説明

NSKワーナー株式会社により出願された特許

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【課題】クラッチの空転時の引き摺りトルクを小さく保ちながら、係合初期の食い付きを防止できる湿式多板クラッチのフリクションプレートを得る。
【解決手段】図において、40はフリクションプレート、41はコアプレート、42は摩擦材のセグメントピース、43はトルクを伝達する相手側と嵌合するスプライン歯、44は摩擦材に形成された油溜部、45はセグメントピース42の間に形成された油通路、51は内径側に開口する油溝、61は外径側に開口する油溝である。油溜部は油通路45、油溝51、61の何れとも連通せず周辺が閉じている。 (もっと読む)


【課題】空転時の引き摺りトルクが小さく、しかもクラッチ係合初期の食い付きが防止されるような、湿式多板クラッチのフリクションプレートを得る。
【解決手段】フリクションプレート40のコアプレート41に、内径側に開口する第1の油溝51と、外径側に開口する第2の油溝61とを有する摩擦材のセグメントピース42が間隔を持って接着されている。そしてセグメントピース42の相対向する側面44に凹部71が設けられている。凹部の形状は、図示の例では円弧であるが、摩擦面積や摩擦特性、供給油量などに合わせて適切な形状とする。又油溝は端部52、62から開口部に向けての幅が広がるように形成し、さらに端部は摩擦材の径方向の中央部を越えた位置とすれば、一層高い効果を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】湿式多板クラッチにおいて、空転時の引き摺りトルクを小さくするとともに、係合時の食い付きを防止する。
【解決手段】図においてフリクションプレート40は、コアプレート41上に摩擦材のセグメントピース42が円周方向に間隔を持って接着されている。43はハブのスプライン溝と嵌合するスプライン歯である。内径部に開口する第1の油溝51はこの発明の油溜部がなければ、破線で示すような、仮想の端部53を有する仮想の油溝52を形成している。この発明はその端部に円形の油溜54を形成する。61は外径部に開口する第2の油溝、62はその端部である。
油溜部の形状は状況に応じて適切に決定する。又油溝の端は摩擦材の径方向の中央部を越えていると、一層油の流れの具合が良くなる。 (もっと読む)


【課題】空転時の引き摺りトルクは小さく、かつクラッチ係合初期の食い付きトルクの発生は防止できる湿式多板クラッチのフリクションプレートを得る。
【解決手段】湿式多板クラッチのフリクションプレート40のコアプレート41に摩擦材のセグメントピース42が間隔をあけて接着されている。セグメントピース42の周辺の斜線を引いた部分43は押圧したり、レジン含浸率を高くするなどして気孔率を小さくしてある。なお部分43に当たる周辺部分は、気孔率の小さい異なる材質の別体としてもよい。 (もっと読む)


【課題】湿式多板クラッチに使用されるフリクションプレートにおいて、空転の時の引き摺りトルクが低減され、かつクラッチの係合初期の食い付きを防止する。
【解決手段】フリクションプレート40には周方向に間隔をもって摩擦材のセグメントピース42がコアプレート41上に接着されている。43はスプライン歯を示している。
各セグメントピースには内径側に開口し、セグメントピ−スの途中に端部を有する第1の油溝(以下第1の油溝と称する。)と外径側に開口し、セグメントピ−スの途中に端部を有する第2の油溝(以下第2の油溝と称する。)とが形成されている。
図示の如く第1の油溝51と第2の油溝61が押圧成形であるセグメントピ−スと、第1の油溝52と第2の油溝62とが打ち抜かれたものであるセグメントピ−スとが交互に配列されている。 (もっと読む)


【課題】少量の潤滑流量で、効率よくクラッチの熱を冷却することができ、発進クラッチの耐熱耐久性が向上し、既存のトランスミッションに設けられたオイルポンプでも十分冷却可能な発進クラッチを提供する。
【解決手段】トランスミッションとエンジンとの間に配置され、動力を伝達する湿式多板クラッチを備えた発進クラッチにおいて、 湿式多板クラッチ30は、外歯摩擦板4と内歯摩擦板3とから成り、軸方向摺動自在に収容された複数の摩擦板と、内径部32と前記内径部32から軸方向反対側に延在する突出部33を備え、外歯摩擦板4を収容するクラッチドラム1と、内径部を備え、外歯摩擦板4と交互に軸方向配置される内歯摩擦板3を軸方向摺動自在に保持するハブ部材2とを備えており、クラッチドラム1は、エンジンからの駆動力を受ける入力部材と連結されており、クラッチドラム1には、クラッチドラム1の開口部を覆うカバー部材7が結合されている。 (もっと読む)


【課題】湿式多板クラッチにおいて、空転時における引き摺りトルクを低減し、クラッチの係合初期における食い付きを防止する。
【解決手段】図はこの発明の一実施例を示し、湿式多板クラッチのフリクションプレート40は基板41の表面に周方向に間隔を持って摩擦材のセグメントピース42が接着されている。このセグメントピース42にプレート内径側に開口する第1の油溝と外径側に開口する第2の油溝を形成する。各々の油溝を溝側面の気孔がつぶれる押圧成形加工か、又は打ち抜きによって形成し、所望の性能を有するフリクッションプレートを得る。図示の例では第1の油溝51は成形加工、第2の油溝62は打ち抜きによるものである。
なお43はスプライン歯、51A、62Aはそれぞれ油溝の閉じた端部を示している。 (もっと読む)


【課題】少量の潤滑流量で、効率よくクラッチの熱を冷却することができ、既存のトランスミッションに設けられたオイルポンプでも十分冷却可能な発進クラッチを提供する。
【解決手段】トランスミッションとエンジンとの間に配置され、動力を伝達する湿式多板クラッチ30を備えた発進クラッチ10において、湿式多板クラッチ30は、軸方向摺動自在に収容された複数の摩擦板3と摩擦板3を収容するクラッチドラム34と、摩擦板3を係合させるため、摩擦板3の径方向の中央近傍を押圧するピストン8とからなり、湿式多板クラッチ30を潤滑した油は前記クラッチドラム34内に滞留した後に排出されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】少量の潤滑流量で、効率よくクラッチの熱を冷却することができ、トルクコンバータと容易に嵌装可能なユニット型発進クラッチを提供する。
【解決手段】トランスミッションとエンジンとの間に配置され、動力を伝達する湿式多板クラッチを備えた発進クラッチにおいて、湿式多板クラッチは、軸方向摺動自在に収容された複数の摩擦板と摩擦板を収容するクラッチドラムとから成り、発進クラッチは、湿式多板クラッチを外部から隔離状態で包囲するハウジング部材を備えており、湿式多板クラッチを潤滑した油は前記クラッチドラム内に滞留した後に排出されることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】少量の潤滑流量で、効率よくクラッチの熱を冷却することができ、既存のトランスミッションに設けられたオイルポンプでも十分冷却可能な発進クラッチを提供する。
【解決手段】トランスミッションとエンジンとの間に配置され、動力を伝達する湿式多板クラッチ30を備えた発進クラッチにおいて、湿式多板クラッチ30は、軸方向摺動自在に収容された複数の摩擦板3と摩擦板3を収容するクラッチドラム34と、摩擦板3を軸方向摺動自在に支持し、クラッチドラム34の内径側に配置されたハブ部材2とを有し、ハブ部材2には潤滑のために供給される油をハブ部材2の内周に滞留させる手段Sが設けられており、湿式多板クラッチ30を潤滑した油はクラッチドラム34内に滞留した後に排出されることを特徴とする発進クラッチ。 (もっと読む)


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