説明

日本電子株式会社により出願された特許

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【課題】 環境制御がされていない大気圧の状態にある試料の表面形状を、凹凸に対する感度の高いコンタクトモードによって測定するとき、吸着力の影響を回避して安定した表面形状像を迅速に得る。
【解決手段】 表面形状を測定する計測領域の外側に非計測領域を設け、プローブ2が非計測領域を走査しているとき、変調信号発振器18からの変調信号をZスキャナ6に与え、Z軸方向に振動させることによって、試料Sとプローブ2の間に働く吸着力を切るようにする。 (もっと読む)


【課題】簡便な構成により球面収差と六回非点収差を補正する荷電粒子線装置用の収差補正装置を提供する。
【解決手段】各極31a〜31lに励磁コイル32a〜32lを設置した二段の十二極子12、13を設ける。各極31a〜31lを順次1乃至12番目の極、並びにn=0、1、2として、(4n+1)番目の極の励磁コイルと(4n+2)番目の極の励磁コイルは交互に直列に接続され、光軸11に垂直な平面において、絶対値が等しく且つ当該光軸11に向かって互いの方向が反対となる磁場を発生する。(4n+3)番目の極の励磁コイルと(4n+4)番目の極の励磁コイルは交互に直列に接続され、光軸11に垂直な平面において、絶対値が等しく且つ当該光軸11に向かって互いの方向が反対となる磁場を発生する。これにより、光軸11の周りに回転可能な三回対称磁場及び六回対称磁場の重畳場を発生する。 (もっと読む)


【課題】飛行時間型質量分析計において、イオンの価数に依存して系統的な質量誤差が生じることを解決する。
【解決手段】(1)試料をイオン化するイオン源、(2)前記イオン源で生成した試料イオンを飛行時間の違いにより質量分離して検出するする飛行時間型質量分析手段、(3)検出された試料イオンの信号ごとにイオンの価数を判定する価数判定手段、(4)標準試料を前記飛行時間型質量分析手段により分析した価数の異なる標準物質イオンに基づいて、イオンの価数に起因する当該飛行時間型質量分析手段の系統誤差をイオンの価数ごとに校正するための質量校正条件式を作る質量校正条件式作成手段、(5)価数判定された試料イオンを対応する価数の質量校正条件式に基づいて質量校正する質量校正手段、を備えた。 (もっと読む)


【課題】本発明は走査型プローブ顕微鏡に関し、評価したい力fに起因する信号と、評価の妨げとなるノイズwに起因する信号とを区別することを目的としている。
【解決手段】探針3aと試料1とを接近させた状態で探針3aを試料1に対して相対的に走査する際に、探針3aから試料1へ局所的刺激を発生させ、その刺激に対する試料表面からの局所的応答を測定することによって試料1の表面を観察する走査型プローブ顕微鏡において、カンチレバー3の変位を検出する変位検出器7の出力をその正入力に、ゲイン制御可能増幅器21の出力をその負入力にうけて両方の信号の差分となるノイズ成分を含む信号を出力する差動増幅器22と、該差動増幅器22の出力を受けてノイズ成分を抑制するためのノイズ成分抑制回路30を設けて構成される。 (もっと読む)


【課題】 真空容器内の汚染を低減させる。
【解決手段】 真空装置の1つである走査型電子顕微鏡において、鏡筒5の外周部の一部Aと接する孔4aの周縁部Bに形成されたリング状の溝M1に、表面にイオン液体IL1が塗布されたオーリングO1′が篏入されており、両部材A,Bをボルト等によって締結されることにより、オーリングO1′は変形し、両部材A,BとオーリングO1′との接触面の周囲の空隙にイオン液体IL1を存在させた。 (もっと読む)


【課題】混合物の固体試料の測定に用いて好適なNMR測定方法を提供する。
【解決手段】前記均一な縦磁化緩和時間を有している核に縦磁化緩和を起こさせるパルスを照射する第1の工程と、所定時間tを置いて、前記均一な縦磁化緩和時間を有している核のスピン拡散を切断して高分解能NMRスペクトルを測定する第2の工程と、tを変えて第1の工程と第2の工程を繰り返して、複数の高分解能NMRスペクトルを取得する第3の工程と、第3の工程により得られた複数の高分解能NMRスペクトルを、縦磁化緩和時間に依存して回復するNMR信号強度の回復速度の違いに基づいて、逆ラプラス変換法により縦磁化緩和時間の値ごとに分類する第4の工程とを備えた。 (もっと読む)


【課題】電子顕微鏡等の真空機器に備えられた試料交換棒の折り曲げ操作をオペレータが良好に行うことのできる真空機器を提供する。
【解決手段】真空排気される試料室と、開閉バルブを介して試料室に接続された試料交換室と、試料交換室の側壁を貫通し、先端部に支持する試料を開閉バルブを通して試料室内と試料交換室内との間で搬送するための折り曲げ可能な試料交換棒1とを備えた真空機器において、試料交換棒1は、シャフト5と、シャフト5の周囲を覆うパイプ6を有しており、試料交換室の側壁11の外側には、試料交換棒1のパイプ6側面に当接したときにはシャフト5への係合動作が制動されるとともに、試料交換棒1のパイプ6から露出されたシャフト5側面に当接したときにはシャフト5と係合するとともにパイプ6の一端と接触し、これによりパイプ6の移動を制限する係合部材5が設けられている。 (もっと読む)


【課題】 固まり状の粉末を排出させない粉末供給装置を提供する。
【解決手段】 粉末供給装置は、回転可能な攪拌羽根8と粉末落下孔7Sが備えられた粉末収容室7、粉末落下孔7Sに対向する箇所を含む円周上に溝11´が設けられた粉末供給盤12´、粉末落下孔7Sに対向する箇所以外の溝内の箇所にその先端部が挿入された粉末吸引パイプ23を備えており、粉末吸引パイプ23の先端部が挿入された溝11´内の箇所の少なくとも一部にキャリアガスが吹き付けられる様に成してある。 (もっと読む)


【課題】本発明は、液中内に探針を配置せずに液中内の試料特性を測定/観察することができる走査プローブ顕微鏡を提供すること。
【解決手段】探針2aを先端に有し、該探針2aが試料6の表面に近接配置されるカンチレバ2と、前記試料6と前記探針2aとを相対的にX,Yスキャンするスキャン手段4と、前記試料6と前記探針2aとの距離を相対的に変化させるZ動駆動手段と、前記カンチレバ2と試料6との間に薄膜を配置し、該薄膜を隔て試料6の機械的又は電気的又は光学的又は磁気的特性を得るように構成する。 (もっと読む)


【課題】非導電性試料の表面に、むらの無い良質な導電性のカーボン膜を短時間で形成する。
【解決手段】開閉弁9aを開き、ロータリーポンプ10で試料室2aの大気を排気する。試料室2aの真空度が1Pa程度になったら、流量調整弁8aを開いて試料室2aにアルゴンガスを導入し、試料室2aの真空度が2Pa程度になるようにアルゴンガスの流量を調整する。電極棒7aと7b及び電極5aと5bを通じてカーボン棒に50A程度の電流を流す。通電によりカーボン棒が赤熱し、カーボンが蒸発することにより蒸着が行なわれる。 (もっと読む)


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