説明

豊田工機株式会社により出願された特許

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【課題】 車両状態に応じて最適なアシスト力を付与するとともに、より効果的にエネルギー消費の低減を図ることができるパワーステアリング装置を提供すること。
【解決手段】 第2ECU(IFSECU)31側のマイコン41は、ギヤ比可変アクチュエータ30の駆動源であるモータ35に駆動電力を供給するためのモータ制御信号のDuty比が所定の閾値よりも大きいか否かを判定し、その結果をACTフラグFactとして第1ECU(VFCECU)16に出力する。そして、第1ECU16(VFCECU)側のマイコン51は、車両停車状態且つ操舵角一定時において、ACTフラグFactが「ON」、即ちモータ制御信号のDuty比が所定の閾値よりも大きい場合には、「アシストON」と判定してその流量制御モードをアシストモードに切り替える。 (もっと読む)


【課題】 駆動歯車を既存のものに比べて大形にすることなく、バックラッシュ量を安定させるための部品点数を削減できるようにする。
【解決手段】 操舵補助用の電動モータ1によって回転され、ウォームホイール5と噛合するウォーム4の回転中心部に貫通孔41を設け、該貫通孔41に可撓軸3を挿通し、該可撓軸3の一端部を電動モータ1の出力軸1aに連動連結し、他端部を貫通孔41内に結合し、可撓軸3の撓みによりウォーム4をラジアル方向へ弾圧し、ウォーム4及びウォームホイール5の噛合部のバックラッシュ量を低減し、バックラッシュによる音鳴りを低減するようにした。
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【課題】 舵角検出用センサ異常時においても、圧油供給に伴う圧力損失を抑えてエネルギー消費の低減を図ることができるパワーステアリング装置を提供すること。
【解決手段】 スタンバイ/アシスト判定部は、異常検出信号の入力がある場合(ステップ501:YES)には、検出されたヨーレイトRyの絶対値が所定の閾値βyより大きいか否かについて判定する(ステップ502)。そして、ヨーレイトRyの絶対値が所定の閾値βyより大きい場合(|Ry|>βy、ステップ502:YES)には、「アシストON(スタンバイOFF)」と判定し(ステップ503)、ヨーレイトRyの絶対値が所定の閾値βy以下である場合(|Ry|≦βy、ステップ502:NO)には、「スタンバイON(アシストOFF)」と判定する(ステップ504)。 (もっと読む)


【課題】可動体が基台上を高速で送られる時、進行方向の前端部で潤滑油が巻き込まれることにより動圧が発生するが、この動圧により可動体が浮かび上がる量と傾く量を減少すること。
【解決手段】基台1の上に案内面2が形成され、この案内面上で潤滑油を介在させて動圧作用により可動体3を摺動可能に案内する送り案内装置において、可動体3の被案内面3aに作用する動圧を大気に逃がす圧力開放手段として、可動体3の送り方向と直角方向に延びると共にその両端が大気と連通する油溝15を、被案内面3aを可動体3の送り方向に均等に分割するように複数設けた。 (もっと読む)


【課題】 クラッチの作動応答性を向上しつつ、高電流領域での減衰性を高め、クラッチの油圧振動を防止する。
【解決手段】 ソレノイド17と、このソレノイド17に供給される電流に応じて移動するプランジャ18と、前記ソレノイド17の励磁に伴い前記プランジャ18を吸引するコア15とを備え、このコア15のプランジャ18との対向面に、前記プランジャ18の一端を収容可能な収容凹部30を開口した環状の突出部31を設け、この突出部31の外形形状を前記収容凹部30の開口端に近づくにつれて断面積が減少するテーパ部32と、このテーパ部32の先端に接続されテーパ部32の小径部より小径の薄肉円筒部33にて構成した。 (もっと読む)


