強化(Penh)を測定した(Hamelmann, E.、J. SCHWARZE、K. TAKEDA、A. OSHIBA、G. a. LARSEN、C. a. IRVINおよびE. a. GELFAND. 1997. Noninvasive Measurement of Airway Responsiveness in Allergic Mice Using Barometric Plethysmography. Am. J. Respir. Crit. Care Med. 156:766-775)。マウスを50μlのビヒクル(10%DMSO)中の50μlの化合物(0.003−10μg/マウス)で、鼻腔内、静脈内、腹腔内または経口的に前処理し、ついでプレチスモグラフィーチャンバーに入れた。チャンバーに入れて、マウスを10分間平衡状態にし、ついで5分間のベースラインのPenh測定に付した。マウスをメタコリンのエアロゾル(10mg/ml)で2分間攻撃した。Penhをメタコリンエアロゾルの攻撃から開始し、その後5分間続けて、7分間連続して記録した。各マウスのデータを解析し、GraphPad PRISMソフトウェアを用いてプロットした。
【0141】
該化合物は、限定されるものではないが、慢性閉塞性肺疾患、慢性気管支炎、喘息、慢性呼吸閉塞、肺線維症、肺気腫およびアレルギー性鼻炎などの呼吸器障害;過敏性腸症候群、突発性結腸炎、胃十二指腸潰瘍、胃腸痙攣または運動機能亢進、憩室炎、胃腸平滑筋の痙攣と関連する痛みなどの胃腸消化管の障害;神経性頻尿、神経因性膀胱、夜尿、心因性膀胱、膀胱痙攣または慢性膀胱炎に伴う失禁、尿意逼迫または頻尿を含む排尿障害と関連する尿道障害、および動揺病を包含する、種々の適応症を治療するのに有用である。
【0142】
該化合物の投与方法は当業者にとって明らかであろう。吸入による肺への局所デリバリー用の乾燥粉末組成物は、インヘイラーまたは吸入器にて用いるための、例えばゼラチンのカプセルおよびカートリッジにて、あるいは例えば積層アルミニウムホイルのブリスターにて提供されてもよい。処方は、一般に、本発明の化合物の吸入用の粉末ミックスおよび適当な粉末基剤(キャリア物質)、例えばラクトースまたは澱粉を含有する。ラクトースの使用が好ましい。カプセルまたはカートリッジは、各々、一般に、所望により別の治療用有効成分と組み合わせて、20μg−10mgの式(I)の化合物を含有してもよい。別に、本発明の化合物は賦形剤なしに提供されてもよい。
適当には、医薬ディスペンサーは、リザバー乾燥粉末インヘイラー(RDPI)、複数回投与用乾燥粉末インヘイラー(MDPI)および計量投与用インヘイラー(MDI)からなる群より選択される型のものである。
【0143】
リザバー乾燥粉末インヘイラー(RDPI)とは、複数回分(計量されていない用量)の医薬を乾燥粉末形態にて含むのに適するリザバー形態のパックを有し、そのリザバーからデリバリーの位置に一定量の医薬を計量するための手段を含む、インヘイラーを意味する。その計量手段は、例えば、計量カップを含んでいてもよく、それは該カップがリザバーからの医薬で一杯であってもよい第一の位置から、吸入のために計量された用量の医薬を患者が利用することのできる第二の位置まで移動可能である。
複数回投与用乾燥粉末インヘイラー(MDPI)とは、乾燥粉末形態の医薬をディスペンスするのに適するインヘイラーであって、複数回の所定量(またはその一部)の医薬を含有する(あるいは担持する)複数回用量のパック内に薬物が含まれているものを意味する。好ましい態様において、キャリアはブリスターパックの形態を有し、例えば、カプセルをベースとするパックの形態または医薬がその上にプリント、パイントおよび真空密封を含む適当な方法によって塗布されているキャリアを含むこともできる。
【0144】
処方は(例えば、Diskusにあるように、GB2242134を参照のこと、またはDiskhalerにあるように、GB2178965、2129691および2169265を参照のこと)予め計量されていても、あるいは(例えば、Tubuhalerにあるように、EP69715を参照のこと)使用の際に計量することもできる。単位用量の装置の一例がRotahaler(GB2064336を参照のこと)である。そのDiskus吸入装置は、ベースシートから形成される、その長さに沿って一定間隔にて複数の凹部を有する細長いストリップと、複数の容器を規定するための密閉式であるが、剥離可能であるリッドシートとを含み、その各々の容器は、その中に、式(I)の化合物を、好ましくはラクトースを組み合わせて含有する吸入可能な処方を有する。好ましくは、そのストリップはロールに巻き付くのに十分に可撓性である。そのリッドシートおよびベースシートは、好ましくは、互いに密閉されていない先端部を有し、少なくともその先端部の一方は巻き取り手段に付着するように構築される。また、ベースとリッドシートの間の密封はその全幅にわたって伸長していることが好ましい。リッドシートは、好ましくは、そのベースシートの第一の端部より長さ方向にて剥がすことができる。
【0145】
一の態様において、複数回用量のブリスターパックは、乾燥粉末形態の医薬を収容するための複数のブリスターを含むブリスターパックである。該ブリスターは、典型的には、そこから医薬を容易に取り出すことができるように標準的な方式にて配置されている。
一の態様において、該複数回用量のブリスターパックは、円盤型のブリスターパック上に略円形の方式にて配置された複数のブリスターを含む。もう一つ別の態様において、複数回用量のブリスターパックは、例えば、ストリップとテープを含む、細長い形態である。
【0146】
好ましくは、複数回用量のブリスターパックは、互いに剥離可能に固定された2つの部材の間で規定される。米国特許第5860419号、第5873360号および第5590645号はこの一般的な型の医薬パックを記載する。この態様において、該装置は、通常、部材を剥離し、各用量の医薬を利用するための剥離手段を含む開口ステーションを備えている。適当には、該装置は、剥離部材がその長さに沿って一定間隔にある複数の医薬用容器を規定する、細長いシートである場合の使用に適しており、各容器に、順次、指標を付すためのインデックス手段が設けられていてもよい。該装置はそのシートの一方がそこに複数のポケットを有するベースシートであり、他方がリッドシートである場合の使用に適しており、各ポケットとリッドシートの隣接する部分が各容器を規定し、該装置がリッドシートおよびベースシートを開口ステーションから引き離すための駆動手段を含むことがより好ましい。
【0147】
計量投与用インヘイラー(MDI)とは、エアロゾル形態の医薬を分配するのに適する医薬用ディスペンサーをいい、該医薬は噴射剤を基剤とするエアロゾルの医薬処方を含有するのに適するエアロゾル容器に含まれる。エアロゾル容器は、典型的には、エアロゾル形態の処方処方を患者に放出するための、計量バルブ、例えば滑りバルブを備えている。エアロゾル容器は、一般に、容器を固定しながらバルブを押圧するか、バルブを固定しながら容器を押圧するかのいずれかにより開口することのできる、バルブを用いて、各作動の際に所定量の医薬をデリバリーするように設計される。
