説明

日本電子株式会社により出願された特許

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【課題】対物レンズの上方に電子検出器が設置された電子線装置においても、反射電子の検出や、反射電子及び二次電子の検出を良好に行うことができる電子線装置を提供する。
【解決手段】電子線装置は、所定の加速電圧により加速された電子線21を放出する電子線源1と、電子線源1から放出された電子線21を集束して試料20に照射するための対物レンズ6と、集束された電子線21を試料20上で走査するための走査コイル5と、対物レンズ5の上方に設置され、電子線21が通過するための孔が形成された電子検出器7とを具備し、電子線21の照射に応じて試料20から発生した被検出電子22を引き寄せるための電界を発生させる電極9が電子検出器7に設けられているとともに、該電界に起因して生じる電子線21の偏向を補正するための補正用コイル4が電子検出器7の下方に設置されている。 (もっと読む)


【課題】 プラズマが不安定に成らない様にする。
【解決手段】 絶縁性物質で形成された円筒部材2と、プラズマガスを円筒部材2内に供給するためのガスリング3と、粉末材料とキャリアガスを円筒部材2内に供給するためのパイプQ´が挿入されており、ガスリング3の中心軸に沿って設けられたプローブ11´と、円筒部材2の外側に巻かれた誘導コイル4を備えており、誘導コイル4に高周波電力を供給することによって円筒部材2内に高周波誘導熱プラズマを発生させる様に成っている。パイプQ´の少なくとも先端部分とプローブ11´の中心孔H内の少なくとも先端部分のそれぞれに係脱可能な係合部を形成している。 (もっと読む)


【課題】本発明はタンデム飛行時間型質量分析計に関し、イオン検出面の広がりを抑制することができるタンデム型飛行時間型質量分析計を提供することを目的としている。
【解決手段】サンプルをイオン化するイオン源10と、イオンをパルス的に加速する手段を含む第1の飛行時間型質量分析計20と、特定の質量を持つイオンを選択するイオンゲート11と、該イオンゲート11で選択したイオンを開裂させる手段21と、開裂したプロダクトイオンを再加速させるための手段30と、イオンミラ15ーを含む第2の飛行時間型質量分析計25と、該第2の飛行時間型質量分析計25を通過したイオンを検出する検出器12、とで構成され、再加速させるための手段が所定の機能を持つように構成する。 (もっと読む)


【課題】フィラメント電力供給用絶縁トランスを小型化するとともに、低ノイズで高効率の動作を実現した荷電粒子発生装置を提供する。
【解決手段】加速電圧発生回路Cと、加速電圧が印加されるフィラメント10と、複数の抵抗26a〜26dからなる加速電圧分圧器と、前記フィラメントに接地電位から電力を供給するパワー伝送回路とを備え、前記パワー伝送回路は、加速電圧を均等に分担するように多段縦続接続された複数の絶縁トランス15、15b、15c、15dを有し、その各段間に、接地電位側絶縁トランスの二次巻き線からの交流電圧を直流電圧に変換する交流直流変換回路27、28,29と、該交流直流変換回路からの直流電圧を交流電圧に変換して次段の絶縁トランスの一次側巻き線へ供給する直流交流変換回路B2、B3、B4を配置する。 (もっと読む)


【課題】イオン透過率を改善することなく、サンプリング周期に関係のない、ガイド法及びピーク値記録法よりも高い感度を実現する質量分析装置及び質量分析法を提供する。
【解決手段】連続イオン源12とイオン蓄積器13を備える質量分析装置において、第1データ処理部17は、イオン蓄積器13から周期的に排出されたイオンパルスを含む時間的出現プロファイルを取得する。第2データ処理部18はこれらの時間的出現プロファイルの中で、当該選択イオンのイオンパルスが出現する時間の強度のみを抽出して積分し、イオン強度を算出する。 (もっと読む)


