説明

キョーラク株式会社により出願された特許

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【課題】 樹脂のブロー比が他の部分より大きくなる部分の強度を保持して所要の衝撃吸収効果を得られるようにし、また一方において車体壁側とそれに対向する内装壁との間隔に応じて衝撃吸収体の厚みの小なる部分に内蔵するなど、他の部分よりその部分の強度を高くして所要の衝撃吸収効果を得られる車両用衝撃吸収体を提供する。
【解決手段】 車両用衝撃吸収体の衝撃吸収体1は、ブロー成形によって一体に成形された中空二重壁構造で、その厚みの大なる部分6と小なる部分7を有する。衝撃吸収体1の中空部2には、厚みの大なる部分6または他の部分より大なる強度および剛性を求められる箇所に樹脂芯材8を内蔵している。樹脂芯材8は、その厚み方向に貫通する空洞を多数有するハニカム構造体である。 (もっと読む)


【課題】 樹脂芯材とその表面を覆う樹脂外皮とを熱溶融性表面材を介在させて溶着して一体化することにより、強度および剛性にすぐれた複合樹脂成形品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 樹脂芯材2を樹脂外皮で覆ってなる複合樹脂成形品である。樹脂芯材2とその表面を覆う樹脂外皮とを熱溶融性表面材13を介在させて溶着して一体化する。樹脂外皮の少なくともその一方の壁の外面が、ブロー成形時に加圧流体通路とするために形成した凹凸面12をなしている。樹脂芯材2は、その厚み方向に貫通する空洞を多数有するハニカム構造である。 (もっと読む)


【課題】優れた酸素吸収能、特に初期酸素吸収が早く、且つ、ゲルフィッシュアイの少ない透明性の酸素吸収性包装用フィルムを開発する。
【解決手段】ポリアミドと無水マレイン化ポリブタジエンとの反応生成物、遷移金属触媒及び融点が80℃以下のリン系酸化防止剤及び/又はフェノール系酸化防止剤を含有する酸素吸収性ポリアミド系樹脂組成物及び酸化防止剤を予め添加した液状の無水マレイン化ポリブタジエンをポリアミドに溶融混練することによる酸素吸収性ポリアミド系樹脂組成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂の中空成形体に座部材を一体に固着した座部材付き中空成形品であっても、中空成形体に一体に固着された座部材の表面が露出した座部材付き中空成形品およびそれを容易に得ることができる製造方法を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂の中空成形体に座部材3を一体に固着した座部材付き中空成形品である。中空成形品に一体に固着された座部材3は、その外周部分が中空成形品に固着されているとともに、座部材3はその少なくとも一面の外周部を除いた部分の面が露出している。座部材3は金属製の平ワッシャである。1は一方の金型、2は他方の金型、6はパリソン、7は押出ヘッドである。 (もっと読む)


【課題】 積層樹脂成形品に引きつれのような形状歪みが生じないようにして、特に成形精度が高く、剛性及び軽量性に優れた積層樹脂成形品を得る。
【解決手段】 分割形式の成形金型5、5間に、予め成形した定形の樹脂芯材2と、この定形の樹脂芯材2を挟んで対向させた外皮となる樹脂シート6、6と、この外皮となる樹脂シート6、6と金型のキャビティ9、9との間に断熱性シート4、4を介在するように配置する。次いで成形金型5、5を型締めして定形の樹脂芯材2に対し外皮となる樹脂シート6、6及び断熱性シート4、4を溶着させ積層構造とする過程で、外皮となる樹脂シート6、6と成形金型5、5のキャビティ9、9間に断熱層を形成して積層樹脂成形品を成形する。 (もっと読む)


【課題】 柔軟性、剛性、耐落下強度のバランスのとれた多層プラスチック容器を提供する。
【解決手段】 多層プラスチック容器1は、ガスバリア性樹脂からなる芯層5と、ポリオレフィン系樹脂からなる内層6および外層7とを備えている。内層6のポリオレフィン系樹脂はメタロセン系触媒を用いて重合された長鎖分岐構造を有するエチレン・α−オレフィン共重合体である。エチレン・α−オレフィン共重合体は190℃における溶融張力が4.5〜12gで、かつメルトフローレート(MFR)が1.0g/10分未満であるとともに、密度が0.921〜0.936で、かつ引張衝撃強度が800kJ/m以上である。 (もっと読む)


【課題】 成形品壁面の厚み方向における気泡径の標準偏差が40μm未満の均質な大きさの気泡セルを有し表面の平滑性が高い発泡ブロー成形品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 空調ダクト1は、発泡剤を混合させた熱可塑性樹脂をブロー成形することにより形成された発泡ブロー成形品である。発泡ブロー成形品を構成する壁面は複数の独立気泡構造の気泡セルを有する発泡状態であり、壁面の平均肉厚が3.5mm以下、発泡倍率が2.0倍以上でかつ、その外表面における中心線平均粗さRaが6.0μm未満である。壁面の厚み方向における気泡径の標準偏差は40μm未満である。 (もっと読む)


【課題】 低温時にカーテンエアバッグの展開等による衝撃が加わった場合であっても飛散割れを生じることのない薄肉かつ高発泡の軽量空調ダクトを提供する。
【解決手段】 ルーフサイドダクト1は、エアコンユニットより供給される空調エアを所望の部位へ通風させるための車両用の軽量空調ダクトである。軽量空調ダクトは、ポリプロピレン系樹脂と少なくとも5〜40wt%の水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーを混合させたブレンド樹脂により構成されており、発泡倍率2.0倍以上で独立気泡構造からなる発泡状態を有し、−10℃における引張伸度が40%以上で、かつ常温時における引張弾性率が1000kg/cm以上である。 (もっと読む)


【課題】 主体樹脂層を繊維層の空隙を埋める態様により溶着してなる積層樹脂成形品を構成することによって、特に剛性及び軽量性に優れた樹脂製ボード等の積層樹脂成形品を得る。
【解決手段】 積層樹脂成形品であるカーゴフロアボード1は、その樹脂成形品の本体を構成する主体樹脂層2と、主体樹脂層2の外側を構成する表皮層3と、主体樹脂層2に積層する繊維層4、4との層構成からなり、主体樹脂層2と表皮層3との間には熱溶着層5が積層されている。繊維層4、4は主体樹脂層2の表面および裏面側にそれぞれ配置されている。表皮層3は不織布であって主体樹脂層2の表面の装飾層をなしている。主体樹脂層2と繊維層4、4とは一体に加熱状態で圧着して、主体樹脂層2を繊維層4、4の空隙を埋める態様により溶着してなるものである。 (もっと読む)


【課題】 意匠面側となる表壁のヒケ発生予定部位をその裏面よりも先に固化させて、その後対応する裏面側を固化させて、意匠面となる表壁にヒケが生じるのを防止することができる熱可塑性樹脂成形品の成形用の金型及びその成形方法を提供する。
【解決手段】 中空二重壁パネル3の表壁4を成形するキャビティ5を有する一方の金型1と、裏壁6を成形するキャビティ7を有するとともに裏壁6の一部に表壁4に向けて凹状のリブ8を形成する凸部9を有する他方の金型2からなる分割金型により、熱可塑性プラスチックの中空二重壁パネル3をブロー成形する方法である。他方の金型2の凸部9は熱伝導性の低い硬質材で構成される。熱伝導性の低い硬質材は、高分子材料、ガラス又は木材の少なくともいずれかの材料である。一方の金型1は鉄、アルミニウム又は銅の少なくともいずれかの材料で構成される。 (もっと読む)


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