【0148】
医薬容器がエアロゾル容器である場合、バルブは、典型的には、そこを介して医薬エアロゾル処方がバルブ本体に入ることができる入口、およびそこを介してエアロゾルが出ることのできる出口、およびその出口を介する流量を制御することのできる手段による開閉機構を有するバルブ本体を含む。
バルブは、開閉機構がシーリングリング、およびそのシーリングリングにより受入可能な分配経路を有するバルブステムを含み、そのバルブステムがそのリング内でバルブ閉からバルブ開の位置まで摺動的に動くことができ、そのバルブ本体の内部が分配経路を介してバルブ本体の外部と連絡しているところの、滑りバルブであってもよい。
【0149】
典型的には、バルブは計量バルブである。その計量容量は、典型的には、10ないし100μl、例えば、25μl、50μlまたは63μlである。適当には、バルブ本体は、医薬処方の量を計量する計量チャンバー、および開閉機構を規定し、その手段によって入口を介して計量チャンバーに入る流量を制御しうる。バルブ本体は第二の入口を介して計量チャンバーと連絡しているサンプリングチャンバーを有することが好ましい。その入口は開閉機構により制御可能であり、それによって医薬処方の計量チャンバーへの流量が制御される。
【0150】
該バルブはまた、チャンバーと、そのチャンバー内にまで伸び、分配時位置と非分配時位置の間で該チャンバーに対して移動可能であるバルブステムとを有する「フリーフローエアロゾルバルブ」を含んでいてもよい。そのバルブステムは一の形状を有し、チャンバーは一の内部形状を有し、その結果、計量される容量はその間で規定され、非分配時位置と分配時位置の間を動く間に、バルブステムは、逐次:(i)エアロゾル処方のチャンバーへのフリーフローを可能とし、(ii)バルブステムの外面とチャンバーの内面の間の加圧エアロゾル処方の密閉して計量された容量を規定し、および(iii)そのチャンバー内で密閉して計量された処方の容量を減少させることなく、その密閉して計量された容量が外部経路と連絡するまで密閉して計量された容量のままで移動し、それにより計量された容量の加圧エアロゾル処方の分配が可能となる。この型のバルブは米国特許第5772085号に記載されている。加えて、本発明の化合物の鼻腔内デリバリーも効果的である。
【0151】
有効な経鼻用医薬組成物を処方するために、医薬は、その薬理機能を発揮する、鼻腔のすべての部分(標的組織)に容易にデリバリーされなければならない。加えて、医薬は相対的に長期間にわたって標的組織との接触を維持しなければならない。医薬が標的組織との接触を長く維持すればするほど、医薬は鼻から粒子を除去するように機能する鼻腔内の応力に対して抵抗する能力を有しなければならない。「粘膜毛様体クリアランス」と称される、かかる応力は、迅速に、例えば、粒子が鼻に入った時から、10−30分以内に、鼻から粒子を除去するのに極めて効果的であると考えられる。
【0152】
鼻腔用組成物の他の望ましい特徴は、該組成物は使用者の不快を惹起する成分を含む必要がなく、満足のいく安定性および保管期間の特性を有し、環境に対して有害な、例えばオゾンを激減させると考えられる成分を含まない、ということである。
鼻腔内に投与する場合の本発明の処方の適当な投与方法は、患者がその後息を深く吸い込み、鼻腔をきれいにすることである。吸入の間、処方を一方の鼻腔に塗布し、他方は手で押さえられる。次に、この操作を別の鼻腔で繰り返す。
【0153】
本発明の処方を鼻腔に塗布する好ましい手段は、プレコンプレッションポンプを用いることによるものである。最も好ましくは、Volois SAが市販しているVP7モデルである。かかるポンプは十分な応力が加えられるまで処方が解放されないことを保証し、その他にはより少量が塗布されうるという利点がある。プレコンプレッションポンプのもう一つ別の利点は、スプレーを効果的に霧化する閾値圧が得られるまで、処方を解放しないように該スプレーの霧化が保証されることである。典型的には、10−50mlの処方の保持能を有するボトムのVP7が使用される。各スプレーは、典型的には、50−100μlの処方をデリバリーするであろう。したがって、VP7モデルは少なくとも100回の計量を供給することができる。
【0154】
鼻腔用処方例
実施例1:活性成分含有の鼻腔用処方
鼻腔内デリバリー用処方を以下の成分:
100%まで
活性成分 0.1%w/w
ポリソルベート 0.025%w/w
アビセルRC591 1.5%w/w
デキストロース 5.0%w/w
BKC 0.015%w/w
EDTA 0.015%w/w
水 100%まで適量
を用い、120回の使用に適する合計量にて調製し、該処方を50または100μl/使用を分配するのに適する計量バルブを備えたボトルに充填した。
【0155】
実施例2:活性成分含有の鼻腔用処方
鼻腔内デリバリー用処方を以下の成分:
活性成分 0.005%w/w
チロキサポール 2%w/w
デキストロース 5%w/w
BKC 0.015%w/w
EDTA 0.015%w/w
水 100%まで適量
を用い、120回の使用に適する合計量にて調製し、該処方を50または100μl/使用を分配するのに適する計量バルブを備えたボトル(プラスチックまたはガラス)に充填した。
該装置を鼻腔アクチュエーター(Valois、例えばVP3、VP7またはVP7D)に装着した。
【0156】
実施例3:活性成分含有の鼻腔用処方
鼻腔内デリバリー用処方を以下の成分:
活性成分 0.05%w/w
トリトンX−100 5%w/w
デキストロース 4%w/w
BKC 0.015%w/w
EDTA 0.015%w/w
水 100%まで適量
を用い、120回の使用に適する合計量にて調製し、該処方を50または100μl/使用を分配するのに適する計量バルブを備えたボトルに充填した。
【0157】
実施例4:活性成分含有の鼻腔用処方
鼻腔内デリバリー用処方を以下の成分:
活性成分 0.05%w/w
チロキサポール 5%w/w
デキストロース 5%w/w
BKC 0.015%w/w
EDTA 0.015%w/w
水 100%まで適量
を用い、120回の使用に適する合計量にて調製し、該処方を50または100μl/使用を分配するのに適する計量バルブを備えたボトルに充填した。
該装置を鼻腔アクチュエーター(Valois)に装着した。
【0158】
明細書および添付した特許請求の範囲を通して、特に必要としない限り、「含む」およびその変形なる語は、暗に、所定の整数または工程あるいは一群の整数を含むものであるが、他の整数または工程あるいは一群の整数または工程を排除するものでないことが分かるであろう。
本願明細書にて引用される、特許および特許出願を含むが、これらに限定されるものでない、すべての刊行物は、その内容を出典明示により本願明細書の一部とする。
