説明

三和テッキ株式会社により出願された特許

91 - 100 / 134


【課題】 比較的構造が簡単で、頻繁な保守点検を要さず、振動対策、周辺部材との干渉への対応が容易な架空線のテンションバランサを提供する。
【解決手段】 テンションバランサ1は、架線柱21上に固定される軸受けフレーム2と、軸受けフレーム2に軸支されるレバー3と、レバー3に接続される重錘4とを具備する。軸受けフレーム2は、架線柱21における架空線22の延線方向側に固定する。レバー3は、架空線22に接続される主アーム3bと重錘に接続される重錘アーム3cとを有するものとし、水平軸6によって軸受けフレーム2に軸支する。重錘アーム3cは、架線柱21の側部を通って架空線22の延線方向と反対側へ延出させ、先端部に重錘4を接続する。 (もっと読む)


【課題】 比較的小さな駆動力で迅速に可動レールの移動を行える鉄道作業車両用の伸縮レール装置を提供する。
【解決手段】固定レール1と可動レール2との間に、可動レール2を後退させる際にそれを固定レール1の先端部上へ押し上げる押上手段11を設ける。押上手段11は、押上用ローラ12と押上機構13とを持つ。ローラ12は、可動レール2の基端側から延出する支持板10に突設する。押上機構13は、可動レール2の後退時に、押上用ローラ12に係合して可動レール2を押し上げる。押上機構13は、押上レバー14と、これを常時起立方向に回転付勢する付勢手段15とを持つ。手動で可動レール2を後退操作する際、付勢手段15の付勢力で押上機構13を介して押上用ローラ12を押し上げ、固定レール1と可動レール2との摺動を生じさせない。 (もっと読む)


【課題】 効率的に、短時間で電車線に装着でき、作業中に部品の落下、紛失が生じにくいドロッパ装置用のクリップを提供する。
【解決手段】 ドロッパ装置用クリップ1は、ヒンジ結合された第1及び第2の一対の把持片2,3を長四角頭ボルト7で締め付ける。把持片2にはボルトの軸部9を挿通させる挿通孔11を、把持片3には矩形孔12を設ける。矩形孔12は、ボルトの頭部10をその所定の相対軸周り角度において挿通させ、当該所定角度と直交する相対軸周り角度において挿通させない形状とする。把持片3には、ボルトの頭部10を挿通させない軸周り角度位置において当該ボルトの頭部10の回転を阻止する回り止め部13を設ける。把持片2,3間をボルト7の所定の相対軸周り角度で開放し、ボルトを抜かずに軸部9にドロッパ線21のアイ部22を係止できる。 (もっと読む)


【課題】縦横の切り込みを入れる刃を容易に交換できる引留クランプのジャンパー線接続部の切断工具を提供すること。
【解決手段】 引留クランプCに切り込みを入れる切断工具3は、取付金具から引留クランプCと平行に延びるガイドレール4を介してジャンパー線接続部に配置する。切断工具3は、ガイド体11によりガイドレール4に移動可能に支持する。ガイド体11に固定した可搬式油圧プレス12の対向部に固定刃ユニット14と可動刃ユニット15を装着する。各ユニット14,15は、横切り刃18、中間片19、縦切り刃20に回転軸17を貫通させて一体に連結し、フレーム13に固定した取付部材16に移動可能に支持させる。縦切り刃20又は横切り刃18の一方を、取付部材16の溝16a内に出没する係合ピン21により、所定の切り込み動作位置に固定すれば、他方を退避位置で刃先を突き合わせないように反転できるので切り込み動作を妨げない。 (もっと読む)


【課題】 既設の小型鉄塔に簡単に取付け、水平方向の位置決めが容易かつ確実で、またブームに起伏ワイヤ用ガイド滑車の向きを追随させること。
【解決手段】 既設小型鉄塔Tに代えて大型鉄塔を新設するために、小型鉄塔T上に台棒装置1を取り付ける。台棒装置1は、小型鉄塔T1の頂部に取付枠体2を嵌合させて取付金具3のボルトで固定する。取付枠体2にはブーム9を連結する旋回部材4を設ける。旋回部材4は、取付枠体2に固着させる固定板に水平に回動自在に連結板を軸支し、両者間を固定ピンで固定する。固定板には固定ピンを択一的に抜き差し自在の差込み孔を多数設ける。連結板には、ブーム9を軸支するブラケットを設ける。ブーム9の起伏ワイヤ10は小型鉄塔Tに設けたガイド滑車14,15に案内させる。ガイド滑車14は水平方向に旋回自在に軸支し、ガイド滑車15はガイド滑車14を支持する支持管に臨ませる。 (もっと読む)


