説明

オイレス工業株式会社により出願された特許

201 - 210 / 384


【課題】高荷重用途であって乾燥摩擦条件下での使用において優れた摩擦摩耗特性を発揮する複層摺動部材の製造方法を提供する。
【解決手段】(a)ふっ化エチレン樹脂粉末を含有した熱硬化性合成樹脂ワニスを、合成繊維の紡績糸を含む織布に含浸塗布し(b)乾燥し(c)切断するとともに複数枚積層し(d)積層方向に加熱、加圧成形し(e)加熱下において曲げ加工を施し(f)その円筒外面及び円筒状裏金の円筒内面に接着層を形成し(g)二つの接着層を接触させ(h)内面に熱膨張係数が大きい金属製パイプを圧入し(i)乾燥炉内において150〜200℃の温度で20〜40分間乾燥させ(j)冷却する。 (もっと読む)


【課題】組み付けが容易なドアチェック装置を提供することにある。
【解決手段】ケーシング本体63及びキャップ65からなるケーシング60,シャフト69,シャフト69の周面に設けられ、ケーシング60内を第1室、第2室に分けるフラップ67,ケーシング本体63の内周面に押接するシール部を有するパッキン71,第1室、第2室間の液体の流れを遮断/許可するバルブ手段を有し、シャフト69、パッキン71が取り付けられたフラップ67からなる組立体が、ケーシング本体63の開放面から挿入されるドアチェック装置において、ケーシング本体63の内周面に、開放面から底部に向かって延び、組立体をケーシング本体63の開放面から挿入する際に、パッキン71のシール部を嵌入させるくぼみ101が形成されている。 (もっと読む)


【課題】ラック軸との衝突音をなくし得る上に、直動摩擦抵抗を減少でき、しかも、直動開始時と直動中との直動摩擦抵抗の差を小さくできると共にラック軸の外径寸法誤差及びハウジングの内径の真円度等に影響されないで、安定した直動摩擦抵抗を得ることができ、而して、ラック軸を円滑に支承できてラック軸の直動をよりスムースに行わせることができ、その上、ハンドルでの操舵感覚を向上できると共にフラッター抑制効果を十分に維持できる軸受機構を提供すること。
【解決手段】軸受機構1は、円筒状の内周面2を有したハウジング3と、ハウジング3内に挿着されていると共に円筒状の外周面4を有したラック軸5と、ハウジング3の内周面2とラック軸5の外周面4との間に介在された滑り軸受6とを具備している。 (もっと読む)


【課題】滑り軸受等の摺動部材に用いられる摺動面材及び摺動部材を提供する。
【解決手段】合成繊維の紡績糸と四ふっ化エチレン樹脂繊維のフィラメント糸又は紡績糸との交撚糸から形成された多重織織布(25〜50重量%)とそれに含浸された四ふっ化エチレン樹脂(25〜35重量%)を含有した熱硬化性合成樹脂(25〜50重量%)とからなる。ポリエステル繊維、ポリビニルアルコール繊維、アラミド繊維のいずれかの合成繊維を用いる。経二重織、緯二重織、経緯二重織及び三重織のいずれかの織布を用いる。レゾール型フェノール樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂のいずれかの合成樹脂を用いる。摺動面材を、金属製の円筒体からなる円筒状裏金の円筒内面に一体に接合し、該摺動面材を摺動層とする。円筒状裏金は鋼管からなる。摺動層の肉厚が1mmである。 (もっと読む)


【課題】シャフトを回転可能に支持し、内部空間に粘性流体が充填されるケースを有し、該ケースが車体側、ドア側のうちのいずれか一方の側に設けられ、前記シャフトが前記車体側、前記ドア側のうちの他方の側に設けられ、前記ドアの開閉に伴って回転するドアチェック装置に関し、前記ケースからの液漏れがないドアチェック装置を提供することを課題とする。
【解決手段】ケース4は、開放面を有する有底筒状のケース本体1と、該ケース本体1の開放面を覆う蓋11とからなり、更に、ケース本体1の底部と対向する底対向部53と、蓋11と対向する蓋対向部55と、底対向部53,蓋対向部55を結ぶ連結部57とを有し、蓋11のケース本体1からの浮き上がりを押さえるベース51を備える。 (もっと読む)