本願明細書の記載は、その好ましい実施形態を含め、本願発明を十分に記載するものである。本願明細書に具体的に開示される実施形態の修飾および改良は添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれる。当業者であれば、さらに工夫することなく、上述した記載に基づいて本願発明を最大限活用しうると理解する。したがって、本願明細書の実施例は単なる例示であって、本願発明の範囲を何ら限定するものではない、と解釈されるべきである。独占権または特権を主張する本願発明の実施形態は添付した特許請求の範囲の記載に基づいて定義される。
本願明細書に記載される特許および特許出願は出典明示により本願明細書の一部とされる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
次式I:
【化1】

(I)
[式中:
Z1は、独立して、HおよびC1−6アルキルからなる群より選択され;
は、独立して、水素、ハロゲン、C1−4アルキル、−C(O)(C1−6アルキル)、−CO(C1−6アルキル)、−C(O)(アリール)または−C(O)[(C1−6アルキル)−アリール]から選択される置換基からなる群より選択され;
G1は、独立して、CH−CHおよびCH=CHからなる群より選択され;
G2は、独立して、C4−7アルキルおよび式(a)、(b)または(c):
【化2】

(a) (b) (c)
で示される基からなる群より選択され;
は、独立して、式(d)または(e):
【化3】

(式中、Xは、独立して、結合手、NRおよびC1−4アルキルからなる群より選択され;
は、独立して、H,置換されていてもよいC1−6アルキルおよびC1−4アルキル−アリールからなる群より選択され;
Zは、独立して、置換されていてもよいC1−6アルキルおよびC1−6アルキル−Yからなる群より選択され;
加えて、ZおよびRまたはZおよびArは一緒になって4−7員環を形成してもよく;
Arは、独立して、置換されていてもよいフェニル環または置換されていてもよい5−または6−員の芳香族複素環式環;置換されていてもよい二環式または複素二環式環系;および置換されていてもよい三環式または複素三環式環系からなる群より選択され;
ArおよびArは、独立して、置換されていてもよいフェニル環および置換されていてもよい5−または6−員の芳香族複素環式環からなる群より選択され;
Yは、独立して、結合手、−NHCO−、−CONH−、−CH−および−(CH(CH−からなる群より選択され、ここでYはO、S、SOまたはCOであり、mおよびnは、m+nの合計が0または1であるように、各々、0または1である;ただし、Rが式(d)の基(Xが結合手である)である場合、Ar中に存在するカルボキサミド部分に対してオルト位にあるいずれの置換基も必然的に水素またはメトキシ基であり;
は、独立して、NR、O、S、−NHC(O)−および−C(O)NH−からなる群より選択され;
tは、独立して、0と3の間にある整数からなる群より選択される)
で示される基からなる群より選択される]
で示される化合物。
【請求項2】
2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
8−メチル−キノリン−5−カルボン酸(4−{2−[6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−1−(2−フェニルエチル)−1−(フェニルメチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2−ヒドロキシ−2,2−ジフェニルエチル)尿素;
N−[2−({[(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)アミノ]カルボニル}アミノ)エチル]−4−メチルベンゼンスルホンアミド;
1,1−ジメチルエチル N−{[(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)アミノ]カルボニル}−L−フェニルアラニナート;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−(3,3−ジフェニルプロピル)−N−メチル尿素;
3−[({[(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)アミノ]カルボニル}アミノ)メチル]ベンゼンスルホンアミドホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2−ヒドロキシ−1,1−ジフェニルエチル)尿素ホルマート;
N,N’−ビス(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(3−ヒドロキシ−3,3−ジフェニルプロピル)尿素ホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチル−2,2−ジフェニルエチル]尿素ホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(シクロヘキシルメチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[(2−ヒドロキシフェニル)メチル]尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[2−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エチル]尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[(4−フルオロフェニル)メチル]尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[(4−フルオロフェニル)メチル]尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(3−フェニルプロピル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[(4−クロロフェニル)メチル]尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1,1a,6,6a−テトラヒドロシクロプロパ[a]インデン−1−イル)尿素;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−(3−ヒドロキシプロピル)−N−(フェニルメチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−{[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}尿素;