【課題】 保管場所から本線レールへ作業車両を移動させられる比較的小型の伸縮レール装置を提供する。
【解決手段】 ベースB上に可動レール1を設け、これを作業車両Cの保管場所P上の元位置から、本線レールR上へ延出した前進位置まで移動自在にする。可動レール1を モータM1、チェーン5で往復移動させる。ベースB上に補助レール2を設 け、これを可動レール1の側方に位置する元位置から、可動レール1の基端側に連続する前進位置まで移動可能にする。補助レール2をパワーシリンダ3で往復移動させる。 (もっと読む)


【課題】 ばねの使用数が少なくても張力が均一な小型軽量の重錘・ばね式テンションバランサを得る。
【解決手段】 テンションバランサ1は、外側筒状部材2、内側部材3、コイルばね4、ガイド部材5、押しロッド6、重錘7を具備する。重錘7は、押しロッド6に懸垂され、常時押しロッド6の他端側を引き下げて傾斜角θを縮小することにより、コイルばね4を圧縮する可変押圧力をロッド6に付与する。コイルばね4の圧縮の増大にしたがって、押しロッド6によるコイル4ばねにたいする圧縮方向の押圧力を増大させることにより、ばね4の圧縮に伴うばね力の増大とロッド6による押圧力とを相殺させ、張力を均一化する。 (もっと読む)


【課題】磁性流体の使用量、それの変質による性能変化が小さく、磁場発生装置が小型で、減衰特性切り替え時の応答性が良好な油圧・磁性流体複合型の制振装置を提供する。
【解決手段】制振装置1は、支持体又は被支持体の一方に連結され内部に作動油Aが充填されるシリンダ2と、その内部を隔室13,14に区画するピストン3と、支持体又は被支持体の他方に連結されるピストンロッド4と、隔室14に連通するオイルリザーバ5と、隔室13,14に連通し作動油Aを流通させるバイパス流路6と、その内部の羽根車7と、その回転を制動する磁性流体ブレーキ8とを具備する。ピストン3は、弁20を持つ油通路3aを備える。隔室14とオイルリザーバ5及びバイパス流路6とを接続する油通路11aには弁11が介設される。羽根車7の回転を小さな磁性流体ブレーキ8で制動して制振作用を行う。 (もっと読む)


【課題】パンタグラフの衝突による衝撃を緩衝し、また設置工事が比較的容易な剛体電車線の終端部構造を提供する。
【解決手段】T型架台2は、フランジ7とウェブ8を有する。イヤー3は、T型架台2の下縁に沿い、トロリ線4を挟んでボルト・ナット5,6で固定される。ウェブ8は、終端付近の所定位置から終端まで下端が円弧状に上昇し、その付近に長手方向所定幅の開口8bを持つ。ウェブ8の下端に沿う挟持部9は、突条10,11を持ち、その下方にトロリ線4の条溝14に嵌合する挟持爪13がある。複数のボルト挿通孔12がウェブ8を貫通する。イヤー3bは、突条15,16、ボルト挿通孔17、挟持爪18を持つ。突条15は、先端がウェブ8の一側面に当接するように突出し突条10と平行に延びる。突条16は、突条15と平行に延びる。ボルト挿通孔17は、突条15,16間でイヤー3bを貫通する。挟持爪18は、トロリ線4の条溝19に嵌合する。 (もっと読む)


【課題】 線路のカント角に応じて剛体電車線の支持角度を調整可能で、調整によって剛体電車線がレールの中心からずれない支持装置を提供する。
【解決手段】 支持装置1は、ベース2、碍子3、受け部材4、支持部材5、押さえ金具6を有する。ベース2は天井Sに固定し、その下に碍子3を介して左右に離れて一対の受け部材4を固定する。受け部材4に対しカント角に応じて角度調整可能に支持部材5を支持する。支持部材5の下部にサドル金具6で剛体電車線21の上部を支持する。受け部材4の取付部4cは、取付状態における下方のトロリ線24とほぼ同心となる円弧面4dを持つ。支持部材5の左右一対の結合部5cは、円弧面4d上に重ねられる円弧面5dを持つ。取付部4cと結合部5cにボルト7を通して固定する。支持部材5と受け部材4の相対固定角度は、円弧面4d,5dの摺り合わせにより変更できる。 (もっと読む)


91 - 100 / 134