説明

新日鐵住金株式会社により出願された特許

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【課題】鋼板等の材料の表面および表層のどちらの欠陥に対しても、それが移動中あるいは搬送中であっても、精度良く検出できる検出方法およびシステムを提供する。
【解決手段】移動している材料の表面あるいは表層における欠陥は、以下の工程を含む方法によって検出可能である。すなわち、材料表面を加熱する工程と、その材料表面が加熱工程で加熱中あるいは加熱後の冷却中に、赤外線サーモグラフィカメラを用いてその材料表面の熱画像データを取得する工程と、およびその熱画像データで表される表面温度についてそのラプラシアンを算出することによってその欠陥を検出する工程とを含む、方法。材料が加熱中に熱画像データが取得される場合には、加熱装置とカメラは、加熱装置から放射される熱エネルギーがその材料によって反射されてカメラに入射するように配置する。 (もっと読む)


【課題】スポーリング亀裂による剥離を低減し、耐用性を向上させた注入羽口用耐火物、及び注入羽口用耐火物の製造方法を提供すること。
【解決手段】溶融金属容器の注入羽口に設けられ、前記溶融金属容器の炉内側面を形成する面1Aから前記溶融金属容器の鉄皮5に対向する面1Bを貫通する孔が形成された注入羽口用耐火物1は、孔2に面する内周材4、及びこの内周材4を囲む外周材3の2層で構成され、内周材4は、アルミナ−マグネシア質不定形耐火物を施工してなり、前記溶融金属の炉内側面を形成する面1Aの側から見たときに露出する面が、1200℃における施工体の弾性率が30GPa以下とされ、外周材3は、1400℃における線熱膨張率が前記内周材よりも小さな材料で構成されている。 (もっと読む)


【課題】海岸地区においても塗装時の耐食性を向上できる引張強度が780〜1400MPaを有する高力ボルト・ナットの製造が可能な手段を提供する。
【解決手段】本発明の高強度鋼は、質量%で、C:0.01〜0.25%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.1〜3%未満、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Cr:3〜7%、Al:0.2〜2%、N:0.02%以下、を含有し、かつ選択的に、Cu:0.1〜2%、Ni:0.1〜2%、Mo:0.005〜1%、V:0.005〜0.1%、Nb:0.005〜0.050%、Ti:0.005〜0.03%、Ca:0.0005〜0.05%、Mg:0.0005〜0.05%、REM:0.001〜0.1%の1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、その金属組織が90%以上のマルテンサイトであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 精度良く、面内方向に湾曲した正規形状の金属製部材を得ることができる。
【解決手段】 コの字型又はハット型の断面で、長手方向に湾曲した形状を有する金属製部材を成形する方法であって、長手方向の一部において、第一成形工程で、製品形状と同一曲率半径を有し、かつ前記製品形状より幅が小さい形状変化部を有する中間品を成形し、第二成形工程で、前記形状変化部は、前記第一成形工程における幅より大きく、曲率半径を変えずに成形し、残部の箇所は、前記第一成形工程と幅及び曲率半径を変えずに成形して、成形品全体を製品形状又は略製品形状とすることを特徴とする形状凍結性に優れる多段プレス成形方法。好ましくは、前記製品形状と前記中間品形状における形状変化部の幅方向の線長を、それぞれLW[mm]、LWl[mm]としたときに、0.9<LWl/LW<1.0の条件となるように前記中間品を成形する。 (もっと読む)


【課題】ボルトナットの締結作業用空間を確保しつつ、応力集中の影響を緩和でき、溶接による組み立て作業が容易であり、加工度の低い柱用角形鋼管部材を提供すること。
【解決手段】柱として用いられる角形鋼管5と、筒状のジョイント本体の軸方向一端側に設けられた断面角形状の溶接接合部11が、角形鋼管5の両端に突き合わされて溶接された鋼製中空ジョイント4とを備え、鋼製中空ジョイント4は、ジョイント本体10の軸方向他端側に設けられ、その他端側端面に対してボルト孔33が複数形成されたエンドプレート31が溶接されたプレート接合部13を有するとともに、プレート接合部13が、少なくともボルト孔33の位置に応じた部位において、溶接接合部11よりもその内側に狭まって形成されていることを特徴とする (もっと読む)