1,1−ジメチルエチル 2−{[(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)アミノ]カルボニル}ベンゾアート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルプロパンアミド;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4−[(フェニルカルボニル)アミノ]ベンズアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2,2−ジフェニルエチル)尿素;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N,1−ビス(フェニルメチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(3,3−ジフェニルプロピル)尿素;
1−ベンジル−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素;または
1−(1−ナフタレン−1−イル−エチル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素
からなる群より選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2−(4−ピリジニル)アセトアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2−ピリジニルメチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)尿素;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−メチル−N−(フェニルメチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[2−(2−ピリジニル)エチル]尿素;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2−(2−ピリミジニルチオ)アセトアミド;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−キノリンカルボキサミド;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド;
(2E)−N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4−オキソ−4−フェニル−2−ブテンアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1H−インドール−3−イルメチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N,N−ジメチルフェニルアラニンアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(4−フェニルブチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)尿素;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4−(2−ピリジニル)−1−ピペラジンカルボキサミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[2−(4−ピリジニル)エチル]尿素ホルマート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピル]尿素ホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−{[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}尿素;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4−(フェニルメチル)−1−ピペラジンカルボキサミド;
N−{5−[(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)アミノ]−5−オキソペンチル}ベンズアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1H−インドール−3−イルメチル)尿素ホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−{[3−(ジメチルアミノ)フェニル]メチル}尿素ホルマート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(4−メチルフェニル)−3−フェニルプロパンアミド;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4,4−ジフェニルブタンアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2−(メチルオキシ)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1−ナフタレニルメチル)尿素ホルマート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4−(フェニルメチル)−1−ピペラジンカルボキサミドホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2−{3−[ヒドロキシ(3−ピリジニル)メチル]フェニル}エチル)尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]尿素ホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(3−フェニルプロピル)尿素トリフルオロアセタート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[5,8−ビス(メチルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル]尿素ホルマート;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−(3,3−ジフェニルプロピル)−N−プロピル尿素;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(3,3−ジフェニルプロピル)尿素ホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1−メチル−2,2−ジフェニルエチル)尿素ホルマート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2−[(2−メチルフェニル)(フェニル)メチル]ベンズアミド;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4−(ジエチルアミノ)−2,2−ジフェニルブタンアミド