説明

栗田工業株式会社により出願された特許

461 - 470 / 1,536


【課題】製鋼製造プロセス等で発生する高濃度スラリーの輸送ラインにおけるスケール障害を安価な処理剤で安全にかつ効果的に防止する。
【解決手段】カルシウムイオンと炭酸イオンを含む水スラリーであって、更に鉄を主成分とする粉粒物をSS濃度で40質量%以上含む高濃度スラリーを輸送する輸送ラインにおけるスケール付着を防止する高濃度スラリーの処理方法。該高濃度スラリーに、炭酸カリウム等の炭酸塩及び/又は重炭酸塩を添加する。(重)炭酸塩を添加して、スラリー中のカルシウムイオンを強制的に析出させることにより、炭酸カルシウムが析出し難いスラリーとする。 (もっと読む)


【課題】多層管外部からのガスの透過を抑制するとともに、多層管内を流通する超純水に多層管構成成分等が溶出するのを抑制することのできる超純水配管用の多層管を提供する。
【解決手段】超純水の配管用の多層管は、フッ素樹脂からなり、超純水に接触する第1の樹脂層と、ガス不透過性樹脂からなり、前記第1の樹脂層の外周面に設けられた第2の樹脂層とを備える。これにより、外部からのガスの透過を抑制することができるとともに、多層管内を流通する超純水に多層管構成成分等が溶出するのを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】各種産業排水の生物処理過程等で発生する汚泥を電気浸透脱水装置により脱水処理するに当たり、薬剤コストを抑え、また、溶解槽や加温設備等の付加設備や付加エネルギーを必要とすることなく、効率的な電気浸透脱水処理を行う。
【解決手段】排水処理設備から排出される濃縮塩を汚泥に添加した後、電気浸透脱水装置で脱水処理する。電気浸透脱水に供される汚泥に、従来、産廃処分されていた排水処理設備から排出される濃縮塩を添加することにより、汚泥の電気伝導率を高め、電気浸透脱水装置による脱水効率を高め、得られる脱水汚泥の含水率を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】冷却塔に簡易に設置して冷却塔における付着物を精度良く検出することができる冷却水性状測定装置と、この冷却水性状測定装置を備えた冷却塔を提供する。
【解決手段】冷却塔30内の水がポンプ32、熱交換器34を通って冷却塔30に戻り、散水管36から充填材40に注ぎかけられる。充填材40を伝わり落ちてきた水は、上開容器状の集水部41で集水され、配管42を介して上開容器状の受水部43に注ぎ込まれ、配管44から計測チャンバ45に導入され、配管46を介して流出する。計測チャンバ45にセンサ1が設置されており、計測チャンバ45内に導入された冷却水と接触する。このセンサ1の検出温度T,Tによって、この循環冷却水系におけるスライム発生状況が検出される。 (もっと読む)


【課題】HDS法による無機イオン含有排水を処理する方法において、格別な追加設備を採用することなく、汚泥返送量を適正量とすることができる無機イオン含有排水の処理方法を提供する。
【解決手段】原水は、反応槽1にてアルカリ添加汚泥が添加され、攪拌された後、凝集槽2に送られ、ポリマー凝集剤が添加され、沈殿池3に導入され、沈降分離処理が行われる。沈降した汚泥の一部は引抜汚泥として系外に取り出される。沈降した汚泥の残部は、返送汚泥としてアルカリ添加槽6に送られ、アルカリが添加される。このアルカリ添加汚泥が反応槽1に送られ、該反応槽1内の原水に添加される。返送汚泥の流量と、引抜汚泥の流量との比を予め設定した一定の汚泥返送比とする。 (もっと読む)


【課題】 計測用管路の横引き気相管路部内での凝縮水の滞留をなくして、計測用管路の腐食による閉塞を確実に防止できるボイラの計測用管路の閉塞防止構造を提供する。
【解決手段】 蒸気ドラム1又はボイラ胴1Aの蒸気部1aと計測用管路12の横引き気相管路部120とを含めてループ状の気相経路K1を形成している。また、ループ状の気相経路K1中に、計測用管路12側の連通位置P2より上の位置P1で蒸気ドラム又はボイラ胴1Aの蒸気部1aに連通して、内部で生じた凝縮水を横引き気相管路部120側に向けて流下させる追加の気相管路15を設けている。追加の気相管路15で生じた凝縮水は、横引き気相管路部120側に流れ、これが横引き気相管路部120で生じた凝縮水と一体になって蒸気ドラム1又はボイラ胴1A側に流れる。このため、横引き気相管路部120内の凝縮水が滞留して濃縮されてしまうことはない。 (もっと読む)


【課題】溶存ガス濃度が低濃度(低飽和度)であるガス溶解水を安定して供給することが可能なガス溶解水供給装置及びガス溶解水の製造方法を提供する。
【解決手段】ガス供給配管31から気相室13内に酸素ガスを供給すると共に、真空ポンプ35を作動し、気相室13内を真空排気する。また、原水配管21から液相室12内に原水を供給する。気相室13内の酸素の一部は、気体透過膜11を透過して液相室12内の原水に溶存し、ガス溶解水が製造される。気相室13内の酸素の残部は、凝縮水と共に真空ポンプ35で吸引されて排気配管33から排出される。ガス溶解水の溶存酸素濃度が溶存ガス濃度計23で測定され、この測定濃度が目標値となるように、ガス流量制御弁32の開度が調節される。 (もっと読む)


【課題】イオン透過性隔膜のピンホールの発生や厚みのムラ、ヨレ等を防止するとともに、イオン透過性隔膜の歩留まりを改善することができ、ガス耐圧性能を向上させたイオン透過性隔膜の製造方法を提供する。
【解決手段】イオン透過性隔膜の製造方法は、親水性無機材料と有機結合材料とを含む製膜溶液を有機繊維支持体に塗布する塗布工程と、製膜溶液が塗布された有機繊維支持体から製膜溶液の溶剤を抽出する抽出工程とを含み、塗布工程及び抽出工程を少なくとも2回繰り返す。 (もっと読む)


【課題】鉄含有スラリーを遠心分離機等で脱水処理する際の脱水効率を改善すると共に、脱水処理で得られた濃縮スラリーの流動性を高め、その後の乾燥効率をも改善する。
【解決手段】鉄を主成分とする粉粒物を含むスラリーを遠心分離機等により脱水処理して濃縮するに当たり、該鉄含有スラリーに炭酸塩及び/又は重炭酸塩を添加して脱水処理する。(重)炭酸塩はスラリー中のSSのゼータ電位をゼロに近づけ、微凝集を促進する結果、SSの沈降性が増し、脱水機での脱水分離効率が改善されると共に、SSの微凝集で濃縮スラリーの粘性が下がり、流動性が改善される。 (もっと読む)


【課題】平均粒径が比較的大きく、分散安定性に優れた水酸化カルシウムスラリー、前記水酸化カルシウムスラリーを含む水質調整剤、および前記水酸化カルシウムスラリーの製造方法を提供すること。
【解決手段】レーザー回折式粒子径分布測定装置による粒子径分布測定における粒子径50〜250μmのものが90%以上含まれる水酸化カルシウム40〜60質量%、分散安定剤0.1〜10質量%、電解質比重調整剤1〜10質量%、および水残部(いずれも対水酸化カルシウムスラリー)を含む水酸化カルシウムスラリー。さらに付着防止剤0.1〜8質量%(対水酸化カルシウムスラリー)を含むことが好ましい。この水酸化カルシウムスラリーは、各成分を特定の順序で水に添加して製造され、特に、水質調整剤として有用である。 (もっと読む)


461 - 470 / 1,536