説明

愛知製鋼株式会社により出願された特許

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【課題】低剛性かつ高強度であり、かつ、衝撃特性に優れたタイロッドエンドおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】軸部2と第1取付部3と第2取付部4とを持つ鋼製タイロッドエンド1の軸部2に径方向断面積の小さい最小面積部26を設け、かつ、最小面積部26の鋼組織の90%以上をマルテンサイトまたは焼戻しマルテンサイトで構成する。最小面積部26の表面硬さおよび径方向断面の平均硬さを600Hv以下にし、第1取付部3の径方向断面の平均硬さおよび第2取付部4の径方向断面の平均硬さを300Hv以下にする。また、鋼製タイロッドエンド1の製造方法に、軸予定部のみを高周波にてオーステナイト化温度にまで加熱した後に水または冷却媒によって急冷する焼入れ工程を設ける。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単で、小型のローリングミル装置を提供することを課題とする。
【解決手段】ローリングミル装置1は、自身の軸周りに回転可能な単一のメインロール60と、メインロール60の径方向外側に配置されリング状のワークW2が環装される複数のマンドレル61L、61Rと、を備える。ローリングミル装置1は、メインロール60とマンドレル61L、61Rとの間隔を狭めることにより、ワークW2の径方向肉厚を薄くする。ワークW2の加工時において、複数のマンドレル61L、61Rは不動である。ローリングミル装置1は、さらに、複数のマンドレル61L、61Rの各々に対して、メインロール60を近接させるメインロール移動装置3を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ワーク置き場にワークを置く際に、ワークが受ける衝撃を小さくすることができ、かつ電気的構成が簡単なロボットハンド装置を提供することを課題とする。
【解決手段】ロボットハンド装置1は、アーム部2とハンド部3とワーク置き場4とを備えており、ワークWを所定の場所からワーク置き場4まで搬送する搬送モードと、ワークWを解放しワーク置き場4に置く載置モードと、に切り替え可能である。ロボットハンド装置1は、アーム部2、ハンド部3、ワーク置き場4、ワークWのうち、少なくとも一つを導通経路とする電気回路50を備えている。載置モードにおいては、ハンド部3に把持されたワークWがワーク置き場4に既に置かれているワークWに接触することにより、電気回路50が導通し、電気回路50の導通をトリガーとして、ハンド部3がワークWを解放する。 (もっと読む)


【課題】感度が高く、小型化を図ることができるマグネトインピーダンスセンサ素子を提供すること。
【解決手段】マグネトインピーダンスセンサ素子1は、基体2と、磁性アモルファスワイヤ3と、被覆絶縁体4と、検出コイル5と、端子搭載面61を有する端子台6と、端子搭載面61に形成したワイヤ用電極端子11及びコイル用電極端子12と、ワイヤ用電極端子11と磁性アモルファスワイヤ3に設けた一対のワイヤ通電端31とを電気的に接続するワイヤ用接続配線110と、コイル用電極端子12と検出コイル5に設けた一対のコイル通電端51とを電気的に接続するコイル用接続配線120とを有する。端子搭載面61は、その法線が磁性アモルファスワイヤ3の長手方向成分を有し、磁性アモルファスワイヤ3の長手方向における、磁性アモルファスワイヤ3の両端の間に配置されている。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造設備で鋳造された鋳片の内部割れを防止しながら圧下して中央部に発生した空孔を圧着し、内部品質の良好な鋳片をコンパクトな装置にて製造することが可能な凝固後鋳片のロール圧下方法を提供する。
【解決手段】鋳片11が完全凝固した後でその切断前に、鋳片11の表面温度が700℃以上1000℃以下で、鋳片11の内部中心と表面との温度差が250℃以上となる領域を回転する上、下ロール12、13で挟んで圧下する。ここで、上、下ロール12、13のいずれか一方又は双方は、幅方向の中央に水平部32、水平部32の両側に傾斜部33を備えた圧下用突出領域34を有し、鋳片11の圧下幅は鋳片11の幅の5%以上40%以下、圧下量は鋳片の厚みの2%以上20%以下、圧下用突出領域34の下降及び上昇速度は5mm/sec以下(但し0mm/secは除く)とするのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】
3次元磁気センサの小型化、薄型化を図るために、高さの小さいZ軸用マグネトインピーダンスセンサ素子を提供すること。
【解決手段】
Z軸用マグネトインピーダンスセンサ素子は、非磁性体からなる基板と磁性アモルファスワイヤと磁性アモルファスワイヤ被覆絶縁体と磁性アモルファスワイヤ被覆絶縁体の周囲に形成された検出コイルと、これらを被覆する矩形状の素子絶縁体とを有し、素子絶縁体の端面に電極端子を有するものである。 (もっと読む)