【課題】 連続鋳造用ノズル内への非金属介在物の付着を防止することのできる、溶融金属の連続鋳造装置及び溶融金属の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】 固定プレート2に沿って摺動する2枚の可動プレート(3a、3b)を有するスライディングノズル1を用い、固定プレート2の開口部4のうち、2枚の可動プレート3によって覆われていない部分が溶融金属の通過する湯道5となる。2枚の可動プレート3を揺動させることによって開口部内の湯道位置を揺動させる。これにより、浸漬ノズルの円筒内孔16における溶融金属の流れは、円筒内孔16の一方の端部から他方の端部へと周期的に揺動するので、定常的に溶融金属の流速が低速に保たれる部分がなくなり、浸漬ノズルの円筒内孔16への非金属介在物付着を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】テーパー形状部分を備えるテーパー杭を地中に回転圧入する際の抵抗を効果的に低減して、テーパー杭を地中にスムーズに打設することができると共に、打設後に十分な支持力を得ることのできるテーパー杭の施工方法を提供する。
【解決手段】一端部13a側から他端部13b側に向けて外径が縮径したテーパー形状部分13を有するテーパー杭10を、外径の小さな他端部13bを下方に向けて圧入用重機12を用いて回転圧入することにより地中に打設するテーパー杭の施工方法において、テーパー形状部分13の外径の小さな他端部13bに切削プレート14が接合固定されており、この切削プレート14によって先端の土砂を切削しつつテーパー杭10が回転圧入されるようになっている。切削プレート14による切削径B1は、テーパー形状部分13の最大外径D1と最小外径D2の中間の直径D0=(D1+D2)/2以下の切削径となっている。 (もっと読む)


【課題】 吹き止め後に注水冷却を行うことなしに炉底ブロックの搬出が可能な高炉炉底部の解体方法および搬送装置を提供する。
【解決手段】 設置現場に設置された高炉から炉底ブロックを分離し、分離された前記炉底ブロックを設置現場から搬出する高炉炉底部の解体方法であって、前記炉体内へ注水冷却しない状態で前記炉底ブロックを前記炉体から分離する分離工程と、分離された前記炉底ブロックを冷却しつつ前記設置現場から搬出する搬出工程と、を含む。分離工程で炉体内へ注水冷却しないことで注水冷却に起因する従来の問題を解消できるとともに、搬出工程では炉底ブロックを冷却しつつ搬出するため、注水冷却なしでも炉底ブロックの温度上昇を抑制することができ、不必要な影響を回避することができる。 (もっと読む)


【課題】連続燃焼バーナと蓄熱式バーナとを備えた加熱炉の排気設備において、排気設備の設備費の低減化を図る。
【解決手段】加熱炉1内の燃焼排ガスを蓄熱式バーナ3の蓄熱体、吸引ファンを順次介して排出する第1の排気系4と、加熱炉1内の燃焼排ガスを加熱炉1の炉尻側からドラフトによって排出する第2の排気系5と、第1の排気系4及び第2の排気系5から排出される燃焼排ガスを大気中に放散する1本の煙突6と、第2の排気系5から排出される燃焼排ガスの排熱を回収して連続燃焼バーナ2に供給する燃焼空気を予熱する熱交換手段(好ましくは圧損が10mmHO以上20mmHO以下のレキュぺレータ)9を備え、加熱炉1に設置された全バーナの燃焼量に対する連続燃焼バーナ2の燃焼量の割合が10容量%以上、50容量%以下であり、煙突6の高さが45m以上60m未満であることを特徴とする加熱炉の排気設備。 (もっと読む)


【課題】 EOE素材として鋼板を使用する際に問題となる、意図した際の開けやすさと、不用意な開き難さの両立を図る。
【解決手段】EOEを形成する素材の板厚方向特性の制御。EOEの板厚方向に硬度分布を有し、開口案内線の残厚部において、0.10<(硬質層の厚さ)/(開口案内線の残厚)<1.0 とする。特に硬質部に、長径/短径≧2.0であることを特徴とする異方性の強い針状の第二相を体積分率が0.05%以上で分散させる。
素材として鋼板を用いる場合の製造方法としては、鋼板の製造工程において、冷延後、再結晶焼鈍と同時に、またはその後、550〜750℃の温度域で、{(窒化時間(秒))×(窒化温度(℃))}/{(窒化性ガス濃度(%))×(窒化処理での冷却速度(℃/秒))}≧5 なる条件で窒化処理を行い、N量を0.0002%以上増加させる。 (もっと読む)


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