;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(2−{3−[ヒドロキシ(3−ピリジニル)メチル]フェニル}エチル)尿素ホルマート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−(1,1−ジメチル−3,3−ジフェニルプロピル)尿素ホルマート;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−(3,3−ジフェニルプロピル)−N−エチル尿素ホルマート;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−メチル−N−(2,2,2−トリフェニルエチル)尿素;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−フェニル−3−{3−[(フェニルメチル)オキシ]フェニル}プロパンアミド;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2−ヒドロキシ−2,2−ジフェニルアセトアミドトリフルオロアセタート;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−エチル−N−(3−ヒドロキシ−3,3−ジフェニルプロピル)尿素ホルマート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2−{ビス[4−(ジメチルアミノ)フェニル]メチル}ベンズアミド;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−3−フェニルプロパンアミドトリフルオロアセタート;
N’−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−N−(3,3−ジフェニルプロピル)−N−(フェニルメチル)尿素ホルマート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−2,2−ビス(4−クロロフェニル)アセトアミドトリフルオロアセタート;
N−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−4−(ジエチルアミノ)−2,2−ジフェニルブタンアミドトリフルオロアセタート;
1−(トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル)−3−[3−(4−ビフェニリル)−3−(4−クロロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]尿素ホルマート;
1−(4−ブロモ−ベンジル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素;
1−(1,1−ジフェニル−メチル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素;
1−(2−メトキシ−ベンジル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素;
1−(3−メトキシ−ベンジル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素;
1−(4−メトキシ−ベンジル)−3−{4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−尿素;
2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
8−メトキシ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
キノキサリン−5−カルボン酸{4−[2−(1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
8−メチル−キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[(1S,4S)−1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル) メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
2,8−ジメチル−キノリン−5−カルボン酸{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
1−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−3−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−尿素;
1−((R)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−3−{トランス−4−[(1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−尿素;
イソキノリン−1−カルボン酸{トランス−4−[(1S,4R)−2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
アクリジン−9−カルボン酸{トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
2,3−ジヒドロ−ナフタレン−1−カルボン酸{トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
6,7−ジヒドロ−キノリン−8−カルボン酸{トランス−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)−エチル]−シクロヘキシル}−アミド;
9−[2−(トランス−4−{[1−(2−メチル−キノリン−5−イル)−メタノイル]−アミノ}−シクロヘキシル)−エチル]−1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル;
9−(2−{トランス−4−[3−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−ウレイド]−シクロヘキシル}−エチル)−1,4−ジヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル;
9−[2−(トランス−4−{[1−(2−メチル−キノリン−5−イル)−メタノイル]−アミノ}−シクロヘキシル)−エチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル;
(1S,4R)−9−(2−{4−[(1−キノリン−5−イル−メタノイル)−アミノ]−シクロヘキシル}−エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル;