【課題】制動制御装置による車両安定制御と相俟ってスピン等の車両挙動の不安定化の確実な防止を可能とする車両安定化機能を有する電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】ステップ駆動電流設定部150は、制動制御装置2が車両の不安定挙動を検知して作動すると、その作動信号Sとステップ駆動マップ152に基づいて、車輪の操舵によって車両挙動を安定化するのに適切なステップ駆動パターンを選択して、そのステップ駆動パターンに対応するステップ駆動電流値Istを出力する。このステップ駆動電流値Istがアシスト電流値Iaに加算されることにより、モータ駆動のための電流目標値Itが決定される。この電流目標値Itに基づくモータの駆動によりステップ応答的に1回だけ車輪が操舵され、これによって、制動制御装置のみでは安定化できない場合や、安定化できる場合であっても、より迅速に車両の安定化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】ポンプへの吸入を促進する手段がオイルポンプが配置される場所に実質的な制約を課さない自動車用の液圧システム。
【解決手段】自動車用の液圧システムに設けられるポンプ吸入向上装置40は、小室を形成するボディー部47と、その内端が前記小室に露出しオイルポンプの吸入ポート22bに接続されたベンチュリ管通路45と、ベンチュリ管通路45と軸方向に整列して同通路に対し空間を有して同通路の内端と対面するように前記小室内に突出されフローディバイダ32から戻される作動油をベンチュリ管通路45に噴出して作動油を前記小室からベンチュリ管通路内へ押し込むためのノズル43とから構成される。前記フローディバイダ32は、オイルポンプ22からの作動油をポンプ吸入向上装置40への戻し流と、パワーステアリング装置24を通過してオイルリザーバ41に戻る供給流に分割する。 (もっと読む)


【課題】車速が大きいときにも異常状態をより早く検知し、操舵補助を停止する。
【解決手段】目標電流設定・判定部12は、電流目標値Itと操舵トルクTとの対応関係を示すアシストマップ122と、このアシストマップ122を参照し電流目標値Itを出力するアシスト電流設定部121と、操舵補助を停止するための条件を所定の駆動禁止領域として含む駆動禁止マップ124と、この駆動禁止マップ124を参照して操舵補助を停止するか否かを判定する駆動禁止判定部123とを含む。この駆動禁止判定部123は、車速Vが大きくかつモータ電流の検出値Isが小さいとき(高速・低出力状態)にのみ、比較的広い駆動禁止領域を含む駆動禁止マップBを選択し、電流目標値Itと操舵トルクTとが選択された駆動禁止マップBに示される条件に合致する場合にはモータを停止させる制御を行うことにより、すばやく確実に操舵補助を停止させることができる。 (もっと読む)


【課題】車両用操舵装置や精密機械に静粛性の高いハーモニックドライブ装置、伝達比可変装置、及びハーモニックギヤの製造方法を提供する。
【解決手段】ステータギヤ21及びドリブンギヤ22、並びにフレキシブルギヤ23の歯面30に化学研磨処理又は無電解メッキ処理を施すことにより、各ギヤの歯面30に残るツールマークを除去又は被覆しその表面を平滑化する。前記無電解メッキ処理は、メッキ皮膜中に滑材を分散させることを要旨とする。 (もっと読む)


【課題】 芯ズレおよび角度ズレを吸収し吸振性の高い緩衝部材をモータの出力軸と減速機構の入力部材との間に介在させた静粛性の高い伝達比可変機構を備えたステアリング装置を提供する。
【解決手段】 モータが起動されると、モータ出力軸の回転は弾性材で形成された緩衝部材を介して減速機構の入力部材に伝達され、減速機構により減速されて出力シャフトに伝達され、ステアリングホイールの操舵角に対する転舵輪の転舵角の比が変化する。モータ出力軸および入力部材の少なくとも一方には軸線と直角な横方向に延在する当接面が設けられ、緩衝部材には当接面と係合して回転伝達する係合部が横方向に延在して設けられている。係合部は当接面との係合において当接面と直角方向の剛性が低下するように凸状に形成されている。 (もっと読む)


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