説明

東急車輛製造株式会社により出願された特許

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【課題】 鉄道車両を構成する部材を的確に押さえて位置決めすることができるクランプ装置を提供すること。
【解決手段】 このクランプ装置21は、鉄道車両を構成する部材を溶接する際に用いられるクランプ装置であって、その部材を押さえるための一対の押さえ部216と、一対の押さえ部216を部材に対して進退自在に移動させる昇降部と、一対の押さえ部216が部材から後退するのに応じて、一対の押さえ部216を互いに離隔させる離隔部218と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 鉄道車両を構成する部材を的確に押さえて位置決めすることができるクランプ装置を提供すること。
【解決手段】 このクランプ装置21は、鉄道車両を構成する部材を溶接する際に用いられるものであって、所定の方向に延在する一対の梁211と、一対の梁211それぞれに沿って取り付けられてなる複数の押さえ装置212と、を備え、一対の梁211は所定の方向に沿って移動可能に構成され、複数の押さえ装置212はそれぞれ、部材に対して進退自在に構成された押さえ板216を有する。 (もっと読む)


【課題】溶接品質の向上を図ることが可能なレーザ溶接装置を提供すること。
【解決手段】レーザ溶接装置1は、第1及び第2の基体10,12と、LMガイド22と、駆動モータ14と、レーザヘッド16dと、第1及び第2の緩衝材18,20とを備える。LMガイド22は、第1及び第2の基体10,12を案内する。駆動モータ14は、第1の基体10を駆動させる。レーザヘッド16dは、第2の基体12に搭載されている。第1及び第2の緩衝材18,20は、第1の基体10と第2の基体12との間に配置されている。そのため、駆動モータ14によって第1の基体10が駆動されることで、第2の基体12が第1の緩衝材18を介してLMガイド22による第1の基体10の案内方向と同一方向に駆動されることとなる。 (もっと読む)


【課題】裾絞り部を有する車両において、車両の剛性を十分に確保することができる車両パネル構造体を提供する。
【解決手段】車両パネル構造体1では、裾絞り部Sの形成方向と交差して配置される縦骨を直接曲げ加工するのではなく、第1の縦骨3と第2の縦骨4との間に、裾絞り部Sの形成方向に沿って横骨5を配置し、横骨5のチャンネル部30を裾絞り部Sの湾曲形状に沿って変形させている。したがって、この車両パネル構造体1では、裾絞り部Sを挟む外板2の上側の平面部2a及び他側の平面部2bに第1の縦骨3及び第2の縦骨4を精度良く沿わせつつ、裾絞り部Sに横骨5を精度良く沿わせることができる。これにより、レーザ溶接を行う際の外板2と各骨部材3,4,5との密着性が高められ、その接合強度を確保できるので、鉄道車両の剛性を十分に確保することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】簡単な処理でスポット状に形成された溶接部の溶接品質及び形成位置の異常の有無を精度良く判断できるレーザ溶接部形成方法を提供する。
【解決手段】このレーザ溶接部形成方法では、スポット溶接部W1〜W5の監視にあたって、予め設定した基準用の出力信号の上管理限界値と下管理限界値との間に設定された許容領域を用いている。かかる許容領域は、基準用の出力信号の出力値の起伏やオーバーシュート部分を含めた状態で一定の数値幅をもって設定される。また、スポット溶接部W1〜W5を検出対象としているため、許容領域は、溶接部W1〜W5の形成位置に対応して櫛歯状に設定される。したがって、このレーザ溶接部形成方法では、測定用の出力信号の出力値が許容領域に収まっているか否かを判断することで、溶接部の溶接品質と形成位置とを一度に精度良く判断できる。 (もっと読む)


