説明

NTN株式会社により出願された特許

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【課題】油浴潤滑を採用した遊星歯車減速機において、遊星歯車を支持する軸受の潤滑油に金属摩耗粉等の異物が混入しても軸受内部に浸入することを防止し、その長寿命化を図ることである。
【解決手段】遊星歯車14を支持する遊星ピン15の軸心に油穴21を設け、その油穴21に直交しこれより小径の規制ピン25が前記遊星ピンに差し込まれ、油穴21の内径と規制ピン25の外径の差によって油中の異物の通過を阻止し得る大きさのスキマ26が形成された構成とした。 (もっと読む)


【課題】潤滑性に優れた深みぞ玉軸受のトルク損失の低減化を図ることである。
【解決手段】外輪11の軌道溝12と内輪21の軌道溝22間にボール31を組込み、そのボール31を保持器40で保持する。保持器40を内外に嵌合される第1分割保持器41と第2分割保持器42で形成し、その外径の異なる分割保持器41、42の回転によるポンプ作用によって軸受内に潤滑油を強制的に進入させて潤滑性を向上させる。第2分割保持器42の内周と内輪21の外径面間にクリアランス55を形成し、そのクリアランス55の径方向の幅寸法を内輪外径の2.0%以下として、軸受内に進入する潤滑油の進入量をコントロールしてトルク損失の低減を図る。 (もっと読む)


【課題】樹脂保持器を備えたアンギュラ玉軸受において、軽微な保持器形状の変更で軸受トルクの低減を図る。
【解決手段】樹脂保持器30の小環状部31、大環状部32に、玉40の位置を定める小径側玉受け面35、大径側玉受け面37と、玉受け面35、37からポケット33外側へ更に凹んだ小径側凹所36、大径側凹所38とを形成し、小径側凹所36を、小環状部31の内径面31aから外輪20側へ連ね、小径側玉受け面35を、PCDよりも内輪10側で小径側凹所36と繋ぎ、かつ小環状部31の外径面31bまで連ね、大径側凹所38を、大環状部32の外径面32aから内輪10側へ連ね、大径側玉受け面37を、PCDよりも外輪20側で大径側凹所38と繋ぎ、かつ大環状部32の内径面32bまで連ねて、すべり速度の最も高いところからすべり面積を減らし、玉40による油膜のせん断抵抗を低減した。 (もっと読む)


【課題】熟練することなく、初心者でも安定してブーツバンドを縮径できて、ブーツをブーツ装着部に固定することができる等速自在継手用ブーツの装着方法および装着装置を提供する。
【解決手段】帯状部材51をリング状に丸めてブーツ40のバンド装着部に外嵌されるリング部60を形成する。リング部60には周方向に沿って所定ピッチだけ離間した一対の突起部53,58が形成される。突起部53,58を周方向に沿って相互に接近させて、リング部60を縮径させる。一対の爪部材71,72の先端係止部78,79にて突起部53,58を挟持した状態で、爪部材71,72を枢支部77を中心に相互に接近する方向に揺動させながら、爪部材71,72をリング60の径方向に変位させる。リング部60の縮径に伴った突起部53,58の径方向及び周方向の変位に爪部材71,72の先端係止部78,79の位置を追従させる。 (もっと読む)


【課題】圧力室内の作動油に気泡が混入しにくく、製造コストが低いオートテンショナを提供する。
【解決手段】シリンダ9内にスリーブ10を同軸に設け、スリーブ10内にロッド11を摺動可能に挿入してシリンダ9内を圧力室17とリザーバ室18に区画し、圧力室17とリザーバ室18の間を連通する油通路24を設け、油通路24の圧力室17側の端部にチェックバルブ29を設け、ロッド11に固定したばね座12を付勢するリターンスプリング13をシリンダ9の外径側に配置したオートテンショナにおいて、スリーブ10の下部外周とシリンダ9の下部内周との間に筒状のカラー23を嵌め込み、カラー23にスリーブ10を下側から支持する底部23Bを形成し、油通路24をカラー23の上端から圧力室17の下端に至るように形成し、スリーブ10を下方に押圧する押さえばね42を設ける。 (もっと読む)