【課題】長期の使用によっても初期の特性を維持できる上に、ボール軸受を排除できて低廉で軽量なブッシュ軸受を提供すること。
【解決手段】ブッシュ軸受1は、回転軸部5の円筒状の外周面6にR方向に回転自在に接触する内周面7を有している軸受体8と、R方向に伸びて軸受体8の外周面9に設けられた溝手段10と、溝手段10に装着されていると共にA方向において軸受体8の外周面9から部分的に径方向外方向に突出した一対の突出部位12及び13並びにR方向における一対の突出部位12及び13の間に軸受体8の外周面9から径方向外方向に突出しない部位14を有した弾性リング手段16とを具備している。 (もっと読む)


【課題】ポリエステル繊維織布の表面処理が不要でありかつフェノール樹脂との十分な接着性が得られる繊維強化樹脂組成物を提供する。
【解決手段】50〜63重量%のレゾール型フェノール樹脂を50〜37重量%のポリエステル繊維織布に対し含浸させた摺動部材用繊維強化樹脂組成物であって、前記レゾール型フェノール樹脂が、ビスフェノールAのモル比率が50〜100%であるフェノール類とホルムアルデヒド類とをアミン類を触媒として合成され、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー測定による数平均分子量Mnが500〜1000でありかつ重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnの比としての分散度Mw/Mnが2.5〜15である。摺動部材用繊維強化樹脂組成物を複数枚積層し互いに接合することにより積層摺動部材を形成する。 (もっと読む)


【課題】ポリエステル繊維織布の表面処理が不要でありかつフェノール樹脂との十分な接着性が得られ摩擦摩耗特性に優れた繊維強化樹脂組成物を提供する。
【解決手段】ビスフェノールAを50〜100モル%含むフェノール類とホルムアルデヒド類とをアミン類を触媒として合成され、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー測定による数平均分子量Mnが500〜1000でありかつ重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnの比としての分散度Mw/Mnが2.5〜15であるレゾール型フェノール樹脂と、四フッ化エチレン樹脂とを配合した樹脂組成物を、ポリエステル繊維織布に対し含浸してなる摺動部材用繊維強化樹脂組成物であり、好適には、レゾール型フェノール樹脂を40〜60重量%、四フッ化エチレン樹脂を10〜30重量%、及びポリエステル繊維織布を25〜35重量%含む。 (もっと読む)


【課題】ポリアセタール樹脂やポリアミド樹脂などの熱可塑性合成樹脂は、優れた機械的性質を有し、摩擦摩耗特性、耐熱性、耐薬品性および電気特性にも優れ、エンジニアリングプラスチックスとして自動車部品、電気・電子製品の部品として広く利用されているが、これら熱可塑性合成樹脂からなる軸受などの成形物においては、機械的特性を低下させることなく、摩擦係数、耐摩耗性などの摺動特性を向上させることが求められている。
【解決手段】熱可塑性合成樹脂からなる成形物1を、高圧容器2内に潤滑油4と接触させ配置し、常温において予め加圧された二酸化炭素ガス5を注入し、密閉し、二酸化炭素を超臨界状態とした後、その状態を所定時間保持し、潤滑油に溶解した超臨界二酸化炭素を成形物1中に含浸させ、該成形物から二酸化炭素ガスを除去し、含油熱可塑性合成樹脂成形物を製造する。 (もっと読む)


【課題】黒鉛や二硫化モリブデン等の固体潤滑剤を使用しないでも優れた摩擦摩耗特性を発揮する銅系含油焼結摺動部材を提供すること。
【解決手段】銅系含油焼結摺動部材は、錫0.5〜15重量%と、亜鉛、ニッケル、鉄、コバルト、マンガン、アルミニウム、珪素及び燐から選択される少なくとも一種0.1〜45重量%と、残部銅とからなる焼結マトリックス体に無機リン酸塩が0.5〜10重量%の割合で分散含有されていると共にその空孔に潤滑油が含浸されてなる。 (もっと読む)


201 - 210 / 384