【課題】機械的特性に優れた溶接部を得ることが可能なレーザ溶接方法を提供すること。
【解決手段】部材10,11の接合予定線SSにレーザ光Lを照射する。レーザ光Lのビーム形状は長形であることから、ビーム形状が真円形の場合と比べて入熱量が小さくなり、一つの地点に対する照射時間が長くなる。そのため部材10,11は、レーザ光Lの移動方向前方側にて予熱されたのち、レーザ光Lの中央にて溶融が開始され、レーザ光Lの移動方向後方側にて更に溶融されることになり、急速な加熱が抑制される。部材10,11の溶融を促進する溶融促進材16はレーザ光Lの移動方向前方から供給されるため、レーザ光Lに比較的長い間さらされることなる。そのため溶融促進材16は格段に溶融しやすくなり、被加工物に付着しやすくなる。これにより部材10,11を効率よくかつ十分に溶融させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】処理負担を軽減でき、かつ溶接環境の異常の有無を精度良く判断することができるレーザ溶接部形成方法を提供する。
【解決手段】このレーザ溶接部形成方法では、ワーク10A,10Bにスポット溶接部W1〜W7を形成するときに溶接環境検出センサ群4から取得した出力信号の立ち上がり部分S1と立ち下がり部分S2とを抽出する。そして、抽出した出力信号と、予め設定した基準用の立ち上がり部分S1及び立ち下がり部分S2の出力信号とを比較して、溶接環境の可否を判断する。このレーザ溶接部形成方法では、溶接環境が最も急激に変化する部分を抽出して監視することで、溶接環境の異常の有無を精度良く判断することが可能となる。また、溶接環境の可否を判断するために必要なデータ量も削減でき、処理負担も軽減される。 (もっと読む)


【課題】高硬度及び高融点を有する被接合材を接合する場合であっても、より良好に摩擦攪拌接合を行うことができる金属材の接合方法を提供する。
【解決手段】板状の金属材1,2の端部同士を接合部3において突き合わせ、接合部3の裏面側を板状の裏当材4で覆い、接合部3の表面側から回転ツール5のプローブ6を挿入して金属材1,2同士を接合する。裏当材4はSiからなり、金属材1,2はFeを含む厚さ13mm以下の板材である。熱伝導率が低いSiの裏当材4を適用するため、回転ツール5からの熱が接合部3から拡散しにくく、接合部3の表面側から裏面側まで熱の分布が均一になり、より安定した接合が得られ、接合強度が向上する。接合時の温度における強度に優れるSiの裏当材4を適用するため、裏当材4の強度不足を招くことがない。 (もっと読む)


【課題】 軽量化しつつ、剛性や強度アップを可能にした車両用パネル構造体を提供すること。
【解決手段】 この車両用パネル構造体は、外板40に対して互いに交わる方向に沿って設けられる補強部材10及び補強部材20を備える車輌パネル構造体であって、補強部材10及び補強部材20はそれぞれ、対象物に当接されるフランジ部分101,201と、対象物に当接されないチャンネル部分に相当する立設部103,203a,203b及び頂部102,202a,202bとを備えており、補強部材20におけるチャンネル部分に相当する部分は、補強部材10と交わる部分において連続しない状態に形成されている。 (もっと読む)


【課題】変形が少なく、且つ、製造に要する時間及びコストの低減を図ることができ、更に溶接部分の品質が安定した鉄道車両台車用の構造物及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】台車枠1において、側梁2、バネ箱4、及び横梁6の少なくとも一つは、電子ビーム溶接を用いて組み立てられている。また、側梁2と横梁6、及び側梁2とバネ箱4の少なくとも一方は、電子ビーム溶接を用いて接合されている。電子ビーム溶接を用いることにより、溶接部分を局所的に加熱溶融させることが可能となるため、側梁2、バネ箱4、及び横梁6の熱変形を抑制できる。これに伴い、熱変形による歪みを除去する工程も不要となるため、製造に要する時間及びコストの低減を図ることができる。また、電子ビーム溶接では、レーザ溶接時におけるレーザプルームのような現象が発生しないため、溶接部分の品質を安定させることができる。 (もっと読む)


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