【課題】部品点数を抑制しつつ、かつ、スペースを取らずに等速自在継手のブーツの共回りを抑制すること。
【解決手段】等速自在継手1は、外側継手部材2、内側継手部材3、トルク伝達部材としてのボール4、シャフト6、ブーツ9とを備える。ブーツ9は、外側継手部材2と、シャフト6のそれぞれに対して軸受7,8を介して相対回転自在に大径端部9aと小径端部9bが取り付けられる。ブーツ9の全部が金属製であるので、その剛性によって作動角αを取った外側継手部材2とシャフト6に取り付けられた状態でのブーツ9の形状が維持される。 (もっと読む)


【課題】アクチュエータの上部とテンションプーリを支持するプーリアームがテンションプーリの軸方向でオーバラップしている場合でも初期セット具を確実に取り外すことができるようにすることである。
【解決手段】テンションプーリ5がベルト6を押圧する方向にプーリアーム1を付勢するアクチュエータ10の外側に初期セット具30を取付けてシリンダ11とロッド13とを収縮状態に保持する。初期セット具30をテンションプーリ5の中心軸に直交してアクチュエータ10の側方に向けて着脱自在として、アクチュエータ10の上部とプーリアーム1がテンションプーリ5の軸方向でオーバラップしている場合でも初期セット具30の取り外しを可能とする。 (もっと読む)


【課題】クラウニング付きころのストレート部の領域における油膜切れを生じ難くすることにより、ころの長寿命化を図る。
【解決手段】クラウニング付きころ6を収容する保持器7のポケット8の柱部9の壁面に、周方向に凹む逃がし溝16を設け、この逃がし溝16の軸方向長さを、ころ6のストレート部6aの軸方向長さよりも長く形成することにより、ころ6のストレート部6aの油膜厚さを十分に確保すると共に、ポケット8内に潤滑油中に混入した金属摩耗粉等の塵埃が滞留しないようにした。 (もっと読む)


【課題】エンドピボット式動弁装置用ラッシュアジャスタの組付けの容易化を図ることである。
【解決手段】ボディ21の内部にピボット部材27と、スクリュロッド28とを組込み、そのスクリュロッド28の外周の雄ねじ29をボディ21の内周の雌ねじ22にねじ係合する。ボディ21の先端部内に、スクリュロッド28に対して回転力を付与するねじりコイルばね36を組込み、そのねじりコイルばね36の先端部にキャップ42を嵌合する。キャップ42を回転し、ねじりコイルばね36に捩り弾性力を付与する状態で、そのキャップ42をボディ21の先端部内に圧入嵌合して、スクリュロッド28を回り止めし、そのスクリュロッド28およびピボット部材27がボディ21内に押し込まれた初期セット状態に保持して、動弁装置への組込みの容易化を図る。動弁装置に組込み後、エンジンのクランキングにより、スクリュロッド28の回り止めを解除し、ねじりコイルばね36の弾性力によりピボット部材27およびスクリュロッド28を作動状態とする。 (もっと読む)


【課題】ローラ式減速装置の振動を抑制することである。
【解決手段】入力軸7と同軸上に配置された出力軸12の軸端部に内歯車3と偏心円板9間で回転可能なケージ14を設け、そのケージ14に内歯車3の内歯4より少ない数のポケット18を形成し、そのポケット18のそれぞれ内部にローラ19を収容し、入力軸7と共に回転する偏心円板9の回転により、その偏心円板9に嵌合した転がり軸受11でローラ19を押圧して内歯4に順次噛合させ、入力軸7の一回転当たりにローラ19を内歯4の一歯分周方向に移動させて出力軸12を減速回転させる。内歯車3の歯底円半径、入力軸7の軸心を中心とする転がり軸受11の外接円半径およびローラ19の外径を予め測定し、これら3部品の寸法の選択組み合わせによってローラ19と内歯車3の歯底間に形成される最小のローラ隙間を管理し、振動の発生を抑制する。 (もっと読む)


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