説明

キョーラク株式会社により出願された特許

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【課題】 ブロー成形により薄肉になる部分の荷重に対する強度低下をなくして、衝撃吸収体が押し潰され変形することによる安定した衝撃吸収性能を発揮させることができる車両用衝撃吸収体を提供する。
【解決手段】 衝撃吸収体1は、ブロー成形によって一体に成形された中空構造であり、中空部を有する本体と、この本体の互いに対向する第一壁4および第二壁5をそれぞれ他方へ向けて窪ませて互いの先端部を接合させた対をなす凹状リブ6、7を複数個有している。衝撃吸収体1を構成する壁面の隅部12または縁部14およびその両方の部分に、隅部12または縁部14にかかってその周辺に及ぶ形状の凹陥部13、15が形成されている。隅部12または縁部14にかかってその周辺に及ぶ形状の凹陥部13、15は、中空部に向けて切り込み状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】補強部材を固定部に容易に取り付けることができるとともに、ガタツキなく固定できるようにする。
【解決手段】中空板状体1は、ブロー成形された熱可塑性性樹脂製であって、間隔をおいて相対する表壁2および裏壁3と、表壁の周辺と裏壁の周辺との間に介在された周囲壁1aとを有しており、中空部9に配置した補強部材6を固定部4において固定することによって補強されている。裏壁3には、金属製筒状体からなる補強部材6が配置される部位に沿って、表壁に向かって窪んだ凹部からなる固定部4が互に間隔をおいて複数設けられており、金属製筒状体には、各凹部に先端が当接する突起部7aが前記裏壁に向かって突設されている。 (もっと読む)


【課題】 成形工程の簡素化を図り、併せて成形の時間的効率および成形の熱効率の向上を図ることができる発泡樹脂成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】 加熱溶融した発泡性樹脂組成物を押出ヘッド2から一対のシート状に押し出して分割形式の金型1、1間に溶融状態の発泡樹脂シート3、3として配置する。分割形式の金型1、1間には、表皮材5および芯材4を配置して、芯材4で補強された表皮付きの発泡樹脂成形品を成形する。芯材4は一対の発泡樹脂シート3、3の間に配置する。表皮材5は、一対の発泡樹脂シート3、3の一方の外面に対向させて配置して成形する。 (もっと読む)


【課題】成形後におけるインサート部材の開口加工にあたってインサート部材を閉じている壁部分を確実かつ精度良く切除することができるブロー成形におけるインサート方法を提供する。
【解決手段】筒状のインサート部品3を嵌挿するための凹溝4がキャビティ5に形成された分割型式の金型1,2を用いる。型開きした金型1のキャビティ5の凹溝4に筒状のインサート部品3を嵌挿して不動状態に保持する。金型1,2間にパリソン6を配置する。次いで型締めしたのちパリソン6内に加圧流体を導入してパリソン6をキャビティ5に沿って膨張させるとともに、パリソン6とインサート部品3のキャビティ5側端部9を溶着一体化させる。金型1,2を開放して成形品を取り出した後にインサート部品3のパリソンによって閉じられている部分13を後加工により切除して開口させる。 (もっと読む)