9−(2−{トランス−4−[3−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−ウレイド]−シクロヘキシル}−エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−6−カルボン酸メチルエステル;
1−(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−3−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−尿素;
キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
8−クロロ−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
8−メチル−キノリン−5−カルボン酸(4−{2−[(1S,4R)−6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
2,8−ジメチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
1−(トランス−4−{2−[6−(2−メチル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−3−((R)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−尿素;
1−(トランス−4−{2−[6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−3−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−尿素;
キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−ブチリル−プロパノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−ブチリル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
1−((S)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−3−(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−尿素;
8−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
2,8−ジメチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
8−メトキシ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸(トランス−4−{2−[6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−アミド;
1−((R)−1−ナフタレン−1−イル−エチル)−3−(4−{2−[(1S,4R)−6−(2−フェニル−エタノイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル]−エチル}−シクロヘキシル)−尿素;
キノリン−5−カルボン酸メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド
8−メチル−キノリン−5−カルボン酸メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
2,8−ジメチル−キノリン−5−カルボン酸メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
8−クロロ−キノリン−5−カルボン酸メチル−{4−[(1S,4S)−1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド;
8−クロロ−2−メチル−キノリン−5−カルボン酸メチル−{トランス−4−[1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピアザノ−ナフタレン−9−イル)メチル]−シクロヘキシルメチル}−アミド
およびその医薬上許容される塩からなる群より選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項4】
請求項1に記載の化合物および医薬上許容される担体を含む、ムスカリン性アセチルコリン受容体介在疾患を治療するための医薬組成物。
【請求項5】
哺乳動物におけるアセチルコリンとその受容体との結合を阻害する方法であって、安全かつ有効量の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、方法。
【請求項6】
アセチルコリンがムスカリン性アセチルコリン受容体に結合するところのムスカリン性アセチルコリン受容体介在疾患を治療する方法であって、安全かつ有効量の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、方法。
【請求項7】
疾患が、慢性閉塞性肺疾患、慢性気管支炎、喘息、慢性呼吸閉塞、肺線維症、肺気腫およびアレルギー性鼻炎からなる群より選択されるところの、請求項6記載の方法。
【請求項8】
投与が口または鼻を介する吸入によるところの、請求項7記載の方法。
【請求項9】
投与がリザバー乾燥粉末吸入器、複数回投与用乾燥粉末吸入器または計量吸入器から選択される薬物分配器によるところの、請求項8記載の方法。
【請求項10】
化合物がヒトに投与され、1mgの用量に付き、12時間またはそれ以上の作用の持続時間を有するところの、請求項9記載の方法。
【請求項11】
化合物が24時間またはそれ以上の作用の持続時間を有するところの、請求項10記載の方法。
【請求項12】
化合物が36時間またはそれ以上の作用の持続時間を有するところの、請求項11記載の方法。

【公表番号】特表2007−529511(P2007−529511A)
【公表日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−503875(P2007−503875)
【出願日】平成16年3月17日(2004.3.17)
【国際出願番号】PCT/US2004/008025
【国際公開番号】WO2005/094251
【国際公開日】平成17年10月13日(2005.10.13)
【出願人】(397009934)グラクソ グループ リミテッド (832)
【氏名又は名称原語表記】GLAXO GROUP LIMITED
【住所又は居所原語表記】Glaxo Wellcome House,Berkeley Avenue Greenford,Middlesex UB6 0NN,Great Britain
【Fターム(参考)】