【課題】大きなコスト増加なしに、異物が混入した潤滑環境下で用いられる転動部品として適用した場合にも、長寿命化を達成することができる転動部品及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.90%〜1.10%、Si:0.35%超〜0.70%、Mn:0.80%未満、Cr:1.85%〜2.50%、O:12ppm以下を含有する鉄鋼材料に対して、球状化焼鈍、加工、浸炭浸窒処理、仕上げ加工を施すことにより形成される転動部品。表面における平均C量は1.20〜1.50質量%、平均N量は0.10〜0.60質量%。表面における粒径0.1μm以上の析出物は、平均粒径が0.6μm以下、1mm2あたりに70万個以上存在、面積率は10%以上。表面の残留オーステナイト量は、体積率で25〜45%。表面の硬さはHv750以上。転動部品の内部は、残留オーステナイト量が体積率で20%以下。 (もっと読む)


【課題】金属ベルトが摺動する摺動面におけるすべりを伴う高面圧の繰り返し負荷及び摺動発熱による表面硬度低下、疲労亀裂を伴う摩耗を抑制することができる、耐摩耗性に優れたベルト式CVT用プーリーを提供すること。
【解決手段】ベルト式無段変速機(ベルト式CVT)1におけるベルト3と摺動する摺動面21を有し、素材の鋼としてJIS G 4053に規定されているクロム鋼又はクロムモリブデン鋼を用いて製造されたベルト式CVT用プーリー2である。摺動面21は、表面粗さRa(μm)が0.8μm以下であり、表面硬度H(Hv)が、(表面硬度H)≧500(表面粗さRa)+650を満たす範囲である。摺動面21から深さ20〜30μmの平均残留オーステナイト量は15〜40%である。摺動面21の表面粗さRaが0.3μm以下という条件、及び最表面の残留オーステナイト量が10%以下という条件のうちの少なくとも一方の条件を満足する。 (もっと読む)


【課題】
連続搬送式誘導加熱装置で被加熱物を高温に加熱した際に生じる被加熱物どうしの凝着や、トラブル等で成形機が停止する場合に焼ざまし材が生じるのを防止するための誘導加熱装置及び該誘導加熱装置を用いた加熱方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
熱間鍛造用素材である被加熱物を加熱する誘導加熱装置において、複数の被加熱物を順次搬送しながら加熱を行う連続搬送式誘導加熱炉と、複数の加熱コイルを多列に備え、該連続搬送式誘導加熱炉で加熱した被加熱物を、個々に多行多列に収納し加熱する多数収納型誘導加熱炉と、該多数収納型誘導加熱炉の加熱コイルと同数・同位置の均熱保温室が設けられ、該多数収納型誘導加熱炉で加熱した被加熱物を、個々に多行多列に収納し均熱・保温することが可能な多数収納型均熱保温炉とを備える。 (もっと読む)


【課題】鋳造片の中心域の成分偏析に起因して存在する巨大炭化物を短時間の加熱で拡散消滅させるため、加熱処理を2段階方式として効率的にソーキング処理を施し、炭化物が均一分散したミクロ組織を有し、優れた転動疲労特性を有する高炭素クロム軸受鋼の製造方法を提供すること。
【解決手段】高炭素クロム軸受鋼を製造する方法である。鋳造によって得られた鋳造片を加熱設備に装入し、鋳造片の中心域温度を鋳造後の固相線温度〜固相線温度より50℃低い温度域まで昇温させ、この温度域で1〜4時間保持するという予備加熱処理工程と、予備加熱工程後に、鋳造片温度を加熱設備にて1200〜1280℃まで昇温させ、この温度域で0.5〜4時間保持する本加熱処理工程とを有し、2段階温度域でソーキング処理を行う。予備加熱処理工程で、処理を施すことにより、予備加熱処理後の鋳造片中心域の固相線温度を1200℃以上まで上昇させることが好ましい。 (もっと読む)


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