【課題】使用時には接着性が優れると共に、十分にリサイクル可能な表皮付きプラスチック成形体並びにその製造方法、及びプラスチック成形体への繊維表皮材の残留を抑制し、繊維表皮材をプラスチック成形体から確実に剥離可能な表皮付きプラスチック成形体の回収方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、プラスチック成形体10と、該プラスチック成形体10の一面に熱可塑性樹脂からなる接着剤層20を介して貼り付けられた繊維表皮材30と、を備えた表皮付きプラスチック成形体100であって、温度25℃における繊維表皮材30のプラスチック成形体10からの剥離強度が50N/25mm幅以上であり、かつ温度150℃における繊維表皮材30のプラスチック成形体10からの剥離強度が10N/25mm幅以下である表皮付きプラスチック成形体100である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、縦インナーリブと横インナーリブとの間に間隔が形成されてなく、縦インナーリブと横インナーリブとが一連となって一体化している曲げ剛性の高い中空二重壁構造体、及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】熱可塑性樹脂製の第一壁21と第二壁22とが離間してなる中空二重壁構造体Aであって、第一壁21と第二壁22との間に形成された空間Vに、縦インナーリブ11と、該縦インナーリブ11に直行する横インナーリブ12と、十字状の交差部13と、が形成され、縦インナーリブ11が交差部13を介して横インナーリブ12と結合しているとともに、交差部13と第一壁21との接合部の近傍に空部Hが形成されたリブ構造を有することを特徴とする中空二重壁構造体A。また、分割金型3を閉じる工程と、パリソンPを融着させる工程と、スライドコアを後退させる工程と、加圧流体を導入する工程と、を備える中空二重壁構造体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】樹脂成形品の取付時に、樹脂成形品に埋設されたボルト又はナットに高トルクを付与してもボルト又はナットの連れ回りを防止し、その結果、トルク管理を厳しくすることなく樹脂成形品の取り付けを可能にする。
【解決手段】樹脂成形品の形成時に樹脂中にボルト又はナットのスパナ掛部を鋳込んで成形するボルト又はナットの樹脂鋳込み構造において、樹脂成形品7aより硬質の樹脂13中にボルト22又はナット12のスパナ掛部22a,12aを鋳込み、硬質樹脂13で該スパナ掛部の外径を拡径した硬質樹脂成形体14,24を構成し、該硬質樹脂成形体を樹脂中に鋳込んで樹脂成形品7aを成形してなる。好ましくは、硬質樹脂成形体14,24の樹脂成形品7aとの接合面又はボルト22又はナット12の硬質樹脂成形体14,24との接合面に凹部13c又は凸部13dの少なくとも一方を形成する。 (もっと読む)


【課題】使用場所や用途が限定されず、安定して消臭機能を発揮できる鉄系消臭剤等を提供する。
【解決手段】板状のプラスチック成形品本体2の表面に表皮材3が積層されている。表皮材3は、目付重量が10ないし400g/mの布4の裏面に鉄系消臭剤5を付着したものであり、その鉄系消臭剤5が付着されている裏面がプラスチック成形品本体2の表面に接合されている。鉄系消臭剤5は、2価の鉄化合物、キレート剤、多孔物質および粒子径100nm以下の微粒子酸化チタンよりなる。この消臭性を有するプラスチック成形品1は鉄系消臭剤5が布4の表面に露出していないので、鉄系消臭剤5が直接空気にさらされないために耐久性が向上し、経時的に安定した消臭性能を発揮することができる。 (もっと読む)


【課題】シリンダ本体およびピストンをそれぞれ一体構成として、再使用を不能とする機能を損なわず構成の簡素化を図ることができる使い捨て注射器を提供する。
【解決手段】使い捨て注射器1は、円筒状のシリンダ本体2と、ピストン3とを有する。シリンダ本体2には円周方向に略180°離間した部位に一対の係止歯4,4を有する。ピストン3には一対の係止歯4,4に対応した部位に一対の係止爪5,5を有する。シリンダ本体2とピストン3とを相対的に回転させることにより一対の係止歯4,4および一対の係止爪5,5が係止されて、シリンダ本体2に対してピストン3が前後方向に移動可能な位置からピストン3が前方向のみ移動可能とする。 (もっと読む)


【課題】バリ切断部位に加わる切断刃の荷重による変形歪みが周辺に波及するのを防止し、開口部の寸法精度を大きく向上させることができるバリ除去構造およびそのバリ取り方法を提供する。
【解決手段】ダクト1は、ブロー成形された樹脂製の中空体の不要部分であるバリ2をブロー成形後に切断するバリ除去構造を備えた中空体である。ダクト1のバリ切断部位4には、それに沿って少なくともバリ2側または製品側(本体部分側)に撓み抑制構造5を備えている。ダクト1のバリ切断部位4に沿ってバリ2側に備える撓み抑制構造5は、補強リブを構成する1つまたは2つ以上の凹部6で構成されている。 (もっと読む)


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