【課題】データ処理アプリケーション等の他のアプリケーションを用いることなく分析条件を決定すること。
【解決手段】分析対象元素が指定される分析対象元素指定手段18と、分析対象元素が指定されることにより、予めデータベース16に記憶されている当該元素のピーク位置とバックグラウンド測定位置を検索する検索手段15と、スペクトル収集が指示されると、前記検索された当該元素のピーク位置とバックグラウンド測定位置情報に基づいて実際の試料を用いた時の所定の波長範囲のスペクトルを測定してディスプレイに表示する表示手段15と、表示されたスペクトル上でピーク位置とバックグラウンド測定位置を指定して、指定されたピーク位置とバックグラウンド測定位置におけるX線強度を測定するための、ピーク位置とバックグラウンド測定位置を設定するピーク位置とバックグラウンド測定位置設定手段15と、を有して構成される。 (もっと読む)


【課題】生化学自動分析装置を用いてカルシウムイオン測定を行なう際に、空気中の炭酸ガスの影響を防ぐことができる生化学自動分析方法および吸着剤収容容器を提供する。
【解決手段】複数の試薬容器を周方向に配置して成る試薬用回転テーブルを試薬庫内に備えた生化学自動分析装置用の生化学自動分析方法において、前記試薬容器の1つに入れられたキレート試薬を使ってカルシウムイオンを定量する際に、該キレート試薬を保管する試薬庫内の空気中の炭酸ガスを除去するために、炭酸ガス吸着剤を試薬庫内に設置した。 (もっと読む)


【課題】
走査電子顕微鏡において、実観察で得られる放出電子の検出値を高精度に推定する方法、実観察で得られるSEM像を高精度にシミュレーションする方法と模擬SEM像が実際に得られるように電子光学系等が設定される装置を提供する。
【解決手段】
電子顕微鏡本体1内の電子光学系4の電磁場分布EMを算出し、当該電磁場分布EMにおける試料5からの第1放出電子50及び第1放出電子の衝突によって電子光学系から放出される第2放出電子52の検出値をモンテカルロ法によって算出する。試料5に対する電子線2の入射位置毎に検出値を求め、その検出値に応じたSEM像を作成する。該SEM像の中から所望の像を選択し指定すると、電子光学系等がシミュレーションした条件に設定されてそのようなSEM像が実観察できる。 (もっと読む)


【課題】 コアにコイルを巻いて構成した電磁偏向器により電子ビームを被照射物に照射する際に、所望の位置に正確に電子ビームを照射することが出来る様にする。
【解決手段】
強磁性体をコアに持つ電磁偏向器2のコイルに電流を流すことによって、電子銃5から発生された電子ビームを偏向し、被照射物に照射する様にした電子ビーム照射方法において、前記電磁偏向器2による電子ビームの偏向範囲において、最大偏向させる電流を前記コイルに流す工程と、最小偏向させる電流を前記コイルに流す工程とを、交互に複数回くり返した後に、前記コイルに所望の電流を流す様にした電子ビーム照射方法。 (もっと読む)


【課題】 分割検出器を用いなくても任意の磁化方向の磁化分布像を得る。
【解決手段】 試料上の各観察点において、電子回折図形DxyがCCDカメラで撮像される。取得した電子回折図形Dxy毎に次の処理が行われて、1つの電子回折図形Dxyに対して1つの磁化分布像データMxyが求められる。まず、電子回折図形上の所定範囲の像が、複数の部分像S〜S32に分割される。次に、部分像S〜S32毎に画像強度信号が求められる。そして、磁化方向として例えばy方向が指定されると、直線Lより左側に存在する部分像S17〜S32のトータル画像強度信号と、直線Lより右側に存在する部分像S〜S16のトータル画像強度信号の差がとられ、その観察点における磁化分布像データMxyが求められる。磁化分布像は、電子回折図形Dxy毎に求められた磁化分布像データMxyに基づいて得られる。 (もっと読む)


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